JP3182427B2 - 車輌用電圧調整器 - Google Patents

車輌用電圧調整器

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JP3182427B2 JP12324291A JP12324291A JP3182427B2 JP 3182427 B2 JP3182427 B2 JP 3182427B2 JP 12324291 A JP12324291 A JP 12324291A JP 12324291 A JP12324291 A JP 12324291A JP 3182427 B2 JP3182427 B2 JP 3182427B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野の説明】本発明は自動車等の車輌用
電圧調整器に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来この種の電圧調整器は、図1のように
構成されていた。以下、図1を用いて、従来構成の動作
を説明する。先ずスイッチ29が閉じるとバッテリー3
0からスイッチ29を介して定電圧電源16に電圧が印
加され,定電圧電源16が動作す。この電圧をVccと
する。このため、増幅器13のマイナス入力にはVcc
を抵抗14・抵抗15で分圧した電圧が印加される。こ
の電圧を、Vrefとする。また、増幅器13のプラス
入力にはバッテリー電圧を抵抗17・抵抗18で分圧し
た電圧が印加される。この電圧をVin1とする。この
とき、抵抗17と抵抗18はバッテリー電圧が設定値V
regのとき、Vin1=Vrefとなるように設定さ
れている。従って、電圧調整器はVin1=Vrefと
なるようトランジスタ5を断続制御しフィールド電流を
制御する。よって、トランジスタ5がONすると発電
し、トランジスク5がOFFすると発電を停止する。こ
の動作によって、バッテリー電圧をVregに制御して
いる。
【0003】次に、警報表示について説明する。発電機
が発電すると、P端子に電圧が発生する。この電圧をV
pとする。一般に電圧調整器は、この電圧を検出して発
電状態を判断している。ここで、発電機が発電していな
いとすると、Vpは0Vとなり、増幅器24のマイナス
入力は0Vとなる。プラス入力にはVrefが加わって
いるため、増幅器24の出力はHiレベルとなり、トラ
ンジスタ27がONして警報装置28を点灯させる。発
電機が発電している場合は、Vpにバッテリー電圧とほ
ぼ同一の電圧が発生する。ここで、増幅器24のマイナ
ス入力電圧をVin2とすると、一般にVp≒Vreg
/2でVin2=Vrefとなるよう設定されている。
従って、増幅器24の出力はLoレベルとなり、トラン
ジスタ27がOFFして警報装置28を消灯させる。
【0004】次に、電圧調整器の動作を説明する。スイ
ッチ39が開いている場合、トランジスタ33はバイア
スできないためOFFとなる。従って、この場合の動作
は前記の構成と同一である。この場合のバッテリー制御
電圧をVreg1とする。次に、スイッチ39が閉じて
いる場合、トランジスタ33は定電圧電源16、トラン
ジスタ33、抵抗34、スイッチ39を通して、バイア
スされるためONとなる。従ってVin1はトランジス
タ33・抵抗34によるバイアスと抵抗17・抵抗18
の分圧によるバイアスの合成電圧となる。この状態での
制御電圧をVreg2とする。ここで、抵抗17・18
・34をR17・R18・R34、トランジスタ33の
オン電圧をVsatとすると、バッテリー電圧Vreg
2は、 となる。また、スイッチ39が開いている場合のバッテ
リー電圧Vreg1は、 となる。ここで、各定数は全て正であるので、 Vreg1>Vreg2 なる。従って、スイッチ39が閉じるとバッテリー電圧
はVreg1からVreg2に低下する。
【0005】次に警報駆動系であるが、NOR回路3
6、抵抗37、トランジスタ38がない場合、バッテリ
ー電圧がVreg1に制御されていた状態からスイッチ
39が閉じると、電圧制御系はバッテリー電圧をVre
g2に制御しようとするのでバッテリー電圧検出部はバ
ッテリー電圧が高いと判断しトランジスタ5をOFFさ
