JP3187873B2 - 超音波モータ駆動回路 - Google Patents

超音波モータ駆動回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、超音波モータ駆動回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の超音波モータ駆動回路としては、
例えば図6に示すようなものがある(特開昭62−13
5280号公報)。同図において、10は被駆動超音波
モータであり、弾性体の一面に圧電体14が固着された
固定子と、その弾性体の他面に加圧接触された回転体と
で構成されている。圧電体14は、その厚み方向に交互
に分極が行われ、この分極の行われた圧電体14は、2
つの電極A,B群にまとめられている。2つの電極A,
Bに90°位相のずれた高周波電圧を印加することによ
り圧電体14が励振され、弾性体の他面に進行性振動波
が発生して回転体が回転駆動されるようになっている。
【0003】そして、これを駆動する駆動回路が次のよ
うに構成されている。即ち、31は高周波発振器、32
は増幅機であり、両者で単相の高周波電圧発生装置33
が構成されている。高周波電圧発生装置33の出力Va
は、一方は直接超音波モータ10の電極Aに印加され、
他方は、インダクタ34を介して電極Bに印加されてい
る(Vb)。また、電極Bと接地Eとの間にはインダク
タ35が接続されている。2個のインダクタ34,35
は、その値を適切に選ぶことにより、圧電体14を含む
超音波モータ10内部の静電容量分と抵抗分を整合さ
せ、電極Bに印加する高周波電圧Vbを Vb(t)=Va・(t−T/4) として、位相を90°ずらすためのものである。ここに
Tは高周波電圧の周期である。つまり、(イ)高周波電
圧VaとVbの振幅値が同じ(振幅条件)、(ロ)高周
波電圧VaとVbの位相がT/4(90°)異なる(位
相条件)、という条件が満されるようにして単相の高周
波電圧発生装置33で超音波モータ10の駆動を可能に
している。また、インダクタ34,35を可変とし、モ
ータ負荷が異なる場合にも上記2条件を満たすような構
成となっている。36は、力率改善用のインダクタ又は
キャパシタである。上述のように、従来の超音波モータ
駆動回路は、単相の高周波電圧発生装置33で超音波モ
ータ10の駆動を可能にして、回路構成の簡易化を図っ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記(イ),
(ロ)の2条件を変化させる要素はモータ負荷の変化以
外にも、温度による共振点の変化の基づく駆動周波数の
変化、超音波モータの温度による束縛キャパシタンスの
変化等がある。ここに、束縛キャパシタンスとは圧電体
の形状から定まるキャパシタンスに超音波モータの駆動
に用いている振動形態以外の振動による影響分を加えた
キャパシタンスを意味する。
【0005】このため、従来の超音波モータ駆動回路
は、駆動中の超音波モータの状況変化(モータ負荷、駆
動周波数、束縛キャパシタンス変化)による前記
(イ),(ロ)の2条件を満足するための素子値変化
に、リアルタイムに対応することができず、超音波モー
タを常に最適状態で駆動することができないという問題
があった。
【0006】そこで、この発明は、広い範囲の状況下で
も常に最適状態で超音波モータの単相駆動が可能な超音
波モータ駆動回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するために、弾性体の一面に複数の圧電体が固着され
た固定子と、前記弾性体の他面に加圧接触された回転体
とを備えた超音波モータにおける前記複数の圧電体に単
相の高周波電圧発生手段により所定量位相の異なる位相
条件を持つ交流電圧を印加して前記弾性体に前記回転体
駆動用の進行性振動波を発生させる超音波モータ駆動回
路であって、前記超音波モータの共振周波数及び等価抵
抗の変化を検出して当該超音波モータの最適駆動状態か
らの変化を検出する逸脱検出手段と、前記圧電体の束縛
キャパシタンスの温度変化を補償するとともに前記逸脱
検出手段の検出結果に基づいて前記位相条件を保持する
ように前記交流電圧相用のクリアランス及び前記等価
抵抗の変化を補正する逸脱補正手段とを有することを要
旨とする。
【0008】
【作用】上記構成において、超音波モータの駆動中にお
ける共振周波数及び等価抵抗の変化が逸脱検出手段で検
出されて最適駆動状態からの変化が検出される。逸脱補
正手段で圧電体の束縛キャパシタンスの温度変化が補償
され、また逸脱検出手段の検出結果に基づいて複数の圧
電体に印加する交流電圧移相用のリアクタンス及び等価
抵抗の変化が位相条件を保持するようにリアルタイムで
補正される。これにより、広い範囲の状況下でも常に最
