JP3181240U - 写真立て - Google Patents
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Abstract
【課題】用途に応じて多様な態様で使用できる写真立てを提供する。
【解決手段】写真立て1は、第1主板2と、第2主板3と、第1主板2及び第2主板3に連結される第1中間部材41、第2中間部材42及び第3中間部材43を備える。第1主板2は、第1内側表面部21と第1外側表面部22と第1側面部23と第2側面部24とを備える。第2主板3は、第2内側表面部31と第2外側表面部32と第1側面部33と第2側面部34とを備える。第1側面部23,33が延出する方向に延びる軸を第1の軸とし、第2側面部24,34が延出する方向に延びる軸を第2の軸として、第1中間部材41及び第3中間部材43は、第1内側表面部21と第2内側表面部31との間に介在し、第2主板3の第2外側表面部32と第1主板2の第1外側表面部22とに連結され、第2中間部材42は第1主板2の第1外側表面部22と第2主板3の第2外側表面部32とに連結される。
【選択図】図3
【解決手段】写真立て1は、第1主板2と、第2主板3と、第1主板2及び第2主板3に連結される第1中間部材41、第2中間部材42及び第3中間部材43を備える。第1主板2は、第1内側表面部21と第1外側表面部22と第1側面部23と第2側面部24とを備える。第2主板3は、第2内側表面部31と第2外側表面部32と第1側面部33と第2側面部34とを備える。第1側面部23,33が延出する方向に延びる軸を第1の軸とし、第2側面部24,34が延出する方向に延びる軸を第2の軸として、第1中間部材41及び第3中間部材43は、第1内側表面部21と第2内側表面部31との間に介在し、第2主板3の第2外側表面部32と第1主板2の第1外側表面部22とに連結され、第2中間部材42は第1主板2の第1外側表面部22と第2主板3の第2外側表面部32とに連結される。
【選択図】図3
Description
本考案は、写真立てに関する。
従来、所定の厚さを有して写真収納部が設けられた第1主板及び第2主板を備えた写真立てが知られている(例えば、特許文献1)。
このような写真立てでは、第1主板と第2主板との間に第1主板及び第2主板に連結するヒンジ部材が設けられ、第1主板と第2主板とがヒンジ部材を介して相対的に回動する。第1主板と第2主板とをヒンジ部材を介して相対的に回動させ、第1主板と第2主板との成す角度を所定角度にすることにより、写真立てが立設される。
このような写真立てでは、第1主板と第2主板との間に第1主板及び第2主板に連結するヒンジ部材が設けられ、第1主板と第2主板とがヒンジ部材を介して相対的に回動する。第1主板と第2主板とをヒンジ部材を介して相対的に回動させ、第1主板と第2主板との成す角度を所定角度にすることにより、写真立てが立設される。
しかし、特許文献1に記載のような従来の写真立てでは、第1主板及び第2主板の厚さ方向と直交する1つの軸を中心としてしか相対的に回動できず、写真立てを開ける方向が限定されていた。このため、写真立てを用途に応じて異なる方向に開いて多様な態様で使用できないとう問題がある。
本考案の目的は、用途に応じて多様な態様で使用できる写真立てを提供することである。
本考案の写真立ては、所定の厚さを有する第1主板と、所定の厚さを有し、前記第1主板に対して相対的に回動可能な第2主板と、前記第1主板及び前記第2主板に連結される中間部材とを備える写真立てであって、前記第1主板は、第1内側表面部と、前記厚さ方向において前記第1内側表面部とは反対側に設けられた第1外側表面部と、前記厚さ方向と直交する方向に延出して前記第1内側表面部及び前記第1外側表面部と直交する第1側面部と、前記厚さ方向及び前記第1側面部の延出方向と直交する方向に延出して前記第1内側表面部及び前記第1外側表面部と直交しかつ前記第1側面部と直交する第2側面部とを備え、前記第2主板は、第2内側表面部と、前記厚さ方向において前記第2内側表面部とは反対側に設けられた第2外側表面部と、前記厚さ方向と直交する方向に延出して前記第2内側表面部及び前記第2外側表面部と直交し、前記第1主板の第1側面部に対向可能な第1側面部と、前記厚さ方向及び前記第1主板の第1側面部に対向可能な第1側面部の延出方向と直交する方向に延出して前記第2内側表面部及び前記第2外側表面部と直交しかつ前記第1主板の第1側面部に対向可能な第1側面部と直交するとともに、前記第1主板の第2側面部に対向可能な第2側面部とを備え、前記第1主板又は前記第2主板の第1側面部が延出する方向に延びる軸を第1の軸とし、前記第1主板又は前記第2主板の第2側面部が延出する方向に延びる軸を第2の軸として、前記中間部材は、前記第1内側表面部と前記第2内側表面部との間に介在し、前記第1の軸が延びる方向に沿って設けられた前記第1主板及び前記第2主板の一方の主板の端面部と、前記第2の軸が延びる方向に沿って設けられた前記第1主板及び前記第2主板の他方の主板の端面部とに連結されることを特徴とする。
このような本考案では、中間部材は、第1の軸が延びる方向に沿って設けられた第1主板及び第2主板の一方の主板の端面部と、第2の軸が延びる方向に沿って設けられた第1主板及び第2主板の他方の主板の端面部とに連結される。このため、第1主板と第2主板とを第1の軸及び第2の軸を中心として相対的に回動できる。よって、第1主板と第2主板とを第1の軸及び第2の軸を中心として開くことができ、写真立てを用途に応じて多様な態様で使用できる。
