JP3182759U - 歯科用ハンドピース - Google Patents

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Abstract

【課題】タービン室内の気流の流れが妨害された状況を効果的に改善可能な歯科用ハンドピースを提供する。
【解決手段】タービン室12は、頂部に開口部121を有し、底部に穿孔122を有し、内壁面に吸気孔13および排気孔14を有する。回転子21は、タービン室内12に装着されており、伝動軸22および伝動軸22の外周に配置された伝動ユニット23を有する。伝動ユニット23は環状に配列されている複数のタービンフィン231から構成されている。吸気孔13からタービン室12に流れ込んだ高圧気体は、伝動ユニット23のタービンフィン231を押すことによって回転子21を回転させる。また伝動ユニット23は隣り合うタービンフィン231の間に開口部121に対向している欠け口25が形成されている。伝動ユニット23を押す高圧気体は欠け口25より放出される。
【選択図】 図1

Description

本考案は、歯科用ハンドピースに関する。
図6に示すように、従来の歯科用ハンドピースは、ヘッド部91、タービン室92、回転子93およびキャップ94を備える。タービン室92は、ヘッド部91内に形成され、開口部が上向きである。回転子93は、自由に回転できるようにタービン室92の軸方向に位置付けられ、かつ末端が外部に露出し、グラインダーまたはドリルなどの工具931に連結される。また回転子93は中間部位に複数のタービンフィンから構成された伝動ユニット932を有する。高圧気体がタービン室92に流れ込み、伝動ユニット932のタービンフィンを押すと、回転子93が円周方向に沿って回転する。
従来の歯科用ハンドピースが使用される際、タービン室92に流れ込んだ高圧気体は伝動ユニット932のタービンフィンを押した後、タービンフィンの間の欠け口によって上に放出される。キャップ94はタービン室92に対向する端面が高圧気体を誘導および集中できるように設計されておらず、平面状を呈するため、上に放出された高圧気体はキャップ94の底部の端面に衝突し、図中の矢印に示すように乱流が発生する。よって、タービン室92内の気流の流れを妨害することがよくあると同時に回転抵抗を増大させ、トルクを低下させてしまうという欠点がある。一方、従来の歯科用ハンドピースのタービン室92内の気体はすぐ排出されるため、高圧気体をタービンフィンに二回衝突させることによって気流作用の効率を向上させる効果を達成することができない。
本考案は、タービン室内の気流の流れが妨害される状況を効果的に改善可能な歯科用ハンドピースを提供することを主な目的とする。
本考案は、タービンフィンに衝撃を二回与えることによって気流作用の効率を向上させ、切断(cutting)力を増大させる歯科用ハンドピースを提供することをもう一つの目的とする。
上述の目的を達成するために、本考案による歯科用ハンドピースは、ヘッド部、回転子およびキャップを備える。
ヘッド部は、内部にタービン室が形成されている。タービン室は、頂部に開口部を有し、底部に穿孔を有し、内壁面に吸気孔および排気孔を有する。
回転子は、タービン室内に装着されており、伝動軸および伝動軸の外周に配置された伝動ユニットを有する。伝動ユニットは環状に配列されている複数のタービンフィンから構成されている。吸気孔からタービン室に流れ込んだ高圧気体は、伝動ユニットのタービンフィンを押すことによって回転子を回転させる。また伝動ユニットは隣り合うタービンフィンの間に開口部に対向している欠け口が形成されている。伝動ユニットを押す高圧気体は欠け口より放出される。
キャップは、タービン室の開口部に被さり、タービン室に対向する端面と伝動ユニットとの間に円周に沿って形成されている環状溝を有する。環状溝は欠け口に対向するように配置され、欠け口から放出された高圧気体を集中させる。
環状溝は、キャップ上のタービン室に対向する端面に配置され、底面が陥没され円弧状を呈する。
伝動ユニットは、開口部から遠く離れる一端に環状に形成されたストッパーを有する。キャップはボタンを有する。このボタンは環状溝から離れる方向に突起し、周りに複数のスロットを有する。
排気孔は、回転子の回転方向へ伸びる陥没部位を有する。伝動ユニットのタービンフィンは開口部に向かう辺縁端部が陥没して形成した円弧状ガイド溝を有する。排気孔の陥没部位とタービンフィンのガイド溝とは相互に向かい合い、同じ高さの水平位置を有する。
本考案は、タービン室内の気流の流れが妨害される状況を改善することができ、タービンフィンに衝撃を二回与えることによって気流作用の効率を向上させることができ、切断(cutting)力を増大することができる。
本考案の一実施形態による歯科用ハンドピースを示す分解斜視図である。 本考案の一実施形態による歯科用ハンドピースを示す断面図である。 本考案の一実施形態による歯科用ハンドピースを示す断面図である。 本考案の一実施形態による歯科用ハンドピースを示す断面図である。 本考案の一実施形態による歯科用ハンドピースを示す断面図である。 従来の歯科用ハンドピースを示す断面図である。
