JP3187697U - 安全合わせガラス構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産工程の貼り合わせ処理において気泡、変形などが発生することを防ぐ安全合わせガラス構造を提供する。
【解決手段】安全合わせガラス構造は、2つのガラス基材1及び断熱接着性フィルム2を備える。断熱接着性フィルムは、断熱粒子21と接着材22との混合により製作され、ガラス基材間に形成されてガラス基材を互いに結合させる。またガラス基材1と断熱接着性フィルム2との間には、高強度のポリカーボネート板3が設けられる。ガラス基材とポリカーボネート板との間には、結合に用いる接着性フィルム4が形成される。断熱粒子21は、ナノITO、複合ナノWO、ナノATO、ナノLaB、ナノカーボンブラック又はLiFTOからなる。
【選択図】図2

Description

本考案は、安全合わせガラス構造に関し、特に、製造工程において貼り合わせ処理を行う際に気泡、変形などが発生して収率が下がることを防ぎ、製造工程が簡素な安全合わせガラス構造に関する。
従来の合わせガラスの構造及び製作加工には、以下2種類のタイプがある。以下それらについて説明する。
図3を参照する。図3に示すように、従来の合わせガラスは、2つのガラス基材51、断熱フィルム52及び2つの接着性フィルム53を含む。2つのガラス基材51間には、断熱フィルム52が形成される。断熱フィルム52と2つのガラス基材51との間には接着性フィルム53が形成され、実際に製作する際、洗浄されたガラス基材51の端面に接着性フィルム53を形成してから、断熱フィルム52を接着性フィルム53の上面に設ける。その後、もう一つの接着性フィルム53を断熱フィルム52上に形成し、最終的にもう一つのガラス基材51を覆って加熱・加圧して結合させる。
しかし、この工程を行う際、接着性フィルム53に気泡が発生し、断熱フィルム52が収縮したり変形したりすることがあり、完成品の不良率を下げることができなかった。上述したことから分かるように、従来の構造には、以下(1)〜(3)の欠点があった。
(1)製造工程が複雑である。
(2)気泡、変形などが発生し、品質が不安定である。
(3)製造工程が複雑でコストが高い。
また、もう一つの従来の構造は、図4に示すように、2つのガラス基材61、めっきフィルム層62及び接着性フィルム63を含む。この構造及び製造工程は、上述のフィルム層が変形する問題を改善することができ、ガラス基材61上に予めめっきフィルム層62を形成してから、もう一つのガラス基材61の端面に接着性フィルム63を形成し、その後、めっき膜形成されたガラス基材61を覆って加熱・加圧して結合させる。
しかし、この構造には、以下(1)及び(2)の欠点があった。
(1)めっき膜加工を行わなければならないため、製造工程が複雑である。
(2)製造工程が複雑なため余計なコストがかかる。
そのため、従来の構造の欠点を改善する、実用性の価値を高める安全合わせガラス構造が求められていた。
そのため、本考案の目的は、生産工程において気泡、変形などが発生して収率が下がることを防ぐ安全合わせガラス構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、2つのガラス基材及び断熱接着性フィルムを備えた安全合わせガラス構造であって、前記断熱接着性フィルムは、断熱粒子と接着材との混合により製作され、前記ガラス基材間に形成されて前記ガラス基材を互いに結合させることを特徴とする安全合わせガラス構造が提供される。
前記ガラス基材と前記断熱接着性フィルムとの間には、高強度のポリカーボネート板が設けられ、前記ガラス基材と前記ポリカーボネート板との間には、結合に用いる接着性フィルムが形成されることが好ましい。
前記断熱粒子は、ナノITO、複合ナノWO3、ナノATO、ナノLaB6、ナノカーボンブラック又はLiFTOからなることが好ましい。
本考案の安全合わせガラス構造は、以下(1)及び(2)の効果を有する。
