JP3186408U - 電子棚札及びそれに取り付けるpop表示具 - Google Patents

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Abstract

【課題】POPカードが収納されたカードケースを電子棚札に無造作に取り付けても、見栄えの良い位置に確実に位置決めすることができる電子棚札を提供する。
【解決手段】商品棚に取り付けられる電子棚札1とPOP広告用の表示具2とを備える。表示具2は、電子棚札1のケーシング10の縁を前後から挟むクリップ部35を備え、ケーシング10の裏面には、クリップ部35をケーシング10の中央位置まで案内するガイド部15と、その中央位置でクリップ部35を係止する係止部とが設けられている。
【選択図】図1

Description

本考案は、商品棚に取り付けられ、対応する商品に関する情報をタイムリーに表示する電子棚札と、その電子棚札に取り付けられ、当該商品のPOP(Point of purchase)広告を表示する表示具とに関する。
周知のように、電子棚札は、商品棚に取り付けられて、対応する商品の価格をタイムリーに表示する表示器具として知られている。そして、対応する商品を売り出すときは、当該商品が折込み広告の商品であることを示す表示具を電子棚札に取り付けて人目を引くようにしている。
こうしたPOP広告用の表示具としては、例えば、下記特許文献に記載のものが知られている。これらの特許文献の内、特許文献1〜4に記載のものは、電子棚札に取り付ける専用のPOPパネルを1アイテムに付き数種類用意しておき、それらを広告内容に応じて電子棚札に取り付ける方式である。これに対し、特許文献5は、透明なカードケースを用意し、その中に紙製のPOPカードを差し込んで電子棚札に取り付ける方式である。
前者のPOPパネル方式では、数種類のPOPパネルを電子棚札の数だけ用意する必要がある。しかも、POPパネルは、プラスチック製の専用品であるから、大量に用意するには、コストアップになる。これに対し、紙製のPOPカードをカードケースに差し込む後者の方式では、ユーザーが紙でPOPカードを自由に製作することができるから、前者よりは、コストを抑えることができる。
特開2004−361729号公報 特許第4415593号公報 特開2010−110506号公報 特開2011−197395号公報 実用新案登録第3139238号公報
そこで、後者の方式がユーザーに好まれているが、POPカードを電子棚札に取り付ける従来の取り付け具は、電子棚札を商品棚に装着するプラスチック製のアダプターに溝やスリットを形成し、そこにPOPカードの収納されたカードケースを嵌め込むものであった。そのため、繰り返し使用や経年変化によって、プラスチック製の溝やスリットが壊れてしまうと、カードケースが装着できなくなるから、電子棚札をアダプターごと商品棚から取り外して、壊れたアダプターを交換しなければならない煩わしさがあった。
また、POPカードの取り付け作業は、特売日の開店前に行われることが多いから、効率良く処理して行くことが不可欠となる。しかし、そうした作業中に壊れたアダプターの交換を強いられると、POPカードの取り付け作業が停滞してしまう問題があった。
この問題を解決する一つの方法としては、POPカードを収納したカードケースをアダプターに取り付けるのではなく、特許文献4に示すように、電子棚札に直接取り付ける方法が考えられる。そうすれば、アダプターを交換する必要がなくなる。
しかし、カードケースを電子棚札に効率良く取り付けていくためには、カードケースを電子棚札に無造作に取り付けても、見栄えの良い位置に確実に位置決めすることができなければならない。また、電子棚札に取り付けられたカードケースに無理な外力が加わっても、電子棚札を壊さない構造でなければならない。
本考案は、こうした要求に応えることのできる新たな電子棚札とそれに取り付けるPOP広告用の表示具を提供することを課題とする。
本考案に係る電子棚札は、商品棚に取り付けられ、対応する商品の商品情報を表示部に表示するとともに、当該商品のPOPカードが収納される表示具が取り付けられる電子棚札であって、前記表示具が前記電子棚札のケーシングの縁を前後から挟持するクリップ部を備え、前記ケーシングの裏面には、前記クリップ部を前記ケーシングの所定位置まで案内するガイド部と、前記クリップ部を前記所定位置で拘束する係止部とを備えたことを特徴とする。
ここで、ケーシングの前後とは、電子棚札の表示部を前側とした場合の前後の意味である。したがって、ケーシングの縁を前後から挟持するとは、ケーシングの前面と裏面との間に跨ってケーシングの縁を挟持することを意味する。
