JP3186407U - 雑光カット用コンタクトレンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】夜間の雨降り時の乗り物の運転中に於ける路面の反射光等の「雑光」を抑止し得るコンタクトレンズを提供する。
【解決手段】雑光カット用コンタクトレンズ10は、コンタクトレンズ本体部1と偏光フィルタ2とより成るサンドイッチ構造を有する。コンタクトレンズ本体部は、近視用、遠視用、乱視用、又は非視力補正のファッション用のソフトコンタクトレンズ又はハードコンタクトレンズとして機能するレンズ素材部分である。そして、偏光フィルタが、コンタクトレンズ本体部の内部に、全体的に亘って密着状態にて挟まれることで、閉じ込められている。偏光フィルタは、コンタクトレンズ本体部の視野側の表面より入射する可視光の内で、人間の視覚にとって「雑光」として視認される光の成分(路面上の水面、ガラス面等でのギラギラ輝く反射光)を遮断して透過させない作用を呈する。
【選択図】図1

Description

この考案は、例えば夜間の雨天時の路面で反射されるギラギラ輝く反射光或はガラスへの映り込み画像を成す光等の「雑光」を遮断ないしはカットするための技術に関する。
日中、自動車を運転している最中に、ダッシュボード上に置かれた物がフロントガラスの内側の面に映り込む場合がある。又、道路の路面による太陽光の強い日差しの照り返し光が、自動車の運転者の本来の視界を阻害することもある。その様な、乗り物の運転者にとって安全運転の観点から見て視覚的に邪魔となる不要な画像をもたらす光(以下「雑光」と言う。)を防止する手段として、雑光カットフィルタ(偏光フィルタ)を2枚のレンズで挟み込んで成る「サングラス」の着用が提案され、当該サングラスは実用化されている。その様なサングラスは、日中の路面からの太陽光の照り返し光又は日中にスポーツ又は魚釣り等の野外活動を行っている際の地面又は海面からの太陽光の照り返し光を遮断して、より良好な視界の確保に、効果を発揮している(非特許文献1参考。)。
特開2009−145779号公報
株式会社タレックスのHP(URL:http://www.talex.co.jp/)
ところで、陽も沈んだ夜間であり且つ雨降り時の自動車走行においては、ワイパーの動作とも相まって、1)道路脇の照明塔の光、ネオン光、或は対向車のヘッドライト光が、雑光として、雨水が溜まった又は雨水で濡れた道路の路面に反射してギラツキ感を車内の運転者に視認させるので、運転者にとっては運転上要注意な状況にある。しかも、2)対向車のヘッドライト光又は後続車のヘッドライト光(特に自車よりも車高の高い後続車の場合には雑光の光量はより増大する。)が、雑光として運転者の眼に直接に入射する場合には、フロントガラス又はリアガラス及びルームミラー等を介した運転者の視界は日中時と比較してクリアでなくなるので、矢張り、運転者にとっては運転上要注意な状況にある。
この様な夜間で雨降り状況の下での自動車運転に於いては、既述した「サングラス」の着用は、運転者の視界がより暗くなるので、解決手段としては、好ましいとは言えない。
尚、上記の雑光の問題は、雨降りではない夜間走行に於いても、大なり小なり、生じるものである。
また、上記の雑光による視界の悪化は、自動車の運転操作のみならず、オートバイク、バス又は飛行機・ヘリコプター等の、その他の「乗り物」の運転・操縦時に於いても、生じるものである。
又、話が「乗り物」ではないが、人の良好な視界の実現にとって障害となる上記の「雑光」(映り込み光)による視界の悪化は、ビルディング等の建物内から窓越しの外部への視界を悪くする点では、同様である。この様な場合に於いて、室内で「サングラス」を長時間着用していることは、眼を疲れさす原因となるので、好ましくはない。
この考案は、以上の問題点に鑑みて成されたものであり、その主目的は、視界の劣化の原因を成す「雑光」を抑止し得るコンタクトレンズの実現を提案することにある。
