JP3186904U - 除雪器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 堆積した雪を効率的に、除雪並びに排雪することが可能であるとともに、雪を除排雪板によって側方へ導く押し出す動作を容易に行うことができる除雪器具の提供。
【解決手段】 堆積した雪を掬い取るとともに、押動することによって雪を側方又は前方へ導く除排雪板12と、除排雪板12に設けられた柄部14とを有し、除排雪板12と、柄部14の先端部との間には、除排雪板12に対し柄部14を、左右方向に回動可能とする接続部材が設けられているとともに、柄部14、除排雪板12間の左右方向のなす角度を任意の位置に変更し得る角度可変機構20が設けられている
【選択図】 図1

Description

本考案は、除雪器具に係わり、降雪地域にて冬期間、路上や住宅敷地内などに堆積する雪を取り除いたり、押動させることによって掻き寄せるなどの除排雪作業を行うのに好適な除雪器具に関する。
従来、冬期間の降雪に対処すべく、様々な除雪器具が提案されているが、堆積した雪を掻き寄せるタイプの一例として、特開2010−90682号公報に角度可変型除雪具が開示されている。同公報記載の除雪具は、湾曲板体によって形成された除雪板を有し、その中央部に接続管を設けるとともに、当該接続管に除雪具の柄を取り付ける。
また、この除雪具では、接続管と柄の固定部分に回動機構部が用いられ、この回動機構部により、柄に対する除雪板の上下方向の角度を変更することができるようになっている。これによって、雪の押し込みによる掻き寄せ作業に加え、引っ張りによる掻き寄せ作業、双方の作業を行うことが可能とされ、屋根の雪庇などの除去作業にも利用できるとされている。
さらに、特開平10−183550号公報記載の除雪器具は、除雪板(掬取部)、当該除雪板の後方に取り付けられた柄部等を具備し、除雪板の掬取部の縁部(掬取縁部)には除雪板の内側へ導入された雪を、一方側へ導く側方排出部が設けられている。
加えて、除雪板には、後方に向けて、且つやや斜め上方に傾斜させた角度の異なる二つの取付部が設けられており、これらの取付部に、柄部を選択的に取り付けることが可能となっている。これにより、除雪箇所の状況に応じ、雪の排出方向を自由に選択して除雪作業を行うことが可能であり、側方排出部から雪を効率的に除雪できるとされている。
特開2010−90682号公報 特開平10−183550号公報
前述の特許文献1記載の発明は、接続管と柄の固定部分に設けられた回動機構部によって除雪板に対する柄の角度を変更することが可能であり、除雪板を前進・後進をさせての除雪作業が可能であるというメリットを有する。
しかしながら、現実問題として、除雪作業時に除雪板を後進(引く)させて除雪作業を行うのは、雪の抵抗が生じている除雪板に引張力を加えることになるため、十分な力を作用させることが難しく、円滑な除雪作業が困難であるという課題がある。
また、特許文献2記載の発明は、除雪板に設けられた複数の取付部に対し、柄部を選択的に取り付けて、状況に応じた除排雪作業を可能とするが、取付部は除雪板に固定されていることから、柄部と除雪板との角度を臨機応変に変化させることができないという課題を有する。
本考案は前述の諸事情に対処するために提案されたものであって、堆積した雪を効率的に、除雪並びに排雪することが可能であるとともに、雪を除排雪板によって側方へ導く押し出す動作(押動動作)を容易に行うことができる除雪器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の考案は、堆積した雪を掬い取るとともに、押動することによって雪を側方又は前方へ導く除排雪板と、該除排雪板に設けられた柄部とを有し、前記除排雪板と、柄部の先端部との間には、該除排雪板に対し該柄部を左右方向に回動可能とする接続部材が設けられているとともに、該柄部、除排雪板間の左右方向のなす角度を任意の位置に変更し得る角度可変機構が設けられていることを特徴とする。
請求項2記載の考案は、上記1項において、前記角度可変機構は、前記除排雪板に取り付けられた扇輪部を有し、該扇輪部には前記柄部の回動動作を案内するとともに、該柄部が該除排雪板に対し、所望の角度となるように該柄部を前記扇輪部に対して固定するロック手段が設けられていることを特徴とする。
請求項3記載の考案は、上記1項又は2項において、前記柄部の先端部における回動中心は、前記角度可変機構における扇輪部の中心位置と一致するように、該柄部、扇輪部が前記除排雪板に設置されていることを特徴とする。
