JP3183659U - いかめし真空包装体 - Google Patents
いかめし真空包装体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3183659U JP3183659U JP2013001356U JP2013001356U JP3183659U JP 3183659 U JP3183659 U JP 3183659U JP 2013001356 U JP2013001356 U JP 2013001356U JP 2013001356 U JP2013001356 U JP 2013001356U JP 3183659 U JP3183659 U JP 3183659U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cut
- squid
- vacuum
- state
- sea bream
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
【課題】いかめしを予め切断した状態で真空包装することで、消費者にとって衛生的で食べやすい、いかめし真空包装体を提供する。
【解決手段】内臓を除去したいかの胴部内に少なくとも穀類を含む詰め物を詰めて加熱調理し、輪切り状に切断されたいかめし20を、真空状態で密封可能な包装体10でいかめしの詰め物が視認可能な状態で包装した。さらに、輪切り状に切断されたいかめしの切断片は、いかの胴部の長手方向に対して垂直又は斜めに切断された切断面を有し、いかの形態を保持した状態で包装した。
【選択図】図1
【解決手段】内臓を除去したいかの胴部内に少なくとも穀類を含む詰め物を詰めて加熱調理し、輪切り状に切断されたいかめし20を、真空状態で密封可能な包装体10でいかめしの詰め物が視認可能な状態で包装した。さらに、輪切り状に切断されたいかめしの切断片は、いかの胴部の長手方向に対して垂直又は斜めに切断された切断面を有し、いかの形態を保持した状態で包装した。
【選択図】図1
Description
本考案は、いかめしを予め食べやすく切断した状態で真空包装した、いかめし真空包装体に関するものである。
図4に示すように、一般的に、いかめしは、いかの胴部21から下足を取り外して内臓を除去した後、いかの胴部21内に米や取り外した下足を細かく刻んだものを詰め込み、胴部の開口部20b付近を爪楊枝24等を用いて、胴部内の詰め物が飛び出さないように留めて加熱調理したものが知られている。そして、加熱調理されたいかめしは、図に示すように、いかの姿そのままの状態で真空包装されて販売されたり、駅弁やお弁当等として販売されたりしている。
従来、いかめしは、そのままの状態では食べにくいため、手で爪楊枝等を抜いてから包丁等を用いて食べやすい様に細かく切断して食べられる。しかし、加熱調理済みのいかの胴部は通常硬くなっており、手で爪楊枝等を抜く作業は困難である。また、消費者にとって、食べる前にいかめしを切断しなければならないのは手間である。さらに、いかめしを切断する際に、調理済みの食品に直接手で触れるので、手が汚れたり、不衛生であるといった問題があった。
そこで、前述した問題を解決するため、特許文献1には、いかの胴部内にもち米とうるち米との混合物からなる米飯を詰めて、扁平にした胴部の尖端近くまで扁平な木製の柄の一端部分を埋め込んで保持させ、柄の他端部分を胴部の開口から突出させる柄付きいかめしが考案されている。
しかしながら、前述した従来技術では、消費者は、いかめしの胴部に一端が埋め込まれた柄の他端を持って、いかめしに直接かぶりついて食べなければならないため、食べ辛いといった問題がある。また、いかめしを小さく切断して食べるためには、いかめしの胴部から柄を引き抜き、その後、いかめしを切断しなければならないため、手間が掛かるといった問題がある。さらに、食べるまでいかめしの詰め物を直接目で見て確認することは困難であるといった問題がある。
そこで、本考案の目的は、いかめしを予め切断した状態で真空包装することで、消費者にとって衛生的で食べやすい、いかめし真空包装体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案は、内臓を除去したいかの胴部内に少なくとも穀類を含む詰め物を詰めて加熱調理し、輪切り状に切断されたいかめしを、真空状態で密封可能な包装体で包装したことを特徴とする。
なお、前記輪切り状に切断されたいかめしの詰め物が視認可能な状態で包装されるのが好適である。
また、前記輪切り状に切断されたいかめしの切断片は、前記いかの胴部の長手方向に対して垂直又は斜めに切断された切断面を有するのが好適である。
さらに、前記輪切り状に切断されたいかめしは、いかの形態を保持した状態で包装されるのが好適である。
本考案によれば、以下のような効果を奏する。
1)いかめしが予め輪切り状に切断されて真空状態で包装されているので、消費者に、いかめしを切断する手間を省き、衛生的で食べやすいいかめしを提供することが可能となる。
2)いかめしの詰め物が消費者に視認可能な状態で包装されるので、消費者は、いかめしの詰め物を自ら切断することなく、包装された状態のまま直接見て確認することが可能である。
3)輪切り状に切断されたいかめしの切断片は、いかの胴部の長手方向に対して垂直又は斜めに切断された切断面を有するので、いかの本来形態を保持した状態で容易に包装することが可能となる。
1)いかめしが予め輪切り状に切断されて真空状態で包装されているので、消費者に、いかめしを切断する手間を省き、衛生的で食べやすいいかめしを提供することが可能となる。