以下、本考案の実施形態による歯科用ハンドピースを図面に基づいて説明する。
(一実施形態)
図1および図2に示すように、本考案の一実施形態による歯科用ハンドピースは、ヘッド部11、回転子21およびキャップ31を備える。
ヘッド部11は、内部にタービン室12を有する。タービン室12は、頂部に開口部121を有し、底部に穿孔122を有し、内壁面に吸気孔13および排気孔14を有する。またヘッド部11は、握る所として後端部から外側へ伸びて形成されたグリップ15を有する。
回転子(Rotor)21は、タービン室12の開口部121の軸方向に沿ってタービン室12内に装着され、伝動軸22および伝動ユニット23を有する。伝動軸22は、末端に配置された工具(Burr)221を有する。工具221は、穿孔122を貫通し、タービン室12の外部に露出する各種類のグラインダーまたはドリルである。伝動ユニット23は、回転子21の周りに環状に配列された複数のタービンフィン231から構成され、かつ別々に上部および下部に嵌合されたベアリング24を有する。また伝動ユニット23は、さらに開口部121から遠く離れる底部に環状に形成されたストッパー232を有し、隣り合うタービンフィン231の間に開口部121に対向する欠け口25が形成されている。吸気孔13からタービン室12に流れ込んだ高圧気体は、伝動ユニット23のタービンフィン231を押すことによって回転子21を回転させる。伝動ユニット23のタービンフィン231は開口部121に向かう辺縁端部が陥没して形成した円弧状ガイド溝233を有する。排気孔14は、回転子21の回転方向へ伸びる陥没部位141を有する。排気孔14の陥没部位141とタービンフィン231のガイド溝233とは相互に向かい合い、同じ高さの水平位置を有する。
キャップ31(Head Cap)は、タービン室12の開口部121に被さり、かつタービン室12に対向する端面と伝動ユニット23との間に円周に沿って形成された環状溝32を有する。環状溝32は欠け口25に向かい合うように配置され、かつ欠け口25から放出された高圧気体を集中させることができる。本実施形態において、環状溝32はキャップ31上のタービン室12に向かう端面に円周に沿って陥没し、環状に形成される。環状溝32の底面は陥没円弧状を呈する。キャップ31はボタン33を有する。ボタン33はキャップ31との間に挟まる弾性ユニット34を有する。弾性ユニット34は環状溝32から離れる方向にボタン33を突起させる。またボタン33は周りに形成された複数のスロット331を有する。
上述した付属品から構成された本考案を使用する際、図3に示すように、高圧気体が吸気孔13からタービン室12に導入され、伝動ユニット23のタービンフィン231を押す際、回転子21は回転すると同時に工具221を連動させる。このとき伝動ユニット23の底部はストッパー232から遮断されるため、伝動ユニット23のタービンフィン231を押した後の高圧気体はタービンフィン231の周りの壁面に沿って隣り合うタービンフィン231の間の欠け口25から上に勢いに放出される。続いて欠け口25から放出された高圧気体は欠け口25に向かい合うように配置された環状溝32によって誘導および集中する。このとき環状溝32の底面は円弧状を呈するため、気流は環状溝32に沿って円滑に流動し、高圧気体の引き起こした乱流を効果的に抑制することができる。一方、キャップ31に流れ込んだ一部分の高圧気体はボタン33のスロット331から外部に排出される。従って、本考案は、高圧気体がタービン室12に還流することを効果的に防止し、かつタービン室12の気流の流れが妨害されないことを確保することができる。
図4および図5に示すように、環状溝32に導入された高圧気体が回転子21の回転方向に沿って後方へ流動する際、一部分の高圧気体は排気孔14に流れ込み、そののち排出される。図中の破線矢印に示した別の一部分の高圧気体は排気孔14の陥没円弧状の陥没部位141から誘導されたうえで陥没部位141とともに高さの同じ水平位置に据えられた誘導溝233によって伝動ユニット23のタービンフィン231の間に再び導入されるため、タービンフィン231に衝撃を二回与える効果を達成することができる。従って、本考案はタービン室12での気流の流れの効率を大幅に向上させ、歯科用ハンドピースの切断(cutting)力を増大させることができる。
以上、本考案は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
11:ヘッド部、
12:タービン室、
121:開口部、
122:穿孔、
13:吸気孔、
14:排気孔、
141:陥没部位、
15:グリップ、
21:回転子、
22:伝動軸、
221:工具、
23:伝動ユニット、
231:タービンフィン、
232:ストッパー、
233:ガイド溝、
24:ベアリング、
25:欠け口、
31:キャップ、
32:環状溝、
33:ボタン、
331:スロット、
34:弾性ユニット。

Claims (7)

  1. 内部にタービン室が形成されているヘッド部と、
    前記タービン室内に装着され、伝動軸および伝動ユニットを有し、当該伝動ユニットが前記伝動軸の外周に配置され環状に配列された複数のタービンフィンから構成され、隣り合う前記タービンフィンの間に前記タービン室の開口部に向かう欠け口を有する回転子と、
    前記タービン室の開口部に被さり、前記タービン室に向かう端面と前記伝動ユニットとの間に円周に沿って形成された環状溝を有するキャップと、を備え、
    前記タービン室は、頂部に開口部を有し、底部に穿孔を有し、内壁面に吸気孔および排気孔を有し、
    前記吸気孔から前記タービン室に流れ込んだ高圧気体は、前記伝動ユニットの前記タービンフィンを押すことによって前記回転子を回転させ、前記欠け口より放出され、
    前記環状溝は、前記欠け口に対向するように配置され、かつ前記欠け口から放出された高圧気体を集中させることを特徴とする歯科用ハンドピース。
  2. 前記環状溝は、底面が陥没円弧状であることを特徴とする請求項1に記載の歯科用ハンドピース。
  3. 前記環状溝は、前記キャップ上の前記タービン室に向かう端面に円周に沿って陥没し、環状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の歯科用ハンドピース。
  4. 前記環状溝は、底面が陥没円弧状であることを特徴とする請求項3に記載の歯科用ハンドピース。
  5. 前記伝動ユニットは、前記開口部から遠く離れる一端に環状に形成されているストッパーを有することを特徴とする請求項1に記載の歯科用ハンドピース。
  6. 前記キャップは、前記環状溝から離れる方向に突起しており、周りに複数のスロットが形成されているボタンを有することを特徴とする請求項1に記載の歯科用ハンドピース。
  7. 前記排気孔は、前記回転子の回転方向へ伸びる陥没部位を有し、
    前記伝動ユニットの前記タービンフィンは、前記開口部に対向している辺縁端部が陥没して形成されている円弧状ガイド溝を有し、
    前記排気孔の前記陥没部位と前記タービンフィンの前記ガイド溝とは、相互に向かい合い、同じ高さの水平位置を有することを特徴とする請求項1に記載の歯科用ハンドピース。
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