JP3182444U - 貝類養殖の係止具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】貝に開けた細孔に疎通可能な細長の樹脂製根幹2内に両端方向に伸びる金属線補強材料が封入されており、根幹の長手方向の両端部に一対の貝の抜け防止部4が設けられ、根幹上には根幹の中心付近を起点にして母線を挟む十分な間隔を持った先端部が中心側に傾斜した形状の一対の母線抑突起5が左右対称に設けられていることを特徴とするインサート型養殖用貝係止具、およびその複数個のインサート型養殖用貝係止具が、互いに隣接する係止具同士と根幹の長手方向に対して直角方向に伸びる少なくとも一つの連結用部材を介して多数順次並列に帯状に連結した構造からなることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
しかしこの特許文献1の貝の係止具の場合、帆立貝の係止突子により係止している場合に於いて、海水の潮の流れに依り、貝係止具が自在に回転し、帆立貝係止突子が帆立貝の耳部の凸部に接触し、係止突子に疲労が加わり、長期間使用することによって、貝の係止突子が根幹材に密着して貝に設けた穴より、抜け落ちるという問題と、貝に付着した海洋生物からなる雑物の重量に耐えきれず、基材が折損し帆立貝が海中に落下するという、重大な不都合が生ずるという問題を抱えている。
しかし、このような特許文献3の養殖帆立貝の係止具の場合も、この特許文献1の貝係止具の場合と同様に係止突子部が根幹部に密着し、帆立貝の耳に設けた穴内に掛け止め部がその先端部から入りこんでしまい、帆立貝が軸部外側に抜け落ちてしまうという問題を包含している。
しかし、この特許文献4、5の養殖帆立貝の係止ピンの場合に於いてもこの特許文献1、2の貝係止具の場合に比して、若干に改良されてはいるが、同様に帆立貝をロープに挿入する時に内側の係止具を切離して挿入するものであって、係止具が海水の潮の流れによって自在に回転し、外側の係止突起が貝の耳の凸部に接触し、外側の係止突起が根幹に密着し、帆立貝が軸部外側に抜け落ちてしまうという問題を包含している。
この養殖帆立貝の係止具からの離脱を防止するために、合成樹脂の材料の選定による対応、およびアグ構造の抜け防止部の構造や形状を改良および工夫するという抜け防止部の改良による問題点への対応だけでは、貝の離脱を完全に防止することには限界があり、さらなる工夫が求められる。
また、特許文献7には、母線に係止された、先端部に塊状掛止部を有する合成樹脂製細線を、ほたて稚貝の耳部に穿孔した小孔に挿通して、ほたて貝の脱離を防止することも知られている。しかし、能率よく、しかも要領よく多数の稚貝を貝係止具に短時間に取り付ける為には、これらの線材では限界があった。
さらに、本考案は、ロール巻き、ボビン巻き、切り離し、養殖用ロープ取り付けが機械により容易にできるとともに、安定にロープに取り付けられる為にほたて貝が経時変化において容易に離脱することが比較的少ない構造の帆立貝掛止具およびその帆立貝掛止具が連続的に多数順次帯状に連結した並列状連結帆立貝掛止具を提供することにより課題解決をすることができたものである。
本考案は、上記の課題を解決する為に、詳細に以下の手段を採ることを特徴とするものである。
本考案の第2の特徴点は、貝に開けた細孔に疎通可能な細長の樹脂製根幹内に両端方向に伸びる金属線補強材料が封入されており、根幹の長手方向の両端部に一対の貝の抜け防止部が設けられ、根幹上には根幹の中心付近を起点にして母線を挟む十分な間隔を持った先端部が中心側に傾斜した形状の一対の母線抑突起が左右対称に設けられており、さらに、その左右対称に設けられ母線抑突起のほぼ中央部に樹脂製根幹の長手方向に対して直角方向に伸びる金属線材料からなる中央連結用部材が切断され突出した状態で切断片が埋設されていることを特徴とする養殖用インサート貝係止具、にある。
