JP3182818U - 半固体状食材の成形器 - Google Patents
半固体状食材の成形器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3182818U JP3182818U JP2013000472U JP2013000472U JP3182818U JP 3182818 U JP3182818 U JP 3182818U JP 2013000472 U JP2013000472 U JP 2013000472U JP 2013000472 U JP2013000472 U JP 2013000472U JP 3182818 U JP3182818 U JP 3182818U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- lid
- opening
- blade
- molding machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Food-Manufacturing Devices (AREA)
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
Abstract
【解決手段】本考案の成形器1は、容器体10と、押し出し部材20と、を備える。容器体10には、少なくとも、本体11と、第1蓋体12と、少なくとも一つの刃部アタッチメント13が設けられる。本体11は、両端E1,E2に第1・第2開口部O1,O2が設けられ、かつ、押し出し部材20を挿通可能な中空筒状である。第1蓋体12は、本体11の一端E1に着脱自在に設けられ、かつ、第1開口部O1を開閉可能である。刃部アタッチメント13は、本体11の他端E2に着脱自在に設けられ、かつ、第2開口部O2の断面空間を分割する刃部14を備えている。容器体10には、第2開口部O2を開閉可能な第2蓋体15がさらに設けられていることが好ましい。
【選択図】図1
Description
(態様1)
容器体と、押し出し部材と、を備えた半固体状食材の成形器であって、
前記容器体には、
両端に第1・第2開口部が設けられ、かつ、前記押し出し部材を挿通可能な中空筒状の本体と、
前記本体の一端に着脱自在に設けられ、かつ、前記第1開口部を開閉可能な第1蓋体と、
前記本体の他端に着脱自在に設けられ、かつ、前記第2開口部の断面空間を分割する刃部を備えた少なくとも一つの刃部アタッチメントと、
が設けられていることを特徴とする半固体状食材の成形器。
(態様2)
前記容器体には、第2開口部を開閉可能な第2蓋体がさらに設けられていることを特徴とする態様1に記載の成形器。
(態様3)
前記刃部は、網目状、升目状、幾何学的形状、及びキャラクター形状の少なくとも一つを含んだ断面構造を有することを特徴とする態様1又は2に記載の成形器。
(態様4)
前記刃部アタッチメントは複数であり、かつ、
前記刃部アタッチメントの前記刃部は互いに断面構造が異なることを特徴とする態様1〜3のいずれかに記載の成形器。
(態様5)
前記本体は中空円筒状を成し、かつ、
前記第1蓋体又は前記第2蓋体は前記本体の前記一端又は前記他端を収容する収容部を備えることを特徴とする態様1〜4のいずれかに記載の成形器。
(態様6)
前記第1蓋体、前記第2蓋体、及び前記本体の少なくとも一つの部材には、前記第1開口部又は前記第2開口部を閉じるときに液体原料を漏らさない漏洩防止構造が設けられていることを特徴とする態様1〜5のいずれかに記載の成形器。
(態様7)
前記一端又は前記他端の外周面と前記収容部の内周面には、前記本体と前記第1蓋体又は前記第2蓋体とを螺合可能にする螺合構造が設けられていることを特徴とする態様5又は6に記載の成形器。
(態様8)
前記第1蓋体又は前記第2蓋体は、前記本体を垂直に立設可能な台座部を備えたことを特徴とする態様6又は7のいずれかに記載の成形器。
(態様9)
前記本体には、前記本体の中空空間を分割しかつ前記本体の長手方向に延びた仕切り部材がさらに設けられることを特徴とする態様1〜8のいずれかに記載の成形器。
(態様10)
前記押し出し部材によって前記本体から押し出された半固体状食材を載置可能な凹溝と、
前記凹溝の一部に設けられ、かつ、包丁又はナイフを挿入可能なガイド溝と、
が形成された食材長さ調節器具をさらに備えることを特徴とする態様1〜9のいずれかに記載の成形器。
本考案の半固体状食材の成形器1は、図1及び図2に示すように、主として、容器体10と、押し出し部材20と、を備える。ここで、容器体10には、中空筒状の本体11と、第1蓋体12、及び少なくとも1つの刃部アタッチメント13(13a,13b)が設けられる。これらの各構成要素11,12,13について詳しく説明する。
本体11は、その両端E1,E2に第1・第2開口部O1,O2が設けられ、かつ、押し出し部材20を挿通可能である。第1蓋体12は、本体11の一端E1に着脱自在に設けられかつ第1開口部O1を開閉可能である。加えて、刃部アタッチメント13(13a,13b)は他端E2に着脱自在に設けられており、第2開口部O2の断面空間を分割する刃部14(14a,14b)を備えている。
押し出し部材20には、本体11(中空空間)長手方向の断面形状に対応した押し出し面23が設けられた押し出し部21と、掴み部22と、が設けられることが好ましい。これにより、図3に示すように、第1開口部O1から本体11の内部へ押し出し部21を挿入し、本体11の内部で成形・凝固された食材(図示せず)を刃部アタッチメント13の付いた第2開口部O2から本体11の外側へ適切に押し出すことが可能となる。さらに、掴み部22は押し出し部21の断面積よりも小さな断面積を有した棒状体であることが好ましい。これにより、押し出し部材20を軽量化し、原料コストを抑えることも可能となる。
なお、本体11、第1蓋体12(及び後述の第2蓋体15)、又は、押し出し部材20は、樹脂、金属、木材、ガラス等から作ることができ、その原料は上記例示に限定されないが、射出成形等を利用した生産性、生産コスト、成形器の軽量化の観点から、樹脂を原料に使用することが好ましい。なお、刃部14については、固化物を切り分ける切断能力が十分に担保されていれば、金属製ワイヤーや金属製刃、樹脂、木材を使用することが考えられるが、安価に大量生産が可能になるとの理由からやはり樹脂が好ましい。
