JP3185458U - 映像観察装置 - Google Patents

映像観察装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3185458U
JP3185458U JP2013003223U JP2013003223U JP3185458U JP 3185458 U JP3185458 U JP 3185458U JP 2013003223 U JP2013003223 U JP 2013003223U JP 2013003223 U JP2013003223 U JP 2013003223U JP 3185458 U JP3185458 U JP 3185458U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
sheet
unit
pedestal
information processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013003223U
Other languages
English (en)
Inventor
博史 田原
Original Assignee
博史 田原
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 博史 田原 filed Critical 博史 田原
Priority to JP2013003223U priority Critical patent/JP3185458U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3185458U publication Critical patent/JP3185458U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】観察者が手に持つことなく、且つ、観察姿勢を安定させて立体映像コンテンツを視聴可能とし、観察時の利便性を高めた映像観察装置を提供する。
【解決手段】情報処理端末10の表示部11に表示された映像を観るための映像観察装置1であって、観察者の眼前に配置され、左右の眼に対応した箇所に配置されるレンズ部21と、机等の台上に設置され、情報処理端末10が載置される台座部23と、レンズ部21と台座部23との位置関係を固定する連結部22とを備え、台座部23は、台の表面に対して30度で傾斜される斜面シート233を有し、連結部22は、斜面シート233とレンズシート211とが平行となるように保持する。
【選択図】図1

Description

本考案は、情報処理端末の表示部に表示された立体映像を見るための映像観察装置に関する。
従来、観察者の左眼及び右眼に互いに視差がある2次元映像である左眼用映像と右眼用映像を、別々に提供して立体視を実現する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に開示された技術は、電子機器の表示素子(ディスプレイ)の側面に双眼レンズ付きアーム部品を固定することで、表示素子に表示した画像を立体画像として再生するものである。
特開2011−154144号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたような映像観察装置では、電子機器とレンズ部とをアーム部によって固定した構成であるため、このような映像観察装置を用いて映像又は画像を観察する場合、観察者は映像観察装置を手に持ち、レンズを目に近接させたまま観察しなければならず、長時間の観察は不便であるという問題があった。
また、特許文献1に開示されたような映像観察装置は略直方体の形状をなしているため、例えば、机等の台に配置して、観察者が手に持たずに観察する場合、例えば、顔を真下に向けて観察したり、机の縁に観察者の顔を近接させたりするなど、観察者に対して窮屈な姿勢を強要することとなり、観察姿勢の安定性を欠くという問題があった。
そこで、本考案は以上の点に鑑みてなされたもので、観察者が手に持つことなく、且つ、観察姿勢を安定させて立体映像コンテンツを視聴可能とし、観察時の利便性を高めることができる映像観察装置を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するために、本考案は、情報処理端末の表示部に表示された映像を観るための映像観察装置であって、観察者の眼前に配置され、左右の眼に対応した箇所に配置されるレンズ部と、所定の水平面上に設置され、情報処理端末が載置される台座部と、レンズ部と台座部との位置関係を固定する連結部とを備え、台座部は、前記水平面に対して所定角度で傾斜される斜面を有し、連結部は、斜面とレンズ部の面とが平行となるように保持することを特徴とする。
このような考案によれば、台座部には、水平面に対して所定角度で傾斜された斜面を有し、この斜面とレンズ部の面とが平行となるように保持されているので、この斜面に情報処理端末を置くことで、表示部に表示された映像は、水平面に対して所定角度傾いた状態で射出され、射出された映像は、斜面と平行に位置するレンズを介して観察者の眼に入射されることとなる。これにより、本考案では、例えば、観察者が机に座るなど観察姿勢を安定させた状態で、且つ、映像観察装置を手に持つことなく立体映像コンテンツを視聴することができ、観察時の利便性を高めることができる。