せる。このとき、バッテリー30は、電気負荷32に放
電しながらVreg2まで移行していくため時間がかか
り、発電機はその間完全に発電停止となってしまう。こ
のため、コンデンサー23が放電してしまいVin2が
低下しトランジスタ27がONして警報装置28が点灯
してしまう。そこで、NOR回路を設けることによりV
reg1からVreg2に移行する過程において、Vi
n2>Vref(増幅器13の出力がLoレベル)かつ
スイッチ39がON(C端子電圧<Vref)の場合、
NOR回路36の出力はHiレベルとなりトランジスタ
38をONさせ、トランジスタ27をOFFさせる。従
って、Vreg1からVreg2への移行中は、強制的
に警報装置28を消灯させる。
【0006】
【従来技術の問題点】しかし、第1の設定値から第2の
設定値へ移行する過程において、発電機の異常に依って
発電できなくなった場合、強制的に警報装置28の消灯
を行っているため異常状態であるにも関わらず警報表示
することができなかった。従って、車輌のドライバーに
異常を瞬時に警報できない欠点が有った。このため、異
常のまま走行し更に大きな異常を引き起こす危険性が有
った。また、従来の構成ではバッテリー電圧を多段階に
制御する場合、更にはリニアに制御する場合等には適応
が困難であった。
【0007】
【発明の目的】本発明は、これらの問題に対処するた
め、従来の欠点であった制御電圧をある第1の設定値か
ら第2の設定値に低下させる過程に警報装置の駆動手段
を強制的に停止させることを改善し、上記過程において
も発電機が発電停止した場合には確実に警報表示をする
ことができる車輌用電圧調整器を提供することを目的と
する。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図2に示す。以下、図2
を用いて本発明の動作を説明する。まず、電圧制御につ
いて説明する。従来構成と同様にスイッチ29が閉じる
と、定電圧電源16が動作し、増幅器13、24及び4
6にVrefが印加される。また、増幅器13のプラス
入力には、スイッチ39が開いていれば抵抗17・抵抗
18によるバッテリー電圧の分圧電圧が印加され、スイ
ッチ39が閉じていれば更にトランジスタ33・抵抗3
4によるバイアスの合成電圧が印加される。この時、従
来同様Vin1=Vrefとなるよう増幅器13の出力
は動作する。ここで発電機が発電状態であれば、P端子
電圧Vpはバッテリー電圧程度となる。従って、増幅器
24の出力はLoレベルとなり、インバータ回路43の
出力はHiレベルとなる。よって、AND回路40の出
力は増幅器13の出力と同じになり、トランジスタ5を
制御する。逆に、発電機が発電停止状態であれば、P端
子電圧Vpは0Vとなり増幅器24の出力はHiレベル
となるのでインバータ回路43の出力はLoレベルとな
る。従って、AND回路40の出力はLoレベル固定に
なりトランジスタ5はONしっぱなしとなるが、トラン
ジスタ5がONしても発電機は発電出来ない状態にある
のでバッテリーが過充電等になることはない。ゆえに、
バッテリー電圧を検出して電圧制御することが出来る。
次に、警報表示について説明する。増幅器24の出力
は、従来同様発電状態ではLoレベル、発電停止状態で
はHiレベルとなる。ここで、増幅器46のプラス入力
電圧をVin3とする。Vin3は、増幅器24の出力
が一定時間遅れて伝達される。従って、増幅器46の出
力は増幅器24の出力と同一である。よって、警報装置
28は発電状態では消灯し、発電停止状態では点灯す
る。
【0009】次に、発電中にスイッチ39が閉じて、バ
ッテリー電圧がVreg1からVreg2に低下する過
程について説明する。スイッチ39が開いている状態で
はP端子に電圧が出力されているので、コンデンサー2
3は充電されており、コンデンサー45は非充電状態で
ある。ここでスイッチ39が閉じると、電圧制御系は発
電を停止させる。このため、P端子電圧Vpが低下す
る。従って、コンデンサー23は抵抗42を通して徐々
に放電し、Vin2がVref以下になると増幅器24
の出力はLoレベルからHiレベルになる。増幅器24
の出力がHiレベルになると抵抗44を通してコンデン
サー45が徐々に充電される。この時、同時にインバー
タ回路43はHiレベルからLoレベルになるので、A
ND回路40の出力も同様にHiレベルからLoレベル
になり、トランジスタ5をONさせる。このため、発電
機は発電を開始する。従って、再びP端子に電圧が発生
し増幅器24の出力はLoレベルとなる。よって、コン
デンサー45は放電し、またトランジスタ5はOFFす
る。ところで、増幅器24の判定レベルはヒステリシス
を有するため、増幅器24の出力はヒステリシスの間で
HiレベルとLoレベルを繰り返す。この動作におい
て、トランジスタ5のON時間をOFF時間に比べ短く
設定すれば、発電機の出力は僅かとなりバッテリー30
が過充電となることはない。従って、バッテリー電圧は
Vreg1からVreg2に低下していく。ここで増幅
器24がHiレベルになってからフィードバックがかか
りLoレベルになるまでに間にコンデンサー45の電圧
がVrefまで上昇しないように遅れ時間を設定する。
このため増幅器46の出力はLoレベルで固定ありトラ
ンジスタ27はOFF固定となり警報装置28は誤点灯
しない。この制御における各部の動作を図3に示す。こ
のように僅かに発電させることによって、電圧調整器は
この発電停止に近い状態が発電機の故障ではないことを
判断し、警報装置28の誤点灯を防止している。
【0010】次に、バッテリー電圧がVreg1からV
reg2に低下する過程において、発電停止となった場
合について説明する。正常な電圧低下動作中は、上記の
ようにP端子の電圧によりトランジスタ5をON、OF
Fさせ僅かな発電を継続させている。しかしこの状態で
発電が停止すると、トランジスタ5がONしても発電さ
れずP端子の電圧が上昇しないため、コンデンサー23
は放電し増幅器24の出力はHiレベルが継続する。コ
ンデンサー45が充電されVrefを超え、増幅器46
の出力はHiレベルとなりトランジスタ27がONす
る。従って、警報装置28が点灯する。この制御におけ
る各部の動作を図4に示す。このように、バッテリー電
圧がVreg1からVreg2に低下する過程において
発電停止となった場合、抵抗44及びコンデンサー45
の時定数程度の遅れだけで警報表示することが出来る。
【0011】
【発明の効果】本発明に依れば、制御電圧をある第1の
設定値から第2の設定値に低下させる過程の警報装置の
誤警報を防止でき、上記過程において発電機が発電停止
した場合には確実に警報表示をする電圧調整器を提供す
ることができる。従って、効果大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来回路図
【図2】本発明の一実施例回路図
【図3】本発明の動作波形図
【図4】本発明の動作波形図
【符号の説明】
1 フィール
ドコイル 2 ステータ
コイル 3 整流器 4,20,26,33,41,47 ダイオー
ド 5,10,27,38 トランジ
スタ 6,7,11,12,14,15,17,18,21,
22,25,34,35,37,42,44,48
抵抗 8,9,19,23,45 コンデン
サ 13,24,46 増幅器 16 定電圧電
源 28 警報装置 29,31,39 スイッチ 30 バッテリ
ー 32 電気負荷 36 NOR回
路 40 AND回
路 43 インバー
タ回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステータコイルとフィールドコイルを有す
    る発電機と、 この発電機の出力により充電されるバッテリーと、発電
    機の発電状態を表示する警報装置と、上記バッテリーの
    電圧検出手段と、フィールド電流を断続制御する制御手
    段と、上記発電機の発電状態検出手段と、警報装置の駆
    動手段と、制御信号によりバッテリー制御電圧を可変す
    る手段と、前記制御電圧を第1の設定値から第2の設定
    値に低下させる過程において発電機が発電停止した時に
    警報表示を行う駆動部を備えた車輌用電圧調整器におい
    て、前記駆動部は発電停止から所定時間遅延して警報表
    示する機能を備えた事を特徴とする車輌用電圧調整器。
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