JP3186177U - トルクリミッター - Google Patents

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Abstract

【課題】方向の変化に伴い必要となる大きさのトルク出力を、自由に変換可能な機能を有するトルクリミッターを提供する。
【解決手段】トルクリミッターは、固定アセンブリ10、駆動アセンブリ、弾性アセンブリ30を備える。固定アセンブリ10は固定部品12を備え、駆動アセンブリは駆動部品21を備える。駆動部品21は固定部品12上に嵌めて設置、駆動部品21上には2個の止め溝211を設置する。弾性アセンブリ30は第一弾性部品31、第二弾性部品32を備える。第一弾性部品31と第二弾性部品32とは固定部品12上に嵌めて設置する。第一弾性部品31は延伸し第一ストッパー311、第一自由端312を備える。第二弾性部品32は延伸し第二ストッパー321、第二自由端322を備える。第二自由端322は第一自由端312を押し、第一ストッパー311は止め溝211の槽壁側面上を押す。第二ストッパー321は別の止め溝211内に収容設置される。
【選択図】図6

Description

本考案はトルクリミッターに係わり、特に方向の変化に伴い必要となる大きさのトルク出力を、自由に変換可能な機能を有するトルクリミッターに関する。
伝動構造においてはしばしば、ねじりバネ、或いはトルクリミッターを使用し、固定トルク出力の伝達効果を達成する。
過負荷が発生すると、トルクリミッターは摩擦滑りを生じ、機器を保護する。
図1、2に示すトルクリミッター100’は、固定軸10’、固定軸10’上に嵌めて設置する駆動軸20’、駆動軸20’内に設置する弾性部品30’を備える。
駆動軸20’一端には、スリーブ21’を備える。弾性部品30’はねじりバネで、スリーブ21’内に設置する。
ねじりバネは延伸し、2個のパワーアーム22’を備える。一方のパワーアーム22’は、固定軸10’一端に固定する。
上記したトルクリミッター100’を、トルク伝送構造とする時、ねじりバネの一端を固定軸10’上に固定する。
これにより、駆動軸20’が一方向へと回転する時、駆動軸20’とねじりバネ内径との摩擦で生じる固定出力のトルクを利用する。
別の方向へと回転する時には、ねじりバネの特性により、構造全体は係合され全く動かすことができなくなる。
こうしてトルクリミッター100’は、単一方向にのみ使用可能となる。
図3、4に示す別種のトルクリミッター200’は、本体40’、ねじりバネ50’、軸部品60’を備える。
本体40’上には、数個のストッパー41’、42’を設置する。ねじりバネ50’は、軸部品60’上に嵌めて設置する。
ねじりバネ50’は延伸し、第一ねじりバネアーム51’、第二ねじりバネアーム52’を備える。
軸部品60’が時計回りに回転する時、軸部品60’は、ねじりバネ50’を連動し、時計回りに回転する。
第一ねじりバネアーム51’は、ストッパー41’の拘束により回転せず、軸部品60’は継続して回転して、ねじりバネ50’内径と摩擦し一定出力のトルクを生じる。
同じ理由で、軸部品60’が反時計回りに回転すると、第二ねじりバネアーム52’は、ストッパー42’の拘束により回転せず、軸部品60’は継続して回転し、ねじりバネ50’内径と摩擦し、一定出力のトルクを生じる。
上記したトルクリミッター200’は、回転方向が単一方向のみという制限を受けないが、双方向同じトルクの伝達機能しか提供することはできない。
本考案は、従来のトルクリミッターの上記した欠点に鑑みてなされたものである。
本考案が解決しようとする課題は、方向の変化に伴い必要となる大きさのトルク出力を、自由に変換可能な機能を有するトルクリミッターを提供することである。
上記課題を解決するため、本考案は下記のトルクリミッターを提供する。
トルクリミッターは固定アセンブリ、駆動アセンブリ、弾性アセンブリを備える。固定アセンブリは固定部品を備え、駆動アセンブリは駆動部品を備える。
駆動部品は固定部品上に嵌めて設置し、駆動部品と固定部品との間には、間隙を形成する。駆動部品上には、少なくとも2個の止め溝を設置し、弾性アセンブリは、第一弾性部品、第二弾性部品を備える。
第一弾性部品と第二弾性部品とは、固定部品上に嵌めて設置し、しかも間隙内に収容設置する。第一弾性部品は延伸し、第一ストッパー、第一自由端を備える。第二弾性部品は延伸し、第二ストッパー、第二自由端を備える。
第二自由端は第一自由端を押し、第一ストッパーは止め溝の槽壁側面上を押す。第二ストッパーは別の止め溝内に収容設置される。
トルクリミッターの作動時、ある方向へと駆動部品を回転させると、駆動部品の止め溝の槽壁側面は、第一ストッパーを押す。
こうして第一弾性部品を連動して固定部品に相対して回転させ、第二自由端により第一自由端を押し、第二弾性部品を連動して、固定部品に相対して回転させる。
逆の方向へと駆動部品を回転させると、駆動部品の別の止め溝の槽壁側面は、第二ストッパーを押す。こうして第二弾性部品を連動し、固定部品に相対して回転させる。
第二自由端により第一自由端を押し、第一弾性部品を連動して固定部品に相対して回転させる。
