JP3187868U - 浄水機 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業現場又はその付近で容易に使用することができる小型で使い勝手のよい浄水機を提供する。
【解決手段】被処理水を処理するための処理タンク12と、処理タンク内に配置され、被処理水を攪拌するための攪拌装置14と、下部に汚泥脱水箱が設けられ、処理タンクを支持するための支持台16とを備え、処理タンクが、円筒形の上部分12aと、逆円錐形、逆角錐形又は漏斗形の下部分12bとを有し、下部分が支持台内に収納されるように処理タンクが支持台によって支持されることを特徴とする浄水機10。
【選択図】図1

Description

本考案は一般に、浄水機に関する。より詳細には、本考案は、小型で使い勝手のよい浄水機に関する。
東京電力福島第1原子力発電所の被災に伴い放射性物質が拡散したため、周辺地域で大規模な除染作業が行われている。このような除染作業を実施すると、放射性物質を含んだ大量の汚染水が発生するため、汚染水の効率的な処理が喫緊の課題となっている。
一方、本考案者は、従来より水処理装置の開発に鋭意取り組み、種々の新規な水処理装置を提案している(例えば、特許文献1及び2参照)。
特許第4913010号公報 特開2011−025188号公報
除染作業で発生した汚染水の処理に伴う特性として、汚染水は、作業現場又はその付近で処理しなければならないため、大型の処理装置を使用した作業は実施しにくいという課題がある。
本考案は、このような状況に鑑みて開発されたものであって、作業現場又はその付近で容易に使用することができる小型で使い勝手のよい浄水機を提供することを目的としている。
本願請求項1に記載の浄水機は、被処理水を処理するための処理タンクと、前記処理タンク内に配置され、被処理水を攪拌するための攪拌装置と、下部に汚泥脱水箱が設けられ、前記処理タンクを支持するための支持台とを備え、前記処理タンクが、円筒形の上部分と、逆円錐形、逆角錐形又は漏斗形の下部分とを有し、前記下部分が支持台内に収納されるように前記処理タンクが前記支持台によって支持されることを特徴とするものである。
本願請求項2に記載の浄水機は、前記請求項1の浄水機において、前記攪拌装置が、前記処理タンクの前記下部分に配置され、下面に複数の孔が設けられたリング状管と、前記リング状管に連結され、複数の孔が設けられた圧縮空気供給管とを有し、前記圧縮空気供給管及び前記リング状管に圧縮空気を供給して前記孔から噴射させることによって被処理水を攪拌するように構成されていることを特徴とするものである。
本願請求項3に記載の浄水機は、前記請求項1の浄水機において、前記攪拌装置が、水中ミキサー、モータ付きプロペラ又は手動式プロペラのいずれかであることを特徴とするものである。
本考案の浄水機は、処理タンク12と支持台16を分離することができるので、小型化でき、使用、運搬、保管に便利で使い勝手が良い。また、使用者の便宜に応じて、複数の種類の攪拌装置から所望の装置を選択して使用することができる。また、使用方法が簡単であり、熟練の作業者でなくとも、比較的容易に使用することが可能である。
本考案の浄水機を使用して汚染水を処理することにより、除染水の放流等により生ずる二次汚染をなくすることができるとともに、作業員が放射性物質に接する時間を極力減少させることができ、良好な除染効率を得ることができる。
本考案の好ましい実施の形態に係る浄水機を示した斜視図である。 図1の浄水機の分解斜視図である。 図3(a)は、図1の浄水機の断面図、図3(b)は、処理タンクの下部分の変形形態を示した斜視図である。 図1の浄水機の攪拌装置の変形形態を示した断面図である。 図1の浄水機の作動を説明するための一連の図である。
次に図面を参照して、本考案の好ましい実施の形態に係る浄水機について詳細に説明する。図1は、本考案の好ましい実施の形態に係る浄水機を示した斜視図、図2は、図1の浄水機の分解斜視図である。図1において全体として参照符号10で示される本考案の好ましい実施の形態に係る浄水機は、処理タンク12を備えている。
処理タンク12は、図1に示されるように、円筒形の上部分12aと、逆円錐形の下部分12bとを有している。円筒形の上部分12aの開放した頂部には、蓋12a1が被せられている。また、上部分12aの上部の側面には、処理しようとする汚染水(被処理水)を投入するための被処理水投入口12a2及び被処理水投入口12a2のための開閉弁12a3が設けられており、上部分12aの下部の側面には、浄化した水を排出するための浄化水排出口12a4及び浄化水排出口12a4のための開閉弁12a5が設けられている。一方、逆円錐形の下部分12bの下端には、汚泥排出口12b1及び汚泥排出口12b1を開閉するための開閉弁12b2が設けられている。なお、図面では、下部分12bが逆円錐形として示されているが、下部分12bを逆角錐形又は他の漏斗形の形状に形作ってもよい。ここで、「漏斗形」とは、上部よりも下部の平面形が小さい形状を意味し、例えば、図3(b)に示されるように、円筒形の下部に楕円板を設置したような形状も包含するものとする。
浄水機10はまた、処理タンク12の内部に配置され、処理タンク12に投入された被処理水を攪拌するための攪拌装置14を備えている。攪拌装置14は、リング状に形作られた管14aを有し、管14aの下面には、等距離間隔を隔てて複数の孔14bが設けられている。管14aには、複数の孔14c1が設けられた圧縮空気供給管14cが連結されており、圧縮空気源(図示せず)から圧縮空気供給管14cを介して管14aに圧縮空気を供給することにより、孔14b及び孔14c1から圧縮空気が噴出されるようになっている。
