JP5947328B2 - 衣服 - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも膝関節をまたぐ領域を覆う衣服に関する。
従来から、衣服について、緊締力が強い部分を形成し、脚部の運動をサポートする提案があった。例えば、特許文献1には、大腿部の前側部分の外側上方から内側下方にかけて斜めに形成される大腿部前側緊締部と、大腿部の後側部分の外側上方から内側下方にかけて斜めに形成される大腿部後側緊締部と、下腿部の前側部分の内側上方から外側下方にかけて斜めに形成される下腿部前側緊締部を有する股付き衣類が記載されている。
一方、ヒトの膝関節はその構造から最大伸展位付近で下腿が大腿に対して外旋位へ誘導される。これは、前十字靭帯と後十字靭帯が絡み合うことと、大腿骨の内側顆が外側顆より大きいことが主な原因である。一般的にこの下腿外旋の一連の動きをスクリューホームムーブメントと呼ぶ。疾病や故障などで膝に不都合を持つ者は適正にスクリューホームムーブメントが起こらないことがある。また、高齢者は靭帯のテンションの低下や、筋力の低下により膝を伸展しきれないことが原因で正常なスクリューホームムーブメントが起こらないことがある。スクリューホームムーブメントが正常に起こらない場合、歩行中の膝の安定性が低下し歩行に影響が現れるばかりでなく、不自然な歩行を続けることで変形性膝関節症などが発症するリスクが高まる。
国際公開第2004/091328号公報
特許文献1の衣類は、緊締部で筋肉をサポートすることで、膝関節の屈曲及び伸展運動をしやすくしている。しかし、引用文献1では、スクリューホームムーブメントは考慮されていない。特に、下腿外旋で主に働く筋肉が膝の屈筋であるため、膝伸展時に外旋を誘発することは困難である。
本発明は、上記従来の問題を解決するため、膝伸展時に下腿の外旋を誘発し、スクリューホームムーブメントを促すことができる衣服を提供する。
本発明の衣服は、少なくとも膝関節をまたぐ領域を覆う衣服であって、帯状の下腿緊締部を有し、上記下腿緊締部は、大腿骨の外側上顆よりも近位かつ後方から膝蓋骨下部を通って下腿内側に至るように形成されており、さらに帯状の大腿緊締部を有し、上記大腿緊締部は大腿骨の外側上顆よりも遠位かつ後方の上記下腿緊締部に接続する位置から膝蓋骨上部を通り大腿内側に至るように形成されており、上記大腿緊締部は、衣服本体に形成されている接合部と、一方の末端が大腿骨の外側上顆よりも遠位かつ後方の上記下腿緊締部に接続する位置に固定され、他方の末端は上記接合部と脱着可能に接合する取付け部で構成されていることを特徴とする。また、本発明の衣服は、少なくとも膝関節をまたぐ領域を覆う衣服であって、帯状の下腿緊締部を有し、上記下腿緊締部は、大腿骨の内側上顆よりも近位かつ前方から膝裏を通って下腿外側に至るように形成されており、さらに帯状の大腿緊締部を有し、上記大腿緊締部は大腿骨の内側上顆よりも遠位かつ後方の上記下腿緊締部に接続する位置から膝蓋骨上部を通り大腿外側に至るように形成されており、上記大腿緊締部は、衣服本体に形成されている接合部と、一方の末端が大腿骨の内側上顆よりも遠位かつ後方の上記下腿緊締部に接続する位置に固定され、他方の末端は上記接合部と脱着可能に接合する取付け部で構成されていることを特徴とする。
本発明の衣服は、大腿骨の外側上顆よりも近位かつ後方から膝蓋骨下部を通って下腿内側に至るように、或いは、大腿骨の内側上顆よりも近位かつ前方から膝裏を通って下腿外側に至るように下腿緊締部を設けることにより、膝屈曲位では下腿緊締部が弛みテンションが発生しないが、膝最大伸展位付近では下腿緊締部が引っ張られて生じたテンションによって下腿を外旋させ、スクリューホームムーブメントを促すことができる。
