JP3186676B2 - 半導体装置の構造と製法 - Google Patents

半導体装置の構造と製法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置及びその
製造方法に関し、特にバイポーラトランジスタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】携帯電話等の移動体通信用端末中のロー
ノイズアンプやプリドライバアンプに用いられるデバイ
スは、高利得、低雑音化と共に、低価格化が求められて
おり、これを満足するデバイスとして、シリコン・バイ
ポーラトランジスタ、特に、高利得、低雑音用のデバイ
スとして、セルフアライン型のシリコン・バイポーラト
ランジスタが多く用いられている。以下に、従来のセル
フアライン型のバイポーラトランジスタの構造について
説明する。
【0003】図6は、特開平8−8351号公報の記載
される半導体装置の構成を示す縦断面図である。図5を
参照すると、この従来の半導体装置は、P−型シリコン
基板1上に、N+埋め込み層2、N−エピタキシャル層
3を有し、N−エピタキシャル層3はフィールド絶縁膜
32により素子分離され、N−エピタキシャル層3中の
能動領域となる部分に、P型真性ベース6、及び、第1
のポリシリコン膜10とP型真性ベース6とを接続する
ためのP+外部ベース5、及び、第2のポリシリコン膜
9を有し、また第1のポリシリコン膜10及び第1シリ
コン窒化膜11にはN+エミッタ7、P真性ベース6と
接続するためのコンタクト孔があり、P真性ベース領域
6中にコンタクト孔側壁にある第1のサイドウォール2
3を分離膜としてN+エミッタ7を有し、コンタクト孔
上及び第1シリコン窒化膜11上にN+型エミッタ電極
15を有する構造となっている。
【0004】図6に示した構成の従来のセルフアライン
型トランジスタの高周波特性をさらに向上させるには、
エミッタコンタクト寸法を微細化し、容量を下げ、ベー
ス抵抗を下げる必要がある。しかし、この場合、コンタ
クト孔上のN+型エミッタ電極33のカバレッジが悪く
なり、段差部分のN+型エミッタ電極33を流れる電流
密度が高くなり、エレクトロマイグレーションにより、
デバイス寿命が短くなるという問題点があった。
【0005】この問題点を解決するために、例えば特開
平5−175206号公報には、エミッタ電極窓の平坦
性を良くし、エミッタ電極配線膜のステップカバレッジ
を向上させることを目的として、図7に縦断面図として
示すようなエミッタ自己整合型バイポーラトランジスタ
が提案されている。
【0006】図6を参照すると、このバイポーラトラン
ジスタは、図5に示したトランジスタと同様に、セルフ
アライン型のトランジスタであるが、第2のポリシリコ
ン膜28がコンタクト孔中に埋め込まれており、第3の
ポリシリコン膜29上にエミッタ電極配線30を有して
いる。このため、コンタクト孔上は平坦化されており、
第1の従来技術にみられるような、トランジスタの寿命
を短くする電流密度の増加は起こらない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開平
8−8351号公報には、メタライズ工程が明記されて
いないが、本来ならば、図6に示した工程の後に、メタ
ライゼーション工程において、各トランジスタや受動素
子間を接続するために、シリコン酸化膜等の絶縁膜を形
成し、第1ポリシリコン10とN+エミッタ電極33上
に接続孔を形成する、ことが行われるはずである。
【0008】この際、図6を参照して説明した従来の半
導体装置においては、コンタクト孔の段差の影響によ
り、N+エミッタ電極33上のシリコン酸化膜が、第1
ポリシリコン10上よりコンタクト孔の段差分厚くな
る。このため、同時に接続孔をドライエッチにより形成
した場合には、第1ポリシリコン10がオーバーエッチ
されてしまい、第1ポリシリコン10の接続孔部分のポ
リシリコンがなくなり、P真性ベース6に電流が供給さ
れず、トランジスタが動作しなくなるという問題点点を
有している。
【0009】また、第1ポリシリコン10の接続孔部分
のポリシリコンがなくならないように、シリコン酸化膜
をエッチングした場合、N+型エミッタ電極33上にシ
リコン酸化膜が残り、エミッタ・ベース間の抵抗が大き
く、高周波特性を劣化させることになる、という問題点
を有している。
【0010】これに対し、上記特開平5−175206