また、容器体10には、第2開口部O2を開閉可能な第2蓋体15がさらに設けられていることが好ましい。これにより、後述するように、液体原料(図示せず)を本体11内で凝固させる間に、埃や塵が本体11内の液体原料に落下することを防止できるとともに、万が一、容器体10が倒れても液体原料がこぼれ出ることを極力抑えることができる。なお、図1〜図3に示す例では、第2蓋体15は刃部アタッチメント13(13a,13b)に着脱可能に取り付けられるが、必ずしもこの構成に限定されない。
なお、第1蓋体12、第2蓋体15、本体11の少なくとも一つの部材には、第1開口部O1又は第2開口部O2を閉じるときに液体原料を漏らさない漏洩防止構造16が設けられていることが好ましい。例えば、本体11は中空円筒状を成し、かつ、第1蓋体12は本体11の一端E1を収容する収容部17を備えており、漏洩防止構造16として、一端E1の外周面と収容部17の内周面には、本体11と第1蓋体12とを螺合可能にする螺合構造16(16a,16b)が設けられていてもよい。このようにすれば、簡素な構成で本体11内での液体原料の密封性(シール性)を実現することができる。また、図示しないが、同様の螺合構造を第2蓋体15と他端E2の外周面にも設置してもよい。
また、本体11内での液体原料の密封性(水密性)を高めるために、ゴム製パッキン等の別部材(図示せず)を第1・第2蓋体12,15と本体11との間に追加してもよい。また、液体原料の密封性を発揮できる構造が設けられていれば、本体11の中空筒状体の断面形状として、図示の円筒に限定されず、図示しない矩形、多角形、又はハート形などの種々の形状を採用可能である。
本考案の成形器1の使用方法を次に説明する。先ず、本体11の一端E1に第1蓋体12を取り付け、第1開口部O1を密閉する。そして、第2開口部O2を通して調理目的の図示しない液体原料を本体11内へ注ぎ入れる。本体11の中空空間の全部又は一部を液体原料で充填したら、これらを冷蔵庫等の保管場所に保管して、液体原料を半固体状に凝固させる。なお、第1蓋体12のみが本体11に組み付いた状態で保管してもよいし、さらに本体11に刃部アタッチメント13や第2蓋体15を本体11に組み付けた状態で保管してもよい。後者の場合、第2蓋体15の装着によって凝固中の液体原料に塵や埃が混じることを防止できる。
もちろん、図4(a)〜図4(e)に示すように、刃部14(14a〜14e)の断面構造が異なる刃部アタッチメント13(13a〜13e)を複数用意してもよい。刃部14の断面構造は、網目状、升目状、幾何学的形状、及びキャラクター形状の少なくとも一つを含んだ断面構造を有するようにしてもよい。これらを交換することで、例えば、きしめん状、そうめん状、及びその他特有の断面をもつ長尺状に固化物を切り出すことができる。
また、図5に示すように、本体11には、本体11の中空断面を分割しかつ本体11の長手方向に延びた仕切り部材19が形成されていてもよい。このように構成した本体11の各分割空間S1,S2に別々の図示しない複数の液体原料(例えば、着色の異なるゼリー原料、又は異なる食材材料(ゼリー原料と杏仁豆腐の原料))を注ぎ入れ、これらを固化させることができる。この分割された個々の分割空間S1,S2の断面に対応した押し出し面23S1,23S2を有した押し出し部21S1,21S2を備えた押し出し部材20S1,20S2を用意すれば、分割空間S1,S2内の固化物を、刃部アタッチメント13を通して本体11外部へ押し出すことができる。
さらに、本考案の成形器1は、食材長さ調節器具30をさらに備えることが好ましい。食材長さ調節器具30には、例えば、図6(a)及び図6(b)に示すように、押し出し部材20によって本体11から押し出された半固体状食材(図示せず)を載置可能な凹溝31と、凹溝31の一部に設けられかつ包丁40又はナイフ(図示せず)を挿入可能なガイド溝32と、が形成される。食材長さ調節器具30には、本体11の端部E1を収容する収容溝33がさらに設けられていてもよい。
10 容器体
11 本体
12 第1蓋体
13(13a,13b,13c,13d,13e) 刃部アタッチメント
14(14a,14b,14c,14d,14e) 刃部
15 第2蓋体
16(16a,16b) 漏洩防止構造
17 第1蓋体の収容部
18 台座部
19 仕切り部材
20 押し出し部材
E1,E2 本体の端部(一端、他端)
O1,O2 本体の第1・第2開口部
Claims (10)
- 容器体と、押し出し部材と、を備えた半固体状食材の成形器であって、
前記容器体には、
両端に第1・第2開口部が設けられ、かつ、前記押し出し部材を挿通可能な中空筒状の本体と、
前記本体の一端に着脱自在に設けられ、かつ、前記第1開口部を開閉可能な第1蓋体と、
前記本体の他端に着脱自在に設けられ、かつ、前記第2開口部の断面空間を分割する刃部を備えた少なくとも一つの刃部アタッチメントと、
が設けられていることを特徴とする半固体状食材の成形器。 - 前記容器体には、第2開口部を開閉可能な第2蓋体がさらに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の成形器。
- 前記刃部は、網目状、升目状、幾何学的形状、及びキャラクター形状の少なくとも一つを含んだ断面構造を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の成形器。
- 前記刃部アタッチメントは複数であり、かつ、
前記刃部アタッチメントの前記刃部は互いに断面構造が異なることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の成形器。 - 前記本体は中空円筒状を成し、かつ、
前記第1蓋体又は前記第2蓋体は前記本体の前記一端又は前記他端を収容する収容部を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の成形器。 - 前記第1蓋体、前記第2蓋体、及び前記本体の少なくとも一つの部材には、前記第1開口部又は前記第2開口部を閉じるときに液体原料を漏らさない漏洩防止構造が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の成形器。
- 前記一端又は前記他端の外周面と前記収容部の内周面には、前記本体と前記第1蓋体又は前記第2蓋体とを螺合可能にする螺合構造が設けられていることを特徴とする請求項5又は6に記載の成形器。
- 前記第1蓋体又は前記第2蓋体は、前記本体を垂直に立設可能な台座部を備えたことを特徴とする請求項6又は7のいずれかに記載の成形器。
- 前記本体には、前記本体の中空空間を分割しかつ前記本体の長手方向に延びた仕切り部材がさらに設けられることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の成形器。
- 前記押し出し部材によって前記本体から押し出された半固体状食材を載置可能な凹溝と、
前記凹溝の一部に設けられ、かつ、包丁又はナイフを挿入可能なガイド溝と、
が形成された食材長さ調節器具をさらに備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の成形器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013000472U JP3182818U (ja) | 2013-01-31 | 2013-01-31 | 半固体状食材の成形器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013000472U JP3182818U (ja) | 2013-01-31 | 2013-01-31 | 半固体状食材の成形器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3182818U true JP3182818U (ja) | 2013-04-11 |
Family
ID=50426860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013000472U Expired - Fee Related JP3182818U (ja) | 2013-01-31 | 2013-01-31 | 半固体状食材の成形器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3182818U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018029881A (ja) * | 2016-08-26 | 2018-03-01 | パール金属株式会社 | シェーカー及びその付属品 |
-
2013
- 2013-01-31 JP JP2013000472U patent/JP3182818U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018029881A (ja) * | 2016-08-26 | 2018-03-01 | パール金属株式会社 | シェーカー及びその付属品 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5366201A (en) | Indented, invertable food mold with raised center | |
CN204930249U (zh) | 一种冰淇淋连续凝冻机 | |
KR20130138234A (ko) | 내용물 충전 초콜릿의 제조방법 및 그 방법으로 제조된 초콜릿 | |
JP2009538408A (ja) | 氷保持装置 | |
JP3182818U (ja) | 半固体状食材の成形器 | |
GB2528146A (en) | Cosmetic palette assembly and method of making the same | |
KR200469943Y1 (ko) | 빙과제조용기 | |
WO2007067097A3 (en) | A method of production a sweet, a forming core for production a sweet shell and a sweet produced by the same method | |
JP3167708U (ja) | 卵調理装置 | |
JP5684933B1 (ja) | 豆腐、豆腐成形用具および豆腐成形方法 | |
JP3182396U (ja) | アイスバッグ | |
JP3123759U (ja) | 水種菓子成形器 | |
CN103079963A (zh) | 用于冰激凌的包装 | |
JP7450378B2 (ja) | 食品用容器及び容器入り食品 | |
JP3155263U (ja) | 具付き冷凍麺および具付き冷凍麺用成形容器(トレー) | |
JP3163063U (ja) | 手作り石鹸製作用石鹸型 | |
CN209450383U (zh) | 免烘烤透明食品模具 | |
JP3176503U (ja) | 食品携帯容器 | |
KR200275405Y1 (ko) | 빙과류 성형틀 | |
KR200293038Y1 (ko) | 롤 케익형 아이스크림의 성형용기 | |
ITMI990693U1 (it) | Contenitore per alimenti particolarmente studiato per gelati e simili | |
JP3162904U (ja) | ゲル化食品の切断装置 | |
CN107361191A (zh) | 一种雪糕模具 | |
KR200270045Y1 (ko) | 내부충진물의 배출방지용 떡볶이 떡 | |
JP2011184384A (ja) | 多色化粧料および多色化粧料の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3182818 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160321 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |