JP3185364B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、MOS形パワー素子
の過電流保護回路や過温度保護回路に用いられる制御素
子を静電気放電から保護する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置としては、例えば特開
昭64−68005号公報に記載された装置がある。図
5は、上記の公報に記載された過電流保護手段を備えた
MOS形パワー素子を示す回路図である。ただし、本発
明に関係のない部分は省いてあり、また、静電気放電
(ESD)によるMOSFETのゲート破壊を防止する
ための保護素子2を追加してある。図5において、MO
S形パワー素子1は主電流をオンオフするものであり、
ミラーMOSFET6にはMOS形パワー素子1を流れ
る主電流に比例した電流が流れる。その電流は検流抵抗
5に流れ、その値が過大になると、制御素子3となるバ
イポーラトランジスタがオンとなってMOS形パワー素
子1のゲート電位を下げ、主電流を低下させるようにな
っている。ここまでの構成は過電流保護機能を示す。ま
た、静電気放電によるゲート酸化膜の破壊を防止するた
め、ゲートパッドG(入力端子)とMOS形パワー素子
1のソースS間に保護素子2となる双方向性ツェナダイ
オードが接続されている。そして図5に破線で示す充電
された容量CがゲートパッドGに触れた場合には、大部
分の静電気が保護素子2を通って流れる。しかし、残り
の静電気は入力抵抗4を通ってMOS形パワー素子1お
よびミラーMOSFET6のゲートを充電すると共に制
御素子3を通って流れる。このときMOS形パワー素子
1およびミラーMOSFET6のゲート酸化膜が破壊さ
れたり、制御素子3が破壊されたりする可能性があるた
め、保護素子2を十分に大きく設計しておく必要があ
る。
【0003】図6は、上記図5の回路の平面パターン配
置図である。図6においては、保護素子2、入力抵抗
4、制御素子3が全てフィールド酸化膜上の多結晶Si
膜内に形成され、コンタクト孔を介して11、12等の
Al膜によって配線されている。とくにAl膜12で接続
される経路を見ると、入力抵抗4の一端が制御素子3と
なるバイポーラトランジスタのコレクタに接続され、そ
こからさらにゲート酸化膜上に形成されたゲート多結晶
Si膜8に接続されている。なお、7はゲートパッドで
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の半導体装置においては、その静電気放電に対
する耐量はMOS形パワー素子1やミラーMOSFET
6のゲート酸化膜破壊耐量と制御素子3の破壊耐量の弱
いほうによって決まるようになっている。したがって、
制御素子3が静電気放電に対して弱い場合には全体の半
導体装置が静電気放電に対して弱くなってしまうという
問題点があった。なお、上記の従来技術の説明では、過
電流保護機能を例にしたが、MOS形パワー素子のゲー
トに接続された制御素子を備えている他の半導体装置、
例えば過温度保護機能を備えた装置においても同様の問
題が生じる。
【0005】本発明は上記のごとき従来技術の問題を解
決するためになされたものであり、静電気放電に弱い制
御素子を保護することによって半導体装置全体の静電気
放電耐量を向上させた半導体装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、特許請求の範囲に記載するよう
に構成している。すなわち、本発明においては、ゲート
が入力抵抗を介してまたは直接に入力端子に接続された
MOS形パワー素子と、上記入力端子に接続され、上記
MOS形パワー素子のゲートを静電気放電から保護する
保護素子と、上記MOS形パワー素子に流れる電流に基
づいて上記ゲートに印加される電位を制御して過電流を
抑制する制御素子とを、同一半導体基板上に形成すると
共に、上記保護素子と上記制御素子とを上記ゲートを挟
んで配置し、上記制御素子は直接に、上記保護素子は上
記入力抵抗を介してまたは直接に、上記ゲートの当該素
子を配置した側にそれぞれ接続(つまり、ゲートの保護
素子を配置した側に保護素子を、制御素子を配置した側
に制御素子を接続する)し、上記ゲートの広がり抵抗と
ゲート容量とを前記静電気放電に対する遅れ要素として