POPカードが収納された表示具を電子棚札に取り付けるときは、表示具のクリップ部で電子棚札のケーシングの縁を挟んで差し込む。すると、電子棚札のケーシングの裏面には、前記クリップ部を所定位置まで案内するガイド部が設けられているので、クリップ部をケーシングの縁に無造作に差し込んでも、表示具を電子棚札の最も見栄えの良い位置まで案内する。そして、クリップ部がその位置まで差し込まれると、係止部がクリップ部を拘束するから、表示具を無造作に取り付けても、POPカードを電子棚札の見栄えの良い位置に素早く位置決めすことができる。
この係止部は、例えば、クリップ部に突起が形成される場合は、その突起が嵌り込む凹部が係止部となり、逆にクリップ部に凹部が形成される場合は、その凹部に嵌り込む突起がケーシングに形成される係止部となる。しかし、これらには限定されず、クリップ部をケーシングに拘束するものであれば、どのような構成であっても良い。例えば、ガイド部に案内されたクリップ部がガイド部から抜けて所定位置に落ち着くと、クリップ部に設けられた突起がガイド部の下端に入り込んで抜け止め状態にするものであっても良い。
また、前記ケーシングの裏面には、商品棚に取り付けるための既設のアダプターが装着される装着部が直接形成されていることを特徴とする。これまでの電子棚札には、この装着部はなく、その代わりに、別個に形成した装着部を電子棚札の裏面に取り付けていた。そのため、電子棚札の厚みが厚くなり、それによって商品棚から電子棚札が飛び出す問題があった。本考案では、この問題を解消するために、別部材で形成していた装着部をケーシングの裏面に直接形成する。これにより、商品棚からの電子棚札の飛び出しを抑えることができるとともに、商品棚に取り付けられた既設のアダプターを利用して、本考案に係る電子棚札をそのまま商品棚に取り付けることができる。
前記表示具は、クリップ部の他に、POPカードが収納される透明樹脂製のカードケースと、そのカードケースを前記電子棚札の表示部の近傍に並べて保持するケース保持具とを備え、前記ケース保持具に外力が加わると、前記クリップ部が前記ケーシングに対して着脱可能となることを特徴とする。これにより、棚から商品を取り出そうとした弾みに、手や商品がケース保持具に当たったとしても、そのときの外力によってクリップ部が係止部から浮いてケーシングを保護する。更に強い外力を受けると、今度はクリップ部自体がそこから離脱してケーシングを保護する。
本考案によれば、POP広告用の表示具を電子棚札に無造作に取り付けても、表示具が見栄えの良い位置に確実に位置決めされるから、表示具の取り付け作業を効率的に進めることができる。したがって、特売日の開店前に表示具の取り付け作業を行っても、短時間で終わらせることができる。
また、ケーシングの裏面には、商品棚に取り付けられた既設のアダプターが装着される装着部が直接形成されているから、電子棚札の商品棚からの飛び出しを抑えることができるとともに、従来の電子棚札を新しい電子棚札と入れ替える場合でも、既設のアダプターをそのまま使用してコストを抑えることができる。
さらに、本考案の表示具によれば、ケース保持具を手に持ってクリップ部を電子棚札のケーシングに簡単に取り付けることができ、更に棚から商品を取り出そうとした弾みに、手や商品がケース保持部に当たったとしても、ケーシングが壊れる前にクリップ部がケーシングから離脱するから、高価な電子棚札を保護することができる。
第1実施形態に係る電子棚札とそれに取り付ける表示具の分解外観斜視図。 前記電子棚札に表示具を取り付けた状態の正面図。 前記電子棚札の裏面に表示具を取り付ける様子を示す外観斜視図。 前記表示具の拡大側面図。 前記ケーシングの裏面にアダプターを取り付ける様子を示す外観斜視図。 第2実施形態に係る電子棚札にアダプターを取り付けた状態の裏面図。
<第1実施形態>
以下、本考案に係る電子棚札の第1実施形態とその電子棚札に取り付ける表示具を図面に基づいて説明する。
図1〜図4において、電子棚札1は、図示しない商品棚の前面に取り付けられて、対応する商品の最新情報を表示する。そのため、前面には、プラスチック製のケーシング10に収められた表示部11が配置される。図2の表示部11には、商品情報の一例として、カード会員用の割引価格である「98円」を、一般用の通常価格である「128円」を、その他の情報として、割引期間、商品名、商品コード等を表示しているが、これらの商品情報は、売価変更に応じてタイムリーに切り替えられる。そのためケーシング10には、この表示部11の他に、全商品を管理するサーバー装置と交信する光通信部12と、前記表示部11や光通信部12を制御する制御基板13とが収納されている。
なお、ケーシング10の前面下部には、窓14が設けられ、そこから光通信部12と制御基板13とが視認可能となっている。また、ケーシング10の前側全面には、前記表示部11と窓14とを一体的に覆う透明プラスチック板15が固定されている。