本考案の第4の特徴点は、複数個の養殖用貝係止具が、互いに隣接する係止具と根幹の長手方向のその中心付近において根幹の長手方向に対して直交方向に伸びる少なくとも一つの金属線材料からなる中央連結用部材を介して多数順次並列に帯状に連結した構造からことを特徴とする養殖用連結インサート貝係止具、にある。
本考案の第6の特徴点は、複数の養殖用貝係止具が、互いに隣接する該係止具同士と根幹の長手方向に対して根幹の中央部を起点として直交方向に伸びる金属製補強材料からなる中央連結用部材と、貝の抜け防止部と母線抑突起部との間を任意に起点として直角方向に伸びる側連結用部材からなる少なくとも二点を介して結合した状態で多数順次並列に帯状に連結した構造からなることを特徴とする養殖用連結インサート貝係止具、にある。
本考案の第8の特徴点は、養殖貝の抜け防止部が、アグ構造からなることを特徴とする養殖用インサート貝係止具、にある。
本考案の第9の特徴点は、金属線補強材料が、鉄製、アルミニウム製、銅製、ステンレス製あるいはその他の合金製からなる金属材料であることを特徴とする養殖用インサート貝係止具、にある。
本考案の第10の特徴点は、養殖用貝係止具又は養殖用連結貝係止具の外套材料が、可撓性のプラスチック材料から成形されてなることを特徴とする養殖用インサート貝係止具、にある。
本考案の第12の特徴点は、金属薄板を多数のインサート部品が並列状に連結して配列された構造を有するように加工されたインサート金具を、貝係止具の形状に賦型した多数個取りの固定金型のキャビティ内に配置する工程、可動金型により金型を閉じる工程、および合成樹脂をキャビティ内に射出する工程からなることを特徴とする養殖用インサート連結貝係止具の射出成形方法、にある。
本考案の第14の特徴点は、帆立貝、牡蠣及び真珠貝等の養殖に使用することを特徴とする養殖用インサート貝係止具、にある。
本考案の第15の特徴点は、養殖用連結貝係止具が、帯状状態で、ロール状に巻かれた状態で、およびボビンに巻かれた状態で保管、輸送および供給されることを特徴とする養殖用連続インサート貝係止具、にある。
(イ)貝係止具の根幹の両端部を平行する2本の連結用部材により貝係止具の単品を順次多数連結したものが挙げられる。別の態様としては、
(ロ)貝の抜け防止部(4)と母線抑突起(5)の間の根幹を固定して複数の連結用部材で貝係止具の単品を多数連結するもの、
(ハ)一対の母線抑突起(5)の間の根幹を連結用部材で順次多数連結するもの、
(ニ)対の母線抑突起(5)の左右二つの先端部(5a,5b)で貝係止具の単品を順次多数連結するもの、
(ホ)一対の母線抑突起(5)の間の根幹における連結用部材によるものと母線抑突起(5)の少なくとも一点で貝係止具の単品を多数連結するもの
などが挙げられるが、少なくとも二点で連結することが連結貝係止具の形状を安定にするにおいて好ましい。本発明の並列状連結帆立貝用インサート貝係止具の全体の構造および使用態様は、各種連結構造のものが考えられるが、並列状に多数結合した養殖用連結貝掛止具を構成するところのインサートバラピンの並べられた間隔の距離は、普通には、約1.5〜8mm程度あればよい。
同様に、複数のインサートバラピンが、互いに隣接する該係止具同士と根幹の長手方向に対して根幹の中央部を起点として直交方向に伸びる金属製補強材料からなる中央連結用部材(6)と、根幹の抜け防止部(3)の末端を起点として直角方向に伸びる一本又は複数の側連結用部材(図示せず)からなる少なくとも二点を介して結合した状態で多数順次並列に帯状に連結した構造などのものが好ましい実施態様として挙げることができる。
本考案のインサートフープピンまたはインサートリブピンの全体の構造および使用態様は、図4に示すような構造のものである。並列状の連結帆立貝掛止具を構成するインサートバラピンの間隔は、普通には、1.5〜8mm程度あればよい。連結貝掛止具を構成するインサートピンの大きさは、ほたて貝の大きさ、海水の状況により任意に決め得るが、普通帆立貝掛止具の根幹(2)の長さは、最高200mm程度のものまで任意に設計できる。しかし、稚貝の大きさを考慮すれば、長さが50〜100mm程度のものが一般サイズとして推奨され得るが、好適には、長さが約70〜80mm程度の長さのものが実用的な標準サイズとして普及サイズとすることもできる。この帆立貝掛止具は、根幹(2)の左右対象に舌片状アゲ部分(4a、4b)からなる抜け防止部(4)を設けた典型的なものであるが、勿論、根幹(2)の一端部だけに舌片状アゲ部(4aまたは4b)を設けた片側構造のものも一応考えられるが、これは設計変更の範囲内のものであって、これらは上記インサートバラピンの説明と基本的には共通する。
根幹(2)の中央部を連結用部材(6)と、母線抑突起(5)という、少なくとも二点で連結するということは、歪、湾曲、破損などを防ぎ、インサートフープピンの形状も変形させるような力が加わることを防止することができる。さらに、インサートフープピンの輸送、保管、ロープ取り付けなどの取り扱いにおいても、さらに、ロール巻き、又はボビンへの巻取りの場合の形状安定に極めて有利である。なお、必要な場合には、インサートフープピンの必要な箇所を連結用部材でさらに連結することも可能である。
しかし、成形品の寸法精度を高めるために、図5に示すような、インサートリブを構成するインサートパーツの両端部のずれを防止する為に、所定の寸法を有する孔が直列的に設けられた枠に入れてインサートパーツの端部を固定した状態で、金型キャビティ内に配置するという、いわゆる枠状の形態(インサートフレーム)で、金型キャビティ内に配置するという、いわゆる多数個取り射出成形(フープ成形)が適している。
図6は、ロープの母線(R)にインサートバラピンをセットして、養殖帆立貝の耳部の穿孔した細孔にそのインサートバラピンを挿通して吊るした、海水中の状態を表すものである。
そして、中央連結用部材の切断片(9)が、母線内に入り込み、インサートピンのねじれ、回転、あそびなどを是正する。
本考案のほたて貝耳吊用並列状連結帆立貝係止具を、樹脂材料として、ナイロン11を用いて、図5に見るようにインサート金具として、多数のインサート部品が並列状に連結して配列された構造を有するように加工されたインサート金具、ある場合には、所定の寸法に金属薄板を格子状に加工して得られたインサートリブとインサートリブの各インサート部品の両端を等間隔に保持するためのインサートフレームで固定した状態(「インサートフレーム」という)からなっているインサート金具を、貝係止具の多数を賦型した多数個取り固定金型内に配置してから可動型を閉める。次いで、金型キャビティ内に慣用の射出成形により、ナイロン11樹脂を射出することにより、並列状連結帆立貝掛止具の50個が一体に連結した状態のユニットを、一度に多数個成形をした。
その並列状連結帆立貝掛止具の形状は、先行技術にみられるような種々の形態のものを採り得るが、本考案の実施例では、最も典型的な帆立貝掛止具として、図4に示す幹棒型であり、幹棒1の長さ70mm、太さ平均約1.5mmのものを選び、その両端部に本発明の通常二重アグまたはWアグといわれる舌片状アグ部の構造を有する抜け防止部(4)を対で有し、中央部に母線に取り付ける対のずれ又は滑り止め突起のような母線抑突起(5a,5b)を有するものが成形できた。
長さ50cm程度の帯状のインサートフープピンを10回程度巻取り、まき戻しを繰り返しても、並列状連結帆立貝掛止具には、破損、離脱、変形、歪みがなく、安定した形状を保持しており、輸送、保管、養殖現場の母線へのセット、および取り扱いに耐えうる構造であることを確認した。
(A)直径7mm程度のロープに、根幹(2)の中央部に連結用部材(6)の切り離しの残渣ともいえる切断片(9)が残る本発明のインサートバラピンを、10個を12cm間隔で、切断片(9)がロープ中に埋め込まれるように取り付けた。比較の為、(B)根幹(2)の中央部に切断片(9)の無いもの10個を12cm間隔で取り付けたもの、および(C)インサートピンではない通常のバラピンにより吊るしたものを比較する。帆立貝として、通常に養殖現場でつける稚貝程度の大きさと重量のものを使用する。
これを水中に吊るして、約24時間2センチ程度上下運動(15回/分)を与える。
これにより、(A)本考案のインサートピン(1)は、貝のずれや、回転、脱落がなく、偏り、或いは回転が無いことを確認することができた。(B)本考案の別態様の根幹の中央部に突起残渣に相当する切断片(9)のないインサートピンでは、貝1個程度が貝のずれや、回転、脱落がある。一方、(C)インサート成形でない従来のバラピンでは、偏りが4個と若干多く、しかも、帆立貝の耳の突起物に接触して、抜け防止部(4a、4b)が根幹(2)に密着し、帆立貝掛止具より帆立貝が3個程度落下したのを発見することができる。この試験の結果、帆立貝掛止具の回転が貝の離脱に影響することが予測されるばかりでなく、インサートピンは、貝の脱落に対処できる。
(引っ張り強度(静荷重)試験;工業技術センター)
(A)インサートピン(1) 10〜30kg
(B)インサートピン(2) 10〜30kg
(C)非インサートピン 4〜8kg
しかも、貝にインサートピンの取り付け作業が非常に簡便になり、養殖業者の省力化が達成できたものである。さらに、非常に小さなピンにインサートパーツを封入するという、高度な成形技術を駆使して、インサートピンを誕生させるということは、合成樹脂、複合成形の技術分野の発展に寄与するものである。特に、ピンの貝への取り付けが容易であり、安定に、長期間脱落がなく安定に取り付けができるために、貝の離脱が少ないということにも貢献して、養殖、水産、漁業の産業分野の進展に寄与するものである。
S 養殖貝
L 根幹の長さ
W 母線抑突起のロープ間隔
1 インサートピン(貝係止具)
2 根幹
3 インサート部品
4 抜け防止部
4a アグ構造の舌片状突起
4b アグ構造の舌片状突起
5 母線抑突起
6 中央連結用部材
7 母線抑突起部の先端部の結合点
9 中央連結用部材切断片(9)
10 貝の耳の凸部
Claims (15)
- 貝に開けた細孔に挿通可能な細長の樹脂製根幹内に両端方向に伸びる金属線補強材料が封入されており、根幹の長手方向の両端部に一対の貝の抜け防止部が設けられ、根幹上には根幹の中心付近を起点にして母線を挟む十分な間隔を持った先端部が中心側に傾斜した形状の一対の母線抑突起が左右対称に設けられていることを特徴とする養殖用インサート貝係止具。
- 貝に開けた細孔に挿通可能な細長の樹脂製根幹内に両端方向に伸びる金属線補強材料が封入されており、根幹の長手方向の両端部に一対の貝の抜け防止部が設けられ、根幹上には根幹の中心付近を起点にして母線を挟む十分な間隔を持った先端部が中心側に傾斜した形状の一対の母線抑突起が左右対称に設けられており、さらに、その左右対称に設けられ母線抑突起のほぼ中央部に樹脂製根幹の長手方向に対して直角方向に伸びる金属線材料からなる中央連結用部材が切断され突出した状態の切断片が埋設されていることを特徴とする養殖用インサート貝係止具。
- 貝に開けた細孔に疎通可能な細長の樹脂製根幹内に両端方向に伸びる金属線補強材料が封入されており、根幹の長手方向の両端部に一対の貝の抜け防止部が設けられ、根幹上には根幹の中心付近を起点にして母線を挟む十分な間隔を持った先端部が中心側に傾斜した形状の一対の母線抑突起が左右対称に設けられた構造からなる複数個の養殖用貝係止具が、互いに隣接する該係止具同士と根幹の長手方向に対して直角方向に伸びる少なくとも一つの連結用部材を介して多数順次並列に帯状に連結した構造からなることを特徴とする養殖用連結インサート貝係止具。
- 複数個の養殖用貝係止具が、互いに隣接する係止具と根幹の長手方向のその中心付近において根幹の長手方向に対して直交方向に伸びる少なくとも一つの金属線材料からなる中央連結用部材を介して多数順次並列に帯状に連結した構造からなることを特徴とする請求項3に記載の養殖用連結インサート貝係止具。
- 複数の養殖用貝係止具が、互いに隣接する該係止具同士と根幹の長手方向に対して根幹の中央部を起点として直交方向に伸びる金属製補強材料からなる中央連結用部材と、母線抑突起部の先端部の結合点とからなる少なくとも二点を介して結合した状態で多数順次並列に帯状に連結した構造からなることを特徴とする請求項3または4に記載の養殖用連結インサート貝係止具。
- 複数の養殖用貝係止具が、互いに隣接する該係止具同士と根幹の長手方向に対して根幹の中央部を起点として直交方向に伸びる金属製補強材料からなる中央連結用部材と、貝の抜け防止部と母線抑突起部との間を任意に起点として直角方向に伸びる側連結用部材からなる少なくとも二点を介して結合した状態で多数順次並列に帯状に連結した構造からなることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の養殖用連結インサート貝係止具。
- 複数の養殖用貝係止具が、互いに隣接する該係止具同士と根幹の長手方向に対して根幹の中央部を起点として直交方向に伸びる金属製補強材料からなる中央連結用部材と、根幹の抜け防止部の末端を起点として直角方向に伸びる一本又は二本の側連結用部材からなる少なくとも二点を介して結合した状態で多数順次並列に帯状に連結した構造からなることを特徴とする請求項3に記載の養殖用連結インサート貝係止具。
- 養殖貝の抜け防止部が、アグ構造からなることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の養殖用インサート貝係止具。
- 金属線補強材料が、鉄製、アルミニウム製、銅製、ステンレス製あるいはその他の合金製からなる金属材料であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の養殖用インサート貝係止具。
- 養殖用貝係止具又は養殖用連結貝係止具の外套材料が、可撓性のプラスチック材料から成形されてなることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の養殖用貝係止具。
- 所定の寸法に金属線材料を裁断したインサート部品の所定数を、貝係止具の形状に賦型した多数個取りの固定金型キャビティ内にそれぞれ配置する工程、可動金型により金型を閉じる工程、および合成樹脂をキャビティ内に射出する工程からなることを特徴とする養殖用インサート貝係止具の射出成形方法。
- 多数のインサート部品が並列状に連結して配列された構造を有するように加工されたインサート金具を、貝係止具の形状に賦型した多数個取りの固定金型のキャビティ内に配置する工程、可動金型により金型を閉じる工程、および合成樹脂をキャビティ内に射出する工程からなることを特徴とする養殖用インサート連結貝係止具の射出成形方法。
- インサート金具が金属薄板を中央連結部材の役割を果たす脊柱の長手方向に対して、直角方向にインサート部品が一定の間隔で多数並列に帯状に順次連結して配置されている状態にプレス加工された格子状のリブ構造を有する金属格子材料であることを特徴とする請求項12に記載の養殖用インサート連結貝係止具の射出成形方法。
- 帆立貝、牡蠣及び真珠貝等の養殖に使用することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の養殖用インサート貝係止具。
- 養殖用連結貝係止具が、帯状状態で、ロール状に巻かれた状態で、またはボビンに巻かれた状態で保管、輸送または供給されることを特徴とする請求項3〜7のいずれかに記載のインサート貝係止具。
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