図1Aは本発明の一実施形態における下肢の前面における下腿緊締部の配置を説明する模式図であり、図1Bは同実施形態における下肢の外側面における下腿緊締部の配置を説明する模式図である。 図2Aは本発明の一実施形態における下肢の前面における下腿緊締部と大腿緊締部の配置を説明する模式図であり、図2Bは同実施形態における下肢の外側面における下腿緊締部と大腿緊締部の配置を説明する模式図である。 図3Aは本発明の一実施形態における下肢の後面における下腿緊締部の配置を説明する模式図であり、図3Bは同実施形態における下肢の内側面における下腿緊締部の配置を説明する模式図である。 図4Aは本発明の一実施形態における下肢の前面における下腿緊締部と大腿緊締部の配置を説明する模式図であり、図4Bは同実施形態における下肢の内側面における下腿緊締部と大腿緊締部の配置を説明する模式図である。 図5Aは下腿緊締部の配置の検討に用いた下腿内側における所定の位置を説明する模式図であり、図5Bは下腿緊締部の配置の検討に用いた大腿骨の外側上顆近辺における所定の位置を説明する模式図である。 図6は膝屈曲時の角度の変化に伴う大腿骨の外側上顆近辺における所定の位置と下腿内側における所定の位置間の距離の変化を示すグラフである。 図7Aは本発明の一例の衣服の正面図であり、図7Bは同背面図であり、図7Cは同外側面図である。 図8Aは本発明の一例の衣服の正面図であり、図8Bは同背面図であり、図8Cは同外側面図である。 図9Aは本発明の他の一例の衣服の正面図であり、図9Bは同背面図であり、図9Cは同外側面図である。 図10Aは本発明の他の一例の衣服の正面図であり、図10Bは同背面図であり、図10Cは同外側面図である。 図11は実施例1〜2のランニングタイツ及びコントロールのランニングパンツをそれぞれ着用して歩行した場合の遊脚時最大膝伸展角度を示すグラフである。 図12は実施例1〜2のランニングタイツ及びコントロールのランニングパンツをそれぞれ着用して歩行した場合の最大膝伸展時の内外旋角度を示すグラフである。 図13は実施例1〜2のランニングタイツ及びコントロールのランニングパンツをそれぞれ着用して歩行した場合の立脚中の膝内反角度の最大値を示すグラフである。
下腿外旋筋は膝の屈曲筋であるので、膝伸展時に外旋を誘発することは困難である。本発明者らは、鋭意検討した結果、下肢の適切な部位に下腿緊締部を設けることにより、膝関節の伸展屈曲時に該下腿緊締部によって発生するテンションの違いを利用し、膝伸展時に下腿の外旋を誘発し、スクリューホームムーブメントを促すことができることを見出し本発明に至った。
本明細書において、「内側」とは、下肢の正中線より内側を意味し、「外側」とは、下肢の正中線より外側を意味する。また、「後方」とは、身体の後部を意味し、「前方」とは、身体の前部を意味する。
具体的には、以下のように下腿緊締部の配置部位の条件を検討した。
図5Aに示しているように下部固定部101を下腿内側の内踝上部に設定した。そして、図5Bに示しているように、条件1では上部固定部102aを大腿骨1の外側上顆より3cm近位かつ3cm後方に設定した。条件2では、上部固定部102bを大腿骨1の外側上顆2より3cm近位かつ3cm前方に設定した。条件3では、上部固定部102cを大腿骨1の外側上顆2より3cm遠位かつ3cm後方に設定した。条件4では、上部固定部102dを大腿骨1の外側上顆2より3cm遠位かつ3cm前方に設定した。本願において、上部固定部と大腿骨の外側上顆間の距離は、近位及び遠位の場合は、上部固定部と大腿骨の外側上顆間の身長方向における最短直線距離をいう。上部固定部と大腿骨の外側上顆間の距離は、前方及び後方の場合は、上部固定部と大腿骨の外側上顆間の周方向における最短直線距離をいう。
それぞれの条件において、下部固定部及び上部固定部にマーカーを貼り付けて、膝屈曲角度を0°から10°刻みで90°までに変更したときのマーカー間経路(最短経路)の長さを測定した。膝屈曲角度が90°の場合のマーカー間経路の長さ(初期長さ)を100%とし、他の膝屈曲角度時のマーカー間経路の長さの初期長さに対する比率(初期長さ比)を下記表1及び図6に示した。
Figure 0005947328
上記表1及び図6の結果から分かるように、下部固定部を下腿内側に配置し、条件2及び条件4のように上部固定部を大腿骨の外側上顆より前方に配置すると、膝が伸展するにつれ上部固定部と下部固定部間の距離が短くなり、上部固定部と下部固定部をつなぐように緊締部を配置してもテンションが発生しない。一方、下部固定部を下腿内側に配置し、条件1及び条件3のように上部固定部を大腿骨の外側上顆より後方に配置すると、膝が伸展するにつれ上部固定部と下部固定部間の距離が長くなり、上部固定部と下部固定部をつなぐように緊締部を配置した場合、テンションが発生する。特に、下部固定部を下腿内側に配置し、条件1のように上部固定部を大腿骨の外側上顆より近位かつ後方に配置すると、条件3のように上部固定部を大腿骨の外側上顆より遠位かつ後方に配置した場合と比較して、膝が伸展するにつれ上部固定部と下部固定部間の距離がより長くなり、上部固定部と下部固定部をつなぐように緊締部を配置した場合、より強いテンションが発生する。
本発明の実施形態1の衣服における下腿緊締部の配置を図1に基づいて説明する。図1Aは下肢の前面における下腿緊締部の配置を説明する模式図であり、図1Bは下肢の外側面における下腿緊締部の配置を説明する模式図である。本発明の実施形態1の衣服においては、図1A〜図1Bに示しているように、下腿緊締部10を大腿骨1の外側上顆2よりも近位かつ後方から膝蓋骨3の下部を通って下腿4の内側に至るように帯状に形成することにより、膝屈曲位では下腿緊締部10が弛みテンションが発生しないが、膝最大伸展位付近では下腿緊締部10が引っ張られてテンションが発生し、下腿を外旋させることができる。すなわち、本発明の実施形態1の衣服では、下腿緊締部によって膝伸展時に下腿の外旋を誘発し、スクリューホームムーブメントを促すことができる。
実施形態1の衣服において、下腿緊締部は、上部固定部が大腿骨の外側上顆よりも近位かつ後方に配置され、下部固定部が下腿内側に配置されていればよく、特に限定されない。例えば、スクリューホームムーブメントを促しやすい観点から、実施形態1の衣服において、下腿緊締部の上部固定部と大腿骨の外側上顆の身長方向の最短直線距離は0cm以上であることが好ましく、1cm以上であることがより好ましく、3cm以上であることがさらに好ましい。膝屈曲伸展時の快適性の観点から、実施形態1の衣服において、下腿緊締部の上部固定部と大腿骨の外側上顆の身長方向の最短直線距離は20cm以下であることが好ましく、10cm以下であることがより好ましい。
また、例えば、スクリューホームムーブメントを促しやすい観点から、実施形態1の衣服において、下腿緊締部の上部固定部と大腿骨の外側上顆の周方向の最短直線距離は0cm以上であることが好ましく、1cm以上であることがより好ましく、2cm以上であることがさらに好ましい。膝屈曲伸展時の快適性の観点から、実施形態1の衣服において、下腿緊締部の上部固定部と大腿骨の外側上顆の周方向の最短直線距離は5cm以下であることが好ましく、3.5cm以下であることがより好ましい。
本発明の実施形態2の衣服における下腿緊締部の配置を図3に基づいて説明する。図3Aは下肢の後面における下腿緊締部の配置を説明する模式図であり、図3Bは下肢の内側面における下腿緊締部の配置を説明する模式図である。本発明の実施形態2の衣服においては、図3A〜図3Bに示しているように、下腿緊締部110を大腿骨1の内側上顆6よりも近位かつ前方から膝裏を通って下腿4の外側に至るように帯状に形成することにより、膝屈曲位では下腿緊締部110が弛みテンションが発生しないが、膝最大伸展位付近では下腿緊締部110が引っ張られてテンションが発生し、下腿を外旋させることができる。すなわち、本発明の実施形態2の衣服では、下腿緊締部によって膝伸展時に下腿の外旋を誘発し、スクリューホームムーブメントを促すことができる。
実施形態2の衣服において、下腿緊締部は、上部固定部が大腿骨の内側上顆よりも近位かつ前方に配置され、下部固定部が下腿外側に配置されていればよく、特に限定されない。例えば、スクリューホームムーブメントを促しやすい観点から、実施形態2の衣服において、下腿緊締部の上部固定部と大腿骨の内側上顆の身長方向の最短直線距離は0cm以上であることが好ましく、1cm以上であることがより好ましく、3cm以上であることがさらに好ましい。膝屈曲伸展時の快適性の観点から、実施形態2の衣服において、下腿緊締部の上部固定部と大腿骨の内側上顆の身長方向の最短直線距離は20cm以下であることが好ましく、10cm以下であることがより好ましい。
また、例えば、スクリューホームムーブメントを促しやすい観点から、実施形態2の衣服において、下腿緊締部の上部固定部と大腿骨の内側上顆の周方向の最短直線距離は0cm以上であることが好ましく、2cm以上であることがより好ましい。膝屈曲伸展時の快適性の観点から、実施形態2の衣服において、下腿緊締部の上部固定部と大腿骨の内側上顆の周方向の最短直線距離は5cm以下であることが好ましく、3.5cm以下であることがより好ましい。
本発明の衣服では、上記のように下腿緊締部によって膝伸展時に下腿の外旋を誘発し、スクリューホームムーブメントを促すことにより、歩行時の膝を安定化したり、膝の痛みを緩和したり、スムーズな歩行を促すことができる。
実施形態1の衣服において、上記下腿緊締部は、大腿骨の外側上顆よりも近位かつ後方から膝蓋骨下部を通って下腿内側の内踝上部に至るように形成されていることが好ましい。また、実施形態2の衣服において、上記下腿緊締部は、大腿骨の内側上顆よりも近位かつ前方から膝裏を通って下腿外側の外踝上部に至るように形成されていることが好ましい。膝最大伸展位付近において下腿緊締部により強いテンションがかかることで下腿が外旋しやすくなる。
少なくとも膝関節をまたぐ領域を覆う衣服であれば、上記のような下腿緊締部を設けることにより、膝伸展時に下腿の外旋を誘発し、スクリューホームムーブメントを促すことができる。本発明の衣服は、腰部から少なくとも膝下までを覆うタイツでもよく、膝関節をまたぐ領域を覆う膝サポーターでもよい。また、タイツの場合、丈の長さは膝下丈以上であればよく、特に限定されないが、例えば、7分丈、8分丈、10分丈などが挙げられる。
本発明の衣服は、さらに帯状の大腿緊締部を有してもよい。実施形態1の衣服の場合、図2に示しているように、大腿緊締部20は大腿骨1の外側上顆2よりも遠位かつ後方の下腿緊締部10に接続する位置から膝蓋骨3の上部を通り大腿5の内側に至るように形成されていることが好ましい。より好ましくは、大腿緊締部20は大腿骨1の外側上顆2よりも遠位かつ後方の下腿緊締部10に接続する位置から膝蓋骨3の上部を通り大腿5の内側のクロッチに至るように形成されていることが好ましい。大腿緊締部によって大腿骨の外側上顆から大腿部の内側に向けてテンションをかけることにより、衣服のズレを防止でき、下腿緊締部によるスクリューホームムーブメントを促す効果がより確実になる。
実施形態1の衣服において、大腿緊締部20は、衣服本体に形成されている接合部20bと、一方の末端が大腿骨1の外側上顆2よりも遠位かつ後方の下腿緊締部10に接続する位置に固定され、他方の末端は接合部20bと脱着可能に接合する取付け部20aで構成されていてもよい。接合部20bと取付け部20aは、面ファスナーで接合することができる。取付け部20aは、ゴムベルトで構成してもよい。取付け部20aをゴムベルトで構成し、ゴムベルトと接合部が接合する位置を調整することにより、テンションを調整することができる。
実施形態2の衣服の場合、図4に示しているように、大腿緊締部120は大腿骨1の内側上顆6よりも遠位かつ後方の下腿緊締部110に接続する位置から膝蓋骨3の上部を通り大腿5の外側に至るように形成されていることが好ましい。より好ましくは、大腿緊締部120は大腿骨1の内側上顆6よりも遠位かつ後方の下腿緊締部110に接続する位置から膝蓋骨3の上部を通り大腿5の大転子に至るように形成されていることが好ましい。大腿緊締部によって大腿骨の内側上顆から大腿部の外側に向けてテンションをかけることにより、衣服のズレを防止でき、下腿緊締部によるスクリューホームムーブメントを促す効果がより確実になる。
実施形態2の衣服において、大腿緊締部120は、衣服本体に形成されている接合部120bと、一方の末端が大腿骨1の内側上顆6よりも遠位かつ後方の下腿緊締部110に接続する位置に固定され、他方の末端は接合部120bと脱着可能に接合する取付け部120aで構成されていてもよい。接合部120bと取付け部120aは、面ファスナーで接合することができる。取付け部120aは、ゴムベルトで構成してもよい。取付け部120aをゴムベルトで構成し、ゴムベルトと接合部が接合する位置を調整することにより、テンションを調整することができる。
