JP3183778B2 - 面ファスナー用織機におけるループ形成装置 - Google Patents

面ファスナー用織機におけるループ形成装置

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JP3183778B2
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    • DTEXTILES; PAPER
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    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、面ファスナー用織機に
おけるループ形成装置の改良に関し、更に詳しくは連続
的に織成される基布上のループ形成領域を任意に規定し
得るループ形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】面ファスナー用織機における従来のルー
プ形成装置としては、例えば特開昭57−14304号
公報に開示されているごとく、中央部がS字状に彎曲し
た左右一対の案内ワイヤと、これと連動する1個の逆A
字形の半綜絖とからなるレノヘルドを用いられ、前記各
案内ワイヤを交互に上下動させることにより、前記半綜
絖の目を通したループ形成糸を対応するループ形成マン
ドレルの左右に交互に引下げてループ形成糸をループ形
成マンドレルに絡めるようにしてループを形成してい
る。しかるに、上述のループ形成装置では、案内ワイヤ
が半綜絖の結合子と常に接触しながら作動するため、織
機の高速化を実現することが難しいばかりでなく、騒音
の発生や部材の短期交換を余儀なくされ、また1本のル
ープ形成マンドレルに対して、2本1組の案内ワイヤと
1個の半綜絖とを必要とするため、部品点数が多く装置
自体を複雑にしている。
【0003】かかる問題点は、例えば特公平1−397
61号公報(米国特許第4,721,135号明細書)
に開示されているループ形成装置により解決されてい
る。同ループ形成装置は、綜絖側から織前を越えて地経
糸間にループ形成用マンドレルを並設し、各ループ形成
用マンドレルに対してレノ操作杆を直交する方向に往復
動させてループ形成糸を左右に変位させると共に、各ル
ープ形成用マンドレル間には、左右に変位させたループ
形成糸を係止して上下動させるゲートフックを設けてル
ープを形成するようにしたもので、部品点数を減少させ
ると共に各作動部材同士の接触をなくして、簡単な構造
と高速化が実現され、ループ形成糸同士のトラブルも発
生しない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上述の各公
報に開示されたループ形成装置をも含めて、従来の面フ
ァスナー用織機におけるループ形成装置にあっては、そ
の何れもが基布の織成と共に連続的にループを形成する
ものであり、そもそもがループ形成面とループ非形成面
とを交互に作成することを意図していないばかりでな
く、ループ形成面を任意の領域に規定することすら念頭
にないものである。
【0005】ところで、面ファスナーの用途は多様であ
り、例えば結束用或いは締結用帯材の締結部に面ファス
ナーを適用することが行われている。この場合、帯材全
体に雄又は雌の係合子を有する面ファスナーを用い、そ
の端部の裏面に相手方の雌又は雄の係合子をもつ面ファ
スナー片を固着して使用することもある。こうした帯材
にあっては、何れにしても結束部或いは締結部以外の部
分に雄又は雌の係合子は不要であり、もし帯材の製造時
において同時に必要な部分に雄又は雌の係合子が形成で
きれば、生産性が向上してコストの低減にもつながる。
また、最近ではカーテン類の取付具として面ファスナー
が使われている。この場合にも、雄又は雌の係合子の形
成面と非形成面とを任意の領域と間隔とをもって作成で
きれば極めて好都合である。
【0006】しかしながら、上述のように通常の面ファ
スナー用織機では、面ファスナーのループ形成面と非形
成面とを交互に作成することは不可能であり、特にレノ
ヘルド方式のループ形成装置を備えた面ファスナー織機
によりループ形成面と非形成面とを交互に作成しようと
すれば、大掛かりなチェーンカム機構を採用する必要が
あり、装置が大型化するばかりでなく、織機としてジャ
ガード織機やドビー織機のような高価な織機を使用せざ
るを得なくなる。
【0007】本発明は、かかる従来の課題を解決すべ
く、特に上記特公平1−39761号公報(米国特許第
4,721,135号明細書)に開示されたループ形成
