JP3186553U - 肩関節用サポーター - Google Patents

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Abstract

【課題】肩関節の全体を最も安静な位置に保つことができる肩関節用サポーターを提供する。
【解決手段】患部である肩関節Xから患部でない肩関節Y近傍まで延びる第1帯状体11と、患部である肩関節から肩関節側の肘関節近傍まで延びる第2帯状体12と、を有し、第1帯状体の一端と第2帯状体の一端とは、患部である肩関節近傍において連結しており、第1帯状体の他端には、他端を前記患部でない肩関節近傍に固定するための第1固定部材13が設けられており、第2帯状体の他端には、他端を肘関節近傍に固定するための第2固定部材14が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、肩関節用サポーターに関する。
本願出願時において、種々の肩関節用サポーターが開発されており、四十肩や五十肩の痛み防止、さらには野球などにおいて肩を酷使した際に生じる肩の痛みの緩和、など多くの場面で肩関節用サポーターが用いられている。
例えば、特許文献1や2には、肩用サポーターが開示されている。
特開2003−265670号公報 特開2003−102776号公報
しかしながら、前記特許文献1〜2に開示されているように、従来の肩関節用サポーターの多くは、患部である肩関節を固定することのみを主眼として開発されたものがほとんどであり、肩関節周辺にあり当該肩関節を構成している骨、筋肉、靱帯、さらには筋(スジ)それぞれの構造を考慮した上で、肩関節全体をより安静な位置に保つことを主眼とした肩関節用サポーターは存在していなかった。
本考案はこのような状況においてなされたものであり、従来の肩関節用サポーターとは異なり、肩関節の全体を最も安静な位置に保つことができる肩関節用サポーターを提供することを主たる課題とする。
前記課題を解決するための考案は、肩関節用サポーターであって、患部である肩関節から患部でない肩関節近傍まで延びる第1帯状体と、前記患部である肩関節から当該肩関節側の肘関節近傍まで延びる第2帯状体と、を有し、前記第1帯状体の一端と第2帯状体の一端とは、患部である肩関節近傍において連結しており、前記第1帯状体の他端には、当該他端を前記患部でない肩関節近傍に固定するための第1固定部材が設けられており、前記第2帯状体の他端には、当該他端を前記肘関節近傍に固定するための第2固定部材が設けられている、ことを特徴とする。
前記の考案にあっては、前記第1帯状体および第2帯状体のいずれか一方または双方は、その長さが調整可能であってもよい。
前記の考案にあっては、前記第2固定部材は、患部である肩関節側の肘関節が直角に曲がり、かつ当該肘関節から先が患者の前方に突出した状態となるように前記肘関節近傍に固定されてもよい。
本考案の肩関節用サポーターは、患部である肩関節から患部でない肩関節近傍まで延びる第1帯状体を有しており、当該第1帯状体の他端に設けられた第1固定部材により当該第1帯状体は患部でない肩関節に固定できるため、この第1帯状体により患部である肩関節が、患部ではない肩関節側に適度に引っ張られた状態とすることができる。さらに本考案の肩関節用サポーターは、患部である肩関節から当該肩関節側の肘関節近傍まで延びる第2帯状体を有しており、当該第2帯状体の他端に設けられた第2固定部材により当該第2帯状体は患部である肩関節側の肘近傍に固定でき、かつ前記第1帯状体と第2帯状体とは連結しているため、患部である肩関節側の上肢帯が適度に吊り上げられた状態とすることができる。これにより、患部である肩関節近傍にある筋肉や筋が本来受けるべき、患部である肩関節自体の重さ、さらには当該肩関節から延びる腕自体の重さに起因する負荷を緩和することができ、患部である肩関節にある骨、筋肉、靱帯、さらには筋のそれぞれが適度に緩んだ状態を保つことができる。
また、本考案の肩関節用サポーターは、前記の通り患部である肩関節側の上肢帯が適度に吊り上げられた状態とすることができるため、当該サポーターを着用している際の患者の姿勢を正しく矯正するという作用効果も奏し得る。
さらに、本考案の肩関節用サポーターにあっては、これを着用している際に肋骨の動きが制限されることがないため、肋骨の動きが制限されることによって生じる様々な不具合、たとえば身体の痛みや軋みの発生を防止することもできる。
また、本考案にあっては、前記第1帯状体および第2帯状体のいずれか一方または双方について、その長さを調整可能とすることにより、種々の体型をもった患者のそれぞれに対して使用することができると共に、前述の「適度に引っ張られた状態」および「適度に吊り上げられた状態」を調整することができる。
また、本考案にあっては、前記第2固定部材を肘関節近傍に固定するにあたり、患部である肩関節側の肘関節が直角に曲がり、かつ当該肘関節から先が患者の前方に突出した状態となるように固定することにより、上記の作用効果、つまり、患部である肩関節にある骨、筋肉、靱帯、さらには筋のそれぞれが適度に緩んだ状態を保つという作用効果を高めることができる。
本考案の肩関節用サポーターが装着された状態の患者の背面図である。 第1固定部材の別の態様を示す図である。 患者を患部である肩関節側からみた側面図である。 第1帯状体の別の態様を示す図であり、第1帯状体11の中間部分の拡大図である。 本考案の肩関節用サポーターの別の態様を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本考案を実施形態について詳細に説明する。なお、本考案は以下に説明する形態に限定されることはなく、技術思想を逸脱しない範囲において種々変形を行なって実施することが可能である。また、添付の図面においては、説明のために上下、左右の縮尺を誇張して図示することがあり、実際のものとは縮尺が異なる場合がある。
図1は、本考案の肩関節用サポーターが装着された状態の患者の背面図である。
図1に示すように、本考案の肩関節用サポーター10は、患部である肩関節Xから患部でない肩関節Y近傍まで延びる第1帯状体11と、前記患部である肩関節Xから当該肩関節側の肘関節Z近傍まで延びる第2帯状体12と、を有している。そして、さらに、前記第1帯状体11の一端11aと第2帯状体の一端12aとは、患部である肩関節X近傍において連結しており、前記第1帯状体11の他端11bには、当該他端11bを前記患部でない肩関節Y近傍に固定するための第1固定部材13が設けられており、前記第2帯状体12の他端12bには、当該他端12bを前記肘関節Z近傍に固定するための第2固定部材14が設けられている。
このような本考案の肩関節用サポーター10によれば、患部である肩関節X側の上肢帯Wが適度に吊り上げられた状態とすることができ、その結果、患部である肩関節X近傍にある筋肉や筋が本来受けるべき、患部である肩関節X自体の重さ、さらには当該肩関節Xから延びる腕自体の重さに起因する負荷を緩和することができ、患部である肩関節Xにある骨、筋肉、靱帯、さらには筋のそれぞれが適度に緩んだ状態を保つことができる。
本考案の肩関節用サポーター10を構成する第1帯状体11および第2帯状体12の材質については特に限定されることはなく、従来公知の各種サポーターに用いられている科学繊維などを適宜選択して用いることができる。特に適度な伸縮性を有していることが好ましく、具体的には、ナイロン、ウレタン、ポリエステルなどを挙げることができる。
第1帯状体11の長さは、患部である肩関節Xが患部でない肩関節Y側に適度に引っ張られた状態とすることができる程度の長さとする必要があり、患者の体格などに応じて適宜設計すべきである。特定の患者専用の場合には、当該患者の身体を測定することにより第1帯状体11の長さを設定してもよい。
第2帯状体12の長さは、患部である肩関節X側の肘関節近傍Zおよび上肢帯Wが適度に吊り上げられた状態とすることができる程度の長さとする必要があり、前記第1帯状体11と同様、患者の体格などに応じて適宜設計すべきである。第2帯状体12にあっても、特定の患者専用とする場合には、当該患者の身体を測定することにより第2帯状体12の長さを設定してもよい。
なお、第1帯状体11および第2帯状体12の形状は、長辺と短辺とを有しており全体として帯の形状を呈していればよく、厳密な意味での矩形状を呈している必要はなく、上記の作用効果を奏する形状であればよい。したがって、たとえばその一部において丸みを帯びた形状であってもよく、またその一部において環状を呈しており、患者の腕を通せるようになっていてもよい。
このような第1帯状体11の一端11aと第2帯状体の一端12aとは、患部である肩関節X近傍において連結している。本考案のサポーター10にあっては、前記連結の態様を特に限定されず、図1に示すような環状の連結部材15を用い、これによって両者が連結されていてもよく、図示はしないが、両者が直接に縫い合わされることによって連結されていてもよく、さらには、第1帯状体11の一端11aおよび第2帯状体の一端12aのそれぞれに面ファスナーが設けられており、当該面ファスナーによって両者が連結されていてもよい。また、第1帯状体11と第2帯状体12とは、必ずしも別体である必要はなく、一の帯状体によって形成されていてもよい。
第1帯状体11の他端11bには、当該他端11bを患部でない肩関節Y近傍に固定するための第1固定部材13が設けられている。第1固定部材13の材質や形状については特に限定されることはない。材質としては、たとえば第1帯状体11や第2帯状体12と同じ材質を用いてもよく、形状にあっては、図1に示すような環状であってもよく、図示はしないが、紐状であって、紐を患部でない肩関節Y近傍に結びつけることによって固定する態様であってもよい。
図2は、第1固定部材13の別の態様を示す図である。
図2に示すように、第1固定部材23は、全体として環状を呈しており、患者の上肢帯を通すことにより肩関節Y近傍に固定可能となっており、患者の上腕二頭筋を露出するための開口部24が設けられていてもよい。第1固定部材23をこのような形状とすることにより、上腕二頭筋を圧迫することなく固定することができるため、より安定した状態を作ることができる。
一方で、第2帯状体12の他端12bには、当該他端12bを患部である肩X側の肘関節Z近傍に固定するための第2固定部材14が設けられている。第2固定部材14の材質や形状についても特に限定されることはなく、前記第1固定部材13と同様の態様とすることもできる。
図3は、患者を患部である肩関節X側からみた側面図である。
図3に示すように、第2固定部材14は、患部である肩関節X側の肘関節Zが直角に曲がり、かつ当該肘関節Zから先が患者の前方に突出した状態となるように前記肘関節Z近傍に固定されてもよい。このような状態を保持することにより、患部である肩関節Xにある骨、筋肉、靱帯、さらには筋のそれぞれが適度に緩んだ状態を保つことができる。
(他の実施の形態1)
図4は、第1帯状体11の別の態様を示す図であり、第1帯状体11の中間部分の拡大図である。
図4に示すように、第1帯状体11を、その中間部分で二分し、当該中間部分に環状体40を設け、当該環状体40に第1帯状体11をくぐらせ、図4の斜線部分に面ファスナーを設けておくことにより、第1帯状体11の全長を調整可能とすることができる。このように、第1帯状体11の長さを調整可能とすることにより、当該第1帯状体11による引っ張り具合を適当に調節することができるとともに、体格の異なる種々の患者にも適用することができる。
なお、第1帯状体11のみならず、図4に示す態様は第2帯状体12にも適用可能である。また、図4に示す態様の他、たとえばズボンのベルトのごとき態様としてもよく、ボタンを用いて調整可能としてもよい。
また、図4に示す環状体40を第1帯状体11と第2帯状体12との連結部に設けることにより、当該連結部において第1帯状体11および第2帯状体12双方の長さを調整可能とすることもできる。
(他の実施形態2)
図5は、本考案の肩関節用サポーター50の別の態様を示す図である。
本考案の肩関節用サポーター50は、前記で説明した第1帯状体11、第2帯状体12、第1固定部材13、および第2固定部材14のみから構成されている必要はなく、たとえば、図5に示すように、肌着100など、患者が着用する衣服に本考案の肩関節用サポーター50が内蔵されていてもよい。このように衣服に内蔵することにより、日常生活をしつつ患部である肩を治癒することができる。
10…肩関節用サポーター
11…第1帯状体
12…第2帯状体
13…第1固定部材
14…第2固定部材
15…連結部材
W…上肢帯
X…患部である肩関節
Y…患部でない肩関節
Z…患部である肩関節側の肘関節

Claims (3)

  1. 肩関節用サポーターであって、
    患部である肩関節から患部でない肩関節近傍まで延びる第1帯状体と、
    前記患部である肩関節から当該肩関節側の肘関節近傍まで延びる第2帯状体と、
    を有し、
    前記第1帯状体の一端と第2帯状体の一端とは、患部である肩関節近傍において連結しており、
    前記第1帯状体の他端には、当該他端を前記患部でない肩関節近傍に固定するための第1固定部材が設けられており、
    前記第2帯状体の他端には、当該他端を前記肘関節近傍に固定するための第2固定部材が設けられている、
    ことを特徴とする肩関節用サポーター。
  2. 前記第1帯状体および第2帯状体のいずれか一方または双方は、その長さが調整可能であることを特徴とする請求項1に記載の肩関節用サポーター。
  3. 前記第2固定部材は、患部である肩関節側の肘関節が直角に曲がり、かつ当該肘関節から先が患者の前方に突出した状態となるように前記肘関節近傍に固定されることを特徴とする請求項1または2に記載の肩関節用サポーター。
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