JP2000102462A - 棚板へのエッジ部材の取付け構造 - Google Patents
棚板へのエッジ部材の取付け構造Info
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Abstract
取付けるにおいて、下からの突き上げに強く、かつ、美
感と安全性を向上した構造にする。 【手段】棚板3の前端縁に、内側に折り曲げられた中空
状の折曲げ部3aを形成する一方、エッジ部材3を、棚板
3の前端縁3aにきっちり被嵌するような上向き開口の溝
形に形成する。エッジ部材3の後端部11に設けた爪12
を、棚板3における折曲げ部3aの後端板8に上方から係
合させる。エッジ部材4に下向きの力が作用しても、前
面部9が棚板3の連接角部13につかえるため、エッジ部
材4が簡単には外れることはない。また、下方からの突
き上げでエッジ部材4が外れることなはい。折曲げ部3a
はエッジ部材4で囲われているため、美感と安全性に優
れている。
Description
端縁に、保護用やプライスカード装着用等のエッジ部材
を取付ける構造に関するものである。
スチール製の棚板は、その周縁を内向きに折り返した構
造になっており、安全性や美感等の点から前端縁に合成
樹脂製のエッジ部材を取付けることが行われている。エ
ッジ部材の取付け方法として実公昭56-33418号公報に
は、棚板の前端縁に、上向きに開口した樋状の折曲げ部
を形成し、この折曲げ部に、エッジ部材を上方から嵌め
込むことが記載されている。
前端縁に下向きの折曲げ部を形成すると共に、棚板の前
端部に上向きの爪片(モール取付け座片)を切り起こし
形成する一方、エッジ部材に、前記爪片に上方から嵌合
する溝部を形成して、エッジ部材を爪片に上方から嵌め
込み装着することが記載されている。これらの両先行技
術によると、エッジ部材の取付けをワンタッチ的に行え
る利点を有する。
の場合、商品の取り出したり戻したりするために人が手
を棚に伸ばした弾みで、エッジ部材を手で上向きに突き
上げてしまうことがある。このため、前記両公報のよう
にエッジ部材を上方からの嵌め込みによって棚板に取付
ける構成であると、エッジ部材が棚板から外れ出てしま
う虞があった。
ものが多いが、棚板が人の目線よりも高い位置にある場
合、前記した両公報の構成では、棚板の折曲げ部が露出
して体裁が良くない場合がある問題もあった。更に、前
記特開平8-317873号公報に記載されているように棚板の
前端縁を裏側に折曲げた場合、その折曲げ部の後端縁が
露出するため、人が商品を取り出す等して棚に手を出し
入れするに際して、人の手が折曲げ部の先端にふれて怪
我をしやすいという点も問題であった。
目的とするものである。
め、請求項1に記載の発明は、金属板製の棚板の端縁に
合成樹脂製等のエッジ部材を取付ける構造において、前
記棚板の端縁に下向きの折曲げ部が形成されている一
方、前記エッジ部材は、前記棚板の折曲げ部に下方から
嵌合する断面形状に形成されており、これら棚板の折曲
げ部とエッジ部材とに、折曲げ部にエッジ部材を下方か
ら嵌め込むときの弾性に抗しての変形によって互いに係
合して嵌合状態を保持する係合部が形成されている。
棚板の折曲げ部に下方から嵌め込むワンタッチ的な操作
によって棚板に取付けられる。そして、本発明はエッジ
部材を棚板の折曲げ部に下方から嵌め込むものであるた
め、人が棚の内部に棚板を出し入れするに際してエッジ
部材を下方から突き上げても、エッジ部材が脱落するこ
とはなく、しかも、棚板の折曲げ部はエッジ部材で覆わ
れているため、棚板の折曲げ部が人目に触れることはな
く、美感を向上できる。更に、棚板の折曲げ部はエッジ
部材で覆われているため、人の手が棚板の下面の箇所に
触れても怪我をすることはなく、安全性も向上すること
ができる。
られていることが多く、後端縁は上向きに延びているこ
とが多い。そこで、請求項2の構成は、棚板における折
曲げ部の上向きの後端板を利用してエッジ部材を取付け
るように構成した。従って、請求項2に記載の発明によ
ると、従来の棚板をそのまま使用できるため加工コスト
が嵩むことがないと共に、既設の棚板にも簡単に適用で
きる利点もある。また、エッジ部材を取り外すこともで
きるから、売り場のコンセプトに応じてエッジ部材の色
彩を変えることも容易に行える。
づいて説明する。 ≪第1実施形態≫図1〜図3では第1実施形態を示して