2)いかめしの詰め物が消費者に視認可能な状態で包装されるので、消費者は、いかめしの詰め物を自ら切断することなく、包装された状態のまま直接見て確認することが可能である。
3)輪切り状に切断されたいかめしの切断片は、いかの胴部の長手方向に対して垂直又は斜めに切断された切断面を有するので、いかの本来形態を保持した状態で容易に包装することが可能となる。
以下、本考案に係るいかめし真空包装体を実施するための最良の形態を図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本考案における実施形態の構成を説明する平面図であり、図2は、本考案における実施形態の構成を説明する図1のA−A線断面斜視図である。
図1は、本考案における実施形態の構成を説明する平面図であり、図2は、本考案における実施形態の構成を説明する図1のA−A線断面斜視図である。
図1及び図2に示すように、本考案のいかめし真空包装体は、内蔵を除去したいかの胴部内に少なくとも穀類を含む詰め物を詰めて加熱調理されたいかめし20が、輪切り状に切断され、真空状態で密封可能な包装体10で包装されている。
包装体10は、対向する一対のシート部材11a、11bの周辺部12を密封して袋状に形成されている。シート部材11a、11bは、酸素を透過しにくいナイロン又はポリエチレン等の素材からなり、単層又は多層のシート状に形成されているものが好適である。また、包装体10の周辺部12に少なくとも1箇所の切り欠き部14を設けることで、消費者に包装体10の開封箇所を示唆する効果が期待できる。
いかめし20は、輪切り状に切断され、いか本来の形態を保持した状態、かつ、いかめし20の詰め物23を消費者が視認可能な状態で包装されている。輪切り状に切断されたいかめし20の切断片22は、いかの胴部21の長手方向に対して垂直又は斜めに切断された切断面22aを有するように切断されるのが好適である。例えば、いかめし20がいかの胴部21の長手方向に対して斜めに切断されることで、いかの胴部21の長手方向に対して垂直に切断される場合と比較して、いかめし20を包装体10へ収納する際に、切断片22が散乱することを防ぎ、いか本来の形態を保持した状態で容易に収納することを可能とする効果が期待できる。収納については、後述する。また、いかめし20を包装体10に収納後、隣り合う切断片22を適度にずらす等することで、切断面22aが現れ、いかめし20の詰め物23が消費者に視認可能な状態にいかめし20の形状を容易に整えることを可能とする。
続いて、図3を参照し、本考案の実施形態におけるいかめし真空包装体のいかめし20の包装の工程について説明する。図3の(a)は、第一の工程を示す平面図である。図3の(b)は、第二の工程を示す平面図である。図3の(c)は第三の工程を示す側面図である。図3の(d)は、第四の工程を示す平面図である。
まず、図3の(a)に示すように、生のいか又は冷凍のいかの下足を取り外し、腹ワタを取り除く。そして、米やもち米などの穀類や取り外した下足を細かく刻んだもの、筍や人参等の野菜類、油揚げ等、適宜の材料を混ぜ合わせ、いかの胴部21の開口部20bから詰め物23として詰め込む。その後、詰め物23がいかの胴部21から飛び出さないように、いかの胴部21の開口部20bを爪楊枝24等で留めて、出し汁で炊き上げて加熱調理し、いかめし30となる。(第一の工程)
次に、図3の(b)に示すように、いかめし30から爪楊枝24等を抜き取る。加熱調理されたことで、詰め物23に含まれた穀類が炊き上がり粘り化が生じたことと、いかの胴部21が硬く締まったことで爪楊枝24等を抜き取ってもいかめし30の形状が崩れることはない。(第二の工程)
続いて、図3の(c)に示すように、いかめし30は、輪切り状に適宜の大きさに切断される。ここで、いかめし30は、輪切り状であれば適宜切断されてよいが、
いかの胴部21の長手方向に垂直又は斜めに切断されるのが好適である。ここで、図中の切断線25は、いかの胴部21の長手方向に対して斜めに切断する場合を図示しているが、この限りではない。切断の際に使用される道具は、包丁等の他に切断専用の機械器具等を用いてもよい。(第三の工程)
いかの胴部21の長手方向に垂直又は斜めに切断されるのが好適である。ここで、図中の切断線25は、いかの胴部21の長手方向に対して斜めに切断する場合を図示しているが、この限りではない。切断の際に使用される道具は、包丁等の他に切断専用の機械器具等を用いてもよい。(第三の工程)
図3の(d)に示すように、第三の工程で切断されたいかめし20は、対向する一対のシート部材11a、11bの周辺部12を密封して袋状に形成され、一端を開口した開口部13を有する包装体10に、いか本来の姿を保持した状態で開口部13より収納される。収納する際は、適宜トングやターナーのような調理器具を使用したり、専用の機械器具等を使用したりすることで、いかめし20の形状を崩さずに容易に収納できる。
包装体10にいかめし20を収納後、隣り合う切断片22を適度にずらす等して、いかめし20の詰め物23が消費者に視認可能な状態にいかめし20の形状を整える。そして、包装体10の開口部13を密封すると同時に、包装体10内の空気を吸引排気することで包装体10の内部を真空状態にする。真空状態とすることで、いかめし20の化学的な変質や微生物による変質を抑制することが可能である。ただし、包装体10を真空状態とする手順や方法等については、これに限らず適宜決定されてよい。(第四の工程)