本考案のトルクリミッターは、2個のねじりバネの設計と止め溝の特殊構造により双方向に作動でき、しかも方向の変化に伴い必要となる大きさのトルク出力を、自由に変換可能な機能を有する。
従来のトルクリミッターの実施例の立体図である。 図1に示すトルクリミッターの部分立体図である。 従来の別種のトルクリミッターの実施例の立体図である。 図3に示すトルクリミッターの俯瞰図である。 本考案トルクリミッターの実施例の立体図である。 図5に示すトルクリミッターの立体分解図である。 図5に示すトルクリミッターの部分立体図である。
以下に図面を参照しながら本考案を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図5〜7に示すように、本考案のトルクリミッター100は、固定アセンブリ10、駆動アセンブリ、弾性アセンブリ30を備える。
固定アセンブリ10は、固定ボルト11、固定ボルト11上に固定する固定部品12を備える。
固定部品12は、円筒形である。
駆動アセンブリは、駆動部品21を備える。駆動部品21は、固定部品12上に嵌めて設置する。
駆動部品21と固定部品12との間には、間隙24を形成する。駆動部品21上には、少なくとも2個の止め溝211を設置する。
具体的に説明すると、駆動部品21は円柱形で、駆動部品21の上から下へ収容設置槽22を開設し、駆動部品21底部には、収容設置槽22と接続する穿孔23を開設する。
穿孔23の直径は、収容設置槽22の直径より小径である。
収容設置槽22側壁から、収容設置槽22とつながる2個の止め溝211を外へと開設する。
固定部品12は、収容設置槽22内に収容設置する。固定ボルト11は、穿孔23を貫通し、収容設置槽22内に進入し、固定部品12を固定する。
固定部品12と収容設置槽22の側壁との間には、間隙24を形成する。
弾性アセンブリ30は、第一弾性部品31、第二弾性部品32を備える。
第一弾性部品31と第二弾性部品32とは、固定部品12上に嵌めて設置し、しかも間隙24内に収容設置する。
第一弾性部品31は延伸し、第一ストッパー311、第一自由端312を備える。
第二弾性部品32は延伸し、第二ストッパー321、第二自由端322を備える。
第二自由端322は、第一自由端312を押す。
第一ストッパー311は止め溝211の槽壁側面上を押し、第二ストッパー321は別の止め溝211内に収容設置する。
第一弾性部品31、第二弾性部品32は本実施例中では、それぞれねじりバネで、2個のねじりバネは異なる規格のねじりバネである。
第一ストッパー311は止め溝211の槽壁側面上を押し、第二ストッパー321は別の止め溝211内に収容設置する。
本考案トルクリミッター100の使用時には、ある方向へと駆動部品21を回転させると、駆動部品21の止め溝211の槽壁側面は、第一ストッパー311を押す。
こうして第一弾性部品31、第二弾性部品32を連動し、固定部品12に相対させて回転する。
逆の方向へと駆動部品21を回転させると、駆動部品21の別の止め溝211の槽壁側面は、第二ストッパー321を押す。
こうして第一弾性部品31、第二弾性部品32を連動し、固定部品12に相対させて回転する。
具体的に説明すると、駆動部品21が時計回りに回転すると、止め溝211は、第一ストッパー311を押し、これにより第一弾性部品31は、固定部品12に相対して、時計回りに回転する。
第二自由端322により、第一自由端312を押し、第一弾性部品31は、第二弾性部品32を連動し、固定部品12に相対して時計回りに回転する。
こうして、ねじりバネと固定部品12との間の摩擦は、固定出力トルクを生成する。
該固定出力トルクは、主として第一弾性部品31と固定部品12間の摩擦により生じる。
駆動部品21が反時計回りに回転すると、別の止め溝211は、第二ストッパー321を押し、第二弾性部品32は、固定部品12に相対し反時計回りに回転する。
第二自由端322により第一自由端312を押し、第二弾性部品32は、第一弾性部品31を連動し、固定部品12に相対し反時計回りに回転する。
こうして、ねじりバネと固定部品12との間の摩擦は、固定出力トルクを生成する。
該固定出力トルクは、主として第二弾性部品32と固定部品12間の摩擦により生じる。
本考案では必要に応じて、ねじりバネの線径、巻き数、断面形状などを変えることができる。
上記したように、本考案トルクリミッター100は、2個のねじりバネの設計と止め溝211の特殊構造により双方向に作動でき、しかも方向の変化に伴い必要となる大きさのトルク出力を、自由に変換可能な機能を有する。
上記の本考案名称と内容は、本考案技術内容の説明に用いたのみで、本考案を限定するものではない。
本考案の精神に基づく等価応用或いは部品(構造)の転換、置換、数量の増減はすべて、本考案の保護範囲に含むものとする。
100 トルクリミッター
10 固定アセンブリ
11 固定ボルト
12 固定部品
21 駆動部品
211 止め溝
22 収容設置槽
23 穿孔
24 間隙
30 弾性アセンブリ
31 第一弾性部品
311 第一ストッパー
312 第一自由端
32 第二弾性部品
321 第二ストッパー
322 第二自由端

