JP3184013B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

Info

Publication number
JP3184013B2
JP3184013B2 JP18135693A JP18135693A JP3184013B2 JP 3184013 B2 JP3184013 B2 JP 3184013B2 JP 18135693 A JP18135693 A JP 18135693A JP 18135693 A JP18135693 A JP 18135693A JP 3184013 B2 JP3184013 B2 JP 3184013B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
semiconductor device
gas
plasma
wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18135693A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0737872A (ja
Inventor
和之 八尋
健一 冨田
康一 間瀬
正泰 安部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP18135693A priority Critical patent/JP3184013B2/ja
Publication of JPH0737872A publication Critical patent/JPH0737872A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3184013B2 publication Critical patent/JP3184013B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chemical Vapour Deposition (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置およびその
製造方法に係り、特に半導体基板上に堆積される絶縁膜
およびその形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多層配線を有する半導体装置の製
造に際して、所定のパターンを有する配線上に、プラズ
マCVD(化学気相成長)法により半導体基板上に絶縁
膜を堆積する工程では、プラズマCVD絶縁膜の用途に
応じて定められたプラズマ条件を絶縁膜堆積の初期から
終了まで保持したまま同じ材質の膜を連続的に堆積し、
単膜として形成している。
【0003】ところで、プラズマCVD絶縁膜の特性と
して、下地に与えるストレスの程度と、Na(ナトリウ
ム)ブロッキング性に代表されるアルカリ金属などの汚
染に対する耐性(パッシベーション能力)が重要視さ
れ、上記ストレスは低く、パッシベーション能力は高い
方が望ましい場合がある。
【0004】しかし、前記した従来の方法により単膜と
して形成されたプラズマCVD絶縁膜は、低ストレス性
と高パッシベーション能力とがトレードオフの関係にあ
り、ストレス性とパッシベーション能力とに対する要求
を同時に満たすことは困難である。
【0005】図5は、従来の方法により形成された例え
ばプラズマSiON膜について、SIMS(二次イオン
質量)分析により、膜表面から深さ方向(基板との界面
方向)におけるNa濃度のプロファイルを測定した結果
の一例を示している。
【0006】図5において、プラズマSiON膜のNa
濃度は、膜表面から基板界面付近まで全体的に1×10
19 atoms/cm 3 以上と高く、十分なNaブロッ
キング性が得られているが、ストレスが800〜100
0MPaと高くなる。
【0007】このようにストレスが高いと、ストレスが
低い場合と比べて、プラズマSiON膜の下層に形成さ
れる例えばAl(アルミニウム)配線のSM(ストレス
・マイグレーション)寿命が1/4以下になり、しか
も、上記Al配線にノッチが発生し、EM(エレクトロ
・マイグレーション)寿命も低下してしまう。
【0008】これに対して、ストレスが低いプラズマS
iON膜は、前記したようなストレスが高い場合と同様
の十分なNaブロッキング性が得られない。なお、半導
体基板上の表面保護のために堆積されるパッシベーショ
ン膜として、通常、相異なる複数種類のプラズマCVD
絶縁膜を積層している。この場合、パッシベーション能
力に優れたプラズマSiN膜と、下地に与えるストレス
が低いプラズマSiO膜とを積層する場合が多く、プラ
ズマSiN膜の堆積工程中はSiN膜堆積用のプラズマ
条件を保持し、プラズマSiO膜の堆積工程中はSiO
膜堆積用のプラズマ条件を保持する必要がある。
【0009】しかし、このようにパッシベーション膜と
して二種類の絶縁膜を積層することは、工程数が多くな
る。また、上記プラズマSiN膜は紫外線を通さないの
で、紫外線消去型不揮発性半導体メモリ(EPROM)
のパッシベーション膜として使用できない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
方法により形成されたプラズマCVD絶縁膜は、低スト
レス性と高パッシベーション能力とがトレードオフの関
係にあり、ストレス性とパッシベーション能力とに対す
る要求を同時に満たすことは困難であるという問題があ
った。
【0011】また、従来の方法により複数種類のプラズ
マCVD絶縁膜が積層されて形成されたパッシベーショ
ン膜は、その堆積工程数が多くなり、プラズマSiN膜
を含む場合にはEPROMのパッシベーション膜として
使用できないという問題があった。
【0012】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、低ストレス性と高パッシベーション能力とを
併せ持つ単膜からなるプラズマCVD絶縁膜を有し、ア
ルカリ金属などの汚染に対する耐性およびSM耐性が優
れた半導体装置およびその製造方法を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
半導体素子が形成された半導体基板と、この半導体基板
上に形成された所定のパターンを有する配線と、材料ガ
ス、酸素を含むガス及び窒素を含むガスからなり、これ