装置に着目してなされたものであり、その目的は同装置
に簡単な改良を加えることにより、ループ形成面と非形
成面とを任意の領域と間隔をもって交互に作成すること
を可能にし、或いは面ファスナーの雄雌係合子を形成す
る雄雌用ループを所定の領域をもって交互に形成する面
ファスナー用織機におけるループ形成装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明の主
要な構成である綜絖側から織前を越えて地経糸間に、こ
れと平行にループ成形用マンドレルを配置し、このルー
プ成形用マンドレルに対しループ形成糸を左右に変位さ
せるレノ操作杆をループ形成用マンドレルに直交する方
向に往復動自在に設けると共に、各ループ形成用マンド
レル間には、左右に変位させたループ形成糸を係止する
ようにしたゲートフックを上下方向に往復動自在に設
け、ループ形成糸をループ形成用マンドレルに絡ませて
ループを形成するようにした面ファスナー用織機におけ
るループ形成装置であって、前記レノ操作杆の往復駆動
を任意の運転間隔をもって間欠的に制御する運転制御手
段を備えてなることを特徴とする面ファスナー用織機に
おけるループ形成装置により解決される。
【0009】そして好適な態様によれば、前記レノ操作
杆の往復駆動が回転動力源に連結されたカム機構により
なされ、前記運転制御手段が同回転動力源とカム機構と
の間に配設されたクラッチ機構と、同クラッチ機構の離
接時間を任意に制御するクラッチ制御手段とを備えてお
り、或いは前記レノ操作杆の往復駆動が電磁式駆動手段
からなり、前記運転制御手段が同電磁式駆動手段の作動
時間を任意に制御する電磁作動制御手段を備えている。
このレノ操作杆の往復駆動の運転停止時において、前記
ゲートフックが上下駆動を維持している。
【0010】また、他の好適な態様においては、前記レ
ノ操作杆を複数備えてなり、各レノ操作杆が前記運転制
御手段によりそれぞれ単独で任意の運転間隔をもって制
御運転され、各レノ操作杆に挿通される複数のループ形
成糸が、全てモノフィラメント又はマルチフィラメント
である場合と、レノ操作杆に挿通される複数のループ形
成糸が、モノフィラメントとマルチフィラメントとから
なる場合とがある。
【0011】
【作用】本発明のループ形成装置によるループ形成過程
を説明すると、まずループ形成糸が挿通されているレノ
操作杆を作動して、ループ形成糸をマンドレルの上方を
通って一方の側に変位させ、次いでゲートフックを下降
させ、一方側に配設してあるゲートフックによりループ
形成糸を係止部に係止してマンドレルの下方位置まで引
下げ、ループ形成糸を開口させる。このループ形成糸に
よって形成された開口に緯糸が挿入され、筬打ちがなさ
れて、マンドレル上に絡ませて形成したループをマンド
レルに沿って織前へと進ませると共に、同ループ形成糸
を緯糸によって押え付けて地組織上にループを形成して
いく。
【0012】次に、ゲートフックが上昇して一方のゲー
トフックの係止部からループ形成糸が外れると、レノ操
作杆を他方へ移動させループ形成糸をマンドレルの上方
を通って他方の側へ変位させると同時に、マンドレルの
他方側に配設したゲートフックを下降させて係止部にル
ープ形成糸を係止したのち、ゲートフックを上述と同様
にマンドレルの下方位置まで引下げてループ形成糸の開
口を形成し、次いで緯入れ、筬打ちがなされて次回のル
ープを地組織上に形成する。このようにして面ファスナ
ー素材のループが形成され、マンドレル上に形成された
ループは地組織に織込まれてマンドレルの先端から順次
送り出されていく。
【0013】通常は、上述の操作が繰り返されて基布上
に幅方向に並列したループが連続的に順次形成され、全
体がループ形成面をなすことになるが、本発明によれば
基布上にループ形成面とループ非形成面とを、それぞれ
所定の長さをもって交互に作成することができる。即
ち、レノ操作杆駆動制御部に予め設定されたプログラム
に従い、図示せぬカウンターにより織機本体の運転回数
を計数して、所定の運転回数に達したとき同レノ操作杆
駆動制御部から運転制御手段に信号が送られ、レノ操作
杆の往復動が停止して、ループ形成機能を失う。このと
きも、相変わらずゲートフックは上下動を継続してお
り、ループ形成糸はループを形成することなく開口動作
が繰り返され、地組織に織り込まれていく。したがっ
て、この場合にはループ非形成面が作成されることにな
る。また、レノ操作杆駆動制御部からの信号に基づきレ
ノ操作杆5の往復動が再開され、上述のごとく基布上に
ループを連続的に形成してループ形成面を作成し、この
