JP3025021U - ファッションバンド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自他ともに楽しめるユニークなファッション
性を顕現するファッションバンドを提供する。 【構成】 装飾性を付与した伸縮性編織布にて腰部に着
装する環状の腰部バンド１と、大腿部バンドに着装する
大腿部バンド２、及び前記腰部バンド１と大腿部バンド
２とを適宜な位置で連結させるための一対若しくは複数
対の吊り下げバンドとより一体的に形成されたファッシ
ョンバンド。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は主として女性用装飾下着としてのファッションバンドに関する。更に 詳しくは、通常のパンティー、ショーツ等の内側又は外側乃至は単独で着装して 、例えば撮影会等において、アンダーウェア類を象徴するファッション性を誇張 するためのファッションバンドに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来は、腰部に着装する金属製の例えばチェーン状のものや、大腿部にストッ キングのすべり止めとして装着するバンドがあった。しかし本考案乃至本考案に 類似する提案は見当たらない。敢えて言えば、シートストリップ状のもので舞踏 演技に使用されているものがあるが、本考案のものとは異なる構成のものである 。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来、ファッション性を有するアンダーウェアには、それぞれ下衣類自体と美 麗を演出するための兼用による種々の趣向を凝らしたものが提案されていた。し かしながら単一的な身飾用としての特異なファッション性を主張するものがなか った。本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、視覚的作用によりユニーク なファッション性を顕現する下着を提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案のファッションバンドは装飾性を付与した伸縮性編織布を用いて、腰部 に着装する環状の腰部バンド１と大腿部バンド２とより形成され、加えて前記腰 部バンド１と大腿部バンド２を適宜な位置で連結させるための吊り下げバンド３ とより形成され、更に装飾性を付与した適宜な形状のフリル４を腰部バンド１に 添着して形成される。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図３は後方から見たファッションバンドＡを人体に単独で着装した状態を示し ている。これを着脱するには、通常のパンティー、ショーツ等と同じ操作であり 、ファッションバンドＡをパンティー、ショーツ等と併用する場合には、そのフ ァッションバンドＡの内側又は外側に重ねて着用する。

【０００６】

【実施例】

本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図１はファッションバン ドＡの斜視図である。図２は腰部バンド１にフリル４を取り付けたファッション バンドＡの斜視図である。図３は使用状態を示す説明図である。

【０００７】 図１に於いて、腰部バンド１と大腿部バンド２をそれぞれ環状に形成し、前記 腰部バンド１の外側端６の対称位置に吊り下げバンド３の上端を縫着若しくは接 着し、かつ該吊り下げバンド３の他端を前記大腿部バンド２のそれぞれ外側端７ に縫着若しくは接着し、腰部バンド１と大腿部バンド２が一体となるように連結 させている。腰部バンド１と大腿部バンド２並び吊り下げバンド３の材料として は、所望の色彩、模様を付与した伸縮性編織布が好適であり、腰部バンド１と大 腿部バンド２は幅１ｃｍ乃至３ｃｍ程度のものを用い、吊り下げバンド３には幅 ０．５ｃｍ乃至２ｃｍ程度のものを用いる。なお、腰部バンド１と大腿部バンド ２との相対関係は、図３に示すとおり臀部を包囲嵌着した状態を顕現することに より、ファッション性を一段と向上させるものである。

【０００８】 図２では、所望の色柄を顕現したフリル４を前記腰部バンド１の前面若しくは 周面に添着して形成され、特異なファッション性を演出することができる。フリ ル４の形状としては、裾部５を連続した波形に構成したものが好ましく、その上 下幅は使用目的に応じ適宜選択するが、一般には５ｃｍ乃至１０ｃｍ程度にすれ ば良い。

【０００９】 なお、前記大腿部バンド２は、通常左右対称に取り付けられているが、どちら か一方だけ取り付けても、却って特異なファッション性を顕現することができる 。更に腰部バンド１、大腿部バンド２、吊り下げバンド３は平ベルト状、丸紐状 等、適宜選択することができる。

【００１０】

【考案の効果】

以上のように構成されたものであるため、他のアンダーウェアー類との組み合 わせも容易であり、従来にないシンプルなファッション性を添えることができ、 且つ優雅さを助長し、自他ともに楽しめる意匠効果や、演出効果が期待できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のファッションバンドの斜視図である。

【図２】腰部バンドにフリルを取り付けた状態を示す斜
視図である。

【図３】人体に装着した後方説明図である。

【符号の説明】

Ａ ファッションバンド １ 腰部バンド ２ 大腿部バンド ３ 吊り下げバンド ４ フリル ５ 裾部 ６ 腰部バンド外側端 ７ 大腿部バンド外側端

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 装飾性を付与した伸縮性編織布にて腰部
   に着装する環状の腰部バンド（１）と、大腿部に着装す
   る大腿部バンド（２）、及び前記腰部バンド（１）と大
   腿部バンド（２）とを適宜な位置で連結するための一対
   若しくは複数対の吊り下げバンド（３）とより一体的に
   形成されたことを特徴とするファッションバンド。
2. 【請求項２】 装飾性を付与した適宜な形状のフリル
   （４）を腰部バンド（１）に添着して形成されたことを
   特徴とする請求項１記載のファッションバンド。