JP5764853B1 - 折り畳み式スタンドミラー - Google Patents

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Abstract

【課題】設置台よりも鏡面の位置を高所に固定することが可能な折り畳み式スタンドミラーを提供する。【解決手段】第一の裏面扉材11は、一端部11aが、鏡面10の長手方向の一端部10aに対応し、鏡面10の裏面の面積の半分未満の面積で、鏡面10の裏面を覆って固定される。第二の裏面扉材12は、一端部12aが、第一の裏面扉材11の他端部11bに回動可能に接続され、残りの部分の鏡面10の裏面を覆う。第一の表面扉材13は、第一の裏面扉材11と同等の形状を有し、一端部13aが、第二の裏面扉材12の他端部12bに回動可能に接続され、鏡面10の長手方向の他端部10bから、鏡面10の表面を覆う。第二の表面扉材14は、第二の裏面扉材12と同等の形状を有し、一端部14aが、第一の表面扉材13の他端部13bに回動可能に接続され、残りの部分の鏡面10の表面を覆う。【選択図】図1

Description

本発明は、折り畳み式スタンドミラーに関し、詳しくは、簡単な構成であるにもかかわらず、設置台よりも鏡面の位置を高所に固定することが可能な折り畳み式スタンドミラーに関する。
従来、折り畳み式スタンドミラーの技術は多数存在する。例えば、特開平09−220141号公報(特許文献1)には、収容部を備えた偏平なベース部材と、主支持脚と副支持脚とからなるスタンド部材と、一方の面に鏡板を備えた鏡部材とで構成された折り畳み式鏡が開示されている。この折り畳み式鏡では、ベース部材の一端部にスタンド部材の一端部を枢着し、当該スタンド部材の他端部に鏡部材を枢着結合し、折り畳むとスタンド部材及び鏡部材をベース部材の収容部に収容でき、使用時には、ベース部材の底面上にスタンド部材の主支持脚と副支持脚とが人字状をなして立設でき、その上に鏡部材が支持された形態となる。これにより、従来の折り畳み鏡と比較して、鏡板の位置をスタンド部材の高さだけ高所とし、ユーザーが俯き姿勢をとることなく、自然な状態で鏡に顔を写して使用することが出来るとしている。又、スタンド部材の人字状により、鏡部材の重力がスタンド部材の主支持脚と副支持脚とにほぼ均等に負荷され、使用時に鏡部材重力による傾倒不安を解消することが出来るとしている。
又、特開平11−253284号公報(特許文献2)には、鏡面部を囲む縁枠の下縁に左右一対のブラケット部を垂設し、ブラケット部の間に折畳み脚片の基端部を嵌合して該ブラケット部に挿通した取付け軸を介してこの折畳み脚片を鏡の前後方向に揺動可能に枢着するスタンドミラーが開示されている。このスタンドミラーでは、前記縁枠の両側縁の高さを高くして、前記折畳み脚片を鏡の正面側に折り畳んだ状態において、該折畳み脚片の背面側が上記両側縁の間に嵌まり込んで縁枠と略同一平面を形成するように構成している。これにより、鏡の強度と安定性を損ねることなく折畳み状態が可及的に薄くなるようにし、材料の使用量を減らし、コストダウンするとともに、商品形態を流通に適するように改善するとしている。
特開平09−220141号公報 特開平11−253284号公報
従来の折り畳み式スタンド鏡2は、図9に示すように、第一のカバー部材21が、鏡面部材22の背面の一端部22a近傍に接着され、第二のカバー部材23が、前記第一のカバー部材21に連結され、前記鏡面部材22の背面の他端部22b近傍を覆い、第三のカバー部材24が、前記第二のカバー部材23に連結され、前記鏡面部材22の正面を覆うように構成されている。そして、前記鏡面部材22の正面に対面する第三のカバー部材24の内面には、前記鏡面部材22の他端部22bを係止可能な凹状の係止部25が所定の間隔を空けて複数設けられている。ユーザーが、従来の折り畳み式スタンド鏡2を使用する際に、設置台(卓上台)の上に第三のカバー部材24を置いて、前記鏡面部材22の他端部22bを、いずれかの係止部25に係止させることで、当該鏡面部材22の角度を調整し、当該鏡面部材22を自身の顔に対面させて使用する。
ここで、ユーザーが従来の折り畳み式のスタンド鏡2を設置台に展開した場合、前記鏡面部材22の角度がどのような角度であっても、当該鏡面部材22の他端部22bが設置面上に載置されるため、前記鏡面部材22の位置は、ユーザーの顔の高さに対面する高所の位置に配置されない。そのため、ユーザーは、前記鏡面部材22の角度を変えて当該鏡面部材22を覗き込むように前屈みになって使用するか、スタンド鏡2の設置面となる第三のカバー部材24の下面に所定の高さを有する箱等の付属品を配置して、前記鏡面部材22の位置を高所にして使用する必要があり、スタンド鏡2単体では、ユーザーの使い勝手が悪いという課題がある。
又、上述した特許文献1に記載の技術では、鏡板の位置を高所に出来るものの、構成が複雑で、量産化に向かないという課題がある。又、上述した特許文献2に記載の技術では、従来の折り畳み式のスタンド鏡2と同様に、鏡の位置が設置面と同じになるという課題がある。
そこで、本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、簡単な構成であるにもかかわらず、設置台よりも鏡面の位置を高所に固定することが可能な折り畳み式スタンドミラーを提供することを目的とする。
本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、本発明に係る新規な折り畳み式スタンドミラーを完成させた。即ち、本発明は、鏡面と、第一の裏面扉材と、第二の裏面扉材と、第一の表面扉材と、第二の表面扉材と、を備える。前記鏡面は、長方形状である。前記第一の裏面扉材は、一端部が、前記鏡面の長手方向の一端部に対応し、前記鏡面の裏面の面積の半分未満の面積で、前記鏡面の裏面を覆って固定され、長方形状である。前記第二の裏面扉材は、一端部が、前記第一の裏面扉材の他端部に回動可能に接続され、前記第一の裏面扉材が覆った部分以外の残りの部分の鏡面の裏面を覆い、四角形状である。前記第一の表面扉材は、前記第一の裏面扉材と同等の形状を有し、一端部が、前記第二の裏面扉材の他端部に回動可能に接続され、前記鏡面の長手方向の他端部から、前記鏡面の表面の面積の半分未満の面積で、前記鏡面の表面を覆う。前記第二の表面扉材は、前記第二の裏面扉材と同等の形状を有し、一端部が、前記第一の表面扉材の他端部に回動可能に接続され、前記第一の表面扉材が覆った部分以外の残りの部分の鏡面の表面を覆う。使用時に、前記第一の表面扉材と前記第二の表面扉材とを、前記第二の裏面扉材の裏面に持っていき、前記第二の表面扉材の他端部が、前記第一の裏面扉材の他端部と前記第二の裏面扉材の一端部との間に配置されることで、前記鏡面の短手方向から見て、前記第一の表面扉材を底辺とし、前記第二の裏面扉材と前記第二の表面扉材とを等辺とする二等辺三角形を構成し、前記第一の裏面扉材が前記第二の表面扉材に当接して、前記鏡面が立脚する。
又、本発明は、前記第一の裏面扉材に第一の着脱部材を設け、前記第二の表面扉材に、前記第一の着脱部材と着脱する第二の着脱部材を設け、前記第一の裏面扉材が前記第二の表面扉材に当接した際に、前記第一の着脱部材が前記第二の着脱部材に接着する。
本発明に係る折り畳み式スタンドミラーによれば、簡単な構成であるにもかかわらず、設置台よりも鏡面の位置を高所に固定することが可能となる。
本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの平面図及び正面図である。 本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの底面図、右側面図及び左側面図である。 本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの第一の使用形態の手順を示す図である。 本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの第一の使用形態の手順を示す図である。 本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの第二の使用形態の手順を示す図である。 本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの第二の使用形態の手順を示す図である。 本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの設置面に対する高さ関係を示す図と、着脱部材の設置位置を示す図である。 本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの作成手順を示す図である。 本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの試作品の斜視図である。 従来の折り畳み式スタンド鏡の一例を示す図である。
以下に、添付図面を参照して、本発明に係る折り畳み式スタンドミラーの実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの平面図及び正面図である。図2は、本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの底面図、右側面図及び左側面図である。尚、本発明の実施形態に係る折り畳み式スタンドミラーの背面図は、正面図と左右対称に表れるため、省略している。
本発明に係る折り畳み式スタンドミラー1は、図1、図2に示すように、鏡面10と、第一の裏面扉材11と、第二の裏面扉材12と、第一の表面扉材13と、第二の表面扉材14とを備える。前記鏡面10は、長方形状である。前記第一の裏面扉材11は、一端部11aが、前記鏡面10の長手方向の一端部10aに対応し、前記鏡面10の裏面の面積の半分未満の面積で、前記鏡面10の裏面を覆って固定されており、長方形状である。前記第二の裏面扉材12は、一端部12aが、前記第一の裏面扉材11の他端部11bに回動可能に接続され、前記第一の裏面扉材11が覆った部分以外の残りの部分の鏡面10の裏面を覆い、四角形状である。前記第一の表面扉材13は、前記第一の裏面扉材11と同等の形状を有し、一端部13aが、前記第二の裏面扉材12の他端部12bに回動可能に接続され、前記鏡面10の長手方向の他端部10bから、前記鏡面10の表面の面積の半分未満の面積で、前記鏡面10の表面を覆う。前記第二の表面扉材14は、前記第二の裏面扉材12と同等の形状を有し、一端部14aが、前記第一の表面扉材13の他端部13aに回動可能に接続され、前記第一の表面扉材13が覆った部分以外の残りの部分の鏡面10の表面を覆う。
そして、使用時に、図3に示すように、前記第一の表面扉材13と前記第二の表面扉材14とを鏡面10の表面から開いて、前記第一の表面扉材13の一端部13a(又は前記第二の裏面扉材12の他端部12b)を回転軸として前記第一の表面扉材13と前記第二の表面扉材14とを前記鏡面10の裏面に持っていき、前記第二の表面扉材14の他端部14bを、前記第一の裏面扉材11の他端部11bと前記第二の裏面扉材12の一端部12aとの間に配置する。
ここで、前記第一の裏面扉材11は、前記鏡面10の裏面の面積の半分未満の面積を覆う長方形状であり、前記第二の裏面扉材12は、前記残りの部分の鏡面10の裏面を覆う四角形状であることから、前記鏡面10の長手方向における前記第一の裏面扉材11の長さは、前記第二の裏面扉材12の長さと比較して短くなる。
又、前記第一の表面扉材13は、前記第一の裏面扉材11と同等の形状で、前記鏡面10の表面の面積の半分未満の面積で、前記鏡面10の表面を覆うことから、前記鏡面10の長手方向における前記第一の表面扉材13の長さは、前記第一の裏面扉材11の長さと同等になり、前記第二の表面扉材14は、前記第二の裏面扉材12と同等の形状であるから、前記鏡面10の長手方向における前記第二の表面扉材14の長さは、前記第二の裏面扉材12の長さと同等になる。
つまり、前記鏡面10の長手方向における前記第一の裏面扉材11及び前記第一の表面扉材13の長さは、短辺となり、前記鏡面10の長手方向における前記第二の裏面扉材12及び前記第二の表面扉材14の長さは、長辺となる。
そのため、前記鏡面10の短手方向から見て、前記第一の表面扉材13を底辺(短辺)とし、前記第二の裏面扉材12と前記第二の表面扉材14とを等辺(長辺)とする二等辺三角形が構成される。そして、図4に示すように、前記第一の裏面扉材11を、前記第二の表面扉材14に当接させて、前記鏡面10を立脚させる。
これにより、本発明では、前記二等辺三角形を台にして前記鏡面10を前記二等辺三角形の底辺(底面)より高所に位置させることが可能となるため、ユーザーは、折り畳み式スタンドミラー1の使用時に、鏡面10に向かって前屈みになって使用する必要が無く、自然な姿勢で鏡面10の表面に自身の顔を対面させることが可能となる。又、従来使用されていた鏡面10の位置を高所とする箱等の付属品が不要となるから、ユーザーは、折り畳み式スタンドミラー1を単体で使用することが出来て、ユーザーの利便性を向上させることが出来る。
又、本発明では、前記第一の裏面扉材11と前記第一の表面扉材13とが同等物で、前記第二の裏面扉材12と前記第二の表面扉材14とが同等物であるため、作成に要する部品点数を少なくすることが可能となり、コストパフォーマンスに優れている。
更に、前記第一の裏面扉材11と、前記第二の裏面扉材12と、前記第一の表面扉材13と、前記第二の表面扉材14とをこの順番で並べて、各端部を接続して、鏡面10の裏面から表面までの全体を包む一体型の扉材を構成し、前記第一の裏面扉材11の一端部11aを前記鏡面10の一端部10aに揃えて、当該第一の裏面扉材11のみを前記鏡面10の裏面に固定すれば、本発明が出来上がる。そのため、構成が極めて簡単で、誰でも簡単に作成することが出来る。
一方、本発明では、従来のスタンドミラーのように、鏡面10の位置を設置面と同じにすることも出来る。即ち、使用時に、図5に示すように、前記第一の表面扉材13と前記第二の表面扉材14とを鏡面10の表面から開いて、前記第二の裏面扉材12の一端部12a(又は前記第一の裏面扉材11の他端部11b)を回転軸として、前記第二の裏面扉材12を開いて、前記第二の表面扉材14の他端部14bを、前記第二の裏面扉材12の一端部12a(又は前記第一の裏面扉材11の他端部11b)と前記鏡面10の裏面との間に配置する。すると、前記鏡面10の短手方向から見て、前記第一の表面扉材13を底辺とし、前記第二の裏面扉材12と前記第二の表面扉材14とを等辺とする二等辺三角形が構成される。そして、図6に示すように、前記第二の表面扉材14を、前記鏡面10の裏面に当接させて、前記鏡面10を立脚させる。
これにより、本発明では、前記二等辺三角形を台にして前記鏡面10を前記二等辺三角形の底辺(底面)に合わせることが可能となるため、ユーザーは、従来のスタンドミラーと同様に、鏡面10の位置を設置面と同じにして鏡面10を使用することが出来る。このように、本発明では、ユーザーの好みに応じて、2種類の使用形態を選択することが出来るため、ユーザーの利便性を更に向上させることが出来る。
尚、不使用時は、図3、図4の手順(又は図5、図6の手順)と逆の手順で、前記第一の表面扉材13と前記第二の表面扉材14とを前記鏡面10の表面に覆えば、本発明をコンパクトに収納することが可能となる。
ここで、前記第一の裏面扉材11、前記第二の裏面扉材12、前記第一の表面扉材13、前記第二の表面扉材14の材質に特に限定は無いが、二等辺三角形を構成する前記第二の裏面扉材12、前記第一の表面扉材13、前記第二の表面扉材14は、前記鏡面10の台となることから、当該鏡面10を支えることが可能な特定の剛性を有することが好ましい。特定の剛性は、前記第二の裏面扉材12、前記第一の表面扉材13、前記第二の表面扉材14の全部又は一部に備えられれば良く、前記材質として、例えば、樹脂、金属、厚紙、木材等を挙げることが出来る。
又、前記鏡面10の長手方向の長さh1に対応する前記第一の裏面扉材11(前記第一の表面扉材13)の長さt2に特に限定は無い。図7に示すように、前記鏡面10の長手方向の長さh1に対応する前記第二の裏面扉材12(前記第二の表面扉材14)の長さh3を前記第一の裏面扉材11の長さh2で減算した減算値h4が、設置面から前記鏡面10の一端部10aまでの前記鏡面10の高さh5に関係する。そのため、前記鏡面10の高さh5を高く設定したい場合には、前記第一の裏面扉材11の長さh2を短く設定すれば良く、例えば、前記第一の裏面扉材11の長さh2を前記鏡面10の長手方向の長さh1の3分の1以下に設定すると好ましい。一方、前記鏡面10の高さh5を低く設定したい場合には、前記第一の裏面扉材11の長さh2を長く設定すれば良く、例えば、前記第一の裏面扉材11の長さh2を前記鏡面10の長手方向の長さh1の3分の1を越え、2分の1以下に設定すると好ましい。
尚、前記第一の裏面扉材11の長さh2を前記鏡面10の長手方向の長さh1の3分の1に設定すると、前記第二の裏面扉材12の長さh3は前記鏡面10の長手方向の長さh1の3分の2となり、前記第一の裏面扉材11の長さh2と前記第二の裏面扉材12の長さh3との合算値が、前記鏡面10の長手方向の長さh1に対応する。
又、前記第一の裏面扉材11の長さh2を前記鏡面10の長手方向の長さh1の2分の1に設定した場合、つまり、前記第一の裏面扉材11及び前記第二の裏面扉材12がそれぞれ前記鏡面の裏面の面積の半分を覆う場合、前記第一の表面扉材13と前記第二の裏面扉材12と前記第二の表面扉材14とはいずれも等辺となり、使用時に正三角形が構成されるため、前記鏡面10の位置が設置面と同じになり、当該鏡面10の位置を高所に固定することが出来なくなるため、好ましくない。 又、前記鏡面10及び前記第一の裏面扉材11は長方形状であるため、前記鏡面10の長手方向の長さh1に対応する前記第一の裏面扉材11の長さt2が決まれば、前記鏡面10の長手方向の長さh1に対応する前記第二の裏面扉材12の長さt3が決まり、更に、当該第一の裏面扉材11が覆う面積に応じて、前記第二の裏面扉材12の四角形状が、長方形状になったり、略正方形状になったりする。前記第二の裏面扉材12の四角形状に制限は、特に無い。
又、本発明では、図7に示すように、前記第一の裏面扉材11に第一の着脱部材15を設け、前記第二の表面扉材14に、前記第一の着脱部材15と着脱する第二の着脱部材16を設け、前記第一の裏面扉材11が前記第二の表面扉材14に当接した際に、前記第一の着脱部材15が前記第二の着脱部材16に接着するよう構成することが出来る。これにより、使用時に、前記二等辺三角形の台に前記鏡面10を置いた場合に、前記第一の着脱部材15と前記第二の着脱部材16により、前記第一の裏面扉材11を前記第二の表面扉材14に密着させた状態とすることで、前記鏡面10の自重により、当該鏡面10の他端部10bが下方へ傾くことを確実に防止し、前記鏡面10の転倒を防止することが可能となる。
ここで、前記第一の着脱部材15と前記第二の着脱部材16の種類に特に限定は無く、例えば、マグネット、面ファスナー、スナップボタン等を採用することが出来る。前記第一の着脱部材15と前記第二の着脱部材16の形状は、円形、多角形、長方形等を採用することが出来る。又、前記第一の着脱部材15の設置位置に特に限定は無いが、例えば、前記第一の裏面扉材11の裏面の一端部11aの近傍であれば、前記第二の着脱部材16の設置位置は、前記第二の表面扉材14の表面の他端部14bの近傍となる。前記第一の着脱部材15と前記第二の着脱部材16がマグネットの場合、内蔵されても良い。
又、図1、図2に示すように、前記第一の裏面扉材11の他端部11bと前記第二の裏面扉材12の一端部12aとの間には、第一の間隔g1が設けられ、前記第一の表面扉材13の他端部13bと前記第二の表面扉材14の他端部14aとの間には、第二の間隔g2が設けられると好ましい。これにより、前記第一の裏面扉材11に対する前記第二の裏面扉材12の回動と、前記第一の表面扉材13に対する前記第二の表面扉材14の回動を容易にする。ここで、前記第一の間隔g1及び前記第二の間隔g2は、前記第一の裏面扉材11、前記第二の裏面扉材12、前記第一の表面扉材13、前記第二の表面扉材14のいずれかの厚みのうち、最大厚みと同等或いは最大厚み以上であると好ましく、例えば、1cm以上に設定される。
又、図1、図2に示すように、前記第二の裏面扉材12の他端部12bと前記第一の表面扉材13の一端部13aとの間には、第三の間隔g3が設けられ、前記第三の間隔g3は、前記最大厚みを2倍した値と、前記鏡面10の厚みとを合算した合算値以上であると好ましい。これにより、前記第三の間隔g3を介して前記第一の表面扉材13及び前記第二の表面扉材14を無理なく回動させて前記鏡面10の表面に適切に覆うことが可能となる。前記第三の間隔g3は、例えば、1.5cm以上に設定される。
又、各扉材の接続方法に特に限定は無く、例えば、布、樹脂、ゴム等の接続部材を隣接する二つの扉材の端部にそれぞれ貼り付けることで接続しても良いし、前記第一の裏面扉材11、前記第二の裏面扉材12、前記第一の表面扉材13、前記第二の表面扉材14をこの順番で直列に配置して、これらを特定の包装シート或いは包装布で包装することで接続しても良い。
又、前記折り畳み式スタンドミラー1の作成方法に特に限定は無く、例えば、以下の方法により作成される。先ず、図8に示すように、例えば、縦20cm、横10cm、厚み0.5cmの鏡面10に対して、縦8cm、横10cm、厚み0.2cmの板材を前記第一の裏面扉材11と前記第一の表面扉材13として二つ用意するとともに、縦12cm、横10cm、厚み0.2cmの板材を前記第二の裏面扉材12と前記第二の表面扉材14として二枚用意する。次に、前記第一の裏面扉材11と前記第二の裏面扉材12とが前記鏡面10の裏面に対面し、前記第一の表面扉材13と前記第二の表面扉材14とが前記鏡面10の表面に対面するように、前記第一の裏面扉材11と、前記第二の裏面扉材12と、前記第一の表面扉材13と、前記第二の表面扉材14をこの順番で直列に配置する。
ここで、前記間隔を設ける場合には、前記第一の裏面扉材11と前記第二の裏面扉材12との間に1.0cmの第一の間隔g1を設け、前記第一の表面扉材13と前記第二の表面扉材14との間に1.0cmの第二の間隔g2を設け、前記第二の裏面扉材12と前記第一の表面扉材13との間に1.5cmの第三の間隔g3を設ける。
そして、この状態の前記第一の裏面扉材11、前記第二の裏面扉材12、前記第一の表面扉材13、前記第二の表面扉材14を、縦45cm、横25cmの一枚の布17で覆って固定し、表面扉材と裏面扉材とを一体化した扉材を構成する。そして、前記第一の裏面扉材11の一端部11aを前記鏡面10の裏面の一端部10aに合わせて、当該第一の裏面扉材11のみを接着剤等で前記鏡面10の裏面に接着すれば、本発明に係る折り畳み式スタンドミラー1が完成する。
ここで、各種扉材を包む布17の表面及び裏面に、ユーザーの好みに応じた模様や色彩を設けると、ユーザー独自の折り畳み式スタンドミラー1を作成することが出来る。例えば、図9に示すように、前記鏡面10に対して布17の裏面を黒地に白のドットの第一の模様とし、布17の表面を第一の模様と異なる花柄の第二の模様とすることで、折り畳み式スタンドミラー1の商品価値を高めることが出来る。又、このように構成すると、鏡面10の位置が高所となる第一の使用形態と、鏡面10の位置が設置面となる第二の使用形態とで、各使用形態毎に鏡面10の背面のデザインが変わり、裏面の模様が現れたり、表面の模様が現れたりするため、美的外観に優れる。
本発明は、不使用時に表面扉材13、14を鏡面10の表面に覆えば、カバンやバッグに容易に収容して携帯することが可能であり、大量に作成した場合であっても、手芸教室、美容教室等の収納庫にコンパクトに保管することが出来る。又、本発明は、使用時に表面扉材13、14と裏面扉材12とを組み立てれば、スタンドミラー1を設置する設置台よりも高い位置に鏡面10を位置することが出来るため、ユーザーが自然な姿勢で化粧や手入れをすることが可能となる。
以上のように、本発明に係る折り畳み式スタンドミラーは、商品はもちろん手芸教室等での個人作成商材として有用であり、簡単な構成であるにもかかわらず、設置台よりも鏡面の位置を高所に固定することが可能な折り畳み式スタンドミラーとして有効である。
1 折り畳み式スタンドミラー
10 鏡面
11 第一の裏面扉材
12 第二の裏面扉材
13 第一の表面扉材
14 第二の表面扉材

Claims (2)

  1. 長方形状の鏡面と、
    一端部が、前記鏡面の長手方向の一端部に対応し、前記鏡面の裏面の面積の半分未満の面積で、前記鏡面の裏面を覆って固定された長方形状の第一の裏面扉材と、
    一端部が、前記第一の裏面扉材の他端部に回動可能に接続され、前記第一の裏面扉材が覆った部分以外の残りの部分の鏡面の裏面を覆う四角形状の第二の裏面扉材と、
    前記第一の裏面扉材と同等の形状を有し、一端部が、前記第二の裏面扉材の他端部に回動可能に接続され、前記鏡面の長手方向の他端部から、前記鏡面の表面の面積の半分未満の面積で、前記鏡面の表面を覆う第一の表面扉材と、
    前記第二の裏面扉材と同等の形状を有し、一端部が、前記第一の表面扉材の他端部に回動可能に接続され、前記第一の表面扉材が覆った部分以外の残りの部分の鏡面の表面を覆う第二の表面扉材と、を備え、
    使用時に、前記第一の表面扉材と前記第二の表面扉材とを、前記第二の裏面扉材の裏面に持っていき、前記第二の表面扉材の他端部が、前記第一の裏面扉材の他端部と前記第二の裏面扉材の一端部との間に配置されることで、前記鏡面の短手方向から見て、前記第一の表面扉材を底辺とし、前記第二の裏面扉材と前記第二の表面扉材とを等辺とする二等辺三角形を構成し、前記第一の裏面扉材が前記第二の表面扉材に当接して、前記鏡面が立脚することを特徴とする折り畳み式スタンドミラー。
  2. 前記第一の裏面扉材に第一の着脱部材を設け、
    前記第二の表面扉材に、前記第一の着脱部材と着脱する第二の着脱部材を設け、
    前記第一の裏面扉材が前記第二の表面扉材に当接した際に、前記第一の着脱部材が前記第二の着脱部材に接着する
    請求項1に記載の折り畳み式スタンドミラー。
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