JP3187820B2 - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置Info
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- JP3187820B2 JP3187820B2 JP14114190A JP14114190A JP3187820B2 JP 3187820 B2 JP3187820 B2 JP 3187820B2 JP 14114190 A JP14114190 A JP 14114190A JP 14114190 A JP14114190 A JP 14114190A JP 3187820 B2 JP3187820 B2 JP 3187820B2
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- filter
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Links
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- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 claims description 16
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、入射光量調整機構付きのビデオカメラ等の
撮像装置に関する。
撮像装置に関する。
(ロ) 従来の技術 通常のビデオカメラでは、太陽下や室内等撮像環境に
応じて被写体照度が様々に変化しても、撮像素子への入
射光量を常に一定に保ち、撮像映像信号の輝度レベルが
極端に高いあるいは低い状態を回避するためにメカ的な
絞り機構が配されている。このメカ的な絞り機構は、数
枚の羽根と、この羽根の開閉機構により構成されるた
め、絞り機構自体が小型化に適さず、構成部品点数が多
く、また消費電力も大きくなるというメカ式であること
による単独の欠点を有していた。
応じて被写体照度が様々に変化しても、撮像素子への入
射光量を常に一定に保ち、撮像映像信号の輝度レベルが
極端に高いあるいは低い状態を回避するためにメカ的な
絞り機構が配されている。このメカ的な絞り機構は、数
枚の羽根と、この羽根の開閉機構により構成されるた
め、絞り機構自体が小型化に適さず、構成部品点数が多
く、また消費電力も大きくなるというメカ式であること
による単独の欠点を有していた。
そこで、特開昭62−169587号公報(H04N5/238)で
は、メカ的な絞り機構を用いず、撮像素子の前方に液晶
パネルを配設し、この液晶パネルの光透過率を電気的に
制御することにより、入射光量の調整を行う一例が提案
されている。
は、メカ的な絞り機構を用いず、撮像素子の前方に液晶
パネルを配設し、この液晶パネルの光透過率を電気的に
制御することにより、入射光量の調整を行う一例が提案
されている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 前記従来技術は、赤外領域の感度については何ら考慮
されていない。即ち、通常のビデオカメラでは、赤外光
が強い場合に撮像素子自体が飽和する状態を回避するた
めに、ガラスあるいはプラスチック製の赤外カットフィ
ルタを撮像素子前段に挿入する工夫が為されているが、
夜間撮影時には撮像素子は赤外領域に対して低感度にな
り露出不足に陥りやすくなる。
されていない。即ち、通常のビデオカメラでは、赤外光
が強い場合に撮像素子自体が飽和する状態を回避するた
めに、ガラスあるいはプラスチック製の赤外カットフィ
ルタを撮像素子前段に挿入する工夫が為されているが、
夜間撮影時には撮像素子は赤外領域に対して低感度にな
り露出不足に陥りやすくなる。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、レンズ系と撮像素子間に配された液晶パネ
ルの複数のフィルタ画素を、光透過率と共に分光特性も
制御可能とし、更にレンズ系に入射される光の強さに応
じてこれらの光透過率及び分光特性を制御することを特
徴とする。
ルの複数のフィルタ画素を、光透過率と共に分光特性も
制御可能とし、更にレンズ系に入射される光の強さに応
じてこれらの光透過率及び分光特性を制御することを特
徴とする。
(ホ) 作用 本発明は上述の如く構成したので、通常の露出調整と
共に赤外光の強弱が生じる撮影条件に対しても、撮像素
子の前段にある液晶パネルにて対処可能となる。
共に赤外光の強弱が生じる撮影条件に対しても、撮像素
子の前段にある液晶パネルにて対処可能となる。
(へ) 実 施 例 以下、図面に従い本発明の実施例について説明する。
第1図は全体の回路ブロック図である。被写体(1)
からの光は、レンズ系(2)に入射されて集光され、液
晶パネル(3)を経て固体撮像素子(CCD)(4)上に
結像されて光電変換されて、信号処理回路(5)にて撮
像映像信号に変換される。
からの光は、レンズ系(2)に入射されて集光され、液
晶パネル(3)を経て固体撮像素子(CCD)(4)上に
結像されて光電変換されて、信号処理回路(5)にて撮
像映像信号に変換される。
この撮像映像信号中の輝度信号は、輝度レベル検出器
(6)にてレベル検出が為されて、この検出結果が制御
回路(7)に供給される。光検知器(8)は被写体の明
るさを検知する側光手段で、この検知結果は制御回路
(7)及び赤外発光ランプ(9)に入力される。
(6)にてレベル検出が為されて、この検出結果が制御
回路(7)に供給される。光検知器(8)は被写体の明
るさを検知する側光手段で、この検知結果は制御回路
(7)及び赤外発光ランプ(9)に入力される。
赤外発光ランプ(9)は、光検知器(8)出力が所定
レベルにより小さい場合に夜間撮影時と判断して発光す
る。
レベルにより小さい場合に夜間撮影時と判断して発光す
る。
制御回路(7)はレベル検出回路(6)にて検出され
た輝度レベル及び光検知器(8)による検知出力に応じ
て、液晶パネル(3)を駆動させる駆動回路(10)に制
御信号を発する。
た輝度レベル及び光検知器(8)による検知出力に応じ
て、液晶パネル(3)を駆動させる駆動回路(10)に制
御信号を発する。
液晶パネル(3)はCCD(4)とレンズ系(2)の間
の光路中に配置されるが、CCD(4)よりもレンズ系
(2)の近くに配されている。これは、液晶パネルの色
フィルタの画素配置により、光量が影響されない様にす
る理由による。ここで、液晶パネル(3)の色フィルタ
画素配列の例を第2図に示す。第2図の(BG)は第4図
(a)の特性を有するBGフィルター、つまり赤外カット
フィルターであり、(R)は第4図(b)の特性を有す
るRフィルター、つまり赤外透過フィルターであり、水
平方向に両フィルターが交互に配列されている。
の光路中に配置されるが、CCD(4)よりもレンズ系
(2)の近くに配されている。これは、液晶パネルの色
フィルタの画素配置により、光量が影響されない様にす
る理由による。ここで、液晶パネル(3)の色フィルタ
画素配列の例を第2図に示す。第2図の(BG)は第4図
(a)の特性を有するBGフィルター、つまり赤外カット
フィルターであり、(R)は第4図(b)の特性を有す
るRフィルター、つまり赤外透過フィルターであり、水
平方向に両フィルターが交互に配列されている。
次に具体的に液晶パネル(3)による光量調整動作に
ついて説明する。光検知器(8)では撮影時の明るさを
感知し、十分な明るさが得られる昼光下での撮影である
と判断された場合には、制御回路(7)はRフィルター
(R)の部分に対応する画素の光透過率を極めて小さく
して、実質的にRフィルターをOFF状態とし、この状態
でレベル検出器(6)から得られる輝度レベルが目標レ
ベルになる様にBGフィルター(BG)の部分に対応する画
素の光透過率を制御して、最適な光量がCCD(4)に与
えられて最適な露出状態が実現させる。尚、この時のCC
D(4)の分光感度特性は、第5図の曲線(B)の様に
なる。
ついて説明する。光検知器(8)では撮影時の明るさを
感知し、十分な明るさが得られる昼光下での撮影である
と判断された場合には、制御回路(7)はRフィルター
(R)の部分に対応する画素の光透過率を極めて小さく
して、実質的にRフィルターをOFF状態とし、この状態
でレベル検出器(6)から得られる輝度レベルが目標レ
ベルになる様にBGフィルター(BG)の部分に対応する画
素の光透過率を制御して、最適な光量がCCD(4)に与
えられて最適な露出状態が実現させる。尚、この時のCC
D(4)の分光感度特性は、第5図の曲線(B)の様に
なる。
一方、光検知器(8)での検知レベルが所定値に達し
ない程に暗い場合には、夜間撮影時であると判断され、
Rフィルター(R)のOFF状態が解除され、即ち、BGフ
ィルター(BG)部分の画素の光透過率を略100%にする
と共にRフィルター(R)部分の画素の光透過率も略10
0%にして、できるだけ多くの光をCCD(4)に与える様
にすると同時に、撮像装置に装着された赤外ランプ
(9)を発光させて、CCD(4)より十分な出力が得ら
れる様に為す。尚、この時のCCD(4)の分光感度特性
は、第5図の曲線(A)の様になる。
ない程に暗い場合には、夜間撮影時であると判断され、
Rフィルター(R)のOFF状態が解除され、即ち、BGフ
ィルター(BG)部分の画素の光透過率を略100%にする
と共にRフィルター(R)部分の画素の光透過率も略10
0%にして、できるだけ多くの光をCCD(4)に与える様
にすると同時に、撮像装置に装着された赤外ランプ
(9)を発光させて、CCD(4)より十分な出力が得ら
れる様に為す。尚、この時のCCD(4)の分光感度特性
は、第5図の曲線(A)の様になる。