間も織機本体の運転回数が計数されており、所定の運転
回数に達すると、再びレノ操作杆の駆動が停止してルー
プ非形成面の作成へと切り替わる。このループ形成面及
びループ非形成面の作成長さは、前記カウンターの設定
計数値を変更することにより容易に行うことができる。
【0014】ところで、一般に面ファスナーはモノフィ
ラメントから形成されるループの一部を切断したフック
係合子とこれに係合するマルチフィラメントから形成さ
れるループからなるパイル係合子とにより構成される。
本発明のループ形成装置によれば、前述のフック係合子
を形成するためのループと、前記パイル係合子を形成す
るためのループとを、それぞれ単独で又は混在する状態
で、或いは織成方向にそれぞれが所定の長さをもって交
互に形成することができる。
【0015】フック係合子又はパイル係合子をそれぞれ
単独で形成しようとするときは、ループ形成糸としてモ
ノフィラメント又はマルチフィラメントの何れか一方を
使用する。また、フック係合子及びパイル係合子を混在
状態で形成しようとするときは、ループ形成糸としてモ
ノフィラメント及びマルチフィラメントの双方を同時に
使用する。この場合、好適には2本のレノ操作杆の一方
をフック係合子のループ形成専用とし、他方のレノ操作
杆をパイル係合子のループ形成専用として用いる。つま
り、一方のレノ操作杆の糸挿通孔にモノフィラメントを
挿通し、他方のレノ操作杆の糸挿通孔には全てマルチフ
ィラメントを挿通して上述の運転を行う。
【0016】また、面ファスナーの織成方向にフック係
合子とパイル係合子とを、それぞれに所定の長さ領域に
わたって形成しようとするときは、上記運転制御手段を
2本のレノ操作杆にそれぞれ取り付けて、各レノ操作杆
を独立して制御駆動する。即ち、一方のレノ操作杆にモ
ノフィラメントを挿通し、所定の回数往復動させたのち
に、停止させると同時にマルチフィラメントを挿通した
他方のレノ操作杆を所定回数往復動させればよい。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ具体
的に説明する。図1は本発明の代表的な実施例である面
ファスナー用織機におけるループ形成装置の要部を示す
平面図、図2は同正面図、図3は同側面図である。な
お、これらの図において装置の構造を理解しやすくする
ため地経糸を省略している。本発明のループ形成装置
は、各図に示すように筬16と地経糸用綜絖17との間
に設けられ、ループ形成用マンドレル1、レノ操作杆
5、ゲートフック10と、レノ操作杆5を任意の時間間
隔をもって間欠的に運転する本発明の特徴部をなす運転
制御手段20とを主要な構成部分としている。
【0018】前記ループ形成用マンドレル(以下、単に
マンドレルという。)1は、図1に示すように各地経糸
間に片持ち支持されて平行に多数並設された杆材からな
り、その先端は織前2を越えて機台3の上面に延び、後
端はマンドレル1と直交する織巾方向に架設された1本
の取付杆4に一体に取付けられている。なお、図1にお
いては中央寄りのマンドレルは省略している。
【0019】上記レノ操作杆5は、マンドレル1の後部
に近接する上方位置に図3に示すように織巾方向に掛渡
され、その両端はガイト6により摺動自在に支持され、
一端はピストン21に連結されており、モーター、電磁
石等の動力源によって左右方向に往復動するように構成
されている。そして、レノ操作杆5にはループ形成糸9
を挿通する多数の糸挿通孔8が所定のピッチで穿設され
ており、レノ操作杆5が左右方向に往復動することによ
り、図8及び図9に示すようにマンドレル1の左側、右
側へとループ形成糸9を交互に変位させる。なお、図示
例では多数のループ形成糸9をさばき易くすることと、
後述するごとく面ファスナーのフック及びパイルを単独
に又は混在させて形成するため、レノ操作杆5を前方と
後方に2本並設し、ループ形成糸9を夫々前方の第1レ
ノ操作杆5aと後方の第2レノ操作杆5bに交互に挿通
している。
【0020】上記ゲートフック10は、図1に示すよう
に各マンドレル1の間にそれぞれ立設されており、同ゲ
ートフック10の中央部には図3に示すようにループ形
成糸9を係止させる係止部12が設けられている。この
多数のゲートフック10は図1及び図2に示すように2
つのグループに分割されており、その基部は一個の取付
枠11に固着され、同取付枠11を図示せぬ動力源によ
り上下に往復動させて、ゲートフック10をレノ操作杆
5の左右の往復動に同期させて上下動させるようにして
いる。なお、ゲートフック10は1本のマンドレル1を
挟んで図8及び図9に示すように左右に一対設けてあ