本考案において、前記中間部材は、前記第1内側表面部又は前記第2内側表面部と重なる主面部と、前記主面部から延設されて、前記内側表面部と前記第1側面部とが交わる第1の内側辺に沿って設けられる第1延設部と、前記主面部から延設されて、前記内側表面部と前記第2側面部とが交わる第2の内側辺に沿って設けられる第2延設部とを備え、前記第1延設部は前記一方の主板の外側表面部に連結され、第2延設部は前記他方の主板の外側表面部に連結されることが望ましい。
このような考案では、第1延設部は一方の主板の外側表面部に連結され、第2延設部は他方の主板の外側表面部に連結される。このため、第1主板と第2主板とを第1の軸及び第2の軸を中心として、第1内側表面部と第2内側表面部とのなす角度が180度より大きな角度となるように相対的に回動できる。このため、第1内側表面部及び第2内側表面部を外側に露出させた状態で写真立てを立設するなど、より多様な態様で使用できる。
本考案において、前記第1延設部は、前記第1側面部と対向可能な第1対向部と、前記第1対向部と連設された第1連結部とを備え、前記第2延設部は、前記第2側面部と対向可能な第2対向部と、前記第2対向部と連設された第2連結部とを備え、前記第1連結部が前記一方の主板の外側表面部に連結され、第2連結部が前記他方の主板の外側表面部に連結されることが望ましい。
このような考案では、第1延設部の第1連結部が一方の主板の外側表面部に連結され、第2延設部の第2連結部が他方の主板の外側表面部に連結される。このため、中間部材を簡易な構造で第1主板及び第2主板に連結できる。
本考案において、前記中間部材は、複数設けられ、少なくとも第1中間部材と第2中間部材とを備え、前記第1中間部材の第1延設部が前記第2主板の外側表面部に連結され、前記第1中間部材の第2延設部が前記第1主板の外側表面部に連結され、前記第2中間部材の第1延設部が前記第1主板の外側表面部に連結され、前記第2中間部材の第2延設部が前記第2主板の外側表面部に連結されることが望ましい。
このような考案では、第1中間部材の第1延設部が第2主板の外側表面部に連結され、第1中間部材の第2延設部が第1主板の外側表面部に連結され、第2中間部材の第1延設部が第1主板の外側表面部に連結され、第2中間部材の第2延設部が第2主板の外側表面部に連結される。このため、第1主板は、第1中間部材の第2延設部と第2中間部材の第1延設部とによって、互いに直交する第1側面部及び第2側面部側から支持される。第2主板は、第1中間部材の第1延設部と第2中間部材の第2延設部とによって、互いに直交する第1側面部及び第2側面部側から支持される。よって、第1主板と第2主板とを第1の軸及び第2の軸を中心として相対的に回動させたときに第1主板及び第2主板ががたつくことを防止できる。また、飾り物などを第1内側表面部上及び第2内側表面部上の双方に収納できる。
本考案において、前記第1外側表面部及び前記第2外側表面部のうち少なくとも一方の外側表面部には、飾り物が差し込まれる差込部が形成され、前記外側表面部上であって前記差込部から所定距離離れた位置には、飾り物を位置決め支持する位置決め支持部材が設けられていることが望ましい。
このような考案では、外側表面部には飾り物が差し込まれる差込部が形成され、外側表面部上であって差込部から所定距離離れた位置には、飾り物を位置決め支持する位置決め支持部材が設けられている。このため、外側表面部上にも飾り物を収納でき、写真立ての外側部分も有効に使用できる。また、差込部及びテグスにより、飾り物を外側表面部上に容易にかつ確実に固定できる。
本考案において、前記中間部材は和紙で形成されていることが望ましい。
このような考案では、中間部材は和紙で形成されているため、第1主板と第2主板とを第1の軸又は第2の軸を中心として相対的に回動させた場合でも、折り曲げ力に耐えることができ、中間部材が破れることを防止できる。よって、中間部材によって第1内側表面部上及び第2内側表面部上で飾り物を固定できる。
このような考案では、中間部材は和紙で形成されているため、第1主板と第2主板とを第1の軸又は第2の軸を中心として相対的に回動させた場合でも、折り曲げ力に耐えることができ、中間部材が破れることを防止できる。よって、中間部材によって第1内側表面部上及び第2内側表面部上で飾り物を固定できる。
以下、本実施形態の写真立て1を図面に基づいて説明する。
図1ないし図3に示す写真立て1は、所定の厚さT1を有する直方体形状の板材から形成された第1主板2と、所定の厚さT2を有する直方体形状の板材から形成され、後述する回動軸X1,X2を中心として第1主板2に対して相対的に回動可能な第2主板3と、第1主板2及び第2主板3に連結されて後述する第1内側表面部21と第2内側表面部31との間に介在する中間部材4とを備える。
図1ないし図3に示す写真立て1は、所定の厚さT1を有する直方体形状の板材から形成された第1主板2と、所定の厚さT2を有する直方体形状の板材から形成され、後述する回動軸X1,X2を中心として第1主板2に対して相対的に回動可能な第2主板3と、第1主板2及び第2主板3に連結されて後述する第1内側表面部21と第2内側表面部31との間に介在する中間部材4とを備える。
第1主板2は、矩形状の第1内側表面部21と、第1主板2の厚さ方向(図3中紙面垂直方向)において第1内側表面部21とは反対側に設けられた矩形状の第1外側表面部22と、第1主板2の厚さ方向と直交する方向(図3中上下方向)に延出して第1内側表面部21及び第1外側表面部22と直交する第1側面部23と、第1主板2の厚さ方向及び第1側面部23の延出方向と直交する方向(図3中左右方向)に延出して第1内側表面部21及び第1外側表面部22と直交しかつ第1側面部23と直交する第2側面部24とを備える。
第1内側表面部21は、図3中上下方向に延びる第1の内側辺211と、第1の内側辺211と直交する方向(図3中左右方向)に延びる第2の内側辺212とを備える。第1の内側辺211は第1内側表面部21と第1側面部23とが交わる辺であり、第2の内側辺212は第1内側表面部21と第2側面部24とが交わる辺である。
第1外側表面部22は、第1の内側辺211と対向して図3中上下方向に延びる第1の外側辺221と、第1の外側辺221と直交する方向(図3中左右方向)に延びて第2の内側辺212と対向する第2の外側辺222とを備える。
第1外側表面部22は、第1の内側辺211と対向して図3中上下方向に延びる第1の外側辺221と、第1の外側辺221と直交する方向(図3中左右方向)に延びて第2の内側辺212と対向する第2の外側辺222とを備える。
第1主板2と第2主板3とが組み合わされて、第1側面部23と後述する第2主板3の第1側面部33とが延出する方向に延びる軸が、後述する第1の軸としての回動軸X1である。また、第1主板2と第2主板3とが組み合わされて、第2側面部24と後述する第2主板3の第2側面部34とが延出する方向に延びる軸が、回動軸X1と直交する後述する第2の軸としての回動軸X2である。
この場合に、第1外側表面部22は、回動軸X1が延びる方向及び回動軸X2が延びる方向に沿って設けられた端面部となる。
この場合に、第1外側表面部22は、回動軸X1が延びる方向及び回動軸X2が延びる方向に沿って設けられた端面部となる。
図2に示すように、第1外側表面部22の表面には、模様が施された和紙などの表紙51が貼られており、表紙51の一部分が折り返されて、第2の外側辺222と平行に延びる折り返し部511が形成されている。折り返し部511は、指などで第1外側表面部22の表面から離れる方向にわずかに動かすことができる。これによって、第1外側表面部22の表面と折り返し部511との間に差込部512が形成されている。
また、第1外側表面部22上であって差込部512から所定距離離れた位置には、図示しない一対の穴が形成され、この一対の穴に位置決め支持部材としてのテグス60Aの両端が挿通固定されている。これによって、テグス60Aが第2の外側辺222と平行な方向に張られている。
そして、飾り物としての例えばCという文字が描かれたはがきや写真が差込部512内に差し込まれ、このはがきや写真の上部が第1外側表面部22の表面上でテグス60Aによって位置決め支持される。
また、第1外側表面部22上であって差込部512から所定距離離れた位置には、図示しない一対の穴が形成され、この一対の穴に位置決め支持部材としてのテグス60Aの両端が挿通固定されている。これによって、テグス60Aが第2の外側辺222と平行な方向に張られている。
そして、飾り物としての例えばCという文字が描かれたはがきや写真が差込部512内に差し込まれ、このはがきや写真の上部が第1外側表面部22の表面上でテグス60Aによって位置決め支持される。
第2主板3は、矩形状の第2内側表面部31と、第2主板3の厚さ方向(図3中紙面垂直方向)において第2内側表面部31とは反対側に設けられた矩形状の第2外側表面部32と、第2主板3の厚さ方向と直交する方向(図3中上下方向)に延出して第2内側表面部31及び第2外側表面部32と直交し、第1主板2の第1側面部23とに対向可能な第1側面部33と、第2主板3の厚さ方向及び第1側面部33の延出方向と直交する方向(図3中左右方向)に延出して第2内側表面部31及び第2外側表面部32と直交しかつ第1側面部33と直交するとともに、第1主板2の第2側面部24に対向可能な第2側面部24とを備える。
第2内側表面部31は、図3中上下方向に延びる第1の内側辺311と、第1の内側辺311と直交する方向(図3中左右方向)に延びる第2の内側辺312とを備える。第1の内側辺311は第2内側表面部31と第1側面部33とが交わる辺であり、第2の内側辺312は第2内側表面部31と第2側面部34とが交わる辺である。
第2外側表面部32は、第1の内側辺311と対向して図3中上下方向に延びる第1の外側辺321と、第1の外側辺321と直交する方向(図3中左右方向)に延びて第2の内側辺312と対向する第2の外側辺322とを備える。
第2外側表面部32は、回動軸X1が延びる方向及び回動軸X2が延びる方向に沿って設けられた端面部となる。
第2外側表面部32は、第1の内側辺311と対向して図3中上下方向に延びる第1の外側辺321と、第1の外側辺321と直交する方向(図3中左右方向)に延びて第2の内側辺312と対向する第2の外側辺322とを備える。
第2外側表面部32は、回動軸X1が延びる方向及び回動軸X2が延びる方向に沿って設けられた端面部となる。
図2に示すように、第2外側表面部32の表面には、第1外側表面部22の表面と同様に、模様が施された和紙などの表紙52が貼られており、第2の外側辺322と平行に延びる折り返し部521と差込部522とが形成されている。