本発明の衣服は、さらに腰緊締部を有してもよい。上記腰緊締部は、仙骨と上前腸骨棘を覆うように形成されていることが好ましい。腰緊締部によって腰部の締付けを調整することにより、タイツのズレを防止し、下腿緊締部によるスクリューホームムーブメントを促す効果をより確実にすることができる。上記腰緊締部は、仙骨を覆う仙骨緊締部と、上前腸骨棘を覆う腸骨緊締部を別々に形成して繋げたものであってもよい。この場合、上記腸骨緊締部は、一方の末端が衣服本体に固定され、他方の末端が衣服本体と、例えば面ファスナーなどで脱着可能に接合するように形成されていてもよい。腰緊締部は、ゴムベルトで構成してもよい。ゴムベルトで構成された腰緊締部と衣服本体が接合する位置を調整することにより、テンションを調整することができる。
本発明において、緊締部の幅は、本発明の効果を発揮し得る範囲内で適宜設定すればよく、特に限定されない。例えば、スクリューホームムーブメントを促しやすい観点から、下腿緊締部の幅は、2cm以上であることが好ましく、より好ましくは3cm以上である。着用感の観点から、下腿緊締部の幅は、9.5cm以下であることが好ましく、より好ましくは8.5cm以下である。下腿緊締部は、幅が均一な帯状であってもよく、幅が不均一な帯状であってもよい。好ましくは、下腿緊締部は略直線状である。また、例えば、テンションをかけやすいという観点から、大腿緊締部の幅は、2cm以上であることが好ましく、より好ましくは2.5cm以上である。着用感の観点から、大腿緊締部の幅は、8.5cm以下であることが好ましく、より好ましくは5cm以下である。大腿緊締部は、幅が均一な帯状であってもよく、幅が不均一な帯状であってもよい。好ましくは、大腿緊締部は略直線状である。また、例えば、タイツのズレを防止する観点から、腰緊締部の幅は、2cm以上であることが好ましく、より好ましくは4.5cm以上である。着用感の観点から、腰緊締部の幅は、17cm以下であることが好ましく、より好ましくは14cm以下である。
本発明の衣服がタイツの場合について、以下図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明の衣服は、これらに限定されない。
図7Aは本発明の一例の衣服の正面図であり、図7Bは同背面図であり、図7Cは同右外側面図である。図7A〜図7Cに示しているように、衣服200は、帯状の下腿緊締部210を有する。下腿緊締部210は、大腿骨の外側上顆よりも近位かつ後方から膝蓋骨下部を通って下腿内側の内踝上部に至るように形成されている。
図8Aは本発明の他の一例の衣服の正面図であり、図8Bは同背面図であり、図8Cは同右外側面図である。図8A〜図8Cに示しているように、衣服300は、帯状の下腿緊締部310を有する。下腿緊締部310は、大腿骨の内側上顆よりも近位かつ前方から膝裏を通って下腿外側に至るように形成されている。
図9Aは本発明の他の一例の衣服の正面図であり、図9Bは同背面図であり、図9Cは同右外側面図である。図9A〜図9Cに示しているように、衣服400は、帯状の下腿緊締部410に加えて、大腿緊締部420と腰緊締部430を有する。下腿緊締部410は、大腿骨の外側上顆よりも近位かつ後方から膝蓋骨下部を通って下腿内側の内踝上部に至るように形成されている。大腿緊締部420は、大腿骨の外側上顆よりも遠位かつ後方の下腿緊締部410に接続する位置から膝蓋骨3の上部を通り大腿の内側のクロッチに至るように形成されている。大腿緊締部420は、具体的には、衣服本体に形成されている接合部420bと、一方の末端が大腿骨の外側上顆よりも遠位かつ後方の下腿緊締部410に接続する位置に固定され、他方の末端は接合部420bと脱着可能に接合する取付け部420aで構成されている。腰緊締部430は、仙骨緊締部431と腸骨緊締部432で構成されている。仙骨緊締部431は、仙骨を覆うように形成されている。腸骨緊締部432は、上前腸骨棘を覆うように、一方の末端が衣服本体に固定され、他方の末端が衣服本体と接合手段433a、433bで脱着可能に接合するように形成されている。上記接合手段としては、例えば、面ファスナーなどを用いることができるが、特に制限はない。