以上により、本考案のいかめし真空包装体によると、いかめし20が予め輪切り状に切断されて真空状態で包装されているので、消費者に、いかめしを切断する手間を省き、衛生的で食べやすいいかめしを提供することが可能となる。また、いかめし20の詰め物23が消費者に視認可能な状態で包装されるので、消費者は、いかめしの詰め物を自ら切断することなく、包装された状態のまま直接見て確認することが可能である。さらに、輪切り状に切断されたいかめし20の切断片22は、いかの胴部21の長手方向に対して垂直又は斜めに切断された切断面22aを有するので、いかの本来形態を保持した状態で容易に包装することが可能となる。
10 包装体
11a、11b シート部材
12 周片部
13 開口部
14 切り欠き部
20、30 いかめし
20a いかの尖端部
20b 開口部
21 いかの胴部
22 切断片
22a 切断面
23 詰め物
24 爪楊枝
25 切断線
11a、11b シート部材
12 周片部
13 開口部
14 切り欠き部
20、30 いかめし
20a いかの尖端部
20b 開口部
21 いかの胴部
22 切断片
22a 切断面
23 詰め物
24 爪楊枝
25 切断線
Claims (4)
- 内臓を除去したいかの胴部内に少なくとも穀類を含む詰め物を詰めて加熱調理し、輪切り状に切断されたいかめしを、真空状態で密封可能な包装体で包装したことを特徴とするいかめし真空包装体。
- 前記輪切り状に切断されたいかめしの詰め物が視認可能な状態で包装されたことを特徴とする請求項1に記載のいかめし真空包装体。
- 前記輪切り状に切断されたいかめしの切断片は、前記いかの胴部の長手方向に対して垂直又は斜めに切断された切断面を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のいかめし真空包装体。
- 前記輪切り状に切断されたいかめしは、いかの形態を保持した状態で包装されたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のいかめし真空包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013001356U JP3183659U (ja) | 2013-03-13 | 2013-03-13 | いかめし真空包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013001356U JP3183659U (ja) | 2013-03-13 | 2013-03-13 | いかめし真空包装体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3183659U true JP3183659U (ja) | 2013-05-30 |
Family
ID=50427600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013001356U Expired - Fee Related JP3183659U (ja) | 2013-03-13 | 2013-03-13 | いかめし真空包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3183659U (ja) |
-
2013
- 2013-03-13 JP JP2013001356U patent/JP3183659U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5279179B2 (ja) | 即席麺包装体 | |
KR101302159B1 (ko) | 라이스콘 포장용기 | |
JP3183659U (ja) | いかめし真空包装体 | |
KR200423798Y1 (ko) | 차수저 기능을 구비한 일회용 포장봉지 | |
CN204280312U (zh) | 一种真空包装香肠 | |
KR102023848B1 (ko) | 김밥용 밥의 제조방법 | |
KR20140083934A (ko) | 오징어의 튀김 가공 및 포장 방법 | |
CN211418143U (zh) | 重组鱼 | |
JPS58126744A (ja) | 鮨の製造方法 | |
CN217706972U (zh) | 一种应用于螺蛳粉配料生产的活性包装袋 | |
CN205547237U (zh) | 汉堡鸡 | |
KR200413301Y1 (ko) | 이중진공 김밥포장용기 | |
KR101429690B1 (ko) | 깻잎 쌈밥의 제조방법 | |
CN211767432U (zh) | 一种榨菜包装袋的结构 | |
JP3163390B2 (ja) | 容器入りサラダ | |
JP3082815U (ja) | 袋状をなす海鞘の中肉の内部に食材を充填させてなる食品 | |
JP3142063U (ja) | 稲荷寿司 | |
JP3082814U (ja) | 海鞘殻を包装材とする米飯の包装物 | |
KR20170003193U (ko) | 햄버거 포장지 | |
CN105416841A (zh) | 一种即食食品分包的制作工艺 | |
JP2013001421A (ja) | サンドイッチ用包装袋 | |
JP2015221678A (ja) | 食品包装用袋 | |
CN206630040U (zh) | 一种能有效防止手指粘上薯片类食品粉末及油脂的指套 | |
JP3159293U (ja) | 油揚げ食品 | |
JP3139941U (ja) | 食材収納容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160501 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |