JPH0795458B2 - コネクタの防じん・防滴装置 - Google Patents

コネクタの防じん・防滴装置

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JPH0795458B2
JPH0795458B2 JP2118925A JP11892590A JPH0795458B2 JP H0795458 B2 JPH0795458 B2 JP H0795458B2 JP 2118925 A JP2118925 A JP 2118925A JP 11892590 A JP11892590 A JP 11892590A JP H0795458 B2 JPH0795458 B2 JP H0795458B2
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JP
Japan
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connector
band
hole
housing
cap
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2118925A
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JPH0414776A (ja
Inventor
大介 大谷
裕昭 石川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子機器筐体に外部機器と接続するために取
り付けられたコネクタの防じん・防滴装置に関する。
従来の技術 従来、この種のコネクタをちりの侵入や水滴の侵入から
防護する装置として、筐体に可撓性を有するバンドの基
部を取り付け、バンドの先端部に連設されたキャップを
バンドの撓みを利用してコネクタに嵌合するようにした
構成が知られている。以下、上記従来例について図面を
参照しながら説明する。
第2図(a)、(b)はそれぞれ従来例におけるコネク
タの防じん・防滴装置を示し、第2図(a)はキャップ
をコネクタから離脱した状態の斜視図、第2図(b)は
キャップをコネクタに嵌合した状態の斜視図である。第
2図(a)に示すように、電子機器の筐体1に外部機器
接続用のコネクタ2がねじ止め等の手段により取り付け
られている。筐体1におけるコネクタ2の近傍の端部に
は凹所51が形成され、凹所51内において筐体1にねじ穴
52が形成されている。バンド53はゴム、若しくは軟質プ
ラスチック等の可撓性材からなり、基部の取り付け部54
にねじ取り付け穴55が形成され、中間部56が曲げやすい
ように薄肉に形成されている。バンド53の先端部にはコ
ネクタ2に嵌合し得るキャップ57が一体に連設されてい
る。取り付け具58は金属製で押さえ板59の対向縁に側板
60が直角方向に連設され、側板60に挟まれた一側縁に係
合板61が直角方向に連設され、押さえ板59にはねじ取り
付け穴62が形成されている。そして、バンド53の取り付
け部54が筐体1の凹所51に挿入され、取り付け部54の外
方よりこの取り付け部54の両側を挟むように取り付け具
58の側板60が凹所51の内側に挿入されると共に、取り付
け具58の係合板61がバンド53の取り付け部54の段部63に
抜け止め状態に係合され、取り付け具58およびバンド53
のねじ取り付け穴62および55より筐体1のねじ穴52にね
じ64が螺入され、バンド53が筐体1に取り付けられてい
る。このとき、取り付け具58の側板60によりねじ64を締
めつけた際の取り付け具58の回り止めと、バンド53の取
り付け部54の締めつけ量の制約を図っている。
したがって、第2図(b)に示すように、バンド53をそ
の可撓性の利用により薄肉の中間部56でほぼ180゜折り
返すことにより、キャップ57をコネクタ2に嵌合し、コ
ネクタ2の内部の端子2aをちりや水滴から防護すること
ができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のコネクタの防じん・防滴装置
では、バンド53を筐体1に取り付けるには、取り付け具
58とねじ64を必要とするため、組立部品点数が多く、取
り付け作業に手数を要するばかりでなく、高価となる。
また、筐体1のねじ穴52に螺入されたねじ64の先端部が
筐体1の内方へ突出するため、筐体1の内部スペースが
狭くなるなどの問題があった。
本発明は、このような従来の問題を解決するものであ
り、組立部品点数を1つにして取り付け作業能率の向上
を図ることができると共に、低コスト化を図ることがで
き、また、筐体の内部スペースを広く有効に利用するこ
とができるようにしたコネクタの防じん・防滴装置を提
供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、電子機器の筐体
における外部機器接続用のコネクタの近傍に形成された
貫通穴と、この貫通穴の外側の抜け止め部に形成され、
この貫通穴に連通する切欠溝と、この切欠溝より上記貫
通穴に挿入され、抜け止め状態に係合された可撓性を有
するバンドと、このバンドの先端部に連設され、このバ
ンドを上記抜け止め部の外方で折り返すことにより、上
記コネクタに離脱可能に嵌合し得るキャップとを備えた
ものである。
作用 したがって、本発明によれば、バンドを貫通穴の外側の
抜け止め部に形成した切欠溝に通して貫通穴に挿入し、
抜け止め状態に係合することにより、バンドを筐体に取
り付けることができ、この取り付け状態でバンドをその
可撓性の利用により抜け止め部の外方で折り返し、バン
ドの先端部に連設したキャップをコネクタに嵌合するこ
とにより、コネクタ内部の端子をちりや水滴から防護す
ることができる。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
第1図(a)、(b)はそれぞれ本発明の一実施例にお
けるコネクタの防じん・防滴装置を示し、第1図(a)
はキャップをコネクタから離脱した状態の斜視図、第1
図(b)はキャップをコネクタに嵌合した状態の斜視図
である。
第1図(a)に示すように、電子機器の筐体1に外部機
器接続用のコネクタ2がねじ止め等の手段により取り付
けられている。筐体1におけるコネクタ2の近傍の端部
には直角方向に折れ曲がる貫通穴3が形成され、貫通穴
3の外側の抜け止め部4の中間部には幅の狭い切欠溝5
が貫通穴3に連通するように形成されている。貫通穴3
に挿入されるバンド6は、ゴム、若しくは軟質プラスチ
ック等の可撓性材からなり、基部側に起立部7が形成さ
れ、中間部8が曲げやすいように薄肉に形成されてい
る。バンド6の起立部7に続いてコネクタ2の基部に嵌
合されるリング状部9が一体に連設され、バンド6の先
端部にはコネクタ2に嵌合し得るキャップ10が一体に連
設されている。そして、バンド6の起立部7の前側部が
切欠溝5に通され、起立部7およびその前側部が直角方
向に折れ曲がる貫通穴3に挿入され、更に、リング状部
9がコネクタ2の基部に嵌合されてバンド6が抜け止め
状態に係合され、筐体1に取り付けられ、この状態で薄
肉の中間部8より先方が貫通穴3の外方に突出されてい
る。
したがって、第1図(b)に示すように、バンド6をそ
の可撓性を利用して薄肉の中間部8において抜け止め部
4の外方でほぼ180゜折り返すことにより、キャップ10
をコネクタ2に嵌合し、コネクタ2内部の端子2aをちり
や水滴から防護することができる。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、バンドを貫通穴の外
側の抜け止め部に形成した切欠溝に通して貫通穴に挿入
し、抜け止め状態に係合することにより、バンドを筐体
に取り付けることができ、この取り付け状態でバンドを
その可撓性の利用により抜け止め部の外方で折り返し、
バンドの先端部に連設したキャップをコネクタに嵌合す
ることにより、コネクタ内部の端子をちりや水滴から防
護することができる。このように、バンド等の1つの組
立部品点数であるので、取り付け作業能率の向上を図る
ことができると共に、低コスト化を図ることができる。
また、筐体の貫通穴や切欠溝は省スペースで設けること
ができるので、筐体の内部スペースを有効に利用するこ
とができる。しかも、バンドに無理な力が加わったとし
てもその外力は抜け止め部で止まるので、リング状部が
変形しリング状部がコネクタから脱落してキャップがコ
ネクタから外れてしまう恐れはないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)はそれぞれ本発明の一実施例にお
けるコネクタの防じん・防滴装置を示し、第1図(a)
はキャップをコネクタから離脱した状態の斜視図、第1
図(b)はキャップをコネクタに嵌合した状態の斜視
図、第2図(a)、(b)はそれぞれ従来例におけるコ
ネクタの防じん・防滴装置を示し、第2図(a)はキャ
ップをコネクタから離脱した状態の斜視図、第2図
(b)はキャップをコネクタに嵌合した状態の斜視図で
ある。 1……筐体、2……コネクタ、3……貫通穴、4……抜
け止め部、5……切欠溝、6……バンド、9……リング
状部、10……キャップ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器の筐体における外部機器接続用の
    コネクタの近傍に形成された貫通穴と、この貫通穴の外
    側の抜け止め部に形成され、この貫通穴に連通する切欠
    溝と、この切欠溝より上記貫通穴に挿入され、抜け止め
    状態に係合される薄肉の中間部を有する可撓性のバンド
    と、このバンドの一端部に連設され上記コネクタの外周
    部と嵌まり合うリング状部と、上記バンドの他端部に連
    設され上記バンドを上記抜け止め部の外方で折り返すこ
    とにより、上記コネクタに離脱可能に嵌合し得るキャッ
    プとを備えたコネクタの防じん・防滴装置。
JP2118925A 1990-05-08 1990-05-08 コネクタの防じん・防滴装置 Expired - Lifetime JPH0795458B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2118925A JPH0795458B2 (ja) 1990-05-08 1990-05-08 コネクタの防じん・防滴装置

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JPH0414776A JPH0414776A (ja) 1992-01-20
JPH0795458B2 true JPH0795458B2 (ja) 1995-10-11

Family

ID=14748596

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4667146B2 (ja) * 2005-07-14 2011-04-06 キヤノン株式会社 電子機器
JP6323715B2 (ja) * 2014-09-09 2018-05-16 カシオ計算機株式会社 キャップ取付構造および電子機器
DE102018119979B4 (de) * 2018-08-16 2022-10-06 Te Connectivity Germany Gmbh Blindstecker, elektrischer Energiespeicher und Verfahren zur Montage des elektrischen Energiespeichers

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5553951U (ja) * 1978-10-04 1980-04-11

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