JP3181517B2 - 壁紙およびその製造方法 - Google Patents

壁紙およびその製造方法

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弘一 井上
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  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁紙およびその製
造方法に関するものであり、さらに詳しくは本発明は、
非有機溶剤系樹脂の塗布液を用いるにもかかわらず、シ
ワ、波打ちあるいはカールを防止し、且つ高速での塗工
が可能であることにより、生産性が高く、加工性に優れ
た壁紙およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から建築物の内装材としては、紙基
材の上に塩化ビニル樹脂層を形成した、いわゆる塩化ビ
ニル壁紙が多用されているが、壁紙製造工程上で有機溶
剤を使用することによる作業環境衛生面に問題がある。
さらに近年、各種内装材に含まれる溶剤類が室内に揮散
し、これは極微量であるものの人体に影響を及ぼすとさ
れるいわゆる化学物質過敏症が注目されている。
【0003】そこで、非有機溶剤系樹脂層を設けた壁
紙、例えば紙基材の上に水系樹脂ディスパージョン塗布
液を塗工し樹脂層を形成した壁紙が知られている。
【0004】しかしながら、基材としての紙には吸水性
があり、吸水することにより紙自体が伸びるという欠点
がある。また、紙は製造の際にパルプ繊維が不均一に分
散しムラになることが避けられず、このことは水系樹脂
ディスパージョンのような非有機溶剤系樹脂の塗布液を
塗工し乾燥したときに波打ちやカールの原因となる。す
なわち、パルプ繊維の多い場所と少ない場所とでは、自
ずから吸水量が異なり、乾燥速度の違いからカールが生
じる。
【0005】上記のような波打ちやカールの生じた紙基
材には、装飾のための印刷やエンボス加工を施すことが
できず、また製品としての価値も低下することから、現
状では紙基材の吸水状態が飽和するように遅い速度で非
有機溶剤系樹脂の塗布液を塗工し、且つ水の沸点よりも
低い温度でゆっくりと紙基材を乾燥することを余儀なく
されており、非常に生産性が低いのが実情である。
【0006】
【発明を解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の課題を解決し、非有機溶剤系樹脂の塗布液を用い
るにもかかわらず、シワ、波打ちあるいはカールを防止
し、且つ高速での塗工が可能であることにより、生産性
が高く、加工性に優れた壁紙およびその製造方法を提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究の
結果、シート材料上に均一な吸水状態を可能にする特定
層を設けることにより、前記目的を達成できることを見
いだし、本発明を完成することができた。
【0008】
【0009】すなわち本発明は、通気性を有するシート
材料と、該シート材料上に設けられた防水材層と、該防
水材層上に設けられた非有機溶剤系樹脂層とを備えた壁
紙を提供するものである。
【0010】さらに本発明は、通気性を有するシート材
料の一方の面に防水材層を設け、該防水材層上に非有機
溶剤系樹脂の塗布液を塗工し、次いでこれを加熱し乾燥
することを特徴とする壁紙の製造方法を提供するもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
をさらに説明する。図1は、本発明に用いられる壁紙材
料の一実施態様の断面図である。図1において、本発明
に用いられる壁紙材料1は、シート材料2の一方の面の
上部に防水材層3を設けたものであることができる。
【0012】本発明で使用されるシート材料2は、一般
的に壁紙の材料として使用されるシート材料であること
ができ、通気性を有するものであって、例えば紙、不織
布、織布等が挙げられ、とくに壁紙用の原紙が好適に使
用される。また、難燃処理されたものや、着色されたも
のも使用可能である。
【0013】シート材料2の上部に設けられる防水材層
3は、下記で述べる水系樹脂ディスパージョンのような
非有機溶剤系樹脂層4に含まれる水分を、シート材料2
