JP2005189718A - 装着用ギタースタンド - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のギタースタンドに比べて極めて安価で使い易く、ギターの使用が終わったその場でギターを置くことができ、初心者等でも容易に用いることができる装着用ギタースタンドを提供する。
【解決手段】ギターPの胴部P1底面に接してギターPを立設支持する載置盤体1を設ける。該載置盤体1に係止孔2を開穿し、ギターPの胴部P1底面に設けられたエンドピンP2に係止する。該係止孔2をエンドピンP2に係止してスタンドを固定し、スタンドを装着したままギターを使用できるようにする。
【選択図】図2
【解決手段】ギターPの胴部P1底面に接してギターPを立設支持する載置盤体1を設ける。該載置盤体1に係止孔2を開穿し、ギターPの胴部P1底面に設けられたエンドピンP2に係止する。該係止孔2をエンドピンP2に係止してスタンドを固定し、スタンドを装着したままギターを使用できるようにする。
【選択図】図2
Description
本発明は、ギターの胴部底部に装着したままの状態でギターを使用できるようにした装着用ギタースタンドに関する。
ギターを立て掛けて使用するギター用スタンドして、例えば、特許文献1乃至特許文献3に記載されたスタンドなどが提案されている。
特許文献1のギタースタンドは、平面コ字形のスタンドで、ギター胴部の背面を支持する部材とギター胴部の前面に係止するスタンド本体部材とで、ギター胴部の底を保持して立設するものである。
特許文献2のギタースタンドは、スタンドとギターとを一体にして移動可能にしたものである。特許文献2では、スタンドの台座にキャスターを設け、スタンドに保持したギターをスタンドごと移動できるようにしている。また、水平移動が困難な場所では、ギターをスタンドに紐で固定し、ギターごとスタンドを持ち上げるものである。
特許文献3のスタンドは、スタンドに支持するギターを、スタンドに付勢する手段を設けたもので、ギターをスタンドに固定して支持するものである。また、このスタンドでは、ギター胴部の外郭形状に対応してスタンドのベースを形成することで、ギターとスタンドとの一体化を図っている。
登録実用新案第3003933号公報
登録実用新案第3070601号公報
特表2000−500588号公報
前記引用文献に代表される従来のギタースタンドは、いずれもギターを使用しないときに立て掛けて使用するものである。その為、ギタースタンドを使用する者は、適当な場所にギタースタンドを設置し、この設置された位置でギターを立て掛けるものであった。ギター演奏者は、スタンドを設置した位置から離れたところで演奏し、演奏が終了すると、このスタンド位置までギターを運び、そこでギターをスタンドに立て掛けるといった一連の動作が必要になっていた。
一般に、高価なギターを所有している者やギターの扱いになれている者は、前述のようなギタースタンドを使用することが多い。ところが、初心者や、入門用のギターを所有している者など、ギターの扱いになれていない者ほど、ギタースタンドの利用が少なくなる傾向がある。これは、従来のギタースタンドの価格が高価なことや、ギターの扱いに不慣れな者は不使用時のギターの扱いにまで十分な気配りができないことなどが要因になっている。この結果、初心者ほど不使用時のギターの扱いに苦労をしているのが現実である。
しかも、スタンドを持たない初心者等にありがちな扱いは、不使用時のギターを壁などに立て掛けることである。このようにギターを立て掛けた場合、極めて不安定で倒れ易い状態になっており、ギターが倒れると簡単に破損する虞がある。
そこで本発明は、上述の課題を解消すべく創出されたもので、従来のギタースタンドに比べて極めて安価で使い易く、ギターの使用が終わったその場でギターを置くことができ、初心者等でも容易に用いることができる装着用ギタースタンドの提供を目的とするものである。
上術の課題を解決するため、本発明の第1の手段は、ギターPを立設した状態にて支持するギタースタンドにおいて、立設するギターPの胴部P1底面又はスタンドのいずれか若しくは両方に、スタンドを固定する固定手段を設け、該固定手段でスタンドを装着したままギターを使用できるようにしたことにある。
第2の手段のスタンドは、ギターPの胴部P1底面に接してギターPを立設支持する載置盤体1が設けられ、該載置盤体1に係止孔2を開穿し、ギターPの胴部P1底面に設けられたエンドピンP2に係止孔2を係止してスタンドを固定するものである。
第3の手段は、スタンドに、前記載置盤体1から延長されて、胴部P1背面に係止する係止突起3を設けている。
第4の手段のスタンドは、前記載置盤体1とギターPの胴部P1底面との間に介される弾性座部4を有するものである。
第5の手段において、固定手段は、スタンドに設けられ、ギターPの胴部P1底面を前後で挟着する挟着固定手段とする。
第6の手段において、固定手段は、ギターPの胴部P1底面又はスタンドのいずれか若しくは両方に設けられ、ギターPの胴部P1底面にスタンドを接着する接着固定手段とすることを課題解消のための手段とする。