適状態で超音波モータの単相駆動が可能となる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0010】まず、図4及び図5を用いて、超音波モー
タの駆動原理から説明する。図4は、超音波モータ10
の構造例を示している。同図において、11はケースで
あり、ケース11内に固定子12及び回転体18が収容
されている。固定子12は弾性体13の一面に分割され
て2群にまとめられた圧電体14が固着されることによ
り構成され、回転体18は弾性体13の他面に加圧接触
されている。2群にまとめられた圧電体14に90°位
相のずれた高周波電圧を印加することにより、弾性体1
3に進行性振動波が発生し、回転体18が回転駆動され
るようになっている。19はスラストボール、21,2
2はスラストボール受け、23は回転体18を弾性体1
3に加圧接触させる皿ばね、24はシャフト、25はラ
ジアルベアリングである。
【0011】図5は、圧電体14の構成を示している。
圧電体14はリング形状をしており、周方向に駆動次数
の定在波長の1/2の間隔で分割されている。そして隣
合う領域で逆向きになるように厚み方向に分極されてい
る。分極の行われた圧電体はA,Bの2つの領域にまと
められ、それぞれ電極A,電極Bに接続されている。ま
た、A領域とB領域の間には1/4波長と、3/4波長
の電極15,16が形成されている。これらの圧電体の
電極が形成されている面の反対面はすべて接続されて接
地電極が形成されている。また、図5には図示省略され
ているが固定子12にはモニタ電極が取付けられてい
る。
【0012】このような圧電体14が固着された固定子
12における進行性振動波の形成原理を説明する。
【0013】電極AにVa=A・cos ωtなる電圧
を印加すると圧電体14には定在波が形成される。図5
の点aからθの位置の振幅Uaは Ua=A’・cos nθ・cos ωt で表わされる。ここでnは定在波の次数である。
【0014】一方、電極Aとθpだけ異なる位置にある
電極BにVb=B・cos(ωt−θt)なる電圧を印
加すると、点aからθの位置の圧電体の振幅Ubは Ub=B’・cos(nθ−θp)・cos(ωt−θt) で表わされる。両電圧Va,Vbを同時に印加すると圧
電体の振幅Ua+bは Ua+b =Ua+Ub =(A’/2)cos(ωt−nθ) +(B’/2)cos((ωt−nθ)−(θp−θt)) =(A’/2)cos(ωt+nθ) +(B’/2)cos((ωt−nθ)−(θp−θt)) となる。ここで θp=θt=π±π/2 A’=B’ のとき、つまり A領域の圧電体とB領域の圧電体の位相がπ±π/2だ
け異なり、電極Aと電極Bに印加する電圧の位相(A
相,B相)がπ±π/2だけ異なり、また、電極Aと電
極Bに印加する電圧の振幅が同じのとき、 Ua+b =A’・cos(ωt−nθ) もしくは、 Ua+1=A’・cos(ωt−nθ) となる。従って、超音波モータ駆動回路においては、2
相の出力電圧の (イ)振幅値が同じ(振幅条件) (ロ)位相差が±π/2(位相条件) となるような構成としなければならない。
【0015】以上を踏まえて、この発明の実施例を説明
する。
【0016】図1は、超音波モータ駆動回路の全体構成
を示すブロック図である。同図において、1はマイコ
ン、2はD/A変換器、3は電圧制御発振器(VCO)
であり、これら3者からなる周波数制御回路部20で駆
動周波数信号を昇圧回路4に出力するようになってい
る。駆動周波数は、モニタ電極17で検出された超音波
モータ10の駆動状態を示すモニタ電圧が整流回路8で
整流され、A/D変換器9でディジタル信号に変換され
たデータからマイコン1により決定される。昇圧回路5
は、VOC3の出力をモータ駆動に必要な高電圧に昇圧
し、負荷検出回路7を介して超音波モータ10のA相電
極と受動移相回路5に出力するようになっている。即
ち、周波数制御回路部20と昇圧回路4で単相の高周波
電圧発生手段が構成されている。
【0017】負荷検出回路7は超音波モータ10の等価
抵抗を電流値により検出するための検出回路であり、例
えば抵抗値の十分小さいシャント抵抗により検出するよ
うになっている。超音波モータ10の負荷が大きくなれ
ば、その等価抵抗値も大きくなるので、一定電圧入力で
あるA相の電極に入力する電流値を検出すれば超音波モ
ータ10の等価抵抗値が分ることになる。負荷検出回路
7で検出された負荷情報はマイコン1に入力されてい
る。マイコン1は現在出力している駆動周波数のデータ
と負荷検出回路7からの等価抵抗値のデータから超音波
モータ10の最適駆動状態からの逸脱を検出する。即
ち、負荷検出回路7とマイコン1で逸脱検出手段として
の逸脱検出部30が構成されている。
【0018】受動移相回路5は、昇圧回路4の出力電圧
をマイコン1からの指令に従い常に最適に移相シフトさ
せて超音波モータ10のB相電極に加えるものであり、
図3に示すように可変インダクタンス部L1 と可変抵抗