図10A〜図10Cは、それぞれ、図9A〜図9Cに対応するものであり、大腿緊締部420の接合部420bと取付け部420aが接合した状態と、腸骨緊締部432が接合手段433a、433bにより衣服本体に接合した状態を示している。
本発明において、衣服本体及び緊締部は伸縮性を有する生地で構成することができる。なお、大腿緊締部の取付け部及び腰緊締部は、上述したとおり、ゴムベルトで構成してもよい。緊締部を伸縮性生地で構成する場合は、緊締部を構成する生地の長さ方向の伸長率は、衣服本体の生地の長さ方向の伸長率より低い。また、緊締部は、連続的に形成されていてもよく、不連続的に形成されていてもよい。例えば、緊締部を、樹脂をドット状、ストライブ状、ボーダー状などにプリントすることで不連続的に形成してもよい。緊締部が不連続的に形成されている場合は、外縁で囲まれている部分全体が緊締部とみなされる。緊締部を樹脂で構成する場合は、例えば、シリコン樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、ナイロンなどの樹脂を用いることができるが、特に制限はない。
本発明において、緊締部を構成する生地の身長方向の伸長率は、20〜160%であることが好ましく、30〜150%であることがより好ましい。下腿緊締部によってスクリューホームムーブメントを促すことができるとともに、圧迫感がなく着用感にも優れる。なお、各緊締部を構成する生地の身長方向の伸長率は同様であってもよく、異なっていてもよい。また、衣服本体を構成する生地の身長方向の伸張率は、40%以上であることが好ましく、50%以上であることがより好ましく、60〜250%であることがさらに好ましい。圧迫感がなく着用感にも優れる。
また、緊締部を構成する生地の身幅方向の伸長率は、20〜160%であることが好ましく、30〜150%であることがより好ましい。下腿緊締部によってスクリューホームムーブメントを促すことができるとともに、圧迫感がなく着用感にも優れる。なお、各緊締部を構成する生地の身幅方向の伸長率は同様であってもよく、異なっていてもよい。また、衣服本体を構成する生地の身幅方向の伸張率は、50%以上であることが好ましく、60%以上であることがより好ましく、70〜250%であることがさらに好ましい。圧迫感がなく着用感にも優れる。
本願において、生地の伸長率は、JIS L 1096 8.14.1 A法(荷重17.6N、引張速度200mm/min)に基づいて測定するものである。
上記衣服本体や緊締部を構成する生地としては、例えば、トリコット編、ラッセル編などの経編を用いることができる。上記生地を構成する繊維としては、特に限定されず、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル繊維、ポリウレタン繊維、ポリアミド繊維、アセテート繊維、コットン繊維、レーヨン繊維、エチレンビニルアルコール繊維、ナイロン繊維などを用いることができる。上記生地は、特に限定されないが、例えば、目付けが120〜380g/m2の範囲が好ましく、より好ましくは160〜340g/m2の範囲、さらに好ましくは240〜280g/m2の範囲である。目付が上記の範囲であれば、耐久性も良く、軽くて動きやすい利点がある。
以下実施例を用いてさらに具体的に説明する。なお、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
