JP3411931B2 - 撮像装置および撮像方法 - Google Patents

撮像装置および撮像方法

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JP3411931B2 JP12044593A JP12044593A JP3411931B2 JP 3411931 B2 JP3411931 B2 JP 3411931B2 JP 12044593 A JP12044593 A JP 12044593A JP 12044593 A JP12044593 A JP 12044593A JP 3411931 B2 JP3411931 B2 JP 3411931B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明は,画素に対応してマイクロ・レ
ンズが設けられた固体電子撮像素子を備えた撮像装置お
よび撮像方法に関する。
【0002】
【背景技術】スチル・ビデオ・カメラに代表される撮像
装置においては,CCDのような固体電子撮像素子を用
いて被写体が撮影される。また固体電子撮像素子には受
光部に入射する光量を増やすために,画素に対応してそ
の受光面にマイクロ・レンズが設けられているものもあ
る。
【0003】図2および図3に,受光面にマイクロ・レ
ンズが設けられているCCDの断面図の一部が示されて
いる。図2はCCDの前方に設けられる絞りの絞り値が
大きいときの入射光線P1 の様子を,図3はCCDの前
方に設けられる絞りの絞り値が小さいときの入射光線P
2 の様子をそれぞれ表わしている。
【0004】CCDには入射光線を受光して信号電荷と
して蓄積する受光部32と受光部32に蓄積された信号電荷
を垂直方向に転送する垂直転送路33が含まれている。垂
直転送路33には遮光膜31が設けられ,光は照射されな
い。受光部32の前面にマイクロ・レンズ30が設けられて
いる。
【0005】このようなCCDにおいては図2に示すよ
うに絞りの絞り値が大きい場合は,マイクロ・レンズ30
に入射する光線P1 は平行光線であり,ほぼすべての光
線が受光部32に入射する。しかし図3に示すように絞り
の絞り値が小さくなると,マイクロ・レンズ30に入射す
る光線P2 は斜めのものもあり,その入射角によっては
屈折角も大きくなり,入射光線P2 が遮光膜31によって
けられ受光部32に入射しないこととなる。
【0006】スチル・ビデオ・カメラでは一般に撮像光
学系の光軸とは別の光軸をもつ外部測光素子を用いて被
写体輝度を測定し,被写体輝度値に応じて露光条件が定
められるが,マイクロ・レンズ30が設けられたCCDの
場合,絞りの絞り値が小さくなるとCCDの入射光線が
遮光膜31によってけられることがあるので,図4に示す
ようにCCDの出力が低下することになる。このために
測光素子によって測定された被写体輝度値にもとづいて
露光条件を定めて被写体を撮影すると露光量不足となる
ことがある。
【0007】またCCDから射出瞳の位置までの距離が
近いときも絞りの絞り値が大きいときと同じように考え
られ,図5に示すようにCCDの出力信号が低下するこ
とがある。この場合も外部測光素子によって測定された
被写体輝度値にもとづいて露光条件を定めて被写体を撮
影すると露光量不足となることがある。ズーム機能を有
するスチル・ビデオ・カメラでは図6に示すようにワイ
ド位置に近づくほどCCDから射出瞳までの距離は近く
なり,CCD出力は低下する。
【0008】
【発明の開示】この発明は,外部測光素子を用いて露光
条件を定める撮像装置において,常に適正な明るさの画
像を得ることができるようにすることを目的とする。
【0009】第1の発明は,被写体輝度を測定するため
の外部測光素子,および上記外部測光素子から得られる
被写体輝度値にもとづいて露光制御する露光制御手段を
備えた撮像装置において,多数の受光素子を備え,各受
光素子にマイクロ・レンズが設けられ,被写体像を表わ
す映像信号を出力する固体電子撮像素子を含む撮像手
段,与えられるゲイン制御信号に応じて,上記撮像手段
から出力される映像信号を増幅して出力する増幅手段,
上記固体電子撮像素子から射出瞳までの距離が近いほど
上記増幅手段における増幅率が高くなるゲイン制御デー
タを,上記固体電子撮像素子から射出瞳までの距離に応
じてあらかじめ記憶する記憶手段,上記固体電子撮像素
子から射出瞳までの距離またはそれに対応するデータを