号公報に提案される半導体装置においては、コンタクト
孔部は平坦化されているため、図6に示した従来の半導
体装置で見られた問題点は生じない。しかしながら、図
7を参照すると、P真性ベース領域6中に、直接N+不
純物をイオン注入法で導入し、第2のポリシリコン膜2
8をノンドープで形成しているため、第2のポリシリコ
ン膜28はきわめて高抵抗であり、エミッタ抵抗が高く
なり、高周波特性を劣化させる、という問題点を有して
いる。
【0011】したがって、本発明は、上記問題点を解消
すべくなされたものであって、その目的は、エミッタ・
ベース間の抵抗が大きくならず、良好な高周波特性を有
する半導体装置及び製造方法を提供することにある。ま
た本発明は、エミッタ抵抗を小として高周波特性を向上
する半導体装置を提供することもその目的の一つであ
る。さらに、本発明の他の目的は、電極の微細加工に好
適な半導体装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、第1導電型の半導体基板上に、第2導電
型のコレクタ引き出しとなる領域と、第2導電型のコレ
クタ引き出しとなる領域の上に、第2導電型でコレクタ
領域とコレクタ領域上に第1導電型の不純物が導入され
たベース引き出しポリシリコンと、第1の導電型の不純
物が導入されたベース引き出しポリシリコン上にシリコ
窒化膜を有し、第1導電型の不純物が導入されたベー
ス引き出しポリシリコンとシリコン窒化膜に形成された
コンタクト孔と、コンタクト孔の下に形成された第1導
電型のベース領域と、コンタクト孔側壁に酸化膜と窒化
膜からなるサイドウォールと、ベース領域内にサイドウ
ォールを隔て第2導電型のエミッタ領域、エミッタ領域
上に、エミッタポリシリコンを有するセルフアライン型
のバイポーラトランジスタにおいて、コンタクト孔部分
のベース引き出しポリシリコンの厚さがコンタクト孔部
分以外のベース引き出しポリシリコンの厚さよりも薄い
構成とされている。すなわち、前記コンタクト孔部分の
前記ベース引き出しポリシリコンの厚さは、前記コンタ
クト孔部分以外のベース引き出しポリシリコンの厚さよ
りも薄く段差を構成しており、前記コンタクト孔の前記
ベース引き出しポリシリコンの厚さの薄い部分の側壁部
に、酸化膜と窒化膜からなる第1のサイドウォールを備
え、前記第1のサイドウォールの高さは、前記ベース引
き出しポリシリコンの厚さの薄い部分と等しく、前記コ
ンタクト孔部の前記ベース引き出しポリシリコンの厚さ
の薄い部分と厚さの厚い部分との段差部に設けられてい
る前記シリコン窒化膜の側壁に、酸化膜と窒化膜からな
る第2のサイドウォールを備えている。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明の半導体装置は、その好ましい実施の形態
において、図1を参照すると、P−シリコン基板(1)
上にN+埋め込み層(2)を有し、N+埋め込み層
(2)上にN−コレクタ層(3)を有し、N−コレクタ
層(3)中にカーク効果を低減するためのリンを含んだ
高濃度コレクタ層(4)を有し、N−コレクタ層(3)
中にベース抵抗低減のためのP+外部ベース(5)を有
し、さらにその内側にP型不純物(ボロン)を含んだP
真性ベース(6)を有する。そしてP真性ベース(6)
中には、N+エミッタ(7)を有し、P+外部ベース
(5)と電極(18)を接続するためにP型不純物(ボ
ロン)をイオン注入法により導入された第1ポリシリコ
ン(ベース引き出しポリシリコン)(10)を有し、第
1ポリシリコン(10)は、P+外部ベース(5)上で
は、例えば膜厚100nm、それ以外では、例えば膜厚
200nmである。
【0014】本発明の実施の形態によれば、ベース引き
出し電極用ポリシリコンが真性ベース、エミッタが形成
されるためのコンタクト孔近くで、他の部分より薄くな
っているため、第3ポリシリコン(16)上にシリコン
酸化膜(17)が残り、エミッタ・ベース間の抵抗が大
きくならず、良好な高周波特性を有する。
【0015】また、第3ポリシリコン(16)は高濃度
のN型不純物を含むためエミッタ抵抗を低くできる。
【0016】さらにコンタクト孔が微細になってもコン
タクト孔周囲部のポリシリコンの厚さは実効的に薄くな
るので、N型不純物がP真性ベース(6)中により導入
されやすくなり高周波特性が向上する。
【0017】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して以下
