JP3187273B2 - ケーブル保護カバーの連結装置 - Google Patents
ケーブル保護カバーの連結装置Info
- Publication number
- JP3187273B2 JP3187273B2 JP07286795A JP7286795A JP3187273B2 JP 3187273 B2 JP3187273 B2 JP 3187273B2 JP 07286795 A JP07286795 A JP 07286795A JP 7286795 A JP7286795 A JP 7286795A JP 3187273 B2 JP3187273 B2 JP 3187273B2
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- Japan
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- cable
- cover
- receiving portion
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば立木の接触によ
るケーブルの損傷を防ぐために、ケーブルに、該ケーブ
ルを取り囲むようにして組付けて用いるケーブル保護カ
バーの連結装置に関するものである。
るケーブルの損傷を防ぐために、ケーブルに、該ケーブ
ルを取り囲むようにして組付けて用いるケーブル保護カ
バーの連結装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ケーブル保護カバーとして、断面円弧状
のカバー主体の長手方向に沿う一端に受止部を、他の一
端に係止部をそれぞれ突設し、係止部を受止部に係離可
能に係止してケーブルに、該ケーブルを取り囲むように
して組付ける構造のものがあるが、該ケーブル保護カバ
ーを連結して用いる場合、別体のいわゆるジョイント材
にケーブル保護カバーの端部を挿し込んで連結するよう
にしている。
のカバー主体の長手方向に沿う一端に受止部を、他の一
端に係止部をそれぞれ突設し、係止部を受止部に係離可
能に係止してケーブルに、該ケーブルを取り囲むように
して組付ける構造のものがあるが、該ケーブル保護カバ
ーを連結して用いる場合、別体のいわゆるジョイント材
にケーブル保護カバーの端部を挿し込んで連結するよう
にしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来例は、ジョイント
材に単に挿し込んで連結しただけであるので、カバー主
体の弾性によって連結状態をある程度を維持することが
できるとしても、外力の負荷により容易に離脱するおそ
れがある。
材に単に挿し込んで連結しただけであるので、カバー主
体の弾性によって連結状態をある程度を維持することが
できるとしても、外力の負荷により容易に離脱するおそ
れがある。
【０００４】本発明は、外力の負荷によっても容易に離
脱することのない装置を提供することを目的として創案
したものである。
脱することのない装置を提供することを目的として創案
したものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】弾性板より成るカバー主
体の長手方向に沿う一端に受止部を、他の一端に係止部
をそれぞれ該カバー主体の外方向にして突設し、係止部
を受止部に係離可能に係止してケーブルに該ケーブルを
取り囲むようにして組付けるケーブル保護カバーにおい
て、互いに連結する一対のケーブル保護カバーの一方の
端部に、係止部及び受止部を切除して形成し、しかも、
他の一方の保護カバーの互いに係止した受止部と係止部
を係合する切欠部と、該切欠部に相対する透孔を設ける
と共に、前記他の一方の保護カバーの端部側の外面に
は、前記透孔に係止する連結ピンを前記係止部ないし受
止部に相対する位置にして突設して構成する。
体の長手方向に沿う一端に受止部を、他の一端に係止部
をそれぞれ該カバー主体の外方向にして突設し、係止部
を受止部に係離可能に係止してケーブルに該ケーブルを
取り囲むようにして組付けるケーブル保護カバーにおい
て、互いに連結する一対のケーブル保護カバーの一方の
端部に、係止部及び受止部を切除して形成し、しかも、
他の一方の保護カバーの互いに係止した受止部と係止部
を係合する切欠部と、該切欠部に相対する透孔を設ける
と共に、前記他の一方の保護カバーの端部側の外面に
は、前記透孔に係止する連結ピンを前記係止部ないし受
止部に相対する位置にして突設して構成する。
【０００６】
【作用】連結する一対の保護カバーのそれぞれの係止部
と受止部とを離開させるようにしてカバー主体の内側に
ケーブルを配してケーブルに組合わせ、係止部と受止部
を互いに係止した後、一方の保護カバーの互いに係止し