(1)第1のガラス基材、断熱接着性フィルム及び第2のガラス基材を含み、断熱粒子と接着剤との混合により製作された断熱接着性フィルムをガラス基材間に形成した後、加熱・加圧により一体化させるため、製造工程が簡素であり、コストが下がって変形を防ぐことができる。
(2)ガラス基材と断熱接着性フィルムとの間に、高強度のPC板を設け、ガラス基材とPC板との間に接着性フィルムを接着し、貼り合わせガラスに防爆、防弾機能を持たせて安全性を高める。
本考案の一実施形態に係る安全合わせガラス構造を示す断面図(1)である。 本考案の一実施形態に係る安全合わせガラス構造を示す断面図(2)である。 従来の安全合わせガラス構造を示す断面図(1)である。 従来の安全合わせガラス構造を示す断面図(2)である。
以下、本考案の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本考案が限定されるものではない。
図1を参照する。図1は、本考案の一実施形態に係る安全合わせガラス構造を示す断面図(1)である。図1に示すように、本考案の一実施形態に係る安全合わせガラス構造は、少なくとも2つのガラス基材1及び断熱接着性フィルム2から構成される。断熱接着性フィルム2は、断熱粒子21と接着材22との混合により形成され、2つのガラス基材1間に形成される。
図1及び図2を参照する。図1及び図2に示すように、実際に製作する際、ガラス基材1には、一般のガラス、強化ガラスなどを用いる。断熱接着性フィルム2の断熱粒子21は、ナノITO、複合ナノWO3、ナノATO、ナノLaB6、ナノカーボンブラック又はLiFTOからなる。
接着材22は、PVB、EVA、TPU、TPA又はPSAからなる。断熱粒子21と接着材22とが混合されて断熱接着性フィルム2が形成され、2つのガラス基材1間に断熱接着性フィルム2を設け、加圧・加熱を行って合わせガラスを形成する。
図2を参照する。図2に示すように、ガラス基材1と断熱接着性フィルム2との間には、高強度のポリカーボネート(PC)板3が設けられ、ガラス基材とPC板3との間には接着性フィルム4が形成される。接着性フィルム4は、PVB、EVA、TPU、TPA又はPSAからなってもよい。このように加圧・加熱方式により、防爆、防弾効果を有する安全合わせガラスを形成する。
上述したことから分かるように、本考案の安全合わせガラス構造は、従来の構造と比べ、以下(1)〜(3)の長所を有する。
(1)断熱接着性フィルムを形成し、合わせガラスの製造工程を簡素にし、製造コストを下げる。
(2)断熱接着性フィルムを形成し、合わせ加工処理の際に気泡、変形などの不良が発生することを防ぐ。
(3)ガラス基材と断熱接着性フィルムとの間に高強度のPC板を形成し、防爆、防弾機能を得る。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
1 ガラス基材
2 断熱接着性フィルム
3 PC板
4 接着性フィルム
21 断熱粒子
22 接着材
51 ガラス基材
52 断熱フィルム
53 接着性フィルム
61 ガラス基材
62 めっきフィルム層
63 接着性フィルム

Claims (3)

  1. 2つのガラス基材及び断熱接着性フィルムを備えた安全合わせガラス構造であって、
    前記断熱接着性フィルムは、断熱粒子と接着材との混合により製作され、前記ガラス基材間に形成されて前記ガラス基材を互いに結合させることを特徴とする、
    安全合わせガラス構造。
  2. 前記ガラス基材と前記断熱接着性フィルムとの間には、高強度のポリカーボネート板が設けられ、前記ガラス基材と前記ポリカーボネート板との間には、結合に用いる接着性フィルムが形成されることを特徴とする請求項1に記載の安全合わせガラス構造。
  3. 記断熱粒子は、ナノITO、複合ナノWO3、ナノATO、ナノLaB6、ナノカーボンブラック又はLiFTOからなることを特徴とする請求項1に記載の安全合わせガラス構造。
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