に説明する。
【0018】図1は、本発明の第1の実施例の半導体装
置の構成を模式的に示す縦断面図である。図1を参照す
ると、P−シリコン基板1上に低抵抗のN+埋め込み層
2を有し、N+埋め込み層2上に、比抵抗が1〜3Ω
(オーム)・cmで、1.0μm程度の厚さのN−コレ
クタ層3を有している。また、素子分離のための第1シ
リコン酸化膜8を有し、N+コレクタ層3中にカーク効
果を低減するための1〜7×1015cm-3の濃度のリン
を含んだ高濃度コレクタ層4を有し、さらにN−コレク
タ層3中にベース抵抗低減のためのP+外部ベース5、
さらに、その内側に、1〜3×1018cm-3の濃度のボ
ロンを含んだP真性ベース6を有する。
【0019】P真性ベース6中には、砒素を1〜5×1
20cm-3の濃度含んだN+エミッタ7を有する。
【0020】また、P+外部ベース5と電極18を接続
するためにボロンをイオン注入法により導入した低抵抗
の第1ポリシリコン10を有する。第1ポリシリコン1
0は、その膜厚が、P+外部ベース5上では、100n
mであり、それ以外は200nmである。
【0021】N+エミッタ7をできるだけ浅く形成する
ために、固層拡散にて形成するための第3ポリシリコン
16と第1ポリシリコン10、およびN+エミッタ7と
P真性ベース6を分離するためのサイドウォールとし
て、第2シリコン酸化膜12、第2シリコン窒化膜1
3、第3シリコン酸化膜14、第3シリコン窒化膜1
5、第1シリコン窒化膜11を有する。さらに、第1シ
リコン窒化膜11、及び、第3ポリシリコン16上に
は、膜厚400nmの第4シリコン窒化膜17を有して
いる。
【0022】第1のポリシリコン10と第3のポリシリ
コン16の上に、Al−Si−Cu合金とバリアメタル
からなる厚さ500nm、幅1μmの電極18を有す
る。
【0023】次に、図1に示した第1の実施例の製造方
法について図面を参照して説明する。
【0024】図2及び図3は、本発明の第1の実施例の
半導体装置の製造方法について主要工程を工程順に縦断
面として示した図である。
【0025】まず図2(a)に示すように、P−シリコ
ン基板上に、膜厚400nmの酸化膜を熱酸化工程にて
成長し、フォトリソグラフィー工程にてパタニングす
る。パタニングした酸化膜をマスクに砒素を注入し、1
100度で、20分ほど熱処理を行って、砒素を活性化
し、酸化膜をフッ酸系のエッチング液にて除去する。こ
れによりN+埋め込み層2が形成される。
【0026】続いて、リンがドーピングされたN−コレ
クタ層3をエピタキシャル成長させる。
【0027】次にシリコン酸化膜を成長し、N−コレク
タ層3と基板表面を接続するための領域のみ、酸化膜を
除去し、リン拡散を行い、コレクタ引き上げ領域を形成
する。
【0028】その後、酸化膜を全面除去後、再度、素子
分離用の第1シリコン酸化膜8を膜厚400nm成長す
る。
【0029】次に、第1のポリシリコン10を膜厚20
0nmCVD法により成長し、ボロンをイオン注入法に
より第1のポリシリコン10に導入する。
【0030】続いて、フォトリソグラフィー工程にて、
P真性ベース6、N+エミッタ7を形成するための第2
のコンタクト孔(後述する)よりも、片側0.5μm幅
の広い開口レジストパタンを形成し、ドライエッチング
工程にて、図2(b)に示すように、第1ポリシリコン
10の厚さの半分の100nmだけエッチングし、第1
のコンタクト孔19を形成し、フォトレジスト18を除
去する。
【0031】その後、第1シリコン窒化膜11を膜厚1
20nmCVD法にて成長し、図2(b)に示す工程で
形成した第1コンタクト孔19よりも0.5μm幅が狭
く、0.8μm幅で長さ20μmの第2コンタクト孔2
0を、フォトリソグラフィー及び、ドライエッチング法
により形成する。
【0032】続いて、リンをフォトレジストマスクでイ
オン注入し、高濃度コレクタ層4を形成する。
【0033】さらに熱酸化法により、膜厚10nmの第
1シリコン酸化膜12を成長させる。この時、第1ポリ
シリコン10のボロンが熱拡散されP+外部ベース5が
形成される。
【0034】続いて第1シリコン酸化膜12を通して、
BF2をイオン注入し、P真性ベース6を形成する(図
3(c)参照)。
【0035】次にサイドウォール形成のために第2シリ
コン窒化膜を膜厚120nm、CVD法により成長し、
RIE法によりエッチバックする。これによりサイドウ
