JP3182834U - 下着 - Google Patents

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Abstract

【課題】股上の深さ調整にも対応し得る使用勝手に優れた下着を提供する。
【解決手段】人体の下半身に着ける下着であって、腰周りに位置する環状紐状の第一布部1と、第一布部1から連続して下半身の前面に位置する略逆三角形状の第二布部5と、第二布部5の下端から第一布部1にわたって連続して架け渡され、下半身の後面に位置する紐状の第三布部8とを備えて構成されており、第三布部8は、着脱可能な固着機構11を備え、第二布部5と接続されている端部と反対側の他端部が、第一布部1を跨ぐようにして折り返されるとともに、前記固着機構11を介して着脱可能に固着されている。
【選択図】図3

Description

本考案は、人が着用するパンツ・パンティー・ショーツと称される下着の改良に関する。
特に、女性が下半身に着用するパンティー(ショーツ)と称される下着にあっては、単に下半身を覆う下着本来の目的とともに自己を表現する一つの媒体として機能するものであることから、種々の色・柄・模様に富んでおり、さらに形状にいたっては、下半身の肌表面全体を覆う形状のものから、局部的に肌表面を覆い、それ以外の肌表面は略露出状態となるような形状の下着が存在している。
中でも、尻部分の丸みがきれいに出る、スカートやズボンなどを穿く時にショーツラインが出ないためアウターに響かない、という機能を持っている、Tバックと称される下着(Tバック下着という。)が市場に数多く提供されている。浴衣や着物などの和服を着用する際も、ショーツラインを見せない様にするために着用することがある。
Tバック下着は、バックがT字型にカットされたデザインの下着であって、腰周りに位置する環状紐状の第一布部(腰布部)と、第一布部から連続して下半身の前面に位置する略逆三角形状の第二布部(前布部)と、第二布部の下端から第一布部にわたって連続して架け渡され、下半身の後面に位置する紐状の第三布部(後布部)とを備えて構成されている。
従来、第二布部が第一布部・第三布部に対して着脱可能な構成のTバック下着も提供されていた(特許文献1)。
この従来技術にあっては、洗濯時に紐状の第三布部が他の洗濯物に絡んだりするなどの洗濯時の不都合を解消するために、第二布部が第一布部・第三布部に対して着脱可能としていたものである。
さらに、腰周りに配される第一布部にあっては、紐で着脱可能に連結するものであったり、アジャスター機構を備えていたりするものであったりなど、サイズ調整が可能なものも存在していた。
実開平4−69403
しかし、サイズが小さかったような場合には、第三布部が股間に食い込んでしまい、着用時に違和感を覚えたり、痛みを覚えたりすることもあった。
従来提供されていたものは、上述したように、腰周りに配される第一布部が、紐で着脱可能に連結するものや、アジャスター機構を備えていたりするものであるため、サイズ調整が可能なのはあくまでも第一布部であって、これでは腰周りの大小サイズ調整にしか対応できず、股上の深さ調整などには到底対応し得ていなかった。
また、この種のTバックと称される下着にあっては、昨今男性の愛好者も増えている。さらに、男女で揃いの下着を着用することも多くなり、提供者側としては、サイズの大きい男性用とサイズの小さめな女性用の2種類を作成しなければならず手間もコストも掛かっていた。
このように、従来の下着にあっては、上述した不都合を十分に解消し得るものではなかった。
本考案は、従来技術の有するこのような課題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、股上の深さ調整にも対応し得る使用勝手に優れた下着を提供することである。
このような目的を達成するために第一の考案がなした技術的手段は、人体の下半身に着ける下着であって、
腰周りに位置する環状紐状の第一布部(腰布部)と、
第一布部から連続して下半身の前面に位置する略逆三角形状の第二布部(前布部)と、
第二布部の下端から第一布部にわたって連続して架け渡され、下半身の後面に位置する紐状の第三布部(後布部)とを備えて構成されており、
第三布部は、着脱可能な固着機構を備え、第二布部と接続されている端部と反対側の他端部が、第一布部を跨ぐようにして折り返されるとともに、前記固着機構を介して着脱可能に固着されていることを特徴とする下着としたことである。
第一の考案によれば、第一布部を跨いで折り返すときの第三布部の折り返し位置によって第三布部の長さが長短調整される。
これにより、股上の深さを高くしたり低くしたり任意にサイズ調整することが可能である。
したがって、サイズが小さかったような場合には、第三布部の長さを調整して股上の深さ調整することができるため、股間に食い込んで着用時に違和感を覚えたり、痛みを覚えたりする不都合も解消される。
また、サイズの大きい男性用とサイズの小さめな女性用の2種類を作成しなくとも、双方に対応可能であるため、作成手間もコストも削減できる。また、需要者側としても、男女で全く同一の商品を購入・使用することができるため、親密感も高まり興趣の向上も図れる。
第二の考案は、第一の考案において、固着機構は、所定長さを有する取付部と、所定長さを有する被取付部とで構成された面ファスナーであることを特徴とする下着としたことである。
第二の考案によれば、固着機構の一つとして面ファスナーを採用しているため、着脱作業も容易で、簡単にサイズ調整し得る。
第三の考案は、第二の考案において、面ファスナーは、複数のフック部を備えた所定長さの取付部と、該取付部のフック部が係止可能な複数のループ部を備えた所定長さを有する被取付部とで構成されることを特徴とする下着としたことである。
第三の考案によれば、フック部とループ部との係合作用によって固着作用が図れる面ファスナーを採用しているため、価格安価であるとともに着脱作業も容易で、簡単にサイズ調整し得る。
第四の考案は、第二の考案において、被取付部は第三布部の他端部先端側に備えられ、取付部は前記被取付部から所定長さのサイズ調整代を形成して第三布部の所定位置に備えられていることを特徴とする下着としたことである。
第四の考案によれば、取付部と被取付部との間に所定長さのサイズ調整代を形成しているため、このサイズ調整代の長さの領域中において第三布部の長さ調整が自由になし得るため、股上の深さ調整(深浅調整)がその調整代の範囲内で簡単かつ自由に行なえ、男女サイズの変更にも簡易に対応し得る。
第五の考案は、第三の考案において、被取付部は第三布部の他端部先端側に備えられ、取付部は前記被取付部から所定長さのサイズ調整代を形成して第三布部の所定位置に備えられていることを特徴とする下着としたことである。
第五の考案によれば、取付部と被取付部との間に所定長さのサイズ調整代を形成しているため、このサイズ調整代の長さの領域中において第三布部の長さ調整が自由になし得るため、股上の深さ調整(深浅調整)がその調整代の範囲内で簡単かつ自由に行なえ、男女サイズの変更にも簡易に対応し得る。
第六の考案は、第4の考案において、被取付部の長さをL1、取付部の長さをL2としたとき、
L1>L2の関係が成立していることを特徴とする下着としたことである。
第六の考案によれば、取付部の長さに対して被取付部の長さが長く形成されているため、取付部によって他を傷める虞もない。
すなわち、面ファスナーにおける取付部は、一般に、被取付部に対して引っ掛ける構造を有しているため、被取付部よりも長いと、肌面あるいはスカートやズボンに接してしまう虞がある。そのような場合、取付部の引っ掛かり構造がスカートやズボンに引っ掛かり傷めてしまうおそれがある。また、肌面に接した場合には不快感を与えてしまう虞がある。
本考案によれば、取付部は、常に被取付部の範囲内に配することができるため、肌面あるいはスカートやズボンなどに接するということがない。よって、スカートやズボンなどを傷めることもなく、かつ肌面に不快感を与える虞もない。
第七の考案は、第五の考案において、被取付部の長さをL1、取付部の長さをL2としたとき、
L1>L2の関係が成立していることを特徴とする下着としたことである。
第七の考案によれば、取付部の長さに対して被取付部の長さが長く形成されているため、取付部によって他を傷める虞もない。
すなわち、取付部は、被取付部に対して引っ掛ける構造である多数のフック部を有しているため、被取付部よりも長いと、肌面あるいはスカートやズボンにこれらフック部が接してしまう虞がある。そのような場合、取付部のフック部がスカートやズボンに引っ掛かり傷めてしまうおそれがある。また、肌面に接した場合には不快感を与えてしまう虞がある。
本考案によれば、取付部は、常に被取付部の範囲内に配することができるため、肌面あるいはスカートやズボンなどにフック部が接するということがない。よって、スカートやズボンなどを傷めることもなく、かつ肌面に不快感を与える虞もない。
第八の考案は、第一の考案乃至第七の考案のいずれかにおいて、第一布部は、所定箇所で着脱可能かつサイズ調整可能に分割されていることを特徴とする下着としたことである。
第八の考案によれば、第三布部の長さ調整による股上の深さ調整とともに、第一布部の長さ調整による腰周りサイズの大小調整にも併せて対応し得る。
本考案によれば、股上の深さ調整にも対応し得る使用勝手に優れた下着を提供し得た。
本考案の一実施形態を示す全体斜視図である。 本考案の一実施形態で、第三布部を第一布部から取り外した状態を示す全体概略図である。 (A)は、本考案の一実施形態であって、第三布部の長さを調整し、最大長さ状態として股上が最も深くなったときの概略断面図、(B)は、本考案の一実施形態であって、第三布部の長さを調整し、最短長さ状態として股上が最も浅くなったときの概略断面図である。 本考案の他の使用形態を示し、(a)は展開図、(b)は第三布部を第一布部に連結した状態、(c)は第二布部を巻き上げていく状態、(d)は第一布部上に第二布部と第三布部が巻き上げられた状態、(e)は第一布部上に第二布部と第三布部が巻き上げられた状態の本考案品を腕に巻きつける状態、(f)は本考案品を腕に巻きつけてリストバンド(ブレスレット)として身に着けている状態を示す。
以下、本考案の一実施形態について説明する。なお、本実施形態は、本考案の一実施の形態を示したものにすぎず、何等これに限定解釈されるものではなく、本考案の範囲内で適宜設計変更可能である。
本実施形態では、本考案の下着の一実施形態として、いわゆるTバック下着と称される人体の下半身に着ける下着をもって説明する。
なお、本考案は、以下に説明するTバック下着と称されるものに何等限定解釈されるものではなく、一般的なショーツ・パンツ・パンティーと称されるものも本考案の範囲内である。
Tバック下着は、腰周りに位置する環状紐状の第一布部1と、第一布部1から連続して下半身の前面に位置する略逆三角形状の第二布部5と、第二布部5の下端(頂点部分)7から第一布部1にわたって連続して架け渡され、下半身の後面に位置する紐状の第三布部8とを備えて構成されている(図1乃至図3参照。)。
なお、第一布部1・第二布部5・第三布部8は、それぞれ同一の布材(綿・絹など)からなっているが、異なる布材からなるものであってもよく、あるいは合成樹脂材や皮革材なども本考案の範囲内であって、適宜仕様によって変更可能である。
第一布部(腰布部)1は、非伸縮性の布材をもって環状の扁平紐状に形成されており、その環状の一部において所定箇所で着脱可能かつサイズ調整可能に分割されている。
すなわち、それぞれ所定幅・所定長さの第一紐部2と第二紐部3、そして第一紐部2の遊端側の内面に一体に備えた取付部4aと第二紐部3の遊端側の外面に一体に備えた被取付部4bとからなる固着機構4で構成されている(図1乃至図3参照。)。1
本実施形態の第一布部1は非伸縮性の布材をもって形成されているが、伸縮性を有する材質(例えばゴム紐など)をもって構成されるものであっても本考案の範囲内である。
本実施形態では、上述のとおりであるが、第一紐部2の遊端側の内面に被取付部を一体に備え、第二紐部3の遊端側の外面に取付部を一体に備えている構造を採用することも本考案の範囲内であって適宜設計変更可能である。
本実施形態の固着機構4は、図示は省略しているが、後述する第三布部8に備えた取付部12と被取付部13とで構成された面ファスナー11と同様の面ファスナーを想定している。
本実施形態における面ファスナーは、複数のフック部を備えた取付部と、該取付部のフック部が係止可能な複数のループ部を備えた被取付部とで構成されている。
