JP2018164591A - 折り畳み式スタンドミラー - Google Patents

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Abstract

【課題】手軽に鏡面を高所に位置させることが出来るとともに、設置面に対する鏡面の角度を簡単に調整することが可能な折り畳み式スタンドミラーを提供する。【解決手段】折り畳み式スタンドミラー1は、鏡面10と、第一の裏面板材11と、第二の裏面板材12と、表面板材13と、支持用板材14と、複数の係止部15と、第一の着脱部材16と、第二の着脱部材17と、を備える。前記表面板材13を第二の連結部材19を介して前記鏡面10の表面から開いて、第一の連結部材18を回転軸として前記第一の裏面板材11を前記第二の裏面板材12に当接し、前記第一の着脱部材16を前記第二の着脱部材17に接着して、前記鏡面10を立位させ、第三の連結部材20を回転軸として前記支持用板材14の他端部14bを、前記複数の係止部15のいずれかに係止させることで、前記第二の裏面板材12と前記支持用板材14とを人の字状にして、前記鏡面10を固定する。【選択図】図4

Description

本発明は、折り畳み式スタンドミラーに関する。
従来、鏡を高所に位置出来る折り畳み式スタンドミラーの技術は多数存在する。例えば、特開平9−220141号公報(特許文献1)には、収容部を備えた偏平なベース部材と、主支持脚と副支持脚とからなるスタンド部材および一方の面に鏡板を備えた鏡部材でもって折り畳み式鏡を構成し、ベース部材の一端部にスタンド部材の一端部を枢着するとともにスタンド部材の他端部に鏡部材を枢着結合し、折り畳むとスタンド部材および鏡部材をベース部材の収容部に収容でき、使用時には、ベース部材の底面上にスタンド部材の主支持脚と副支持脚とが人字状をなして立設でき、その上に鏡部材が支持された形態となるように構成した折り畳み式スタンド鏡が開示されている。
又、特開2005−152085号公報(特許文献2)には、中空の台部材と、台部材の下端に回動自在に枢結された受け部材と、台部材に上下動自在に装備された平板状の支持部材と、前面に鏡板を有する鏡枠とを含む携帯用鏡が開示されている。この携帯用鏡は、台部材の後方に受け部材を回動したとき、受け部材で机上に台部材を後傾の起立姿勢に受け止めることが出来る。支持部材は、台部材の内部に納まる退入姿勢と、台部材の上方に引き上げられた突出姿勢との間にわたって切り換え操作可能である。支持部材の上端に鏡枠の下端が回動操作可能に連結されている。台部材の前面に受け部材が折り畳み可能であり、支持部材を退入姿勢にした状態において、鏡枠が台部材の前面に折り畳んだ受け部材上に折り重ね可能である。
一方、本出願人は、簡単な構成で、設置台よりも鏡面の位置を高所に固定することが可能な折り畳み式スタンドミラーを特許出願し(特開2016−123791号公報)(特許文献3)、権利化している(特許第5764853号)(特許文献4)。
特開平9−220141号公報 特開2005−152085号公報 特開2016−123791号公報 特許第5764853号
近年、折り畳み式スタンドミラーの業界では、高所に固定可能で、且つ、手軽に利用出来る折り畳み式スタンドミラーが求められている。
特許文献1に記載の技術では、副支持脚の下端縁をベース部材の後壁の内面に当接させることで、スタンド部材の後退動を阻止する構成であり、主支持脚と副支持脚との間の角度が固定されるため、この角度(設置面に対する鏡板の角度)を調整することが出来ないという課題がある。
特許文献2に記載の技術では、鏡枠を支持部材に節度をもって枢結することにより、支持部材上に鏡枠を起立させた状態において、鏡枠を任意の角度に維持出来るとしているものの、枢結はメーカー側で予め行われるため、ユーザーが自分の使用環境に合わせて鏡枠の角度を調整することが出来ないという課題がある。
又、特許文献3、4に記載の技術では、ユーザーの好みに応じて2種類の使用形態を選択出来るものの、上述と同様に、設置面に対する鏡面の角度を調整することが出来ないという課題がある。
そこで、本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、手軽に鏡面を高所に位置させることが出来るとともに、ユーザーの操作により設置面に対する鏡面の角度を簡単に調整することが可能な折り畳み式スタンドミラーを提供することを目的とする。
本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、本発明に係る新規な折り畳み式スタンドミラーを完成させた。即ち、本発明は、鏡面と、第一の裏面板材と、第二の裏面板材と、表面板材と、支持用板材と、複数の係止部と、第一の着脱部材と、第二の着脱部材と、を備える。鏡面は、長方形状であり、第一の裏面板材は、一端部が、前記鏡面の長手方向の一端部に対応し、長手方向の長さが、前記鏡面の長手方向の長さの1/10〜1/5の範囲内であり、前記鏡面の裏面に固定されている。第二の裏面板材は、一端部が、前記第一の裏面板材の他端部と第一の連結部材により回動可能に連結され、前記鏡面の裏面のうち、前記第一の裏面板材が覆った部分以外の残りの部分を覆い、表面板材は、一端部が、前記第二の裏面板材の他端部と第二の連結部材により回動可能に連結され、前記鏡面の表面を覆う。支持用板材は、前記第二の裏面板材と同等の形状を有し、一端部が、前記第二の裏面板材の一端部と第三の連結部材により回動可能に連結され、前記鏡面と前記第二の裏面板材との間に収納され、複数の係止部は、前記表面板材の裏面に、前記表面板材の一端部から他端部までに所定の間隔を空けて、前記支持用板材の他端部を係止可能な凹状をそれぞれ形成している。第一の着脱部材は、前記第一の裏面板材の裏面に設けられ、第二の着脱部材は、前記第二の裏面板材の裏面で、且つ、前記第一の着脱部材に接近して設けられる。本発明は、使用時に、前記表面板材を前記第二の連結部材を介して前記鏡面の表面から開いて、前記第一の連結部材を回転軸として前記第一の裏面板材を前記第二の裏面板材に当接し、前記第一の着脱部材を前記第二の着脱部材に接着して、前記鏡面を立位させ、前記第三の連結部材を回転軸として前記支持用板材の他端部を、前記複数の係止部のいずれかに係止させることで、前記第二の裏面板材と前記支持用板材とを人の字状にして、前記鏡面を固定する。
本発明によれば、手軽に鏡面を高所に位置させることが出来るとともに、ユーザーの操作により設置面に対する鏡面の角度を簡単に調整することが可能となる。
本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの平面図及び正面図である。 本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの底面図、左側面図及び右側面図である。 本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの使用形態の手順を示す図である。 本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの使用形態の手順を示す図である。 本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの鏡面の角度が急な場合を示す図である。 本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの鏡面の角度が程よい場合を示す図である。 本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの鏡面の角度が緩やかな場合を示す図である。 本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの設置面に対する高さ関係を示す図である。 本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの作成手順を示す図である。 本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの試作品の使用形態の手順を示す斜視写真である。 本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの試作品の使用形態の手順を示す斜視写真である。 本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの改良版の正面図(図12A)と、本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの改良版の試作品の複数の斜視写真(図12B)と、である。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの平面図及び正面図である。図2は、本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの底面図、左側面図及び右側面図である。尚、本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの背面図は、正面図と左右対称に表れるため、省略している。
本発明に係る折り畳み式スタンドミラー1は、鏡面10と、第一の裏面板材11と、第二の裏面板材12と、表面板材13と、支持用板材14と、複数の係止部15と、第一の着脱部材16と、第二の着脱部材17と、を備える。
鏡面10は、長方形状であり、第一の裏面板材11は、一端部11aが、前記鏡面10の長手方向の一端部10aに対応し、長手方向の長さが、前記鏡面10の長手方向の長さL1の1/10〜1/5の範囲内であり、前記鏡面10の裏面に固定される。第二の裏面板材12は、一端部12aが、前記第一の裏面板材11の他端部11bと第一の連結部材18により回動可能に連結され、前記鏡面10の裏面のうち、前記第一の裏面板材11が覆った部分以外の残りの部分を覆い、表面板材13は、一端部13aが、前記第二の裏面板材12の他端部12bと第二の連結部材19により回動可能に連結され、前記鏡面10の表面を覆う。
支持用板材14は、前記第二の裏面板材12と同等の形状を有し、一端部14aが、前記第二の裏面板材12の一端部12aと第三の連結部材20により回動可能に連結され、前記鏡面10と前記第二の裏面板材12との間に収納され、複数の係止部15は、前記表面板材13の裏面に、前記表面板材13の一端部13aから他端部13bまでに所定の間隔gを空けて、前記支持用板材14の他端部14bを係止可能な凹状をそれぞれ形成している。
第一の着脱部材16は、前記第一の裏面板材11の裏面に設けられ、第二の着脱部材17は、前記第二の裏面板材12の裏面で、且つ、前記第一の着脱部材16に接近して設けられている。
そして、使用時に、図3に示すように、前記表面板材13を前記第二の連結部材19を介して前記鏡面10の表面から開いて、図4に示すように、前記第一の連結部材18を回転軸として前記第一の裏面板材11を前記第二の裏面板材12に当接し、前記第一の着脱部材16を前記第二の着脱部材17に接着して、前記鏡面10を立位させ、前記第三の連結部材20を回転軸として前記支持用板材14の他端部14bを、前記複数の係止部15のいずれかに係止させることで、前記第二の裏面板材12と前記支持用板材14とを人の字状にして、前記鏡面10を固定する。
これにより、本発明では、第二の裏面板材12と支持用板材14とを台にして、鏡面10を表面板材13(設置面)から高所に位置させることが可能となるため、ユーザーは、使用時に、鏡面10に向かって前屈みになって使用する必要が無く、自然な姿勢で鏡面10の表面に自身の顔を対面させることが可能となる。つまり、鏡面10を高所に位置させることで、鏡面10へのユーザーの目線が高くなり、自然な姿勢で鏡面10を見ることが出来て、ユーザーは自然な姿勢で化粧や手入れをすることが可能となる。一方、鏡面が設置面に置かれると、鏡面へのユーザーの目線が低くなり、前屈みにならないと鏡面を見ることが出来なくなる。本発明では、楽な姿勢で鏡面10を見ることが出来る。
又、本発明では、表面板材13を開き、鏡面10を立てる操作をするだけで、支持用板材14が現れるため、ユーザーは、直感的に、支持用板材14の他端部14bを表面板材13の係止部15に係止させて、鏡面10を立脚させることが出来るため、従来の高所用の折り畳み式スタンドミラーと比較して、ユーザーの操作性に優れ、手軽に鏡面10を絞所に位置させることが出来る。
更に、本発明では、複数の係止部15を設けることで、ユーザーの操作により設置面に対する鏡面10の角度を簡単に調整することが可能となる。例えば、複数の係止部15が、表面板材13の中央近傍から他端部13bまで所定の間隔gを空けて3つ設けられている場合、ユーザーが鏡面10を立位させた後に、支持用板材14の他端部14bを、近位の第一の係止部15aに係止させると、図5に示すように、設置面に対する鏡面10の角度θ1を直角に近い角度にして、鏡面10を急に傾斜させることが出来る。
又、ユーザーが、支持用板材14の他端部14bを、中央の第二の係止部15bに係止させると、図6に示すように、設置面に対する鏡面10の角度θ2を45度に近い角度にして、鏡面10を程よく傾斜させることが出来る。更に、ユーザーが、支持用板材14の他端部14bを、遠位の第三の係止部15cに係止させると、図7に示すように、設置面に対する鏡面10の角度θ3を45度より小さい角度にして、鏡面10を緩やかに傾斜させることが出来る。
このように、ユーザーは、設置面の高低等、自分の使用環境に合わせて、高所にある鏡面10の角度θを簡単に調整することが出来るため、鏡面10に対して前屈みになることなく、自然な姿勢で鏡面10を使用することが出来る。
特に、本発明では、第一の着脱部材16と第二の着脱部材17とにより、第一の裏面板材11を第二の裏面板材12に接着することで、鏡面10が第二の裏面板材12に固定される。そのため、支持用板材14の係止位置を変更しても、鏡面10が自重により後方に転倒することなく、当該鏡面10を安定して立脚させることが可能となる。
尚、不使用時は、図3、図4の手順と逆の手順で、表面板材13を鏡面10の表面に覆えば、本発明を折り畳んでコンパクトに収納することが可能となる。
ここで、第一の裏面板材11と、第二の裏面板材12と、表面板材13と、支持用板材14との材質に特に限定は無いが、鏡面10を支える台となることから、所定の剛性を有する材質であると好ましい。材質として、例えば、例えば、樹脂、金属、厚紙、木材等を挙げることが出来る。
又、第一の裏面板材11の長さL2は、鏡面10の長手方向の長さL1の1/10〜1/5の範囲内であれば、特に限定は無い。図8に示すように、第一の裏面板材11の長さL2が短い程、第二の裏面板材12の長さL3が長くなり、第二の裏面板材12と支持用板材14との人の字によって鏡面10の高さhが高くなる。そのため、鏡面10の高さhを高く設定したい場合には、第一の裏面板材11の長さL2を短く設定すれば良いが、短すぎると、鏡面10を支持するための第一の裏面板材11と第二の裏面板材12との接触面積が小さくなり、鏡面10が自重により後方に転倒し易くなる。従って、鏡面10を安定して立脚させるためには、第一の裏面板材11の長さL2は、鏡面10の長手方向の長さL1の1/9〜1/6の範囲内であると特に好ましい。具体的には、鏡面10の長手方向の長さL1が18cmの場合、第一の裏面板材11の長さL2は2cm〜3cmの範囲内となる。
又、第一の着脱部材16と第二の着脱部材17の種類に特に限定は無く、例えば、マグネット、面ファスナー、スナップボタン等を採用することが出来る。第一の着脱部材16と第二の着脱部材17の形状は、円形、多角形、長方形等を採用することが出来る。第一の着脱部材16と第二の着脱部材17が、板状のマグネットの場合、内蔵されても良い。例えば、図2に示すように、第一の着脱部材16は、円形の板状のマグネットであり、第一の裏面板材11の短手方向の両端近傍の内部にそれぞれ1つずつ設けられ、第二の着脱部材17も、第一の着脱部材16と同様に、円形の板状のマグネットであり、第二の裏面板材12の一端部12a側で、第一の着脱部材16に対向し、第二の裏面板材12の短手方向の両端近傍の内部にそれぞれ1つずつ設けられている。第一の着脱部材16と第二の着脱部材17が内蔵されることで、美的外観が向上する。
又、第一の連結部材18、第二の連結部材19、第三の連結部材20の材質に特に限定は無く、例えば、布、樹脂、ゴム等の面状部材を隣接する二つの板材の端部にそれぞれ貼り付けることで接続しても良い。又、第一の裏面板材11、第二の裏面板材12、表面板材13をこの順番で直列に配置して、これらを包装布或いは包装シートで包んで、第一の裏面板材11と第二の裏面板材12との間の第一の連結部材18と、第二の裏面板材12と表面板材13との間の第二の連結部材19とを構成しても良い。この場合、支持用板材14の一端部14aに貼り付けた連結用布又は連結用シートを第二の裏面板材12の表面に更に貼り付けることで、第二の裏面板材12と支持用板材14との間の第三の連結部材20を構成しても良い。
又、係止部15の構成に特に限定は無いが、例えば、図1、図3、図4に示すように、所定の間隔gに対応するサイズを有する複数の板材21を表面板材13の裏面に、係止部15の凹部のサイズに対応する間隔を空けて直列に固定することで、表面板材13の裏面に複数の係止部15をそれぞれ形成させても良い。
ここで、係止部15の位置は、設置面に対する鏡面10の角度θに関係しており、係止部15が表面板材13の一端部13aの近傍に設けられると、設置面に対する鏡面10の角度θは直角に近くなり、係止部15が表面板材13の他端部13bの近傍に設けられると、設置面に対する鏡面10の角度θは0度に近くなる。そのため、複数の係止部15のうち、第一の係止部15aは、表面板材13の一端部13aの近傍に設けられ、第二の係止部15cは、表面板材13の他端部13bの近傍に設けられると、ユーザーは鏡面10の角度θの調整を幅広く行うことが出来るため、好ましい。更に、第三の係止部15bが設けられる場合は、第一の係止部15aと第二の係止部15cとの間のいずれかの位置に設けられると好ましい。第四の係止部15も同様である。
又、折り畳み式スタンドミラー1の作成方法に特に限定は無く、例えば、以下の方法により作成される。先ず、図9に示すように、例えば、縦18.0cm、横13.0cm、厚み0.3cmの鏡面10に対して、縦2.0cm、横13.0cm、厚み0.2cmの第一の裏面板材11と、縦15.0cm、横13.0cm、厚み0.2cmの第二の裏面板材12と、縦18.0cm、横13.0cm、厚み0.2cmの表面板材13とを用意する。第一の裏面板材11には、第一の着脱部材16のマグネットを埋め込み、第二の裏面板材12には、第二の着脱部材17のマグネットを埋め込んでおく。次に、第一の裏面板材11と第二の裏面板材12との間に1.0cmの第一の間隔g1を設け、第二の裏面板材12と表面板材13との間に1.5cmの第二の間隔g2を設ける。
そして、この状態の第一の裏面板材11と第二の裏面板材12と表面板材13とを、縦38.0cm以上、横13.0cm以上の一枚の布22で覆って固定し、第一の裏面板材11と第二の裏面板材12と表面板材13とを一体化する。第一の間隔g1は、第一の連結部材18を構成し、第二の間隔g2は、第二の連結部材19を構成する。
一方、縦15.0cm、横13.0cm、厚み0.2cmの支持用板材14と、縦15.0cm以上、横13.0cm、厚み0.1cmの片面の接着シート23を用意し、支持用板材14の一端部14aに貼り付けた接着シート23を第二の裏面板材12の表面に貼り付けることで、第二の裏面板材12と支持用板材14とを連結する。第二の裏面板材12と支持用板材14との間の接着シート23は、第三の連結部材20を構成する。
更に、鏡面10の一端部10aを第一の裏面板材11の表面のみに接着剤等で接着するとともに、別途用意した縦3.5cm、横13.0cm、厚み0.1cmの3枚の板材21を表面板材13の他端部13bから、係止部15の凹部のサイズに対応する間隔g3を空けて直列に固定することで、本発明に係る折り畳み式スタンドミラー1が完成する。
ここで、布22の表面及び裏面に、ユーザーの好みに応じた模様や色彩を設けると、ユーザー独自の折り畳み式スタンドミラー1を作成することが出来る。例えば、図10に示すように、布の表面(外面)を黒地に白のラインを設けた第一の模様とし、布の裏面(内面)を、第一の模様と異なる菱形の第二の模様とすることで、折り畳み式スタンドミラー1の商品価値を高めることが出来る。図11に示すように、高所に位置する鏡面の角度を容易に調整することが出来る。
本発明は、不使用時に表面板材13を鏡面10の表面に覆えば、カバンやバッグに容易に収容して携帯することが可能であり、大量に作成した場合であっても、手芸教室、美容教室等の収納庫にコンパクトに保管することが出来る。特に、本発明では、B6等の小型サイズの折り畳み式スタンドミラーとして有効であり、鏡面を高所に位置させ、且つ、鏡面の角度を調整出来る点は、従来品と比較して付加価値が高い。
本発明では、部品点数が少ないため、コストパフォーマンスに優れ、構成が極めて簡単で、誰でも簡単に作成することが出来る。そのため、組み立てた厚紙に美しい布を貼って作る、フランス生まれのカルトナージュ(手工芸品)の教室における教材として最適である。
ところで、本発明では、鏡面10と第二の裏面板材12との間に支持用板材14を設けるため、第二の裏面板材12と第一の裏面板材11との段差が生じ、全体として凹凸感が生じる。そのため、例えば、図12Aに示すように、鏡面10と第一の裏面板材11との間に、第一の裏面板材11と同一のサイズで、所定の厚みを有する調整用板材24を設けることで、第一の裏面板材11と第二の裏面板材12との段差を無くし、全体としてフラット感を生じるように改良しても良い。調整用板材24の厚みは、例えば、支持用板材14と同一の厚みとするか、鏡面10に対して支持用板材14と第二の裏面板材12とを重ねた時に第一の連結部材18の存在も加味して、第一の裏面板材11が第二の裏面板材12と同じ面となるような厚みとすれば良い。
ここで、調整用板材24を追加しても、図12Bに示すように、本発明を違和感なく作成することが出来る。又、本発明の使用時において、調整用板材24と第一の裏面板材11と第二の裏面板材12とが重なった状態となるが、設置面に対する鏡面10の角度が変わることは無く、安定性は、調整用板材24が無い場合と同様である。
又、本発明の表面板材13の係止部15は、上述では、複数の板材21を所定の間隔を空けて直列に固定することで形成したが、これに限らず、例えば、図12Aに示すように、表面板材13の裏面に、所定の間隔の凹部(溝部)を削り取って、複数の係止部15をそれぞれ形成させても良い。板材21を使用しないことで、折り畳み時(不使用時)の全体の厚みを薄くすることが可能となる。
尚、本発明では、ミラーに限らず、スマートフォンやタブレット端末装置等の携帯端末装置スタンドとしても利用可能である。近年、携帯端末装置に付属のカメラを用いて自分自身の姿を撮影する自撮りが人気であるが、自撮りを行う場合に、どうしても高さが必要となる。その際に、本発明では、携帯端末装置を高所にし、角度を変えることが出来るため、鏡面を携帯端末装置の設置用の台にするか、鏡面の上に携帯端末装置を載せることで、自撮りのミニ三脚として適すると考えられる。
以上のように、本発明に係る折り畳み式スタンドミラーは、商品はもちろん手芸教室等での個人作成商材として有用であり、手軽に鏡面を高所に位置させることが出来るとともに、ユーザーの操作により設置面に対する鏡面の角度を簡単に調整することが可能な折り畳み式スタンドミラーとして有効である。
1 折り畳み式スタンドミラー
10 鏡面
11 第一の裏面板材
12 第二の裏面板材
13 表面板材
14 支持用板材
15 係止部
16 第一の着脱部材
17 第二の着脱部材
18 第一の連結部材
19 第二の連結部材
20 第三の連結部材

Claims (2)

  1. 長方形状の鏡面と、
    一端部が、前記鏡面の長手方向の一端部に対応し、長手方向の長さが、前記鏡面の長手方向の長さの1/10〜1/5の範囲内であり、前記鏡面の裏面に固定された第一の裏面板材と、
    一端部が、前記第一の裏面板材の他端部と第一の連結部材により回動可能に連結され、前記鏡面の裏面のうち、前記第一の裏面板材が覆った部分以外の残りの部分を覆う第二の裏面板材と、
    一端部が、前記第二の裏面板材の他端部と第二の連結部材により回動可能に連結され、前記鏡面の表面を覆う表面板材と、
    前記第二の裏面板材と同等の形状を有し、一端部が、前記第二の裏面板材の一端部と第三の連結部材により回動可能に連結され、前記鏡面と前記第二の裏面板材との間に収納される支持用板材と、
    前記表面板材の裏面に、前記表面板材の一端部から他端部までに所定の間隔を空けて、前記支持用板材の他端部を係止可能な凹状をそれぞれ形成している複数の係止部と、
    前記第一の裏面板材の裏面に設けられた第一の着脱部材と、
    前記第二の裏面板材の裏面で、且つ、前記第一の着脱部材に接近して設けられた第二の着脱部材と、
    を備え、
    使用時に、前記表面板材を前記第二の連結部材を介して前記鏡面の表面から開いて、前記第一の連結部材を回転軸として前記第一の裏面板材を前記第二の裏面板材に当接し、前記第一の着脱部材を前記第二の着脱部材に接着して、前記鏡面を立位させ、前記第三の連結部材を回転軸として前記支持用板材の他端部を、前記複数の係止部のいずれかに係止させることで、前記第二の裏面板材と前記支持用板材とを人の字状にして、前記鏡面を固定する
    折り畳み式スタンドミラー。
  2. 前記鏡面と前記第一の裏面板材との間に、前記第一の裏面板材と同一のサイズで、所定の厚みを有する調整用板材を設け、前記第一の裏面板材と前記第二の裏面板材との段差を無く
    請求項1に記載の折り畳み式スタンドミラー。
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