JP3185811B2 - 下水処理施設 - Google Patents

下水処理施設

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JP3185811B2 JP08900092A JP8900092A JP3185811B2 JP 3185811 B2 JP3185811 B2 JP 3185811B2 JP 08900092 A JP08900092 A JP 08900092A JP 8900092 A JP8900092 A JP 8900092A JP 3185811 B2 JP3185811 B2 JP 3185811B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は下水処理施設に係り、特
に汚水と雨水との合流式下水道において雨天時下水処理
設備を備えた下水処理施設に関する。
【0002】
【従来の技術】汚水1と雨水2とが合流する合流式下水
道3を浄化処理する従来のこの種の下水処理施設のう
ち、雨天時下水処理設備を備えていない下水処理施設を
図2に示す。このような下水処理施設では、晴天時のよ
うに雨水2が下水道3に流れ込まなく下水量が多くなら
ない場合は、汚水1のみがポンプ場の第1の汚水沈砂池
4に送水される。そして、ポンプ場の第1の汚水ポンプ
5により処理場の第2の汚水沈砂池6に送られ第2の汚
水ポンプ7により最初沈澱池8、曝気槽9、最終沈澱池
10を経て浄化処理されてから処理水11として公共用
水域に放流される。また、最初沈澱池8で発生する汚泥
は初沈汚泥12として引抜かれ汚泥総合処理設備13に
送泥されて処分される。
【0003】しかし、雨天時、特に豪雨時には、汚水1
と共に大量の雨水2が下水道3に流れ込み、汚水1とし
てポンプ場から処理場に送水できる以上の水量になる。
このような雨天時下水の場合、ポンプ場に流入する下水
は、ポンプ場において第1の汚水沈砂池4と第1の雨水
沈砂池14とに分流され、第1の汚水沈砂池4に分流さ
れる下水は第1の汚水ポンプ5により処理場に送られ
る。一方、第1の雨水沈砂池14に分流される下水は第
1の雨水ポンプ15により越流水16として公共用水域
に放流される。
【0004】更に、各ポンプ場から処理場に送水される
水量が処理場で浄化処理できる能力以上の水量になる場
合は、処理場に設けられた第2の汚水沈砂池6と第2の
雨水沈砂池17とに分流される。そして、第2の汚水沈
砂池6に分流された下水は、第2の汚水ポンプ7により
最初沈澱池8に送水され前記同様に浄化処理及び汚泥処
理される。一方、第2の雨水沈砂池17に分流された下
水は、第2の雨水ポンプ18により簡易処理池19に送
水され簡易的に浄化処理されてから放流水19として公
共用水域に放流される。また、前記簡易処理池19で発
生した汚泥は汚泥総合処理設備13に送泥され処分され
る。
【0005】このように、雨天時下水に対処する設備を
有しない下水処理施設では一部の下水は浄化処理されず
に放流されてしまう。このことから、ポンプ所や処理場
に雨天時下水処理設備を設け、雨天時にも対処できるよ
うにした下水処理施設もあり、従来のこの種の下水処理
施設は、図3に示すように雨天時下水処理設備21、2
8に汚泥処理設備24、31を併設した構成になってい
る。即ち、ポンプ場に流入した雨天時下水はポンプ場の
第1の汚水沈砂池4と第1の雨水沈砂池14とに分流さ
れる。そして、第1の汚水沈砂池4に分流された下水
は、第1の汚水ポンプ5により処理場に送水される。一
方、第1の雨水沈砂池14に分流された下水は、第1の
雨水ポンプ15により第1の雨天時下水処理設備21に
送水され浄化処理してから処理水22として放流され
る。また、第1の雨天時下水処理設備21で発生した汚
泥23は第1の汚泥処理設備24に送泥されて脱水さ
れ、脱水汚泥としてトラック等で汚泥総合処理設備13
に搬送されて処分されると共に脱水濾液26は下水道3
に戻される。
【0006】更に、各ポンプ場から処理場に送水される
下水の水量が処理場で浄化処理できる能力以上の水量の
場合は、処理場に設けられた第2の汚水沈砂池6と第2
の雨水沈砂池17とに分流される。そして、第2の汚水
沈砂池6に分流された下水は前記同様に浄化処理及び汚
泥処理される。一方、第2の雨水沈砂池17に分流され
た下水は第2の雨天時下水処理設備28に送水され浄化
処理してから処理水29として放流される。また、第2
の雨天時下水処理設備28で発生した汚泥30は第2の
汚泥処理設備31に送泥されて脱水され、脱水汚泥32
として汚泥総合処理設備13に搬送され処分されると共
に脱水濾液33は管渠34に戻される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
雨天時にも対処できる設備を備えた下水処理施設は、雨
天時下水処理設備21、28に汚泥処理設備24、31
を併設している為、以下に示すような欠点がある。 (1)雨天時下水処理設備21、28に併設する汚泥処
理設備24、31の設置面積は雨天時下水処理設備2
1、28の設置面積の約2倍の面積を必要とする。ま
た、合流式下水道の多くは、都市部に採用されており、
雨天時下水処理設備21、28に汚泥処理設備24、3
1を併設することは、土地の確保の点で問題があり、特
に大きな設置面積を要する汚泥処理設備24、31を併
設しなくてよい下水処理施設が要望されている。 (2)汚泥処理設備24、31の脱水汚泥25をトラッ
ク等で搬送する為、長期間降雨が続いた場合、汚泥処理
設備24、31での汚泥貯蔵能力が不足する問題があ
る。この為、前記汚泥処理設備24、31から汚泥総合
処理設備13まで汚泥配管を設けることも考えられる
が、長距離配管になると共に雨天時しか汚泥配管を使用
しないことから配管中での汚泥の詰まり等のトラブルが
発生し易く現実的でない。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ポンプ所や処理場に設置する雨天時下水処理設
備に汚泥処理設備を併設する必要がなく、且つ雨天時下
水処理設備で発生する汚泥を容易に処理できる下水処理
施設を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
するために、汚水と雨水との合流式下水が流入するポン
プ場と、前記ポンプ場から送水される下水を浄化処理す
る処理場と、から成り、前記ポンプ場に流入する下水量
が通常水量時には全ての下水をポンプ場から処理場に送
水して浄化処理すると共に前記処理場の最初沈澱池で汚
泥を初沈汚泥として引抜いて汚泥処理し、異常増水量時
には前記ポンプ場にて前記処理場に送水する下水とポン
プ場の雨天時下水処理設備に送水する下水とに分流して
夫々浄化処理する下水処理施設に於いて、前記ポンプ場
の雨天時下水処理設備で発生する汚泥を、前記ポンプ場
から前記処理場に下水を送水する第1の汚水ポンプの入
口に搬入する、又は前記ポンプ場から前記処理場に送水
する下水が流れる管渠に搬入する、第1の汚泥配管を設
けたことを特徴とする
【0010】
【作用】本発明によれば、ポンプ場の雨天時下水処理設
備で発生する汚泥を、ポンプ場から処理場に送水する下
水に搬入する搬入手段を設けて搬入する。また、前記処
理場に送水する下水に搬入された汚泥は最初沈澱池で初
沈汚泥として引抜かれ処分されるので、本発明の下水処
理施設の浄化処理に悪影響を及ぼすことはない。これに
より、従来の下水処理施設のようにポンプ場の雨天時下
水処理設備に汚泥処理設備を併設する必要がない。
【0011】また、処理場のポンプ所の雨天時下水処理
設備で発生する汚泥を、ポンプ所から最初沈澱池に送水
する下水に搬入する搬入手段を設けて搬入する。また、
前記最初沈澱池に送水する下水に搬入された汚泥は最初
沈澱池の初沈汚泥として引抜かれ処分されるので、本発
明の下水処理施設の浄化処理に悪影響を及ぼすことはな
い。これにより、従来の下水処理施設のように前記処理
場の雨天時下水処理設備に汚泥処理設備を併設する必要
がない。
【0012】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る下水処理
施設の好ましい実施例について詳説する。図1に示すよ
うに、本発明の下水処理施設は、3か所のポンプ場と、
前記各ポンプ場からの下水を浄化処理する処理場と、か
ら構成されている。前記各ポンプ場には第1の汚水沈砂
池40と第1の汚水ポンプ42及び第1の雨水沈砂池4
4と第1の雨水ポンプ46が並列に配設され、汚水48
と雨水50とが合流する合流式下水道52からの下水は
前記第1の汚水沈砂池40と第1の雨水沈砂池44とに
適宜分流されるようになっている。また、前記第1の汚
水ポンプ42は第1の汚水沈砂池40に流入した下水を
管渠52を介して処理場に送水する。また、前記第1の
雨水ポンプ46は第1の雨天時下水処理設備54に配管
56で接続され、前記第1の雨水沈砂池44に流入した
下水を前記第1の雨天時下水処理設備54に送水する。
また、前記第1の雨天時下水処理設備54から前記第1
の汚水ポンプ42の入口まで第1の汚泥配管58が接続
され、前記第1の雨天時下水処理設備54で発生する汚
泥を前記第1の汚泥配管58を介して各ポンプ場から処
理場に送水する下水に搬入するようになっている。
【0013】一方、処理場は、第2の汚水沈砂池60と
第2の汚水ポンプ62及び第2の雨水沈砂池64と第2
の雨水ポンプ66が並列に配設され、各ポンプ場から送
水される下水は第2の汚水沈砂池60と第2の雨水沈砂