本発明スタンドによると、立設するギターPの胴部P1底面又はスタンドのいずれか若しくは両方に、スタンドを固定する固定手段を設け、該固定手段でスタンドを装着したままギターを使用できるようにしているので、ギターの使用が終わったその場でギターを置くことができ、初心者等でも容易に用いることができる。
また、ギターPの胴部P1底面に接してギターPを立設支持する載置盤体1が設けられ、該載置盤体1に、ギターPの胴部P1底面に設けられたエンドピンP2に係止する係止孔2を設けているので、スタンドの装着が容易であり、しかも、従来のギタースタンドに比べて極めて安価な提供が可能である。
更に、本発明スタンドは、前記載置盤体1から延長されて、胴部P1背面に係止する係止突起3を有しているので、ギターPを安定支持することができる。
しかも、本発明スタンドは、前記載置盤体1とギターPの胴部P1底面との間に介される弾性座部4を有しているので、ギターPの胴部P1の形状が異なっても、この弾性座部4が胴部P1載置盤体1との密着性を担保することになり、対応性に優れたものになっている。
そして、前記固定手段は、スタンドに設けられ、ギターPの胴部P1底面を前後で挟着する挟着固定手段とし、あるいは、ギターPの胴部P1底面又はスタンドのいずれか若しくは両方に設けられ、ギターPの胴部P1底面にスタンドを接着する接着固定手段とすることで、より多様なスタンドを提供することが可能になり、あらゆるタイプのギターPに装着することが可能になる。
このように、本発明によると、従来のギタースタンドに比べて極めて安価で使い易く、何時、何処でもギターの使用が終わったその場でギターを置くことができ、初心者等でも容易に用いることができるなどといった極めて有益な効果を奏するものである。
本発明に係るギタースタンドの最良の形態は、ギターPの胴部P1底面に接してギターPを立設支持する載置盤体1を設け、該載置盤体1に係止孔2を開穿し、ギターPの胴部P1底面に設けられたエンドピンP2に係止孔2を係止してスタンドを固定し、ギターPにスタンドを装着したままギターを使用できるようにしたことにより当初の目的を達成する。
次に、図面に基いて本発明の実施例を詳細に説明する。本発明の基本構成はは、ギターPに装着したまま使用できるように構成したスタンドである。スタンドをギターPの胴部P1に固定する手段は任意の手段が選択可能である。図示例の固定手段は、ギターPの胴部P1底部に設けられたエンドピンP2を利用した固定手段を採用している(図4参照)。
すなわち、ギターPの胴部P1底面に接してギターPを立設支持する載置盤体1を設け、この載置盤体1に係止孔2を開穿し、エンドピンP2に係止するものである(図4参照)。図示の係止孔2は、エンドピンP2をスライド係止するもので、エンドピンP2の直径よりも大きい径を有する挿入孔2Aと、該挿入孔2Aから載置盤体1の中央部分に延長され、エンドピンP2の首部に係止するスライド長孔2Bとを連続形成している。
スライド長孔2Bの開口縁には、長手方向に沿って複数の凹凸部2Cを設け、スライド長孔2Bによるスライド操作を容易にすると共に、エンドピンP2を確実に係止できるようにしている(図5参照)。図示のスライド長孔2Bは、ギターPを肩に掛けるストラップ(図示せず)に代えて載置盤体1を係止するものであるが、エンドピンP2を長いタイプのエンドピンP2に交換することで、ストラップと載置盤体1とを同時に係止することも可能になる。また、スライド長孔2Bの凹凸部2Cは、細かく多数形成しているが、凹凸部2Cの形状やサイズは任意に変更できる。
載置盤体1は、ギターPの胴部P1底面に接する装着面1Aと、平坦な場所に載置する載置面1Bとを有している(図6参照)。装着面1Aは載置面1Bに対して僅かに傾斜した状態に形成する。この傾斜角度は、ギターPを立設支持した際に最も安定したバランスにギターPを保つように設定されている。図示例では、載置面1Bの仰角を7.5度に設定している。
また、載置盤体1のサイズは、ギターPを支持できる範囲において、できるだけ小さく設けることで、ギターPに載置盤体1を装着したまま、ギターPを使用することを可能にしている(図4参照)。図示の載置盤体1は、一辺が、胴部P1における底部の前後面の間隔とほぼ同程度の長さを有する略矩形状を成している。したがって、一般のギターPでは、載置盤体1の一辺を10〜12cm程度に設定するのが好ましい。また、胴部P1の前面側に載置盤体1が大きく表出しないようにすることで、載置盤体1を装着したままギターPを使用しても違和感はなく、載置盤体1に装飾を凝らして一種のアクセサリーとして使用することも可能である(図1、図2参照)。
この載置盤体1に、胴部P1背面に係止する係止突起3を設けることで、より安定した支持が可能になる(図2、3参照)。図示の係止突起3は、合成樹脂材にて載置盤体1と一体に成形されている。このように成形することで、載置盤体1や係止突起3が、ギターPの使用に支承を来たさない重量やサイズとなり、本発明スタンドをギターPに装着したままでギターPを使用することが可能になる。
そして、この係止突起3に隣接する載置盤体1の上面に弾性座部4を設けている(図5参照)。この弾性座部4は、載置盤体1とギターPの胴部P1底面との間に介される部材で、ギターPに対する載置盤体1の密着性を高めることで、よりバランス良く支持することができる。また、載置盤体1を装着する胴部P1の湾曲形状が、各ギターPによって微妙に異なっているが、この弾性座部4により、常に安定した支持が可能になる。尚、弾性座部4の採用は任意に選択できるものである。
載置盤体1をギターPに装着する際の固定手段として、前記係止手段の他、例えば挟着手段や接着手段などがある。
挟着手段は、例えば、ギターPの胴部P1底面を前後で挟着する挟着体5をスタンドに設けることにある(図7参照)。図示の挟着体5は、載置盤体1の係止突起3と挟着体5とでギターPの胴部P1を挟着するもので、この挟着体5と係止突起3との間隔を調整自在に設けている。このように胴部P1を前後面から挟着する固定手段によると、特にエンドピンP2を設けていないギターPに本発明スタンドを装着することも可能になる。
また、固定手段として接着手段を採用することも可能である。この接着手段は、例えばギターPと載置盤体1とに夫々面ファスナー(図示せず)を設けておき、載置盤体1を着脱自在に接着する。また、両面テープの如き接着テープを用いて載置盤体1を胴部P1に接着することも可能である。このように、本発明スタンドの固定手段は、図示例に限定されるものではなく、ギターPの使用に支承を来たさないサイズや重量に形成したスタンドを装着する固定手段であれば自由に選択できるものとする。
尚、本発明は前記実施例に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内における材料の置換や設計変更等は自由に行えるものである。
P ギター P1 胴部
P2 エンドピン
1 載置盤体 1A 装着面
1B 載置面
2 係止孔 2A 挿入孔
2B スライド長孔
2C 凹凸部
3 係止突起
4 弾性座部
5 挟着体
P2 エンドピン
1 載置盤体 1A 装着面
1B 載置面
2 係止孔 2A 挿入孔
2B スライド長孔
2C 凹凸部
3 係止突起
4 弾性座部
5 挟着体
Claims (6)
- ギターを立設した状態にて支持するスタンドにおいて、立設するギターの胴部底面又はスタンドのいずれか若しくは両方に、スタンドを固定する固定手段を設け、該固定手段でスタンドを装着したままギターを使用できるようにしたことを特徴とする装着用ギタースタンド。
- 前記スタンドは、ギターの胴部底面に接してギターを立設支持する載置盤体が設けられ、該載置盤体に係止孔を開穿し、ギターの胴部底面に設けられたエンドピンに係止孔を係止してスタンドを固定する請求項1記載の装着用ギタースタンド。
- 前記スタンドは、前記載置盤体から延長されて、胴部背面に係止する係止突起を有する請求項1又は2記載の装着用ギタースタンド。
- 前記スタンドは、前記載置盤体とギターの胴部底面との間に介される弾性座部を有する請求項1乃至3いずれか記載の装着用ギタースタンド。
- 前記固定手段は、スタンドに設けられ、ギターの胴部底面を前後で挟着する挟着固定手段とする請求項1記載の装着用ギタースタンド。
- 前記固定手段は、ギターの胴部底面又はスタンドのいずれか若しくは両方に設けられ、ギターの胴部底面にスタンドを接着する接着固定手段とする請求項1記載の装着用ギタースタンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003433988A JP2005189718A (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 装着用ギタースタンド |
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JP2003433988A JP2005189718A (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 装着用ギタースタンド |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017164477A1 (ko) * | 2016-03-21 | 2017-09-28 | 박해민 | 악기 스탠드 |
CN110021281A (zh) * | 2019-04-12 | 2019-07-16 | 佛山安炜达金属制品有限公司 | 一种乐器支架 |
JP6990837B2 (ja) | 2017-09-01 | 2022-01-12 | 株式会社セベル・ピコ | 三味線 |
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2003
- 2003-12-26 JP JP2003433988A patent/JP2005189718A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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