なお、面ファスナーは、本実施形態に限定解釈されるものではなく、本考案の範囲内において周知の面ファスナー構造に適宜設計変更可能であって、たとえば、それぞれにフック部とループ部を備えた取付部と被取付部とからなる周知の面ファスナーであってもよい。
本実施形態では、図1において向かって右側に固着機構4を備えている形態としたが、向かって右側に固着機構4を備えるものであってもよく、また左側と右側の双方に固着機構4を備える形態であってもよく本考案の範囲内で設計変更可能である。なお、第一布部1は、本実施形態では上述のとおり環状の一部において所定箇所で着脱可能かつサイズ調整可能に分割されているが、分割されない連続した環状であってもよい。
第二布部(前布部)5は、下半身の前面を覆う略逆三角形状に形成されており、第一布部1の下縁から連続して一体に垂設されている。
従って、本実施形態では三角形状の布部の底辺部分6が第一布部1と連続して接し、頂点部分(下端)7が下方に向いているとともに第三布部8の端部9と一体に連続している(図1乃至図3参照。)。
第二布部5の略逆三角形状は図示形態に限定解釈されるものではなく、本考案の範囲内において大小任意に設計変更可能である。
第三布部(後布部)8は、非伸縮性の布材をもって所定長さの紐状に形成され、第二布部5の頂点部分(下端)7から、前記第二布部5の底辺部分6が連続する第一布部1の前方位置と相対向する第一布部1の後方位置にわたって連続して架け渡されることで、下半身の前面下方から後面にわたって位置する(図1乃至図3参照。)。
また第三布部8は、本実施形態において、第一布部1よりも扁平の細幅に形成されており、その幅サイズは大小任意であり本考案の範囲内で設計変更可能である。本実施形態の第三布部8は非伸縮性の布材をもって形成されているが、伸縮性を有する材質(例えばゴム紐など)をもって構成されるものであっても本考案の範囲内である。
第二布部5と接続されている端部9と反対側の他端部10の内面には、着脱可能な固着機構11が備えられており、その他端部が、第一布部1の外側20から内側21に跨ぐようにして折り返されるとともに、前記固着機構11を介して第一布部1に対して着脱可能に固着されている(図3参照。)。
固着機構11は、取付部12と被取付部13とで構成された面ファスナーである。
面ファスナーは、前記第一布部1にて説明した面ファスナーと同様に複数のフック部を備えた取付部12と、該取付部12のフック部が係止可能な複数のループ部を備えた被取付部13とで構成されている。
本実施形態では、次のような特徴的な構成を採用している。
すなわち、被取付部13は第三布部8の他端部10の内面先端側に備えられ、取付部12は前記被取付部13から所定長さ(図2にてA1で示す長さ)のサイズ調整代14を形成して第三布部8の所定位置に備えられている。
サイズ調整代14は、この調整代の長さA1の範囲内で股上の深さ調整が図れるもので、この調整代の長さA1が短ければ股上の深さ調整の範囲が狭く、長ければ股上の深さ調整の範囲が広くなる。ちなみに、図3(A)は、最大長さ状態として股上が最も深くなったときの状態(符号H1で示す高さ)で、(B)は、最短長さ状態として股上が最も浅くなったときの状態(符号H2で示す高さ)を示す。
また本実施形態では、図2乃至図3に示すように被取付部13の長さをL1、取付部12の長さをL2としたとき、L1>L2の関係が成立している。
すなわち、このように被取付部13を第三布部8の他端部10の内面先端側に備え、取付部12を前記被取付部13からサイズ調整代14を挟んで第二布部5寄りに備え、さらに、被取付部13の長さを取付部12の長さよりも長く形成したことにより、次のような作用効果が発揮される。
サイズ調整代14の範囲内で第三布部8の長さ調整、すなわち股上の深さ調整を図る際に、取付部12は、常に被取付部13の領域内に位置している。
すなわち、取付部12は、複数のフック部を備えて構成されているものであるため、肌に接すれば不快感を与え、またズボンやスカートなどの被服に接すると、被服にフック部が引っ掛かってしまい、被服を傷つけてしまう虞がある。
しかし、本実施形態によれば、常に取付部12は被取付部13の領域内に位置している(被取付部13と接している)ため、上述のような不都合を招くこともない。
図3は第三布部8の長さを調整して股上の深さ調整をしている状態で、(A)は、最大長さ状態として股上が最も深くなったときの状態(符号H1で示す高さ)で、(B)は、最短長さ状態として股上が最も浅くなったときの状態(符号H2で示す高さ)を示すが、いずれの状態であっても取付部12は被取付部13の領域内に位置している(被取付部13と接している)。
また、図3(A)では、第一布部1に被取付部13が接しているが、本実施形態の被接触部は複数のループ部のみで構成されているため第一布部1に引っ掛かって傷つけるということも生じない。
従って、第一布部1を跨いで折り返すときの第三布部8の折り返し位置によって第三布部8の長さが長短調整される。
これにより、股上の深さを高くしたり低くしたり任意にサイズ調整することが可能である。
よって、サイズが小さかったような場合には、第三布部8の長さを調整して股上の深さ調整することができるため、股間に食い込んで着用時に違和感を覚えたり、痛みを覚えたりする不都合も解消される。
また、サイズの大きい男性用とサイズの小さめな女性用の2種類を作成しなくとも、双方に対応可能であるため、作成手間もコストも削減できる。また、需要者側としても、男女で全く同一の商品を購入・使用することができるため、親密感も高まり興趣の向上も図れる。
例えば、第三布部8を、第一布部1の内側21から外側20に跨ぐようにして折り返すとともに、固着機構11を介して第一布部1に対して着脱可能に固着するものとするのも可能で本考案の範囲内である。この場合、固着機構11を構成する取付部12を第三布部8の先端側に配し、被取付部13はサイズ調整代14を挟んで第二布部5寄りに配するものとする。これによれば上述と同様の作用効果を奏し得る。
なお、第一布部1の取付部12と被取付部13にあっても、第三布部8の取付部12と被取付部13のように、被取付部13の長さを取付部12の長さよりも長尺状に形成するものとすれば上述と同様の効果を生じ得る。
また、本実施形態によれば、第一布部1を、第一紐部2と第二紐部3の二分割構成とし、そして第一紐部2の遊端側の内面に一体に備えた取付部12と第二紐部3の遊端側の外面に一体に備えた被取付部13とからなる固着機構4を備えているため、第三布部8の長さ調整による股上の深さ調整(股上深さサイズ調整)とともに、第一布部1の長さ調整による腰周りサイズの大小調整にも併せて対応し得る。
「本考案の他の利用形態」
本考案では、上述の実施形態のとおり、第一布部(腰布部)1に取付部4aと被取付部4bとからなる固着機構4を、第三布部8に取付部12と被取付部13とからなる固着機構11をそれぞれ設けて構成しているため、次のようにファッションアイテム(身飾品・アクセサリー)としても利用可能である(図4参照)。
例えばその一例を図に基づいて説明すると、所定の順序で折りたたみ、腕に巻きつけることで、ブレスレット・リストバンド(手首につける身飾品)等として使用することができる(図4(a)−(f)参照。)。
まず、第一布部1の取付部4aと被取付部4b、及び第三布部8の取付部12と被取付部13をそれぞれ離して(固着状態を解除して)展開状態とする(図4(a)参照。)。
次に、第三布部8の他端部10を、展開状態の第一布部1の下側から跨ぐようにして折り返すとともに、取付部12を被取付部13に固着させる(図4(b)参照。)。
このとき、第三布部8の他端部10は、第一布部1の下縁から連続して一体に垂設されている第二布部5の底辺部分6の角部6a近くで固着させるようにする(図4(b)参照。)。
次に、上記工程後、第二布部5の頂点部分7(第三布部8の端部9)側から、折りたたむようにして第一布部1方向へ巻き上げていく(図4(c)参照。)。このとき、第一布部1の幅(図4(a)にてW1で示す短手方向の幅)と略同程度の幅となるように巻き上げるとよい。これによれば、巻き上げ完成状態で、第一布部1上には、第二布部5と第三布部8が、第一布部1の幅W1と略同程度の幅で巻き上げられた状態(折りたたまれた状態)とすることができる(図4(d)−(e)参照。)。
なお、第二布部5と第三布部8の巻き上げ状態幅は上述の幅に限定解釈されるものではなく、第一布部1の幅W1よりも小さくても大きくても構わない。