り、この一対のゲートフック10は図1に示すようにマ
ンドレル1の1本おきに前部と後部に設けて互いに干渉
しないようにしている。
【0021】本発明の特徴部をなすレノ操作杆5の上記
運転制御手段20は、図1〜図3に示す実施例ではピス
トン21にリンク22を介して連結された搖動部材23
と、同搖動部材23がスプリング24により弾接する駆
動カム25と、同カム25を駆動回転させる駆動源26
と、同カム25と駆動源26との連結を間欠的に入切す
る電磁クラッチ27と、同電磁クラッチ27を制御動作
させるレノ操作杆駆動制御部28とを備えている。
【0022】前記搖動部材23は、図3に示すように略
直角2等辺3角形状の板材からなり、その斜辺の中央部
が図示せぬフレームに枢着され、直角を挟む頂点の部分
にカム当接ロールが回転自在に支持され、他の1頂点が
上記リンク22に支持され、残る1頂点が上記スプリン
グ24により駆動カム25のカム面に弾接するように付
勢されている。また、図示例では第1及び第2レノ操作
杆5a,5bが前後に並設されているため、上記運転制
御手段20のうち電磁クラッチ27を除いた他の部材
は、全て第1及び第2レノ操作杆5a,5bに対応して
設けられている。前記クラッチ27は、例えば図示せぬ
カウンターにより織機本体の運転回数が計数され、所定
の回数に達したとき前記レノ操作杆駆動制御部28から
信号が発せられて入切される。また、図1〜図3に示す
実施例における上記駆動源は織機本体の図示せぬ駆動源
とチェーン、ベルト、プーリ、歯車等からなる適宜の伝
動機構を介して連結され、織機本体と同期してカム25
を駆動する。
【0023】また、レノ操作杆5の上記運転制御手段2
0は図1〜図3に示す機構に限定されず、例えば図10
に示すごとくレノ操作杆5をスプリング30により右方
向に付勢すると共に、レノ操作杆5の左端に電磁式駆動
手段31を連結して、所望の時間間隔をもってレノ操作
杆5の往復動を間欠的に制御するようにすることも可能
である。
【0024】さて、上述のごとく構成された図1〜図3
に示す実施例装置によるループ形成過程を図8及び図9
を参照して説明する。まず、図8に示すごとくループ形
成糸9が挿通されているレノ操作杆5を右方向に移動さ
せて、ループ形成糸9をマンドレル1の上方を通って右
側に変位させ、次いでゲートフック10を下降させ、右
側に配設してある第1ゲートフック10aによりループ
形成糸9をその係止部12aに係止してマンドレル1の
下方位置に引下げて停止し、ループ形成糸9を開口す
る。このループ形成糸9によって形成された開口に、図
1に示すようにフィリングキャリア14によって緯糸1
3を反対側に設けたラッチニードル15により捕促しな
がら折り返し挿入する。緯糸13が挿入されると、筬1
6によって筬打ちされ、マンドレル1上に絡ませて形成
したループ18をマンドレル1に沿って織前2へと進ま
せると共に、同ループ形成糸9を緯糸13によって押え
付けて地組織上にループ18を形成していく。
【0025】次に、ゲートフック10が上昇して第1ゲ
ートフック10aの係止部12aからループ形成糸9が
外れると、図9に示すようにレノ操作杆5が左方向へ移
動してループ形成糸9をマンドレル1の上方を通って左
側へ変位させると同時に、ゲートフック10を下降させ
てマンドレル1の左側に配設した第2ゲートフック10
bの係止部12bにループ形成糸9を係止したのち、ゲ
ートフック10を右側と同様にマンドレル1の下方位置
まで引下げてループ形成糸9の開口を形成し、次いで緯
入れ、筬打ちがなされて次回のループ18を地組織上に
形成する。このようにして面ファスナー素材19のルー
プ18が形成され、図3に示すようにマンドレル1上に
形成されたループ18は地組織に織込まれてマンドレル
1の先端から順次送り出されていく。
【0026】通常は、上述の操作が繰り返されて基布上
に幅方向に並列したループ18が連続的に順次形成さ
れ、全体がループ形成面19aをなすことになるが、本
発明によれば基布上にループ形成面19aとループ非形
成面19bとを、それぞれ所定の長さをもって交互に作
成することができる。即ち、上記レノ操作杆駆動制御部
28に予め設定されたプログラムに従い、図示せぬカウ
ンターにより織機本体の運転回数を計数して、所定の運
転回数に達したとき同レノ操作杆駆動制御部28から電
磁クラッチ27に入切信号が送られ、同電磁クラッチ2
7を入切する。電磁クラッチ27が切れると、レノ操作
杆5の往復動が停止して、ループ形成機能を失う。この
ときも、相変わらずゲートフック10は上下動を継続し
ており、ループ形成糸9はループ18を形成することな
