JP3187981U - 載置物落下防止ベルト用保持具 - Google Patents
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Abstract
【課題】地震発生時等において棚に載置したファイルや商品等の物品が棚より落下するのを防止するための載置物落下防止ベルトにおいて、垂れ下った調節用ベルトを張架ベルトと一体に保持する、載置物落下防止ベルト用保持具を提供する。
【解決手段】張架ベルト6を挿通してスライド自在な偏平筒の外周面に面ファスナー2を配設した保持具1と、保持具1の面ファスナー2と対面して係合できる面ファスナー11を調節用ベルト10の先端部に配設して構成し、フランスカン8にて張架ベルト4を張設した後に調節用ベルト10の面ファスナー11を保持具1の面ファスナー2と係合して弛みを取り張架ベルト4と一体に保持することができる構造とする。
【選択図】図1
【解決手段】張架ベルト6を挿通してスライド自在な偏平筒の外周面に面ファスナー2を配設した保持具1と、保持具1の面ファスナー2と対面して係合できる面ファスナー11を調節用ベルト10の先端部に配設して構成し、フランスカン8にて張架ベルト4を張設した後に調節用ベルト10の面ファスナー11を保持具1の面ファスナー2と係合して弛みを取り張架ベルト4と一体に保持することができる構造とする。
【選択図】図1
Description
本考案は、地震発生時等において棚に載置したファイルや商品等の物品が当該棚より落下するのを防止するための載置物落下防止ベルトにおいて、垂れ下った調節用ベルトを張架ベルトと一体に保持する、載置物落下防止ベルト用保持具に関するものである。なお、本説明における調節用ベルトとは結合手段としてのフランスカンを通した後の長さ調節を行う部分のベルトを指し、張架ベルトとは支柱に固定したベルトの端部から前記フランスカンまでの部分のベルトを指すものとする。
従来、オフィスや工場を始めあらゆる場所においてファイルや商品等の物品を木製棚やスチール製棚に載置して整理保管している。
地震発生時等において上記棚に載置したファイルや商品等の物品が当該棚より落下するのを防止するための方法として、当該棚自体が転倒するのを防止すべく、棚の支柱や天板をワイヤーや金具等により床や壁等に固定していた。
しかしながら、上記方法では大きな地震、特に横揺れが激しい地震の場合、棚自体は床や壁等に固定されて転倒しなくとも、棚板に載置したファイルや商品等の物品が落下する危険性がある。このような危険性を防止すべく、本願出願人による実用新案登録第3170539号公報の考案の名称「載置物落下防止具」では、上下棚板で形成される載置空間の略中間の高さにおいて、オス側ワンタッチバックルを係着したベルトとメス側ワンタッチバックルを係着したベルトをそれぞれ左右の側板(支柱)に固定し、前記それぞれのワンタッチバックルを嵌着したときに緩みなく左右の側板(支柱)間の前面にベルトを張設して載置物の落下防止を図ることを特徴とした、載置物落下防止具について記載した。
上記公報において、ワンタッチバックルに係着したベルトの長さは、当該ワンタッチバックルを嵌着したときに緩みなく張設できるように予め調節され、端部のベルトはベルト留めにて保持されている。結合手段として前記ワンタッチバックルを使用する場合は問題ないものの、フランスカンを使用する場合には調節用ベルトを当該フランスカンとローレット軸の間に通して張設するため、ある程度の長さの調節用ベルトが必要になる。このため、張設後は前記調節用ベルトが垂れ下がり、邪魔となるばかりか美観を損ねるという問題点があった。
本考案は、上記問題点を解決するために成されたものであり、地地震発生時等において棚に載置したファイルや商品等の物品が当該棚より落下するのを防止するための載置物落下防止ベルトにおいて、垂れ下った調節用ベルトを張架ベルトと一体に保持する、載置物落下防止ベルト用保持具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案の載置物落下防止ベルト用保持具は、張架ベルトを挿通してスライド自在な偏平筒の外周面に面ファスナーを配設した保持具と、前記保持具の面ファスナーと対面して係合できる面ファスナーを調節用ベルトの先端部に配設して構成し、フランスカンにて張架ベルトを張設した後に調節用ベルトの面ファスナーを保持具の面ファスナーと係合して弛みを取り張架ベルトと一体に保持することができる構造とする。
本考案の載置物落下防止ベルト用保持具を用いれば、地震発生時等において棚に載置したファイルや商品等の物品が当該棚より落下するのを防止するための載置物落下防止ベルトにおいて、垂れ下った調節用ベルトを張架ベルトと一体に容易且つ安価に保持することができるという効果を奏する。
本考案を実施するための最良の形態を図を用いて説明する。
