JP3185279U - 組子模様化粧単板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の木製組子部品を組み付けて構成した組子2に対して、各木製組子部品が形成する組子の空隙部位の形状に適合する木製ピース部品3を当該空隙部位に嵌合・接着して組子模様ブロックとし、この組子模様ブロックを組子模様が表面に現れるようにして所定の厚みに挽板加工或いは切削加工することにより作製される。
【選択図】図7
Description
複数の木製組子部品を組み付けて構成した組子に対して、各木製組子部品が形成する組子の空隙部位の形状に適合する木製ピース部品を当該空隙部位に嵌合・接着して組子模様ブロックとし、この組子模様ブロックを組子模様が表面に現れるようにして所定の厚みに挽板加工或いは切削加工することにより作製される。
前記木製ピース部品を前記空隙部位に嵌合・接着するにあたり、各木製ピース部品の表面の木目模様の向きを変化させて組子模様を構成することを特徴とする。
前記木製ピース部品を前記空隙部位に嵌合・接着するにあたり、各木製ピース部品の表面の木目模様に複数の異なる模様を用いて組子模様を構成することを特徴とする。
前記木製ピース部品を前記空隙部位に嵌合・接着するにあたり、各木製ピース部品の表面の色彩に複数の異なる色彩を用いて組子模様を構成することを特徴とする。
前記木製組子部品及び前記木製ピース部品は、いずれも、寸法安定化処理のための樹脂含浸が施された木材片から作製されており、これらの木材片の寸法安定化処理が完結した段階においては、生材状態の高含水率の木材片を絶乾状態まで乾燥したときの体積の最大変化率の値が4%以下であり、且つ、厚さ、幅及び長さの3方向の寸法の最大変化率の値がいずれも3%以下であることを特徴とする。
厚さ3mmにスライスした組子模様化粧単板を試験片とした。含水率の変化に対する寸法安定性の評価は、試験片の厚さ方向、幅方向及び長さ方向(上述の放射方向、接線方向及び繊維方向に対応)における寸法の最大変化率(収縮率)の値で評価した。更に、上述の体積の最大変化率の値でも評価した。
(1)上記実施例においては、格子模様の組子を骨格とするものであるが、これに限るものではなく、より複雑な形状の組子を骨格として組子模様化粧単板を作製するようにしてもよい。
(2)上記実施例においては、ピース部品の配列は柾目の方向を交差させて配置するものであるが、これに限るものではなく、異なる木目模様のピース部品、或いは、異なる色彩のピース部品を変化させながら配置するようにしてもよい。
(3)上記実施例においては、ピース部品の配列は柾目の方向を交差させて配置するものであるが、これに限るものではなく、寄木細工をピース部品に用いて、その表面模様の変化を現わすようにしてもよい。
(4)上記実施例においては、組子模様ブロックを木材用スライサーによる切削加工で薄くスライスするものであるが、これに限るものではなく、より厚く挽板加工するようにしてもよい。
(5)上記実施例においては、組子模様化粧単板の出発材料として使用する木材片としてスギ材を用いたが、これに限るものではなく、例えば、ヒノキ材、チーク材、マツ材など様々な樹種を使用することができる。
5…組子模様化粧単板。
Claims (5)
- 複数の木製組子部品を組み付けて構成した組子に対して、各木製組子部品が形成する組子の空隙部位の形状に適合する木製ピース部品を当該空隙部位に嵌合・接着して組子模様ブロックとし、この組子模様ブロックを組子模様が表面に現れるようにして所定の厚みに挽板加工或いは切削加工することにより作製されてなる組子模様化粧単板。
- 前記木製ピース部品を前記空隙部位に嵌合・接着するにあたり、各木製ピース部品の表面の木目模様の向きを変化させて組子模様を構成することを特徴とする請求項1に記載の組子模様化粧単板。
- 前記木製ピース部品を前記空隙部位に嵌合・接着するにあたり、各木製ピース部品の表面の木目模様に複数の異なる模様を用いて組子模様を構成することを特徴とする請求項1に記載の組子模様化粧単板。
- 前記木製ピース部品を前記空隙部位に嵌合・接着するにあたり、各木製ピース部品の表面の色彩に複数の異なる色彩を用いて組子模様を構成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の組子模様化粧単板。
- 前記木製組子部品及び前記木製ピース部品は、いずれも、寸法安定化処理のための樹脂含浸が施された木材片から作製されており、これらの木材片の寸法安定化処理が完結した段階においては、生材状態の高含水率の木材片を絶乾状態まで乾燥したときの体積の最大変化率の値が4%以下であり、且つ、厚さ、幅及び長さの3方向の寸法の最大変化率の値がいずれも3%以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の組子模様化粧単板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013003035U JP3185279U (ja) | 2013-05-30 | 2013-05-30 | 組子模様化粧単板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013003035U JP3185279U (ja) | 2013-05-30 | 2013-05-30 | 組子模様化粧単板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3185279U true JP3185279U (ja) | 2013-08-08 |
Family
ID=50429064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013003035U Expired - Lifetime JP3185279U (ja) | 2013-05-30 | 2013-05-30 | 組子模様化粧単板 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3185279U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015157414A (ja) * | 2014-02-25 | 2015-09-03 | 朝雄 島崎 | 木質化粧単板の製造方法 |
JP2015189061A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 朝雄 島崎 | 木質化粧薄板積層シート及びその製造方法 |
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2013
- 2013-05-30 JP JP2013003035U patent/JP3185279U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015157414A (ja) * | 2014-02-25 | 2015-09-03 | 朝雄 島崎 | 木質化粧単板の製造方法 |
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