本体生地として、身長方向の伸長率が73.2%、身幅方向の伸長率が115.8%、目付けが210g/m2であるトリコット経編地(ポリエステル繊維85質量%、ポリウレタン繊維15質量%)を用い、図7に示すようなランニングタイツ200(JASPO規格のMサイズ)を作製した。そして、下腿緊締部生地として、身長方向の伸長率が61.4%、身幅方向の伸長率が54.1%、目付けが170g/m2であるトリコット経編地(ナイロン繊維75質量%、ポリウレタン繊維25質量%)を用い、図7に示すように下腿緊締部210を形成した。下腿緊締部210は、大腿骨の外側上顆よりも近位かつ後方から膝蓋骨下部を通って下腿内側の内踝上部に至るように帯状(幅4.5cm)に形成した。衣服本体と下腿緊締部は、下腿緊締部の外縁において一体化した。具体的には、下腿緊締部10の下部固定部は下腿内側の内踝上部に設定し、上部固定部は大腿骨の外側上顆との身長方向及び周方向の最短直線距離がそれぞれ3cmになるように設定した。
(実施例2)
本体生地として、身長方向の伸長率が73.2%、身幅方向の伸長率が115.8%、目付けが210g/m2であるトリコット経編地(ポリエステル繊維85質量%、ポリウレタン繊維15質量%)を用い、図9〜図10に示すようなランニングタイツ400(JASPO規格のMサイズ)を作製した。そして、下腿緊締部生地として、身長方向の伸長率が61.4%、身幅方向の伸長率が54.1%、目付けが170g/m2であるトリコット経編地(ナイロン繊維75質量%、ポリウレタン繊維25質量%)を用い、図9〜図10に示すように下腿緊締部410を形成した。下腿緊締部410は、大腿骨の外側上顆よりも近位かつ後方から膝蓋骨下部を通って下腿内側の内踝上部に至るように帯状(幅4.5cm)に形成した。衣服本体と下腿緊締部は、下腿緊締部の外縁において一体化した。具体的には、下腿緊締部410の下部固定部は下腿内側の内踝上部に設定し、上部固定部は大腿骨の外側上顆との身長方向及び周方向の最短直線距離がそれぞれ3cmになるように設定した。また、図9〜図10に示すように、大腿骨の外側上顆よりも遠位かつ後方の下腿緊締部410に接続する位置から膝蓋骨上部を通り大腿の内側のクロッチに至るように大腿緊締部420を形成した。衣服本体に形成されている接合部420bは、身長方向の伸長率が71%、身幅方向の伸長率が56%、目付けが155g/m2であるトリコット経編地(ポリエステル繊維80質量%、ポリウレタン繊維20質量%)を用いて帯状(幅4cm)形成し、取付け部420aはゴムベルト(幅4cm)で構成した。また、図9〜図10に示すように、腰緊締部430を形成した。腰緊締部430は、仙骨を覆うように形成されている仙骨緊締部431(幅17cm)と、上前腸骨棘を覆うように形成されている腸骨緊締部432(幅7cm)を含む。仙骨緊締部431と腸骨緊締部432は、身長方向の伸長率が73.2%、身幅方向の伸長率が115.8%、目付けが210g/m2であるトリコット経編地(ポリエステル繊維85質量%、ポリウレタン繊維15質量%)と身長方向の伸長率が61.4%、身幅方向の伸長率が54.1%、目付けが170g/m2であるトリコット経編地(ナイロン繊維75質量%、ポリウレタン繊維25質量%)を縫い合わせることにより形成した。腸骨緊締部432の接合手段433a、433bは、面ファスナー(幅4cm、長さ8cm)で構成した。
実施例1及び実施例2のランニングタイツを歩行障害のない20代の男性に着用させ、歩行への影響を確認した。コントロールとして、ランニングパンツを用いた。なお、実施例2のランニングタイツは、図10A〜図10Cに示しているような、大腿緊締部420の接合部420bと取付け部420aが接合した状態と、腸骨緊締部432が接合手段433a、433bにより衣服本体に接合した状態で着用した。
<歩行試験>
被験者の快適歩行速度(5.5km/時間)でトレッドミルを歩行し、歩行10サイクルの膝関節の屈曲伸展角度、内外旋角度、内外反角度を3次元動作解析装置Mac−3Dシステムを用いて測定し、その結果を図11〜図13に示した。静止位の角度を0°とした。
図11の遊脚時の最大膝伸展角度のグラフから分かるように、コントロールのランニングパンツを着用した場合に比べ、実施例1のランニングタイツを着用した場合、遊脚期の最大膝伸展角度が大きくなっていた。また、実施例2を着用することで遊脚期の最大膝伸展角度がさらに大きくなっていた。これから、実施例1、2のランニングタイツを着用することにより、しっかりと脚を振り出した歩行ができることが分かった。そして、その効果は下腿緊締部に加えて、大腿緊締部と腰緊締部がある方がより大きくなることが分かった。