また、本考案では、多くの人が所有する情報処理端末を用いて右眼用及び左眼用の画像を表示させ、その他は、レンズ部と台座部など最低限の構成としているので、情報処理端末以外の構成部材を簡易且つ安価に製造できるため、多くのユーザーに立体映像を観察させる機会を増やすことができる。
なお、水平面に対する所定角度としては、観察者が安定した姿勢で立体映像コンテンツを視聴することができればよく、任意に設定可能である。また、上記考案において、「情報処理端末が載置される」という形態としては、台座部上に情報処理端末が単に置かれた状態、或いは係合又は収納などの方式の他、台座部が情報処理端末上に載置、係合等の工程方式などが挙げられる。
上記考案において、レンズ部、連結部、台座部の順に一体的に連結されていることが好ましい。この場合には、各部は、レンズ部、連結部、台座部の順に一体的に連結されているため、組み立てることで3方向を囲むような形状となり、その内部に情報処理端末を配置させることのみで、立体映像を観察させることができる。このように、本考案によれば、簡易な構造であるため、ユーザーにとっては組み立てが容易となる。また、各部材を別途組付ける必要がないため、製造工程を減らし、製造コストを低減させることができる。
上記考案において、レンズ部、連結部、及び台座部は、一枚の部材を折り曲げて一体的に形成されていることが好ましい。この場合には、レンズ部、連結部、及び台座部は、一枚の部材を折り曲げて利用可能な簡易な構造であるから、観察者にとっては組み立てが容易となり、製造者側にあっては、各部材を別途組付ける必要がないため、製造工程を減らし、製造コストを低減させることができる。
上記考案において、連結部は、レンズ部の面に対して垂直方向に延びて形成される枠体部と、水平面に設置されるL字状の角度保持部とからなり、各部は、レンズ部、枠体部、角度保持部、台座部の順に連結されていることが好ましい。
この場合、台座部と枠体部とは、L字状の角度保持部を介して連結されているので、枠体部を台座部の斜面の傾斜角度と同じ角度に傾かせることができる。そして枠体部は、レンズ部の面と垂直方向に延びて形成されているため、レンズ部と台座部の斜面とは平行となる。
そのため、台座部の斜面に情報処理端末を置くことで、表示部に表示された映像は、水平面に対して所定角度傾いた状態で射出され、射出された映像は、斜面と平行に位置するレンズを介して観察者の眼に入射されることとなる。したがって、本考案では、例えば、観察者が机に座るなど観察姿勢を安定させた状態で、且つ、映像観察装置を手に持つことなく立体映像コンテンツを視聴することができるので、観察時の利便性を高めることができる。
上記考案において、角度保持部は、台座部に連結し、斜面上に配置された情報処理端末の移動を制限する機能をさらに備えることが好ましい。この場合に、角度保持部は、斜面に設置された情報処理端末の移動を制限するので、立体映像が適切に観察することができる位置に情報処理端末を固定でき、立体映像を観察するための設定を容易にすることができる。
また、上記考案において、レンズ部と台座部との間に配置され、情報処理端末に表示された右眼用の映像光と左眼用の映像光とを分離する仕切部をさらに備えることが好ましい。この場合には、情報処理端末に表示された右眼用の映像光及び左眼用の映像光が反対側の眼に入射されることを防止することができるため、簡易ながらも良好な立体映像を観察させることができる。
上記考案において、連結部には、レンズ部を台座部の斜面に対して垂直方向に伸縮させるスライド部が設けられることが好ましい。この場合には、レンズ部を台座部の斜面に対して垂直方向に伸縮することができるため、台座部に設置される情報処理端末の厚みに合わせて、表示部からレンズ部までの間隔を微調整できる。その結果、各メーカーから製造され、厚みの異なる情報処理端末に対応した設定が可能となり、様々な種類の情報処理端末で立体画像を観察させることができる。
上記考案において、レンズ部には、一対の貫通孔を有し、一対の貫通孔には、それぞれに嵌合される一対のレンズ部材を備え、レンズ部の表面には、嵌合される一対のレンズ部材の位置を調整するための基準表示が記され、基準表示に基づいて配置された一対のレンズ部材を位置決めする固定部とを備えることが好ましい。
この場合には、基準表示に基づいてレンズ部材を貫通孔に配置させて、固定部で位置決めするので、観察者によって異なる瞳孔の位置に対応してレンズ部材を固定でき、立体映像を観察するための設定を容易にすることができる。また、この場合、レンズ部材は着脱可能であるため、例えば、屈折度数の異なるレンズ部材を複数容易し、観察者の視力に応じてレンズ部材を変更してもよい。なお、レンズシートに取り付けられるレンズ部材は、1枚のレンズ部材のみならず、複数のレンズ部材を重ねて利用することもできる。この場合には、例えば、視力が弱く通常眼鏡を使用している観察者であっても、眼鏡をはずした状態で立体画像を観察させることができる。
上記考案において、台座部の斜面と同角度の斜面を有し、情報処理端末の一端を支持する支持部をさらに備えることが好ましい。この場合には、例えば、表示部のサイズが大きいタブレット端末を用いた場合でも、一端を台座部の斜面に配置させ、他端を支持部で支持することで、タブレット端末の表示部をレンズ部に対して平行に設置することができ、適切に立体映像を観察させることができる。