ォールが第2シリコン窒化膜13、第2シリコン酸化膜
12で形成される。この時、第3シリコン窒化膜15も
形成される。
【0036】続いて、第3ポリシリコンをCVD法で膜
厚200nm成長し、砒素をイオン注入法で導入し、ラ
ンプアニール法により1000〜1050℃で熱処理す
る。これによりN+エミッタ7が形成される。その後、
第3ポリシリコンはパターニングされる。この様子を、
図3(d)に示す。
【0037】さらに、図1に示すように、第4シリコン
酸化膜17、電極18を形成する。
【0038】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。図4は、本発明の第2の実施例の半導体装置の構成
を示す縦断面図である。本実施例では、N+エミッタ7
を形成するためのポリシリコンがコンタクト孔に埋め込
まれ、第1埋め込みポリシリコン21を有している。
【0039】図5は、本発明の第2の実施例の半導体装
置の製造方法の主要工程を工程順に示す縦断面図であ
る。
【0040】図5(a)に示す通り、サイドウォール形
成までは、前記第1の実施例と同一であるが、その後、
第1埋め込みポリシリコン21をLPCVD法で膜厚3
00nm成長し、イオン注入法で砒素を、前記第1の実
施例と同条件で導入し、さらに、第2埋め込みポリシリ
コン22を、LPCVD法で300nm成長し、イオン
注入法で砒素を第1埋め込みポリシリコンと同条件で導
入し、RIE法により、エッチバックする。これによ
り、図5(b)に示すように、ポリシリコンが埋め込ま
れる。このあとの製造方法は、第1の実施例と同じであ
る。
【0041】また本発明の第2の実施例では、第1埋め
込みポリシリコンにより平坦化されているため、電極の
微細加工性に優れている。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、下
記記載の効果を奏する。
【0043】本発明の第1の効果は、ベース引き出し電
極用ポリシリコンが、真性ベース、エミッタが形成され
るためのコンタクト孔近くで、他の部分よりも薄くなっ
ているため、第3ポリシリコン膜上にシリコン酸化膜が
残ることによる、エミッタ・ベース間の抵抗が大きくな
らず、良好な高周波特性を有する、ということである。
【0044】また、本発明の第2の効果は、第3ポリシ
リコンは高濃度のN型不純物を含んでいるため、エミッ
タ抵抗を低くすることができ、さらに、コンタクト孔が
微細になっても、コンタクト孔周囲部のポリシリコンの
厚さは実効的に薄くなるので、N型不純物がP真性ベー
ス中により導入されやすくなり、高周波特性を向上す
る、ということである。
【0045】さらに本発明の第3の効果は、第1埋め込
みポリシリコンにより平坦化されているため、良好な電
極の微細加工性を実現する、ということである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る半導体装置の構成
を示す縦断面図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る半導体装置の製造
方法を工程順に説明するための縦断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係る半導体装置の製造
方法を工程順に説明するための縦断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係る半導体装置の構成
を示す縦断面図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係る半導体装置の製造
方法を工程順に説明するための縦断面図である。
【図6】従来の半導体装置の構成を示す縦断面図であ
る。
【図7】従来の別の半導体装置の構成を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 P−シリコン基板 2 N+埋め込み層 3 N−コレクタ層 4 高濃度コレクタ層 5 P+外部ベース 6 P真性ベース 7 N+エミッタ 8 第1シリコン酸化膜 9 第2ポリンリシリコン 10 第1ポリシリコン 11 第1シリコン窒化膜 12 第2シリコン酸化膜 13 第2シリコン窒化膜 14 第3シリコン酸化膜 15 第3シリコン窒化膜 16 第3ポリシリコン 17 第4シリコン酸化膜 18 電極 19 第1コンタクト孔 20 第1コンタクト孔 21 第1埋め込みポリシリコン 22 第2埋め込みポリシリコン 23 第1のサイドウォール 24 第5シリコン酸化膜 25 Tiシリサイド膜 27 フィールド酸化膜 28 第2のポリシリ 29 第3のポリシリ 30 エミッタ電極配線 31 エミッタ電極配線膜 32 フィールド絶縁膜 33 N+エミッタ電極
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/331 H01L 29/73

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型の半導体基板上に設けられ第2
    導電型のコレクタ引き出しとなる領域と、 該第2導電型のコレクタ引き出しとなる領域の上に設け
    られた第2導電型のコレクタ領域と、前記コレクタ領域中に設けられた高濃度コレクタ層と、
    を有し、 前記コレクタ領域上には、ベースを電極に接続するため
    第1導電型の不純物が導入されたベース引き出しポリ
    シリコンと、前記ベース引き出しポリシリコン上に設け
    られたシリコン窒化膜と、を備え、 前記ベース引き出しポリシリコンと前記シリコン窒化
    に形成されたコンタクト孔を有し前記コレクタ領域上に設けられ、上部が前記ベース引き
    出しポリシリコンと接し、ベース抵抗を低減するための
    第1導電型の外部ベースと、前記外部ベースの内側に設
    けられ、第1導電型不純物を含んだ第1導電型の真性ベ
    ースと、を備え、 前記コンタクト孔部分の前記ベース引き出しポリシリコ
    ンの厚さは、前記コンタクト孔部分以外のベース引き出
    しポリシリコンの厚さよりも薄く段差を構成しており、 前記コンタクト孔の前記ベース引き出しポリシリコンの
    厚さの薄い部分の 側壁に、酸化膜と窒化膜からなる
    1のサイドウォールを備え、前記第1のサイドウォール
    の高さは、前記ベース引き出しポリシリコンの厚さの薄
    い部分と等しく、 前記コンタクト孔部の前記ベース引き出しポリシリコン
    の厚さの薄い部分と厚さの厚い部分との段差部に設けら
    れている前記シリコン窒化膜の側壁に、酸化膜と窒化膜
    からなる第2のサイドウォールを備え、 第2導電型のエミッタ領域は、前記コンタクト孔の下の
    前記ベース領域内において前記第1のサイドウォール内
    側に設けられ前記コンタクト孔内において 前記エミッタ領域上に、エ
    ミッタポリシリコンを有する、ことを特徴とする半導体
    装置。
  2. 【請求項2】(a)第1導電型半導体基板上に、第2導
    電型埋め込み層を形成した後、第2導電型コレクタ層を
    成膜し、その後、コレクタ引き上げ領域を形成する工程
    、 (b)所定膜厚の第1導電型不純物を導入した第1のポ
    リシリコンに形成する工程、 (c)前記第1ポリシリコンの厚さの約半分をエッチ
    ングして第1のコンタクト孔を形成する工程と、 (d)つづいて前記第1のポリシリコン上に第1シリ
    コン窒化膜を形成し、前記第1のシリコン窒化膜及び前
    記第1のポリシリコンに前記第1のコンタクト孔の位置
    に前記第1コンタクト孔の開口径よりも狭い第のコ
    ンタクト孔を形成する工程と、 (e)前記第2のコンタクト孔の下の前記第2導電型コ
    レクタ層中に不純物を注入して高濃度コレクタ層を形成
    する工程と、 (f)前記第2コンタクト孔の下に第1導電型のベー
    ス領域を形成する工程、 (g)前記第2コンタクト孔の前記第1のポリシリコ
    側壁に、酸化膜と窒化膜からなる第1のサイドウォー
    ルを形成するとともに、前記第2のコンタクト孔部の前
    記第1ポリシリコンの厚さの薄い部分と前記第1のコン
    タクト孔部の前記第1のポリシリコンの厚さの厚い部分
    の段差部の前記第1のシリコン窒化膜の側壁に、酸化膜
    と窒化膜からなる第2のサイドウォールを形成する工程
    と、 (h)前記ベース領域内に前記サイドウォールを隔て第
    2導電型のエミッタ領域を形成する工程と、 (i)前記エミッタ領域上にエミッタポリシリコンを形
    成する工程と、 を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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