た受止部と係止部の端部を、他の一方の保護カバーの端
部に設けた切欠部に一致させ、かつ、保護カバーの弾性
を利用して一方の保護カバーに設けた連結ピンを、他の
一方の保護カバーに設けた透孔に係止することによって
一対の保護カバーは互いに連結される。
と受止部とを離開させるようにしてカバー主体の内側に
ケーブルを配してケーブルに組合わせ、係止部と受止部
を互いに係止した後、一方の保護カバーの互いに係止し
た受止部と係止部の端部を、他の一方の保護カバーの端
部に設けた切欠部に一致させ、かつ、保護カバーの弾性
を利用して一方の保護カバーに設けた連結ピンを、他の
一方の保護カバーに設けた透孔に係止することによって
一対の保護カバーは互いに連結される。
【０００７】
【実施例】図面は本発明に係るケーブル保護カバーの連
結装置の一実施例を示し、図１は連結状態を示した一部
欠截側面図、図２は要部の分解斜視図である。
結装置の一実施例を示し、図１は連結状態を示した一部
欠截側面図、図２は要部の分解斜視図である。
【０００８】実施例のものは、保護カバーＡの一端側に
係止部２および受止部３を切除して設けた切欠部４と該
切欠部４に相対する透孔５を設け、他の一端側に連結す
る他の保護カバーの透孔に係合する連結ピン６を設けて
あるが、図面では連結する保護カバーＡ，Ａの一方の端
部側だけを示している。
係止部２および受止部３を切除して設けた切欠部４と該
切欠部４に相対する透孔５を設け、他の一端側に連結す
る他の保護カバーの透孔に係合する連結ピン６を設けて
あるが、図面では連結する保護カバーＡ，Ａの一方の端
部側だけを示している。
【０００９】しかして、保護カバーＡは、弾性の合成樹
脂板で構成したもので、断面円弧状のカバー主体１の長
手方向に沿う一端に断面やや溝状の屈曲形状にして前記
受止部３を、他の一端に断面Ｌ字状の屈曲形状に前記係
止部２をカバー主体１の外方向に突設する。
脂板で構成したもので、断面円弧状のカバー主体１の長
手方向に沿う一端に断面やや溝状の屈曲形状にして前記
受止部３を、他の一端に断面Ｌ字状の屈曲形状に前記係
止部２をカバー主体１の外方向に突設する。
【００１０】係止部２と受止部３は、係止部２の先端部
片２ａを受止部３の先端部片３ａの内側に配して係止
し、その係止状態はカバー主体１の弾性を利用して維持
される。
片２ａを受止部３の先端部片３ａの内側に配して係止
し、その係止状態はカバー主体１の弾性を利用して維持
される。
【００１１】互いに連結する一対のケーブル保護カバー
Ａ，Ａの一方の端部には前記の通り係止部２および受止
部３を切除して形成した切欠部４と該切欠部４と相対向
するようにしてカバー主体１を穿いて設けた透孔５を備
え、他の一方のカバー主体１の端部側の外面には前記透
孔５に係合する連結ピン６を係止部２ないし受止部３に
相対する位置にして突設する。
Ａ，Ａの一方の端部には前記の通り係止部２および受止
部３を切除して形成した切欠部４と該切欠部４と相対向
するようにしてカバー主体１を穿いて設けた透孔５を備
え、他の一方のカバー主体１の端部側の外面には前記透
孔５に係合する連結ピン６を係止部２ないし受止部３に
相対する位置にして突設する。
【００１２】連結ピン６はねじ杆６ａにナット６ｂを螺
合してカバー主体１に締付け、カバー主体１より突出す
るねじ杆部にキャップ６ｃを被せて構成する。
合してカバー主体１に締付け、カバー主体１より突出す
るねじ杆部にキャップ６ｃを被せて構成する。
【００１３】しかして、連結する一対の保護カバーＡ，
Ａのそれぞれの係止部２と受止部３とを離開させるよう
にして、カバー主体１の内側にケーブルＣを配してケー
ブルＣに組合わせ、係止部２と受止部３を互いに係止し
た後、一方の保護カバーの互いに係止した係止部２と受
止部３の端部を、他の一方の保護カバーの端部に設けた
切欠部４に一致させ、かつ、保護カバーＡ，Ａの弾性を
利用して連結ピン６を透孔５に係止することによって、
一対の保護カバーＡ，Ａは互いに連結され、以下必要に
応じてさらに他の保護カバーを順次連結して用いるので
ある。
Ａのそれぞれの係止部２と受止部３とを離開させるよう
にして、カバー主体１の内側にケーブルＣを配してケー
ブルＣに組合わせ、係止部２と受止部３を互いに係止し
た後、一方の保護カバーの互いに係止した係止部２と受
止部３の端部を、他の一方の保護カバーの端部に設けた
切欠部４に一致させ、かつ、保護カバーＡ，Ａの弾性を
利用して連結ピン６を透孔５に係止することによって、
一対の保護カバーＡ，Ａは互いに連結され、以下必要に
応じてさらに他の保護カバーを順次連結して用いるので
ある。
【００１４】なお、実施例は保護カバーが円筒形を成し
ているが、楕円筒形であろうが角筒形のものであっても
適用できる。
ているが、楕円筒形であろうが角筒形のものであっても
適用できる。
