JP3182562U - 薄板材からなる折り曲げ式連結形板 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄板材からなる連結形板において、軽量性と加工容易性に優れた強度の高い折り曲げ式連結形板を提供する。
【解決手段】構造的に弱い薄板材2を、予め付け加えられた屈曲する折り目4に沿って折り曲げることで、平面形状の薄板材2を3次元形状に変化させ、形板自体の強度を向上させた。それにより複数の形板を接続して作り出す形状の強度も増加し、自立できる様にした。また個々の形板が3次元形状に変化することで、複数の形板を組み合わせことで、3次元的曲面も含めた複雑な形の形成ができる様になり、様々な用途で活用できる様にした。
【選択図】図1

Description

本考案は、紙又は樹脂や金属による薄板材からなる折り曲げ式連結形板に関する。
薄板材のよる連結形板で、必要に応じて連結または着脱することで水平方向および垂直方向に、その面積を加減できる薄板材からなる連結形板は広く知られている。
しかしながら、いずれも平面または2次元方向への拡張が目的なため、構造的に弱く自立することが困難で、連結した形板とは別に、それを支える為の構造体を用意する必要があるなどの欠点があった。また、連結して形成する面が平面または2次元方向に限定されるため、用途が限られていた。
本考案は構造的に弱い薄板材を、予め付け加えられた屈曲する折り目に沿って折り曲げることで、平面形状の薄板材を3次元形状に変化させ、形板自体の強度を向上させた。それにより複数の形板を接続して作り出す形状の強度も増加し、自立できる様にした。また個々の形板が3次元形状に変化することで、複数の形板を組み合わせて3次元的曲面も含めた複雑な形の形成ができる様になり、様々な用途で活用できる様にした。これにより上記課題を解決するものである。
上述の様に、本考案に係る紙又は樹脂や金属による薄板材からなる折り曲げ式連結形板は、予め付け加えられた屈曲した折り目に沿って折り曲げるだけで、形板自体を3次元形状に変化させて強度を向上させるので、連結した形板で構成される形状自体の強度も向上し、それを支える為の別の構造体が不要になることから施工の手間や材料費を含めた構築コストが低減される。また、形板の折り目の折り曲げ具合によって、形板の3次元形状を必要に応じて自由に調整できるので、その形板を連結して作り出す形状は、2次元形状に限らず球体や3次元曲面などの複雑で自由度の高い豊かな造形表現ができる。さらに折り目を効果的に配置することで容易に製造でき、また薄板材についても紙又は樹脂や金属製のものを用いることでより少ない材料で軽量化をはかることができる、実用性に優れたものである。
本考案の薄板材からなる折り曲げ式連結形板の3面図である。 本形板の一部欠断面図である。 本形板を複数連結する場合を示す図である。 本形板の折り目に沿って折り曲げた状態を示す姿図と一部欠断面図である。 本形板を折り目に沿って折り曲げて、単体または複数連結して作れる形状の例を示す図である。 本形板を折り目に沿って折り曲げて、複数連結して作れる形状の例を示す図である。
以下、本考案の薄板材からなる折り曲げ式連結形板の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本考案の薄板材からなる折り曲げ式連結形板の一実施形態における形板1を、三角形の場合と四角形の場合で示す図であり、それぞれ(a)は平面図、(b)は右側面図、(c)は下面図である。
本考案の薄板材からなる折り曲げ式連結形板は、図1に示すような形板1同士を連結させて立体形状物を作成するように使用される。
本実施形態において、形板1は、隣接する連結穴3を直線状に結ぶ辺6と、留め具7が薄板材2に埋没しない様に連結穴3を取り囲む幅広の隅部5、隣接する連結穴3を結ぶ直線を1辺とする外側に描いた正三角形の頂点を中心にして、隅部5と辺6の交点を通る円弧の形に入れられた折り目4によって形成された、紙又は樹脂や金属による薄板材2からなる。なを折り目4は、形板1を使用する際に折るための、点線やミシン目、一部薄く溝を切るなどの方法で形成される。
図2(A)(B)に示すように上記形板1は、隅部5にある連結穴3に留め具7を通す事で、他の形板1と連結する事ができる。一例として留め具7は、連結穴3に挿入すると先端部が開いて抜け落ちなくなると同時に形材を留める役割をするものであるが、この留め具の構造はこれに限定されるものではない。
上記形板1を他の形板1と連結する際に、形板1の片方の連結穴3を留め具7で連結した後に、残りの連結穴を互い違いに入れ替えて留めることができる。例として、図3に2枚の形板1(薄板材2aと薄板材2b)を、薄板材2aを手前にして隅部5aにある左側の連結穴3aで留め具7を使って薄板材2bと連結した後に、手前にある薄板材2aの右側の隅部5aを奥に、奥にある薄板材2bの右側の隅部5bが手前にくるように隅部互い違いに入れ替えて連結穴3bで留め具7で連結した様子を示す。
図4に示すように上記形板1は、各辺6の内側にある折り目4で、矢印で示した方向に垂直方向に辺6を持ち上げて折り曲げることで図4の姿図または(C)(D)の断面が示すような3次元形状に変化すると同時に、折り曲げる際に生じる反発力(材が元に戻ろうとする力)によって強度が向上する。
上記形板1は、各辺6の内側にある折り目4で、垂直方向の手前方向にも奥の方向にも各辺6を折り曲げることができるので、より複雑な3次元形状に変化する。
例えば、1枚の形板1を折り目4で折り曲げることで3次元化し強度が向上したことで形成できる立体形成物についての幾つかの例を示せば、図5(a)は、正三角形をベースにした形板1の全ての折り目4で大きく折り曲げることで、3つの隅部5を集めて1つの留め具7で重なり合った3つの連結穴3で留めた立体形状である。
上記例の図5(b)は、正方形をベースにした形板1を、全ての折り目4で折り曲げ、4つの連結穴3の内の隣接する2つを留め具7で連結した立体形成物である。
また、上記例の図5(c)は、正方形をベースにした形板1を、全ての折り目4で折り曲げ、対角線に位置する2つの連結穴3を留め具7で連結した立体形成物である。
本実施形態の薄板材からなる折り曲げ式連結形板は、複数の形板1を留め具7を使って連結穴3で連結する事で、必要な大きさの立体形状を形成することができる。その際、各形板1を折り目4で折り曲げる事で、3次元形状を含めたより豊かな表現を持つ強度の高い立体形状の作成ができる。
例えば、形板1を折り目4で折り曲げることで3次元化し強度が向上したものを、複数枚連結して形成できる立体形成物についての幾つかの例を示せば、図5(d)は、正三角形をベースにした形板1の全ての折り目4で折り曲げたものを上下に合わせるように3つの連結穴5同士で留め具7で連結した立体形成物である。
また図5(e)は、正方形をベースにした形板1を三枚の横に並べて、隣り合う形板1同士を2つの連結穴3で留め具7を使って連結。横に長い長方形のような形ができたら、その両端の短辺を引き寄せて連結穴3を留め具7で連結して円筒状を形成。その後各形板1の折り目4を全て折り曲げることで形成される立体形成物である。
本実施形態の薄板材からなる折り曲げ式連結形板は、折り目4で折り曲げる事で3次元化して強度が向上すると同時に、複数の形板1を連結することで、自立する大きな空間や構築物を比較的簡単に構築することができる。その例を示せば、図6(a)は、正三角形をベースにした形板1の全ての折り目4を折り曲げ、他の形板含め全部で10枚を交互に連結することで構築された五角形の断面を持つ立体形状である。これと同じ形状を、垂直方向に積み重ねるように連結していくことで、柱やタワーなどの立体造形物の構築が可能である。
また図6(b)は、正三角形をベースにした形板1の全ての折り目4を折り曲げ、他の形板含め全部で20枚を隅部5で連結することで構築された球状の立体形状の例である。
1 形板
2 薄板材
3 連結穴
4 折り目
5 隅部
6 辺
7 留め具

Claims (2)

  1. 紙又は樹脂や金属による薄板材において、板材の各角に設けた連結穴と隣接する連結穴間の上記薄板版の側面に沿って内側に設けた折り目に従って折り曲げることができる薄板材からなる折り曲げ式連結形板。
  2. 前記薄板材を折り目に従って折る事で3次元形状に変化し強度が増すことを特徴とした請求項第1記載の薄板材からなる折り曲げ式連結形板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014119065A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Toray Ind Inc 立体格子構造およびそれを形成するための構成要素
JP2018004041A (ja) * 2016-07-07 2018-01-11 株式会社阿竹研究所 立体構造体を実現する単位パネル
JP2020200925A (ja) * 2019-06-13 2020-12-17 株式会社日建設計 組立パネル

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