JP3185149B2 - 電磁マイクロモータ - Google Patents

電磁マイクロモータ

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JP3185149B2
JP3185149B2 JP04543191A JP4543191A JP3185149B2 JP 3185149 B2 JP3185149 B2 JP 3185149B2 JP 04543191 A JP04543191 A JP 04543191A JP 4543191 A JP4543191 A JP 4543191A JP 3185149 B2 JP3185149 B2 JP 3185149B2
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フリードリヒ・ペロー
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ウーテーアー・エス・アー・ファブリック・デボーシュ
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2706Inner rotors
    • H02K1/272Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
    • H02K1/2726Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of a single magnet or two or more axially juxtaposed single magnets
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/08Structural association with bearings
    • H02K7/083Structural association with bearings radially supporting the rotary shaft at both ends of the rotor

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  • Power Engineering (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電磁型マイクロモータに
関するものである。更に詳しくいえば、本発明は、婦人
用ウオッチに用いられるムーブメントのような小さい寸
法のウオッチムーブメントを取り付けるための電磁マイ
クロモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1に示すような標準的な構造の電磁マ
イクロモータは、アナログ型またはデジタル型の電気機
械的なウオッチのムーブメントの多数のものが取り付け
られるものであって、射出プラスチック材料で形成され
たオーバーモールディングの内部に部分的に埋込まれ、
または完全に埋込まれている永久磁石によって構成され
た回転子を含む。
【0003】その回転子は全体として円筒形のかごの内
部に自由に回転するように装着される。そのかごの外周
部は固定子の内部に正確にはめこまれる。このようにし
て、回転子の動く組立体のために、オーバーモールディ
ングはそれの2つの長手方向端部に、回転子の幾何学的
軸線と同軸であって、オーバーモールディングの本体か
らの材料で得られるスピンドルすなわちピボットを含
む。
【0004】したがってプラスチックの射出によっても
形成されるそれらのスピンドルは、かごの底とカバーの
内部にそれぞれ配置されている対応するハウジング内に
受けられる。そのような種類のモータは、とくに、固定
子に対して回転子を位置させる精度と、極めて小型であ
るために現在まで全く満足できるものであった。
【0005】しかし、婦人用ウオッチのムーブメントの
ような小さいムーブメントにそのようなモータを組み込
むという問題が生じた時に、そのモータの構造は適さ
ず、またその利用が制限される。実際に、ウオッチのム
ーブメントを一層小型にするという努力が行われると、
それに用いる電池を小型にすることを余儀なくされる。
電池の容積を減少すると利用可能なエネルギーが大幅に
減少する。したがって、十分自動的に動作させることが
できるようにするためには、ムーブメントの電力消費量
を制限する必要がある。
【0006】この要求に応える1つの方法はモータの効
率を高くすることである。モータ効率の向上は摩擦損失
を減少することにより達成される。モータの摩擦損失を
減少することができる可能な機械的解決法は、摩擦結合
を減少するために回転スピンドルを細くすることであっ
た。しかし、数多くの試行を重ねた結果、ある直径より
細いスピンドルの射出成型はほとんど不可能であるらし
いことがわかった。
【0007】実際に、ほとんどの場合に、スピンドルが
回転案内要素として機能することを不可能にする構造的
欠陥および位置合わせの欠陥があることが示されてい
る。更に、ドリルの刃およびポンチが破損することが非
常にしばしばあるために、かごの底とカバーに回転子の
スピンドルすなわちピボットを受けるハウジングをきり
もみまたは型成形で形成することはあるしきい値以下で
は困難であり、したがって費用がかかっていた。それら
のことから、一層超小型にされたウオッチムーブメント
を装着するために、上記した従来のモータを使用できな
いが、それの効率の限界と寸法は達成されると仮定され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、かごの内部で枢支されるオーバーモールドされ
た回転子から構成され、容量が一層少ない電池によって
十分自動的に動作することができるように効率が高い、
従来のマイクロモータに類似する電磁マイクロモータに
よって前記障害を除去することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的は、プラスチッ
ク材料から形成されて、駆動すべき機構のための機械的
結合手段を含むオーバーモールディング内に少なくとも
部分的に埋込まれている永久磁石により構成された回転
子と、第1の端部が底により限られ、第2の端部がカバ
ーにより限られ、それの内部で前記回転子が自由に回転
するために装着され、固定子の内部に挿入させられるか
ごと、前記回転子のオーバーモールディングの上に配置
されるとともに、前記かごの底とカバーの上にそれぞれ
配置され、かごの内部で回転子を案内する第1の手段お
よび第2の手段と、を備える種類の電磁マイクロモータ
において、前記第1の手段および前記第2の手段は、プ
ラスチック材料製の前記オーバーモールディング内に同
軸状に配置されている2つのハウジングにより構成され
るとともに、かごの底とカバーとにより構成される前記
電磁マイクロモータにより達成される。
【0010】したがって、そのような構成により、かご
の底とカバーにそれぞれ設けられるスピンドルの直径を
大幅に短くでき、したがってスピンドルはもはやプラス
チックの射出成型で製作できず、たとえば金属材料の丸
削りにより機械加工できることがわかる。更に、中間の
挿入可能なかごの内部で自在にピボットするオーバーモ
ールドされた回転子の概念を保留することにより、従来
のマイクロモータの構造の超小型化の必要性と、その構
造に固有の利点(精密なことおよび小型なこと)とを調
和させることが可能となった。また、第1の案内手段の
スピンドルをかごの底と共通の材料で形成することが好
ましい。
【0011】
【実施例】まず、現在まで数多くのウオッチムーブメン
トに採用されてきた従来の電磁モータが示されている図
5を参照する。このモータは永久磁石2により構成され
た回転子1を含む。図示のモータにおいては、永久磁石
2はプラスチック材料のオーバーモールディング4の内
部に部分的に埋込まれている。ほぼ円筒形であるプラス
チック材料のそのようなオーバーモールディング4はそ
れの長手方向の2つの端部に第1の回転案内手段6と第
2の回転案内手段8を含む。
【0012】第1の回転案内手段6と、オーバーモール
ディング4のボデーCの間にピニオン9が設けられる。
そのピニオンの歯の数は6〜10に選択されるのが普通
である。
【0013】回転子1はほぼ円筒形のかご10の内部で
回転できるように組み立てられる。そのかご10の内部
空所12の中に回転子1が入れられる。内部空所12の
第1の端部E1が、かご10の材料と一体の底14によ
り部分的にふさがれ、第2の端部E2が挿入カバー16
によりふさがれる。
【0014】カバー16は端部E2の近くでかご10に
形成されているくぼみ17の中に挿入される。また、か
ご10の外周部18は正しく調整されており、第2の端
部E2の近くに形成した肩部20で終端している。この
ようにして、固定子Sに係合させ、かつ固定子Sの内部
に精密に位置させるために、かごはとくに適合させられ
る。こうすることによって、固定子Sに対する回転子1
の再現可能な調整を非常に正確かつ迅速に行うことがで
きる。
【0015】更に、底14とカバー16は貫通穴すなわ
ちハウジング24,26をそれぞれ含む。それら2つの
ハウジング24と26の中に、オーバーモールディング
4と一体のスピンドルすなわちピボット28と30
れぞれ係合させられる。したがって、ハウジング24,
26とスピンドル28,30は、かご10の内部で回転
子の第1の回転案内手段6と第2の回転案内手段8をそ
れぞれ形成する。
【0016】したがって、スピンドル28,30と、ピ
ニオン9と、オーバーモールディングのボデーCとは同
じ材料で一体の部材を形成する。そのような一体の部材
は標準的な射出成型技術で形成される。
【0017】先に説明したように、この種のモータの超
小型化は、ほとんどの場合にあるしきい値以下で、回転
子1の回転を案内する機能を果たすことができないスピ
ンドル28と30の射出成型の限界に直面している。ス
ピンドル28と30の達成可能な最小直径Daは0.1
6mm台である。また、ドリルの刃またはポンチのような
工具の不十分な抵抗のために、ハウジング24と26の
形成においても限界に直面する。ハウジング24と26
の達成可能な最小直径D1は0.14mm台である。
【0018】次に、本発明の電磁マイクロモータが示さ
れている図1と図2を参照する。このマイクロモータは
図5に示されている従来のマイクロモータに非常に類似
し、従来のマイクロモータの技術的および経済的な全て
の特徴を有することに気がつくであろう。
【0019】実際に、図1のマイクロモータは円筒形の
永久磁石52が設けられている回転子50を含む。図1
に示す例においては、永久磁石52はプラスチック製の
オーバーモールディング54の内部に部分的に埋込まれ
る。オーバーモールディング54はボデーCで構成され
る。ボデーCの一端はピニオン59により延長させられ
る。
【0020】オーバーモールディング54のボデーC
は、永久磁石52を部分的に自由にするいくつかのノッ
チ53(図2参照)を含む。それらのノッチ53は、オ
ーバーモールディング54の射出成型中に永久磁石52
の支持を可能にする支持要素の「痕跡」を表す。
【0021】ピニオン59に歯82(一般に6乃至10
枚)が設けられる。それらの歯はオーバーモールディン
グ54のボデーCの対応する側面100まで延長する。
それらの歯82は側面100の延長部を形成する。その
側面はボデーCと一体である。ほぼ円筒形である回転子
は長手方向の幾何学的軸線A1を示し、側面100はボ
デーCのベースの1つを形成する。
【0022】同様にして、回転子50はかご60の内部
で自由に回転するように装着される。かご60の内部空
所62は同じ材料製の底64と、カバー66との間に存
在する。カバー66はかご60のくぼみ67の中に挿入
させられる。
【0023】かご60は外周部68も同様にして含む。
その外周部68は、固定子Sの中にはめこまれるように
するために固定子Sに適合させられる。その外周部68
はくぼみ67の側方が、固定子Sに接触させられる肩部
70により限られる。更に、ピニオン59に接近して、
駆動すべき機構(図示せず)にかみ合うことができるよ
うにするために、底64は空所62を完全にふさぐこと
はないことにも注目されたい。
【0024】このマイクロモータは、かご60の内部の
回転子50のための第1の回転案内手段56と第2の回
転案内手段58を含む。この構造によりこのマイクロモ
ータを一層小型にでき、したがってこのマイクロモータ
を用いるムーブメントも一層小型にできる。それらの回
転案内手段により、かご90の内部に長手方向に配置さ
れて、回転子50の軸線A1と一緒にされた幾何学的軸
線A2を中心として、回転子50は回転できるようにさ
れる。
【0025】それらの回転案内手段は、オーバーモール
ディング54内に同軸状に配置された2つの円筒形盲ハ
ウジング74,76と、かご60の底64とカバー66
にそれぞれ固定されている2本のスピンドルすなわちピ
ボット78,80とにより構成される。
【0026】かごの底64からそれの空所62の向きへ
突き出たスピンドル78が、オーバーモールディング5
4のハウジング74の中に受けられ、そのハウジング7
4とともに回転子50の第1の回転案内手段を構成し、
カバー66から空所62へ向かって突き出たスピンドル
80が、オーバーモールディング54のハウジング76
の中に受けられ、そのハウジング76とともに回転子5
0の第2の回転案内手段を構成する。
【0027】ハウジング74は、ピニオン59のボデー
の中心に設けられている円筒穴により構成される。いい
かえると、ハウジング74は歯59と同じレベルにおけ
る歯59と並んで配置される。したがって、そのピニオ
ン59の歯82は、ハウジング74を囲む壁84の剛性
を補強する補強部材を構成する。したがって、ピニオン
59の構造がハウジング74の壁84と機械的に共働し
、ある機構の歯車と普通に噛み合うこと以外の新たな
機能を非常に有利な態様で提供することがわかる。
がって壁84を薄くできるから、ピニオン59の脚の直
dpをくする必要はなく、したがってピニオン59
の歯の最小数を確保できる。
【0028】一方、好適な実施例においては、スピンド
ル78はかご60の底60の材料と同じ材料で、空所6
2から丸削り出しによって製作される。この実施例は挿
入されるスピンドルを取り付ける作業がないので非常に
経済的である。スピンドルを挿入して取り付けること
は、送りと取付の問題のために一般に費用を多く要す
る。
【0029】また、底64においてはそのような構成に
より他の利点も得られる。図2からわかるように、かご
60を固定子Sの中まで軸線方向に移動させることによ
りピニオン59の歯82を対応する歯にかみ合わせるた
めに、かご60の底64には矢印86で示すようなノッ
(すなわち切欠き部)が設けられる。脚の非常に短い
直径dpとヘッドの非常に短い直径dtを有するピニオ
ン59は、限られた数の歯と、許容できるせん断抵抗を
確保するために十分でなければならないそれらの歯の強
度とのために、比較的大きいノッチ(すなわち切欠き
部)を設け、回転子50のほとんど回転軸A2まで底6
4の材料をなくす必要がある。
【0030】図1と図2からわかるように、スピンドル
78の外周部と、底64の機械加工された面88との間
に残っている材料は非常に薄い。図1にHで示されてい
る材料のその領域は非常に薄い。底64におい組み立て
られた段つきスピンドルで行われた試行の間に、機械的
抵抗が非常に小さい材料の領域Hに、スピンドルを底へ
押し込んでいる間にひびが入ったことが観察された。そ
のために、底の材料と同じ材料で軸78を形成すること
が極めて有利なようである。
【0031】また、この場合には、図5に示す従来のモ
ータにおけるように、不可欠なそのような材料領域は、
面88と回転軸Aの間の距離が、対応する歯車に係合し
て正しくかみ合うことができるようにするために、脚の
直径dpの半分に少なくとも等しいような厚さをスピン
ドル(組み立てられて、駆動すなわちはめこまれ、かつ
ピボットされた)と同じレベルで示さなければならな
い。また、このように構成したことにより、材料領域H
を部分的に、または図4に示すように全くなくすことが
できる。
【0032】こうすることにより、機械加工された面8
8の位置を後退させ、より大きい製作誤差以内で新しい
面88aを形成できる。また、このような構成のため
に、ピニオン59の脚の直径dpとヘッドの直径dtを
図5に示されている従来のマイクロモータのそれよりも
短くすることが可能であり、そうすることにより歯82
の同じ強度に対して歯82の数を減少できる。
【0033】たとえば、この構造によって達成できたス
ピンドル78と80の直径da(図3)は0.11mmで
ある。ハウジング74と76の達成された直径d1は
0.13mmのオーダーである。
【0034】本発明のマイクロモータの寸法を一層良く
定めるために、ピニオン59の脚の直径dpとヘッドの
直径dtはそれぞれ約0.24mm 、約0.5mmである
ことを更に示す。永久磁石の直径DAは約1.2mmであ
る。
【0035】第1の実施例を更に説明すると、第2の回
転案内手段58のスピンドル80がかご60のカバー6
6の材料と同じ材料で製作されることに気づくであろ
う。これと同時に、図3に示すように、第2の実施例に
おいては、カバー66に設けられている対応するハウジ
ング60の中に組み立てられて押しこめられたスタッド
90にスピンドル80が設けられる。この構造によりか
ご60の材料、実際にはカバー66の材料、とは異なる
材料からスピンドル80を製作できるから、この構造は
とくに有利である。実際に、かご、および終局的にはカ
バー66は、透磁率の面で黄銅で製作され、スピンドル
80と、これと一体のスタッド90とは鋼鉄で製作でき
る。
【0036】このことから、スピンドル80は、スピン
ドル78の直径と同じ直径に対して、スピンドル78に
加えられる横方向の衝撃よりはるかに大きい横方向の衝
撃に耐えられるせん断抵抗を示す。実際に、永久磁石5
2はカバー66、したがってスピンドル80へ向かって
十分に移動させられ、そのために、横方向衝撃中にスピ
ンドル78に加えられる力よりもはるかに大きい力が加
えられることに注目されたい。
【0037】また、材料のそのような違いのために、2
本のスピンドル78と80の直径が異ならせることもで
きる。このように、スピンドルをそれぞれかごと底に一
体とし、永久磁石の周囲に射出成型されている間のオー
バーモールディングにハウジングが形成されるこの電磁
モータは、モータの効率を高くできるためにウオッチの
ムーブメントを超小型化するという問題を完全に解決す
るものである。また、本発明により、マイクロモータ自
体を超小型にでき、それによる効率向上によってパワー
損失(永久磁石の体積減少)が補償される。
【0038】更に、オーバーモールディング内に配置さ
れるそのようなピニオンの構造のために、そのオーバー
モールディング内に形成されたハウジングの1つの機械
的な抵抗を強くすることもわかるであろう。更に、2本
のスピンドルのうち大きなストレスが加えられる方が同
じ直径のスピンドルの場合よりも大きい機械的特性を示
す範囲まで、異なる材料でスピンドルを形成できる。
【0039】また、金属性のスピンドル78と80のせ
ん断抵抗値は、図5に示す従来のマイクロモータのプラ
スチック製スピンドル28,30のそれより高く、この
ことはスピンドル78と80の直径を大きく減少しても
そうである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電磁マイクロモータの第1の実施例を
示す図2のII−II線に沿う縦断面図である。
【図2】図1のマイクロモータの一部省略平面図であ
る。
【図3】本発明のマイクロモータの第2の実施例を示す
縦断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例に従ってマイクロモータ
を取り付けるかごの底の機械加工された領域の拡大図で
ある。
【図5】従来の電磁マイクロモータの縦断面図である。
【符号の説明】
50 回転子 52 永久磁石 54 オーバーモールディング 56,58 回転案内手段 59 ピニオン 60 かご 62 空所 64 底 66 カバー 74,76 ハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04C 3/14 H02K 1/27

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック材料から形成されて、駆動
    すべき機構のための機械的結合手段を含むオーバーモー
    ルディング内に少なくとも部分的に嵌込まれている永久
    磁石により構成された回転子を備え内周壁とそれに一体の底により定まる内部空所を作るか
    ごを備え、前記内部空所は挿入されたカバーによって閉
    じられていてその中に前記回転子が回転自在に装着さ
    れ、前記底には、前記内部空所を外部へ開放する切欠き
    部が設けられて前記回転子のオーバーモールディングの
    前記機械的結合手段が前記駆動すべき機構とかみ合える
    ようになし前記かご内で前記回転子を案内する第1および第2の回
    転案内手段を備えており前記第1の回転案内手段は、前記かごの前記底から内方
    へと突出した第1のスピンドルと、前記回転子のオーバ
    ーモールディングの前記機械的結合手段に、前記第1の
    スピンドルを受けるよう設けられた第1の案内穴とによ
    って構成され前記第2の回転案内手段は、前記かごのカバーから、前
    記第1のスピンドルと同軸に内方へと突出した第2のス
    ピンドルと、前記回転子のオーバーモールディングに、
    前記第2のスピンドルを受けるよう設けられた第2の案
    内穴とによって構成され前記かごの前記底は金属製であり、この金属製の前記底
    から一体的に前記第1のスピンドルが形成されており、
    前記底の前記切欠き部は、前記第1のスピンドルの近く
    に位置する面を形成していることを特徴とする 、電磁マ
    イクロモータ。
JP04543191A 1990-02-19 1991-02-19 電磁マイクロモータ Expired - Lifetime JP3185149B2 (ja)

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EP (1) EP0443403B1 (ja)
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DE (1) DE69105542T2 (ja)
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