用いるように構成している。
【0007】
【作用】高圧の静電気がゲートパッドに印加された場
合、大部分の静電気は保護素子を通って流れる。そし
て、残りの静電気はMOS形パワー素子のゲートを充電
すると共に、遅れ要素にも印加される。しかし、静電気
放電の時定数は一般に数〜数百ns程度と極めて小さい
ので、遅れ要素の遅延時間をそれよりも十分に長く設定
しておけば、静電気放電が制御素子に印加されることは
なく、したがって静電気放電に弱い制御素子を有効に保
護することが出来る。また、静電気放電保護のために必
要な遅れ要素の遅延時間は、一般にMOS形パワー素子
のオンオフ制御時間に比べて大幅に短いので、MOS形
パワー素子の主電流制御に影響を生じるおそれもない。
【0008】また、図4の実施例に示すように、平面パ
ターン配置を変更して等価的に遅れ要素を形成するよう
構成しているので、特別の遅れ素子を設けなくても、
静電気放電の耐量を向上させることが出来る。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の基礎となる第1の参考例
回路図である。まず構成を説明すると、主電流をオンオ
フするMOS形パワー素子1のゲートが入力抵抗4(抵
抗値R)を介してゲートパッドG(入力端子)に接続
されている。またMOS形パワー素子1のゲートには遅
れ要素9が接続され、それを介して制御素子3が接続さ
れている。制御素子3は例えばバイポーラトランジスタ
等で構成され、過電流や過温度のような異常状態を示す
信号Sgに応じてMOS形パワー素子1のゲート電位を
制御することにより、MOS形パワー素子1を保護する
ようになっている。また、ゲートパッドGとソースパッ
ドSとの間には静電気放電による破壊を保護するための
保護素子2が接続されている。なお、この実施例におい
ては、遅れ要素9として抵抗Rと静電容量Cとの直
列回路からなるローパスフィルタを例示している。
【0010】次に作用を説明する。静電気放電がゲート
パッドGに印加された場合には、大部分の静電気が保護
素子2を通って流れる。そして残りの静電気は入力抵抗
4を通ってMOS形パワー素子1のゲート容量Cを充
電すると共に遅れ要素9に印加される。しかし、静電気
放電の時定数は一般に数〜数百ns程度と極めて小さい
ので、遅れ要素9の遅延時間(R)を静電気放電
の時定数よりも十分に大きく設計しておけば、静電気放
電が制御素子3に印加されることはない。なお、この
例では制御素子3が抵抗Rを介してゲート電位を制
御するようになっているので、制御素子3の制御特性を
損なわないようにするにはRを小さくすれば良い。ま
た遅延時間Rをゲート遅延時間Rより十分
小さくしておけばMOS形パワー素子1のスイッチング
速度が遅れ要素9によって遅くなることはない。
【0011】次に、図2は、第2の参考例の回路図であ
り、前記図5に示した従来例に適用した場合を示す。図
2において、制御素子3はバイポーラトランジスタで構
成され、ミラーMOSFET6と検流抵抗5との接続点
の電位が信号Sgとなる。なお、静電気放電からの保護
機能は図1と同じである。
【0012】次に、図3は、第3の参考例の回路図であ
る。この参考例は、特願昭62−261804号に示さ
れている過温度保護機能付きパワートランジスタに適
した場合を示す。この参考例では、感温抵抗10がMO
S形パワー素子1の温度検出に用いられ、過温度になる
と制御素子3となるバイポーラトランジスタがターンオ
ンし、MOS形パワー素子1のゲート電圧を制御するこ
とによって過温度から保護するようになっている。な
お、静電気放電からの保護機能は図1と同じである。
【0013】次に、図4は、本発明の一実施例の平面パ
ターン配置図である。この実施例は、前記図6に示した
従来の平面パターン配置を変更し、等価的に遅れ要素9
を形成したものである。図4に示す配置では、入力抵抗
4はAl膜13を介して、制御素子3はAl膜14を介し
てそれぞれゲート多結晶Si膜8に接続されている。そ
して、入力抵抗4と制御素子3とは空間的に離れて配置
され、かつAl膜によって直接に接続されるのではな
く、間にゲート多結晶Si膜8を介して接続されるよう
になっている。このように配置した場合には、ゲート多
結晶Si膜8の拡がり抵抗が遅延手段の抵抗分Rとし
て働き、またゲート容量は入力容量Cとして働くと共
