JP3187723U - 袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】クランプ類等の仮設機材等を収容するのに適した袋に関し、袋の開口部を簡単かつ確実に開閉でき、物品を入れやすく、内容量を十分確保できるとともに、物品を収容した状態で袋を積み重ねるときも、扁平で整った形状に均しやすく安定した状態に積み重ねることができる袋を提供する。
【解決手段】筒状の合成樹脂シートを扁平状にし、一方の開口部を封止して底部3とし、他方の開口部を上部開口部5とした可撓性を有する袋1であり、袋の一方の側縁部6の上部から上部開口部に向けて斜状にカットされた斜状切断部7を備える。一対のファスナーテープ21と一対のエレメント列22とスライダー24とを備えたスライドファスナー20を、スライドファスナーを閉じたときスライダーが側縁部6側に位置するように上部開口部の端縁に沿って取り付ける。
【選択図】図2
【解決手段】筒状の合成樹脂シートを扁平状にし、一方の開口部を封止して底部3とし、他方の開口部を上部開口部5とした可撓性を有する袋1であり、袋の一方の側縁部6の上部から上部開口部に向けて斜状にカットされた斜状切断部7を備える。一対のファスナーテープ21と一対のエレメント列22とスライダー24とを備えたスライドファスナー20を、スライドファスナーを閉じたときスライダーが側縁部6側に位置するように上部開口部の端縁に沿って取り付ける。
【選択図】図2
Description
本考案は、工場、工事現場等において資材、クランプ類等の仮設機材、廃材等を収容するのに適した袋に関する。
従来、工事現場等において資材、クランプ類等の仮設機材、廃材等を収容して保管したり運搬したりすることが行われているが、そのような用途に使用するための専用の袋というものはなく、土砂等を収容して使用するための土嚢袋を用いることが一般的であった。
土嚢袋としては、袋体の上辺の袋口の袋口端に沿った筒部内に、袋口閉鎖用の紐を通したものが知られている。
例えば、特許文献1に記載された土嚢では、袋体2の袋口端8を外側に折返し、折返しの先端を袋体2に縫合して袋口端8の袋口に両端を開口した袋状の帯9を形成する。この袋状の帯9に紐10を挿通して、紐10の両端を引出す。そして、使用時には、袋体2の袋口端8を開き、土砂あるいは岩石等を袋体2内に収納し、紐10の両端を引張って袋口端8を閉じ、紐10の両端を袋口端8の周囲に巻回して、袋口端8から土砂や岩石が洩れないように絞束する。
しかしながら、上記のような袋においては、物を入れた後、袋状の帯9から紐10の両端を引っ張り出す、紐10の両端を袋口端8の周囲に巻回す、紐10を結び締める、という作業が必要であり、袋の開口部を閉じる作業が簡単とはいえず、手間取るという問題点がある。また、物を出すときには紐を解く作業等が必要で手間取る。
加えて、このような袋においては、袋体の開口部を紐で絞り込むため、袋体が変形して十分な内容量を確保しにくく、また、物を収容した状態で袋を積み重ねるときなど、袋体の形状を扁平で整った形状にしにくく不安定な積み重ね方になるといった問題点がある。
土嚢袋としては、袋体の上辺の袋口の袋口端に沿った筒部内に、袋口閉鎖用の紐を通したものが知られている。
例えば、特許文献1に記載された土嚢では、袋体2の袋口端8を外側に折返し、折返しの先端を袋体2に縫合して袋口端8の袋口に両端を開口した袋状の帯9を形成する。この袋状の帯9に紐10を挿通して、紐10の両端を引出す。そして、使用時には、袋体2の袋口端8を開き、土砂あるいは岩石等を袋体2内に収納し、紐10の両端を引張って袋口端8を閉じ、紐10の両端を袋口端8の周囲に巻回して、袋口端8から土砂や岩石が洩れないように絞束する。
しかしながら、上記のような袋においては、物を入れた後、袋状の帯9から紐10の両端を引っ張り出す、紐10の両端を袋口端8の周囲に巻回す、紐10を結び締める、という作業が必要であり、袋の開口部を閉じる作業が簡単とはいえず、手間取るという問題点がある。また、物を出すときには紐を解く作業等が必要で手間取る。
加えて、このような袋においては、袋体の開口部を紐で絞り込むため、袋体が変形して十分な内容量を確保しにくく、また、物を収容した状態で袋を積み重ねるときなど、袋体の形状を扁平で整った形状にしにくく不安定な積み重ね方になるといった問題点がある。
上記背景技術に鑑み、本考案は、工場、工事現場等において資材、クランプ類等の仮設機材、廃材等を収容するのに適した袋に関し、袋の開口部を簡単かつ確実に開閉することができ、また、物品を入れやすく、内容量を十分確保できるとともに、物品を収容した状態で袋を積み重ねるときも、扁平で整った形状に均しやすく、安定した状態に積み重ねることができる袋を提供することを課題とする。
(1)筒状の合成樹脂シートを扁平状にし、一方の開口部を封止して底部となし、該底部と対向する他方の開口部を上部開口部となした可撓性を有する袋において、
前記袋の一方の側縁部の上部から前記上部開口部に向けて斜状にカットされた斜状切断部を備えるとともに、
一対のファスナーテープと、該ファスナーテープの対向するテープ側縁部に取着した一対のエレメント列と、該一対のエレメント列を噛合・分離させるスライダーとを備えたスライドファスナーを、前記上部開口部の端縁に沿って、かつ前記スライドファスナーのエレメント列を噛合させて前記スライダーを移動して前記スライドファスナーを閉じたとき前記スライダーが前記一方の側縁部側に位置するように、取り付けてなる袋である。
(2)前記スライドファスナーは、該スライドファスナーを閉じたとき前記スライダーの離脱を防ぐ上止を備え、該上止側の前記ファスナーテープの端部は、前記斜状切断部の上端部よりも前記袋の一方の側縁部側へ横方向に突出しているものである。
(3)前記袋の他方の側縁部の上部から前記上部開口部に向けて斜状にカットされた斜状切断部を備えたものである。
(4)前記スライドファスナーは上止及び下止を備え、該上止及び下止は、それぞれ横方向において前記斜状切断部の上端部から前記袋の各側縁部までの間に位置するものである。
前記袋の一方の側縁部の上部から前記上部開口部に向けて斜状にカットされた斜状切断部を備えるとともに、
一対のファスナーテープと、該ファスナーテープの対向するテープ側縁部に取着した一対のエレメント列と、該一対のエレメント列を噛合・分離させるスライダーとを備えたスライドファスナーを、前記上部開口部の端縁に沿って、かつ前記スライドファスナーのエレメント列を噛合させて前記スライダーを移動して前記スライドファスナーを閉じたとき前記スライダーが前記一方の側縁部側に位置するように、取り付けてなる袋である。
(2)前記スライドファスナーは、該スライドファスナーを閉じたとき前記スライダーの離脱を防ぐ上止を備え、該上止側の前記ファスナーテープの端部は、前記斜状切断部の上端部よりも前記袋の一方の側縁部側へ横方向に突出しているものである。
(3)前記袋の他方の側縁部の上部から前記上部開口部に向けて斜状にカットされた斜状切断部を備えたものである。
(4)前記スライドファスナーは上止及び下止を備え、該上止及び下止は、それぞれ横方向において前記斜状切断部の上端部から前記袋の各側縁部までの間に位置するものである。
本考案は、次のような効果を奏する。
(1)袋の開閉は、スライドファスナーのスライダーを移動させて行うのみであるため、開口部を簡単かつ確実に開閉することができる。
スライドファスナーを開いた状態において、一方の側縁部の上部に設けられた斜状切断部が上部開口部に連なり、該斜状切断部を含む比較的広い開口部が形成されるため、物品の出し入れがしやすい。斜状切断部付近も外側へめくりやすく、かつ邪魔にならない。
スライドファスナーは上部開口部に沿って取り付けられるため、スライドファスナーの全体長さを、斜状切断部を有しない通常の袋よりも短くすることができ、経済的である。
物品を収容して袋の上部開口部を閉じた際、袋の変形を来たすことがなく、内容量を十分確保できる。物品を収容した状態で袋を積み重ねるときも、扁平で整った形状に均しやすく、安定した状態に積み重ねることができる。しかも、斜状切断部は、物品を収容した後、袋内部のエア抜き部として機能するため、より均しやすい。
スライドファスナーは、斜状切断部に連なる上部開口部の端縁に取り付けられるため、逢着その他の取り付けを行う際、ファスナーテープ部分を袋の上部開口部の内面に位置するように合わせやすく、製造も簡便である。
(2)スライドファスナーを閉じたときスライダーの離脱を防ぐ上止を備え、該上止側のファスナーテープの端部は、斜状切断部の上端部よりも袋の一方の側縁部側へ横方向に突出している構成により、この突出したファスナーテープの端部を、袋の上部開口部を開く際のとっかかりとして摘んで開くことができるので、開口部を拡げる作業がよりしやすい。
(3)袋の他方の側縁部の上部から上部開口部に向けて斜状にカットされた斜状切断部を備えた構成により、スライドファスナーの全体長さを、さらに短くすることができ、経済的である。
(4)スライドファスナーは上止及び下止を備え、該上止及び下止は、それぞれ横方向において斜状切断部の上端部から袋の各側縁部までの間に位置する構成により、スライドファスナーの全体長さを不必要に長くすることなく、開口部の広さを十分にとることができる。
(1)袋の開閉は、スライドファスナーのスライダーを移動させて行うのみであるため、開口部を簡単かつ確実に開閉することができる。
スライドファスナーを開いた状態において、一方の側縁部の上部に設けられた斜状切断部が上部開口部に連なり、該斜状切断部を含む比較的広い開口部が形成されるため、物品の出し入れがしやすい。斜状切断部付近も外側へめくりやすく、かつ邪魔にならない。
スライドファスナーは上部開口部に沿って取り付けられるため、スライドファスナーの全体長さを、斜状切断部を有しない通常の袋よりも短くすることができ、経済的である。
物品を収容して袋の上部開口部を閉じた際、袋の変形を来たすことがなく、内容量を十分確保できる。物品を収容した状態で袋を積み重ねるときも、扁平で整った形状に均しやすく、安定した状態に積み重ねることができる。しかも、斜状切断部は、物品を収容した後、袋内部のエア抜き部として機能するため、より均しやすい。
スライドファスナーは、斜状切断部に連なる上部開口部の端縁に取り付けられるため、逢着その他の取り付けを行う際、ファスナーテープ部分を袋の上部開口部の内面に位置するように合わせやすく、製造も簡便である。
(2)スライドファスナーを閉じたときスライダーの離脱を防ぐ上止を備え、該上止側のファスナーテープの端部は、斜状切断部の上端部よりも袋の一方の側縁部側へ横方向に突出している構成により、この突出したファスナーテープの端部を、袋の上部開口部を開く際のとっかかりとして摘んで開くことができるので、開口部を拡げる作業がよりしやすい。
(3)袋の他方の側縁部の上部から上部開口部に向けて斜状にカットされた斜状切断部を備えた構成により、スライドファスナーの全体長さを、さらに短くすることができ、経済的である。
(4)スライドファスナーは上止及び下止を備え、該上止及び下止は、それぞれ横方向において斜状切断部の上端部から袋の各側縁部までの間に位置する構成により、スライドファスナーの全体長さを不必要に長くすることなく、開口部の広さを十分にとることができる。
本考案に係る袋は、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等のフラットヤーンクロスやこれを基材として熱可塑性樹脂フィルムを積層した、可撓性の合成樹脂シートが好適に用いられる。
上記のような素材からなる筒状に形成された合成樹脂シートを扁平状にし、正面視矩形状としたものを用い、一方の開口部を封止して底部となし、該底部と対向する他方の開口部を上部開口部とし、袋体とする。そして、この袋体に加工を施すとともにスライドファスナーを取り付け、袋となす。
袋の大きさは、一例を示すと、幅50cm、高さ63cm程度である。
上記のような素材からなる筒状に形成された合成樹脂シートを扁平状にし、正面視矩形状としたものを用い、一方の開口部を封止して底部となし、該底部と対向する他方の開口部を上部開口部とし、袋体とする。そして、この袋体に加工を施すとともにスライドファスナーを取り付け、袋となす。
袋の大きさは、一例を示すと、幅50cm、高さ63cm程度である。
袋1は、筒状の合成樹脂シートを扁平状にし、一方の開口部を封止して底部3となし、該底部3と対向する他方の開口部を上部開口部5となしている。筒状体を扁平状にした際の折り目部が側縁部6,7となる。
袋1の底部3は、端部を所定の幅で二回折り返して該部分を縫合することにより形成されている。L1で示す破線は縫合線(ミシン目)である。
上部開口部5の端縁(上端縁)は所定幅で一回内側に折り返して該部分を縫合することにより、補強されている。L2で示す破線は縫合線(ミシン目)である。上記の折り返しは、通常、扁平状にした筒状の合成樹脂シートに、後述する斜状切断部7(及び9)を形成した後行われる。
袋1の底部3は、端部を所定の幅で二回折り返して該部分を縫合することにより形成されている。L1で示す破線は縫合線(ミシン目)である。
上部開口部5の端縁(上端縁)は所定幅で一回内側に折り返して該部分を縫合することにより、補強されている。L2で示す破線は縫合線(ミシン目)である。上記の折り返しは、通常、扁平状にした筒状の合成樹脂シートに、後述する斜状切断部7(及び9)を形成した後行われる。
袋1の一方の側縁部6の上部から上部開口部5に向けてほぼ45°の角度で斜状にカットされた斜状切断部7が設けられている。
また、袋1の他方の側縁部8から上部開口部5に向けてほぼ45°の角度で斜状にカットされた斜状切断部9が設けられている。
各斜状切断部7,9の長さ及び角度は限定されるものではない。例えば、斜状切断部7,9の高さh1は、幅50cm、高さ63cm程度の袋1において、2.5cm程度とすることができる。また、斜状切断部7と斜状切断部9とは、必ずしも均等の長さ、角度である必要はない。
また、袋1の他方の側縁部8から上部開口部5に向けてほぼ45°の角度で斜状にカットされた斜状切断部9が設けられている。
各斜状切断部7,9の長さ及び角度は限定されるものではない。例えば、斜状切断部7,9の高さh1は、幅50cm、高さ63cm程度の袋1において、2.5cm程度とすることができる。また、斜状切断部7と斜状切断部9とは、必ずしも均等の長さ、角度である必要はない。
袋1の上部開口部5の端縁に沿って、スライドファスナー20が取り付けられている。
スライドファスナー20は、一対のファスナーテープ21,21と、該ファスナーテープ21,21の対向するテープ側縁部に取着した一対のエレメント列22,22と、該一対のエレメント列22,22を噛合・分離させるスライダー24とを備えたものである。 スライドファスナー20は、コイルファスナーその他公知の各種のものを用いることができる。符号25は上止、符号26は下止を示し、スライダー24が飛び出すのを防ぐためのものである。
図2に示すとおり、スライドファスナー20は、上部開口部5の端縁に沿って、かつスライドファスナ20ーのエレメント列22,22を噛合させてスライダー24を移動してスライドファスナー20を閉じたときスライダー24が前記一方の側縁部6側に位置するように、取り付けられている。
スライドファスナー20の取り付けは、通常、前述した、折り返すことにより補強された袋1の上部開口部5の端縁近傍の対向する内面に、一対のファスナーテープ21,21部分をそれぞれ逢着することにより行われる。L3で示す破線は縫着線(ミシン目)である。
スライドファスナー20は、一対のファスナーテープ21,21と、該ファスナーテープ21,21の対向するテープ側縁部に取着した一対のエレメント列22,22と、該一対のエレメント列22,22を噛合・分離させるスライダー24とを備えたものである。 スライドファスナー20は、コイルファスナーその他公知の各種のものを用いることができる。符号25は上止、符号26は下止を示し、スライダー24が飛び出すのを防ぐためのものである。
図2に示すとおり、スライドファスナー20は、上部開口部5の端縁に沿って、かつスライドファスナ20ーのエレメント列22,22を噛合させてスライダー24を移動してスライドファスナー20を閉じたときスライダー24が前記一方の側縁部6側に位置するように、取り付けられている。
スライドファスナー20の取り付けは、通常、前述した、折り返すことにより補強された袋1の上部開口部5の端縁近傍の対向する内面に、一対のファスナーテープ21,21部分をそれぞれ逢着することにより行われる。L3で示す破線は縫着線(ミシン目)である。
スライドファスナー20は、通常のスライドファスナーと同様、該スライドファスナー20を閉じたときスライダー24の離脱を防ぐ上止25を備えており、該上止25側のファスナーテープ21,21の端部21a,21aは、斜状切断部7の上端部よりも袋の一方の側縁部6側へ横方向に突出している。
図3に示すとおり、スライドファスナー20を開くと、ファスナーテープ21,21の端部21a,21aを含むファスナーテープ21,21同士は互いに離間する。
図3に示すとおり、スライドファスナー20を開くと、ファスナーテープ21,21の端部21a,21aを含むファスナーテープ21,21同士は互いに離間する。
スライドファスナー20の上止25は、横方向において斜状切断部7の上端部から袋1の一方の側縁部6までの間(W1)に位置している。
また、スライドファスナー20の下止26は、横方向において斜状切断部9の上端部から袋1の他方の側縁部8までの間(W2)に位置している。
このため、斜状切断部7,9を設けたことと相まって、スライドファスナー20の全体長さを、短くすることができ、経済的である。
また、スライドファスナー20の下止26は、横方向において斜状切断部9の上端部から袋1の他方の側縁部8までの間(W2)に位置している。
このため、斜状切断部7,9を設けたことと相まって、スライドファスナー20の全体長さを、短くすることができ、経済的である。
袋1の開閉は、スライドファスナー20のスライダー24を移動させて行う。図3に示すとおり、開口部5を開くと、一方の側縁部6の上部に設けられた斜状切断部7が上部開口部5に連なり、該斜状切断部7を含む比較的広い開口部が形成されるため、物品の出し入れがしやすい。上部開口部5を拡げる際、スライドファスナー20の上止25側のファスナーテープの端部20a,20aは、斜状切断部7の上端部よりも袋1の一方の側縁部6側へ横方向に突出しているため、この突出したファスナーテープの端部20a,20aをとっかかりとして摘んで開くことができるので、開口部を拡げる作業がしやすい。