く開口動作が繰り返され、地組織に織り込まれていく。
したがって、この場合にはループ非形成面19bが作成
されることになる。また、レノ操作杆駆動制御部28か
らの信号に基づき電磁クラッチ27が入ると、レノ操作
杆5の往復動が再開され、上述のごとく基布上にループ
18を連続的に形成してループ形成面19aを作成し、
この間も織機本体の運転回数が計数されて所定の運転回
数に達すると、再び電磁クラッチ27が切れてループ非
形成面19bの作成へと切り替わる。このループ形成面
19a及びループ非形成面19bの作成長は、前記カウ
ンターの設定計数値を変更することにより容易に行うこ
とができる。
【0027】ところで、一般に面ファスナーはモノフィ
ラメントから形成されるループの一部を切断したフック
係合子とこれに係合するマルチフィラメントから形成さ
れるループからなるパイル係合子とにより構成される。
本発明のループ形成装置よれば、前述のフック係合子を
形成するためのループと、前記パイル係合子を形成する
ためのループとを、それぞれ単独で又は混在する状態
で、或いは織成方向にそれぞれが所定の長さをもって交
互に形成することができる。
【0028】上記実施例において、フック係合子18a
又はパイル係合子18bをそれぞれ単独で形成しようと
するときは、ループ形成糸9としてモノフィラメント又
はマルチフィラメントの何れか一方を使用し、出来上が
った面ファスナーは例えば図4に示すごとく形態を有す
る。また、図5に示すようにフック係合子18a及びパ
イル係合子18bを混在状態で形成しようとするとき
は、ループ形成糸9としてモノフィラメント及びマルチ
フィラメントの双方が同時に使用される。この場合の好
適な実施例としては、図1〜図3に示すループ形成装置
において、第1レノ操作杆5aをフック係合子18aの
ループ形成専用とし、第2レノ操作杆5bをパイル係合
子18bのループ形成専用として用いる。つまり、第1
レノ操作杆5aの糸挿通孔にはモノフィラメントを挿通
し、第2レノ操作杆5bの糸挿通孔には全てマルチフィ
ラメントを挿通する。こうして完成する面ファスナー
は、例えば図5に示す形態を有する。
【0029】また、図7に示すごとく面ファスナーの織
成方向にフック係合子18aとパイル係合子18bと
を、それぞれに所定の長さ領域にわたって形成しようと
するときは、本発明のループ形成装置は図6に示す構成
を備えている。同図において、図1〜図3に示した実施
例と異なるところは、上記電磁クラッチ27が2個設置
されていることである。即ち、第1及び第2レオ操作杆
5a,5bの各駆動カム25a,25bに、それぞれ電
磁クラッチ27a,27bを取り付けており、各駆動カ
ム25a,25bのそれぞれを任意に回転と停止とを操
作し得るようにしている。そして、図7に示す形態の面
ファスナーを製造しようとするときは、レノ操作杆駆動
制御部28からの信号を受けて、各電磁クラッチ27
a,27bを交互に切り換えて、各駆動カム25a,2
5bの回転と停止とが、織機本体の運転回数が所定の回
転数に達するごとに交互になされるようにすればよいこ
とが理解されるであろう。このように、本発明はその精
神を逸脱しないかぎり多様な変更が可能である。
【0030】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなごとく、本発
明のループ形成装置によれば、レノ操作杆とゲートフッ
クを用いてループ形成糸をループ形成用マンドレルに絡
ませてループを形成するようにしたため、従来のレノへ
ルドを用いた場合のような部材同士の接触がなく機械の
高速化が可能となり、また複数本のループ形成糸を1本
のレノ操作杆で案内するため、部品点数が少く機構が簡
単となり、ループ形成糸同士のトラブルも発生しない等
の優れた効果を有していることに加えて、かかるループ
形成機構を利用して前記レノ操作杆の往復動を間欠的に
駆動する簡単な機構を採用しているため、設備コストを
必要以上に要することなく、ループ形成面及びループ非
形成面を任意の領域で交互に形成でき、或いはフック係
合子形成面とパイル係合子形成面とを交互に作成できる
ものであり、更には同一のループ形成面にフック係合子
とパイル係合子とを混在状態で形成するためのループを
同時に形成することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の面ファスナー用織機における代表的な
ループ形成装置例の主要部を示す平面図である。
【図2】同装置の正面図である。
【図3】同装置の側面図である。
【図4】同装置により得られた面ファスナーテープの一
例を示す部分平面図である。
【図5】同装置により得られた面ファスナーテープの他
例を示す部分平面図である。
【図6】本発明の他の代表的なループ形成装置例の主要
部を示す平面図である。
【図7】同装置により得られる面ファスナーテープの一
例を示す部分平面図である。
【図8】本発明のループ形成装置によるループ形成過程
の一部を説明するための説明図である。
【図9】同様に本発明のループ形成装置によるループ形
成過程の一部を説明するための説明図である。
【図10】本発明のループ形成装置におけるレノ操作杆
の運転制御手段の他の例を示すループ形成装置の要部平
面図である。
【符号の説明】
1 ループ形成用マンドレル 2 織前 3 機台 4 取付杆 5 レノ操作杆 5a,5b 第1及び第2レノ操作杆 6 ガイド 8 糸挿通孔 9 ループ形成糸 10 ゲートフック 10a,10b 第1及び第2ゲートフック 11 取付枠 12,12a,12b 係止部 13 緯糸 14 フィリングキャリア 15 ラッチニードル 16 筬 17 地経糸用綜絖 18 ループ 18a フック係合子 18b パイル係合子 19 面ファスナー素材 19a ループ形成面 19b ループ非形成面 20 運転制御手段 21 ピストン 22 リンク 23 搖動部材 24 スプリング 25,25a,25b 駆動カム 26 動力源 27,27a,27b 電磁クラッチ 28 レノ操作杆駆動制御部 30 スプリング 31 電磁式駆動手段

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 綜絖(17)側から織前(2) を越えて地経糸
    間に、これと平行にループ成形用マンドレル(1) を配置
    し、このループ成形用マンドレル(1) に対しループ形成
    糸(9) を左右に変位させるレノ操作杆(5) をループ形成
    用マンドレル(1) に直交する方向に往復動自在に設ける
    と共に、各ループ形成用マンドレル(1)間には、左右に
    変位させたループ形成糸(9) を係止するようにしたゲー
    トフック(10)を上下方向に往復動自在に設け、ループ形
    成糸(9) をループ形成用マンドレル(1) に絡ませてルー
    プ(18)を形成するようにした面ファスナー用織機におけ
    るループ形成装置であって、 前記レノ操作杆(5) の往復駆動を任意の運転間隔をもっ
    て間欠的に制御する運転制御手段(20)を備えてなること
    を特徴とする面ファスナー用織機におけるループ形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記レノ操作杆(5) の往復駆動が回転動
    力源(26)に連結されたカム機構(25,25a,25b)によりなさ
    れ、前記運転制御手段(20)が同回転動力源(26)とカム機
    構(25,25a,25b)との間に配設されたクラッチ機構(27,27
    a,27b)と、同クラッチ機構(27,27a,27b)の離接時間を任
    意に制御するクラッチ制御手段(28)とを備えてなる請求
    項1記載のループ形成装置。
  3. 【請求項3】 前記レノ操作杆(5) の往復駆動が電磁式
    駆動手段(31)からなり、前記運転制御手段(20)が同電磁
    式駆動手段(31)の作動時間を任意に制御する電磁作動制
    御手段(28)を備えてなる請求項1記載のループ形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記レノ操作杆(5) の往復駆動の運転停
    止時においても、前記ゲートフック(10)が上下駆動を維
    持してなる請求項1記載のループ形成装置。
  5. 【請求項5】 前記レノ操作杆(5) を複数備えてなり、
    各レノ操作杆(5) が前記運転制御手段(20)によりそれぞ
    れ単独で任意の運転間隔をもって制御運転される請求項
    1記載のループ形成装置。
  6. 【請求項6】 前記レノ操作杆(5) に挿通される複数の
    ループ形成糸(9) が、全てモノフィラメント又はマルチ
    フィラメントからなる請求項5記載のループ形成装置。
  7. 【請求項7】 前記レノ操作杆(5) に挿通される複数の
    ループ形成糸(9) が、モノフィラメントとマルチフィラ
    メントとからなる請求項5記載のループ形成装置。
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