JP3182067U - おろし器 - Google Patents

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Abstract

【課題】充分な滑り止め効果を有すると共に、外観上の美感をも向上させたおろし器を提供する。
【解決手段】上端部が一方から他方に向けて次第に傾斜した上方開放の箱型の容器2と、前記上端部に脱着可能なおろし板3によって構成されるおろし器1において、容器の底部23には全面にわたって滑り止めが設けられ、容器の側面部22のうち、前記上端部の傾斜の高い側の左右側面には、滑り止めを設けることによって把持部24が形成され、前記底部23の滑り止めと前記把持部24の滑り止めとが同一の材質で一連に形成されていると共に、前記底部23と把持部24の滑り止めと、他の部分とは異なる材質で形成されており、これらが一体に成形されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、食材をすりおろし、薄切りし又は繊切り等するためのおろし器に関し、詳しくは、おろし板と容器とから構成されるおろし器に関する。
従来より、おろし板と容器とから構成されるおろし器が、以下に示すとおり種々提案されている。
特許文献1に記載の技術は、『おろす部分と、おろした物を受ける受皿によって構成されるおろし器において、受皿の底面に対しておろす部分の面が傾斜しているおろし器』であり、『受皿の底面にすべり防止用ゴムを接着しておく』ものである。
特許文献2に記載の技術は、『容器の上縁に、粗目の歯と細目の歯を両面に設けるとともに表裏に貫通する横孔をおろす方向の前後に多段に設けたおろし板を着脱自在に重ねたおろし器』であって、『容器は、おろし方向の手前側になる側面に湾曲させた下端面が接地する把手を有するとともに、該把手の下端と容器の下部とに、クッション兼用の滑り止めを有する』構成であって、『おろし板は、おろす方向に対して左右で前後を形成するように右上がりに傾斜』する構成である。
しかし、これらの技術では、すべり防止効果が不十分であり、かつ外観上の美感が考慮されていないという問題点があった。
実開昭63−83139 実開平5−39437
そこで、本考案の課題は、充分な滑り止め効果を有すると共に、外観上の美感をも向上させたおろし器を提供することにある。
上記課題を解決する本考案は、下記構成を有する。
1.上端部が一方から他方に向けて次第に傾斜した上方開放の箱型の容器と、
前記上端部に脱着可能なおろし板によって構成されるおろし器において、
容器の底部には全面にわたって滑り止めが設けられ、
容器の側面部のうち、前記上端部の傾斜の高い側の左右側面には、滑り止めを設けることによって把持部が形成され、
前記底部の滑り止めと前記把持部の滑り止めとが同一の材質で一連に形成されていると共に、
前記底部と把持部の滑り止めと、他の部分とは異なる材質で形成されており、これらが一体に成形されていることを特徴とするおろし器。
2.容器の上端部の全周にわたって滑り止めが設けられ、
この上端部の滑り止めが、底部と把持部の滑り止めと同一の材質で一連に形成されていることを特徴とする前記1に記載のおろし器。
3.容器が矩形であって、側面部の四隅に滑り止めが設けられ、
この四隅に設けられた滑り止めが、底部と把持部の滑り止めと同一の材質で一連に形成されていることを特徴とする前記1又は2に記載のおろし器。
4.把持部に、凹部が設けられていることを特徴とする前記1〜3のいずれかに記載のおろし器。
5.上端部の内周に、おろし板を載置するための段部が設けられていることを特徴とする前記1〜4のいずれかに記載のおろし器。
6.上端部の内周に設けられた段部が、複数枚のおろし板を載置可能な深さであることを特徴とする前記5に記載のおろし器。
7.おろし板が2枚から構成され、1枚は、表裏で粗め又は細かめを使い分けることができる野菜おろし板であり、もう1枚は、野菜薄切り板であることを特徴とする前記1〜6のいずれかに記載のおろし器。
前記1に示す考案によれば、容器の底部の全面にわたって滑り止めが設けられたことによって、食材をおろす際に横方向に強い力を加えたとしても、容器とテーブル等の面との間に滑りが生じ難くなる。また、食材をおろす際に、使用者が容器を支える位置に滑り止めが設けられた把持部を形成することによって、使用者の手と容器との間にも滑りが生じ難くなる。
更に、底部の滑り止めと把持部の滑り止めとが同一の材質で一連に形成されていること、及び、底部及び把持部の滑り止めと、他の部分とが異なる材質で形成されており、これらが一体に成形されていることとが相俟って、外観上の美感を向上させることができる。
前記2に示す考案によれば、容器の上端部の全周にわたって滑り止めが設けられたことによって、使用者が容器の上端部を支えて使用する場合にも、使用者の手と容器との間に滑りが生じ難くなる。
また、上端部の滑り止めが、底部と把持部の滑り止めと同一の材質で一連に形成されていることによって、外観上の美感を更に向上させることができる。
前記3に示す考案によれば、容器が矩形であって、側面部の四隅に滑り止めが設けられたことによって、使用者が把持部とは反対側を支えたとしても、使用者の手と容器との間に滑りが生じ難くなると共に、誤って落下させた場合にも衝撃に強くなる。
また、四隅に設けられた滑り止めが、底部と把持部の滑り止めと同一の材質で一連に形成されていることによって、容器の端部が全て滑り止めによって同一の材質で一連に形成されていることになり、全体として堅牢な印象を生じさせるまとまりのある意匠となり、外観上の美感を更に向上させることができる。
前記4に示す考案によれば、把持部に凹部を設けることによって、使用者の手(指先)に馴染み易い形状とすることができ、同じく把持部に設けられた滑り止めと相俟って、使用者の手と容器との間に滑りが生じ難くなる。
前記5に示す考案によれば、上端部の内周におろし板を載置するための段部を設けることによって、おろし板がこの段部に嵌め込まれるので、おろし板で野菜等をすりおろす際に強い力が加えられたとしても、おろし板が容器から脱落することを防ぐことができる。
前記6に示す考案によれば、上端部の内周に設けられた段部を、2枚のおろし板を載置可能な深さとすることで、例えば、食材をすりおろし、薄切りし又は繊切りするため等の
用途が異なるおろし板を2枚以上用意し、これを同時に収納することができる。
前記7に示す考案によれば、野菜調理において特に使用頻度が高い、野菜をおろす又は薄切りにするという機能を1台のおろし器で使用することができる。
本考案に係るおろし器の一実施例を表す六面図 おろし板を取り外した状態におけるおろし器の一実施例を表す六面図 おろし板を取り外した状態におけるおろし器の一実施例を表すA−A断面図及びB−B断面図 おろし板の一例を表す表面図及び裏面図 おろし板の他の一例を表す表面図、裏面図及び左側面図
添付の図面に従って、本考案に係るおろし器1(以下、「おろし器1」ともいう。)を詳細に説明する。
図1は、本考案に係るおろし器1の一実施例を表す六面図であって、背面図は正面図と対称に表れるため省略する。また、後述するおろし板3は、破線で表す。
図2は、おろし板3を取り外した状態におけるおろし器1の一実施例を表す六面図であり、同じく背面図は省略する。
本考案に係るおろし器1は、図1に示されるように、容器2及びおろし板3によって構成されている。おろし板3によって、野菜やチーズ等の食材をすりおろし、薄切りし又は繊切りする等することができ、このすりおろし等された食材を容器2に収容することができる。
容器2は、上端部21、側面部22及び底部23を有する上方開放の箱型の容器である。図1又は図2において、容器2は、矩形形状に表わされているが、その形状に限定はなく、例えば、平面視円形、楕円形、正方形、三角形、その他の多角形等、この種の容器の形状として公知公用の形状を特別の制限なく採用することができる。
上端部21は、容器2の上方に位置する端部であり、この端部の全周を指し示している。この上端部21には、後述するおろし板3が脱着可能に取り付けられる。
上端部21は、図1又は図2に示されるように、一方から他方に向けて次第に傾斜している。傾斜角度は、底面23を構成する平面を基準にした場合に、3度〜20度の傾きを設けることが好ましく、5度〜10度の傾きを設けることがより好ましい。上端部21に傾斜を設けるのは、この上端部21に取り付けられるおろし板3の取り付け位置に傾斜を設けるためであり、食材をすりおろし等し易いようにするためである。
図3は、おろし板3を取り外した状態におけるおろし器1の一実施例を表すA−A断面図及びB−B断面図である。この図3によって、滑り止めが設けられる箇所及び範囲が表わされる。
上端部21には、全周にわたって滑り止めを設けることができる。図1〜図3において、薄墨を付して表わされる部分は、滑り止め材で形成された箇所であり、上端部21にも滑り止めが施されている。
上端部21に用いられる滑り止め材に限定はないが、弾力性を有するゴム状の合成樹脂(エラストマー)を採用することが好ましい。滑り止め効果と共に、衝撃吸収効果をも併せ持ち、更に、熱硬化性エラストマーを採用すれば、耐熱効果をも得ることができ、食器
洗浄器での使用にも耐えることができるためである。
上端部21における滑り止めは、図3にも示されるように、上端部21の内周及び外周に及んでいることが好ましい。このような構成とする利点は、以下のとおりである。
上端部21の内周には、後述するようにおろし板3が取り付けられるため、食材をすりおろし等する場合に、このおろし板3によって横方向の力が加えられ、強い接触・衝撃を受ける場合がある。このような場合でも、上記のように滑り止め材としてエラストマー等を採用することにより、おろし板3からの接触による衝撃を吸収することができ、容器2の劣化を防止・抑制することができ、更には、接触・衝撃による音の発生を防止・抑制することができる。
上端部21の外周は、おろし器1を使用する際や、洗浄する際に触れる機会が多く、更には、調理中には手が濡れていることも少なくないことから、滑り止めを設けることが好ましい。更に、おろし器1又は容器2のみを誤って落下させ、上端部21が床面に強く叩きつけられたとしても、この滑り止め材が衝撃を吸収し、破壊・損壊を防止・抑制することができる。
上端部21の内周には、図3に表わされるように、おろし板3を載置して取り付けるための段部26を設けることができる。段部26を設ける構成とすることで、、おろし板3がこの段部26に嵌合又は遊嵌されるので、おろし板3で野菜等をすりおろし等する際に強い力が加えられたとしても、おろし板3が容器2から脱落することを防ぐことができる。
段部26は、おろし板3が2枚載置可能な深さであることが好ましい。例えば、食材をすりおろし、薄切りし又は繊切りするため等の用途が異なるおろし板3を複数枚用意し、これを同時に収納することができるためである。この場合において、段部26の深さは、おろし板3の2枚分の厚さは必要なく、1枚分の厚さに数mmを加えただけでも足りる。2枚のおろし板3を段部26に載置して使用するのではなく、使用時には選択された1枚のおろし板3を載置して、収納時にのみ2枚のおろし板3を載置できればよい。尚、3枚以上のおろし板3を載置可能な深さとすることは構わない。
図1又は図2の正面図や側面図に示されるように、上端部21は、全周にわたって外側に反り返るように形成することができる。このような形状に形成することによって、容器2を上から持った場合にも、この反り返った上端部21に指が掛かり持ち易くなる。
側面部22は、図1又は図2に示されるように、上端部21が一方から他方に向けて次第に傾斜しているため、上端部21の傾斜の高い側は深く(以下、「深側」という。)、上端部21の傾斜の低い側は浅い(以下、「浅側」という。)形状である。
側面部22の深側には、把持部24が設けられている。把持部24は、滑り止め材で形成されることによって設けられる。把持部24を設けることによって、使用者の手と容器2との間に滑りが生じることを防止・抑制することができる。
また、図1又は図2に示されるように、容器2が矩形又は平面視多角形である場合には、側面部の四隅又は各隅に滑り止めを設けることが好ましい。使用者が把持部26とは異なる箇所を持ったとしても、使用者の手と容器2との間に滑りが生じ難くなり、更には、容器2を誤って落下させた場合にも、衝撃を吸収して破壊・損壊等することを防止・抑制することができる。
把持部24及び側面部22の隅に設けられる滑り止め材に限定はないが、弾力性を有するゴム状の合成樹脂(エラストマー)を採用することが好ましい。優れた滑り止め効果を有すると共に、熱硬化性エラストマーを採用すれば、耐熱効果をも得ることができ、食器洗浄器での使用にも耐えることができるためである。
把持部24には、図1〜図3に示されるように、凹部25を設けることが好ましい。凹部25を設けることによって、使用者の手(指先)に馴染み易い形状とすることができ、同じく把持部24に設けられた滑り止めと相俟って、使用者の手と容器2との間に滑りがより生じ難くなる。