また、第2外側表面部32上であって差込部522から所定距離離れた位置には、テグス60Bが第2の外側辺322と平行な方向に張られている。
そして、例えばDという文字が描かれたはがきや写真が差込部522内に差し込まれ、このはがきや写真の上部が第2外側表面部32の表面上でテグス60Bによって位置決め支持される。
また、第2外側表面部32上であって差込部522から所定距離離れた位置には、テグス60Bが第2の外側辺322と平行な方向に張られている。
そして、例えばDという文字が描かれたはがきや写真が差込部522内に差し込まれ、このはがきや写真の上部が第2外側表面部32の表面上でテグス60Bによって位置決め支持される。
中間部材4は、和紙で形成されて帯状である、第1中間部材41と第2中間部材42と第3中間部材43とを備える。
第1中間部材41は、図3において第1内側表面部21と重なって折線L1及び折線L2を有する平面視四角形状の主面部411と、主面部411から延設されて第1の内側辺211に沿って設けられて折線L1を有する平面視台形状の第1延設部412と、主面部411から延設されて第2の内側辺212に沿って設けられて折線L2を有する平面視台形状の第2延設部413とを備える。なお、折線L1,L2は、実際に描かれた線ではなく、折り曲げられる箇所を示す仮想線である。以下の説明で出てくる他の折線についても同じである。
第1中間部材41は、図3において第1内側表面部21と重なって折線L1及び折線L2を有する平面視四角形状の主面部411と、主面部411から延設されて第1の内側辺211に沿って設けられて折線L1を有する平面視台形状の第1延設部412と、主面部411から延設されて第2の内側辺212に沿って設けられて折線L2を有する平面視台形状の第2延設部413とを備える。なお、折線L1,L2は、実際に描かれた線ではなく、折り曲げられる箇所を示す仮想線である。以下の説明で出てくる他の折線についても同じである。
第1延設部412は、折線L1を用いて折り曲げ可能であり、折線L3を介して連設された第1対向部414と第1連結部415とを備える。
第2延設部413は、折線L2を用いて折り曲げ可能であり、折線L4を介して連設された第2対向部416と第2連結部417とを備える。
第1対向部414の高さh1と第2対向部416の高さh2とは、第1主板2の厚さT1と等しい。
第2延設部413は、折線L2を用いて折り曲げ可能であり、折線L4を介して連設された第2対向部416と第2連結部417とを備える。
第1対向部414の高さh1と第2対向部416の高さh2とは、第1主板2の厚さT1と等しい。
第2中間部材42は、図3において第2内側表面部31と重なって折線L5及び折線L6を有する平面視四角形状の主面部421と、主面部421から延設されて第1の内側辺311に沿って設けられて折線L5を有する平面視四角形状の第1延設部422と、主面部411から延設されて第2の内側辺312に沿って設けられて折線L6を有する平面視四角形状の第2延設部423とを備える。
第1延設部422は、折線L5を用いて折り曲げ可能であり、折線L7を介して連設された第1対向部424と第1連結部425とを備える。
第2延設部423は、折線L6を用いて折り曲げ可能であり、折線L8を介して連設された第2対向部426と第2連結部427とを備える。
第1対向部424の高さh3と第2対向部426の高さh4とは、第2主板3の厚さT2と等しい。
第2延設部423は、折線L6を用いて折り曲げ可能であり、折線L8を介して連設された第2対向部426と第2連結部427とを備える。
第1対向部424の高さh3と第2対向部426の高さh4とは、第2主板3の厚さT2と等しい。
第3中間部材43は、図3において第1内側表面部21と重なって折線L9及び折線L10を有する平面視三角形状の主面部431と、主面部431から延設されて第1の内側辺211に沿って設けられて折線L9を有する平面視台形状の第1延設部432と、主面部431から延設されて第2の内側辺212に沿って設けられて折線L10を有する平面視台形状の第2延設部433とを備える。
第1延設部432は、折線L9を用いて折り曲げ可能であり、折線L11を介して連設された第1対向部434と第1連結部435とを備える。
第2延設部433は、折線L10を用いて折り曲げ可能であり、折線L12を介して連設された第2対向部436と第2連結部437とを備える。
第1対向部434の高さh5と第2対向部436の高さh6とは、第1主板2の厚さT1と等しい。
第2延設部433は、折線L10を用いて折り曲げ可能であり、折線L12を介して連設された第2対向部436と第2連結部437とを備える。
第1対向部434の高さh5と第2対向部436の高さh6とは、第1主板2の厚さT1と等しい。
次に、写真立て1の組み立て方について説明する。
まず、第1中間部材41を第1内側表面部21上に載置し、第1中間部材41において折線L2を用いて折り曲げ、第1主板2の第2側面部24に第2対向部416を対向させる。このとき、折線L4は第2の外側辺222と対向する。次に、折線L4を用いて折り曲げ、第2連結部417を第1外側表面部22に当接させてのりなどで貼着する。
まず、第1中間部材41を第1内側表面部21上に載置し、第1中間部材41において折線L2を用いて折り曲げ、第1主板2の第2側面部24に第2対向部416を対向させる。このとき、折線L4は第2の外側辺222と対向する。次に、折線L4を用いて折り曲げ、第2連結部417を第1外側表面部22に当接させてのりなどで貼着する。
