JP3184023U - 角膜修復機能を備えたコンタクトレンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】角膜修復機能を備えたコンタクトレンズを提供する。
【解決手段】角膜修復機能を備えたコンタクトレンズ2は、その材質が硬骨魚鱗材料層20を含み、かつコンタクトレンズの材質は従来のコンタクトレンズ材料をさらに含むことができる。コンタクトレンズ2は基材21から構成され、基材が少なくとも1枚の硬骨魚鱗材料層20から成り、患者のジオプターに適合するコンタクトレンズを作成することができる。そのうち硬骨魚鱗は円鱗または櫛鱗を含む。別のコンタクトレンズは従来のコンタクトレンズ材料と硬骨魚鱗材料層を含み、そのうち魚鱗材料層の一表面が装用者の目の表面と直接接触し、従来のコンタクトレンズ材料も装用者の目の表面と直接接触させることができる。
【選択図】図2

Description

本考案はコンタクトレンズに関し、特に角膜修復機能を備えたコンタクトレンズに関する。
長期にわたり、目の視力の低下と退化は人々を苦しめている。一般に人がよく患うのが近視、遠視、乱視等の光線屈折異常による視力障害である。これは、主に目の長期にわたる不適切な使用、過度の疲労及び圧力等の要因によって引き起こされ、光線の屈折を制御する最も重要な2つの筋肉である毛様体筋及びチン小帯の収縮異常と血液循環不良を生じ、それによって硬くなり変形して機能が失われ、焦点を正確に網膜上に合わせることができなくなる。
目の視力が損なわれると、一般に近視の者は度数があるメガネまたはコンタクトレンズを装用し、目ではっきりと見ることができるようにする。メガネとコンタクトレンズを比較すると、コンタクトレンズはメガネよりも多くの利点がある。
例えばコンタクトレンズはレンズフレームの阻害がないため、装用者自身が余分な重量の負担を感じることなく、装用者の外観にも影響がない。このほか、ソフトコンタクトレンズはメガネのレンズのように割れる危険がないため、スポーツをする人に多くの利便性を提供する。
コンタクトレンズは、大きくハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズに区分される。ハードコンタクトレンズはソフトコンタクトレンズよりも材質が比較的硬く、従来ハードコンタクトレンズに用いられる材料には主に非酸素透過性のポリメチルメタクリレート(polymethyl methacrylate、PMMA)及び高酸素透過性ハードコンタクトレンズ(rigid gas permeable、RGP)が含まれる。
ハードコンタクトレンズの利点は材質そのものが水を含まず、レンズそのものもタンパク質や沈積物等の物質を比較的吸着しにくく、かつ装用過程で埃が目に入ると、装用者はすぐに気付くことができ、不快感はあるものの、埃が装用者の目の中に入って引き起こされる角膜傷害を防止することができる点にある。
しかしながら、ハードコンタクトレンズは旧来より使用上多くの制限がある。
例えば、激しい運動時にはハードコンタクトレンズが目の中で破損して装用者の視力が損なわれたりすることがないよう、できるだけハードコンタクトレンズは装用しないほうがよい。
従来の別の種類のコンタクトレンズはソフトコンタクトレンズであり、シリコンハイドロゲル(silicone hydrogels)、ポリアクリルアミド(polyacrylamide、PAA)、ポリヒドロキシエチルメタアクリレート(polyhydroxyethylmethacrylate、(Poly(2−hydroxyethylmethacrylate)、pHEMA)等の材質から成り、装用者が使用中より快適であり、販売価格も比較的安価であるため、現今の市場の主流となっている。
しかしながら、ソフトコンタクトレンズはそのものがタンパク質や脂質等の残余物を吸着しやすいため、装用時のタンパク質が付着すると言う問題がある。
このほか、埃が装用者の目の中に入った場合、レンズが水を含み、装用中も快適であるため、装用者自身が外部からの埃や浮遊粒子に気付かない可能性があり、気付かなくとも実際にはこれらの目の中に入った埃がすでに装用者の目の角膜表面を傷つけていることがある。このため、長時間の装用下において、必然的に目の組織表面に対してさまざまな程度の傷害が生じ、適時に処理できないと角膜損傷などその他の合併症を引き起こす可能性がある。