本考案の主題に係る雑光カット用コンタクトレンズは、レンズ素材より成り、コンタクトレンズとして機能するコンタクトレンズ本体部と、前記コンタクトレンズ本体部の内部に全体的に配設され、前記コンタクトレンズ本体部に入射する可視光の内で人間の視覚にとって雑光として視認される光の成分を透過させない一方、その他の前記入射可視光の成分を透過させる偏光フィルタと、を備えることを特徴とする。
本考案の主題によれば、運転者等がコンタクトレンズを装用することによって、例えば雨が降る夜間の路面上の雨水により輝く反射光等の、「雑光」の眼への入射を抑止して、「雑光」の無い本来の視界を眼に視認させることが出来る。その結果、眼にまばゆい反射光或は映り込み光等の視認レベルが格段に減少する。
以下、本考案の様々な具体化を、添付図面を基に、その効果・利点と共に、詳述する。
本考案の実施の形態1に係る雑光カット用コンタクトレンズのサンドイッチ構造を模式的に示す縦断面図である。 図1に記載の雑光カット用コンタクトレンズの多層構造を模式的に示す斜視図である。 運転者が本考案の実施の形態1に係る雑光カット用コンタクトレンズを装用して自動車を運転する際の用途例を示す、自動車の模式図である。
(実施の形態1)
雑光カット用コンタクトレンズは、近視、遠視或は乱視等を補正する色付きの無い或は色付きの在る視力補正用コンタクトレンズであっても良いし、又は、いわゆるファッション用カラーコンタクトレンズである非視力補正用色付きコンタクトレンズであっても良い。本実施の形態では、ソフトコンタクトレンズを一例として扱っているが、本考案の主題はハードコンタクトレンズに適用されても良い。
<雑光カット用コンタクトレンズの構造>
図1は、本実施の形態に係る雑光カット用コンタクトレンズ10のサンドイッチ構造を模式的に示す縦断面図である。雑光カット用コンタクトレンズ10は、周知の「サンドイッチ方式」により製造される。
尚、図1に於いては、図示の便宜上、要部たる偏光フィルタ2にのみ、ハッチングが施されている。
図1に示す様に、雑光カット用コンタクトレンズ10は、大要、コンタクトレンズ本体部1及び偏光フィルタ2より成る。
コンタクトレンズ本体部1は、主として可視光を透過させる(透過率は特定値に限定されない。)「コンタクトレンズ」として機能する、レンズ素材部分である。
他方の偏光フィルタ2は、コンタクトレンズ本体部1の内部に全体的に密着状態にて配設されて(サンドイッチされる。)、同部1内に完全に閉じ込められている。この偏光フィルタ2は、既知の素材(材料)より成る膜状の部分であり、カメラのレンズに取り付けられる偏光(PL)フィルタと同一の作用・効果を奏する。即ち、偏光フィルタ2は、その偏光作用により、コンタクトレンズ本体部1の視野側ないしは外界側の表面OSより入射する可視光の内で、人間の視覚にとって既述の「雑光」として視認される可視光の成分を透過させない一方で、その他の入射可視光の成分(特定方向に偏光していない自然光。)を透過させる。ここで、「雑光」は、既述の通り、例えば、水面、ガラス面又はプラスチック面等(非金属面。)での反射光、太陽光の路面による照り返し光、運転中の対向車又は信号停止での後続車のヘッドライト光等である。この様に、偏光フィルタ2は、「雑光」として視認される光の成分を遮断して透過させない作用・機能を呈するので、その結果、運転者等の人は、「雑光」が取り除かれた状態での、本来の視界を視認することが出来る。
しかも、図1に示される様に、偏光フィルタ2は、コンタクトレンズ本体部1内に完全に閉じ込められており、同部1の角膜側の裏面ESより一切露出していないので、偏光フィルタ2の存在が眼の眼球組織に(特に角膜に)悪影響を及ぼすことは無い。
図2は、図1の雑光カット用コンタクトレンズ10のサンドイッチ型の多層構造を模式的に示す分解図である。図2に於いては、図示の便宜上、各部分の周縁部分は、影部分(シャドウ部分)として、斜め線で描かれている。
図2に於いて、コンタクトレンズ本体部1は、1)レンズ素材より成る第1コンタクトレンズ本体部1LAと、2)同じくレンズ素材より成り且つ第1コンタクトレンズ本体部1LAと一体的に結合されて「コンタクトレンズ」としての構造を成す第2コンタクトレンズ本体部1LBとを有する。この内、第1コンタクトレンズ本体部1LAは、本コンタクトレンズ10が装用された際に、視野側のコンタクトレンズの一部を成す。他方の第2コンタクトレンズ本体部1LBは、眼の角膜側のコンタクトレンズの他部を成す。