以上述べたように、この考案によれば、スマートフォンや携帯電話、タブレットPCなどの情報処理端末の表示部に表示された映像を立体視する際に、観察者が手に持つことなく、且つ、観察姿勢を安定させて立体映像コンテンツを視聴可能とし、観察時の利便性を高めることができる。
(a)及び(b)は、第1実施形態に係る立体映像観察装置の全体構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係る筐体を側方より示す断面図である。 第1実施形態に係る筐体を展開した展開図である。 第1実施形態に係る筐体に仕切板が係合された状態を示す要部断面図である。 (a)及び(b)は、第1実施形態に係る筐体に情報処理端末を配置させる状態を示す斜視図である。 第1実施形態に係る情報処理端末から射出された映像が観察者の眼に入射される状態を側面より示す説明図である。 (a)及び(b)は、第2実施形態に係る立体映像観察装置の全体構成を示す斜視図である。 (a)及び(b)は、第2実施形態に係るレンズ部の位置が変更される状態を示す斜視図である。 第2実施形態に係る情報処理端末から射出された映像が観察者の眼に入射される状態を側面より示す説明図である。 (a)は、変形例に係るレンズ部に形成される基準表示を示す上面図であり、同図(b)は、変形例に係るレンズ部に形成される固定部を示す上面図である。 (a)及び(b)は、変形例に係る支持部で情報処理端末を支持する状態を示す要部断面図である。 (a)及び(b)は、変形例に係る立体映像観察装置の全体構成を示す斜視図である。
以下、本考案に係る3Dビューアである立体映像観察装置の実施形態について図面を参照しつつ、詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1(a)及び図1(b)は、第1実施形態に係る立体映像観察装置の全体構成を示す斜視図であり、図2は、第1実施形態に係る筐体を展開した展開図である。図3は、第1実施形態に係る筐体を展開した展開図であり、図4は、第1実施形態に係る筐体に仕切板を係合させた状態を示す要部断面図である。また、図5(a)及び図5(b)は、第1実施形態に係る筐体に情報処理端末を配置させる状態を示す斜視図である。
図1に示すように、本考案に係る映像観察装置1は、観察者が所有する情報処理端末10の表示部11に表示された映像を観るための装置であって、情報処理端末10と、情報処理端末10を収納する筐体20と、情報処理端末10に表示された右眼用の映像光と左眼用の映像光とを分離する仕切部30から構成される。
情報処理端末10は、無線通信を利用した、携帯可能な情報処理端末であり、基地局等の中継点情報処理端末が無線で通信し、通話やデータ通信等の通信サービスを移動しつつ受けることができる。この情報処理端末の通信方式としては、例えば、FDMA方式、TDMA方式、CDMA方式、W−CDMAの他、PHS(Personal Handyphone System)方式等が挙げられる。また、この情報処理端末は、デジタルカメラ機能、アプリケーションソフトの実行機能、あるいはGPS(Global Positioning System)等による位置情報 情報処理端末のメモリは、OS(Operating System)や、立体映像コンテンツ、その他、当該端末に搭載される各種のアプリケーション用のプログラム、当該端末の機器識別情報(ID)などが記憶されている。
情報処理端末のCPUは、一般のOSやブラウザソフト、メディア視聴アプリケーションを実行する。本実施形態において、CPUは、視力能力に関する各種のプログラムを実行し、メモリに記録された立体映像コンテンツを表示部11に表示させる。
このCPUにおいて、本考案に係る各種プログラムが実行されると、映像として、観察者の左右の眼に対応させた左眼用映像と右眼用映像との間に、輻輳角及び視差を発生させて構成された立体映像を画面上に表示させるとともに、立体映像の輻輳角及び視差を変化させて、観測者の眼に対する焦点を、観察者に対して接近及び離隔するように誘導する。これによって右眼には右眼用映像のみ焦点が合うとともに、左眼には左眼用映像のみ焦点が合うようになっている。
筐体20は、紙、又はプラスチック等で形成され、図1及び図2に示すように、観察者の眼前に配置されるレンズ部21と、情報処理端末10が載置される台座部23と、レンズ部21と台座部23との位置関係を固定する連結部22とを備える。
レンズ部21は、一枚のレンズシート211からなり、このレンズシート211上にレンズ部材212,212が形成されている。具体的には、レンズシート211における左右の眼に対応した箇所に一対の貫通孔を有し、当該貫通孔に一対のレンズ部材212,212が嵌合されて形成されている。一対のレンズ部材212,212は、焦点に作られた実像を拡大する凸状の接眼レンズであり、レンズ部21上において、左右の眼に対応した箇所に配置されている。なお、レンズの形状は、限定するものではなく、例えば、通常の凸レンズを同心円状の領域に分割し厚みを減らして、のこぎり状の断面を持つシート状のフレネルレンズを用いてもよい。