尚、液晶パネル(3)の色フィルターの配列例として
は、第2図に限定されるものではなく、第3図の様に液
晶パネルのフィルターを格子状に分割し、Rフィルター
とBGフィルターを四辺で隣接させる様に配列することも
可能である。
は、第2図に限定されるものではなく、第3図の様に液
晶パネルのフィルターを格子状に分割し、Rフィルター
とBGフィルターを四辺で隣接させる様に配列することも
可能である。
また、昼光下での撮影か夜間撮影かを判別する光検出
器(8)の機能をレベル検出器(6)に兼用させ、輝度
レベルが所定レベル未満の時に夜間撮影、所定レベル以
上の時に昼光下での撮影と判断することも可能である。
器(8)の機能をレベル検出器(6)に兼用させ、輝度
レベルが所定レベル未満の時に夜間撮影、所定レベル以
上の時に昼光下での撮影と判断することも可能である。
(ト) 発明の効果 上述の如く本発明によれば、液晶パネルを光路中に配
設するという極めて簡単な構成により、夜間撮影から昼
光時の撮影まで幅広い撮影条件下における自動露出調整
が容易に可能となる。
設するという極めて簡単な構成により、夜間撮影から昼
光時の撮影まで幅広い撮影条件下における自動露出調整
が容易に可能となる。
図面は全て本発明の実施例に係り、第1図は全体の回路
ブロック図、第2図及び第3図は液晶パネルのフィルタ
ー配列を示す図、第4図は各フィルターの特性図、第5
図はCCDの分光感度特性図である。 (2)……レンズ系、(4)……CCD、(8)……光検
知器、(3)……液晶パネル、(R)……赤外透過フィ
ルネター、(BG)……赤外カットフィルター。
ブロック図、第2図及び第3図は液晶パネルのフィルタ
ー配列を示す図、第4図は各フィルターの特性図、第5
図はCCDの分光感度特性図である。 (2)……レンズ系、(4)……CCD、(8)……光検
知器、(3)……液晶パネル、(R)……赤外透過フィ
ルネター、(BG)……赤外カットフィルター。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/225 - 5/253 H04N 9/04 - 9/11
Claims (1)
- 【請求項1】光を集光し撮像素子上に結像させるレンズ
系と、 結像された像を撮像して撮像映像信号を出力する撮像手
段と、 明るさを検知する検知手段と、 前記レンズ系と前記撮像手段間に配され、赤外カットフ
ィルタ及び赤外通過フィルタの複数の色フィルタが装着
され、該検知手段出力により前記色フィルタの各々での
光透過率が制御可能な液晶パネルを備える撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14114190A JP3187820B2 (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14114190A JP3187820B2 (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0433481A JPH0433481A (ja) | 1992-02-04 |
JP3187820B2 true JP3187820B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=15285124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14114190A Expired - Fee Related JP3187820B2 (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3187820B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4641601B2 (ja) * | 2000-09-08 | 2011-03-02 | 富士通テン株式会社 | 画像処理装置および画像処理システム |
JP2005348359A (ja) * | 2004-06-07 | 2005-12-15 | Sony Corp | 撮像装置及び携帯端末装置 |
CN101995731B (zh) * | 2010-07-30 | 2013-03-13 | 西安理工大学 | 一种基于液晶的直视型防眩光成像仪及防眩光成像方法 |
-
1990
- 1990-05-29 JP JP14114190A patent/JP3187820B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0433481A (ja) | 1992-02-04 |
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Legal Events
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