同様に、第2中間部材42を第2内側表面部31上に載置し、第2中間部材42において折線L6を用いて折り曲げ、第2主板3の第2側面部34に第2対向部426を対向させる。次に、折線L8を用いて折り曲げ、第2連結部427を第2外側表面部32に当接させてのりなどで貼着する。
同様に、第3中間部材43を第1内側表面部21上に載置し、第3中間部材43において折線L10を用いて折り曲げ、第2側面部24に第2対向部436を対向させる。次に、折線L12を用いて折り曲げ、第2連結部437を第1外側表面部22に当接させてのりなどで貼着する。
同様に、第3中間部材43を第1内側表面部21上に載置し、第3中間部材43において折線L10を用いて折り曲げ、第2側面部24に第2対向部436を対向させる。次に、折線L12を用いて折り曲げ、第2連結部437を第1外側表面部22に当接させてのりなどで貼着する。
続いて、このようにされた第1内側表面部21と第2内側表面部31とを対向させて、第1中間部材41において折線L1を用いて折り曲げ、第2主板3の第1側面部33に第1対向部414を対向させる。このとき、折線L3は第2主板3の第1の外側辺321と対向する。そして、第1連結部415を第2外側表面部32に当接させてのりなどで貼着する。
同様に、第2中間部材42において折線L5を用いて折り曲げ、第1主板2の第1側面部23に第1対向部424を対向させる。そして、第1連結部425を第1外側表面部22に当接させてのりなどで貼着する。
同様に、第3中間部材43において折線L9を用いて折り曲げ、第2主板3の第1側面部33に第1対向部434を対向させる。そして、第1連結部435を第2外側表面部32に当接させてのりなどで貼着する。
なお、第1中間部材41ないし第3中間部材43についてどの順番で作業を行うかは適宜変更可能である。
同様に、第2中間部材42において折線L5を用いて折り曲げ、第1主板2の第1側面部23に第1対向部424を対向させる。そして、第1連結部425を第1外側表面部22に当接させてのりなどで貼着する。
同様に、第3中間部材43において折線L9を用いて折り曲げ、第2主板3の第1側面部33に第1対向部434を対向させる。そして、第1連結部435を第2外側表面部32に当接させてのりなどで貼着する。
なお、第1中間部材41ないし第3中間部材43についてどの順番で作業を行うかは適宜変更可能である。
このように組み立てられた写真立て1では、例えばAという文字が撮影された写真が、第1内側表面部21と第1中間部材41との間に挿入されて収納される。また、例えばBという文字が撮影された写真が、第2内側表面部31と第2中間部材42との間に挿入されて収納される。
次に、このように組み立てられた写真立て1の回動動作について説明する。
まず、写真立て1では、第2外側表面部32に貼着された第1連結部415,435、及び第1外側表面部22に貼着された第1連結部425を図1中上下方向に延びる回動軸X1として、回動軸X1を中心に図1の矢印方向に、第1主板2と第2主板3とを相対的に回動可能である。
まず、写真立て1では、第2外側表面部32に貼着された第1連結部415,435、及び第1外側表面部22に貼着された第1連結部425を図1中上下方向に延びる回動軸X1として、回動軸X1を中心に図1の矢印方向に、第1主板2と第2主板3とを相対的に回動可能である。
一方、写真立て1を一旦閉じて、第1内側表面部21と第2内側表面部31との成す角度を0度にして、第1内側表面部21と第2内側表面部31とを対向させる。そうすると、第1外側表面部22に貼着された第2連結部417,437、及び第2外側表面部32に貼着された第2連結部427を回動軸X1と直交する回動軸X2として、回動軸X2を中心に第1主板2と第2主板3とを相対的に回動可能となる。回動軸X2を中心に第1主板2と第2主板3とを相対的に回動させると、写真立て1は図4に示す状態となる。
写真立て1を図4に示す状態から上下方向を逆にすると、図5に示す状態となる。図5に示す状態では、Aという文字が撮影された写真とBという文字が撮影された写真とが図1に示す姿勢から90度回転させた姿勢で収納されるようになる。なお、図5に示す状態における外側表面部22,32は図6に示す状態となる。
次に、第1内側表面部21と第2内側表面部31との成す角度を180度より大きい角度にする回動動作について説明する。
第1内側表面部21と第2内側表面部31との成す角度が180度となってからさらに回動させると、第1連結部415,435が第2外側表面部32に貼着され、第1連結部425が第1外側表面部22に貼着されており、一方で、第1対向部414,434は第2主板3の第1側面部33とは接着されておらず、かつ第1対向部424も第1主板2の第1側面部23とは接着されていないため、図7に示すように、第1対向部414,434は第2主板3の第1側面部33から離れ、第1対向部424は第1主板2の第1側面部23から離れる。これによって、第1主板2と第2主板3とを回動軸X1を中心として、第1内側表面部21と第2内側表面部31とのなす角度が180度より大きな角度となるように相対的に回動可能となる。