台座部23は、折り目又はミシン目を介して折り曲げ可能なシート部材からなり、シート部材が折り曲げられることで、図1(a)及び(b)に示すように、略三角柱状に形成される。具体的には、水平面である台9上に設置される底面シート231と、底面シート231と垂直方向に延びる側面シート232と、所定の角度で傾斜される斜面シート233とからなる。
本実施形態においては、図2に示すように、台座部23が略三角柱状に組み立てられた場合、斜面シート233と台9の表面又は底面シート231とのなす角度θ1が約30度となるようになっている。そして、この斜面シート233上に情報処理端末10が配置されるようになっている。
連結部22は、図1及び図2に示すように、レンズ部21と連結される枠体部22aと、枠体部22aと連結された略L字状の角度保持部22bとから構成される。枠体部22aは、レンズシート211と連結してレンズシート211の位置を固定する部材であり、レンズシート211に対して垂直方向に延びる背面シート221と、背面シート221の両側部に設けられる一対の側面シート224,225とから形成され、一対の側面シート224,225が背面シート221に対して折り曲げられて、略直方体状をなしている。
一方、角度保持部22bは、図2に示すように、枠体部22aの下方に位置し、台9と当接されて、枠体部22aを保持する部材であり、枠体部22aの背面シート221と連結する角度保持シート222と、角度保持シート222と一端が連結し、他端が台座部23の斜面シート233と連結する連結シート223とから形成されている。
このような筐体20は、図3に示した展開図のように、一枚のシート部材を切り抜くことにより一体的に形成され、この一枚のシート部材を折り曲げることで成形される。具体的には、図3に示すように、一端にレンズシート211が形成されている。そして、レンズシート211の一端には、連結部22の背面シート221が連結され、また、背面シート221のレンズ部21が連結された側とは反対側の一端には、角度保持シート222が連結されている。
さらに、角度保持シート222の背面シート221が連結された側とは反対側の一端には、連結シート223が連結される。連結シート223の他端には、台座部23の斜面シート233が連結され、その後、側面シート232、底面シート231の順で連結されている。すなわち、本実施形態において、筐体20は、レンズ部21、枠体部22a、角度保持部22b、台座部23の順に一体的に連結されている。
また、図3に示すように、背面シート221の両側部には、側面シート224,225が連結されている。また、側面シート224の上下辺には、のりしろ部224a,224bが連結され、側面シート225の上下辺には、のりしろ部225a,225bが連結されている。のりしろ部224a,225aをレンズシート211の一部に当接するとともに、のりしろ部224b,225bを角度保持シート222に当接した状態で両面テープやのり等の接着部材によって貼り合わせることで、図2に示すように、レンズシート211と背面シート221とのなす角度θ2が90°となり、背面シート221と角度保持シート222とのなす角度θ3が90°となる。これにより、レンズシート211と角度保持シート222との平行状態が保たれるようになっている。
なお、レンズシート211から斜面シート233までの距離は、観察者が一対のレンズ部21,21から映像を見た際に立体映像を良好に見ることができるように所定の長さとなっている。また、各部の連結部分には、それぞれ内側に折り曲げやすくなるように、折り目又はミシン目が形成されている。また、レンズシート211上には、係止孔211aが設けられているとともに、角度保持シート222上においても係止孔222aが設けられている。
そして、このようなシート状の筐体20が組み立てられた状態で、レンズ部21と台座部23との間に仕切部30が着脱可能に設けられてる。仕切部30は、紙、又はプラスチック等で形成され、略正方形上のシート部材である。この仕切部30は、一対のレンズ部材212,212の間をレンズ部21から台座部23に亘って設けられている。これにより、情報処理端末10に表示された右眼用の映像光及び左眼用の映像光が反対側の眼に入射されることを防止している。
仕切部30は、筐体20と係合されて固定されるようになっている。具体的には、図4に示すように、仕切部30の連結部22側の上下には、一対の突出部302,303が形成されており、突出部302は、レンズシート211に形成された係止孔211aに挿通されて係合されるようになっている。また、突出部303は、角度保持シート222に形成された係止孔222aに挿通されて係合されるようになっている。また、仕切部30の上端には、切欠部301が形成されており、この切欠部301にレンズシート211の端が挿通されて係合されるようになっている。
このように筐体20に仕切部30を係合させた状態で、図5(a)及び(b)に示すように、筐体20を机等の台9に置き、情報処理端末10を、表示部11が上向きになった状態で台座部23上に配置させる。その後、図6に示すように、情報処理端末10を斜面シート233上に配置させると、情報処理端末10の重さで、斜面シート233は、台9の表面、又は底面シート231に対して約30°の角度(図6中におけるθ1)で傾斜した状態となる。この際、情報処理端末10は、重さで連結シート223側に移動するが、情報処理端末10の側面が連結シート223と当接することで、情報処理端末10の移動は制限される。