【００１５】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
断面円弧状等の弾性板より成るカバー主体の長手方向に
沿う一端に受止部を、他の一端に係止部をそれぞれ突設
し、係止部を受止部に係離可能に係止してケーブルに該
ケーブルを取り囲むようにして組付けるケーブル保護カ
バーを確実に連結でき、外力の負荷に対しても容易に外
れることのない装置を提供できる。
断面円弧状等の弾性板より成るカバー主体の長手方向に
沿う一端に受止部を、他の一端に係止部をそれぞれ突設
し、係止部を受止部に係離可能に係止してケーブルに該
ケーブルを取り囲むようにして組付けるケーブル保護カ
バーを確実に連結でき、外力の負荷に対しても容易に外
れることのない装置を提供できる。
【図１】連結状態を示した一部欠截側面図。
【図２】要部の分解斜視図。
Ａ ケーブル保護カバー １ カバー主体 ２ 係止部 ３ 受止部 ４ 切欠部 ５ 透孔 ６ 連結ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平５−55725（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−85716（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−180127（ＪＰ，Ｕ) 特公 平４−61573（ＪＰ，Ｂ２) 実公 昭41−20536（ＪＰ，Ｙ１)
Claims (1)
- 【請求項１】 弾性板より成るカバー主体の長手方向に
沿う一端に受止部を、他の一端に係止部をそれぞれ該カ
バー主体の外方向にして突設し、係止部を受止部に係離
可能に係止してケーブルに該ケーブルを取り囲むように
して組付けるケーブル保護カバーにおいて、互いに連結
する一対のケーブル保護カバーの一方の端部に、係止部
及び受止部を切除して形成し、しかも、他の一方の保護
カバーの互いに係止した受止部と係止部を係合する切欠
部と、該切欠部に相対する透孔を設けると共に、前記他
の一方の保護カバーの端部側の外面には、前記透孔に係
止する連結ピンを前記係止部ないし受止部に相対する位
置にして突設した、ケーブル保護カバーの連結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07286795A JP3187273B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | ケーブル保護カバーの連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07286795A JP3187273B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | ケーブル保護カバーの連結装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08275358A JPH08275358A (ja) | 1996-10-18 |
| JP3187273B2 true JP3187273B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=13501715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07286795A Expired - Fee Related JP3187273B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | ケーブル保護カバーの連結装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3187273B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4120536Y1 (ja) * | 1964-03-16 | 1966-10-04 | ||
| JP2569081Y2 (ja) * | 1991-12-25 | 1998-04-22 | 株式会社イノアックコーポレーション | 電話線用ケーブルカバー |
-
1995
- 1995-03-30 JP JP07286795A patent/JP3187273B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08275358A (ja) | 1996-10-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990608 |
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