回路部R1〜Rnで構成されている。6は圧電体の束縛
キャパシタンスの温度変化を補償する温度補償用キャパ
シタであり、A相電極、B相電極と接地間に接続されて
いる。上述のマイコン1、受動移相回路5及び温度補償
用キャパシタ6で逸脱補正手段としての逸脱補正部40
が構成されている。
【0019】次に、上述のように構成された超音波モー
タ駆動回路の動作を説明する。
【0020】図1の例では、振動振幅制御による超音波
モータ駆動法がとられている。
【0021】まず、基本動作を説明する。モニタ電極1
7で超音波モータ10の振動量を示すモニタ電圧が検出
され、整流回路8で整流されたのち、A/D変換器9で
ディジタル信号に変換される。この信号は、マイコン1
に入力される。マイコン1はこの信号データから、超音
波モータ10の振動量が目標振動量であるか否かを判断
して、次の瞬間の駆動周波数を現駆動周波数に対し、ど
う変化させるかを決定し、そのデータをD/A変換器2
に出力する。そのデータはD/A変換器2→VCO3と
流れ、ディジタル信号→アナログ信号→周波数と変換さ
れ、モータ駆動周波数を発生させる。昇圧回路4は、V
OC3の出力電圧を昇圧し、モータ駆動に必要な高電圧
を発生させる。
【0022】昇圧回路4の出力電圧は、一方は負荷検出
回路7を経て超音波モータ10のA相電極に印加され、
もう一方は受動移相回路5で振幅を同じにしたまま90
°移相されて超音波モータ10のB相電極に印加され
る。負荷検出回路7では、超音波モータ10の等価抵抗
が電流値により検出され、この検出出力はマイコン1に
入力され、マイコン1に超音波モータ10の負荷(等価
抵抗値)情報が与えられる。マイコン1は現在出力して
いる周波数データと負荷検出回路7からの等価抵抗値の
データから受動移相回路5の最適素子条件を計算し、受
動移相回路5の受動素子値を最適値に切換える。
【0023】次に、超音波モータ10の複数相の駆動電
圧の最適状態からの逸脱検出とその補正を述べる。図2
は、共振周波数駆動時の超音波モータ10の等価回路と
受動移相回路5である。ここで、受動移相回路5の移相
条件(A相電圧とB相電圧の移相が90°異なり(位相
条件)、振幅が等しい(振幅条件)を満たすような受動
素子値は、共振周波数ωr、等価抵抗R及び束縛キャパ
シタンスCの関数になる。
【0024】これを、この実施例では、受動移相回路を
共振周波数ωr、等価抵抗Rに対して能動的に敏感な構
成とし、また束縛キャパシタンスCと並列に温度補正用
キャパシタCcを接続してその合成キャパシタンスCs
が温度変化しない構成とすることで、移相条件を満た
し、常に単相駆動を可能としている。
【0025】超音波モータ10の束縛キャパシタンスC
は温度により変化するので、温度依存性を補償する。温
度補償用キャパシタCc6は束縛キャパシタンスCの温
度特性と逆の温度特性を持つものであり、その合成キャ
パシタンスCsは温度変化が十分小さくなるようにして
おく。そうすることで、移相条件においてキャパシタン
ス変化を考慮しなくてもよいことになる。
【0026】逸脱検出部30では、マイコン1が現在出
力している駆動周波数をそれ自身で決定しているので、
周波数を検出する必要はない。超音波モータ10の等価
抵抗Rは負荷検出回路7で検出される。超音波モータ1
0の負荷が大きくなれば、その等価抵抗値を大きくなる
ので、一定電圧入力であるA相電極に入力する電流値を
検出すれば、超音波モータ10の等価抵抗値が分る。負
荷検出回路7を構成しているシャント抵抗の値は十分小
さいので、これによる位相変化はない。負荷検出回路7
の検出結果はマイコン1に入力される。マイコン1は以
上のように検出された、超音波モータ10の等価抵抗と
駆動周波数のデータを用いて、移相条件(位相条件・振
幅条件)を満たすように逸脱補正部40をコントロール
する。
【0027】図3は、超音波モータ10の共振周波数駆
動時の等価回路と逸脱補正部40を示している。マイコ
ン1は、前述のように逸脱検出部30のデータを基に移
相条件を持たすインダクタンスを計算し、可変インダク
タンスL1 におけるd1 〜dnのどの接点を接地電位に
するかを決定し、その接点と接続されているスイッチン
グ素子(パワートランジスタ)26a〜26nをオンさ
せることで最適なインダクタンス値を実現する。その他
のスイッチング素子はオフにしておく。同時に、超音波
モータ10と並列に接続された可変抵抗回路部の抵抗値
も移相条件を満たすように変化させる。可変抵抗回路部
抵抗R1 〜Rnは異なる抵抗値を持っている。オンにす
るスイッチング素子27a〜27nをマイコン1で選択
することにより、駆動周波数ωが変化しても、インダク
タンスL0 を変化させる必要がないように超音波モータ
10の等価抵抗Rと可変抵抗回路部抵抗値Rvの合成抵
抗RSを最適に切換える。
【0028】本構成においては、単相駆動のための受動
