JPH11285157A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPH11285157A
JPH11285157A JP10079240A JP7924098A JPH11285157A JP H11285157 A JPH11285157 A JP H11285157A JP 10079240 A JP10079240 A JP 10079240A JP 7924098 A JP7924098 A JP 7924098A JP H11285157 A JPH11285157 A JP H11285157A
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司 金子
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種装置や回路への給電を安定して行うこと
ができ、しかも小型化が可能な電源回路を提供する。 【解決手段】 バッテリBTから常時給電を受ける第1
給電ラインBATTに接続され、一定電圧で第3給電ラ
インDLへの給電を行う定電圧回路20と、リレーRL
Yを介してバッテリBTから給電を受ける第2給電ライ
ン+Bへの給電が行われていれば、定電圧回路20の動
作を許可し、この給電が許容時間以上途絶えると、定電
圧回路20の動作を禁止する停止制御回路30と、第2
給電ライン+Bから第1給電ラインBATTへの給電を
行うバックアップ給電ライン(ダイオード4)とを備え
ている。第2給電ライン+Bへの給電が一時的に途絶え
たとしても、許容時間以内であれば、定電圧回路20は
停止することなく動作を継続するため、第3給電ライン
DLへの安定した給電を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源からの給電を
常時受ける第1給電ライン、及び電源との間に設けられ
たスイッチング手段が閉じている場合にのみ電源からの
給電を受ける第2給電ラインを備えた電源回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の電源回路として、自
動車にてエンジン制御等の各種制御を行う電子制御ユニ
ット(ECU)に搭載される電源回路が知られている。
即ち、このような車載用の電源回路100では、図5に
示すように、ECUのコネクタCを介して電源であるバ
ッテリBTに接続され、バッテリBTから常時給電を受
ける給電端子T1に接続された第1給電ラインBATT
と、バッテリBTとの間に設けられたリレーRLYの接
点が閉じている時にのみバッテリBTから給電を受ける
給電端子T2に接続された第2給電ライン+Bと、接地
された接地端子T3,T4に接続された接地ラインGと
を備えている。なお、リレーRLYは、イグニションス
イッチIGの操作に従って、接点が開閉されるように構
成されている。
【0003】つまり、第1給電ラインBATTは、イグ
ニションスイッチIGの操作に関わらず、常時給電の必
要な装置や回路への給電に用いられ、一方、第2給電ラ
イン+Bは、イグニションスイッチIGの操作に応じて
起動,停止が制御される装置や回路への給電に用いられ
る。
【0004】そして、この電源回路100では、第1給
電ラインBATT及び第2給電ライン+Bに、それぞれ
定電圧回路10,20が接続されている。このうち、第
1給電ラインBATTに接続された定電圧回路10は、
一端が第1給電ラインBATTに、他端が当該定電圧回
路10の出力端に接続された抵抗12と、カソードがこ
の出力端に、アノードが接地ラインGに接続されたツェ
ナーダイオード14とにより簡易に構成されている。
【0005】即ち、この定電圧回路10の出力は、通
常、RAM等のデータ保持回路の記憶内容を保持するた
めのバックアップ電源として用いられるため、その電圧
値は、給電対象であるRAM等が正常に動作できる許容
範囲内に納まっていればよく、高精度に制御する必要が
ないからである。
【0006】一方、第2給電ライン+Bに接続された定
電圧回路20は、第2給電ライン+Bにエミッタが接続
され、当該定電圧回路20の出力端にコレクタが接続さ
れたPNP型のパワートランジスタ22と、第2給電ラ
イン+Bに接続された許可端子e,第1給電ラインBA
TTに接続された基準電源端子f,トランジスタ22の
コレクタに接続されたモニタ端子m,トランジスタ22
のベースに接続された制御端子bを備え、許可端子eへ
の印加電圧が予め設定された動作しきい値(例えば、4
V)以上である場合に、モニタ端子mへの印加電圧(即
ち当該定電圧回路20の出力電圧)が一定(例えば5.