物品を収容したら、スライダー24を移動させてスライドファスナー20を閉じる。従来のように袋の口部を縛るものではないため、袋の変形を来たすことがなく、内容量を十分確保できる。物品を収容した状態で袋を積み重ねるときも、扁平で整った形状に均しやすく、安定した状態に積み重ねることができる。しかも、斜状切断部は、物品を収容した後、袋内部のエア抜き部として機能するため、より均しやすい。
物品を収容したら、スライダー24を移動させてスライドファスナー20を閉じる。従来のように袋の口部を縛るものではないため、袋の変形を来たすことがなく、内容量を十分確保できる。物品を収容した状態で袋を積み重ねるときも、扁平で整った形状に均しやすく、安定した状態に積み重ねることができる。しかも、斜状切断部は、物品を収容した後、袋内部のエア抜き部として機能するため、より均しやすい。
以上、考案を実施するための形態を説明したが、上記の実施例に限定されず、本考案の要旨の範囲で適宜、付加、変形等なし得るものである。
上記実施例では、袋1の他方の側縁部8の上部から上部開口部5に向けて斜状にカットされた斜状切断部9を備えたものについて説明したが、袋1の他方の側縁部8の側、すなわち、スライドファスナー20を開いた状態においてスライダー24が位置する側においては、上記のような斜状切断部を設けない構成も採用し得る。
上記実施例では、袋1の他方の側縁部8の上部から上部開口部5に向けて斜状にカットされた斜状切断部9を備えたものについて説明したが、袋1の他方の側縁部8の側、すなわち、スライドファスナー20を開いた状態においてスライダー24が位置する側においては、上記のような斜状切断部を設けない構成も採用し得る。
工場、工事現場等において資材、クランプ類等の仮設機材、廃材等を収容するのに特に有用である。
1 袋
3 底部
5 上部開口部
6 一方の側縁部
7 斜状切断部
8 他方の側縁部
9 斜状切断部
20 スライドファスナー
21,21 一対のファスナーテープ
21a ファスナーテープの端部
22,22 エレメント列
24 スライダー
25 上止
26 下止
3 底部
5 上部開口部
6 一方の側縁部
7 斜状切断部
8 他方の側縁部
9 斜状切断部
20 スライドファスナー
21,21 一対のファスナーテープ
21a ファスナーテープの端部
22,22 エレメント列
24 スライダー
25 上止
26 下止
Claims (4)
- 筒状の合成樹脂シートを扁平状にし、一方の開口部を封止して底部となし、該底部と対向する他方の開口部を上部開口部となした可撓性を有する袋において、
前記袋の一方の側縁部の上部から前記上部開口部に向けて斜状にカットされた斜状切断部を備えるとともに、
一対のファスナーテープと、該ファスナーテープの対向するテープ側縁部に取着した一対のエレメント列と、該一対のエレメント列を噛合・分離させるスライダーとを備えたスライドファスナーを、前記上部開口部の端縁に沿って、かつ前記スライドファスナーのエレメント列を噛合させて前記スライダーを移動して前記スライドファスナーを閉じたとき前記スライダーが前記一方の側縁部側に位置するように、取り付けてなる袋。 - 前記スライドファスナーは、該スライドファスナーを閉じたとき前記スライダーの離脱を防ぐ上止を備え、該上止側の前記ファスナーテープの端部は、前記斜状切断部の上端部よりも前記袋の一方の側縁部側へ横方向に突出している、請求項1に記載の袋。
- 前記袋の他方の側縁部の上部から前記上部開口部に向けて斜状にカットされた斜状切断部を備えた、請求項1又は2に記載の袋。
- 前記ファスナーは上止及び下止を備え、該上止及び下止は、それぞれ横方向において前記斜状切断部の上端部から前記袋の各側縁部までの間に位置する、請求項3に記載の袋。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020200045A (ja) * | 2019-06-06 | 2020-12-17 | サキョ−株式会社 | 出し入れ容易なチャック袋 |
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- 2013-09-27 JP JP2013005608U patent/JP3187723U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2020200045A (ja) * | 2019-06-06 | 2020-12-17 | サキョ−株式会社 | 出し入れ容易なチャック袋 |
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