そして、上記工程後、例えば、腕に数回巻きつけて、巻きつけ完了後、第一布部1の取付部4aを被取付部4bに固着させて完了となる(図4(e)−(f)参照。)。
従って、本考案の下着において、上述のように用いれば、ファッションアイテムとしてのブレスレット・リストバンドとして使用することもでき、使用者及び第三者には下着本来の使用とは掛け離れた用い方に新鮮さと驚きを与え興趣の向上を図ることもできる(図4(f)参照。)。
また、第一布部1の表側にアクセントとなる文字・色・図柄などの装飾を施しておけば、リストバンドとしてのファッション性を向上させることも可能である。また、本実施例では、第一布部1上に、第二布部5と第三布部8が、第一布部1の幅W1と略同程度の幅で巻き上げられた状態(折りたたまれた状態)としたため、腕に巻きつけた状態、すなわちブレスレット・リストバンドとして使用したときに直視される外観形態が綺麗である。
本考案の下着としての使用と異なる上述のような他の使用形態は、単に一実施形態であって、その他の使用形態を採用することは可能である。
本考案は、本実施形態のようなTバック下着と称されるもの以外の下着、すなわち、腰周りに位置する第一布部と、第一布部から連続して下半身の前面を覆う略逆三角形状の第二布部と、第二布部から連続して第三布部に接続され、下半身の臀部を覆う第三布部とで構成される一般的なショーツ・パンティ・パンツと称される下着にも利用可能である。
1 第一布部
2 第一紐部
3 第二紐部
5 第二布部
8 第三布部
11 固着機構(面ファスナー)
12 取付部(フック部)
13 被取付部(ループ部)
14 サイズ調整代
20 外側
21 内側

Claims (8)

  1. 人体の下半身に着ける下着であって、
    腰周りに位置する環状紐状の第一布部と、
    第一布部から連続して下半身の前面に位置する略逆三角形状の第二布部と、
    第二布部の下端から第一布部にわたって連続して架け渡され、下半身の後面に位置する紐状の第三布部とを備えて構成されており、
    第三布部は、着脱可能な固着機構を備え、第二布部と接続されている端部と反対側の他端部が、第一布部を跨ぐようにして折り返されるとともに、前記固着機構を介して着脱可能に固着されていることを特徴とする下着。
  2. 固着機構は、取付部と被取付部とで構成された面ファスナーであることを特徴とする請求項1に記載の下着。
  3. 面ファスナーは、複数のフック部を備えた取付部と、該取付部のフック部が係止可能な複数のループ部を備えた被取付部とで構成されることを特徴とする請求項2に記載の下着。
  4. 被取付部は第三布部の他端部先端側に備えられ、取付部は前記被取付部から所定長さのサイズ調整代を形成して第三布部の所定位置に備えられていることを特徴とする請求項2に記載の下着。
  5. 被取付部は第三布部の他端部先端側に備えられ、取付部は前記被取付部から所定長さのサイズ調整代を形成して第三布部の所定位置に備えられていることを特徴とする請求項3に記載の下着。
  6. 被取付部の長さをL1、取付部の長さをL2としたとき、
    L1>L2の関係が成立していることを特徴とする請求項4に記載の下着。
  7. 被取付部の長さをL1、取付部の長さをL2としたとき、
    L1>L2の関係が成立していることを特徴とする請求項5に記載の下着。
  8. 第一布部は、所定箇所で着脱可能かつサイズ調整可能に分割されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の下着。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015131073A (ja) * 2014-01-16 2015-07-23 オカ株式会社 便座クッション
JP2017048470A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 忍 塩野 締め込みパンツ

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