JP3184740B2 - 液晶装置 - Google Patents

液晶装置

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JP3184740B2
JP3184740B2 JP11849795A JP11849795A JP3184740B2 JP 3184740 B2 JP3184740 B2 JP 3184740B2 JP 11849795 A JP11849795 A JP 11849795A JP 11849795 A JP11849795 A JP 11849795A JP 3184740 B2 JP3184740 B2 JP 3184740B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、強誘電状態または強誘
電状態及び反強誘電状態の両方を発現するカイラルスメ
クチック液晶を用いた液晶パネル、並びにマトリクス駆
動装置を備えた液晶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4900132号公報や同第
4997264号公報などに記載されたシェブロン構造
のカイラルスメクチック液晶素子では、チルト角を大き
な値に設定することができなかったため、表示装置に適
用した時に、十分な表示輝度を発生させるには、高輝度
光源を必要としていた。米国特許第5377033号公
報などには、チルト角を大きな値に設定し得るブックシ
ェルフ構造のカイラルスメクチック液晶を開示してい
る。このブックシェルフ構造のカイラルスメクチック液
晶は、降温下で等方相からコレステリック相が発現され
ず、等方相から直ちにスメクチックA相を生じるため、
シェブロン構造を形成させる際に用いていた配向制御方
法によっては、均一配向を得ることができない問題点が
あった。ヨーロッパ公開明細書第637622号公報な
どには、カイラルスメクチック液晶パネルを構成する一
対の基板のうちの一方の基板のみにラビング処理や斜方
蒸着処理などの一軸性配向処理を施し、他方の基板には
一軸性配向特性を持たせないランダム配向処理を施した
一対の基板を用いることによって、均一配向処理状態の
ブックシェルフ構造を実現したカイラルスメクチック液
晶パネルを得たことが明らかなにされている。
【0003】また、伊藤恵造著の「テレビジョン学会
誌」Vol.44、No.5、pp.536〜543
(1990)の「反強誘電性安定化(AFS)強誘電性
液晶(FLC)における3安定状態間スイッチング」
は、反強誘電状態を発現し、降温下で等方相から直ちに
スメクチックA相を生じる温度範囲を有するカイラルス
メクチック液晶に対して、一対の基板のみにポリイミド
ラビングを付与する配向制御方法を適用した時、均一配
向が実現された、と記載している。また、この文献は、
電圧無印加時にシェブロン構造が発現し、電圧印加時に
ブックシェルフ構造が発現されることを明らかにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】この様な高輝度表
示を可能にするカイラルスメクチック液晶を用いた液晶
パネルは、一対の基板に付与した配向制御構造が非対称
となっていること及び自発分極が10nC/cm2 以上
のカイラルスメクチック液晶であること等から、マトリ
クス駆動による表示動作中で、複数の安定配向状態を生
じるべきカイラルスメクチック液晶が、経時的に、単一
の配向状態のみが安定配向状態となる様に配向状態を変
化させてしまう現象、所謂「焼付き」現象を生じてしま
うことが判明した。本発明の目的は、上述の「焼付き」
現象を緩和または抑制し得る液晶装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の基板、
該一対の基板のうちの一方の基板に設けた走査電極と他
方の基板に設けた信号電極とを交差させて画素を構成し
たマトリクス電極及び該一対の基板間に配置したカイラ
ルスメクチック液晶を有する液晶パネルであって、該一
対の基板に互いに相違させた配向処理を施した液晶パネ
ル、並びに走査電極に、順次、走査選択信号を印加させ
て、少なくとも1つの走査電極を選択し、該走査選択信
号と同期させて、信号電極に、電圧ゼロを基準にして、少
なくとも3種の異なる波高値の第1の電圧で構成した
1の情報信号及び該第1の電圧と逆位相の電圧である第
2の電圧で構成した第2の情報信号からなる情報信号を
選択的に印加する駆動手段を有する液晶装置に特徴があ
る。
【0006】本発明において、走査選択時の走査電極上
の画素が受信した情報信号によって交流電圧が生じ、該
交流電圧の時間平均値が走査非選択時の走査電極への印
加電圧を基準にして零である。
【0007】本発明において、前記走査選択信号と同期
して印加させた情報信号が第1の位相、第2の位相及び
第3の位相毎に互いに相違した波高値の電圧を有し、第
2の位相における電圧ゼロを基準にした波高値が第1の
位相における電圧ゼロを基準にした波高値と第3の位相
における電圧ゼロを基準にした波高値との平均値に等し
波高値である。
【0008】本発明において、前記走査選択信号と同期
して印加させた情報信号が第1の位相、第2の位相及び
第3の位相毎に互いに相違した波高値の電圧を有し、第
2の位相における電圧ゼロを基準にした波高値が第1の
位相における電圧ゼロを基準にした波高値と第3の位相
における電圧ゼロを基準にした波高値との平均値と同一
波高値であって、該第2の位相における電圧ゼロを基
準にした波高値と走査選択信号電圧の波高値との合成電
圧がカイラルスメクチック液晶の閾値電圧を越えた電圧
を発生する。
【0009】
【0010】
【0011】本発明において、前記走査選択信号と同期
して印加させた情報信号の時間平均値が前記交流電圧の
時間平均値と走査非選択時の走査電極への印加電圧との
差分(電圧零または直流成分電圧)を基準にして零であ
って、該情報信号が第1の位相、第2の位相及び第3の
位相毎に互いに相違した波高値の電圧を有し、第2の位
相電圧が第1の位相電圧と第3の位相電圧との平均値と
同一の電圧値であって、該第2の位相電圧と走査選択信
号電圧との合成電圧がカイラルスメクチック液晶の閾値
電圧を越えた電圧を発生し、第2の位相期間をΔTとし
た時、第1及び第3の位相期間の和がΔTである。
【0012】本発明において、前記走査選択信号と同期
して印加させた情報信号の時間平均値が前記交流電圧の
時間平均値と走査非選択時の走査電極への印加電圧との
差分(電圧零または直流成分電圧)を基準にして零であ
って、該情報信号が第1の位相、第2の位相及び第3の
位相毎に互いに相違した波高値の電圧を有し、第2の位
相電圧が第1の位相電圧と第3の位相電圧との平均値と
同一の電圧値であって、該第2の位相電圧と走査選択信
号電圧との合成電圧がカイラルスメクチック液晶の閾値
電圧を越えた電圧を発生し、第2の位相期間をΔTとし
た時、第1及び第3の位相期間がそれぞれ1/2・ΔT
である。
【0013】本発明において、前記一対の基板のうち一
方の基板のみに一軸性配向処理を施し、他方の基板に非
一軸配向処理(例えば、ランダム配向処理)を施した液
晶装置である。
【0014】本発明において、前記一対の基板が一軸性
配向特性を有し、互いに相違した膜で形成した配向制御
膜を有し、例えば前記膜の一方が有機膜であって、他方
が無機膜で形成されている液晶装置である。
【0015】本発明において、前記カイラルスメクチッ
ク液晶が強誘電状態または強誘電状態及び反強誘電状態
の両方を発現する液体である。本発明において、前記カ
イラルスメクチック液晶を構成する液晶成分のうち、少
なくとも1種の液晶成分がフッ素化炭素(例えば、フッ
素化炭素の炭素原子数が2〜15)末端基を有し、該フ
ッ素化炭素中のうちの少なくとも1つの炭素が完全にフ
ッ素化しているカイラルスメクチック液晶が用いられ
る。
【0016】以下本発明を図面に従って説明する。
【0017】
【実施例】本発明で用い得る強誘電状態を発現するカイ
ラルスメクチック液晶としては、少なくとも1種の液晶
成分がフッ素化炭素(例えば、フッ素化炭素の炭素原子
数が2〜15)末端基を有し、該フッ素化炭素中のうち
少なくとも1つの炭素が完全にフッ素化しているカイラ
ルスメクチック液晶が用いられる。かかる液晶の具体例
として、例えば、米国特許第5377033号公報に記
載された下記組成物1〜4を挙げることができる。
【0018】組成物1 76.5% 5−オクチル−2−(4−(1,1−ジヒ
ドロペルフルオロ−2−(2−ブトキシエトキシ)エト
キシ)フェニル)−ピリミジン 4.5% 5−オクチル−2−(4−(1,1−ジヒド
ロペルフルオロオクチルオキシ)フェニル)ピリミジン 4.5% 5−ノニル−2−(4−(1,1−ジヒドロ
ペルフルオロオクチルオキシ)フェニル)ピリミジン 4.5% 5−デシル−2−(4−(1,1−ジヒドロ
ペルフルオロオクチルオキシ)フェニル)ピリミジン 10.0% (S)−4−(2−クロロ−4−メチルペ
ンタノニルオキシ)フェニル−4−(1,1−ジヒドロ
ペルフルオロブトキシ)ベンゾエート。冷却による等方
性状態(I)から結晶性状態(K)への転位温度はI−
SmAが73℃、SmA−SmC* が30℃そしてSm
* −Kが−10℃以下であった。
【0019】以下、SmAは、スメクチックA相を表
し、SmC* はカイラルスメクチックC相を表す。
【0020】組成物2 12.44% 5−ヘキシル−2−(4−(1,1−ジ
ヒドロペルフルオロ−2−(2−ブトキシエトキシ)エ
トキシ)フェニル)−ピリミジン 20.74% 5−オクチル−2−(4−(1,1−ジ
ヒドロペルフルオロヘキシルオキシ)フェニル)ピリミ
ジン 20.74% 5−ノニル−2−(4−(1,1−ジヒ
ドロペルフルオロヘキシルオキシ)フェニル)ピリミジ
ン 20.74% 5−デシル−2−(4−(1,1−ジヒ
ドロペルフルオロヘキシル)フェニル)ピリミジン 8.30% 5−デシル−2−(4−(1,1−ジヒド
ロペルフルオロブトキシ)フェニル)ピリミジン 7.21% (S)−4−(2−クロロ−4−メチルペ
ンタノイルオキシ)フェニル−4−(1,1−ジヒドロ
ペルフルオロプトキシ)ベンゾエート 3.25% 2,3−ジシアノ−4−オクチルオキシフ
ェニル−4−(1,1−ジヒドロペルフルオロヘキシル
オキシ)ベンゾエート 6.58% 2,3−ジフルオロ−4−オクチルオキシ
フェニル−4−(1,1−ジヒドロペルフルオロヘキシ
ルオキシ)ベンゾエート 冷却による等方性状態(I)から結晶性状態(K)への
転位温度はI−SmAが78℃、SmA−SmC* が5
9℃そしてSmC* −Kが12℃であった。
【0021】組成物313.08% 5−ヘキシル−2
−(4−(1,1−ジヒドロペルフルオロ−2−(2−
ブトキシエトキシ)エトキシ)フェニル)ピリミジン 23.00% 5−オクチル−2−(4−(1,1−ジ
ヒドロペルフルオロヘキシルオキシ)フェニル)ピリミ
ジン 23.00% 5−ノニル−2−(4−(1,1−ジヒ
ドロペルフルオロヘキシルオキシ)フェニル)ピリミジ
ン 23.00% 5−デシル−2−(4−(1,1−ジヒ
ドロペルフルオロヘキシルオキシ)フェニル)ピリミジ
ン 9.20% 5−デシル−2−(4−(1,1−ジヒド
ロペルフルオロブトキシ)フェニル)ピリミジン 8.00% (S)−4−(2−クロロ−4−メチルペ
ンタノイルオキシ)フェニル−4−(1,1−ジヒドロ
ペルフルオロプトキシ)ベンゾエート 冷却による等方性状態(I)から結晶性状態(K)への
転位温度はI−SmAが81℃、SmA−SmC* が5
4℃そしてSmC* −Kが10℃であった。
【0022】組成物4 90% 5−オクチル−2−(4−(1,1−ジヒドロ
ペルフルオロ−2−(2−ブトキシエトキシ)エトキ
シ)フェニル)ピリミジン10 % 5−オクチル−2−(4−(S)−(2−クロ
ロ−4−メチルペンタノイルオキシ)フェニル)ピリミ
ジン 冷却による等方性状態(I)から結晶性状態(K)への
転位温度はI−SmAが76℃、SmA−SmC* が3
0℃そしてSmC* −Kが<−10℃であった。
【0023】本発明で用い得る強誘電状態及び反強誘電
状態の両方を発現するカイラルスメクチック液晶として
は、下記化合物を挙げることができる。
【0024】
【外1】
【0025】
【外2】
【0026】上記表中、Cryは、結晶相、SmXは、
不明相、であり、SmCA *、SmCr* 及びSmC*
は、カイラルスメクチックC相の状態であって、カイラ
ルスメクチックC相で固有に発現する螺旋配列構造が抑
制されて、非螺旋配列状態を生じた時、SmCA *は、電
圧印加状態下での強誘電状態と電圧無印加状態下での反
強誘電状態とを生じる相であり、SmC* は、電圧無印
加状態下で強誘電状態を生じる相であることを表してい
る。また、SmCr*は、不明な相であることを表して
いる。
【0027】本発明で用いる反強誘電性を発現された液
晶素子の具体例として、米国特許第5046823号公
報、特開平6−95624号公報、同6−202078
号公報や同6−202082号公報などに記載されたも
のを挙げることができる。
【0028】図1は、本発明で用いた液晶パネルの断面
図である。11a及び11bは、クロスニコルの一対の
偏光子である。12a及び12bは、ガラス基板等の透
明基板であり、一対の基板間間隔は、カイラルスメクチ
ック液晶が固有する螺旋構造の形成を抑制するのに十分
な薄さ(例えば、1μm〜5μm)に設定される。
【0029】13a及び13bは、一対の透明電極であ
り、一方を走査選択信号と走査非選択信号とからなる走
査信号がシリアルに印加される走査電極(走査線)に、
他方を情報に応じた情報信号がパラレルに印加される信
号電極(情報線)に、設定する。この走査電極と信号電
極とは、互いに交差させてマトリクス電極とする。
【0030】14a及び14bは、互いに非対称配向構
造を形成する配向制御膜であり、第1の具体例において
は、配向制御膜14aのみにラビング処理や斜方蒸着処
理等の一軸性配向処理が施され、配向制御膜14bに一
軸性配向処理を施さない状態の配向処理が施される。配
向制御膜14aには、例えば、ヨーロッパ公開明細書第
450549号公報に記載されたラビング処理された脂
肪族ポリイミド膜または米国特許第4639089号公
報に記載されたラビング処理されたポリイミド膜、ポリ
アミド膜、ポリアミド・イミド膜やポリビニルアルコー
ル膜等が用いられ、配向制御膜14bには、例えば米国
特許第4662721号公報に記載されたSiO2 スパ
ッタ膜と下記有機シラン化合物の焼成膜との積層膜また
は米国特許第4763995号公報記載の非一軸配向処
理された無機絶縁膜(例えば、シリコン ナイトライ
ド、シリコン カーバイド、ボロン ナイトライド、セ
シウム オキサイド、シリコン オキサイド、マグネシ
ウム フルオライド)を用いることができる。また、本
発明においては、配向制御膜14a及び14bの両方を
同一の膜(例えば、同一のポリイミド膜、同一のポリア
ミド膜)によって形成する事もできる。
【0031】有機シラン化合物の具体例
【0032】
【外3】
【0033】非対称配向構造の第2の具体例において
は、配向制御膜14a及び14bを構成する膜が互いに
異なっている。この互いに相違した配向制御膜14a及
び14bには、両方ともラビング処理や斜方蒸着処理等
の一軸性配向処理が施される。配向制御膜14aは、ラ
ビング処理した有機膜(例えば、ポリイミド膜やポリア
ミド膜)が用いられ、配向制御膜1bは、ラビング処理
した無機膜(例えば、上述の有機シラン化合物の焼成
膜)が用いられる。
【0034】15は、前述したカイラルスメクチック液
晶である。このカイラルスメクチック液晶は、固有する
螺旋構造が一対の基板12a及び12bの界面効果によ
って抑制され、この結果非螺旋構造を形成している。こ
の非螺旋構造のカイラルスメクチック液晶が反強誘電状
態を発現せずに、強誘電状態を発現する液晶の場合に
は、好ましくは2つの安定配向状態を発現し、またはカ
イラルスメクチック液晶が強誘電性状態と反強誘電性状
態との両方の状態を発現する場合には、好ましくは3つ
の安定配向状態を発現する。また、上述の2つの安定配
向状態を生じる液晶パネルでは、一対の偏光子11a及
び11bのクロスニコルによる消光位を何れか一方の安
定配向状態の分子軸方向に一致させる。上述の3つの安
定配向状態を生じる液晶パネルでは、一対の偏光子11
a及び11bのクロスニコルによる消光位を反強誘電性
状態における平均分子軸方向に一致させ、反強誘電性状
態で暗状態とし、強誘電性状態で明状態とする。
【0035】図2は、マトリクス電極構造の平面図であ
る。マトリクス電極構造は、走査電極13a(走査線S
1 、S2 、S3 、S4 、S5 …)及び信号電極13b
(情報線I1 、I2 、I3 、I4 、I5 …)によって構
成されている。
【0036】図3は、強誘電性液晶表示装置101及び
表示情報の供給源であるパーソナルコンピュータなどの
本体装置側に設けられたグラフィックスコントローラ1
02のブロック構成図である。また図4は、画像情報の
通信タイミングチャートである。液晶パネル103は、
走査電極1120本、情報電極1280本をマトリクス
状に配し、配向処理を施した2枚のガラス板の中に、強
誘電性液晶を封入したもので、走査線は走査線駆動回路
104、情報線は情報線駆動回路105にそれぞれ接続
されている。
【0037】以下、図面に従って動作を説明する。グラ
フィックスコントローラ102は走査電極を指定する走
査線アドレス情報とそのアドレス情報により指定される
走査線上の画像情報(PD0〜PD3)を液晶表示装置
101の表示駆動回路(走査線駆動回路104と情報線
駆動回路105とによって構成)104/105に転送
する。本実施例では、走査線アドレス情報と表示情報と
を有する画像情報を同一伝送路にて転送するため、前記
2種類の情報を区別しなければならない。この識別のた
めの信号がAH/DLであり、このAH/DL信号がH
iレベルのときは、走査線アドレスの情報であることを
示し、Loレベルのときは、表示情報であることを示し
ている。
【0038】走査線アドレス情報は、液晶表示装置10
1内の駆動制御回路側111で、画像情報PD0〜PD
3として転送されてくる画像情報から抽出されたのち、
指定された走査電極が走査信号発生回路107によって
駆動される一方、表示情報は情報線駆動回路105内の
シフトレジスタ108へ導かれ、転送クロックにて4画
素単位でシフトされる。シフトレジスタ108にて水平
方向の一走査線分のシフトが完了すると、1280画素
分の表示情報は併設されたラインメモリ109に転送さ
れ、一水平走査期間の間に亘って記憶され、情報信号発
生回路110から各情報電極に表示情報信号として出力
される。
【0039】また、本実施例では液晶表示装置101に
おける液晶パネル103の駆動とグラフィックスコント
ローラ102における走査線アドレス情報及び表示情報
の発生とが非同期で行われているため、画像情報転送時
に装置間(101/102)の同期をとる必要がある。
この同期を司る信号がSYNCであり、一水平走査期間
ごとに液晶表示装置101内の駆動制御回路111で発
生する。グラフィックスコントローラ102側は常にS
YNC信号を監視しており、SYNC信号がLoレベル
であれば画像情報の転送を行い、逆にHiレベルのとき
には一水平走査線分の画像情報の転送終了後は転送を行
わない。すなわち、図2において、グラフィックスコン
トローラ102側はSYNC信号がLoレベルになった
ことを検知すると、直ちにAH/DL信号をHiレベル
にし一水平走査線分の画像情報の転送を開始する。液晶
表示装置101内の駆動制御回路111は、SYNC信
号を画像情報転送期間中にHiレベルにする。所定の一
水平走査時間を経て液晶パネル103への書き込みが終
了したのち駆動制御回路(FLCDコントローラ)11
1は、SYNC信号を再びLoレベルに戻し、次の走査
線の画像情報を受け取ることができる。
【0040】図5は、走査線駆動回路104及び情報線
駆動回路105から出力される走査選択信号(Ss)、
走査非選択信号(Sn)、情報信号1(Is)及び2
(In)の電圧波形を表している。走査選択信号の電圧
は、走査非選択信号の電圧を基準にして、2V0 及び−
2V0 の両極性電圧を持っている。走査選択信号の前半
の3/2・ΔTの期間(電圧2V0 の期間)は、消去期
間に使用され、後半のΔTの期間(−2V0 の期間)
は、書き込み期間として使用される。そして、消去期間
と書き込み期間との間の1/2・ΔTの期間(電圧2V
0 の期間)と最後の1/2・ΔTの期間(0の期間)と
は、情報信号1及び2の電圧平均値を零に設定させるた
めに、走査側に設定した期間である。情報信号1の前半
の1/2・ΔT期間(第1位相)は、電圧−3/2・V
0 で、後半の1/2・ΔT期間(第3位相)は、電圧−
1/2・V0 であり、ΔT期間(第2位相)が電圧V0
であるので、電圧平均値は、零である。情報信号2は、
情報信号1に対して逆位相の関係にある。
【0041】図6の(Is−Ss)と(In−Sn)
は、それぞれ図5の走査選択信号と情報信号1及び2と
の合成波形であり、(Is−Ss)と(In−Sn)
は、それぞれ図5の走査非選択信号と情報信号1及び2
との合成波形である。
【0042】走査選択信号は、走査電極13aに対し
て、走査電極一本毎に順次出力されてもよく(ノン−イ
ンターレース走査)、また一方以上の飛び越し走査出力
されてもよい(インターレース走査)。特に、繰り返し
走査動作の時は、飛び越し走査出力による動作が利用さ
れる。また、表示画面に対してキーボード入力からの情
報による書き換えが発生した時、表示画面のうち、書き
換えられる領域の走査線のみをノン−インターレース走
査させ、書き換えられない領域の走査線をインターレー
ス走査させるのがよい。
【0043】合成波形(Is−Ss)及び(In−S
s)における期間3/2・ΔTで印加される電圧は、カ
イラルスメクチック液晶の一方の閾値電圧を越えたもの
であり、走査線上の画素は、一方の配向状態(例えば、
暗状態に対応する)を生じ、前走査時の書き込み状態が
この期間で消去される。また、本発明においては、かか
る消去期間は、例えば2ΔT、2.5ΔTまたは3ΔT
もしくはそれ以上であってもよい。消去期間に続く期間
1/2ΔTは、補助信号印加期間に対応し、−7/2・
0 と−1/2・V0 が印加される。この補助信号印加
期間は、最後の期間1/2ΔTに設けた補助信号印加期
間と合わせて、非選択時の走査線上の画素に印加される
電圧波形が交流電圧波形となる様に、設けられている。
2つの補助信号印加期間の間に設定した期間ΔTは、書
き込み期間に対応していて、選択的に印加された電圧3
0 は、カイラルスメクチック液晶の他方の閾値電圧を
越えた電圧であり、他方の配向状態を生じ(例えば、明
状態に対応する)、また選択的に他の画素に印加された
電圧V0 は、カイラルスメクチック液晶の閾値電圧を越
えておらず、消去期間での配向状態はそのまま保持され
る。
【0044】図7は他の具体例であって、図5の情報信
号2の電圧波形を変更した他は、図5の駆動波形と同一
である。図8は、図7の駆動波形を用いた時の合成波形
である。
【0045】図9は、もうひとつの具体例であって、図
5の走査選択信号の消去期間を3ΔTに変更した他は、
図5の駆動波形と同一である。図10は、図9の駆動波
形を用いた時の合成波形である。
【0046】図11及び図12は、図9の走査選択信号
を走査電極に出力させた時の時系列波形図である。図1
2の具体例では、走査線数が1000以上であっても、
高周波のフレーム周波数(例えば、15Hz以上)で駆
動することができる。また、図12の具体例では、情報
信号の電圧零の期間が省略される。また、図11及び図
12の時系列波形において、走査非選択時の走査線上の
画素には、時間平均で電圧零となる交流電圧が印加され
る。
【0047】また、カイラルスメクチック液晶の強誘電
状態と反強誘電状態との両方を利用する時には、図5、
図7及び図9に示す走査選択信号の消去期間と前半の補
助信号印加期間との電圧をそれぞれ電圧零に設定し、走
査非選択信号に対してDC(直流)成分を付与する事に
よって駆動することができる。この際、このDC成分の
極性と走査選択信号の書き込み期間の電圧の極性を1フ
レーム毎に反転させるのがよい。かかる具体例を図13
に図示する。図13に図示した時系列波形は、図9の駆
動波形を用いたものである。
【0048】図11、図12及び図13において、走査
選択期間に同期して印加させた情報信号の時間平均値が
走査非選択時の走査線上の画素への印加交流電圧の時間
平均値と走査非選択時の走査電極への印加電圧との差分
を基準にして零であって、該情報信号が第1の位相、第
2の位相及び第3の位相毎に互いに相違した波高値の電
圧を有し、第2の位相電圧が第1の位相電圧と第3の位
相電圧との平均値と同一の電圧値であって、該第2の位
相電圧と走査選択信号電圧との合成電圧がカイラルスメ
クチック液晶の閾値電圧を越えた電圧を発生し、第2の
位相期間をΔTとした時、第1及び第3の位相期間の和
がΔTである。また、図11及び図12において、前記
差分は、零である。
【0049】また、本発明において、図11〜図13の
時系列波形図で用いた図9の駆動波形に変えて、図5及
び図7に図示した駆動波形も同様に用いることができ
る。
【0050】図14及び図15は、それぞれ図5及び図
7に図示した駆動波形の情報信号の波高値を種とした
変形例であり、図11〜図13の時系列波形図で用いた
図9の駆動波形に変えて適用することができる。図14
及び図15の情報信号1は、±V0 、−1/2・V0
び−3/2・V0種の波高値が用いられ、情報信号
2は、±V0 、1/2・V0 及び3/2・V0種の
波高値が用いられている。この情報信号1及び2は、補
助信号印加期間の印加電圧波高値が1/4・ΔTで区分
されている。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、カイラルスメクチック
液晶の自発分極が10nC/cm2 以上であったとして
も、マトリクス駆動による表示動作を長期間にわたって
実施した場合において、経時的な「焼付き」現象の発生
が十分に緩和させるか、または抑制させることができ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いたカイラルスメクチック液晶パネ
ルの断面図である。
【図2】本発明で用いたマトリクス電極構造の平面図で
ある。
【図3】本発明装置のブロック図である。
【図4】本発明で用いた画像情報通信のタイミングチャ
ート図である。
【図5】本発明で用いた駆動波形の図である。
【図6】図5の駆動波形に基づく合成波形図である。
【図7】本発明で用いた別の駆動波形の図である。
【図8】図7の駆動波形に基づく合成波形図である。
【図9】本発明で用いた別の駆動波形の図である。
【図10】図9に基づく合成波形図である。
【図11】図5の駆動波形を用いた時の時系列波形図で
ある。
【図12】図5の駆動波形を用いた時の別の時系列波形
図である。
【図13】図5の駆動波形を用いた時の別の時系列波形
図である。
【図14】本発明で用いた別の駆動波形の図である。
【図15】本発明で用いた別の駆動波形の図である。
フロントページの続き (72)発明者 都築 英寿 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 片倉 一典 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−323282(JP,A) 特開 平2−281233(JP,A) 特開 平4−311919(JP,A) 特開 平4−323615(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/133

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の基板、該一対の基板のうちの一方
    の基板に設けた走査電極と他方の基板に設けた信号電極
    とを交差させて画素を構成したマトリクス電極及び該一
    対の基板間に配置したカイラルスメクチック液晶を有す
    る液晶パネルであって、該一対の基板に互いに相違させ
    た配向処理を施した液晶パネル、並びに走査電極に、順
    次、走査選択信号を印加させて、少なくとも1つの走査
    電極を選択し、該走査選択信号と同期させて、信号電極
    に、電圧ゼロを基準にして、少なくとも3種の異なる波高
    値の第1の電圧で構成した第1の情報信号及び該第1の
    電圧と逆位相の電圧である第2の電圧で構成した第2の
    情報信号からなる情報信号を選択的に印加する駆動手段
    を有する液晶装置。
  2. 【請求項2】 走査非選択時の走査電極上の画素が受信
    する情報信号によって交流電圧を生じ、該交流電圧の時
    間平均値が走査非選択時の走査電極への印加電圧を基準
    にして零である請求項1記載の液晶装置。
  3. 【請求項3】 前記走査選択信号と同期して印加させた
    情報信号が第1の位相、第2の位相及び第3の位相毎に
    互いに相違した波高値の電圧を有し、第2の位相におけ
    る電圧ゼロを基準にした波高値が第1の位相における電
    圧ゼロを基準にした波高値と第3の位相における電圧ゼ
    ロを基準にした波高値との平均値と同一の波高値であっ
    て、該第2の位相における電圧ゼロを基準にした波高値
    と走査選択信号電圧の波高値との合成電圧がカイラルス
    メクチック液晶の閾値電圧を越えた電圧を発生する請求
    項1記載の液晶装置。
  4. 【請求項4】 前記走査選択信号と同期して印加させた
    情報信号が第1の位相、第2の位相及び第3の位相毎に
    互いに相違した波高値の電圧を有し、第2の位相におけ
    る電圧ゼロを基準にした波高値が第1の位相における電
    圧ゼロを基準にした波高値と第3の位相における電圧ゼ
    ロを基準にした波高値との平均値と同一の波高値であっ
    て、該第2の位相における電圧ゼロを基準にした波高値
    と走査選択信号電圧の波高値との合成電圧がカイラルス
    メクチック液晶の閾値電圧を越えた電圧を発生し、第2
    の位相期間をΔTとした時、第1及び第3の位相期間の
    和がΔTである請求項1記載の液晶装置。
  5. 【請求項5】 前記走査選択信号と同期して印加させた
    情報信号が第1の位相、第2の位相及び第3の位相毎に
    互いに相違した波高値の電圧を有し、第2の位相におけ
    る電圧ゼロを基準にした波高値が第1の位相における電
    圧ゼロを基準にした波高値と第3の位相における電圧ゼ
    ロを基準にした波高値との平均値と同一の波高値であっ
    て、該第2の位相における電圧ゼロを基準にした波高値
    と走査選択信号電圧の波高値との合成電圧がカイラルス
    メクチック液晶の閾値電圧を越えた電圧を発生し、第2
    の位相期間をΔTとした時、第1及び第3の位相期間が
    それぞれ1/2・ΔTである請求項1記載の液晶装置。
  6. 【請求項6】 前記一対の基板のうち一方の基板のみに
    一軸性配向処理を施し、他方の基板に非一軸配向処理を
    施した請求項1記載の液晶装置。
  7. 【請求項7】 前記非一軸性配向処理がランダム配向処
    理である請求項記載の液晶装置。
  8. 【請求項8】 前記一対の基板が一軸性配向特性を有
    し、互いに相違した膜で形成した配向制御膜を有してい
    る請求項1記載の液晶装置。
  9. 【請求項9】 前記膜の一方が有機膜であって、他方が
    無機膜である請求項記載の液晶装置。
  10. 【請求項10】 前記カイラルスメクチック液晶が強誘
    電状態を発現する液晶である請求項1記載の液晶装置。
  11. 【請求項11】 前記カイラルスメクチック液晶が強誘
    電状態及び反強誘電状態を発現する液晶である請求項1
    記載の液晶装置。
  12. 【請求項12】 前記カイラルスメクチック液晶を構成
    する液晶成分のうち、少なくとも1種の液晶成分がフッ
    素化炭素末端基を有し、該フッ素化炭素中のうち少なく
    とも1つの炭素が完全にフッ素化している請求項1記載
    の液晶装置。
  13. 【請求項13】 前記フッ素化炭素の炭素原子数が2〜
    15である請求項13記載の液晶装置。
  14. 【請求項14】 前記カイラルスメクチック液晶が降温
    下で等方相からスメクチックA相を生じる温度範囲を有
    し、該カイラルスメクチック液晶を構成する液晶成分の
    うち、少なくとも1種の液晶成分がフッ素化炭素末端基
    を有し、該フッ素化炭素中のうち少なくとも1つの炭素
    が完全にフッ素化している請求項1記載の液晶装置。
  15. 【請求項15】 前記フッ素化炭素中の炭素原子数が2
    〜15である請求項14記載の液晶装置。
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