上述をまとめると、コンタクトレンズの材質、装用時間の長短を問わず、多かれ少なかれ目の組織表面にさまざまな程度の傷害が発生することは、コンタクトレンズの材質が進歩しても未だに避けることができない問題となっている。
このため、現在のコンタクトレンズの構造と材料の問題をいかに改善し、コンタクトレンズに角膜修復機能を具備させ、これによりコンタクトレンズ装用者の生活の質と目の健康を改善するかは、業界が解決に尽力する目標となっている。
本考案の目的は、コンタクトレンズ、特に、角膜修復機能を備えたコンタクトレンズを提供することにある。
本考案の別の目的は、現有技術を代替できるコンタクトレンズを提供することにある。
本考案の提供するコンタクトレンズは基材から構成され、そのうち基材の材料が硬骨魚鱗である。
本考案の提供するコンタクトレンズは少なくとも硬骨魚鱗から構成される魚鱗材料層を含み、かつ前記硬骨魚鱗から構成される魚鱗材料層が装用者の目の表面に接触する。
本考案の角膜修復機能を備えたコンタクトレンズは、前記コンタクトレンズが基材から構成され、前記基材が少なくとも1枚の硬骨魚鱗から成り、患者のジオプターに適合するコンタクトレンズを作成することができ、そのうち前記硬骨魚鱗が円鱗または櫛鱗を含む。
本考案において、前記コンタクトレンズの直径は13〜20mmである。
本考案において、前記コンタクトレンズの中心厚さは0.03〜0.13mmである。
本考案において、前記コンタクトレンズの含水率は20〜80%である。
本考案のコンタクトレンズは、基材と硬骨魚鱗から成る魚鱗材料層を含み、魚鱗材料層が装用者の目の表面に直接接触するほか、基材も装用者の目の表面に直接接触することができる。
本考案の別の角膜修復機能を備えたコンタクトレンズは、前記コンタクトレンズが従来のコンタクトレンズ材料(現有技術のコンタクトレンズ材料)と硬骨魚鱗材料層を含み、そのうち前記魚鱗材料層の一表面が装用者の目の表面に直接接触する。
本考案において、前記コンタクトレンズは中心透明区域(主要視力矯正区域)と、外囲区域に区分され、そのうち前記魚鱗材料層の形状が中空の円盤状(ドーナツ型)であり、かつ前記魚鱗材料層が前記外囲区域に配置され、前記中心透明区域(主要視力矯正区域)の直径が3〜7mmであり、前記外囲区域(魚鱗材料層)の内外の直径差が6〜17mmである。
本考案において、前記魚鱗材料層の一表面が装用者の目の表面に直接接触し、別の一表面が前記従来のコンタクトレンズ材料と相互に連接される。
本考案において、前記コンタクトレンズの含水率は20〜80%である。
本考案において、前記コンタクトレンズの厚さは装用者のジオプターの違いに基づき、装用者の視力矯正の必要性に応じて決定される。
本考案のコンタクトレンズは硬骨魚鱗を含むため、本考案の利点の1つは目の損傷した組織を修復する効果を備えていることである。本考案のコンタクトレンズは目の組織表面に生じた傷害の修復を助けることができる。
本考案の実施例1の構造を示す立体図である。 本考案の実施例2の構造を示す立体図である。 本考案のその他実施例の構造を示す立体図、平面図、側面図である。 本考案のその他実施例の構造を示す立体図、平面図、側面図である。
本考案の前記コンタクトレンズについて、以下で図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に本考案の実施例1のコンタクトレンズ1の構造を示す立体図を示す。本考案の目の損傷した組織を修復する効果を備えたコンタクトレンズ1は、基材10から構成され、そのうち基材10が硬骨魚鱗である。
本考案の実施例1において、基材10の直径は約13〜20mmであり、基材10の中心厚さは約0.03〜0.13mmである。このほか、基材10の含水率は約20〜80%である。そのうち、基材10の引っ張り強度は0.5〜50MPaであり、前記硬骨魚鱗は円鱗または櫛鱗から選択できる。
また、図2に本考案の実施例2のソフトコンタクトレンズ2の立体図を示す。そのうち、ソフトコンタクトレンズ2は基材21と硬骨魚鱗から作成された魚鱗材料層20を含む。そのうち、硬骨魚鱗は円鱗または櫛鱗から選択できる。