第1内側表面部21と第2内側表面部31との成す角度が180度となってからさらに回動させると、第1連結部415,435が第2外側表面部32に貼着され、第1連結部425が第1外側表面部22に貼着されており、一方で、第1対向部414,434は第2主板3の第1側面部33とは接着されておらず、かつ第1対向部424も第1主板2の第1側面部23とは接着されていないため、図7に示すように、第1対向部414,434は第2主板3の第1側面部33から離れ、第1対向部424は第1主板2の第1側面部23から離れる。これによって、第1主板2と第2主板3とを回動軸X1を中心として、第1内側表面部21と第2内側表面部31とのなす角度が180度より大きな角度となるように相対的に回動可能となる。
このような回動動作によって、写真立て1は、図8に示すように、第1内側表面部21と第2内側表面部31とのなす角度を180度より大きな角度とした状態で立設可能となる。図8に示す状態では、例えばBという文字が撮影された写真が図1に示す姿勢から図8に示す姿勢となる。
また、図7に示した上述と同様の原理によって、第1主板2と第2主板3とを回動軸X2を中心として、第1内側表面部21と第2内側表面部31とのなす角度が180度より大きな角度となるように相対的に回動可能であり、このような回動動作によって、写真立て1は図5に示す状態から図9に示す状態になる。図9に示す状態では、例えばAという文字が撮影された写真が図5に示す姿勢から図9に示す姿勢となる。なお、図4に示す状態から、第1内側表面部21と第2内側表面部31とを同様に相対的に回動させても図9に示す状態になる。
以上のような本実施形態では、以下の効果がある。
(1)本実施形態の写真立て1では、第1中間部材41、第2中間部材42及び第3中間部材43が、それぞれ、回動軸X1が延びる方向及び回動軸X2が延びる方向に沿って設けられた第1外側表面部22と第2外側表面部32とに連結される。このため、第1主板2と第2主板3とを回動軸X1及び回動軸X2を中心として相対的に回動できる。このため、第1主板2と第2主板3とを回動軸X1及び回動軸X2を中心として開くことができ、写真立て1を多様な態様で使用できる。
(1)本実施形態の写真立て1では、第1中間部材41、第2中間部材42及び第3中間部材43が、それぞれ、回動軸X1が延びる方向及び回動軸X2が延びる方向に沿って設けられた第1外側表面部22と第2外側表面部32とに連結される。このため、第1主板2と第2主板3とを回動軸X1及び回動軸X2を中心として相対的に回動できる。このため、第1主板2と第2主板3とを回動軸X1及び回動軸X2を中心として開くことができ、写真立て1を多様な態様で使用できる。
(2)第1中間部材41が第1延設部412及び第2延設部413を備え、第2中間部材42が第1延設部422及び第2延設部423を備え、第3中間部材43が第1延設部432及び第2延設部433を備えている。そして、第1中間部材41では、第1延設部412の第1連結部415が第2外側表面部32に貼着され、第2延設部413の第2連結部417が第1外側表面部22に貼着される。また、第2中間部材42では、第1延設部422の第1連結部425が第1外側表面部22に貼着され、第2延設部423の第2連結部427が第2外側表面部32に貼着される。また、第3中間部材43では、第1延設部432の第1連結部435が第2外側表面部32に貼着され、第2延設部433の第2連結部437が第1外側表面部22に貼着される。このような構成により、第1主板2と第2主板3とを回動軸X1又は回動軸X2を中心として、第1内側表面部21と第2内側表面部31とのなす角度が180度より大きな角度となるように相対的に回動できる。このため、第1内側表面部21及び第2内側表面部31を外側に露出させた状態で写真立て1を立設するなど、より多様な態様で使用できる。
(3)第1中間部材41では、第1延設部412は第1対向部414と第1連結部415とを備え、第2延設部413は第2対向部416と第2連結部417とを備える。第2中間部材42では、第1延設部422は第1対向部424と第1連結部425とを備え、第2延設部423は第2対向部426と第2連結部427とを備える。第3中間部材43では、第1延設部432は第1対向部434と第1連結部435とを備え、第2延設部433は第2対向部436と第2連結部437とを備える。そして、第1中間部材41、第2中間部材42及び第3中間部材43が、連結部415,417,425,427,435,437を介して第1主板2及び第2主板3に連結される。このため、第1中間部材41、第2中間部材42及び第3中間部材43を簡易な構造で第1主板2及び第2主板3に連結できる。
(4)また、(2)の構成により、第1主板2は、第1中間部材41の第2延設部413と第2中間部材42の第1延設部422と第3中間部材43の第2延設部433とによって、互いに直交する第1側面部23及び第2側面部24側から支持される。第2主板3は、第1中間部材41の第1延設部412と第2中間部材42の第2延設部423と第3中間部材43の第1延設部432とによって、互いに直交する第1側面部33及び第2側面部34側から支持される。このため、第1主板2と第2主板3とを回動軸X1又は回動軸X2を中心として相対的に回動させたときに第1主板2及び第2主板3ががたつくことを防止できる。また、(2)の構成により、写真などを第1内側表面部21上及び第2内側表面部31上の双方に収納できる。
(5)第1外側表面部22には差込部512が形成されるとともに、第1外側表面部22上であって差込部512から所定距離離れた位置にはテグス60Aが張られている。同様に、第2外側表面部32には差込部522が形成されるとともに、第2外側表面部32上であって差込部522から所定距離離れた位置にはテグス60Bが張られている。このため、外側表面部22,32上にもはがきなどを収納でき、写真立て1の外側部分も有効に使用できる。また、差込部512,522及びテグス60A,60Bにより、はがきなどを外側表面部22,32上に容易にかつ確実に固定できる。
(6)第1中間部材41、第2中間部材42及び第3中間部材43は和紙で形成されているため、第1主板2と第2主板3とを回動軸X1又は回動軸X2を中心として相対的に回動させた場合でも、折り曲げ力に耐えることができ、第1中間部材41、第2中間部材42及び第3中間部材43が破れることを防止できる。このため、第1中間部材41及び第3中間部材43によって第1内側表面部21上で写真などを固定でき、また、第2中間部材42によって第2内側表面部31上で写真などを固定できる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、第1中間部材41、第2中間部材42及び第3中間部材43が、それぞれ、第1外側表面部22と第2外側表面部32とに連結されていたが、第1内側表面部21と第2内側表面部31との成す角度を180度以下の角度の範囲で、第1主板2と第2主板3とを相対的に回動させる場合には、第1中間部材41、第2中間部材42及び第3中間部材43をそれぞれ、第1内側表面部21と第2内側表面部31とに連結してもよい。この場合には、第1内側表面部21及び第2内側表面部31が、回動軸X1が延びる方向及び回動軸X2が延びる方向に沿って設けられた端面部となる。
前記実施形態では、第1中間部材41、第2中間部材42及び第3中間部材43が、それぞれ、第1外側表面部22と第2外側表面部32とに連結されていたが、第1内側表面部21と第2内側表面部31との成す角度を180度以下の角度の範囲で、第1主板2と第2主板3とを相対的に回動させる場合には、第1中間部材41、第2中間部材42及び第3中間部材43をそれぞれ、第1内側表面部21と第2内側表面部31とに連結してもよい。この場合には、第1内側表面部21及び第2内側表面部31が、回動軸X1が延びる方向及び回動軸X2が延びる方向に沿って設けられた端面部となる。
前記実施形態では、中間部材4は第1中間部材41、第2中間部材42及び第3中間部材43の3つの部材から構成されていたが、これには限定されず、例えば、第1中間部材41、第2中間部材42及び第3中間部材43が1つに組み合わされた単一の部材であってもよい。
また、中間部材4が複数の部材から構成される場合には、前記実施形態のように3つの部材ではなく、第1中間部材41と第2中間部材42とから構成されるものや、第3中間部材43と第2中間部材42とから構成されるものであってもよい。あるいは、4つ以上の部材から構成されていてもよい。すなわち、中間部材4が少なくとも2つの部材から構成され、第1主板2が、互いに直交する第1側面部23及び第2側面部24側から中間部材によって支持され、かつ第2主板3が、互いに直交する第1側面部33及び第2側面部34側から中間部材によって支持されればよい。
また、中間部材4が複数の部材から構成される場合には、前記実施形態のように3つの部材ではなく、第1中間部材41と第2中間部材42とから構成されるものや、第3中間部材43と第2中間部材42とから構成されるものであってもよい。あるいは、4つ以上の部材から構成されていてもよい。すなわち、中間部材4が少なくとも2つの部材から構成され、第1主板2が、互いに直交する第1側面部23及び第2側面部24側から中間部材によって支持され、かつ第2主板3が、互いに直交する第1側面部33及び第2側面部34側から中間部材によって支持されればよい。
前記実施形態では、差込部及びテグスは、第1外側表面部22及び第2外側表面部32の双方に張られていたが、これには限定されず、写真立て1の用途に応じて、第1外側表面部22及び第2外側表面部32のうち少なくとも一方の外側表面部に張られていればよい。
また、前記実施形態では、テグス60Aは第1外側表面部22に張られ、テグス60Bは第2外側表面部32に張られていたが、これには限定されず、テグスが第1内側表面部21や第2内側表面部31に張られていてもよい。この場合、テグスは、第1内側表面部21と第1中間部材41との間や、第2内側表面部31と第2中間部材42との間に張られる。
また、前記実施形態では、テグス60Aは第1外側表面部22に張られ、テグス60Bは第2外側表面部32に張られていたが、これには限定されず、テグスが第1内側表面部21や第2内側表面部31に張られていてもよい。この場合、テグスは、第1内側表面部21と第1中間部材41との間や、第2内側表面部31と第2中間部材42との間に張られる。
前記実施形態では、位置決め支持部材としてテグス60A,60Bを用いたが、これには限定されず、はがきなどを外側表面部22,32上に固定できれば、ゴム製の細いバンドなどであってもよい。
前記実施形態では、中間部材4は和紙で形成されていたが、これには限定されず、ビニールなどの可撓性のある樹脂材料や、金属、木材、又は不織布などから形成されていてもよい。中間部材4が金属で形成される場合には、第1主板2及び第2主板3との連結部分を複数列のボルトを介して第1主板2及び第2主板3と連結する。あるいは、中間部材4における第1主板2及び第2主板3との連結部分だけを例えば金属から形成してもよいし、連結部分だけを例えば和紙で形成して連結部分以外の部分を透明なプラスチックで形成してもよい。すなわち、連結部分の材料と連結部分以外の部分の材料とを別材料で形成してもよい。
また、前記実施形態では、第1中間部材41の主面部411のうち折線L1,L2以外の端面、第2中間部材42の主面部421のうち折線L5,L6以外の端面、及び第3中間部材43の主面部431のうち折線L9,L10以外の端面が薄平面であったが、これらの端面を波形状にしてもよい。
本考案は、写真立てとして利用できる。
1…写真立て、2…第1主板、3…第2主板、4…中間部材、21…第1内側表面部、22…端面部である第1外側表面部、23,33…第1側面部、24,34…第2側面部、31…第2内側表面部、32…端面部である第2外側表面部、41…第1中間部材、42…第2中間部材、60A,60B…位置決め支持部材であるテグス、211,311…第1の内側辺、212,312…第2の内側辺、411,421,431…主面部、412,422,432…第1延設部、413,423,433…第1延設部、414,424,434…第1対向部、415,425,435…第1連結部、416,426,436…第2対向部、417,427,437…第2連結部、512,522…差込部。
Claims (6)
- 所定の厚さを有する第1主板と、
所定の厚さを有し、前記第1主板に対して相対的に回動可能な第2主板と、
前記第1主板及び前記第2主板に連結される中間部材とを備える写真立てであって、
前記第1主板は、第1内側表面部と、前記厚さ方向において前記第1内側表面部とは反対側に設けられた第1外側表面部と、前記厚さ方向と直交する方向に延出して前記第1内側表面部及び前記第1外側表面部と直交する第1側面部と、前記厚さ方向及び前記第1側面部の延出方向と直交する方向に延出して前記第1内側表面部及び前記第1外側表面部と直交しかつ前記第1側面部と直交する第2側面部とを備え、
前記第2主板は、第2内側表面部と、前記厚さ方向において前記第2内側表面部とは反対側に設けられた第2外側表面部と、前記厚さ方向と直交する方向に延出して前記第2内側表面部及び前記第2外側表面部と直交し、前記第1主板の第1側面部に対向可能な第1側面部と、前記厚さ方向及び前記第1主板の第1側面部に対向可能な第1側面部の延出方向と直交する方向に延出して前記第2内側表面部及び前記第2外側表面部と直交しかつ前記第1主板の第1側面部に対向可能な第1側面部と直交するとともに、前記第1主板の第2側面部に対向可能な第2側面部とを備え、
前記第1主板又は前記第2主板の第1側面部が延出する方向に延びる軸を第1の軸とし、前記第1主板又は前記第2主板の第2側面部が延出する方向に延びる軸を第2の軸として、
前記中間部材は、前記第1内側表面部と前記第2内側表面部との間に介在し、前記第1の軸が延びる方向に沿って設けられた前記第1主板及び前記第2主板の一方の主板の端面部と、前記第2の軸が延びる方向に沿って設けられた前記第1主板及び前記第2主板の他方の主板の端面部とに連結されることを特徴とする写真立て。 - 請求項1に記載の写真立てにおいて、
前記中間部材は、前記第1内側表面部又は前記第2内側表面部と重なる主面部と、
前記主面部から延設されて、前記内側表面部と前記第1側面部とが交わる第1の内側辺に沿って設けられる第1延設部と、
前記主面部から延設されて、前記内側表面部と前記第2側面部とが交わる第2の内側辺に沿って設けられる第2延設部とを備え、
前記第1延設部は前記一方の主板の外側表面部に連結され、第2延設部は前記他方の主板の外側表面部に連結されることを特徴とする写真立て。 - 請求項2に記載の写真立てにおいて、
前記第1延設部は、前記第1側面部と対向可能な第1対向部と、前記第1対向部と連設された第1連結部とを備え、
前記第2延設部は、前記第2側面部と対向可能な第2対向部と、前記第2対向部と連設された第2連結部とを備え、
前記第1連結部が前記一方の主板の外側表面部に連結され、第2連結部が前記他方の主板の外側表面部に連結されることを特徴とする写真立て。 - 請求項2又は請求項3に記載の写真立てにおいて、
前記中間部材は、複数設けられ、少なくとも第1中間部材と第2中間部材とを備え、
前記第1中間部材の第1延設部が前記第2主板の外側表面部に連結され、前記第1中間部材の第2延設部が前記第1主板の外側表面部に連結され、
前記第2中間部材の第1延設部が前記第1主板の外側表面部に連結され、前記第2中間部材の第2延設部が前記第2主板の外側表面部に連結されることを特徴とする写真立て。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の写真立てにおいて、
前記第1外側表面部及び前記第2外側表面部のうち少なくとも一方の外側表面部には、飾り物が差し込まれる差込部が形成され、
前記外側表面部上であって前記差込部から所定距離離れた位置には、飾り物を位置決め支持する位置決め支持部材が設けられていることを特徴とする写真立て。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の写真立てにおいて、
前記中間部材は和紙で形成されていることを特徴とする写真立て。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20121121 |
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