図12の最大膝伸展時の内外旋角度のグラフから分かるように、コントロールのランニングパンツを着用した場合に比べ、実施例1、2のランニングタイツを着用した場合、最大膝伸展時の外旋角度が大きくなっていた。これから、実施例1、2のランニングタイツを着用することにより、スクリューホームムーブメントが誘発されることが分かった。また、その効果は下腿緊締部に加えて、大腿緊締部と腰緊締部がある方がより大きくなることが分かった。
図13の立脚中の膝内反角度の最大値のグラフから分かるように、コントロールのランニングパンツを着用した場合に比べ、実施例1、2のランニングタイツを着用した場合、立脚中の膝内反角度の最大値が小さくなっていた。これから、実施例1、2のランニングタイツを着用することにより、スクリューホームムーブメントが誘発され、それにより膝の安定性が増加することが分かった。また、その効果は下腿緊締部に加えて、大腿緊締部と腰緊締部がある方がより大きくなることが分かった。
1 大腿骨
2 大腿骨の外側上顆
3 膝蓋骨
4 下腿
5 大腿
6 内側上顆
10、110、210、310、410 下腿緊締部
20、120、220、320、420 大腿緊締部
20a、120a、420a 大腿緊締部の取付け部
20b、120b、420b 大腿緊締部の接合部
200、300、400 衣服
430 腰緊締部
431 仙骨緊締部
432 腸骨緊締部
433a、433b 腸骨緊締部の接合手段

Claims (7)

  1. 少なくとも膝関節をまたぐ領域を覆う衣服であって、
    帯状の下腿緊締部を有し、前記下腿緊締部は、大腿骨の外側上顆よりも近位かつ後方から膝蓋骨下部を通って下腿内側に至るように形成されており、
    さらに帯状の大腿緊締部を有し、前記大腿緊締部は大腿骨の外側上顆よりも遠位かつ後方の前記下腿緊締部に接続する位置から膝蓋骨上部を通り大腿内側に至るように形成されており、
    前記大腿緊締部は、衣服本体に形成されている接合部と、一方の末端が大腿骨の外側上顆よりも遠位かつ後方の前記下腿緊締部に接続する位置に固定され、他方の末端は前記接合部と脱着可能に接合する取付け部で構成されていることを特徴とする衣服。
  2. 少なくとも膝関節をまたぐ領域を覆う衣服であって、
    帯状の下腿緊締部を有し、前記下腿緊締部は、大腿骨の内側上顆よりも近位かつ前方から膝裏を通って下腿外側に至るように形成されており、
    さらに帯状の大腿緊締部を有し、前記大腿緊締部は大腿骨の内側上顆よりも遠位かつ後方の前記下腿緊締部に接続する位置から膝蓋骨上部を通り大腿外側に至るように形成されており、
    前記大腿緊締部は、衣服本体に形成されている接合部と、一方の末端が大腿骨の内側上顆よりも遠位かつ後方の前記下腿緊締部に接続する位置に固定され、他方の末端は前記接合部と脱着可能に接合する取付け部で構成されていることを特徴とする衣服。
  3. 前記下腿緊締部は、大腿骨の外側上顆よりも近位かつ後方から膝蓋骨下部を通って下腿内側の内踝上部に至るように形成されている請求項1に記載の衣服。
  4. 前記下腿緊締部は、大腿骨の内側上顆よりも近位かつ前方から膝裏を通って下腿外側の外踝上部に至るように形成されている請求項2に記載の衣服。
  5. 前記大腿緊締部は大腿骨の外側上顆よりも遠位かつ後方の前記下腿緊締部に接続する位置から膝蓋骨上部を通り大腿内側のクロッチに至るように形成されている請求項1又は3に記載の衣服。
  6. 前記大腿緊締部は大腿骨の内側上顆よりも遠位かつ後方の前記下腿緊締部に接続する位置から膝蓋骨上部を通り大転子に至るように形成されている請求項2又は4に記載の衣服。
  7. さらに腰緊締部を有し、前記腰緊締部は仙骨と上前腸骨棘を覆うように形成されている請求項1〜のいずれか1項に記載の衣服。
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