最良の一実施例において、魚鱗材料層20の位置は必要性に基づいて設計することができる。
例えば、上述の魚鱗材料層20は基材21の表面に配置してもよい。このとき、基材21の材料は限定されず、つまり基材21は現在市販されている各種コンタクトレンズ、例えばシリコンハイドロゲル(silicone hydrogels)、ポリアクリルアミド(polyacrylamide、PAA)、ポリヒドロキシエチルメタアクリレート(polyhydroxyethylmethacrylate、(Poly(2−hydroxyethylmethacrylate)、pHEMA)等とすることができる。
本考案の実施例2において、硬骨魚鱗から作成された魚鱗材料層20の厚さは0.03mm未満である。かつ、硬骨魚鱗から作成された魚鱗材料層20は従来のコンタクトレンズの厚さの三分の一を超過しないものとする。
例えば、コンタクトレンズの厚さが0.04mmの場合、本考案においては、基材21の厚さが0.03mm、魚鱗材料層20の厚さは0.01mm未満である。コンタクトレンズの厚さが0.12mmの場合、本考案においては、基材21の厚さが0.09mm以上、魚鱗材料層20の厚さが0.03mm未満である。
かつ、魚鱗材料層20の一表面が装用者の目の表面に直接接触する。魚鱗材料層20が装用者の目の表面に直接接触するほか、基材21(従来のコンタクトレンズ材料、即ち現有技術のコンタクトレンズ材料)も装用者の目の表面に直接接触してもよい。かつ装用者の目の表面に直接接触する部分は上述の魚鱗材料層20と基材21に限らない。つまり、装用者の目の表面に直接接触する部分は少なくとも魚鱗材料層20を含む。
当然、魚鱗そのものの透明度の問題については、適当な魚の種類を選択することができ、例えば魚鱗そのものが比較的透明な魚の種類を選択してこのコンタクトレンズを作成するか、或いは魚鱗に適切な手順による処理(脱灰手順など)を施すか(即ち、一実施例において、コンタクトレンズに運用する魚鱗材料は少なくとも脱灰等の化学的手順で処理済の産物である)或いは前述の2種類の方式を組み合わせて透明度がコンタクトレンズの材料に適したものにすることができる。
但し、上述の問題も次のいくつかの実施例により解決することができる。図3A及び図3Bに示すように、本考案の提供するコンタクトレンズ3は、中心透明区域31と外囲区域30を含む。
そのうち、図3Aに示すように、中心透明区域31は主要視力矯正区域であり、かつこの区域の材質は従来のコンタクトレンズ材料31aで、外囲区域30の材質は硬骨魚鱗から作成した中空の円盤状(ドーナツ型)の魚鱗材料層30aであって、目の損傷した組織の区域を修復する機能を備えている。つまり、コンタクトレンズ材料31aと魚鱗材料層30aが同時に装用者の目の表面に直接接触する。
別の一実施例において、前記硬骨魚鱗から作成される中空の円盤状(ドーナツ型)魚鱗材料層30bは従来のコンタクトレンズ材料31b上に付着させてもよく、即ち装用者の目に直接接触しない材料の材質は中心透明区域(主要視力矯正区域)で使用される材質と同じであり、装用者の目に直接接触する外囲区域部分のみ魚鱗から構成し、かつ硬骨魚鱗を直接目の表面に接触させる。
即ち、図3Bに示すように、魚鱗材料層30bの一表面が装用者の目の表面に直接接触し、別の一表面が前記従来のコンタクトレンズ材料と相互に連接される。このほか、本考案の魚鱗材料層30bは外囲区域30中に配置され、そのうち魚鱗材料層30bの範囲は最大で外囲区域30の大きさに等しく、当然魚鱗材料層30bは外囲区域30より小さくすることができる。
そのうち、中心透明区域31の直径は約3〜7mmであり、つまり外囲区域30の内外直径の差は約6〜17mmであり、そのうちこの内外直径の差とは前記外囲区域30(ドーナツ型材料)の外側の直径から内側の直径を引いた大きさを指す。
このほか、上述の中心透明区域31の辺縁から外囲区域30の辺縁までの魚鱗材料層の厚さは必要に応じて異なる厚さとすることができ、装用者の近視の程度及び乱視度数に基づいて決定することができる。