らのガスの流量比が所定の比率にされた混合ガスを用い
て上記配線上を含む半導体基板上に堆積形成されるパッ
シベーション能力の高い緻密な膜質を有する第1の膜部
と、上記各ガスの流量比を変えた混合ガスを用いて下地
に与えるストレスが低い膜質を有する第2の膜部とが交
互に重なるように堆積された単膜からなる絶縁膜とを具
備することを特徴とする。
【0014】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
半導体基板上に所定のパターンを有する配線を形成する
工程と、材料ガス、酸素を含むガス及び窒素を含むガス
からなる混合ガスを所定の比率の流量比で供給すること
によって、上記配線上を含む半導体基板上にパッシベー
ション能力の高い緻密な膜質を有する第1の膜部と、上
記各ガスの流量比を変えた混合ガスを供給することによ
って、下地に与えるストレスが低い膜質を有する第2の
膜部とを交互に堆積することにより、単膜からなる絶縁
膜を堆積形成する工程とを具備することを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明において堆積形成されたプラズマCVD
絶縁膜は、パッシベーション能力の高い緻密な膜質を有
する第1の膜部と下地に与えるストレスが低い膜質を有
する第2の膜部とが交互に重なるように堆積された単膜
からなる。このようなプラズマCVD絶縁膜を使用すれ
ば、アルカリ金属などの汚染に対する耐性および配線の
SM耐性が優れた半導体装置を実現することができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明の第1実施例に係る半導体
装置の製造方法で使用されるプラズマCVD装置の一例
(ロードロック室を有するコールドウォール型プラズマ
CVD装置)の構成を概略的に示す断面図である。
【0017】図1において、ステンレスにより囲まれた
反応室10内には、第1の上部電極111および第2の
上部電極112が並設され、この2個の上部電極(シャ
ワーヘッド)に選択的に対向するように平行に移動可能
なように下部電極12が設けられている。
【0018】上部電極111、112に高周波電力を供
給するための高周波電源14が反応室外に設けられてお
り、反応室外から第1の上部電極111の下方に反応ガ
スを導入するための第1の反応ガス導入部151および
第2の上部電極112の下方に反応ガスを導入するため
の第2の反応ガス導入部152が設けられている。
【0019】前記下部電極12は、その上に半導体ウェ
ハー1が載置されるものであり、その電極本体は接地電
位に接続されており、電極本体とは電気的に絶縁された
ヒーター13を内蔵している。
【0020】また、前記反応室10には、反応室外に設
けられた真空ポンプ(図示せず)により反応室内から排
気を行うための真空排気口16が設けられている。な
お、反応室10に隣接して反応室10との間でウェハー
1を出し入れするためにロードロック室20が設けられ
ており、このロードロック室20には、ウェハー搬送ア
ーム21、大気圧の不活性ガス(例えばN2 ガス)を導
入するためのガス導入口22、真空排気口23、外部か
らウェハー1を出し入れするための扉24が設けられて
いる。
【0021】次に、図1の構成のプラズマCVD装置を
用いてプラズマCVD膜を堆積する方法の一例につい
て、図2を参照しながら説明する。まず、前記ウェハー
1として、各チップ領域の半導体基板1a上に半導体素
子(図示せず)を形成した後に、層間絶縁膜2上に所定
のパターンを有する配線3を形成したものを用意する。
【0022】そして、上記ウェハー1を下部電極12上
に載置し、このウェハー1を例えば第1の上部電極11
1に対向させるように下部電極12を移動させ、反応室
10の温度を例えば300℃、室内の圧力を例えば40
Paに保ち、高周波電源14から上部電極111、11
2に例えば1000Wの高周波電力を供給し、第1の反
応ガス導入部151から反応ガスを導入することによ
り、対向電極(111、12)間にプラズマを誘起させ
る。
【0023】この場合、反応ガスとして、例えばSiH
4 /N2 O/NH3 ガスの流量が対応して200/50
0/2000sccmに制御された混合された第1の混合ガ
スを使用することにより、前記配線3を含む半導体基板
上にプラズマSiN膜に近い膜質を有する第1のプラズ
マSiON膜4を薄く(10nm〜100nmの範囲
内、例えば10nm)堆積する。
【0024】このように堆積された第1のプラズマSi
ON膜4は、ストレス値は高い(例えば800MPa)
が、緻密な膜質を有するのでNaブロッキング性が優れ
ている。
【0025】次に、ウェハー1を第2の上部電極112
に対向させるように下部電極12を移動させ、反応室1
0内の温度、圧力、高周波電力を前記と同じ条件とし、
第2の反応ガス導入部152から反応ガスを導入するこ
とにより、対向電極(112、12)間にプラズマを誘
起させる。
【0026】この場合、前記反応ガスの一部のガスの流
量を変化させ、前記SiH4 /N2O/NH3 ガスの流
量が対応して240/2000/300sccmに制御され
た第2の混合ガスを使用することにより、前記第1のプ
ラズマSiON膜4上に第2のプラズマSiON膜5を
薄く(10nm〜100nmの範囲内、例えば90n
m)堆積する。このように堆積された第2のプラズマS
iON膜5は、下地に与えるストレスの値が低い(例え
ば5〜10MPa)。
【0027】以下、ウェハー1を第1の上部電極111
および第2の上部電極112に交互に対向させるように
下部電極12を移動させ、前記したようにプラズマ条件
を交互に変化させることにより、ブロッキング性の高い
緻密な膜質を有する10nm程度の第1のプラズマSi
ON膜4と下地に与えるストレスが低い膜質を有する9
0nm程度の第2のプラズマSiON膜5とを一定周期
で交互に例えば5回(合計10層分)堆積することによ
り、プラズマSiON膜6を形成する。
【0028】図3は、上記のように形成されたプラズマ
SiON膜6について、SIMS分析により、膜表面か
ら深さ方向(基板との界面方向)におけるNa濃度のプ
ロファイルを測定した結果の一例を示している。
【0029】図3において、プラズマSiON膜のNa
濃度は、膜表面付近では1×10 19 atoms/cm 3