池64とに適宜分流されるようになっている。また、前
記第2の汚水ポンプ62は第2の汚水沈砂池60に配管
70で接続され、前記第2の雨水ポンプ66は第2の雨
天時下水処理設備72に配管74で接続されている。ま
た、前記第2の雨天時下水処理設備72から前記最初沈
澱池68の入口まで第2の汚泥配管76が接続され、前
記第2の雨天時下水処理設備72で発生する汚泥は前記
第2の汚泥配管76を介して第2の汚水沈砂池60から
最初沈澱池68に送水する下水に搬入するようになって
いる。また、第2の汚水沈砂池60から最初沈澱池68
に送水された下水は曝気槽78、最終沈澱池80を経て
浄化処理されてから処理水82として放流される。ま
た、前記最初沈澱池68で発生する汚泥は配管84を介
して初沈汚泥として汚泥総合処理場86に送泥されて処
分される。
【0014】次に、このように構成された本発明の下水
処理施設の作用を説明する。晴天時、即ち合流式下水道
に汚水48のみが流れ込む場合、下水道52からポンプ
場に流入する下水は全て第1の汚水沈砂池40に流入
し、第1の汚水ポンプ42により処理場の第2の汚水沈
砂池60に送水される。そして、第2の汚水沈砂池60
に送水された下水は最初沈澱池68、曝気槽78、最終
沈澱池80を経て浄化処理されてから処理水82放流さ
れる。また、最初沈澱池68で発生する汚泥は初沈汚泥
として配管84を介して汚泥総合処理設備86に送泥さ
れ処分される。
【0015】雨天時、特に豪雨により汚水48と共に大
量の雨水50が下水道52に流れ込む場合、各ポンプ場
に流入する下水は第1の汚水沈砂池40と第1の雨水沈
砂池44とに分流される。第1の汚水沈砂池40に流入
した下水は第1の汚水ポンプ42により処理場に送水さ
れる。前記第1の雨水沈砂池44に流入した下水は第1
の雨水ポンプ46により第1の雨天時下水処理設備54
に送水され浄化処理されてから処理水55として放流さ
れる。また、第1の雨天時下水処理設備54で発生した
汚泥は第1の汚泥配管58を介して第1の汚水ポンプ4
2の入口に搬入される。第1の雨天時下水処理設備54
で発生した汚泥を搬入された下水は、第1の汚水ポンプ
42により管渠52を介して処理場に送水され、第2の
汚水沈砂池60と第2の雨水沈砂池64とに分流され
る。そして、第2の汚水沈砂池60に分流された下水は
第2の汚水ポンプ62により配管70を介して最初沈澱
池68に送水され前記同様に浄化処理及び汚泥処理され
る。一方、第2の雨水沈砂池64に分流された下水は第
2の雨水ポンプにより配管74を介して第2の雨天時下
水処理設備72に送水され浄化処理されてから処理水7
5として放流される。また、前記第2の雨天時下水処理
設備で発生した汚泥は第2の汚泥配管76を介して最初
沈澱池68に搬入される。最初沈澱池68に搬入された
汚泥は初沈汚泥として引抜かれ、配管84を介して汚泥
総合処理設備86に送泥されて処分される。
【0016】上記した通り本発明の下水処理施設によれ
ば、ポンプ場の第1の雨天時下水処理設備54で発生す
る汚泥を第1の汚泥配管58を介して第1の汚水ポンプ
42の入口に搬入する。また、前記第1の汚水ポンプ4
2の入口に搬入された汚泥は最初沈澱池68で初沈汚泥
として引抜かれるので、本発明の下水処理施設の浄化処
理に悪影響を及ぼすことはない。これにより、従来の下
水処理施設のようにポンプ場の雨天時下水処理設備54
に汚泥処理設備を併設する必要がない。
【0017】また、処理場のポンプ所(即ち、第2の汚
水沈砂池60と第2の汚水ポンプ62及び第2の雨水沈
砂池64と第2の雨水ポンプ66で構成される)の第2
の雨天時下水処理設備72で発生する汚泥は最初沈殿池
68に搬入する。また、前記最初沈殿池68に搬入され
た汚泥は最初沈殿池68の初沈汚泥として引抜かれるの
で、本発明の下水処理施設の浄化処理に悪影響を及ぼす
ことはない。これにより、従来の下水処理施設のように
前記ポンプ所の雨天時下水処理設備72に汚泥処理設備
を併設する必要がない。
【0018】尚、本実施例では第1の雨天時下水処理設
備で発生する汚泥を第1の汚水ポンプの入口に搬入した
が、これに限られるものではなく第1の汚水沈砂池ある
いは管渠に送泥してもよい。また、第2の雨天時下水処
理設備で発生した汚泥を最初沈澱池に搬入したが、これ
に限られるものではなく第2の汚水ポンプの入口に搬入
してもよい。また、処理場の浄化処理工程として最初沈
澱池、曝気槽、最終沈澱池としたが、これに限ったもの
ではなく、他の浄化設備を付け加えてもよく、また省略
してもよい。また、最初沈澱池は重力式の沈澱に限られ
るものではなく、遠心分離、磁気分離、濾過分離による
処理でもよい。
【0019】
【発明の効果】以上、説明したように本発明に係る下水