底部23には、全面にわたって滑り止めが設けられている。局所的にではなく、全面にわたって滑り止めが設けられることによって、食材をおろす際に横方向に強い力を加えたとしても、容器2とテーブル等の面との間に滑りが生じ難くなる。
底部23における滑り止めは、図1〜図3に示されるように、側面部22の一部に及んでもよい。このように、滑り止めを設ける箇所を広くすることによって、側面部22と底部23とを結合する隅の部分にも滑り止めが設けられるので、容器2を誤って落下させた場合にも、衝撃を吸収して破壊・損壊等することを防止・抑制することができる。
底面部23設けられる滑り止め材に限定はないが、弾力性を有するゴム状の合成樹脂(エラストマー)を採用することが好ましい。優れた滑り止め効果を有すると共に、熱硬化性エラストマーを採用すれば、耐熱効果をも得ることができ、食器洗浄器での使用にも耐えることができるためである。
把持部24及び底部23に用いられる滑り止め材は、同一の材質で一連に形成されている。また、上端部21や側面部22の隅に滑り止めが設けられる場合には、これらを含む滑り止めの全てが、同一の材質で一連に形成されていることが好ましい。容器2の端部が全て滑り止めによって同一の材質で一連に形成されていることになり、全体として堅牢な印象を生じさせるまとまりのある意匠となり、外観上の美感を更に向上させることができる。
各部の説明でも述べたが、滑り止めを形成する素材に限定はなく、例えば、弾力性を有するゴム状の合成樹脂(エラストマー)を採用することが好ましい。
一方で、滑り止め部分と、他の部分、特に滑り止め部分以外の部分とは、異なる材質で形成されており、インサート成形等によって、これらが一体に成形されている。このような構成を採用し、滑り止め部分と他の部分との素材感に差異を持たせることで、容器2の外観上の美感を向上させることができる。また、これらの異なる材質を異なる色彩にすれば、ツートーンカラーの外観にすることもでき、容器2の外観上の美感をさらに向上させることができる。
上記他の部分を形成する材質に限定はなく、調理器や食器に用いられる合成樹脂や金属等の公知公用の材質を特別の制限なく採用することができ、例えば、ABS樹脂を挙げることができる。
おろし板3,4は、野菜やチーズ等の食材をすりおろし、薄切りし又は繊切りする等することができる調理器の一種であり、容器2の上端部21に脱着可能に取り付けられる構成である。前述のとおり、上端部21は、一方から他方に向けて次第に傾斜しているので、おろし板3,4も傾斜して取り付けられている。
前述のとおり、おろし板3,4は、容器2の上端部21に取り付けられるので、すりおろす際に加わる強い力によっても容器2から脱落しないように固定されている。例えば、
上端部21に段部26を設け、この段部26におろし板3を載置し、上端部21の内周に嵌合又は遊嵌される構成が好ましい。この構成を採用することによって、容器2に段部26を設ければ、おろし板3,4には固定手段を設ける必要がなく、おろし板3,4の外周形状を段部26が設けられた上端部21の内周に対応した形状とするだけでよい。
上述のように、おろし板3,4の外周形状を容器3の上端部21の内周に対応した形状とする以外には、おろし板3,4の形状や構成に限定はなく、野菜やチーズ等の食材をすりおろし、薄切りし又は繊切りする等することができる調理器の一種として公知公用のおろし板を特別の制限なく採用することができる。
おろし器1を大根等の野菜おろしとして使用する場合には、おろし板3として野菜おろし板を用い、例えば、図4に示されるような形状に形成することができる。
即ち、図4に示されるおろし板3は、表面31と裏面32からなる板状体であって、表面31と裏面32に通ずる複数の開口33が設けられ、表面31と裏面32の一方又は両方に鋭利な小突起からなる突起刃34が設けられた形状とすることができる。また、表面31と裏面32にそれぞれ設けられる突起刃34は、一方の突起刃34を大きく形成して粗め用とし、他方の突起刃34を小さく形成して細かめ用とすることができ、表裏で粗め又は細かめを使い分けることができる。更にまた、使用者の指が挿入できる程度の大きさを有する係止孔35を設け、おろし板3の脱着を容易にする構成を採用することもできる。
尚、図4においては、表面及び裏面のみが表わされているが、適当な強度を与えるため、おろし板3は、数mm程度の厚さを有する場合がある。
また、おろし器1を野菜を薄切りすることができるスライサーとして使用する場合には、おろし板4として野菜薄切り板を用い、例えば、図5に示されるような形状に形成することができる。
即ち、図5に示されるおろし板4は、図4に示されるおろし板3と同様に、表面41と裏面42からなる板状体であって、開口43と、この開口43に沿って長刃44が設けられた形状とすることができる。更に、上記板状体に設けられた軸45に回動可能に取り付けられ、図4におけるおろし板3と同様に係止孔48が設けられた可動板47と、同じく板状体に設けられたレール46に摺動可能に取り付けられたレバー49が設けられる構成にすることができる。
可動板47は、図5の左側面図において矢印で示される方向に、軸45を支点として回動可能であり、角度を変えることによって、長刃44との間隔を調整することができ、野菜等のスライス幅を調整することができる。
レバー49は、図5の裏面図において矢印で示される方向に、レール46上を摺動可能であり、位置を変えることによって、可動板47の角度を変えることができる。即ち、レバー49を、長刃44に近づけると角度は小さくなるので、長刃44と可動板47の間隔は狭くなり、野菜等のスライス幅を薄くすることができる。他方、レバー49を、長刃44から遠ざけると角度は大きくなるので、長刃44と可動板47の間隔は広がり、野菜等のスライス幅を厚くすることができる。
図4〜図5に示される例の他、繊切り板、チーズ削り板等、野菜やチーズ等の食材をすりおろし、薄切りし又は繊切り等することができる調理器として公知公用の構成を特別の制限なく採用することができる。
おろし板3,4を形成する材質に限定はなく、調理器や食器に用いられる合成樹脂や金属等の公知公用の材質を特別の制限なく採用することができ、例えば、ABS樹脂を挙げることができる。
1 おろし器
2 容器
21 上端部
22 側面部
23 底部
24 把持部
25 凹部
26 段部
3 おろし板
31 表面
32 裏面
33 開口
34 突起刃
35 係止孔
4 おろし板
41 表面
42 裏面
43 開口
44 長刃
45 軸
46 レール
47 可動板
48 係止孔
49 レバー

Claims (7)

  1. 上端部が一方から他方に向けて次第に傾斜した上方開放の箱型の容器と、
    前記上端部に脱着可能なおろし板によって構成されるおろし器において、
    容器の底部には全面にわたって滑り止めが設けられ、
    容器の側面部のうち、前記上端部の傾斜の高い側の左右側面には、滑り止めを設けることによって把持部が形成され、
    前記底部の滑り止めと前記把持部の滑り止めとが同一の材質で一連に形成されていると共に、
    前記底部と把持部の滑り止めと、他の部分とは異なる材質で形成されており、これらが一体に成形されていることを特徴とするおろし器。
  2. 容器の上端部の全周にわたって滑り止めが設けられ、
    この上端部の滑り止めが、底部と把持部の滑り止めと同一の材質で一連に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のおろし器。
  3. 容器が矩形であって、側面部の四隅に滑り止めが設けられ、
    この四隅に設けられた滑り止めが、底部と把持部の滑り止めと同一の材質で一連に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のおろし器。
  4. 把持部に、凹部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のおろし器。
  5. 上端部の内周に、おろし板を載置するための段部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のおろし器。
  6. 上端部の内周に設けられた段部が、複数枚のおろし板を載置可能な深さであることを特徴とする請求項5に記載のおろし器。
  7. おろし板が2枚から構成され、1枚は、表裏で粗め又は細かめを使い分けることができる野菜おろし板であり、もう1枚は、野菜薄切り板であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のおろし器。
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