請求項4記載の考案は、上記1項〜3項のうち、いずれか1項において、前記除排雪板には、前記柄部の先端部が、その中央部に回動可能に連結されているとともに、該柄部の中間部が、前記角度可変機構における扇輪部と接触した状態で取付固定されていることを特徴とする。
上述のように、各請求項記載の考案によれば、柄部と除排雪板との左右方向の角度を臨機応変に変化させることできるので、雪を除排雪板によって、作業者の斜め前方へ導く押動動作を行う場合に、効率的に雪を所望の箇所へ押し出つつ、掻き寄せることが可能である。
本考案の一実施形態に係る除雪器具の正面図である。 同じく、本考案の一実施形態に係る除雪器具の背面図である。 同じく、本考案の一実施形態に係る除雪器具の要部である角度可変機構の拡大説明図である。 同じく、本考案の一実施形態に係る除雪器具の要部である角度可変機構と柄部との関係を示す要部断面図である。 同じく、本考案の一実施形態に係る除雪器具の要部である角度可変機構における扇輪部の拡大正面図である。 同じく、本考案の一実施形態に係る除雪器具における除排雪板の角度を変更した場合を示す正面図である。 同じく、本考案の一実施形態に係る除雪器具を利用して、堆積した雪を押動させることにより、掻き寄せ作業を行う場合の作用を示す説明図である。
以下、本考案に係る除雪器具について添付図面を参照して説明する。
図1は本考案の一実施形態に係る除雪器具の正面図、図2は同じく除雪器具の背面図である。図1及び図2に示されるように、本実施形態の除雪器具10は、除排雪板12と、柄部14と、角度可変機構20等とを具備して構成されている。
除排雪板12は合成樹脂、若しくはアルミニウム板などを素材とし、内側に雪を保持するのに適した曲率を有して形成され、前縁部12Aから雪を除排雪板12の内部へ導入して保持し得るようになっている。除排雪板12の内部に導入された雪は、投雪或いは側方へ導いて除排雪することが可能である。
図2に示されるように、除排雪板12の背面側には、その中央部に接続部材としてのブラケット16、当該ブラケット16を中心として両側に一対の取付片18A,18Bが設けられ、ブラケット16には柄部14の先端部14Aが、左右方向に回動可能に可動軸16Aを介して取り付けられている。
また、取付片18A,18Bには角度可変機構20の要部である扇輪部22の下端部22A,22Bが固定されている。ブラケット16、取付片18A,18Bは除排雪板12に予め一体成型することによって形成しておいても良いし、或いは、別部品として除排雪板12に別途、後付することも可能である。扇輪部22は半扇形のリング状に形成された半円状をなし、柄部14の回動動作を案内しながら柄部14の下面側と当接するようになっている。
扇輪部22の両下端部22A,22B並びに、柄部14の先端部14Aのブラケット16に対する取付位置は、図1に示されるように、正面視L1−L2線上に位置するように設置され、これによって柄部14を除排雪板12に対し、時計回り或いは反時計回りに抵抗なくスムーズに回動させることが可能となっている。
或いは、柄部14の可動軸16Aは扇輪部22の中心位置と一致するように、柄部14、扇輪部22が除排雪板12にそれぞれ設置されている。
また、柄部14は、除排雪板12に対し、その先端部14Aと、扇輪部22の下面に接触する中間部14Eとによって除排雪板12を支持するようになっているため、湿り気を多く含む重さのある雪を持ち上げて除排雪を行ったり、又は堆積した雪を押し出して掻き寄せる押動動作を行う場合に十分な強度を確保することが可能である。つまり、除排雪板12は、合計2点によって、柄部14に支持されていることから、使用時の強度向上はもとより、耐久性を同時に高めることができる。
図3は角度可変機構20の拡大説明図、図4は角度可変機構20と柄部14との関係を示す要部断面図、図5は扇輪部22の拡大正面図である。これらの図に示されるように、角度可変機構20の扇輪部22の表面側には、リング状の部分に沿って、断面が略門型形状のガイド部26が設けられている。
ガイド部26は、ロック手段としての固定ネジ24に固着された抜け止めワッシャ25との関係により、固定ネジ24がガイド部26から抜けないように配慮されているとともに、固定ネジ24を扇輪部22に沿って案内する機能がある。扇輪部22のガイド部26の下方部分には、等角度ずつ隔てて5箇所の固定孔28A〜28Eが穿設されている。一例として、各固定孔28A〜28Eは、隣接する固定孔の間で、約22.5度の角度差が設けられている。
図4及び図5に示されるように、固定ネジ24は、扇輪部22の固定孔28C、柄部14の外筒14Bの挿通孔から挿入され、柄部14に穿設されたネジ孔14Cの内周側に刻まれた雌ネジ部と螺合することにより、柄部14を除排雪板12の中央位置に固定している。
図6は、本実施形態に係る除雪器具10における除排雪板12と柄部14との角度を変更した場合を示す正面図である。同図(a)に示される場合は、柄部14は除排雪板12に対し、垂直(90度)の位置にある。図6(b)では、固定ネジ24を扇輪部22の固定孔28Bから挿通し、柄部14のネジ孔14Cに対して締め付け固定することにより、柄部14の除排雪板12に対する角度は約68度となる。
一方、固定孔28Dは、固定孔28Bに対し、対称となる位置に扇輪部22に穿設されていることから、除排雪板12を逆側へ、同じ角度分だけ回動させる場合は固定孔28Bを利用することになる。また、図6(c)では柄部14は除排雪板12に対し45度となるように、固定孔28Aを利用して柄部14を扇輪部22に固定する。
図7は前述した本実施形態に係る除雪器具10を利用して、堆積した雪を押動させることにより、掻き寄せ作業を行う場合の作用を示す説明図である。
除雪器具10を矢印X方向に雪Sを押動した場合は、同図(a)に示されるように、除排雪板12前方のY1の方向へ雪Sは導かれる。また、除排雪板12の角度を68度とした場合は、斜め前方のY2方向へ雪Sは導かれる。さらに、除排雪板12の角度を45度すると、より斜め前方のY3方向へと雪Sを導くことができるようになる。
このように、本実施形態に係る除雪器具10によれば、除排雪作業のうち、特に雪を周囲に掻き寄せる押動作業の場合に、除排雪板12の角度を自由に設定することができるため、雪の掻き寄せ作業を効率的に行うことが可能となる。
また、除排雪板12は、柄部14に対し、先端部14Aと、扇輪部22とによって支持されているため、雪を持ち上げる作業や投雪作業の際に、除排雪板12の保持力が向上し、結果的に除雪器具の耐久性の向上はもとより、重量のある雪にも対応することができる。
なお、本実施形態では、柄部14を扇輪部22に対し、5箇所で固定するようにしているが、これに限らず、回動角度を連続的に可変し得るように構成することも可能である。これによれば、きめ細かく除排雪板12の柄部14に対する角度を調整することができる。
また、本実施形態では、扇輪部22の形状につき、半円形のリング状としているが、柄部14の回動動作を妨げずにスムーズに案内することができれば、その形状は、楕円形など、様々な形状とすることが可能である。
以上説明したように、本実施形態の除雪器具10によれば、柄部14に対する除排雪板12の角度を、左右方向に自由に回動させて最適な角度で、除排雪作業を行うことが可能であり、特に、雪を掻き寄せる押動作業を能率的に行うことができる。
本考案によれば、雪を効率的に除雪並びに排雪することができるとともに、雪を除排雪板によって側方へ導く押し出す動作を容易に行うことが可能となり、除排雪作業に要する作業時間、作業負担の低減に寄与する。
10 除雪器具
12 除排雪板
12A 前縁部
14 柄部
14A 先端部
14B 外筒
14C ネジ孔
14D 把持部
14E 中間部
16 ブラケット
16A 可動軸
18A 18B 取付片
20 角度可変機構
22 扇輪部
22A 22B 下端部
24 固定ネジ
25 抜け止めワッシャ
26 ガイド部
28A〜28E 固定孔

Claims (4)

  1. 堆積した雪を掬い取るとともに、押動することによって雪を側方又は前方へ導く除排雪板と、該除排雪板に設けられた柄部とを有し、
    前記除排雪板と、柄部の先端部との間には、該除排雪板に対し該柄部を左右方向に回動可能とする接続部材が設けられているとともに、該柄部、除排雪板間の左右方向のなす角度を任意の位置に変更し得る角度可変機構が設けられていることを特徴とする除雪器具。
  2. 前記角度可変機構は、前記除排雪板に取り付けられた扇輪部を有し、該扇輪部には前記柄部の回動動作を案内するとともに、該柄部が該除排雪板に対し、所望の角度となるように該柄部を前記扇輪部に対して固定するロック手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の除雪器具。
  3. 前記柄部の先端部における回動中心は、前記角度可変機構における扇輪部の中心位置と一致するように、該柄部、扇輪部が前記除排雪板に設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の除雪器具。
  4. 前記除排雪板には、前記柄部の先端部が、その中央部に回動可能に連結されているとともに、該柄部の中間部が、前記角度可変機構における扇輪部と接触した状態で取付固定されていることを特徴とする請求項1〜3のうち、いずれか1項に記載の除雪器具。
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