素子の条件は L0 =R/ω(振幅条件) L1 =L0 /ω2 0 C−1(位相条件) である。
【0029】以上まとめると、逸脱検出は、共振周波数
ωrの変化の検出と、負荷(超音波モータの等価抵抗
R)の検出によって行う。そして共振周波数ωrの変化
の検出はマイコン1がもっている駆動周波数の情報を用
いる。また負荷の検出は移相しない相(A相)の電極の
上流に電流の検出手段(負荷検出回路7)を設けて、そ
れから超音波モータの等価抵抗Rを算出する。
【0030】逸脱補正は、移相条件を満たすように、受
動移相回路5のリアクタンスを変化させる。移相条件を
満たすように、超音波モータ10と並列に接続した可変
抵抗回路部の抵抗値を変化させる。圧電体の束縛キャパ
シタンスの温度特性と逆の特性を持つ補償キャパシタン
スを圧電体と並列接続し、その合成容量が変化しない構
成とするという方法によって行う。
【0031】なお、この方法は、能動移相回路を用いた
場合にも利用できる。共振周波数で駆動している時は超
音波モータの等価インピーダンスは非常に小さくなるた
め、能動移相回路の出力インピーダンスが無視できなく
なる。これを補正するのにも本実施例の考え方は使用可
能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、超音波モータの共振周波数及び等価抵抗の変化を
検出して当該超音波モータの最適駆動状態からの変化を
検出する逸脱検出手段と、超音波モータにおける圧電体
の束縛キャパシタンスの温度変化を補償するとともに前
記逸脱検出手段の検出結果に基づいて位相条件を保持す
るように圧電体に印加する交流電圧移相用のリアクタン
ス及び前記等価抵抗の変化を補正する逸脱補正手段とを
具備させたため、駆動中の超音波モータの負荷、共振周
波数及び束縛キャパシタンス等の変化をリアルタイムで
補正することができて広い範囲の状況下でも常に最適状
態で超音波モータの単相駆動が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る超音波モータ駆動回路の実施例
を示すブロック図である。
【図2】本実施例における超音波モータの等価回路と受
動移相回路の接続関係を示す図である。
【図3】本実施例における超音波モータの等価回路と逸
脱補正部の接続関係を示す図である。
【図4】本実施例における超音波モータの構造を示す縦
断面図である。
【図5】上記超音波モータにおける圧電体の配置例を示
す図である。
【図6】従来の超音波モータ駆動回路を示す回路図であ
る。
【符号の説明】 1 昇圧回路 5 受動移相回路 6 温度補償用キャパシタ 7 負荷検出回路 10 超音波モータ 12 固定子 13 弾性体 14 圧電体 18 回転体 20 昇圧回路とともに単相の高周波電圧発生手段を構
成する周波数制御回路部 30 逸脱検出部(逸脱検出手段) 40 逸脱補正部(逸脱補正手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 聡 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 任田 正之 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 関口 悟 神奈川県横浜市戸塚区東俣野町1760番地 自動車電機工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−148082(JP,A) 特開 平2−111275(JP,A) 特開 昭63−171175(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02N 2/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性体の一面に複数の圧電体が固着され
    た固定子と、前記弾性体の他面に加圧接触された回転体
    とを備えた超音波モータにおける前記複数の圧電体に単
    相の高周波電圧発生手段により所定量位相の異なる位相
    条件を持つ交流電圧を印加して前記弾性体に前記回転体
    駆動用の進行性振動波を発生させる超音波モータ駆動回
    路であって、 前記超音波モータの共振周波数及び等価抵抗の変化を検
    出して当該超音波モータの最適駆動状態からの変化を検
    出する逸脱検出手段と、 前記圧電体の束縛キャパシタンスの温度変化を補償する
    とともに前記逸脱検出手段の検出結果に基づいて前記位
    相条件を保持するように前記交流電圧移相用のクリアラ
    ンス及び前記等価抵抗の変化を補正する逸脱補正手段と
    を有することを特微とする超音波モータ駆動回路。
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