に遅延手段の容量Cとしても働く。したがってこのよ
うな配置にすれば、特別の遅延素子を設けなくても、静
電気放電の耐量を向上させることが出来る。上記の場合
の遅延時間τは τ=εoxρ/tox で近似することができる。ただしεoxはゲート酸化膜
の誘電率、toxはゲート酸化膜厚、ρはゲート多結
晶Si膜のシート抵抗、Lは遅れ要素9として働くゲー
ト多結晶Si膜の幅(図4参照)である。従って幅Lを
大きくすれば遅延時間τが大きくなり、静電気放電の時
定数である数〜数百ns以上にτを大きくすることが可
能である。
【0014】なお、これまでの説明では、MOS形パワ
ー素子1のゲートが入力抵抗4を介してゲートパッドG
に接続される場合を例示したが、入力抵抗を介さずゲー
トがゲートパッドGに直接接続されている場合でも同様
の効果が得られる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、MOS形パワー素子のゲート電圧を制御する制御素
子を遅れ要素を介して接続するように構成したことによ
り、静電気放電が制御素子を直撃することがなくなるの
で、静電気放電に弱い制御素子を用いても制御素子の破
壊を防止することができ、それによって半導体装置全体
としての破壊耐量を向上させることが出来る。また、制
御素子の配置を工夫することによって等価的に遅れ要素
が形成されるようにしたので、特別の遅れ要素を設けな
くても上記と同様に静電気放電による制御素子の破壊を
防止することが出来る、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】1の参考例の回路図。
【図2】2の参考例の回路図。
【図3】3の参考例の回路図。
【図4】本発明の実施例の平面パターン配置図。
【図5】従来装置の一例の回路図。
【図6】図5の回路の平面パターン配置図。
【符号の説明】
1…MOS形パワー素子 2…保護素子 3…制御素子 4…入力抵抗 5…検流抵抗 6…ミラーM
OSFET 7…ゲートパッド 8…ゲート多
結晶Si膜 9…遅れ要素 10…感温抵抗 11〜14…Al膜 G…ゲートパッド(入力端子) D…ドレイン
パッド S…ソースパッド R…遅れ要
素の抵抗 C…遅れ要素の静電容量 Sg…異常状
態を示す信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/78 H01L 21/336

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゲートが入力抵抗を介してまたは直接に入
    力端子に接続されたMOS形パワー素子と、 上記入力端子に接続され、上記MOS形パワー素子のゲ
    ートを静電気放電から保護する保護素子と、 上記MOS形パワー素子に流れる電流に基づいて上記ゲ
    ートに印加される電位を制御して過電流を抑制する制御
    素子とを、同一半導体基板上に形成すると共に上記保
    護素子と上記制御素子とを上記ゲートを挟んで配置し、
    上記制御素子は直接に、上記保護素子は上記入力抵抗を
    介してまたは直接に、上記ゲートの当該素子を配置した
    側にそれぞれ接続し、上記ゲートの広がり抵抗とゲート
    容量とを前記静電気放電に対する遅れ要素として用いる
    ことを特徴とする半導体装置。
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DE102005039365B4 (de) 2005-08-19 2022-02-10 Infineon Technologies Ag Gate-gesteuertes Fin-Widerstandselement, welches als pinch - resistor arbeitet, zur Verwendung als ESD-Schutzelement in einem elektrischen Schaltkreis und Einrichtung zum Schutz vor elektrostatischen Entladungen in einem elektrischen Schaltkreis

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