0V)となるように、制御端子bを介してトランジスタ
22のベース電流を制御する周知の定電圧制御IC(例
えば、東芝製TA7900等)24からなり、当該定電
圧回路20の出力電圧を精度よく一定に保持できるよう
に構成されている。
【0007】即ち、この定電圧回路20の出力は、通
常、マイクロコンピュータ等の制御回路への給電に用い
られるため、その電圧値を、精度よく一定に保持する必
要があるからである。なお、定電圧制御IC24は、高
精度な一定電圧を発生させるため、半導体のバンドギャ
ップを利用して温度変動のほとんどない基準電圧を発生
させる基準電圧発生回路を内蔵しており、この基準電圧
発生回路を動作させるための電源を、基準電源端子fか
ら得ている。そして、バッテリBTから常時給電を受け
ている第1給電ラインBATTに基準電源端子fを接続
しているのは、基準電圧発生回路の電源を第2給電ライ
ン+Bから得るようにすると、リレーRLYが閉じられ
た直後は、基準電圧が定まらず、定電圧制御IC24が
精度よく制御を行うことができないからである。
【0008】また、電源回路100は、第1及び第2給
電ラインBATT,+Bの間に、第2給電ライン+B側
から第1給電ラインBATT側に電流を流す方向を順方
向として接続されたダイオード4と、第2給電ライン+
Bと接地ラインGとの間に接続されたコンデンサ6とを
備えている。
【0009】これらは、エンジン動作時の車両の振動等
に基づくコネクタ端子T1〜T4の接触不良やリレー接
点のチャタリング等により、第1及び第2給電ラインB
ATT,+Bに発生する瞬断に対処するものであり、例
えば、バッテリBTから第1給電ラインBATTへの給
電が途絶えた場合は、ダイオード4を介した第2給電ラ
イン+Bからの給電により、第1給電ラインBATTへ
の給電が継続され、一方、バッテリBTから電源ライン
+Bへの給電が途絶えた場合は、コンデンサ6に充電さ
れた電荷の放電により、第2給電ライン+Bの給電が継
続されるようにされている。なお、接地ラインGについ
ては、コネクタ端子T3,T4を2重化することで、こ
のような瞬断に対処している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、車両
の動力性能や排気ガスの浄化性能等を向上させるため、
ECUに搭載される装置や回路の種類や規模が増大する
傾向にある。そして、これらの装置や回路は、電圧値の
安定した定電圧回路20の出力により給電する必要があ
るため、定電圧回路20への給電を行う第2給電ライン
+Bを介した給電量が増大する傾向にある。
【0011】しかし、第2給電ライン+Bでの給電量が
増大した場合、上述のような瞬断に対応するには、より
大容量のコンデンサが必要になり、大容量のコンデンサ
は非常に大型なものとなるため、電源回路を大型化させ
てしまうという問題があった。
【0012】また、車両内の空間を有効利用するため
に、エンジンルーム内にECUを搭載する要求も高くな
っているが、大容量のコンデンサとして一般に使用され
るアルミ電解コンデンサは、温度による特性の変化が大
きく、エンジンルーム等の高温環境で動作させた場合、
しだいに容量が低下し、対処できる瞬断の長さが短くな
ってしまったり、寿命が短くなってしまう等、装置の信
頼性を低下させてしまうという問題もあった。
【0013】更に、コネクタ端子の接触不良に対応する
には、接地ラインGと同様に、コネクタ端子T1,T2
を2重化する等の対策も考えられるが、コネクタが大型
化すると共に、配線用のワイヤハーネスも増加するた
め、装置が大型化し、配線が複雑化してしまうという問
題もあった。
【0014】本発明は、上記問題点を解決するために、
各種装置や回路への給電を安定して行うことができ、し
かも小型化が可能な電源回路を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に発明された請求項1に記載の電源回路では、第1給電
ラインは電源からの給電を常時受ける第1給電ライン
と、スイッチング手段が閉じている場合にのみ電源から
の給電を受ける第2給電ラインと、スイッチング手段の
開閉に応じて、起動,停止が制御される装置や回路が接
続される第3給電ラインとを備えており、第1給電ライ
ンに接続された定電圧回路が、予め設定された一定電圧
で第3給電ラインへの給電を行い、電源から第2給電ラ
インへの給電が、予め設定された許容時間以上途絶えた
場合に、停止制御手段が、定電圧回路の動作を停止させ
ることにより、第3給電ラインへの給電を停止させる。
【0016】また、第1給電ラインの給電電圧が低下し
た場合、スイッチング手段が閉じているのであれば、バ
ックアップ給電ラインを介して第2給電ラインから第3
給電ラインへの給電が行われる。つまり、本発明の電源
回路では、第3給電ラインを一定電圧に保持する定電圧
回路が、第1給電ラインから給電を受けて動作すると共
に、第2給電ラインの給電状態に応じて起動,停止が制
御されるように構成されている。
【0017】従って、本発明の電源回路によれば、スイ
ッチング手段のチャタリング等に基づく瞬断により、電
源から第2給電ラインへの給電が一時的に途絶えた場
合、許容時間以内であれば、定電圧回路が停止してしま
うことがなく、また、電源から第1給電ラインへの給電
が一時時的に途絶えた場合も、スイッチング手段が閉じ
ているのであれば、定電圧回路への給電が途絶えてしま
うことがないため、第3給電ラインへの給電を安定して
行うことができる。
【0018】また、このように、定電圧回路への給電
が、第1及び第2給電ラインにより多重化されているの
で、従来装置のように、第2給電ラインに大容量のコン
デンサを設けたり、第1及び第2給電ラインのコネクタ
端子を多重化したりする必要がなく、装置を小型に構成
できる。
【0019】更に、本発明の電源回路によれば、第3給
電ラインへの給電の必要がなくなり、スイッチング手段
が開放されたのであれば、電源から第2給電ラインへの
給電が許容時間を越えて途絶えたままとなり、その結
果、定電圧回路の動作が停止して、第3給電ラインへの
給電が停止されるため、定電圧回路を介して無駄に電力
が消費されてしまうことがない。
【0020】次に、請求項2に記載の電源回路では、停
止制御手段が、第2給電ラインからの給電を受けて充電
される充電手段と、充電手段を充電電流より小さな放電
電流にて放電すると共に、充電手段の充電電圧が予め設
定された下限電圧以上であれば動作許可信号を出力する
許可信号生成手段とからなり、定電圧回路が、許可信号
生成手段からの動作許可信号が入力されている間のみ動
作するように構成されている。
【0021】つまり、電源から第2給電ラインへの給電
が行われている時には、充電手段が充電され、その充電
電圧が下限電圧以上となるため、許可信号生成手段が出
力する動作許可信号により、定電圧回路は動作可能な状
態となる。一方、電源からの第2給電ラインへの給電が
途絶えると、許可信号生成手段は、充電手段に充電され
た電荷を徐々に放電し、充電手段の充電電圧が下限電圧
に達するまでの間、動作許可信号を出力し続ける。つま
り、満充電の状態から、下限電圧の状態に達するのに要
する時間が上記許容時間となるように、放電の時定数を
設定することにより、停止制御手段を簡単に構成するこ
とができる。
【0022】なお、充電手段は、その電荷を第2給電ラ
インの給電に用いるわけではないため、小容量のものを
用いることができ、装置を大型化させてしまうことはな
い。また、本発明の電源回路は、例えば、請求項3に記
載のように、電源として車載用バッテリを用い、スイッ
チング手段は、イグニションスイッチの操作に応じて開
閉されるように構成することにより、車載用電子装置に
搭載する電源回路として好適に用いることができる。
【0023】ところで、上記請求項1〜請求項3に記載
の電源回路では、第2給電ラインと電源との間に設けら
れたスイッチング手段の開閉制御は、当該電源回路の外
部にて行うように構成されているが、請求項4に記載の
電源回路のように、第2給電ラインによる給電の要否を
指示する給電指令が入力される制御ラインと、制御ライ
ンからの給電指令に応じて、スイッチング手段を開閉制
御するスイッチ制御手段とを設けて、当該電源回路がス
イッチング手段の開閉を制御するように構成してもよ
い。
【0024】この場合、停止制御手段は、制御ラインを
介して入力される給電指令が、予め設定された許容時間
以上給電停止を示している場合に、定電圧回路の動作を
停止させるように構成することができる。つまり本発明
の電源回路では、第2給電ラインによる給電の要否を、
上述の電源回路のように、第2電源ラインの給電状態か
ら間接的に確認するのではなく、制御ラインを介して入
力される給電指令にて直接的に確認することにより、定
電圧回路の停止を制御すればよいのである。
【0025】そして、このようにスイッチング手段の開
閉を制御するように構成された電源回路の場合でも、請
求項5に記載のように、電源として車載用バッテリを用
い、制御ラインには、イグニションスイッチの操作に応
じた給電指令が入力されるように構成すれば、車載用電
子装置に搭載する電源回路として好適に用いることがで
きる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面と共
に説明する。 [第1実施例]図1は、第1実施例の電源回路、及びそ
の周辺回路の構成を表す回路図である。
【0027】なお、本実施例の電源回路2は、先に図6
に沿って説明した従来の電源回路100とは、一部構成
が異なるだけであるため、同一の構成については同一の
符号を付して、その詳細な説明は省略し、ここでは構成
の相違する部分を中心に説明する。
【0028】即ち、本実施例の電源回路2は、従来の電
源回路100と同様に、コネクタCの給電端子T1に接
続される第1給電ラインBATTと、同じく給電端子T
2に接続される第2給電ライン+Bと、同じく接地端子
T3,T4に接続される接地ラインGと、第1給電ライ
ンBATTに接続された定電圧回路10と、第1及び第
2給電ラインBATT,+Bの間に接続されたバックア
ップ給電ラインとしてのダイオード4とを備えている。
【0029】そして、本実施例の電源回路2では、定電
圧回路20が、第2給電ライン+Bからではなく、第1
給電ラインBATTから給電を受けるように接続され、
更に、コンデンサ6(図6参照)の代わりに、停止制御
手段としての停止制御回路30が設けられている。
【0030】即ち、定電圧回路20を構成するトランジ
スタ22は、エミッタが第1給電ラインBATT、コレ
クタが第3給電ラインDLに接続されており、また、定
電圧制御IC24は、制御端子bがトランジスタ22の
ベース、モニタ端子mがトランジスタ22のコレクタ、
基準電源端子fが第1給電ラインBATT,許可端子e
が停止制御回路30に接続されている。
【0031】一方、停止制御回路30は、アノードが第
2給電ライン+Bに接続されたダイオード32と、一端
が接地ラインGに接続されたコンデンサ36と、一端が
ダイオード32のカソード,他端がコンデンサ36の非
接地側端(以下、充放電端という)に接続された抵抗3
4と、エミッタが接地ラインGに接続されたNPN型の
トランジスタ38と、一端がコンデンサ36の充放電
端,他端がトランジスタ38のベースに接続された抵抗
40と、一端がトランジスタ38のベース,他端が接地
ラインGに接続された抵抗42とを備えている。
【0032】また停止制御回路30は、エミッタが第1
給電ラインBATTに接続され、コレクタが定電圧制御
IC24の許可端子eに接続されたPNP型トランジス
タ44と、一端が第1給電ラインBATT,他端がトラ
ンジスタ44のベースに接続された抵抗46と、一端が
トランジスタ44のベース,他端がトランジスタ38の
コレクタに接続された抵抗48とを備えている。
【0033】なお、ダイオード32,抵抗34,コンデ
ンサ36が充電手段に相当し、トランジスタ38,4
4、抵抗40,42,46,48が許可信号生成手段に
相当する。このように構成された停止制御回路30で
は、第2給電ライン+Bが、バッテリBTからの給電を
受けると、ダイオード32,抵抗34を介してコンデン
サ36が充電され、その充電電圧がトランジスタ38を
ターンオンさせるオン電圧Vbe(≒0.7)に達する
と、トランジスタ38がオン状態になる。そして、これ
ら抵抗34,40の抵抗値をR1,R2、及びダイオー
ド32での順電圧降下をVf、第2電源ライン+Bの電
圧をVB2とすると、コンデンサ36が満充電された定
常状態の充電電圧VCmax は、次の(1)式で表すこと
ができる。
【0034】 VCmax=(VB2−Vf−Vbe)・R2/(R1+R2)+Vbe (1) また、トランジスタ38がオン状態にある時には、抵抗
46,48に電流が流れ、トランジスタ44のベース−
エミッタ間にバイアス電圧が印加されるため、トランジ
スタ44もオン状態となり、その結果、定電圧制御IC
24の許可端子eには、Highレベルの許可信号ENが入
力されることになる。
【0035】一方、バッテリBTから第2給電ライン+
Bへの給電が途絶えると、コンデンサ36に充電された
電荷が、抵抗40,トランジスタ38を介して除々に放
電され、コンデンサ36の充電電圧VCが、トランジス
タ38のオン電圧Vbeを下回ると、トランジスタ38が
ターンオフする。なお、トランジスタ38のターンオフ
後も、コンデンサ36の放電は、抵抗40,42によ
り、充電電圧が0Vになるまで続けられる。
【0036】そして、トランジスタ38がオフ状態にあ
る時には、抵抗46,48に電流が流れず、トランジス
タ44のベース電位は、第1給電ラインBATTの電
位、即ちトランジスタ44のエミッタ電位と等しくなる
ため、トランジスタ44もオフ状態となり、その結果、
定電圧制御IC24の許可端子eには、Low レベルの許
可信号ENが入力されることになる。
【0037】なお、トランジスタ38がオン状態の時に
おけるコンデンサ36の放電は、コンデンサ36の容量
と抵抗40の抵抗値にて決まる時定数に従ったペースで
行われるため、この時定数の設定により、第2給電ライ
ン+Bへの給電が途絶えた後、許可信号ENをHighレベ
ルに保持し続ける許容時間Tdの長さが決まる。
【0038】ここで、本実施例の電源回路2の全体動作
を、電源回路2各部の波形を表す図2に沿って説明す
る。図2に示すように、リレーRLYが遮断状態にある
時刻t1以前では、第2給電ライン+Bの電圧は0Vで
あり、コンデンサ36が未充電の状態にあるため、停止
制御回路30が出力する許可信号ENはLow レベル(以
下、禁止レベルという)となるため、定電圧回路20は