おり、このうち図1は商品陳列等の棚1の斜視図、図2
は図1のII−II視断面図、図3は図1の III-III視断面
図である。棚1は、支柱(側枠)2と、金属板製の多数
枚の棚板3とを備えており、棚板3の前端縁に合成樹脂
製のエッジ部材4を取付けている。
上面板5を下向きに折り曲げて形成した前面板6と、前
面板6の下端を後ろ向きに折り曲げて形成した下水平板
7と、下水平板7の先端から立ち上がった後端板8とで
略中空状に形成されており(前端縁の折曲げ部を符号3a
で示す)、前記後端板8と上面板5との間には大きな隙
間が空いている。
げ部3aに下方からきっちり嵌まるように、棚板3の前面
板6に密着する前面部9と、棚板3の下水平板7に密着
する下面部10と、棚板3の後端板8に後方から密着する
後端部11とを備えた形態であり、すなわち、棚板3の折
曲げ部3aに嵌まる上向き開口溝4aを備えた断面形状であ
り、後端部11の上端には、棚板3の後端板8に上方から
引っ掛かり係合する鉤形の爪12を形成している。
は請求項に記載した係合部の一例をなしている。エッジ
部材4の前面部9は断面半円状に形成されている一方、
下面部10と後端部11とは板状に形成されており、このた
め、後端部11は、当該後端部11及び下面部10の弾性に抗
して後方に倒れ変形し得る。爪12の前面は傾斜状に後傾
状にカットされている。これは、棚板3の折曲げ部3aへ
の嵌め込みのガイドのためである。
(及び後端縁)3bも前端縁と同様の形状に折り曲げられ
ている一方、エッジ部材4の前端部9は棚板3の左右全
長にわたって延びており、このため、エッジ部材4の下
面部10と後端部11との左右両端部は、側縁3bとの干渉防
止のために平面視で面取り状にカットされている。エッ
ジ部材4は、合成樹脂を素材とした押し出し加工によっ
て製造するのがコスト的に好適であるが、射出成形や加
圧成形によって製造することもできる。また、後端部11
又は爪12は必ずしも全長にわたって延びるように形成す
る必要はなく、長手方向に沿って部分的に設けても良
い。
に一点鎖線で示すように、エッジ部材4をその弾性に抗
して棚板3の前端の折曲げ部3aに下方から押し当てて嵌
め込み、爪12を棚板3の後端板8に係合させる、という
操作でワンタッチ的に行われる。そして、後端板8から
前面部9までの距離L1よりも、後端板8の上端から前面
板6と下水平板7との連接角部13までの距離L2が長いた
め、白抜き矢印で示すようにエッジ部材4の前面部9に
下向きの力が作用しても、エッジ部材4の前面部9が棚
板3の前記連接角部13につかえた状態となり、このため
エッジ部材4が簡単に外れることはない。
えば、爪12に指を当てて後端部11を後方に引き倒しなが
らエッジ部材4を全体として下方に押しやるという作業
により、簡単に取り外すことができる。従って、エッジ
部材4の交換も楽である。なお、図2から容易に理解で
きるように、後端板8の高さ寸法が大きくなるほどエッ
ジ部材4の取付け強度は向上する。
示している。この実施形態では、エッジ部材4の前面部
9に、プライスカード等のカード類14を着脱自在に差し
込みできる凹所(蟻溝)15を形成している。また、エッ
ジ部材4の上部には、棚板3の前面板6との間に隙間を
形成するための段部16が形成されており、この段部16
に、商品17の転落防止のためのストッパー板18を抜き差
し自在に装着できるようにしている。この実施形態によ
ると、前端に折曲げ部3aを形成しただけの棚板3につい
ても、カード類14やストッパー板18を簡単に取付けでき
る利点である。
けても良いし、また、凹所15に薄い合成樹脂板を装着し
て、その合成樹脂板にカード類14を貼り付けるなどして
も良い。また、エッジ部材4の前面部9にストッパー部
を一体成形しておいても良い。 ≪第3実施形態≫図5に示すのは第3実施形態であり、
この実施形態では、エッジ部材4の前面部9に、断面鉤
形の透明なカードホルダー19を引っ掛けできる凸条20を
形成している。前面部9の前面をフラットに形成して、
これにプライスカードやバーコードカード、各種ラベル
等を貼り付けても良い。また、エッジ部材4は中空状に
形成しても良い。
示しており、 (A)は分離斜視図、 (B)は部分平面図、
(C)は側断面図である。本実施形態は基本的な構造は第
1実施形態及び第2実施形態と同じであり、棚板3の前
端の折り曲げ部3aを中空状に折曲げて、その後端板8に
エッジ部材4の後端部11に形成した爪12を係合させてい
る。また、第2実施形態と同様に、エッジ部材4の上部
には段部が形成されている。エッジ部材4の上端と棚板
3の上面とを同じ高さに設定している。
3の構造、エッジ部材4の両端に嵌めたキャップ22の点
で従前の実施形態とは異なっている。この点を以下に説
明する。エッジ部材4の前面にはカード類装着用の凹所
15が形成されているが、カード類14の上下幅寸法が棚3
の前端縁3aの厚さ寸法よりも大きいことから、エッジ部
材4は棚板3の折り曲げ部3aの下面よりも下方にはみ出
ている。エッジ部材4の下部は中空状に形成されている
が(中空部を符号23で示す)、これは、主として、肉厚
を均等化して加工精度を高めるため、及び材料を節約す
るためである。
れているが、この場合、側縁3bを2枚重ね状にはぜ折り
し、その先端縁は上面板5に重なっている。また、棚板
3のコーナー部は平面視角形に切欠かれている(切欠き
箇所を符号24で示す)。エッジ部材4は、棚板3におけ
る左右切欠き24の間に収まる長さであり、他方、キャッ
プ22は切欠き24にきっちり嵌まる大きさに設定してい
る。
に嵌まる第1突起25と凹所15に嵌まる第2突起26とを設
けており、更に、キャップ22には、棚板3の側縁3bの内
面に沿って延びるストッパー片27を後ろ向きに突設して
いる。従って、キャップ22は抜け不能に保持されてい
る。本実施形態及び他の実施形態では、カード類14を装
着するエッジ部材4は棚3に着脱自在に取付くため、店
舗のコンセプトや商品の内容等に合わせて異なる色彩の
エッジ部材4に付け替えることができる利点がある。こ
の場合、エッジ部材4の長手方向に沿って複数枚のカー
ド類14を直列状に配置でき、且つ各カード類14の色彩を
隣同士変更することにより、商品区分ごとの差異を見や
すくすることもできる。従来は、カード類を取付ける溝
形のレールはスチールで製造して棚に溶接しており、こ
のため取り替えはできなかった。
4の横ずれを防止できると共に安全性も向上できる。 ≪第5実施形態、6実施形態≫図7では第5実施形態を
示し、図8では第6実施形態を示している。これらは第
4実施形態の変形例であり、このうち図7の第5実施形
態では、エッジ部材4の凹所15等を棚3の前面から前方
に大きく延びる断面形状に形成している。この第5実施
形態では、凹所15に装着したカード類14は大きく寝た姿
勢になるため、下段に位置した棚板3に取付けるとカー
ド類14を購買者が見やすくて好適である。
るエッジ部材4においては、凹所15を斜め下向きに開口
した状態に形成して、カード類14を前傾した姿勢で取付
けできるようにしても良い。図8の第6実施形態では、
エッジ部材4の上部を棚板3の上面板5より上に突出さ
せており、このように構成すると、商品の脱落をエッジ
部材4で防止できる。
7実施形態及び第8実施形態を示している。このうち図
9(A) に示す第7実施形態では、棚板3の後端板8の上
端に後ろ向きの係止片8aを形成し、この係止片8aと、エ
ッジ部材4の後端部11に形成した係合溝11aとを嵌め合
わせている。従って、この例では係止片8aと係合溝11a
とが請求項に記載した係合部に該当する。なお、図示実
施例では、係止片8aと係合溝11aとは全長にわたって長
く延びているが、部分的でも良い。
の後端板8に係合穴28を適当な間隔で適宜個数形成する
一方、エッジ部材4の後端部11に、前記係合穴28に嵌ま
る係合爪29を形成している。 ≪第9実施形態・10実施形態≫図10では第9実施形態及
び10実施形態を示している。このうち図10(A) に示す第
9実施形態では、棚板3の前端縁を、前側に上向き開口
の樋状に折曲げ形成する一方、エッジ部材4の後部を、
棚板3の折曲げ部3aに下方から嵌まるように溝状に形成
し、エッジ部材4の内面に、折曲げ部3aの前端板35に上
方から係合する爪(或いは段部)36を形成している。
の前端に形成した下向きの折曲げ片37に、裏側に向けて
突出するダボ38(爪でも良い)を左右方向に沿って適宜
間隔で複数個形成する一方、エッジ部材4は折曲げ片37
を下方から抱き込む形状に形成し、その後部内面に、前
記ダボ38が嵌まる係合溝39を全長にわたって延びるよう
に形成している。
態を示している。この実施形態は、エッジ部材4の嵌め
合い構造は第1〜6実施形態と同じであり、棚3の側板
40を前方に突出させている点で異なっている(前向き突
出部を符号40aで示す)。側板40の突出部40aは、エッ
ジ部材4の側面形状に合わせた形状に形成されている。
出部40aがエッジ部材4の横ずれを阻止するストッパー
の役割を果たすため、第4〜6実施形態のようなキャッ
プ22を必要としない。
第12実施形態を示し、棚板3の後端板8を下水平板7か
ら鈍角状に立ち上げるように屈曲形成させる( 図13(A)
参照) 。他方、エッジ部材4における下面部10から上向
きに立ち上げる後端部11は略直角状である。エッジ部材
4の下面部10と後端部11とを棚板3の前端部において下
方から押し込むとき、当該下面部10と後端部11との剛性
が高い場合には、金属板製の下水平板7に対して後端板
8が直角方向に屈曲するように弾性変形し、該後端板8
の上端が爪12に係合できるのである( 図13(B) 参照) 。
例えば、棚板3は薄い鋼板であり、エッジ部材4がアル
ミの押出材のような場合には、下面部10と後端部11との
直角状態が殆ど変化しないから、棚板3の後端板8側の
弾性変形性を利用して、係合部としての爪12への係合力
を高めるのである。
し、棚板3の前端から下向きに屈曲させる前面板6は鈍
角状、即ち、前下向きに延び、該前面板6の下端から後
向きにのびるように下水平板7を屈曲させ、さらに、後
端板8を下水平板7から鈍角状に立ち上げるように屈曲
形成させる( 図13(A) 参照) 。他方、エッジ部材4にお
ける下面部10から上向きに立ち上げる後端部11からなる
上向き開口溝4aも、前記前面板6、下水平板7、後端板
8からなる側断面略菱形状の折り曲げ部3aの断面形状に
略合致するように形成されている。この実施形態におい
ても、エッジ部材4の上向き開口溝4aを前記折り曲げ部
3aに向かって下方から押し込み係合させることができ
る。そして、この実施形態のエッジ部材4はカード類14
を差し込み載置できる凹所15が斜め上向きに傾斜してい
るから、エッジ部材自体を嵩張らせることなく、斜め上
方からカード類14に記載された文字等を読み易くでき
るという効果を奏する。なお、この第13実施形態の変形
例として、棚板3の後端板8の後向き傾斜角度(下水平
板7との夾角)を、下面部10と後端部11との夾角より大
きくなるように形成し、アルミの押出材のような剛性の
高いエッジ部材4を折り曲げ部3aに押し込むと、下面部
10と後端部11との角度状態が殆ど変化しないから、棚板
3の後端板8側の弾性変形性を利用して、後端部11の係
合部としての爪12への係合力を高めることができる。
は第14実施形態を示し、縦板3の前端部3dを断面略円筒
状に湾曲形成する一方、エッジ部材4の上向き開口溝4a
も前記前端部3dの外形の断面形状に略等しい円弧状に形
成しておく。但し、前記前端部3dの外周の半径を上向き
開口溝4aの半径より若干大きく設定する。これにより、
前端部3dに上向き開口溝4aを下方から押し込んだとき、
薄金属板製の前端部3dが金属の弾性力にて上向き開口溝
4aにぴったりと嵌まるように嵌合できる。しかも、両者
が円形であるため、カード類14を配置する凹所15の向き
を任意になるようにエッジ部材4を前端部3dを中心にし
て上下に回して位置決めすることもできるのである。
に棚ブラケット31,31 を介して陳列用棚板30を装着する
場合を示し、この陳列用棚板30の前端部に前記各実施形
態のエッジ部材4を装着することができる。この場合、
図16に示すように、エッジ部材4における前面の凹所15
内に配置するカード類14の長さをエッジ部材4の全長よ
り短くして、複数のカード類14を一列の直線状に配列す
ることができ、且つ隣接するカード類14の色彩を相互に
変更して、見る者にとって見出しカード類の色彩に応じ
て配置された陳列商品が識別し易くなるようにしても良
い。この場合、短いカード類14を長い透明プラスチック
製のカードホルダに挟んで前記凹所15内に配置するよう
にしても良いことはいうまでもない。金属板製等の棚ブ
ラケット31の基端部から後向きに一体的に突設させた上
下複数の係合鉤爪32を、支柱2の上下長手方向に沿って
穿設された係合孔2aに嵌合させて、棚ブラケット31を前
向きに突設させる。
板部31a に陳列用棚板30の下面の左右両端部を支持させ
る場合、単に陳列用棚板30の上面板30a を載置するだけ
では、例えば陳列用棚板30の前端側に下方から上向きの
外力が作用したとき、陳列用棚板30が棚ブラケット31か
ら簡単に外れ、載置した物品が落下する等の不都合があ
る。そこで、陳列用棚板30の上面板30a の下面には、断
面上向き略コ字状に屈曲形成された前後一対の補強杆3
3,34 をスポット溶接等にて固定する。そして、補強杆3
3,34 の長手方向の両端部には、上面板30a 側端の下向
き側片30bとの間に、前記棚ブラケット31の支持板部31
a の上端縁が前記上面板30a の下面に当接できる隙間(
図示せず) を形成する。このとき、支柱2の前面に近い
後補強杆33には、その前垂直片33a 、下水平片33b 、後
垂直片33c までの切欠き部35を設けると共に、後垂直片
33c の上下中途から後向きに延びる中水平片33d の端部
に係止片33e を設ける。他方、棚ブラケット31の支持板
部31a の上端には、複数の後向き鉤片36a,36b,36c を設
け、そのうちの一つを前記係止片33e に対して後向きに
係止するように陳列用棚板30を載置すれば良い。
力が作用しても、係止片33e が後向き鉤片36b の基部に
引っ掛かって上向き回動を阻止できる。図18及び図19の
実施形態における棚ブラケット31の基端の係合鉤爪32の
係止位置を選択することにより、当該棚ブラケット31の
支持板部31a の上端縁が略水平状態から前下りの傾斜状
の角度を大小変更できるように掛け換えすることがで
き、その傾斜角度に応じて前記係止片33e と前記複数の
後向き鉤片36a,36b,36c の内の一つとの係合も選択でき
るのである。また、陳列用棚板30の奥行き寸法の大小に
応じても係合鉤爪32の係止位置を変更すれば良い。
の棚に適用した場合であったが、本発明は、物品保管用
等の棚にも適用できる。また、エッジ部材は合成樹脂製
ばかりでなく、前記したようにアルミ押出材等の金属材
や木製であっても良い。そして、エッジ部材は棚板の前
端縁と後端縁との両方に取付けても良いし、必要があれ
ば棚板の四周に取付けても良いのである。
斜視図である。
図、(B) は要部の平面図、(C) は側断面図である。
形態の側断面図である。
形態の側断面図である。
の前端に装着する前の断面図、(B) はエッジ部材を装着
した状態の断面図である。
面図、(B) は装着状態の側断面図である。
部切欠き側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】金属板製の棚板の端縁に合成樹脂製等のエ
ッジ部材を取付ける構造であって、 前記棚板の端縁に下向きの折曲げ部が形成されている一
方、前記エッジ部材は、前記棚板の折曲げ部に下方から
嵌合する断面形状に形成されており、これら棚板の折曲
げ部とエッジ部材とに、折曲げ部にエッジ部材を下方か
ら嵌め込むときの弾性に抗しての変形によって互いに係
合して嵌合状態を保持する係合部が形成されていること
を特徴とする棚板へのエッジ部材の取付け構造。 - 【請求項2】前記棚板の折曲げ部は、棚上面から下向き
に延びる前面板とその下端に連接した後端板とを備えた
中空形状に形成される一方、 前記エッジ部材は、前記棚板の折曲げ部に下方からきっ
ちり嵌まる上向き開口溝を備えた断面形状に形成されて
おり、このエッジ部材の後端縁に、前記棚板における折
曲げ部の後端縁に係合してエッジ部材を下向き抜け不能
に保持する係合部が一体に形成されていることを特徴と
する請求項1に記載した棚板へのエッジ部材の取付け構
造。
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---|---|---|---|
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JP21746398 | 1998-07-31 | ||
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- 1998-12-15 JP JP35586598A patent/JP3585026B2/ja not_active Expired - Lifetime
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