情報処理端末10の側面が連結シート223と当接した状態では、情報処理端末10の重さによって、斜面シート233と底面シート231との交差部分(図6中:P1)が情報処理端末10の重力の作用点となり、台座部23の略三角柱状が固定される。また、角度保持シート222と背面シート221との連結部分(図6中:P2)についても台9に接触して支点となり、角度保持シート222と台9の表面とのなす角度θ4は約30°となり、角度保持シート222は、斜面シート233と同角度で傾斜した状態が維持される。また、角度保持シート222と連結シート223とのなす角度θ5は90度となる。
なお、レンズシート211と、角度保持シート222及び背面シート221とは、のりしろ部によって固着されているので、背面シート221と角度保持シート222とのなす角度θ3は90度となり、背面シート221とレンズシート211とのなす角度θ2は90度となり、各部材の垂直状態は維持される。
そして、このような状態で表示部11に立体映像を表示させると、図6に示すように、表示部11から出射された映像光は、一対のレンズ部材212,212側へ出射される。この際、仕切部30によって、一対のレンズ部材212,212には、それぞれ右眼用画像及び左眼用画像が入射され、観察者の眼EYEには立体映像が見えるようになる。この際、表示部11上仮想空間内に位置及び向きが変化するオブジェクトを表示させたり、そのオブジェクトを変化させて、観察者がこのオブジェクトを眼で追うことで、眼の各種筋肉を活性化させ、以て視力を回復させることができ、例えば、視力回復等に用いることができる。
(作用・効果)
このような本実施形態によれば、台座部23には、台9の表面に対して30度で傾斜された斜面シート233を有し、この斜面シート233とレンズシート211とは、枠体部22a及び角度保持部22bからなる連結部22によって平行となるように保持されているので、この斜面シート233に情報処理端末10を置くことで、表示部11に表示された映像は、台9の表面に対して約60度傾いた状態で射出され、射出された映像は、斜面シート233と平行に位置するレンズ部材212,212を介して観察者の眼に入射されることとなる。これにより、本実施形態では、例えば、観察者が机に座るなど観察姿勢を安定させた状態で、且つ、映像観察装置を手に持つことなく立体映像コンテンツを視聴することができ、観察時の利便性を高めることができる。
また、本実施形態では、多くの人が所有する情報処理端末10を用いて右眼用及び左眼用の画像を表示させ、その他は、レンズ部21など最低限の構成とした筐体20を用いているので、偏光レンズやレンズシャッタ制御機構など高価な機器を用いることなく、簡易且つ安価に立体映像を観察させることができる。
また、筐体20には、レンズ部21と台座部23との間に右眼用の映像光と左眼用の映像光とを分離する仕切部30を有しているので、これによって右眼には右眼用映像のみが入射され、左眼には左眼用映像のみが入射されるので、良好な立体映像が観察させることができる。
さらに、本実施形態によれば、筐体20は、一枚のシート部材で形成されており、各部材を各連結部分で折り曲げることのみで利用可能な簡易な構造となっている。そのため、ユーザーにとっては組み立てが容易となる。また、各部材を別途組付ける必要がないため、製造工程を減らし、製造コストを低減させることができる。
また、角度保持部22bの連結シート223は、斜面シート233に連結し、斜面シート233上に配置された情報処理端末10の側面と当接して端末の移動を制限するストッパーの機能を備えているので、立体映像が適切に観察することができる位置に情報処理端末を固定でき、立体映像を観察するための設定を容易にすることができる。
[第2実施形態]
次いで、本考案の第2実施形態について説明する。上述した実施形態では、レンズ部21と台座部23とは一枚のシート部材から連結され、レンズ部21と台座部23との間隔が一定である場合を例に説明したが、本実施形態では、レンズ部21がスライド移動可能となり、台座部23との間隔を調整可能である場合を例に説明する。
図7(a)及び(b)は、第2実施形態に係る立体映像観察装置1aの全体構成を示す斜視図であり、図8(a)及び(b)は、第2実施形態に係るレンズ部の位置が変更される状態を示す斜視図である。また、第2実施形態に係る情報処理端末から射出された映像が観察者の眼に入射される状態を側面より示す説明図である。
なお、本実施形態において、上述した第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付し、その機能等は特に言及しない限り同一であり、その説明は省略する。また、本実施形態においては、背面シート221の仕切部30が位置する面を表面と称し、反対側の面を裏面と称する。
本実施形態では、図7(a)及び(b)に示すように、連結部22には、内部中空のスロット部226が設けられ、レンズ部21には、スロット部226の内部を上下にスライド移動するスライド部214が連結されている。
スロット部226は、背面シート221の裏面に設けられ、背面シートの略中央をレンズ部21側から角度保持部22b側に亘って設けられている。スロット部226は、上部が開口した開口部26aを有しており、この開口部226aからスライド部214を出し入れ可能としている。一方、スライド部214は、レンズシート211と折り目を介して一体的に形成されており、レンズシート211に対して垂直方向に延びている。
このような構成により、図8(a)及び(b)に示すように、スライド部214をスロット部226の内部に対して上下に移動することで、連結されたレンズシート211を台座部23の斜面シート233に対して垂直方向に伸縮させることができる。なお、図示していないが、スロット部226の内部には、情報処理端末の機種に応じて、スライド部214と係合する係合孔を複数設け、スライド部214の位置を段階的に調整することができるようになっている。
また、このようなレンズ部21は、連結部22と着脱可能であるため、例えば、情報処理端末10の表示部11の大きさに応じたサイズのレンズシート201を有するレンズ部21を複数容易して、設置される情報処理端末10に応じて選択可能となっている。
また、本実施形態においては、背面シート221の表面に、6面が囲まれた直方体状の箱部材24が設けられており、この箱部材24と背面シートにて枠体部を形成させている。この箱部材24は内部が空中となっている。また、仕切部30aを内部に挿通させるための係合孔241が仕切部30aに対応して設けられている。なお、本実施形態において、箱部材24は、接着剤等により、背面シート221と貼り合わされるとともに、角度保持シート222と貼り合わされているものとする。
このような実施形態によれば、スライド部214をスロット部226内においてスライド移動させることで、図9に示すように、レンズシート211を台座部23の斜面シート233に対して垂直方向に伸縮させることができるため、台座部23上に配置された情報処理端末10の厚みに合わせて、表示部11からレンズ部21までの距離を微調整することができる。その結果、各メーカーから製造され、厚みの異なる各情報処理端末に応じた設定が可能となり、様々な種類の情報処理端末で立体画像を観察させることができる。
なお、本実施形態では、箱部材24を設け、背面シート221及び角度保持シート222に貼り合わせる構成としたが、本考案はこれに限定するものではなく、例えば、背面シート221及び角度保持シート222を箱部材24の一部とし、台座部23と連結部22とを一枚のシート部材で一体形成させてもよい。
(変更例)
なお、上述した各実施形態の説明は、本考案の一例である。このため、本考案は上述した実施形態に限定されることなく、本考案に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更や、それぞれの構成を組み合わせることが可能であることはもちろんである。図10(a)は、変形例に係るレンズ部21に形成される基準表示を示す上面図であり、同図(b)は、変形例に係るレンズ部に形成される固定部を示す上面図である。また、図11は、(a)及び(b)は、変形例に係る支持部で情報処理端末を支持する状態を示す要部断面図である。図12(a)及び(b)は、変形例に係る立体映像観察装置の全体構成を示す斜視図である。
例えば、図10(a)に示すように、レンズシート211に形成されるレンズ部材212の位置を調整可能としてもよい。具体的には、レンズシート211の表面には、レンズシート211に形成された貫通孔212aが形成され、その貫通孔212aに嵌合される一対のレンズ212,212の位置を調整するための基準表示215が記されている。また、嵌合されるレンズ部材212は、その外縁に紙、又はプラスチック等で形成された枠部212bが形成されている。
そして、この枠部212bの外縁をいずれかの基準表示215に基づいて配置された後、貼り合わせることで、レンズ部材212,212を観察者の瞳孔に対応した位置に調整することができる。また、レンズ部材212は着脱可能であるため、屈折度数の異なるレンズ部材212を複数容易し、観察者の視力に応じてレンズ部材212を変更可能としてもよい。なお、レンズシート211に取り付けられるレンズ部材211は、1枚のレンズ部材のみならず、複数のレンズ部材を重ねて利用することもできる。この場合には、例えば、視力が弱く通常眼鏡を使用している観察者であっても、眼鏡をはずした状態で立体画像を観察させることができる。
このレンズ部材212,212の貼り合わせは、例えば、図10(b)に示すように、レンズシート211上に両面テープ等の固定部26を設け、この固定部26でレンズ部材212,212の枠部212bを固定することにより、レンズ部材212,212を位置決めする。
また、上述した各実施形態では、台座部23の斜面シート233内に情報処理端末10の表示部11がすべて収まるサイズの端末(例えば、スマートフォン)を用いたが、例えば、表示部11のサイズが大きいタブレット端末10aを用いることもできる。この場合には、例えば、台9上に、台座部の斜面と同角度の斜面を有する支持部25を配置させ、情報処理端末の一端を支持させる。
これにより、表示部11のサイズが大きいタブレット端末10aを用いた場合でも、一端を台座部23の斜面シート233に配置させ、他端を支持部25で支持することで、タブレット端末10aの表示部11をレンズ部21に対して平行に設置することができ、適切に立体映像を観察させることができる。
また、上述した第2実施形態においては、レンズ部21の位置を調整する機構として、スライド部214及びスロット部226を設けたが、例えば、図12(a)及び(b)に示すように、第1実施形態の構成を変更して、スライド移動可能としてもよい。
この場合には、台座部23と連結部22とは一体的に連結され、レンズ部21は着脱可能となっている。レンズ部21には、第2実施形態と同様、レンズシート211にスライド部214が連結された構成とする。そして、本変形例では、背面シート221に2つの切れ目221a,221bを形成させ、その切れ目に、スライド部214を差し込むようにする。
この場合でも、レンズシート211を台座部23の斜面シート233に対して垂直方向に伸縮させることができ、その結果、より簡易に台座部23上に配置された情報処理端末10の表示部11からレンズ部21までの距離を調整することができる。
なお、この変形例においては、背面シート221の上部に折り曲げ可能な上面シート227を形成させ、この上面シート227に仕切部30の突出部302を係合される係合孔227aを設けて仕切部30を固定する。
なお、上述した各実施形態及び変形例では、台座部23の斜面シート233を台9の表面に対して約30度の角度で傾いた状態としたが、本考案は、これに限定するものでなく、表示部11に表示された画像が一対のレンズ部材212,212に入射され、観察者が適切な立体画像を観察できればよく、台座部23の角度は種々変更可能である。
EYE…眼
1,1a…映像観察装置
9…台
10…情報処理端末
10a…タブレット端末
11…表示部
20…筐体
21…レンズ部
22…連結部
22a…枠体部
22b…角度保持部
23…台座部
24…箱部材
26…固定部
25…支持部
30,30a…仕切部
211…レンズシート
211a…係止孔
212…レンズ部材
212a…貫通孔
212b…枠部
214…スライド部
215…基準表示
221…背面シート
221a,221b…切れ目
222…角度保持シート
222a…係止孔
223…連結シート
224,225…側面シート
224a,224b…のりしろ部
225a,225b…のりしろ部
226…スロット部
226a…開口部
227…上面シート
227a…係合孔
231…底面シート
232…側面シート
233…斜面シート
241…係合孔
301…切欠部
302,303…突出部
303…突出部

Claims (9)

  1. 情報処理端末の表示部に表示された映像を観るための映像観察装置であって、
    観察者の眼前に配置され、左右の眼に対応した箇所に配置されるレンズ部と、
    所定の水平面上に設置され、前記情報処理端末が載置される台座部と、
    前記レンズ部と前記台座部との位置関係を固定する連結部と
    を備え、
    前記台座部は、前記水平面に対して所定角度で傾斜される斜面を有し、
    前記連結部は、前記斜面と前記レンズ部の面とが平行となるように保持する
    ことを特徴とする映像観察装置。
  2. 前記レンズ部、前記連結部、前記台座部の順に一体的に連結されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像観察装置。
  3. 前記前記レンズ部、前記連結部、及び前記台座部は、一枚の部材を折り曲げて一体的に形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の映像観察装置。
  4. 前記連結部は、
    前記レンズ部の面に対して垂直方向に延びて形成される枠体部と、
    前記水平面上に設置される断面L字状の角度保持部と
    からなり、
    前記レンズ部、前記枠体部、前記角度保持部、前記台座部の順に形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の映像観察装置。
  5. 前記角度保持部は、前記台座部に連結し、前記斜面上に配置された前記情報処理端末の移動を制限する機能をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の映像観察装置。
  6. 前記レンズ部と前記台座部との間に配置され、前記情報処理端末に表示された右眼用の映像光と左眼用の映像光とを分離する仕切部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の映像観察装置。
  7. 前記連結部には、前記レンズ部を前記台座部の斜面に対して垂直方向に伸縮させるスライド部が設けられることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の映像観察装置。
  8. 前記レンズ部には、一対の貫通孔を有し、
    前記一対の貫通孔には、それぞれに嵌合される一対のレンズ部材を備え、
    前記レンズ部の表面には、嵌合される前記一対のレンズの位置を調整するための基準表示が記され、
    前記基準表示に基づいて配置された前記一対のレンズ部材を位置決めする固定部とを備える
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の映像観察装置。
  9. 前記台座部の斜面と同角度の斜面を有し、前記情報処理端末の一端を支持する支持部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の映像観察装置。
JP2013003223U 2013-06-06 2013-06-06 映像観察装置 Expired - Fee Related JP3185458U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013003223U JP3185458U (ja) 2013-06-06 2013-06-06 映像観察装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013003223U JP3185458U (ja) 2013-06-06 2013-06-06 映像観察装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3185458U true JP3185458U (ja) 2013-08-15

Family

ID=50429221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013003223U Expired - Fee Related JP3185458U (ja) 2013-06-06 2013-06-06 映像観察装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3185458U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015131648A1 (zh) * 2014-09-28 2015-09-11 中兴通讯股份有限公司 一种立体观屏镜

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015131648A1 (zh) * 2014-09-28 2015-09-11 中兴通讯股份有限公司 一种立体观屏镜
EP3185063A4 (en) * 2014-09-28 2017-09-13 ZTE Corporation Stereoscopic viewing glasses
JP2017531822A (ja) * 2014-09-28 2017-10-26 ゼットティーイー コーポレーションZte Corporation 立体視眼鏡

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6573593B2 (ja) 入出力構造を有する着用可能な装置
US9869874B2 (en) Portable virtual reality glasses
US10649173B2 (en) Head mounted display and method for controlling the same
US9459457B2 (en) Head mounted display with remote control
JP3183228U (ja) 映像観察装置
US20100277575A1 (en) Method and apparatus for providing a 3d image via a media device
JP2009232133A (ja) 携帯端末器
US11428951B2 (en) Glasses-free 3D display mobile device, setting method of the same, and using method of the same
GB2516242A (en) Head mounted display
KR20150145160A (ko) 무안경 3d 디스플레이 모바일 장치, 이의 설정방법 및 사용방법
KR101396254B1 (ko) 휴대용 입체영상 뷰어
WO2021103950A1 (zh) 显示模组及增强现实眼镜
CN110927967A (zh) 增强现实眼镜
KR101890621B1 (ko) 안경
JP3185458U (ja) 映像観察装置
JP6332145B2 (ja) 3dビューワ
KR101657170B1 (ko) 접이식 휴대용 입체 영상 관측 헤드셋
KR101639744B1 (ko) 가상 현실 구현 기능을 가지고 있는 휴대폰 케이스
JP6443014B2 (ja) 携帯端末用観察部材
KR101921623B1 (ko) 가상현실 체험기능이 구비된 휴대폰 케이스
JP3197950U (ja) 画像観察フレーム
TWM555049U (zh) 虛擬顯示裝置
KR101402727B1 (ko) 접이식 영상 확대경용 마운트
KR20130022497A (ko) 반사판을 구비한 휴대 단말기 거치로봇 및 휴대 단말기 거치대
JP3213608U (ja) スマートフォンによるはがきサイズvr視聴保持具

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130627

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees