JP2973242B2 - 液晶電気光学素子の駆動方法 - Google Patents

液晶電気光学素子の駆動方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示体、ライトバルブ
等の駆動方法に関し、詳しくは液晶物質を用いた表示体
の駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】反強誘電性液晶の反強誘電相における安
定状態と電場誘起強誘電相の二つの配向状態との間の、
いわゆる三安定スイッチングは、従来の表面安定化強誘
電性液晶素子(SSFLC) に見られる幾つかの本質的な問題
点を解決する方法の一つとして期待され、活発に研究が
進められている(A.D.L.Chandani et al.:Jpn.J.Appl.
Phys.,27, L729(1988), A.D.L.Chandani et al.:J
pn. J. Appl. Phys.,28,L1265(1988) 等参照)三安定ス
イッチングの主な特徴は次の4点である。
【0003】(1) 電圧印加による反強誘電−強誘電相転
移には、直流電圧に対する急峻なしきい値特性がある
(図7)。
【0004】(2) その相転移に幅の広い光学的ヒステリ
シスを持つため、反強誘電相あるいは強誘電相を選択し
た後に維持電圧VH を印加しておけば、その状態を維持
することができる。
【0005】(3) 強誘電相における二つの配向状態を光
学的に等価にすることができる。
【0006】(4) 液晶層内の電荷の偏りを防ぐことがで
きるため、SSFLCに見られるような電気光学特性の
経時変化がない。
【0007】これらの特徴を用いれば、単純マトリクス
駆動による高精細液晶表示体を作成することができる。
なお、本出願では電場誘起強誘電相における二つの配向
状態を区別するため、それらを強誘電相(+)、強誘電相
(-)と呼ぶことにする。
【0008】これまでに知られている駆動方法の例とし
ては、図8に示した方法が特開平2-173724に開示されて
いる。図8(a)のVt とVdは、それぞれ走査電極と信号
電極に印加する電圧波形、図8(b)はそれらの合成波形
であり、この合成電圧波形が液晶層に印加される。1フ
レームはSとNSで示した選択期間と非選択期間から成
り、選択期間Sは、EとWで示した消去期間と書き込み
期間から成っている。この駆動方法では、消去期間には
液晶層へ0ボルトを印加することによってOFF状態へ
リセットする。そして、ON状態を選択する場合は、書
き込み期間の後半にしきい値よりも大きい電圧を印加し
てON状態へスイッチした後、単極性の維持電圧波形
(V0−V2〜V0+V2)を印加して、ON状態(強誘電
相)を維持する。また、OFF状態を選択する場合に
は、書き込み期間の後半にしきい値以下の電圧を印加し
た後、単極性の維持電圧波形を印加して、OFF状態
(反強誘電相)を維持する。
【0009】この駆動方法による表示原理を、図9を用
いて説明する。反強誘電相での光軸OAはスメクチック
層34と直交している。この液晶層を図9(b)のように
液晶配向膜310と透明電極37が設けられた二枚のガ
ラス基板38で挟み、さらに、偏光軸39が光軸OA と平行
又は垂直にセットされた偏光板35と、その偏光板と直交
している検光板36とで挟めば、光透過率は0(OFF
状態)となる。ここで、V(A-F)t以下の電圧を印加して
も光透過率の変化はわずかであり、OFF状態を維持す
ることができる。一方、絶対値がV(A-F)s以上の正極性
電圧を印加すれば、反強誘電相から強誘電相(+) へ相転
移する。この時の液晶分子配向方向(光軸)をOF(+) 、
自発分極をPs(+) とする。また、絶対値がV(A-F)s以
上の負極性電圧を印加すれば、光軸がOF(-)で自発分極
がPs(-)であるもう一方の強誘電相(-) へ相転移する。
OF(+)、OF(-)と偏光軸のなす角度をそれぞれθ(+)、θ
(-) とすれば、それらは0ではないため光が透過し、O
N状態となる。そして、維持電圧VH を印加している限
りその状態を維持することができる。さらに、θ(+)と
θ(-)は互いに等しく、二つの強誘電相(+)と(-)の光透
過率は互いに等しいため、両者は光学的には等価であ
る。したがって、ON状態を選択するためには、光軸が
OF(+)またはOF(-)のいずれか一方の強誘電相を選択す
ればよい。
【0010】ところが、強誘電相を維持するためには、
維持電圧を印加し続けなければならない。もし、一方極
性の電圧を印加し続けると、液晶層内の不純物イオンが
液晶層と配向膜との界面に掃き寄せられて、液晶の電気
光学特性に悪影響を及ぼす。したがって、外部印加電圧
の極性の偏りによる電気光学特性の経時変化を防ぐため
には、単位時間内の電圧の時間平均値を0にしなければ
ならない。そこで、この駆動方法では、データ電圧波形
を交流として、さらに、1フレーム内においては交流で
はない書き込み電圧波形と維持電圧波形の極性を、1フ
レーム毎に反転することによって、単位時間内での電圧
の時間平均値が零となるようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の駆動方
法は以下に述べるような課題を持っている。
【0012】図8(b) 第2フレームの電圧波形は、OF
F状態を選択する場合に液晶層へ印加される電圧波形で
ある。既に説明したように、書き込み期間にしきい値以
下の電圧 VNS=−(V0+V1)+V2 を印加し、その直
後にVNS よりも小さい維持電圧を印加する。このよう
な駆動方法で高いコントラスト比を得ることは困難であ
る。その理由を、図3を用いて説明する。
【0013】簡単のために維持電圧を一定値VHとし、
VNSとVHを印加したときの光透過率をそれぞれINSと
IH で表すことにする。図3の破線で描かれたループC
は、印加電圧の最大値をVNSとしたときのヒステリシス
特性を示している。この図からわかるように、電圧をし
きい値よりも低いVNSから下げて行くときにも、光透過
率は矢印のように変化して、ヒステリシス特性を示す。
したがって、電圧VNSを印加した直後に維持電圧VHを
印加したときの光透過率IHは図示したようになる。コ
ントラスト比はIHに反比例するため、IHを十分小さく
することができない従来の駆動方法では、高いコントラ
スト比を得ることは困難である。
【0014】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、その目的とするところは、三安定スイッチングの
特長を十分に生かして、高いコントラスト比と高い光透
過率を得ることができ、さらに電荷の偏りを防ぐことが
できるマルチプレックス駆動方法を提供するところにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶電気光学素
子の駆動方法は、走査電極を有する基板と信号電極を有
する基板との間に反強誘電性液晶が挟持されてなり、前
記反強誘電性液晶は反強誘電相の配向状態と強誘電相の
配向状態を有してなる液晶電気光学素子の駆動方法にお
いて、選択期間内の消去期間に前記反強誘電相の配向状
態にするための電圧を前記反強誘電性液晶に印加してな
り、前記選択期間内の書き込み期間にいずれかの配向状
態を選択するための電圧を前記反強誘電性液晶に印加し
てなり、非選択期間に前記選択した配向状態を維持する
ための電圧を前記反強誘電性液晶に印加してなることを
特徴とする。
【0016】(1)前記書き込み電圧パルスの時間平均
値(波高値と印加時間との積の総和)をVAとすれば、
時間平均値が−VAであるような補償電圧波形を前記非
選択期間内に印加し、さらに前記維持電圧波形を交流と
することによって、1フレーム内(一度選択されてから
次に選択されるまでの期間)に印加される電圧の時間平
均値を零とする。
【0017】(2)前記書き込み電圧パルスの時間平均
値をVAとすれば、時間平均値が−VAであるような補償
電圧波形を前記消去期間内に印加し、さらに前記維持電
圧波形を交流とすることによって、1フレーム内に印加
される電圧の時間平均値を零とする。
【0018】(3)前記消去電圧波形・書き込み電圧波
形・維持電圧波形・データ電圧波形の極性を一定周期毎
に反転させることによって、単位時間内に印加される電
圧の時間平均値を零とする。
【0019】
【実施例】(実施例1)図9(b)に示したように、ガラ
ス基板上に透明電極(ITO)を形成し、さらにその上
に液晶配向膜(ポリイミド)を形成する。上下基板に形
成した透明電極は、それぞれ走査電極と信号電極に相当
する。そして、液晶配向膜をラビング処理する。このよ
うな2枚の基板間に液晶材料TFMNPOBC
【0020】
【化1】
【0021】を封入し、環境温度を反強誘電性カイラル
スメクティックC相の温度範囲に保持したものを試料と
して用いた。液晶層厚は1.7μmである。この試料を2枚
の直交する偏光板で挟み、一方の偏光板の偏光軸をスメ
クチック層面と直交させた。この試料において得られる
光透過率のヒステリシス特性を図7に示す。V(A-F)t=
12[v]、V(A-F)s=16[v]、V(F-A)t=5[v]である。
【0022】本発明による駆動電圧波形を図1に示す。
図1(a)は走査電圧波形、図1(b)のVd(OFF)、Vd(ON)
はそれぞれ反強誘電相(OFF状態)と強誘電相(ON
状態)を選択するためのデータ電圧波形である。図2の
上段は液晶層へ印加される電圧波形であり、走査電圧波
形とデータ電圧波形の合成波形である。そして、図2の
下段はそれに対する液晶の電気光学応答である。消去電
圧はVSE=VDE=0[v]、データ電圧は|VD1|=|V
D2|=3[v]とし、選択期間の最後から二番目の電圧パ
ルスの波高値はVS1=15[v]、最後の電圧パルスの波高
値はVS2=−4[v]とした。維持電圧波形としては、負
極性から始まる±8[v]の交流とした。また、補償電圧
波形としては、パルス幅と波高値がそれぞれPW2とVC
=−(VS1+VS2+VSE)=−11[v]の電圧パルスとし
た。駆動デューティ比とパルス幅PW1、PW2はそれぞれ
1/1000と200μsec、700μsecであり、維持
電圧波形の周波数は1/(11.1×10-3) Hzである。
【0023】信号電極にONデータ電圧波形Vd(ON) を
印加した場合、選択期間の最後から二番目の電圧はVS1
−VD1=18[v] となるため、反強誘電相から強誘電相
(+)への相転移が起こる。それに続く最後の電圧は−7
[v]である。このようにパルス電圧の波高値が+18[v]
から−7[v] へ直接変化した場合、7[v]はV(F-A)t
以上であるため、反強誘電相を通り越してもう一方の強
誘電相(-) へスイッチする。その後、非選択期間には−
5〜−8〜−11[v]と5〜8〜11[v]という維持電圧パ
ルスが交互に印加されて、交互に強誘電相(-)と強誘電
相(+)の状態になるため、ON状態が維持される。
【0024】次に、信号電極にOFFデータ電圧波形V
d(OFF)を印加した場合、選択期間の最後から二番目の
電圧が+12[v]となり、これはV(A-F)t以下であるた
め、反強誘電相から強誘電相(+)への相転移は起こらな
い。この時の光透過率は図3に示したようにINSであ
る。それに続く最後の電圧は−1[v]である。この電圧
は、最後から二番目の電圧とは逆極性のため、この期間
に光透過率はほぼ0に近い値まで低下する。その後、非
選択期間には−5〜−8〜−11[v]と5〜8〜11[v]と
いう維持電圧パルスが交互に印加される。この場合、光
透過率は図3に示したループBにほぼ従うように変化す
る。ただし、この図では正極性側のみ示してある。
【0025】このような駆動方法による実際の光透過率
の時間変化を図2に実線で示す。比較のために、従来方
法によって駆動した場合の光透過率を、同図の破線で示
した。これより、ON状態の光透過率は、両者の間に差
は見られないが、OFF状態の光透過率には明らかな差
が認められる。本発明によるOFF状態の平均光透過率
は、従来方法によるそれのほぼ 2/3 倍となってい
る。コントラスト比はOFF状態の光透過率に反比例す
るため、コントラスト比は従来のほぼ1.5倍となり、1:
11.5から1:17へ向上した。
【0026】さらに、図1(a) に示してあるように、消
去期間の直前(非選択期間の最後)には、8[v]の維持
電圧の代わりに−3[v]の電圧パルスを1個印加してい
る。これは、補償電圧パルスを維持電圧波形のその部分
に重畳したことによるものである。そのため、1フレー
ム内に液晶層へ印加される電圧の時間平均値は0とな
り、液晶層内での電荷の偏りは起こらない。この例で
は、負極性から始まる交流の維持電圧を用いたため、消
去期間の直前に印加する電圧を−3[v]としたが、正極
性から始まる交流の維持電圧を用いれば、その電圧は−
19[v]となる。
【0027】(実施例2)本実施例では、実施例1の駆
動方法においてVS2=−4[v]、VSE=4[v]とした。
この場合、VC=−15[v]となるため、非選択期間の最後
に走査電極へ印加される電圧は−7[v]となる。したが
って、液晶層へ印加される電圧は−4[v]または−10
[v]となる。ON状態が選択されているときに−10
[v]が印加されれば、強誘電相(-) となるため、その次
にOFF状態へリセットするために適当な正極性電圧を
印加すれば、0[v]によってリセットするよりも高速で
リセットすることができる。そのため、PW1=100μsec
としても駆動することができた。維持電圧波形の周波数
は実施例1と同じである。実施例1ではPW1=200μsec
であるため、このように電圧を設定することによって表
示速度を高速化することができる。表示特性は、実施例
1と同じく、1:17のコントラスト比が得られた。
【0028】(実施例3)本実施例では、実施例1の駆
動方法においてVS2=−3[v]とした。この場合、VC=
−12[v]となる。他の設定値は実施例1と同様である。
OFF状態を選択する場合、書き込み期間の最後から二
番目に印加される電圧が+12[v] であるのに対して、
最後に印加される電圧は0[v]であり、逆極性ではな
い。そのため、この0ボルトの期間内での光透過率の減
少量を実施例1と比較すれば、やや少なくなる。したが
って、OFF状態の光透過率は、実施例1の場合よりも
少し高くなり、コントラスト比は1:15と少し低くなっ
た。しかし、従来方法によるコントラスト比よりも高
い。
【0029】(実施例4)本実施例では、実施例1の駆
動方法において、|VD1|と|VD2|の値の上限V2を
3[v]として、その範囲内で変化させた。ただし、実施
例1と同様に VD1=−VD2である。このようにデータ
電圧を変調することによって、階調表示を行うことがで
きた。
【0030】(実施例5)実施例1と同じ試料を用い
て、図4に示したように維持電圧波形が直流である電圧
波形によって駆動した。VS1=15[v]、VS2=−4