好ましくは、攪拌装置14のリング状の管14aの径は、上部分12aの径よりも小さくなるように形成されており、管14aは、適当な締結具(ボルト等)等を用いて、下部分12bの上部に配置されるようになっている。
また、好ましくは、上部分12aの側面には、処理タンク12の内部を観察するためのガラス窓12a6が設けられている。
浄水機10はさらに、処理タンク12を支持するための支持台16を備えている。支持台16は、全体として直方体の箱形の形状を有しており、上部にタンク支持部16aが設けられ、下部に汚泥脱水箱16bが設けられており、下部分12bが支持台内に収納されるように処理タンク12が支持台16によって支持される。
好ましくは、タンク支持部16aの上面には、処理タンク12の下部分12bを嵌め込むための開口16a1が設けられている。また、汚泥脱水箱16bには、汚泥排出口16b1及び汚泥排出口16b1のための開閉弁16b2が設けられている。
次に主として図5を参照して、浄水機10の使用について説明する。まず最初に、被処理水を被処理水投入口12a2から処理タンク12内に供給するとともに、蓋12a1を開けて所定の凝集材を投入する(図5(a))。次いで、圧縮空気源から圧縮空気供給管14c及び管14aに圧縮空気を供給する。すると、孔14c1、14bから処理タンク12a内の被処理水に圧縮空気が噴射され、これにより被処理水が攪拌される(図5(b)。この攪拌工程は、1分〜5分程度継続するのが好ましい。次いで、圧縮空気の噴射を停止し、1分〜5分程度静置する(図5(c))。この静置工程により、被処理水中の汚泥が処理タンク12の下部に徐々に沈降する。
しかる後、被処理水の上澄み水(浄化水)を浄化水排出口12a4を通して処理タンク12から排出して、他の用途等に供する(図5(d))。最後に、汚泥を汚泥排出口12b1から汚泥袋等に回収する(図5(e))。その際、汚泥袋を支持台16のタンク支持部16aの適所に引っ掛け、汚泥が汚泥排出口12から汚泥袋内に排出されるようにすると作業が容易である。なお、沈降した汚泥は、自然脱水させてから袋に入れるのが好ましい。脱水した汚泥は、袋ごと処分される。なお、汚泥袋は、複数回の使用が可能である。
なお、被処理水投入口12a2、浄化水排出口12a4、汚泥排出口16b1及びそれらに付属する開閉弁は、作業性及び装置固定の利便性を考慮して、図示されるように、同じ側に(平面視でほぼ同一線上に位置するように)設けるのが好ましい。
本考案は、以上の考案の実施の形態に限定されることなく、実用新案登録請求の範囲に記載された考案の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本考案の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態では、被処理水の攪拌に、圧縮空気が用いられているが、被処理水を機械的な装置を用いて攪拌してもよい。図4には、機械的な攪拌装置の例が示されている。すなわち、図4(a)には水中ミキサー18、図4(b)にはモータ付きプロペラ20、図4(c)には手動式プロペラ22が攪拌装置として示されている。これらの攪拌装置を使用しても、攪拌装置14と同等の効果を得ることができる。
また、図示した浄水機の形状、寸法等は、単なる例示的なものにすぎず、本考案の原理に適合するものであれば、他の形状、寸法等を採用してもよい。
10 浄水機
12 処理タンク
12a 上部分
12a1 蓋
12a2 被処理水投入口
12a3 開閉弁
12a4 浄化水排出口
12a5 開閉弁
12a6 ガラス窓
12b 下部分
12b1 汚泥排出口
12b2 開閉弁
14 攪拌装置
14a リング状の管
14b 孔
14c 圧縮空気供給管
14c1 孔
16 支持台
16a タンク支持部
16a1 開口
16b 汚泥脱水箱
16b1 汚泥排出口
16b2 開閉弁
18 攪拌装置(水中ミキサー)
20 攪拌装置(モータ付きプロペラ)
22 攪拌装置(手動式プロペラ)

Claims (3)

  1. 被処理水を処理するための処理タンクと、
    前記処理タンク内に配置され、被処理水を攪拌するための攪拌装置と、
    下部に汚泥脱水箱が設けられ、前記処理タンクを支持するための支持台とを備え、
    前記処理タンクが、円筒形の上部分と、逆円錐形、逆角錐形又は漏斗形の下部分とを有し、前記下部分が支持台内に収納されるように前記処理タンクが前記支持台によって支持されることを特徴とする浄水機。
  2. 前記攪拌装置が、前記処理タンクの前記下部分に配置され、下面に複数の孔が設けられたリング状管と、前記リング状管に連結され、複数の孔が設けられた圧縮空気供給管とを有し、前記圧縮空気供給管及び前記リング状管に圧縮空気を供給して前記孔から噴射させることによって被処理水を攪拌するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載された浄水機。
  3. 前記攪拌装置が、水中ミキサー、モータ付きプロペラ又は手動式プロペラのいずれかであることを特徴とする請求項1に記載された浄水機。
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