表示部11は、例えば、電子ペーパーのようなドットマトリックス方式の不揮発性表示器で構成されて、電力を与えなくても、一度書き込まれた表示内容は、保持されるようになっている。
光通信部12は、例えば、サーバー装置と赤外線を使って通信するもので、電子棚札1の現在のステータスをサーバー装置に送信したり、サーバー装置から売価変更の情報を受信したりする。そのため、向かって左側の丸い素子が発行ダイオードで構成された発光部とされ、右側の矩形素子がフォトダイオードとアンプで構成された受光部とされている。
電子棚札1の頭部には、POP広告用の表示具2が取り付けられる。この表示具2は、
POPカードCが収納されるカードケース20と、そのカードケース20を支持しつつ、ケーシング10の上縁に着脱自在に取り付けられるケース保持具3とで構成される。
POPカードCは、カードケース20に収まるサイズの紙に広告文を表記したもので、例えば、折込み広告の商品であることを示す「広告の品」や、「おすすめ品」、「今月のお買い得品」、「お買い得商品」等の文字が表記される。
カードケース20は、電子棚札1の横幅に収まる幅を持った弾性変形可能な透明樹脂シートで形成される。その樹脂シートは、水平な上下の折り目で三つ折りにされ、図4に示すように、折り重ねられた表裏のシート間にPOPカードCが挿入される。また、カードケース20の裏面に折られた上部シート21の中央部には、横に長い長穴22が形成され、その長穴22が下部シート23の上に被さる。そして、POPカードCが収納されたカードケース20をケース保持具3に取り付けるときは、下部シート23と上部シート21との間にケース保持具3の中央板31を挿入する。即ち、図4の下向き開放の上部シート21の内側に中央板31を挿入しながら、カードケース20の下端部が側面視U字状の受け部32、32の底に当たるまで差し込む。すると、上部シート21に形成された長穴22が中央板31の裏面に形成された突起33(図3、図4参照)に嵌り込んで抜け止め状態に保持される。
ケース保持具3は、透明なプラスチック材で形成された上部側のケース保持部34と、それと一体形成された下部側のクリップ部35とから構成されている。ケース保持部34は、中央板31と、その両サイドの左右の押さえ板36、36と、その中央板31の裏面中腹から水平に突出して、その中央板31の裏面中腹と左右の押さえ板36、36の水平部とを一体的に連結するブラケット37を備えている。また、左右の押さえ板36、36は、後ろ側に傾斜して、中央板31の裏面との間隙が上方に行く程拡大するように形成されている(図4参照)。そして、中央板31に親指を添え、両サイドの押さえ板36、36に人差し指と中指を添えて摘めば、一体化された下部のクリップ部35が口を開くようになっている。
クリップ部35は、中央板31の下端部前面に形成された左右の受け部32、32と、左右の押さえ板36、36の下端部にそれぞれ形成された左右の押さえ部38、38とで形成されている。そして、中央板31と両サイドの押さえ板36、36とが指で押さえられると、前側の受け部32、32と後側の押さえ部38、38との間隔が開き、その状態でクリップ部35をケーシング10の縁に差し込んで手を離すと、前側の受け部32、32と後側の押さえ部38、38とがケーシング10の縁を前後から挟持するようになっている。
前側の受け部32、32は、側面視がU字状に形成され、後側押さえ部38、38は、側面視が逆U字状に形成されている(図4参照)。また、左右の押さえ部38、38の下端部内側には、ケーシング10の裏面に形成された後述の係止部16に嵌る突起39、39が形成されている。さらに、左右の押さえ板36、36の裏面と押さえ部38、38の上面との間には、筋交い40、40が設けられて、上側の押さえ板36、36が前側へ回動すると、それと連動して下側の押さえ部38、38がブラケット37を軸として後側へ回動するようになっている。
なお、この実施形態では、前側の受け部32、32を左右に分離しているが、これに替えて、左右が連なった一体型としてもよい。また、左右の押さえ板36、36の前面に設けられた突起41、41は、カードケース20の上部シート21を押さえて、突起33に嵌り込んだ上部シート21の長穴22が突起33から抜け出ないようにしている。また、左右の押さえ板36、36の裏面上端に設けられた突起42、42は、指を添えるときの滑り止めである。
図3において、電子棚札1のケーシング10の裏面上部には、前記クリップ部35をケーシング10の所定位置まで案内するガイド部15と、そのクリップ部35を所定位置で拘束する係止部16とが設けられている。
ガイド部15は、ケーシング10の裏面から隆起させたケーシング10の一部分であって、正規の位置からはみ出た左右の押さえ部38、38をそれぞれ中央側に寄せる左右の傾斜部151、151と、各傾斜部151、151の下端部から上下方向に延びて、左右の押さえ部38、38の横移動を規制する左右の規制部152、152とで構成されている。そして、作業者が表示具2をケーシング10に取り付けるときは、電子棚札1の裏面が見えない状態で取り付けるから、ケーシング10の上縁に差し込まれた左右の押さえ部38、38は、ケーシング10の中央位置からずれることが多い。そうした場合、ずれた左右の押さえ部38、38の一方は、一方の傾斜部151上に乗って傾くが、それが下向きに差し込まれれば、傾斜部151上に乗った押さえ部38は、傾斜部151に案内されて中央位置に移動し、そこで水平状態となって下方に落ち込む。
一方、規制部152、152に隣接する、対向する側のケーシング10には、前述の突起39、39が嵌り込む凹状に形成された係止部16、16が設けられている。この係止部16、16に押さえ部38、38の突起39、39がそれぞれ嵌り込むと、ケース保持具3を引き上げても、突起39、39が凹んだ係止部16、16に食い込んで簡単には外れないようになっている。
しかし、ケース保持具3に後方から前方へ外力が加わると、係止部16、16に嵌り込んだ突起39、39が浮き上がってケース保持具3が前側に傾く。さらに強い外力が加わると、電子棚札1のケーシング10が壊れる前にクリップ部35自体がケーシング10から外れて離脱する。これにより、商品棚から商品を取り出すときに、不測にして手や商品が表示具2に当たったとしても、ケース保持具3が傾いたり、ケーシング10から離脱したりするから、商品棚に取り付けられた電子棚札1を保護することができる。
電子棚札1は、典型的には、商品棚のフレームに取り付けられるが、必要に応じて商品を搭載したワゴンや、冷凍・冷蔵ケース等に取り付けられる。そのため、プラスチック製のケーシング10の裏面には、図3、図5に示すようなアダプター装着部5が一体形成され、その装着部5に、種々の形状のアダプター6が挿入されるようになっている。
これまでの電子棚札には、この装着部5がなく、別個に形成した装着部を電子棚札の裏面に取り付けていたから、その部分だけ電子棚札の厚みが厚くなっていた。これに対し、この実施形態に係る電子棚札1では、ケーシング10の裏面にこの装着部5を直接形成したから、その部分だけ電子棚札1の厚みが薄くなって商品棚からの飛び出しを抑えることができる。なお、アダプター装着部5の内部には、図示しないボタン電池が収納されて、ケーシング10内の種々のデバイスに電力を供給するようになっている。
アダプター装着部5は、ケーシング10の裏面において、ボタン電池を収納するための隆起部上に直接形成されたもので、その隆起部の上下位置に対向状に形成された平面視L字状の隆起部51、51と、各隆起部51、51の右端における対向面側に、互いに対向状に形成された溝52、52と、左端の上下方向の隆起部53、53の中腹に形成された長穴54、54とを備えている。
一方、アダプター6は、アダプター装着部5に挿入される第1アダプター61と、その第1アダプター61の上に重ねて装着される第2アダプター62とから構成されている。
第1アダプター61は、プラスチック材で成形されたもので、板状のベース部材611の上下側面には、前記溝52、52と嵌合するレール612、612が形成されている。また、ベース部材611の上面には、第2アダプター62を上下から保持するL字状の隆起した溝付ガイド613、613が上下に分かれて対向状に形成されている。また、それより左側のベース部材611の側面には、アダプター装着部5の段差部55を乗り越えて係合する下向き爪を有するフック614が形成され、その両サイドの前記側面には、前記長穴54、54に挿入される突起片615、615が形成されている。
そして、第1アダプター61をアダプター装着部5に装着するときは、第1アダプター61のレール612、612をアダプター装着部5の溝52、52に嵌めて矢印方向Aにスライドさせる。すると、フック614の下向き爪が段差部55を乗り越えて外側の段差に落ち込み、それと同時に、突起片615、615が長穴54、54に挿入され、それによってベース部材611の浮き上がりが規制されてロックされる。そして、両者を分離させるときは、フック614を持ち上げながら、第1アダプター61を矢印方向Aと逆方向にスライドさせる。すると、フック614の下向き爪が段差部55から外れて、第1アダプター61がアダプター装着部5から離脱する。
第2アダプター62は、同じくプラスチック材で成形されたもので、板状のベース部材621と、それと一体成形された図示しない係合部材とで構成される。この係合部材は、ベース部材621から突出する支柱622の先端部分に形成されるもので、図5では、その先端部分を切除した状態で示している。そして、その先端部分には、それが装着される対象物の形状、例えば、パイプフレーム、角形フレーム、C型レール等の形状に応じて、それぞれに適合する形状の係合部材が形成されている。
そして、第2アダプター62を第1アダプター61に装着するときは、第2アダプター62のベース部材621の上下を溝付ガイド613、613の溝に嵌めて矢印方向にスライドさせる。すると、第1アダプター61に形成されたフック616の爪が沈みながら、第2アダプター62が溝付ガイド613、613の溝に挿入されて、溝付ガイド613の上下方向に延びる隆起部617、617に当たって止まる。すると、フック616の上向き爪が第2アダプター62の右側縁に沿って起き上がり、これにより、第2アダプター62を第1アダプター61上にロックする。このように、種々の形状を有する既設のアダプター6が電子棚札1に装着可能となっているから、既設のアダプターが使用されている商品棚に第1実施形態に係る電子棚札1をそのまま取り付けることができる。
<第2実施形態>
図6は、第2実施形態に係る電子棚札100の裏面を示したものである。この電子棚札100は、第1実施形態に係る横長の電子棚札1の横幅を短くすることによって縦長にしたもので、縦横比の変更に伴って左右のガイド部150、150を短小にしている他は、第1実施形態の各部と同一の構造を有している。したがって、図6では、第1実施形態の各部と同一のものは、同一符号を付している。
また、この第2実施形態でも、第1実施形態のケース保持具3が使用されるが、カードケース20の横幅は、電子棚札100の横幅とほぼ同じにするのが好ましい。しかし、必ずしもこれに限定されるものではなく、第1、第2実施形態において、商品の陳列様式や対応する商品の陳列スペースに応じて、電子棚札1、100の横幅よりも長い横幅のカードケース20を使用することもできる。
以上、この考案の実施形態を説明したが、本考案は、これに限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲において、その他の形態も採用可能である。例えば、POPカードを収納したカードケースは、表示部の上部に配置されるのが好ましいが、電子棚札の設置場所によっては、電子棚札の下部や側部に配置するのが好ましい場合もある。そうした場合は、ケーシングに形成されるガイド部と係止部の位置を変え、それに応じて表示具の取り付け位置を変えるようにしても良い。
また、ここでは、表示具2をケーシングの縁に取り付けるときに、クリップ部35を洗濯挟みのように指で摘んで拡げる方式を採っているが、これに限定されるものではなく、例えば、横断面形状がコの字形のクリップ部を用い、そのクリップ部の頭部に水平方向のスリットを形成して、そのスリットにL字状に成形されたカードケースの水平部分を差し込む方式であっても良い。なお、このカードケースは、弾性変形可能な透明樹脂シートで形成されるから、このカードケースに外力が加わっても、電子棚札のケーシングを壊すことはない。
1 電子棚札
2 表示具
3 ケース保持具
5 アダプター装着部
6 アダプター
10 ケーシング
11 表示部
15(150) ガイド部
16 係止部
20 カードケース
34 ケース保持部
35 クリップ部
C POPカード

Claims (3)

  1. 商品棚に取り付けられ、対応する商品の商品情報を表示部に表示するとともに、当該商品のPOPカードが収納される表示具が取り付けられる電子棚札であって、前記表示具が前記電子棚札のケーシングの縁を前後から挟持するクリップ部を備え、前記ケーシングの裏面には、前記クリップ部を前記ケーシングの所定位置まで案内するガイド部と、前記クリップ部を前記所定位置で拘束する係止部とを備えたことを特徴とする電子棚札。
  2. 前記ケーシングの裏面には、商品棚に取り付けられる既設のアダプターが装着される装着部が直接形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子棚札。
  3. 前記表示具は、前記クリップ部の他に、前記POPカードが収納される透明樹脂製のカードケースと、そのカードケースを前記電子棚札の表示部の近傍に並べて保持するケース保持具とを備え、前記ケース保持具に外力が加わると、前記クリップ部が前記ケーシングに対して着脱可能となることを特徴とする請求項1に記載の電子棚札。
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WO2021149221A1 (ja) * 2020-01-23 2021-07-29 日本電気株式会社 価格情報決定装置、価格決定方法、及びプログラム
WO2022025191A1 (ja) * 2020-07-31 2022-02-03 日本電気株式会社 棚札取付装置

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