JP3173596U - 商品価格表示板 - Google Patents

Abstract

【課題】陳列棚層板上に挟んで固定し、陳列棚隔板と係合することができる商品価格表示板を提供する。
【解決手段】商品価格表示板５は、表示部品、挟持固定部品を備え、前記表示部品には、前挟板を設置し、前記前挟板下縁は、延伸して上方へと湾曲し、後挟板を設置し、前記後挟板外側には、係合槽を設置し、前記前挟板と前記後挟板との間には、収容設置部を形成する。また、前記挟持固定部品には、連結部を設置し、前記連結部は下方へと停止部と挟片を設置し、前記連結部は、上方へと第一接触部と第二接触部を設置し、前記連結部前端には、結合部を設置し、前記結合部と前記停止部との間には、挟角を形成し、前記挟持固定部品は、結合部と表示部品の係合槽を通して、係合して固定する。
【選択図】図９

Description

本考案は商品価格表示板に関し、特に陳列棚層板上に挟んで固定し、陳列棚隔板と係合することができる商品価格表示板に関する。

現代の街角はコンビニや商店が林立し、ショッピングや買い物に非常に便利である。商店は商品を陳列する時、通常は陳列棚隔板を使用し、商品を区画する。こうして同一種の商品を同一のエリアに陳列し、顧客に商品間の区別を示す。しかも、同一種の商品を同一エリアに置くと、販売人員が商品補充、棚卸しを行う際に便利で、各商品の販売状況をより効果的に管理することができる。また、陳列棚層板前端には、商品価格表示板を置き、これにより顧客は、品名、価格、割引の有無などの商品情報を知ることができる。

図１、２に示すように、従来の商品価格表示板１は、一体成型の構造である。従来の商品価格表示板１は、湾曲挟板１１を備える。湾曲挟板１１上縁には、挿入片１２を連接し、これにより、従来の商品価格表示板１は、陳列棚層板２の溝２１内に挿入される。湾曲挟板１１下縁には、前透明片１３を連結し、湾曲挟板１１と前透明片１３との間には、収容設置部１４を形成する。収容設置部１４には、商品情報タグ３を挿入でき、これにより顧客は商品の情報を知ることができる。

しかし、前透明片１３の高さは、湾曲挟板１１の高さより低いため、店員が商品情報タグ３を交換する時には、指先を用いて、前透明片１３を開かなければならず、操作が不便である。また、挿入片１２は、溝２１内に単純に挿入するだけであるため、挟持力が薄弱である。そのため、店員が商品情報タグ３を交換する時、或いは顧客が陳列棚上の商品を取る際に接触するだけで、簡単に緩み落下してしまう。しかも、従来の商品価格表示板１の設計時には、顧客の視線の角度を考慮していないため、該従来の商品価格表示板１を、比較的下層の陳列棚層板２に挟持すれば、顧客は該商品情報タグ３が伝えようとする情報を読むことができない。また、コンビニ及び商店の販売促進期間には、収容設置部１４に別に商品情報カード４を挿入するが、商品情報タグ３と商品情報カード４の挿入位置が重なるため、商品情報タグ３或いは商品情報カード４を交換する時、交換する必要がない商品情報タグ３或いは商品情報カード４を一緒に抜き出してしまう。よって、使用において非常に不便である。

本考案の目的は、従来の商品価格表示板の前透明片及び湾曲挟板の高さの設計が不良であるため商品情報タグの交換が容易でなく、湾曲挟板と挿入片の挟持固定力が十分でないため抜け易く、設計時に顧客の視線角度を考慮していないため商品価格表示板を比較的低層の陳列棚層板に挟んで固定する時には顧客が商品情報タグを読みにくく、収容設置空間が十分でないためコンビニ及び商店の宣伝に不便であるという従来の商品価格表示板の欠点を解決することができる商品価格表示板を提供することである。

上述の目的を達成するため、本考案は下記の商品価格表示板を提供する。
商品価格表示板は、表示部品、挟持固定部品を備え、
該表示部品には、前挟板を設置し、該前挟板下縁は、延伸して上方へと湾曲し、後挟板を設置し、湾曲して上に向かう後挟板の高さは、該前挟板の高さより低く、該後挟板外側には、係合槽を設置し、該前挟板と該後挟板との間には、収容設置部を形成し、
該収容設置部には、商品情報タグ、挟持固定部品を設置することができ、
該挟持固定部品には、連結部を設置し、該連結部は下方へと停止部と挟片を設置し、
該挟片は、「く」の字形を呈する構造で、該「く」の字形構造の内側の先端部は、停止部に接触し、
該連結部は、上方へと第一接触部と第二接触部を設置し、該連結部前端には、結合部を設置し、該結合部と該停止部との間には、挟角を形成し、該挟角は、９０度以上で、
該挟持固定部品は、結合部と表示部品の係合槽を通して、係合して固定され、
該表示部品と該挟持固定部品が係合して固定後、該後挟板と該第一接触部との間には、収容設置空間を形成し、
該停止部と該挟片を通して、該商品価格表示板を、陳列棚層板上に挟んで固定する。

商品価格表示板は、該後挟板の高さが、該前挟板の高さより低いため、店員が商品情報タグを設置する時、該前挟板を比較的容易に開くことができ、
該停止部と該挟片の「く」の字形構造を利用して、陳列棚層板上に挟んで固定し、こうして商品価格表示板を安定的に固定する効果を達成し、
しかも、該結合部と該停止部との間の挟角は９０度以上であるため、顧客が見やすいように商品情報タグを設置することができ、
該後挟板と該第一接触部の収容設置空間には、商品情報カードを挿入することができ、これによりコンビニ及び商店は、より多くの空間を、宣伝及び販売促進に運用可能となる。

本考案は、従来の商品価格表示板の前透明片及び湾曲挟板の高さの設計が不良であるため商品情報タグの交換が容易でなく、湾曲挟板と挿入片の挟持固定力が十分でないため抜け易く、設計時に顧客の視線角度を考慮していないため商品価格表示板を比較的低層の陳列棚層板に挟んで固定する時には顧客が商品情報タグを読みにくく、収容設置空間が十分でないためコンビニ及び商店の宣伝に不便であるという従来の商品価格表示板の欠点を解決することができる。

従来の商品価格表示板の実施例参考図(一)である。 従来の商品価格表示板の実施例参考図(二)である。 本考案表示部品の立体図である。 本考案挟持固定部品の立体図である。 本考案の立体分解図である。 本考案の立体組合せ図(一)である。 本考案の立体組合せ図(二)である。 本考案の実施例参考図(一)である。 本考案の実施例参考図(二)である。

本考案の構造及びその効果を御理解いただくために、ここに図面を参照とした実施例を用いて次の如く詳細説明を行う。

図３〜９に示すように、本考案の商品価格表示板５は、表示部品５１を備える。表示部品５１には、前挟板５１１を設置する。前挟板５１１下縁は、延伸して上方へと湾曲し、後挟板５１２を設置する。湾曲して上に向かう後挟板５１２の高さは、前挟板５１１の高さより低い。後挟板５１２外側には、係合槽５１３を設置する。前挟板５１１と後挟板５１２との間には、収容設置部５１４を形成する。収容設置部５１４には、商品情報タグ３、挟持固定部品５２を設置することができる。挟持固定部品５２には、連結部５２１を設置する。連結部５２１は下方へと停止部５２２と挟片５２３を設置する。挟片５２３は、「く」の字形を呈する構造で、「く」の字形構造の内側の先端部は、停止部５２２に接触する。

連結部５２１は、上方へと第一接触部５２４と第二接触部５２５を設置する。連結部５２１前端には、結合部５２６を設置する。結合部５２６と停止部５２２との間には、挟角を形成する。挟角は、９０度以上である。挟持固定部品５２は、結合部５２６と表示部品５１の係合槽５１３を通して、係合して固定する。表示部品５１と挟持固定部品５２が係合して固定後、後挟板５１２と第一接触部５２４との間には、収容設置空間を形成する。収容設置空間には、商品情報カード４を設置することができる。停止部５２２と挟片５２３を通して、商品価格表示板５を、陳列棚層板２上に挟んで固定する。

湾曲して上方へと向かう後挟板５１２の高さは、前挟板５１１の高さより低いため、店員が商品情報タグ３を交換する時も、前挟板５１１を指で簡単に開き交換することができる。前挟板５１１と後挟板５１２の延伸して湾曲する位置は、「コ」の字形の湾曲構造５１５である。湾曲構造５１５は、弾性応力集中効果を備えるため、前挟板５１１は、弾性疲労を起こしにくく、しかも後挟板５１２と第一接触部５２４との間には、商品情報カード４を設置することができる。これにより、収容設置部５１４に、過度に多くのタグ、或いはカードを設置することによる、交換時の不便を防止することができる。

第一接触部５２４と第二接触部５２５との間には、陳列棚隔板６を挿入して設置する。これにより、陳列棚隔板６は、層板２上においてさらに安定する。陳列棚隔板６を移動させる時には、第一接触部５２４と第二接触部５２５との間に沿って移動させれば良い。これにより、陳列棚隔板６を移動させた後も、展示面の整った状態は維持される。第一接触部５２４と第二接触部５２５の逆フック構造５２７は、商品情報カード４と陳列棚隔板６を挿入して設置する時の滑り止め摩擦力を拡大することができる。

挟片５２３は弾性を備えるため、商品価格表示板５を層板２の溝２１上に挿入して設置する時には、挟片５２３の挟持固定力を通して、商品価格表示板５を、層板２の溝２１上に、効果的に固定することができる。結合部５２６と停止部５２２との間には、挟角を形成する。挟角は、９０度以上であるため、表示部品５１の情報面を、顧客に向かわせることができる。これにより、商品価格表示板５を、比較的低層の層板２上に挟んで固定したとしても、顧客はその商品情報タグ３、或いは商品情報カード４を読むことができる。商品価格表示板５の長さは、層板２の幅に対応させて、オーダーメイドで調整することができる。

本考案商品価格表示板５は、以下の長所を備える。
1.商品情報タグ３、及び商品情報カード４を交換する時、商品価格表示板５では非常に便利かつ簡単で、処理時間を短縮でき、作業効率を効果的に改善することができる。
2.商品価格表示板５は、陳列棚隔板６と結合でき、結合後は、陳列棚隔板６を層板２上においてより安定かつ堅固とでき、陳列棚隔板６を移動させるにしても、展示面を整理するにしても、いずれにおいても展示面の整った状態を維持することができる。
3.挟片は弾性を備え、「く」の字形構造の内側先端部を、溝上に接触させ挟んで押さえることで、従来の挿入片に比べ、安定性を大幅に高めることができ、商品価格表示板５の脱落を減らすことができる。
4.結合部５２６と停止部５２２の挟角は、９０度以上あるため、表示部品５１の情報面は顧客に向かい、これにより商品価格表示板５をどこの位置に設置したとしても、顧客は、商品情報タグ３及び商品情報カード４の情報を知ることができ、宣伝効果を達成することができる。

１ 従来の商品価格表示板
１１ 湾曲挟板
１２ 挿入片
１３ 前透明片
１４ 収容設置部
２ 層板
２１ 溝
３ 商品情報タグ
４ 商品情報カード
５ 商品価格表示板
５１ 表示部品
５１１ 前挟板
５１２ 後挟板
５１３ 係合槽
５１４ 収容設置部
５１５ 湾曲構造
５２ 挟持固定部品
５２１ 連結部
５２２ 停止部
５２３ 挟片
５２４ 第一接触部
５２５ 第二接触部
５２６ 結合部
５２７ 逆フック構造
６ 陳列棚隔板
７ 商品

Claims (6)

1. 商品価格表示板は、表示部品、挟持固定部品を備え、
   前記表示部品には、前挟板を設置し、前記前挟板下縁は、延伸して上方へと湾曲し、後挟板を設置し、前記後挟板外側には、係合槽を設置し、前記前挟板と前記後挟板との間には、収容設置部を形成し、
   前記挟持固定部品には、連結部を設置し、前記連結部は下方へと停止部と挟片を設置し、前記連結部は、上方へと第一接触部と第二接触部を設置し、前記連結部前端には、結合部を設置し、前記結合部と前記停止部との間には、挟角を形成し、前記挟持固定部品は、結合部と表示部品の係合槽を通して、係合して固定することを特徴とする商品価格表示板。
2. 請求項１記載の商品価格表示板において、前記前挟板と前記後挟板の延伸して湾曲する位置は、コの字形の湾曲構造で、
   前記コの字形の湾曲構造は、弾性応力集中効果を備えることを特徴とする商品価格表示板。
3. 請求項２記載の商品価格表示板において、前記湾曲して上に向かう後挟板の高さは、前記前挟板の高さより低いため、前記前挟板は簡単に開くことができることを特徴とする商品価格表示板。
4. 請求項３記載の商品価格表示板において、前記第一接触部と前記第二接触部頂点端には、逆フック構造を設置し、
   前記逆フック構造は、滑り止め摩擦力を拡大することができることを特徴とする商品価格表示板。
5. 請求項４記載の商品価格表示板において、前記挟片は、くの字形を呈する構造で、
   前記くの字形構造の内側の先端部は、停止部に接触し、前記挟片の挟持固定力を強化することができることを特徴とする商品価格表示板。
6. 請求項５記載の商品価格表示板において、前記結合部と前記停止部の挟角の角度は、９０度以上で、
   これにより前記表示部品は非常に読みやすくなることを特徴とする商品価格表示板。

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