停止状態にあり、従って、第3給電ラインDLへの給電
は行われない。
【0039】そして、イグニションスイッチIGが操作
され、リレーRLYが導通状態になると(時刻t1)、
バッテリBTから第2給電ライン+Bへの給電が開始さ
れ、第2給電ライン+Bの給電電圧VB2が上昇する。
これに伴い、停止制御回路30では、コンデンサ36の
充電電圧VCが除々に増大し、トランジスタ38のオン
電圧Vbeを越えた時点(時刻t2)で、許可信号ENが
Highレベル(以下、許可レベルという)となり、定電圧
回路20による第3給電ラインDLへの給電が開始され
る。
【0040】その後、リレー接点のチャタリングや、コ
ネクタ端子T2の接触不良等により、第2給電ライン+
Bにて瞬断(時刻t3)が発生すると、バッテリBTか
らの給電が途絶えている間、コンデンサ36は放電され
るため、その充電電圧VCが低下するが、ここでは、満
充電電圧VCmax からオン電圧Vbeまで放電するのに要
する許容時間Tdに比べて、瞬断時間が充分に短いた
め、許可信号ENは、Highレベルのまま保持され、定電
圧回路20による第3給電ラインDLへの給電は継続さ
れる。
【0041】そして、バッテリBTから第2給電ライン
+Bへの給電が回復すると、コンデンサ36は再充電さ
れることになる。一方、第1給電ラインBATTで瞬断
等が生じた場合(時刻t4)は、バックアップ給電ライ
ン(ダイオード4)を介して第2給電ライン+Bから給
電が行われるため、バッテリBTからの給電が途絶えて
いる間、第1給電ラインBATTの給電電圧VB1は、
ダイオード4での順電圧降下Vf分だけ小さくなる。こ
の時、これに応じて、許可信号ENもばたつくが、許可
信号ENの許可レベルと動作しきい値Vthとの電圧差
を、ダイオード4の順電圧降下Vfより充分に大きくし
ておけば、第3給電ラインDLの給電電圧VDDにばたつ
きが生じることはない。
【0042】その後、イグニションスイッチIGが操作
され、リレーRLYが遮断状態になると(時刻t5)、
バッテリBTから第2給電ライン+Bへの給電が途絶え
るため、コンデンサ36の放電が開始される。そして、
コンデンサ36の充電電圧VCがオン電圧Vbeに達する
と(時刻t6)、即ち、リレーRLYが遮断状態になっ
てから許容時間Tdが経過すると、停止制御回路30が
出力する許可信号ENが禁止レベルとなって、定電圧回
路20が動作を停止するため、第3給電ラインDLへの
給電も停止する。
【0043】以上、説明したように、本実施例の電源回
路2においては、第3給電ラインDLへの給電を行う定
電圧回路20は、第1給電ラインBATTから給電を受
けると共に、バッテリBTから第2給電ライン+Bへの
給電が容時間Td以上途絶えた場合に、動作を停止する
ように構成されている。しかも、第2給電ライン+Bか
ら第1給電ラインBATTへの給電を行うバックアップ
給電ラインが設けられている。
【0044】従って、本実施例の電源回路2によれば、
第1給電ラインBATT及び第2給電ライン+Bのいず
れかが瞬断したとしても、第3給電ラインDLへの給電
を安定して継続することができると共に、リレーRLY
が遮断状態に保持された時には、第3給電ラインDLへ
の給電を確実に停止させることができる。
【0045】しかも、本実施例の電源回路2では、この
ような瞬断への対処を、従来の電源回路100のように
大容量のコンデンサ6(図6参照)を必要とせず、ま
た、コネクタCの端子も増大させることなく行っている
ので、当該電源回路2が搭載されるECUの小型化を図
ることができる。
【0046】また、停止制御回路30は、集積回路化す
ることが容易であるため、定電圧制御IC24に組み込
むことが可能であり、電源回路2自体、ひいてはECU
の更なる小型化を図ることができる。更に、本実施例の
電源回路2では、大容量のコンデンサを必要とせず、従
って、高温環境に弱いアルミ電解コンデンサを用いる必
要がないため、エンジンルーム内に配置される等、高温
環境にて使用されるECUの電源回路として好適に使用
できる。 [第2実施例]次に、第2実施例について説明する。
【0047】本実施例の電源回路2aは、第1実施例と
は、停止制御回路の構成が異なるだけであるため、この
構成の相違部分を中心に説明する。即ち、本実施例の電
源回路2aでは、図3に示すように、停止制御回路30
aが、第1実施例と同様に、直列接続されたダイオード
32,抵抗34,コンデンサ36を備えており、コンデ
ンサ36と並列に抵抗50が接続されている。
【0048】これに加えて、停止制御回路30aでは、
許可信号ENを生成するコンパレータ52を備えてお
り、このコンパレータ52は、第1給電ラインBATT
からの給電をうけて動作すると共に、その非反転入力
は、コンデンサ36の充放電端に接続され、反転入力
は、定電圧回路20を構成する定電圧制御IC24の基
準電圧出力端子hに接続されている。
【0049】なお、基準電圧出力端子hは、定電圧制御
IC24内にて半導体のバンドギャップに基づいて生成
された基準電圧Vgを、外部に取り出すための端子であ
る。このように構成された停止制御回路30aでは、第
2給電ライン+Bが、バッテリBTからの給電を受ける
と、ダイオード32,抵抗34を介してコンデンサ36
が充電され、その充電電圧VCが基準電圧Vgより大き
くなると、コンパレータ52が生成する許可信号ENは
Highレベル(許可レベル)となる。
【0050】なお、本実施例では、コンデンサ36が満
充電された定常状態の充電電圧VCmax は、次の(2)
式で表される。 VCmax=(VB2−Vf)・R2/(R1+R2) (2) 但し、VB2,Vf,R1は、第1実施例の場合と同様
であり、R2は抵抗50の抵抗値である。
【0051】一方、バッテリBTから第2給電ライン+
Bへの給電が途絶えると、コンデンサ36に充電された
電荷が抵抗50を介して除々に放電され、コンデンサ3
6の充電電圧VCが、基準電圧Vgを下回ると、コンパ
レータ52が生成する許可信号ENがLow レベル(禁止
レベル)となる。
【0052】つまり、このような停止制御回路30aを
備える電源回路2aでは、第1実施例の電源回路2と
は、許可信号ENを生成するためのしきい値としてオン
電圧Vbeの代わりに基準電圧Vgを用いる点が異なるだ
けで、それ以外は全く同様に動作する。
【0053】以上説明したように、本実施例の電源回路
2aでは、第1実施例の電源回路2と同様に動作するた
め、同様の効果を得ることができる。また本実施例の電
源回路2aでは、許可信号ENを生成するためのしきい
値として、温度による電圧変化のない基準電圧Vgを用
いているので、バッテリBTから第2給電ライン+Bへ
の給電が途絶えた後、定電圧回路20の動作を継続させ
る許容時間Tdの長さを、より安定したものとすること
ができる。 [第3実施例]次に、第3実施例について説明する。
【0054】本実施例では、第1実施例とは、一部構成
が異なるだけであるため、同一の構成については、同一
符号を付して詳細な説明を省略し、構成の異なる部分を
中心に説明する。なお、第1,第2実施例は、第2給電
ライン+Bに接続されたリレーRLYの導通,遮断を、
イグニションスイッチIGが直接制御し、ECUはリレ
ーRLYの駆動制御を行わない場合に適用する電源回路
として構成されているが、ここでは、ECUが、イグニ
ションスイッチIGの操作状態を検出し、その検出状態
に応じてリレーRLYの駆動制御を行う場合に適用する
電源回路として構成された実施例について説明する。
【0055】このため、図4に示すように、本実施例の
電源回路2bを搭載するECUのコネクタCには、上述
の端子T1〜T4に加えて、イグニションスイッチIG
を介してバッテリBTに接続された検出端子T5、及び
リレーRLYの励磁コイルを介してバッテリBTに接続
された駆動端子T6が設けられている。
【0056】そして、本実施例の電源回路2bは、第1
及び第2実施例の電源回路2,2aと同様に、コネクタ
Cの給電端子T1に接続される第1給電ラインBATT
と、同じく給電端子T2に接続される第2給電ライン+
Bと、同じく接地端子T3,T4に接続される接地ライ
ンGと、第1給電ラインBATTに接続された定電圧回
路10,20と、第1及び第2給電ラインBATT,+
Bの間に接続されたダイオード4とを備えている。
【0057】また、本実施例の電源回路2bは、第1及
び第2実施例の停止制御回路30,30aに代えて、次
の構成を備えている。即ち、本実施例の電源回路2b
は、抵抗r1,r2及びコンデンサc1からなり検出端
子T5に接続されたローパスフィルタ60と、ローパス
フィルタ60の出力を抵抗66を介して入力ポートIN
に取り込むマイクロコンピュータ(以下、マイコンとい
う)70と、カソードが共通に接続された一対のダイオ
ードd1,d2からなり、ローパスフィルタ60からの
出力及びマイコン70の出力ポートOUTからの出力の
うち、少なくともいずれか一方がHighレベルの時にHigh
レベルとなる駆動信号SDを生成するOR回路62と、
コレクタが駆動端子T6,エミッタが接地ラインGに接
続され、抵抗68を介してベースに印加される駆動信号
SDに従って、リレーRLYの励磁コイルを駆動するN
PN型のトランジスタ64とを備えている。
【0058】なお、駆動信号SDは、抵抗67を介し
て、定電圧回路20を構成する定電圧制御IC24の許
可端子eにも、許可信号ENとして印加されている。ま
た、マイコン70は、図示しないが、第3給電ラインD
Lから給電を受けるように接続されている。
【0059】このように構成された電源回路2bにおい
て、ローパスフィルタ60の出力は、イグニションスイ
ッチIGがオフ状態であればLow レベル、同じくオン状
態であればHighレベルとなり、これが入力ポートINを
介してマイコン70にも取り込まれる。
【0060】また、駆動信号SDがLow レベル、即ちロ
ーパスフィルタ60の出力及び出力ポートOUTからの
出力がいずれもLow レベルの時には、トランジスタ64
がオフ状態となり、リレーRLYが遮断され、バッテリ
BTから第2給電ライン+Bへの給電が行われないだけ
でなく、許可信号ENもLow レベル(禁止レベル)とな
るため、定電圧回路20が停止状態となる。このため、
第3給電ラインDLへの給電は行われない。
【0061】逆に、駆動信号SDがHighレベル、即ちロ
ーパスフィルタ60の出力及び出力ポートOUTからの
出力のうち、いずれか一方でもHighレベルの時には、ト
ランジスタ64がオン状態となり、リレーRLYが導通
して、バッテリBTから第2給電ライン+Bへの給電が
行われると共に、許可信号ENもHighレベル(許可レベ
ル)となるため、定電圧回路20が動作して第3給電ラ
インDLへの給電が行われる。
【0062】ここで、マイコン70にて実行される出力
ポートOUTの設定処理を、図5に示すフローチャート
に沿って説明する。なお、本処理は、イグニションスイ
ッチIGがオン状態にされ、第3給電ラインDLを介し
たマイコン70への給電が開始されることにより起動さ
れる。
【0063】図5に示すように、本処理が起動される
と、まず、S110では、出力ポートOUTをHighレベ
ルに設定する。続くS120では、入力ポートINの信
号レベルがLow レベルであるか否かを判断し、否定判定
された場合は、S120を繰り返し実行することにより
待機する。そして、S120にて肯定判定された場合
は、続くS130にて、予め設定された許容時間Td
(本実施例では、2ms)だけ待機した後、S140に
て、S120と同様に、入力ポートINの信号レベルが
Low レベルであるか否かを判断する。
【0064】このS140にて否定判定された場合は、
S120に戻って上述の処理を繰り返し実行し、一方、
肯定判定された場合は、S150に移行して、出力ポー
トOUTをLow レベルに設定した後、本処理を終了す
る。つまり、本処理が起動されれば、イグニションスイ
ッチIGが閉じられたことがわかるため、出力ポートO
UTをHighレベルに設定する(S110)ことにより、
駆動信号SDを確実にHighレベルに保持する。これによ
り、以後、イグニションスイッチIGのチャタリングや
コネクタ端子T5の接触不良により、コネクタ端子T5
に接続された制御ラインに瞬断が発生しても、その瞬断
により直ちにリレーRLYが遮断状態に変化してしまう
ことが防止される。
【0065】なお、瞬断が充分に短ければローパスフィ
ルタ60の作用により、入力ポートINの信号レベルは
Highレベルに保持されるが、瞬断がある程度長くなる
と、その影響をローパスフィルタ60では除去できなく
なるため、入力ポートINの信号レベルは一時的にLow
レベルとなる。また、イグニションスイッチIGが意識
的に開放された場合にも、入力ポートINの信号レベル
はLow レベルとなる。
【0066】このため、入力ポートINの信号レベルが
Low レベルであることを検出した場合(S120−YE
S)、これが、イグニションスイッチIGの開放による
ものか、制御ラインの瞬断によるものかを確認する必要
があるため、入力ポートINの信号レベルが許容時間T
dを経過した後でもLow レベルのままであるか否かを判
断する(S130,S140)ことにより確認してい
る。
【0067】つまり、許容時間Td経過後もLow レベル
であれば、瞬断ではなく、イグニションスイッチIGが
開放されたものとして、出力ポートOUTをLow レベル
に戻し(S150)、駆動信号SDをLow レベルとし
て、バッテリBTから第2給電ライン+Bへの給電を停
止させることにより、定電圧回路20の動作を停止さ
せ、ひいては第3給電ラインDLへの給電を停止させて
いるのである。
【0068】以上、説明したように、本実施例の電源回
路2bによれば、第1実施例と同様に、バッテリBTか
ら第2給電ライン+Bへの給電が途絶えた場合、許容時
間Tdの間に限り、許可信号ENの信号レベルを許可レ
ベルに保持し続け、定電圧回路20に第3給電ラインD
Lへの給電を継続させるようにされているので、第1実
施例と全く同様の効果を得ることができる。
【0069】特に、本実施例の電源回路2bでは、許容
時間Tdがマイコン70のプログラムにより設定される
ため、使用環境に応じて許容時間Tdの設定を適宜簡単
に変更することができる。なお、本実施例では、ローパ
スフィルタ60の出力と出力ポートOUTからの出力と
の論理和により生成された信号を、駆動信号SD及び許
可信号ENとし共通に使用しているが、ローパスフィル
タ60の出力をトランジスタ64への駆動信号SDと
し、出力ポートOUTの出力を定電圧制御IC24への
許可信号ENとすることにより、駆動信号SDと許可信
号ENとが別信号となるように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の電源回路の構成を表す回路図で
ある。
【図2】 電源回路各部の動作を表す波形図である。
【図3】 第2実施例の電源回路の構成を表す回路図で
ある。
【図4】 第3実施例の電源回路の構成を表す回路図で
ある。
【図5】 マイクロコンピュータが実行する処理を表す
フローチャートである。
【図6】 従来の電源回路の構成を表す回路図である。
【符号の説明】
2,2a,2b…電源回路 4,32…ダイオード
6…コンデンサ 10,20…定電圧回路 14…ツェナーダイオー
ド 12,34,40,42,46,48,50,66,6
7,68…抵抗 22,38,44,64…トランジスタ 24…定電
圧制御IC 30,30a…停止制御回路 36…コンデンサ
52…コンパレータ 60…ローパスフィルタ 62…OR回路 70…
マイクロコンピュータ G…接地ライン BATT…第1給電ライン +B
…第2給電ライン DL…第3給電ライン BT…バッテリ C…
コネクタ IG…イグニションスイッチ RLY…リレー T
1,T2…給電端子 T3,T4…接地端子 T5…検出端子 T6…駆
動端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源からの給電を常時受ける第1給電ラ
    インと、 前記電源との間に設けられたスイッチング手段が閉じて
    いる場合にのみ前記電源からの給電を受ける第2給電ラ
    インと、 を備えた電源回路において、 前記第1給電ラインの給電電圧が低下した場合に、前記
    第2給電ラインから前記第1給電ラインへの給電を行う
    バックアップ給電ラインと、 前記スイッチング手段の開閉に応じて、起動,停止が制
    御される装置や回路が接続される第3給電ラインと、 前記第1給電ラインに接続され、予め設定された一定電
    圧で前記第3給電ラインへの給電を行う定電圧回路と、 前記電源から前記第2給電ラインへの給電が、予め設定
    された許容時間以上途絶えた場合に、前記定電圧回路の
    動作を停止させる停止制御手段と、 を設けたことを特徴とする電源回路。
  2. 【請求項2】 前記停止制御手段は、前記第2給電ライ
    ンからの給電を受けて充電される充電手段と、 該充電手段を充電電流より小さな放電電流にて放電する
    と共に、該充電手段の充電電圧が予め設定された下限電
    圧以上であれば動作許可信号を出力する許可信号生成手
    段と、 からなり、前記定電圧回路は、前記許可信号生成手段か
    らの動作許可信号が入力されている間のみ動作すること
    を特徴とする請求項1に記載の電源回路。
  3. 【請求項3】 前記電源は車載用バッテリであり、前記
    スイッチング手段は、イグニションスイッチの操作に応
    じて開閉されることを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の電源回路。
  4. 【請求項4】 電源からの給電を常時受ける第1給電ラ
    インと、 前記電源との間に設けられたスイッチング手段が閉じて
    いる場合にのみ前記電源からの給電を受ける第2給電ラ
    インと、 該第2給電ラインによる給電の要否を指示する給電指令
    が入力される制御ラインと、 該制御ラインからの前記給電指令に応じて、前記スイッ
    チング手段を開閉制御するスイッチ制御手段と、 を備えた電子制御装置の電源回路において、 前記第1給電ラインの給電電圧が低下した場合に、前記
    第2給電ラインから前記第1給電ラインへの給電を行う
    バックアップ給電ラインと、 前記スイッチング手段の開閉に応じて、起動,停止が制
    御される装置や回路が接続される第3給電ラインと、 前記第1給電ラインに接続され、予め設定された一定電
    圧で前記第3給電ラインへの給電を行う定電圧回路と、 前記制御ラインを介して入力される給電指令が、予め設
    定された許容時間以上給電停止を示している場合に、前
    記定電圧回路の動作を停止させる停止制御手段と、 を設けたことを特徴とする電源回路。
  5. 【請求項5】 前記電源は車載用バッテリであり、前記
    給電指令は、イグニションスイッチの操作に応じて入力
    されることを特徴とする請求項4に記載の電源回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015056425A1 (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 株式会社デンソー データ記憶制御装置

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