つまり、従来のコンタクトレンズ材料31bと魚鱗材料層30bが同時に装用者の目の表面に直接接触する。かつ、装用者の目の表面に直接接触する部分は上述の従来のコンタクトレンズ材料31bと魚鱗材料層30bに限定されない。即ち、装用者の目の表面に直接接触する部分は少なくとも魚鱗材料層30bを含む。
本考案の上述の各種コンタクトレンズの実施例はいずれも異なる比率の硬骨魚鱗を従来のコンタクトレンズ中に加えることを利用して、硬骨魚鱗と装用者の目を接触させている。
硬骨魚鱗中の主要成分はコラーゲンであり、コラーゲンは損傷した目の組織の修復を助けるために有利であるため、つまり硬骨魚鱗と装用者の目の組織表面を直接接触させることで、硬骨魚鱗中に含有されるコラーゲンを利用して、目の角膜表面のコンタクトレンズ装用により引き起こされた損傷組織を修復し、従来のコンタクトレンズが目の組織表面に傷害を引き起こす問題を改善することができる。
本考案のコンタクトレンズは、少なくとも次のいくつかの方法で作成できる。まず、一実施例においては、鋳型成型法を使用してコンタクトレンズを製造する。これは従来の高分子(polymer)コンタクトレンズの材料を鋳型成型の前に架橋(重合)させた状況である。
つまり先にモノマー(monomer)を加えてあらかじめ重合させた高分子(polymer)溶液を鋳型に注入し、その後高分子(polymer)溶液が固化する前に、高分子(polymer)溶液を入れた鋳型の中に魚鱗を加え、続いてプレスと熱風塑化等の手順を使用し、最後に離型及び水和を行い、角膜修復機能を備えたコンタクトレンズを得る。
また、従来の高分子(polymer)コンタクトレンズ材料を鋳型成型した後に架橋(重合)を行う状況では、同様に鋳型成型法でコンタクトレンズを作成する場合、以下の一実施例を利用して制作することができる。即ち、先に高分子(polymer)を形成した流体状のモノマー(monomer)を鋳型の中に加え、続いて架橋(重合)を行い、その後高分子(polymer)が固化する前に魚鱗を加えて、プレスの動作を行い、続いて熱風塑化を行った後、最後に離型及び水和等の手順を実施して、角膜修復機能を備えたコンタクトレンズを得る。
そのうち別の一実施例において、魚鱗を鋳型の中に入れて流体状のモノマー(monomer)と架橋(重合)し、高分子(polymer)とする手順では、先に流体状のモノマー(monomer)が入れられた鋳型内に魚鱗を加えた後、流体状のモノマー(monomer)の架橋(重合)手順を行うことを選択してもよい。
当然、コンタクトレンズの作成方法は、回転注型法を利用してもよい。つまり先に回転盤上にコンタクトレンズを作成する高分子(polymer)の流体状のモノマー(monomer)を加えた後、流体状のモノマー(monomer)を含有する回転盤上に魚鱗を加え、続いて回転注型の手順を行い、このとき流体状のモノマー(monomer)が重合を開始して高分子(polymer)となり固化する。
また、回転速度の違いにより、異なる装用者のニーズに適合するコンタクトレンズを作成することができ、魚鱗も高分子(polymer)の固化過程に伴い高分子(polymer)中に固定される。最後に離型及び水和等の手順を行い、角膜修復機能を備えたコンタクトレンズを得る。
このほか、一実施例において、コンタクトレンズの作成方法は切削法を利用してもよいが、この実施例において、コンタクトレンズの作成方法に切削法が比較的適しているのは、直接魚鱗を利用してコンタクトレンズの材料とする本考案の実施例1の状況である。
手順は直接魚鱗のまとまりを既知の従来のコンタクトレンズの切削工程技術で作成する。前述の魚鱗のまとまりには先に数片の魚鱗を事前にプレスして切削に便利なように1つのまとまった魚鱗としたものを含むことができるが、これに限らない。そのうちプレスの方法は冷凍圧縮積層成型法(frozen compressed deposit manufacturing、FCDM)または加熱圧縮積層成型法(heated compressed deposit manufacturing、HCDM)とすることができるが、その他の方法を用いてこのプレスの目的を達してもよい。
上述の各種作成方法のほか、上述の各方法を組み合わせた混合工程法で作成してもよい。
以上で説明した各種コンタクトレンズ作成方法はいずれも既知のコンタクトレンズ製造方法である。つまり、本考案の利点の1つは角膜修復機能を備えたコンタクトレンズを作成する過程において、特にこの目的のために特殊な工程や機械装置を必要とせず、従来の工程中のある手順において適切な厚さと大きさの魚鱗を加えればよい点である。したがって、本考案の別の利点として角膜修復機能を備えたコンタクトレンズを作成する方法は非常に簡便であることが挙げられる。
本考案の利点には少なくとも以下のいくつかの点を含む。
1.魚鱗は簡単に取得でき、ソースが比較的制限されない。
2.魚と人類は現在までいかなる相互に共通する疾病もなく、魚鱗の使用は非常に安全である。
3.魚鱗材料は天然のバイオメディカル材料であり、作成手順も簡便で、処理条件が比較的制御しやすい。
4.魚鱗材料の主要成分はコラーゲンであり、目の角膜を修復する効果がある。
5.魚鱗そのものの機械的強度が十分であり、単純に魚鱗を材料としてコンタクトレンズを作成できる。
6.魚の種類の選択を通して魚鱗そのものがより透明な魚の種類を選択し、コンタクトレンズを作成することができる。
7.本考案のコンタクトレンズにより、コンタクトレンズ装用者の目の健康維持を促進できる。
8.本考案の目の損傷を受けた組織を修復するコンタクトレンズの作成は特別な方法が不要であり、従来のコンタクトレンズ製造工程に組み入れることができる。
本考案について最良の実施例を挙げ上述のように説明したが、上述の説明は本考案の要旨を限定するものではなく、実用新案の実体は上述の実施例に留まらない。本考案の要旨と範囲を逸脱しないあらゆる修正はすべて本考案の請求の範囲内に含まれる。
1 コンタクトレンズ
10 基材
2 コンタクトレンズ
20 魚鱗材料層
21 基材
3 コンタクトレンズ
30 外囲区域
31 中心透明区域
30a 魚鱗材料層
31a 従来のコンタクトレンズ材料
30b 魚鱗材料層
31b 従来のコンタクトレンズ材料

Claims (9)

  1. 角膜修復機能を備えたコンタクトレンズであって、
    前記コンタクトレンズは基材から構成され、
    前記基材は少なくとも1枚の硬骨魚鱗から成り、
    そのうち前記硬骨魚鱗が円鱗または櫛鱗を含むことを特徴とする、
    角膜修復機能を備えたコンタクトレンズ。
  2. 前記コンタクトレンズの直径が13〜20mmであることを特徴とする、請求項1に記載の角膜修復機能を備えたコンタクトレンズ。
  3. 前記コンタクトレンズの中心の厚さが0.03〜0.13mmであることを特徴とする、請求項1に記載の角膜修復機能を備えたコンタクトレンズ。
  4. 前記コンタクトレンズの含水率が20〜80%であることを特徴とする、請求項1に記載の角膜修復機能を備えたコンタクトレンズ。
  5. 角膜修復機能を備えたコンタクトレンズであって、
    前記コンタクトレンズは従来のコンタクトレンズ材料と硬骨魚鱗材料層を含み、
    そのうち、前記魚鱗材料層の一表面が装用者の目の表面と直接接触することを特徴とする、
    角膜修復機能を備えたコンタクトレンズ。
  6. 前記コンタクトレンズが中心透明区域と外囲区域に区分され、そのうち、前記魚鱗材料層の形状が中空の円盤状であり、かつ前記魚鱗材料層が前記外囲区域に配置され、前記中心透明区域の直径が3〜7mmであり、前記外囲区域の内外の直径差が6〜17mmであることを特徴とする、請求項5に記載の角膜修復機能を備えたコンタクトレンズ。
  7. 前記魚鱗材料層の一表面が装用者の目の表面に直接接触し、別の一表面が前記従来のコンタクトレンズ材料と相互に連接されることを特徴とする、請求項5に記載の角膜修復機能を備えたコンタクトレンズ。
  8. 前記コンタクトレンズの含水率が20〜80%であることを特徴とする、請求項5に記載の角膜修復機能を備えたコンタクトレンズ。
  9. 前記コンタクトレンズの厚さが装用者のジオプターの違いに基づき、装用者の視力矯正の必要性に応じて決定されることを特徴とする、請求項5に記載の角膜修復機能を備えたコンタクトレンズ。
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