[v]、VH=−8[v]、|VD1|=|VD2|=3[v]、
VSE=0[v],VDE=3[v]である。1フレーム期間内
での印加電圧の平均値は0ではないため、1フレーム毎
にすべての電圧波形の極性を反転することによって、単
位時間内での平均値が0になるようにした。この駆動方
法では、VSE−VDE の極性(負)が、その直前のVH
(正)とは逆の極性になる。そこで、PW1を150μsecと
した。
【0031】表示特性は実施例1と同様に1:17のコント
ラスト比が得られた。また、実施例4と同様に、データ
電圧を変調することによって、階調表示を行うことがで
きた。
【0032】この実施例では、VSE=0[v]としたが、
必ずしも0[v]とする必要はない。また、 VSE−VDE
の符号も、必ずしも負である必要はない。さらに、必ず
しも|VS2|>|VD2|である必要もない。
【0033】(実施例6)本実施例で用いた駆動電圧波
形を図5に示す。ここでは、消去期間内に補償電圧パル
スを印加している。消去期間最後に走査電極と信号電極
へ印加する電圧パルスの波高値をそれぞれVSEとVDEと
すれば、各電圧の設定は実施例1〜3と同様である。言
うまでもなく、この方法による走査時間は、実施例1の
場合よりもPW2だけ長くなる。しかし、実施例1〜3と
同様な表示特性が得られた。
【0034】(実施例7)本実施例で用いた駆動電圧波
形を図6に示す。ここでは、書き込み期間内に補償電圧
パルスを印加している。各電圧の設定は実施例3と同様
である。|VS2|=|VD2|であるので、補償電圧の波
高値(|VS1|−|VS2|)はしきい値と等しくなる。
したがって、この補償電圧は表示特性には何等影響を与
えず、実施例3と同様な表示特性が得られた。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、反強
誘電相と電場誘起強誘電相との間のスイッチングを用い
る液晶電気光学素子のマルチプレックス駆動において、
従来の方法よりもOFF状態の光透過率を低くすること
ができるため、より高いコントラスト比を得ることがで
きる、という効果を有する。本発明は、大型・高精細液
晶ディスプレイやライトバルブへ応用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施例を示す図。
【図2】第1の実施例において、液晶層へ印加される電
圧波形と、液晶の電気光学応答を示す図。
【図3】低電圧領域でのヒステリシス特性を示す図。
【図4】本発明による第5の実施例を示す図。
【図5】本発明による第6の実施例を示す図。
【図6】本発明による第7の実施例を示す図。
【図7】実施例で用いた試料において得られるヒステリ
シス特性を示す図。
【図8】従来の駆動方法を示す図。
【図9】表示原理を示す図。
【符号の説明】
S・・・・・・・・選択期間、 NS・・・・・・非選択期間、 E・・・・・・・・消去期間、 W・・・・・・・・書き込み期間、 OA・・・・・・・反強誘電相における光軸、 OF(+)・・・・強誘電相(+)における液晶分子配向方向(光
軸)、 OF(-)・・・・強誘電相(-)における液晶分子配向方向(光
軸)、 34・・・・・・・・スメクチック層、 35・・・・・・・・偏光板、 36・・・・・・・・検光板、 37・・・・・・・・透明電極、 38・・・・・・・・ガラス基板、 39・・・・・・・・偏光板の偏光軸方向、 310・・・・・・・液晶配向膜、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−280221(JP,A) 特開 平4−249290(JP,A) 特開 平4−249217(JP,A) 特開 平4−180016(JP,A) 特開 平4−178618(JP,A) 特開 平4−29219(JP,A) 特開 平3−291629(JP,A) 特開 平3−279920(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02F 1/133 560 G02F 1/141

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走査電極を有する基板と信号電極を有する
    基板との間に反強誘電性液晶が挟持されてなり、前記反
    強誘電性液晶は反強誘電相の配向状態と強誘電相の配向
    状態を有してなる液晶電気光学素子の駆動方法におい
    て、 選択期間内の消去期間に前記反強誘電相の配向状態にす
    るための電圧を前記反強誘電性液晶に印加してなり、前
    記選択期間内の書き込み期間にいずれかの配向状態を選
    択するための電圧を前記反強誘電性液晶に印加してな
    り、非選択期間に前記選択した配向状態を維持するため
    の電圧を前記反強誘電性液晶に印加してなることを特徴
    とする液晶電気光学素子の駆動方法。
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