そして、偏光フィルタ2を成すフィルム部2Fは、全体的に、第1コンタクトレンズ本体部1LAと第2コンタクトレンズ本体部1LBとにより密着状態にて挟まれて、コンタクトレンズ本体部1内に完全に閉じ込められている。
又、雑光カット用コンタクトレンズ10が例えばカラーコンタクトレンズとして用いられる場合には、種々の色の色素成分より成る色素成分部分3が、同様に、第1コンタクトレンズ本体部1LAと第2コンタクトレンズ本体部1LBとにより挟まれて、コンタクトレンズ本体部1内に完全に閉じ込められていても良い。この場合、色素成分部分3は、眼球の角膜の下方に位置する、瞳孔の直上部分を除く虹彩の部分を覆う。ここで、偏光フィルタ2と色素成分部分3との配置順序は任意である。
或は、雑光カット用コンタクトレンズ10が例えば紫外線(UV)カット機能付きコンタクトレンズとして用いられる場合には、色素成分部分3に変えて、UVカット機能を呈する紫外線吸収部材4が、設けられても良い。この場合にも、紫外線吸収部材4は、第1コンタクトレンズ本体部1LAと第2コンタクトレンズ本体部1LBとにより全体的にサンドイッチされて、コンタクトレンズ本体部1の内部に完全に閉じ込められる。
更には、上記の色素成分部分3及び紫外線吸収部材4の両方が、コンタクトレンズ本体部1の内部に完全に閉じ込められる状態にて、設けられても良い。この場合の各部2,3,4の配置順序は任意である。
尚、偏光フィルタ2の厚みは、例えば、最大で約30μm程度である。
又、偏光フィルタ2は透明色である必要性は無く、応用例として、コンタクトレンズ本体部1内に入射する可視光線の光量ないしは強度を減少させる特定の色が、偏光フィルタ2自体に着色されていても良い。この場合、偏光フィルタ2の着色度が高まる程に、偏光フィルタ2の「雑光カットフィルタ」としての機能は増大する。
<雑光カット用コンタクトレンズ10の装用時の例>
1)自動車の運転者が、両眼に、図1に例示した雑光カット用コンタクトレンズ10を装用して当該自動車を運転する場合の適用例を記載する。この適用により、キラキラと輝いて光る可視光の反射光、物或は人の影の窓ガラス等への映り込み光、又は後続車のヘッドライトの可視光等の眩しい「雑光」が、雑光カット用コンタクトレンズ10内の偏光フィルタ2によって遮断されて、運転者は、クリアな視界、即ち、本来あるべき視界を運転時に視認することが出来る。その様な四輪自動車への適用例を、図3に模式的に示す。
例えば、図3に於いて、図1に例示した雑光カット用コンタクトレンズ10の装用により、自動車のフロントガラスFGへの日中時の照り返し光又は物の映り込み光等の「雑光」が偏光フィルタ2により遮断されることはもとより、夜間又は夜間で且つ雨降り時の走行時に於いて、対向車のヘッドライト又は照明光等の光が路面で反射してキラキラと輝く眩しい「雑光」が、偏光フィルタ2の存在により遮断されて、眼の角膜及び網膜には到達し得ない。従って、運転者は、雨降りの夜間走行等の運転中、「雑光」の無いクリアな視界を眼によって視認することが出来、道路上のセンターラインを明確に視認して、より安全で且つより快適な運転操作を行うことが出来る。
又、運転者の両眼に装用された雑光カット用コンタクトレンズ10の偏光フィルタ2は、自動車の運転席側の側面ガラスDGより、又は、助手席側の側面ガラスAGより入射する「雑光」を遮断して透過させず、「雑光」を各眼球の角膜及び網膜に到達させない。その結果、車内の運転者の運転中の視界がより一層クリアとなる。
又、運転者の両眼に装用された雑光カット用コンタクトレンズ10の偏光フィルタ2は、自動車の後部席側の両側のリアサイドガラスRSG、若しくは、リアガラスRGの各ガラスより入射する、キラキラ輝く反射光、顔等の映りこみ光又は赤信号或は渋滞による停車時の後続車のヘッドライト等の「雑光」を遮断して、両眼の角膜及び網膜にまで透過させない効果を呈する。これらの場合に於いても、運転者の視界はクリアとなる。
更に、運転者の両眼に装用された雑光カット用コンタクトレンズ10の偏光フィルタ2は、自動車内のルームミラー、及び/又は、ドアミラー又はフェンダーミラーのガラス面に反射して入射する、例えば渋滞時又は信号待ち状態での後続車からの眩しいヘッドライトの映り込みを軽減させることが出来る。即ち、上記の各ミラーのガラス面において反射した後に雑光カット用コンタクトレンズ10のレンズ素材内に入射した、眩しい後続車のヘッドライトの光束は、そのガラス面での反射時に生ずる偏光により、偏光フィルタ3によって遮断される。その結果、雑光カット用コンタクトレンズ10を透過して両眼の各々の角膜に入射するヘッドライトの光量は、格段に減少される。そのため、運転者は、運転時において、各ミラーに映る後続車のヘッドライトの反射光等の「雑光」によって視界が悪くなることに悩まされなくなり、クリアな視界を視認することとなる。
又は、自動車内に設けられたテレビのディスプレイ画面、若しくは、運転者席の前方側に設けられた各種機器、例えば、カーナビゲーション、モニタ、タコメータ、スピードメータの各パネル面にて反射された、渋滞時或は信号待ち状態での後続車等からの眩しいヘッドライトの「雑光」もまた、雑光カット用コンタクトレンズ10の偏光フィルタ2によって遮断され、クリアな視界の確保が得られる。
更には、その他の「乗り物」、例えば、飛行機、ヘリコプター、鉄道車両、バス、オートバイク等の操縦席側又は乗客側の各窓のガラス面又はプラスチック面で反射されて雑光カット用コンタクトレンズ10内に入射する「雑光」も、偏光フィルタ2によって遮断され、当該コンタクトレンズ10を装用した操縦者等は、クリアな視界を得ることが出来る。
2)戸建或はマンション等の住居の家庭用窓ガラスの内面にて、或は、ビルディング等の建築物のガラスに於けるハーフミラーの内面にて反射されて、雑光カット用コンタクトレンズ10内に入射する「雑光」も、偏光フィルタ2によって遮断されるので、当該コンタクトレンズ10を装用した者は、屋内側からのクリアな視界を得ることが出来る。
3)道路のコーナーに配設されるコーナーミラーのガラス面にて反射されて雑光カット用コンタクトレンズ10内に入射する「雑光」も、偏光フィルタ2によって遮断される結果、当該コンタクトレンズ10を装用した運転者等の視界は、「雑光」の影響の無いクリアな視界となる。
4)その他にも、携帯電話機、多機能携帯電話機、タブレット端末機、PDA等の各種の端末機の液晶・有機EL等のディスプレイ画面のガラス・フィルムにて反射した「雑光」も、雑光カット用コンタクトレンズ10内の偏光フィルタ2によって遮断される。又は、各種のOA機器(パソコン、モニタ、複合機、ファックス機、コピー機等)の液晶・有機EL等のディスプレイ画面を成すガラス面にて反射されて入射する上記の種々の「雑光」も、雑光カット用コンタクトレンズ10内の偏光フィルタ2によって遮断され、当該コンタクトレンズ10を装用した者のクリアな画面が確保される。或は、各種の時計のガラス面にて反射した上記の種々の「雑光」も、雑光カット用コンタクトレンズ10内の偏光フィルタ2によって遮断されるので、当該コンタクトレンズ10を装用した者のクリアな画面を確保される。或は、種々の場面で用いられるUVカット用、断熱用又はプライバシー保護用のフィルム又はガラス面にて反射して入射する「雑光」も、雑光カット用コンタクトレンズ10内の偏光フィルタ2によって除去される。或は、オートバイクの乗用者用のオールフェイス型のバイザーに設けられるガラスの内面を透過する上記の種々の「雑光」も、雑光カット用コンタクトレンズ10を装用している乗用者にとっては、偏光フィルタ2で遮断されるので、良好な視界を運転中に確保することが出来る。
(実施の形態1の変形例)
図1に破線で以って例示される様に、コンタクトレンズ本体部1の外界側ないしは視野側の表面OSの面上に又は面内に、偏光フィルタ2Aが設けられても良い。
又は、同じく図1に破線で以って例示される様に、コンタクトレンズ本体部1の角膜側の裏面ESの面上又は面内に、偏光フィルタ2Bが設けられても良い。
これらの変形例に於いては、浸透方式又はプリント方式の製造方法によって、偏光フィルタ2A,2Bが形成される。