に均一に吸水させる機能を有するものであり、ここに本
発明の特長がある。
【0014】ここで防水材層3は、シート材料2を完全
に膜状に覆うものではなく、図1に示すようにシート材
料2と非有機溶剤系樹脂層4とが接触する部分が存在す
るように設けられる。
【0015】このような防水材層3は、例えばグラビア
印刷、ロータリースクリーン印刷、メッシュロールやス
プレー法等により、点状、点網状等に設けることができ
る。
【0016】防水材層3の材質としては、防水機能を発
揮すればよく、とくに制限されるものではないが、例え
ばアクリル樹脂や、NBR、SBR等の合成ゴム等が挙
げられ、グラビア印刷する場合はこれら樹脂を有機溶剤
に溶解したり、あるいは水系ディスパージョンに調製し
インクを使用することができる。
【0017】防水材層3の適用量は、点状、点網状等に
設けられ、シート材料2と非有機溶剤系樹脂層4とが接
触すればよく、とくに制限されないが、例えば1〜10
g/m2程度とし、JIS P8117による通気性が2
〜600となるように適用するのが好適である。
【0018】防水材層3の上部に設けられる非有機溶剤
系樹脂層4は、従来から公知のものをそのまま使用する
ことができるが、水系樹脂ディスパージョン層、例えば
アクリル樹脂やEVA等の水性樹脂エマルジョンが好適
なものとして挙げられる。このようなエマルジョンの樹
脂固形分は、例えば20〜70重量%程度であることが
できる。また、必要に応じて公知の各種添加剤、フィラ
ー等も配合することができる。
【0019】さらに非有機溶剤系樹脂層4として水系樹
脂ディスパージョン層を採用した場合、例えばカプセル
発泡剤等の発泡剤を配合し、これを加熱して発泡せしめ
ることにより、壁紙としての意匠効果を高めることがで
きる。このような発泡は、従来同様の処理を行うことで
達成することができる。発泡剤としては、例えば2〜5
0μm程度の粒径のカプセル発泡剤が利用できる。カプ
セル発泡剤を使用する場合の使用量は、例えば水系樹脂
ディスパージョン塗布液中の固形分に対し、1〜50重
量%程度である。
【0020】非有機溶剤系樹脂層4は、グラビアコー
ト、ロータリースクリーン法、ロールコート、リバース
コート、ナイフコート等の公知の手段によって防水材層
3上に設けることができる。その厚さは、乾燥後として
0.05〜0.5mm、あるいは発泡後として0.05〜
5mmが好適である。
【0021】次に本発明の壁紙の製造について説明す
る。図2に、本発明の壁紙の一実施態様の断面図を示
す。まずシート材料2の一方の面に、防水材層3を、上
記のように例えばグラビア印刷により点状または点網状
に設け、壁紙材料1を作製することから始まる。このと
き、防水材層3を設ける前のシート材料2には、あらか
じめ静電気除去処理および/または微粉除去処理を施し
ておくのがよい。静電気除去処理は、例えばシート材料
2に高電圧を印加したり、イオン化された空気を吹き付
けることにより達成され、また微粉除去処理は、例えば
吸引することにより達成される。これらの前処理を行う
ことにより、防水材層3や非有機溶剤系樹脂層4の均一
塗工がなされるという効果が奏される。
【0022】続いて、防水材層3上に、非有機溶剤系樹
脂、例えば水系樹脂ディスパージョン塗布液を塗工す
る。この塗布液には適宜発泡剤を配合可能であることは
上記した通りである。本発明によれば、この塗工作業は
塗工速度として80〜200m/分で行うことができ
る。この速度は、従来の水系樹脂ディスパージョンを用
いた壁紙に比べると、4〜10倍の速さである。
【0023】次に非有機溶剤系樹脂を塗工したシート材
料を加熱し乾燥およびゲル化する。加熱温度は、150
〜180℃であることができる。この加熱温度は、従来
のそれに比べると著しく高く、乾燥およびゲル化速度が
向上する。
【0024】また本発明においては、加熱処理後、模様
印刷、発泡処理およびエンボス加工を行うことができ
る。発泡処理の際の加熱温度は、例えば150〜240
℃がよい。図3に、模様印刷、発泡処理およびエンボス
加工の一連の工程を行った後の本発明の壁紙の断面図を
示す。これらの工程により意匠性がさらに高められ好ま
しい。なお模様印刷に際しては発泡剤を含む印刷インク
も使用できる。
【0025】これとは別に、模様印刷を行わずに加熱処
理および発泡処理を連続して行うこともできる。
【0026】なお本発明の壁紙には、必要に応じて防汚
性の向上等のためにアクリルフィルム、EVOHフィル
ム等を接着剤や加熱によりさらにラミネートできること
は勿論である。
【0027】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。図3
に示すような壁紙を作製した。シート材料2としては、
坪量70g/m2の壁紙用原紙を用い、その上部にアクリ
ル樹脂系のインクをグラビア印刷により原紙に点網状に
施し、防水材層3を形成し、壁紙材料を作製した。この
段階での通気性は、JIS P8117によれば、60
であった。次に、防水材層3上に、下記組成の水系樹脂
ディスパージョン塗布液を、ロールコートにより塗布量
140g/m2で塗工し、非有機溶剤系樹脂層4を形成さ
せた。なお、塗工速度は、120m/分であり、極めて
良好であった。
【0028】次に上記で得られたものを180℃で乾燥
し、続いて模様印刷5を施した後、加熱炉中で220℃
で加熱処理し、発泡せしめた。発泡後、壁紙をエンボス
加工し、凹凸形状を付与した。
【0029】
【表1】 水系樹脂ディスパージョン塗布液の組成 (単位:重量部) 樹脂 ポリアクリル酸エマルジョン(固形分40重量%) 100 分散剤 ポリリン酸ナトリウム(2%水溶液) 1 顔料 酸化チタン 15 充填剤 水酸化アルミニウム 40 発泡剤 ブタン充填マイクロカプセル 10
【0030】このようにして得られた本発明の壁紙は、
シワ、波打ち、カール等が全く見られなかった。さらに
生産速度も従来に比べると格段に向上していることが分
かる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、非有機溶剤系樹脂の塗
布液を用いるにもかかわらず、シワ、波打ちあるいはカ
ールを防止し、且つ高速での塗工が可能であることによ
り、生産性が高く、加工性に優れた壁紙およびその製造
方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられる壁紙材料の一実施態様の断
面図である。
【図2】本発明の壁紙の一実施態様の断面図である。
【図3】模様印刷、発泡およびエンボス加工の一連の工
程を行った後の本発明の壁紙の断面図である。
【符号の説明】
1 壁紙材料 2 シート材料 3 防水材層 4 非有機溶剤系樹脂層 5 模様印刷

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気性を有するシート材料と、該シート
    材料上に設けられた防水材層と、該防水材層上に設けら
    れた非有機溶剤系樹脂層とを備えた壁紙。
  2. 【請求項2】 通気性を有するシート材料が、壁紙用原
    紙である請求項1に記載の壁紙。
  3. 【請求項3】 防水材層が点状ないし点網状に設けられ
    る請求項1または2に記載の壁紙。
  4. 【請求項4】 非有機溶剤系樹脂層が水系樹脂ディスパ
    ージョン層である請求項に記載の壁紙。
  5. 【請求項5】 水系樹脂ディスパージョン層が発泡性水
    系樹脂ディスパージョン液により形成され、これが発泡
    処理されている請求項に記載の壁紙。
  6. 【請求項6】 通気性を有するシート材料の一方の面に
    防水材層を設け、該防水材層上に非有機溶剤系樹脂の塗
    布液を塗工し、次いでこれを加熱し乾燥することを特徴
    とする壁紙の製造方法。
  7. 【請求項7】 防水材層がグラビア印刷により設けられ
    る請求項に記載の壁紙の製造方法。
  8. 【請求項8】 非有機溶剤系樹脂の塗布液が発泡性水系
    樹脂ディスパージョン液であり、これが発泡処理される
    請求項またはに記載の壁紙の製造方法。
  9. 【請求項9】 シート材料が静電気除去処理および/ま
    たは微粉除去処理に施された後、防水材層が設けられる
    請求項ないしのいずれか1項に記載の壁紙の製造方
    法。
  10. 【請求項10】 乾燥後にエンボス加工を行う請求項
    ないしのいずれか1項に記載の壁紙の製造方法。
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