図1は本考案の載置物落下防止ベルト用保持具の使用状態を示した図であり、(a)は使用前の状態、(b)は使用後の状態である。また、図2は本考案の載置物落下防止ベルト用保持具の外形図である。図2および図1の(a)に示すように、本考案の載置物落下防止ベルト用保持具は、張架ベルト6を挿通してスライド自在な偏平筒3の外周面に面ファスナー2を配設した保持具1と、前記保持具1の面ファスナー2と対面して係合できる面ファスナー11を調節用ベルト10の先端部に配設して構成する。前記面ファスナー2と面ファスナー11は一般的にフック側とループ側を対にして使用するが、各面ファスナー2と面ファスナー11にどちら側を使用するかは任意で構わない。
図1の(a)は調節用ベルト10をフランスカン8とローレット軸9の間に通して張設したままの状態を示しており、当該調節用ベルト10は垂れ下ったままである。また、図1の(b)は調節用ベルト10の先端部に配設された面ファスナー11を保持具1の面ファスナー2と係合して弛みを取り張架ベルト6と一体に保持している状態である。前記保持具1は張架ベルト6内を自在にスライドできるため、調節用ベルト10の先端部に配設された面ファスナー11と対面できる位置に容易に移動することができる。
図3は本考案の載置物落下防止ベルト用保持具を実装しない状態の棚の正面図である。左右の支柱13間において複数の上下棚板12で形成される各載置区間の前面に載置物落下防止ベルトを張設する場合、物品15の前面にベルトを張設すべく左側の支柱13に固定金具5をボルト14にて固定し、張架ベルト4の左端部を前記固定金具5に巻着してベルト留め7にて保持すると共に張架ベルト4の右端部をフランスカン8に巻着してベルト留め7にて保持する。また、右側の支柱13に固定金具5をボルト14にて固定し、張架ベルト6の右端部を前記固定金具5に巻着してベルト留め7にて保持する。物品15を載置した後、前記張架ベルト6の左側の調節用ベルト10をフランスカン8とローレット軸9の間に通して張設することにより、前記物品15の落下防止を図ることになるが、調節用ベルト10が垂れ下がって邪魔となるばかりか美観を損ねている。
図4は本考案の載置物落下防止ベルト用保持具を実装した状態の棚の正面図である。該状態においても載置物落下防止ベルトを張設方法は上記方法と同様であるが、右側の張架ベルト6にはスライド自在で面ファスナー2を配設した保持具1が挿通され、さらに当該張架ベルト6のフランスカン8とローレット軸9の間を通った後の調節用ベルト10の先端部にも面ファスナー11が配設されている。そこで、前記調節用ベルト10を張架ベルト6に重ねて折り返し、保持具1を調節用ベルト10の先端部の面ファスナー11と対面する位置までスライドして係合することにより張架ベルト6と一体に保持することができるため、調節用ベルト10が邪魔になることもなく美観を損ねることもない。
なお、上記にて説明した載置物落下防止ベルト用保持具の形状や構造に関する権利内容は、実施例に限定することなく同等の機能を有する全てのものを包含するものである。
1 保持具
2 面ファスナー
3 偏平筒
4 張架ベルト
5 固定金具
6 張架ベルト
7 ベルト留め
8 フランスカン
9 ローレット軸
10 調節用ベルト
11 面ファスナー
12 棚板
13 支柱
14 ボルト
15 物品
2 面ファスナー
3 偏平筒
4 張架ベルト
5 固定金具
6 張架ベルト
7 ベルト留め
8 フランスカン
9 ローレット軸
10 調節用ベルト
11 面ファスナー
12 棚板
13 支柱
14 ボルト
15 物品
Claims (1)
- 張架ベルトを挿通してスライド自在な偏平筒の外周面に面ファスナーを配設した保持具と、前記保持具の面ファスナーと対面して係合できる面ファスナーを調節用ベルトの先端部に配設して構成し、フランスカンにて張架ベルトを張設した後に調節用ベルトの面ファスナーを保持具の面ファスナーと係合して弛みを取り張架ベルトと一体に保持することができる構造としたことを特徴とする、載置物落下防止ベルト用保持具。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3187981U true JP3187981U (ja) | 2013-12-26 |
Family
ID=
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017226237A (ja) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | 株式会社 34 | ベルト型ライフジャケットに用いられるストッパー |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017226237A (ja) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | 株式会社 34 | ベルト型ライフジャケットに用いられるストッパー |
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