偏光フィルタ2A,2Bの機能ないしは作用・効果は、実施の形態1に於いて記載した偏光フィルタ2と同一であり、その結果、偏光フィルタ2A,2Bは、既述した「雑光」を除去して、装用者に対して、クリアで良好な視界を提供し得る。
勿論、本変形例に於いても、偏光フィルタ2A,2Bは、無色・透明な材質から成り立っていても良いし、又は、有色で可視光を透過し得る材質から成り立っていても良い。
尚、本変形例に係る雑光カット用コンタクトレンズ10の装用による適用例は、実施の形態1に於いて記載した適用例と同様であり、従って、適用例に関する記載は、実施の形態1における対応記載を読み替えた上で援用される。
(付記)
以上、本考案の実施の形態を詳細に開示し記述したが、以上の記述は本考案の適用可能な局面を例示したものであって、本考案はこれに限定されるものではない。即ち、記述した局面に対する様々な修正及び/又は変形例を、この考案の範囲から逸脱することの無い範囲内で考えることが可能である。
本考案は、例えば、雨降り時に於ける乗り物の夜間走行の際の不要な「雑光」をカットするための運転者用コンタクトレンズに適用して好適である。
1 コンタクトレンズ本体部(レンズ素材より成る。)
2 偏光フィルタ
2A 偏光フィルタ
2B 偏光フィルタ
3 色素成分部分
4 紫外線(UV)吸収部材
10 雑光カット用コンタクトレンズ

Claims (5)

  1. レンズ素材より成り、コンタクトレンズとして機能するコンタクトレンズ本体部と、
    前記コンタクトレンズ本体部の内部に全体的に配設され、前記コンタクトレンズ本体部に入射する可視光の内で人間の視覚にとって雑光として視認される光の成分を透過させない一方、その他の前記入射可視光の成分を透過させる偏光フィルタと
    を備えることを特徴とする、雑光カット用コンタクトレンズ。
  2. 請求項1に記載の雑光カット用コンタクトレンズであって、
    前記コンタクトレンズ本体部は、
    視野側のコンタクトレンズの一部を成す第1コンタクトレンズ本体部と、
    眼の角膜側のコンタクトレンズの他部として、前記第1コンタクトレンズ本体部と一体化されてコンタクトレンズを成す第2コンタクトレンズ本体部とを備え、
    前記偏光フィルタは、全体的に、前記第1コンタクトレンズ本体部と前記第2コンタクトレンズ本体部とにより挟まれて前記コンタクトレンズ本体部内に閉じ込められている
    ことを特徴とする、雑光カット用コンタクトレンズ。
  3. 請求項2に記載の雑光カット用コンタクトレンズであって、
    前記第1コンタクトレンズ本体部と前記第2コンタクトレンズ本体部とにより全体的に挟まれて前記コンタクトレンズ本体部内に閉じ込められている色素成分部分
    を更に備えることを特徴とする、雑光カット用コンタクトレンズ。
  4. 請求項2又は3に記載の雑光カット用コンタクトレンズであって、
    前記第1コンタクトレンズ本体部と前記第2コンタクトレンズ本体部とにより全体的に挟まれて前記コンタクトレンズ本体部内に閉じ込められている、紫外線カット機能を呈する紫外線吸収部材
    を更に備えることを特徴とする、雑光カット用コンタクトレンズ。
  5. レンズ素材より成り、コンタクトレンズとして機能するコンタクトレンズ本体部と、
    前記コンタクトレンズ本体部の視野側の表面又は角膜側の裏面の何れか一方の面に配設されており、前記コンタクトレンズ本体部に入射する可視光の内で人間の視覚にとって雑光として視認される光の成分を透過させない一方、その他の前記入射可視光の成分を透過させる偏光フィルタと
    を備えることを特徴とする、雑光カット用コンタクトレンズ。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017504840A (ja) * 2014-01-31 2017-02-09 シナージアイズ・インコーポレーテッド ハイブリッドコンタクトレンズ
JP2018194811A (ja) * 2017-05-12 2018-12-06 株式会社プラスアルファー コンタクトレンズ

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