Claims (3)

  1. トルクリミッターは、固定アセンブリ、駆動アセンブリ、弾性アセンブリを備え、
    前記固定アセンブリは、固定部品を備え、前記駆動アセンブリは、駆動部品を備え、前記駆動部品は、前記固定部品上に嵌めて設置し、前記駆動部品と前記固定部品との間には、間隙を形成し、前記駆動部品上には、少なくとも2個の止め溝を設置し、
    前記弾性アセンブリは、第一弾性部品、第二弾性部品を備え、前記第一弾性部品と前記第二弾性部品とは、前記固定部品上に嵌めて設置し、しかも前記間隙内に収容設置し、前記第一弾性部品は延伸し、第一ストッパー、第一自由端を備え、前記第二弾性部品は延伸し、第二ストッパー、第二自由端を備え、前記第二自由端は、前記第一自由端を押し、前記第一ストッパーは、前記止め溝の槽壁側面上を押し、前記第二ストッパーは、別の止め溝内に収容設置され、
    ある方向へと前記駆動部品を回転させると、前記駆動部品の止め溝の槽壁側面は、前記第一ストッパーを押し、こうして前記第一弾性部品を連動し、前記固定部品に相対して回転させ、前記第二自由端により、前記第一自由端を押し、前記第二弾性部品を連動して、前記固定部品に相対して回転させ、逆の方向へと前記駆動部品を回転させると、前記駆動部品の別の止め溝の槽壁側面は、前記第二ストッパーを押し、こうして前記第二弾性部品を連動し、前記固定部品に相対して回転させ、前記第二自由端により、前記第一自由端を押し、前記第一弾性部品を連動して、前記固定部品に相対して回転させることを特徴とするトルクリミッター。
  2. 前記固定部品はさらに、固定ボルトを備え、前記駆動部品は柱状で、前記駆動部品は上から下へと収容設置槽を開設し、前記駆動部品底部には前記収容設置槽と連通する穿孔を開設し、前記穿孔の直径は前記収容設置槽の直径より小さく、前記収容設置槽の側壁から、前記収容設置槽と連通する2個の止め溝を外へと設置し、前記固定部品は前記収容設置槽内に収容設置し、前記固定ボルトは前記穿孔を貫通し、前記収容設置槽内に進入し、固定部品を固定し、前記固定部品と前記収容設置槽の槽壁との間には、間隙を形成することを特徴とする請求項1に記載のトルクリミッター。
  3. 前記第一弾性部品と前記第二弾性部品は、ねじりバネであることを特徴とする請求項1に記載のトルクリミッター。
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