算出する算出手段,ならびに上記算出手段により算出さ
れた距離またはデータに対応したゲイン制御データを上
記記憶手段から読出し,このゲイン制御データに応じた
ゲイン制御信号を上記増幅手段に与え上記増幅手段にお
ける増幅率を制御する増幅制御手段を備えていることを
特徴とする。
【0010】また第1の発明は上記撮像方法も提供して
いる。
【0011】第1の発明の撮像装置によると固体電子撮
像素子から射出瞳までの距離が近いほど増幅手段におけ
る増幅率が高くなるゲイン制御データが,固体電子撮像
素子から射出瞳までの距離に対応してあらかじめ記憶さ
れている。固体電子撮像素子から射出瞳までの距離は使
用される撮像レンズ(ズーム・レンズならばズーム位
置)によって異なるが,この距離に対応したゲイン制御
データが記憶手段から読出され,ゲイン制御データに応
じた増幅率によって映像信号が増幅される。
【0012】第1の発明によると固体電子撮像素子から
射出瞳までの距離が近いほど映像信号の増幅率が高くな
るので,入射光線がCCDの遮光膜によってけられて
も,測光素子によって得られる被写体輝度値にもとづい
て決定される露光量の撮影により適正な明るさの画像が
撮影される。
【0013】上記において測光素子は,CCDから出力
される映像信号にもとづいて被写体輝度値を測定する測
光手段以外のものであり,撮像光学系の光軸と異なる光
軸をもつ測光素子,入射光をビーム・スプリッタによっ
て2つに分け,一方をCCDに,他方を測光用に用いる
ものなどであってもよい。
【0014】第2の発明は,被写体輝度を測定するため
の外部測光素子,および上記外部測光素子から得られる
被写体輝度値にもとづいて露光制御する露光制御手段を
備えた撮像装置において,多数の受光素子を備え,各受
光素子にマイクロ・レンズが設けられ,被写体像を表わ
す映像信号を出力する固体電子撮像素子を含む撮像手
段,上記固体電子撮像素子の露光時間を制御するシャッ
タ手段,上記固体電子撮像素子から射出瞳までの距離が
近いほど上記外部測光素子により得られる被写体輝度と
絞り値とから決定される上記シャッタ手段のシャッタ速
度よりも遅くなるシャッタ速度制御データを,上記固体
電子撮像素子から射出瞳までの距離に応じてあらかじめ
記憶する記憶手段,上記固体電子撮像素子から射出瞳ま
での距離またはそれに対応するデータを算出する算出手
段,ならびに上記算出手段により算出された距離または
データに対応したシャッタ速度制御データを上記記憶手
段から読出し,このシャッタ速度制御データに応じて上
記シャッタ手段のシャッタ速度を制御するシャッタ制御
手段を備えていることを特徴とする。
【0015】また第2の発明は上記撮像方法も提供して
いる。
【0016】第2の発明の撮像装置によると,固体電子
撮像素子から射出瞳までの距離が近いほど被写体輝度と
絞り値とから定まるシャッタ速度よりも遅いシャッタ速
度となるシャッタ速度制御データが固体電子撮像素子か
ら射出瞳までの距離に対応してあらかじめ記憶されてい
る。露光制御手段によって露光制御され絞り値が定めら
れ,その絞り値に対応したシャッタ速度制御データが記
憶手段から読出され,シャッタ速度データに応じてシャ
ッタ速度が定められる。
【0017】第2の発明によると固体電子撮像素子から
射出瞳までの距離が近いほど映像信号の増幅率が高くな
るので,入射光線がCCDの遮光膜によってけられて
も,測光素子によって得られる被写体輝度値にもとづい
て決定される露光量の撮影により適正な明るさの画像が
撮影される。
【0018】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示すもので,スチ
ル・ビデオ・カメラの電気的構成を示すブロック図であ
る。
【0019】スチル・ビデオ・カメラの全体的な動作は
CPU18によって統括される。
【0028】被写体像はズーム機能を有した撮像レンズ
10によって絞り11を介してCCD12に結像される。
【0020】スチル・ビデオ・カメラにはズーム位置の
設定のためにテレ/ワイド・スイッチ19が含まれてい
る。操作者がテレ/ワイド・スイッチ19を操作すること
によりその設定を示す信号はCPU18に与えられる。C
PU18によってズーム・モータ13が制御され,ズーム・
モータ13によって撮像レンズ10が位置決めされる。
【0021】またスチル・ビデオ・カメラには撮像レン
ズ10の光軸と異なる光軸をもち,被写体輝度を測定する
ための測光センサ20が設けられている。
【0022】測光センサ20から出力される測光検知信号
はCPU18に与えられる。CPU18によって測光検知信
号に応じて絞りモータ14が制御され,絞りモータ14によ
って絞り11の開口の大きさが定められる。
【0023】CCD12は図2および図3に示すように画
素の前面にマイクロ・レンズ30が配置されているもの
で,いわゆる電子シャッタ動作を行なう。スチル・ビデ
オ・カメラにはCCD駆動タイミング・パルス発生回路
21が含まれており,CPU18によって制御される。CC
D駆動タイミング・パルス発生回路21によってCCD12
の電子シャッタ動作が制御される。
【0024】CCD12の前面には受光部32に対応してマ
イクロ・レンズ30が設けられているため,絞り11の絞り
値が小さいほど,またはCCD12から射出瞳の位置が近
いほどCCD12の遮光膜によってけられる入射光が多く
なり,CCD12の出力信号が低下することがある。この
ため図1に示すスチル・ビデオ・カメラでは絞り11の絞
り値が小さいほど,またはCCD12から射出瞳までの距
離が近いほど被写体輝度輝度と絞り値とから定められる
シャッタ速度よりも遅いシャッタ速度となるように,ま
たは後述する自動利得調整回路15のゲインが通常のゲイ
ンより高くなるようにCPU18によって制御される。射
出瞳は開口絞りの像空間の像であるから,図1に示すス
チル・ビデオ・カメラでは図示の位置Ep に射出瞳がで
きることになる。射出瞳Ep の位置は撮像レンズ10のズ
ーム位置によって定まるため,CCD12から射出瞳Ep
までの距離はズーム・モータ13の駆動量によって認識す
ることができる。
【0025】CPU18にはメモリ22が付属されており,
絞り11の絞り値が小さいほど,露光条件によって定めら
れるシャッタ速度よりも遅くなるようなシャッタ速度制
御データが絞り値に対応して記憶されている。またメモ
リ22には絞り11の絞り値が小さいほど,自動利得調整回
路15における増幅率が相対的に高くなるような自動利得
調整回路15の増幅率を設定するためのゲイン制御データ
が絞り値に対応して記憶されている。これらのシャッタ
速度制御データおよびゲイン制御データはテーブルの形
でメモリ22に記憶されている。
【0026】メモリ22には,CCD12から射出瞳の位置
までの距離が近いほど,露光条件によって定められるシ
ャッタ速度よりも遅くなるように,CCD12から射出瞳
の位置までの距離に対応してシャッタ速度制御データが
記憶されている。またメモリ22にはCCD12から射出瞳
の位置までの距離が近いほど,自動利得調整回路15にお
ける増幅率が相対的に高くなるような自動利得調整回路
15の増幅率を設定するためのゲイン制御データが絞り値
に対応して記憶されている。これらのシャッタ速度制御
データおよびゲイン制御データもテーブルの形でメモリ
22に記憶されている。
【0027】CCD12から出力される映像信号は自動利
得調整回路15に与えられる。自動利得調整回路15はCP
U18の制御のもとに,入力する映像信号を増幅して撮像
系信号処理回路16に与える。
【0028】撮像系信号処理回路16において,白バラン
ス調整,輝度信号Yならびに色差信号R−YおよびB−
Yの生成処理等が行なわれる。
【0029】撮像系信号処理回路16から出力される信号
は記録信号処理回路17に与えられる。
【0030】記録信号処理回路17は,線順次化回路,プ
リエンファシス回路,FM変調回路,合成回路等を含
み,FM変調された合成ビデオ信号がこの回路17から出
力され,磁気ディスクなどの記録媒体に与えられ記録さ
れる。
【0031】次に図1に示すスチル・ビデオ・カメラを
用いた撮影時の処理手順について説明する。
【0032】まず撮影者によってテレ/ワイド・スイッ
チ19が操作され,ズーム・モータ13によって撮影レンズ
10が所定の位置に位置決めされる。測光センサ20から出
力される測光検知信号にもとづいて絞り11の絞り値が定
められる。定められた絞り値となるように,絞りモータ
14によって絞り11が制御される。
【0033】またCCD12の前面に設けられているマイ
クロ・レンズによってけられる入射光を考慮してメモリ
22に記憶されているシャッタ速度制御データが読出さ
れ,そのシャッタ速度制御データによって表わされるシ
ャッタ速度での撮影となるように,CCD駆動タイミン
グ・パルス発生回路21によってCCD12が制御される。
【0034】さらにズーム・モータ13の駆動量から分る
射出瞳Ep とCCD12との距離に応じた,自動利得調整
回路15の増幅率を定めるゲイン制御データがメモリ22か
ら読出され,そのゲイン制御データによって表わされる
増幅率となるように自動利得調整回路15が制御される。
【0035】絞り11を介して撮像レンズ10によって被写
体像がCCD12上に結像され,図示しないシャッタ・レ
リーズ・ボタンの押下げに応じて,定められたシャッタ
速度によって被写体の撮影が行なわれる。
【0036】CCD12から被写体像を表わす映像信号が
出力され,自動利得調整回路15においてメモリ22から読
出されたゲイン制御データにより表わされる増幅率によ
って増幅される。自動利得調整回路15において増幅され
た映像信号は上述したように撮像系信号処理回路16およ
び記録信号処理回路17を介して,図示しない磁気ディス
クなどの記録媒体に与えられ記録されることになる。
【0037】絞り11の絞り値およびCCD12から射出瞳
までの距離に応じて,シャッタ速度および自動利得調整
回路15における増幅率がそれぞれ定められているので,
絞り11の開口が大きくまたはCCD12から射出瞳までの
距離が近いときにCCD12の入射光がけられても適正な
明るさをもつ画像が得られるようになる。
【0038】上述の実施例においては,測光センサ20に
よって露光条件を定め,その露光条件を満足するように
絞り11の絞り値が定められている。そして,この絞り値
に対応してメモリ22に記憶されているシャッタ速度とな
るようにCCD12が制御されている。また,CCD12か
ら射出瞳までの距離が近いほど自動利得調整回路15の増
幅率が高くなるように,自動利得調整回路15の増幅率が
制御されている。
【0039】しかし,絞り11の絞り値が小さいほど自動
利得調整回路15の増幅率を上げかつシャッタ速度を遅く
してもいいし,CCD12から射出瞳までの距離が近いほ
ど自動利得調整回路15の増幅率を上げ,かつシャッタ速
度を遅くしてもいい。また,絞り値の大きさに応じた増
幅率の上昇,シャッタ速度の低速化またはCCD12から
射出瞳までの距離に応じた自動利得調整回路15の増幅率
の上昇,シャッタ速度の低速化のうち任意の組合わせで
適正な明るさの画像を得るようにしてもよい。いずれに
しても,絞り11の絞り値およびCCD12から射出瞳まで
の距離に応じて適正な明るさの画像が得られるようにシ
ャッタ速度,自動利得調整回路15の増幅率が定められれ
ばよい。
【0040】さらにメモリ22には被写体輝度と絞り値と
から定められるシャッタ速度よりも遅いシャッタ速度と
なるシャッタ速度データが記憶されシャッタ制御されて
いるが,メモリ22には被写体輝度と絞り値とから定めら
れるシャッタ速度よりも遅いシャッタ速度となるような
シャッタ速度補正データを記憶しておき,補正データを
用いて測光素子20によって得られる測光値にもとづいて
定められるシャッタ速度を補正してもよい。いずれにせ
よ,絞り値が大きいほど,またCCD12から射出瞳まで
の距離が近いほど被写体輝度と絞り値とから定められる
シャッタ速度よりも遅いシャッタ速度となればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すもので,スチル・ビデ
オ・カメラの電気的構成を示すブロック図である。
【図2】マイクロ・レンズを有したCCDに平行光が入
射する様子を示している。
【図3】マイクロ・レンズを有したCCDに斜め入射す
る光の様子を示している。
【図4】絞り値とCCD出力との関係を示している。
【図5】CCDから射出瞳までの距離とCCD出力との
関係を示している。
【図6】ズーム位置とCCDから射出瞳までの距離との
関係を示している。
【符号の説明】
11 絞り 12 CCD 15 自動利得調整回路 18 CPU 20 測光素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−222179(JP,A) 特開 平4−257261(JP,A) 特開 平5−56339(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/222 - 5/257

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体輝度を測定するための外部測光素
    子,および上記外部測光素子から得られる被写体輝度値
    にもとづいて露光制御する露光制御手段を備えた撮像装
    置において, 多数の受光素子を備え,各受光素子にマイクロ・レンズ
    が設けられ,被写体像を表わす映像信号を出力する固体
    電子撮像素子を含む撮像手段, 与えられるゲイン制御信号に応じて,上記撮像手段から
    出力される映像信号を増幅して出力する増幅手段, 上記固体電子撮像素子から射出瞳までの距離が近いほど
    上記増幅手段における増幅率が高くなるゲイン制御デー
    タを,上記固体電子撮像素子から射出瞳までの距離に応
    じてあらかじめ記憶する記憶手段, 上記固体電子撮像素子から射出瞳までの距離またはそれ
    に対応するデータを算出する算出手段,ならびに上記算
    出手段により算出された距離またはデータに対応したゲ
    イン制御データを上記記憶手段から読出し,このゲイン
    制御データに応じたゲイン制御信号を上記増幅手段に与
    え上記増幅手段における増幅率を制御する増幅制御手
    段, を備えた撮像装置。
  2. 【請求項2】 被写体輝度を測定するための外部測光素
    子,および上記外部測光素子から得られる被写体輝度値
    にもとづいて露光制御する露光制御手段を備えた撮像装
    置において, 多数の受光素子を備え,各受光素子にマイクロ・レンズ
    が設けられ,被写体像を表わす映像信号を出力する固体
    電子撮像素子を含む撮像手段, 上記固体電子撮像素子の露光時間を制御するシャッタ手
    段, 上記固体電子撮像素子から射出瞳までの距離が近いほど
    上記外部測光素子により得られる被写体輝度と絞り値と
    から決定される上記シャッタ手段のシャッタ速度よりも
    遅くなるシャッタ速度制御データを,上記固体電子撮像
    素子から射出瞳までの距離に応じてあらかじめ記憶する
    記憶手段, 上記固体電子撮像素子から射出瞳までの距離またはそれ
    に対応するデータを算出する算出手段,ならびに上記算
    出手段により算出された距離またはデータに対応したシ
    ャッタ速度制御データを上記記憶手段から読出し,この
    シャッタ速度制御データに応じて上記シャッタ手段のシ
    ャッタ速度を制御するシャッタ制御手段, を備えた撮像装置。
  3. 【請求項3】 被写体輝度を測定するための外部測光素
    子,および上記外部測光素子から得られる被写体輝度値
    にもとづいて,多数の受光素子を備え,各受光素子に対
    応してマイクロ・レンズが設けられた固体電子撮像素子
    を含む撮像手段の露光を制御する露光制御手段を備えた
    撮像装置において, 上記固体電子撮像素子から射出瞳までの距離が近いほど
    増幅率が高くなるゲイン制御データを,上記固体電子撮
    像素子から射出瞳までの距離に応じてあらかじめ記憶し
    ておき, 上記撮像手段を用いて被写体を撮影して,被写体像を表
    わす映像信号を得, 上記固体電子撮像素子から射出瞳までの距離に対応した
    ゲイン制御データを読出し,読出したゲイン制御データ
    に応じた増幅率によって得られた映像信号を増幅する, 撮像方法。
  4. 【請求項4】 被写体輝度を測定するための外部測光素
    子,および上記外部測光素子から得られる被写体輝度値
    にもとづいて,多数の受光素子を備え,各受光素子に対
    応してマイクロ・レンズが設けられた固体電子撮像素子
    を含む撮像手段の露光を制御する露光制御手段を備えた
    撮像装置において, 上記固体電子撮像素子から射出瞳までの距離が近いほ
    ど,上記外部測光素子から得られる被写体輝度と絞り値
    とから決定されるシャッタ速度よりも遅くなるシャッタ
    速度制御データを,上記固体電子撮像素子から射出瞳ま
    での距離に応じてあらかじめ記憶しておき, 上記固体電子撮像素子から射出瞳までの距離またはデー
    タに対応した上記シャッタ速度制御データを読出し,こ
    のシャッタ速度制御データに応じてシャッタ速度を制御
    して被写体を撮影して被写体像を表わす映像信号を得
    る, 撮像方法。
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