以上であるが、基板界面に近づくにつれて低下してい
る。上記実施例により堆積形成されたプラズマSiON
膜6は、ブロッキング性の高い緻密な膜質を有するプラ
ズマSiON膜4と下地に与えるストレスが低い膜質を
有するプラズマSiON膜5とが交互に堆積された単膜
からなり、そのストレス値は例えば80MPaであり、
従来例のプラズマCVD絶縁膜のストレス値(800〜
1000MPa)より低く、かつ、Naブロッキング性
は優れている。
【0030】このようなプラズマSiON膜6を使用し
た半導体装置によれば、従来例のプラズマCVD絶縁膜
を使用した半導体装置と比べて、プラズマSiON膜6
の下層に形成される例えばAl配線3のSM寿命が4倍
以上になり、上記Al配線3にノッチが発生しなくな
り、EM寿命も約30%向上することが確認された。
【0031】また、上記実施例により堆積形成されたプ
ラズマSiON膜6は、紫外線を通すので、EPROM
のパッシベーション膜として使用できる。なお、上記実
施例においては、ブロッキング性の高い膜4の膜厚と下
地に与えるストレスが低い膜5の膜厚を対応して10n
mおよび90nmに形成したが、この膜厚比は限定され
るものではない。
【0032】また、上記実施例においては、ブロッキン
グ性の高い膜4および下地に与えるストレスが低い膜5
としてプラズマSiON膜を堆積したが、これに限ら
ず、他の膜(プラズマSiN膜、プラズマSiO膜な
ど)を堆積してもよい。
【0033】また、上記第1実施例では、ウェハー1を
第1の上部電極111および第2の上部電極112に交
互に対向させるように下部電極12を移動させたが、こ
れに限らず、他の方法により、ウェハー1付近のプラズ
マ条件(膜形成条件)を交互に変化させるようにしても
よい。
【0034】図4は、本発明の第2実施例に係る半導体
装置の製造方法で使用されるプラズマCVD装置の一例
を概略的に示す断面図である。図4において、30は反
応室、31は上部電極(シャワーヘッド)、32はこの
上部電極に対向するように設けられて接地電位に接続さ
れた下部電極、33は下部電極33に内蔵されたヒータ
ー、34は上部電極31に高周波電力を供給するための
高周波電源、35は反応室外から上部電極31の下方に
反応ガスを導入するための反応ガス導入部、36は反応
室内から排気を行うための真空排気口、20はロードロ
ック室、21はウェハー搬送アーム、22はガス導入
口、23は真空排気口、24は扉である。なお、前記下
部電極32上に載置された半導体ウェハー1は、各チッ
プ領域の半導体基板上に半導体素子を形成した後に所定
のパターンを有する配線が形成されたものである。
【0035】次に、図4の構成のプラズマCVD装置を
用いて前記したようなプラズマSiON膜を堆積する方
法の一例について説明する。まず、反応室30内の温度
を例えば300℃、室内の圧力を例えば40Paに保
ち、高周波電源34から上部電極31に例えば1000
Wの高周波電力を供給し、反応ガス導入部35から反応
ガスを導入することにより、対向電極間にプラズマを誘
起させる。この場合、反応ガスとして、例えばSiH4
/N2 O/NH3 ガスの流量が対応して200/500
/2000sccmに制御された混合された第1の混合ガス
を使用することにより、ウェハー1上にプラズマSiN
膜に近い膜質を有する第1のプラズマSiON膜を例え
ば10nm堆積する。
【0036】次に、反応室30内の温度、圧力、高周波
電力を前記と同じ条件とし、反応ガスを導入することに
より、対向電極間にプラズマを誘起させる。この場合、
前記反応ガスの一部のガスの流量を変化させ、前記Si
4 /N2 O/NH3 ガスの流量が対応して240/2
000/300sccmに制御された第2の混合ガスを使用
することにより、第2のプラズマSiON膜を例えば9
0nm堆積する。
【0037】以下、前記第1の混合ガス、第2の混合ガ
スを交互に供給することにより膜形成条件を切換え制御
する(ウェハー1付近のプラズマ条件を交互に変化させ
る)ことにより、ブロッキング性の高い緻密な膜質を有
する10nm程度の第1のプラズマSiON膜と下地に
与えるストレスが低い膜質を有する90nm程度の第2
のプラズマSiON膜とを一定周期で交互に堆積するこ
とにより、プラズマSiON膜を堆積形成することが可
能になる。
【0038】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、低スト
レス性と高パッシベーション能力とを併せ持つ単膜から
なるプラズマCVD絶縁膜を有し、アルカリ金属などの
汚染に対する耐性およびSM耐性が優れた半導体装置お
よびその製造方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る半導体装置の製造方
法で使用されるプラズマCVD装置の一例を概略的に示
す断面図。
【図2】本発明の第1実施例に係る半導体装置の製造方
法により形成された半導体装置の一例を示す断面図。
【図3】図2に示した半導体装置中のプラズマCVD膜
の特性の一例を示す図。
【図4】本発明の第2実施例に係る半導体装置の製造方
法で使用されるプラズマCVD装置の一例を概略的に示
す断面図。
【図5】従来の半導体装置の製造方法により形成された
プラズマCVD膜の特性の一例を示す図。
【符号の説明】
1…半導体ウェハー、1a…半導体基板、2…層間絶縁
膜、3…配線、4…第1のプラズマSiON膜、5…第
2のプラズマSiON膜、6…プラズマSiON膜、1
0、30…反応室、111、112、31…上部電極
(シャワーヘッド)、12、32…下部電極、13、3
3…ヒーター、14、34…高周波電源、151、15
2、35…反応ガス導入部、16、36…真空排気口、
20…ロードロック室、21…ウェハー搬送アーム、2
2…ガス導入口、23…真空排気口、24…扉。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安部 正泰 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝多摩川工場内 (56)参考文献 特開 平4−25128(JP,A) 特開 平5−6886(JP,A) 特開 平5−62971(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/31 C23C 16/50