処理装置によれば、ポンプ場の雨天時下水処理設備で発
生する汚泥を、ポンプ場から処理場に送水する下水に搬
入する搬入手段を設けて搬入する。また、前記処理場に
送水する下水に搬入された汚泥は最初沈澱池で初沈汚泥
として引抜かれ処分されるので、本発明の下水処理施設
の浄化処理に悪影響を及ぼすことはない。これにより、
従来の下水処理施設のようにポンプ場の雨天時下水処理
設備に汚泥処理設備を併設する必要がない。
【0020】また、処理場のポンプ所の雨天時下水処理
設備で発生する汚泥を、ポンプ所から最初沈澱池に送水
する下水に搬入する搬入手段を設けて搬入する。また、
前記最初沈澱池に送水する下水に搬入された汚泥は最初
沈澱池の初沈汚泥として引抜かれ処分されるので、本発
明の下水処理施設の浄化処理に悪影響を及ぼすことはな
い。これにより、従来の下水処理施設のように前記処理
場の雨天時下水処理設備に汚泥処理設備を併設する必要
がない。
【0021】従って、本発明の下水処理施設では雨天時
下水処理設備に汚泥処理設備を併設する必要がないの
で、雨天時下水処理設備を備えた下水処理施設を新規に
建設する場合、従来の雨天時下水処理設備を備えた下水
処理施設に比べ設置面積を大幅に削減することができ
る。また、雨天時下水処理設備と汚泥処理設備の両方を
建設する設置面積を有しない既存の下水処理装置にも対
応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る下水処理施設の工程図
【図2】従来の雨天時下水処理設備を有しない下水処理
施設の工程図
【図3】従来の雨天時下水処理設備を備えた下水処理施
設の工程図
【符号の説明】
48…汚水 50…雨水 68…最初沈澱池 72…雨天時下水処理設備 76…搬入手段
フロントページの続き (72)発明者 船 越 泰 司 東京都新宿区西新宿2−8−1 東京都 下水道局内 (72)発明者 宮 島 潔 東京都新宿区西新宿2−8−1 東京都 下水道局内 (72)発明者 山 本 博 文 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 日立プラント建設株式会社内 (72)発明者 小 島 正 行 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 日立プラント建設株式会社内 (72)発明者 川 尻 斉 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 日立プラント建設株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 1/00 C02F 11/00 C02F 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】汚水と雨水との合流式下水が流入するポン
    プ場と、前記ポンプ場から送水される下水を浄化処理す
    る処理場と、から成り、前記ポンプ場に流入する下水量
    が通常水量時には全ての下水をポンプ場から処理場に送
    水して浄化処理すると共に前記処理場の最初沈澱池で汚
    泥を初沈汚泥として引抜いて汚泥処理し、異常増水量時
    には前記ポンプ場にて前記処理場に送水する下水とポン
    プ場の雨天時下水処理設備に送水する下水とに分流して
    夫々浄化処理する下水処理施設に於いて、 前記ポンプ場の雨天時下水処理設備で発生する汚泥を
    前記ポンプ場から前記処理場に下水を送水する第1の汚
    水ポンプの入口に搬入する、又は前記ポンプ場から前記
    処理場に送水する下水が流れる管渠に搬入する、第1の
    汚泥配管を設けたことを特徴とする下水処理施設。
  2. 【請求項2】汚水と雨水との合流式下水が流入するポン
    プ場と、前記ポンプ場から送水される下水を浄化処理す
    る処理場と、から成り、前記ポンプ場から前記処理場の
    ポンプ所に送水される下水量が通常水量時には全ての下
    水を処理場の最初沈澱池に送水して浄化すると共に前記
    処理場の最初沈澱池で汚泥を初沈汚泥として引抜いて汚
    泥処理し、異常増加水量時には前記処理場のポンプ所に
    て前記最初沈澱池に送水する下水と前記ポンプ所の雨天
    時下水処理設備に送水する下水とに分流して夫々浄化処
    理する下水処理施設に於いて、 前記処理場の雨天時下水処理設備で発生する汚泥を、前
    記最初沈澱池に搬入する、又は前記最初沈殿池に下水を
    送水する第2の汚水ポンプの入口に搬入する、第2の汚
    泥配管を設けたことを特徴とする下水処理施設。
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