JP3185597U - 成形機用スクリュ - Google Patents

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瑛 大森
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Abstract

【課題】フライト終端部の切上げ形状を、スクリュの長軸方向に直交する断面図において、凹みを無くした成形機用スクリュを提供する。
【解決手段】スクリュは、フライト終端部における切上げ開始位置からフライト終端位置に至る切上げ部において、隣接するフライトの溝幅は一定で、かつ軸方向に垂直な断面形状が、フライト終端位置と谷部の曲面を接線で結んだ線分か、それよりも緩やかで外に凸な曲線となることを特徴とする成形機用スクリュである。フライト終端位置Fと谷部の曲面を結ぶ接線の接点をCS0とすると、切上げ開始位置はCS0か(b)、それよりフライト終端位置Fから遠い位置Cであり((c),(d))、FとCの間は外に凸の曲線で結ばれている。
【選択図】図2

Description

本考案は、成形機用のスクリュに関する。
プラスチックや金属粉末、セラミック粉末等の成形機のスクリュには、らせん状のフライトとその間の谷部が設けられている。スクリュは、シリンダ内で回転及び進退することにより、材料を溶融や攪拌しながら、スクリュの前方方向に送ることが出来る構造となっている。特許文献1では、フライト側面と谷底面の間の丸みを先端側より基部側の方を大きくすることで、材料の搬送能力安定化を図っている。
特開平11−320632号公報
スクリュには、回転や進退といった動作を伝えるための支持部が基部には必要となり、らせん状のフライトを終端させる必要があるが、特許文献1には、この部分については記述されていない。
図1は従来技術を説明する図である。シリンダ1に挿入されたスクリュ2のスクリュ基部では、主に谷部3がフライト4のフライト外径10に近づくよう浅くなり、フライト4が終端する。シリンダ1に材料投入口7から投入された樹脂は、シリンダ1内で溶融、混練され、計量され、ノズル8から図示しない金型のキャビティに射出される。なお以降、フライト終端部5において谷部が浅くなり、フライト外径に近づくことを「切上がる」と表現し、浅くなり始める位置を「切上げ開始位置」、切上げ開始位置からフライト終端位置までの範囲を「切上げ部」とする。
この切上げ部の形状としては、フライト終端部5の間近まで谷部3が続き、そこから急峻に切上がる形状があるが(図1の切上げ部6の破線で囲まれる個所を参照)、R(曲率)や面取り形状で切り上げる場合、そのR(曲率)や面取り部は、それより小さいR(曲率)や面取り形状を有する加工工具で無ければ削れない上、フライト終端部5の位置が同じなら、切上げ形状が急峻になる程削る量は増え、加工時間もかかってしまう。
そこで、本考案の目的は、フライト終端部の切上げ形状を、スクリュの長軸方向に直交する断面図において、凹みを無くした成形機用スクリュを提供することである。
本願の請求項1に係る考案は、フライト終端部における切上げ開始位置からフライト終端位置に至る切上げ部において、溝幅は一定で、かつ軸方向に垂直な断面形状が、フライト終端位置と谷部の曲面を接線で結んだ線分か、それよりも緩やかで外に凸な曲線となることを特徴とする成形機用スクリュである。
請求項2に係る考案は、軸方向に垂直な断面において、スクリュ回転中心を頂点とした際のフライト終端位置と切上げ開始位置の成す角度が、540度以下であることを特徴とする請求項1に記載の成形機用スクリュである。
本考案により、フライト終端部の切上げ形状を、スクリュの長軸方向に直交する断面図において、凹みを無くした成形機用スクリュを提供できる。
従来技術を説明する図である。 本考案に係わる成形機用スクリュの実施形態の概略断面図である。 請求項2に記載の切上げ開始位置とフライト終端位置との成す角度を示した図である。
以下、本考案の実施形態を図面と共に説明する。なお、スクリュ2の概略の構成は図1を用いて説明したとおりであるので、ここでは、説明を略する。
本考案では、フライト終端部の切上げ形状を、スクリュの回転軸方向から見た断面図において、凹みの無い形状にすれば、加工工具の角部形状の制約は少なくなり、また凹みが無くなった分だけ加工時間が短縮される。断面図において凹みの無い切上げ形状とは、具体的には、フライト終端位置と谷部の曲面を接線で結んだ直線か、それよりも緩やかな曲線で切上げる形状となる。
図2は、本考案に係わる成形機用スクリュの実施形態の概略断面図である。
本考案のスクリュ2は、フライト終端部における切上げ開始位置(CS0,C)からフライト終端位置(F)に至る切上げ部において、隣接するフライト4の溝幅は一定で、かつ軸方向に垂直な断面形状が、フライト終端位置と谷部の曲面を接線で結んだ線分か、それよりも緩やかで外に凸な曲線となることを特徴とする成形機用スクリュである。
フライト終端位置Fと谷部3の曲面を結ぶ接線の接点をCS0とすると、切上げ開始位置はCS0か、それよりFから遠い位置Cであり、FとCの間は外に凸の曲線で結ばれている。図2(a)は仕上げ開始位置がCS20の場合、図2(b)は仕上げ開始位置がCの場合、図2(c)は図2(b)に比較して90°遡った位置が仕上げ開始位置Cの場合、図2(d)は仕上げ開始位置Cがフライト終端位置Fから1周前の場合である。
一方で、緩やかに切り上げすぎると、材料が充填されるべきスクリュフライト間の谷部が、スクリュ基部付近において浅い領域が長く続き、材料を送るというスクリュ本来の機能が損なわれてしまう。そこで、断面図において、フライト終端位置と切上げ開始位置の成す切り上げ部の角度は540度までの範囲とする。
図3は、請求項2に記載の切上げ開始位置とフライト終端位置との成す角度を示した図である。スクリュ回転軸中心Sを頂点としてフライト終端位置Fと切上げ開始位置Cの成す切り上げ部の角度θは、接点CS0とフライト終端位置Fの成す角度θminから540度の間である。
1 シリンダ
2 スクリュ
3 谷部
4 フライト
5 フライト終端部
6 切上げ部
7 材料投入口
8 ノズル
9 中心軸
10 フライト外径

Claims (2)

  1. フライト終端部における切上げ開始位置からフライト終端位置に至る切上げ部において、溝幅は一定で、かつ軸方向に垂直な断面形状が、フライト終端位置と谷部の曲面を接線で結んだ線分か、それよりも緩やかで外に凸な曲線となることを特徴とする成形機用スクリュ。
  2. 軸方向に垂直な断面において、スクリュ回転中心を頂点とした際のフライト終端位置と切上げ開始位置の成す角度が、540度以下であることを特徴とする請求項1に記載の成形機用スクリュ。
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