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子が形成された半導体基板と、 この半導体基板上に形成された所定のパターンを有する
    配線と、材料ガス、酸素を含むガス及び窒素を含むガスからな
    り、これらのガスの流量比が所定の比率にされた混合ガ
    スを用いて上記配線上を含む半導体基板上に堆積形成さ
    れる パッシベーション能力の高い緻密な膜質を有する第
    1の膜部と、上記各ガスの流量比を変えた混合ガスを用
    いて下地に与えるストレスが低い膜質を有する第2の膜
    部とが交互に重なるように堆積された単膜からなる絶縁
    膜とを具備することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記絶縁膜がパッシベーション膜として
    使用されるていることを特徴とする請求項1記載の半導
    体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の膜部と前記第2の膜部とがそ
    れぞれの膜厚が10nm〜100nmの範囲内となるよ
    うに交互に重なるように堆積されていることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記絶縁膜がプラズマCVD絶縁膜であ
    ることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に所定のパターンを有する
    配線を形成する工程と、材料ガス、酸素を含むガス及び窒素を含むガスからなる
    混合ガスを所定の比率の流量比で供給することによっ
    て、 上記配線上を含む半導体基板上にパッシベーション
    能力の高い緻密な膜質を有する第1の膜部と、上記各ガ
    スの流量比を変えた混合ガスを供給することによって、
    下地に与えるストレスが低い膜質を有する第2の膜部と
    を交互に堆積することにより、単膜からなる絶縁膜を堆
    積形成する工程とを具備することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の膜部および前記第2の膜部を
    それぞれの膜厚が10nm〜100nmの範囲内となる
    ように形成することを特徴とする請求項5記載の半導体
    装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第1の膜部と前記第2の膜部との堆
    積がプラズマCVD法により行われることを特徴とする
    請求項5記載の半導体装置。
JP18135693A 1993-07-22 1993-07-22 半導体装置およびその製造方法 Expired - Fee Related JP3184013B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18135693A JP3184013B2 (ja) 1993-07-22 1993-07-22 半導体装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18135693A JP3184013B2 (ja) 1993-07-22 1993-07-22 半導体装置およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0737872A JPH0737872A (ja) 1995-02-07
JP3184013B2 true JP3184013B2 (ja) 2001-07-09

Family

ID=16099291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18135693A Expired - Fee Related JP3184013B2 (ja) 1993-07-22 1993-07-22 半導体装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3184013B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100230386B1 (ko) * 1996-11-22 1999-11-15 윤종용 금속 층간절연막 형성방법
JP5040066B2 (ja) * 2005-03-31 2012-10-03 大日本印刷株式会社 成膜装置及び成膜方法
JP4747658B2 (ja) * 2005-04-22 2011-08-17 大日本印刷株式会社 成膜装置及び成膜方法
JP4747665B2 (ja) * 2005-05-11 2011-08-17 大日本印刷株式会社 成膜装置及び成膜方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0737872A (ja) 1995-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5523616A (en) Semiconductor device having laminated tight and coarse insulating layers
US6723598B2 (en) Method for manufacturing aluminum oxide films for use in semiconductor devices
US5279985A (en) Semiconductor device and method of fabrication thereof
KR0174543B1 (ko) 반도체 웨이퍼 상에 텅스텐 층을 증착시키는 방법
US6017614A (en) Plasma-enhanced chemical vapor deposited SIO2 /SI3 N4 multilayer passivation layer for semiconductor applications
KR100934048B1 (ko) 가스 토출 부재 및 플라즈마 처리 장치
KR100696143B1 (ko) 기판위에 두꺼운 질화 티타늄층을 성막하는 방법
US6399490B1 (en) Highly conformal titanium nitride deposition process for high aspect ratio structures
JPH08264530A (ja) 半導体装置の製造方法及び半導体装置の製造装置
JPS6278816A (ja) シリコン基板上に金属を選択的に付着する方法
US5567661A (en) Formation of planarized insulating film by plasma-enhanced CVD of organic silicon compound
KR100817350B1 (ko) 규소 탄화물 박막의 이중 플라즈마 처리
JPH08111531A (ja) 薄膜トランジスタのための多段階cvd法
US6815332B2 (en) Method for forming integrated dielectric layers
JP2002151437A (ja) 化学気相堆積によって形成されたタンタルナイトライド化合物の膜のプラズマ処理
JP4743470B2 (ja) 半導体基板上にCu層と接触する膜を形成するための方法
TWI272694B (en) Metal ion diffusion barrier layers
JP2000277515A (ja) 層間絶縁膜の形成方法、化学的気相成長装置、及び半導体装置
JPH09321045A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP3184013B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPS6248752B2 (ja)
US6713406B1 (en) Method for depositing dielectric materials onto semiconductor substrates by HDP (high density plasma) CVD (chemical vapor deposition) processes without damage to FET active devices
JPH01293624A (ja) 集積回路の製造方法
JPS61256735A (ja) 半導体装置及びその製造方法
TW484179B (en) Method of manufacturing a barrier layer

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080427

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090427

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100427

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100427

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110427

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees