JP2021037215A - 紙製額縁 - Google Patents

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隆弘 川田
Takahiro Kawada
隆弘 川田
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Abstract

【課題】 手軽に展示物の装飾をすることができ、かつ、展示物の入れ替えを容易に繰り返し行うことができる紙製額縁を提供する。【解決手段】 1枚の紙材を折り畳んで形成された紙製額縁1であって、紙材10を展開した状態から各辺をそれぞれ2回ずつ折り畳んで形成される枠部20を有し、その枠部20のうち角を挟んで隣接する2つの枠部を第1の枠部21及び第2の枠部22とすると、第1の枠部21は第2の枠部22に平行な方向に突出する爪部30を有し、その爪部30は第2の枠部22に内包されていることとする。【選択図】 図1

Description

本発明は、紙製の額縁に関する。
絵画や賞状などを展示する際に、額縁を用いて展示物を装飾する。しかし、趣味で描いた絵や、自分で撮った写真、また、展示物が大量にある場合などには、高価な額縁を購入する程ではないということもあり、手軽に入手できる安価な額縁や自作した額縁を用いることがある。
額縁の素材としては、木材、金属、ガラス又は樹脂など様々なものがあるが、安価な額縁や自作した額縁としては、紙製のものもある。図6は、従来の紙製額縁の展開図であり、図7は、従来の紙製額縁の斜視図である。この額縁100は、一枚のシート材から形成され、四辺に備えられたフラップ部110,120,130,140を折り曲げて本体部に接着することで枠部を形成するものである。このような紙製の額縁100であれば、重量が軽く安価であることから、手軽に入手でき、容易に展示物を装飾することができる。また、枠部の接着に再剥離可能な接着剤を用いることで、展示物を取り替えられ、額縁の使い回しを可能としている。
しかし、再剥離可能であっても接着剤や両面テープなどを用いた場合は、回数を重ねる毎に接着能力が落ち、展示している最中に接着が剥がれて枠部が浮き上がったり、それに伴い展示物が傾いたりすることが懸念される。
実用新案登録第3057192号
このような実情に鑑み、本発明は、接着剤を用いないで1枚の紙材を折り畳んで形成される紙製額縁とすることで、手軽に展示物の装飾をすることができ、かつ、展示物の入れ替えを容易に繰り返し行うことができるようにすることを目的としている。
本発明の紙製額縁は、1枚の紙材を折り畳んで形成された紙製額縁であって、紙材を展開した状態から各辺をそれぞれ2回ずつ折り畳んで形成される枠部を有し、その枠部のうち角を挟んで隣接する2つの枠部を第1の枠部及び第2の枠部とすると、第1の枠部は第2の枠部に平行な方向に突出する爪部を有し、その爪部は第2の枠部に内包されていることとする。
また、爪部は、第1の枠部に内包された部分を有していてもよいし、紙材を二重以上に重ねて形成されていてもよい。
本発明の紙製額縁によれば、1枚の紙材を折り畳んで形成される紙製額縁にすることで、安価かつ手軽に展示物を装飾することができ、また、接着剤を用いないで折り畳むだけで枠部を形成することができることから、展示物の入れ替えを何度でも容易に繰り返し行うことができるという効果を奏する。
本発明に係る紙製額縁及び展開した紙材の平面図であり、(a)は展開した紙材の状態、(b)は枠部が形成された紙製額縁である。 爪部の折り畳み方を説明する平面図である。 第1の枠部を形成する折り畳み方を説明する平面図である。 第2の枠部を形成する折り畳み方を説明する平面図である。 第2の枠部を形成する折り畳み方を説明する断面図である。 従来の紙製額縁の展開図である。 従来の紙製額縁の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る紙製額縁及び展開した紙材の平面図であり、(a)は展開した紙材の状態、(b)は枠部が形成された紙製額縁である。なお、この紙製額縁1は、長方形のものを例示しているが、正方形や四角形以上の多角形であってもよい。
紙製額縁1は、1枚の紙材10を折り畳んで形成するものである。紙材10としては、厚紙、段ボール、樹脂コーティングされたものなど、厚すぎず折り畳み可能であれば特に限定しない。
形成された紙製額縁1は、周りの縁部分を枠部20で囲んだ形状をしている。なお、枠部20は、角を挟んで隣接する2つの枠部を第1の枠部21及び第2の枠部22とする。つまり、紙製額縁1が四角形の場合は、相対するそれぞれの2辺を1組として考え、一方の相対する2辺を第1の枠部21とし、他方の相対する2辺を第2の枠部22と考えるとよい。なお、ここでは、先に折り畳んで形成する方の枠部を第1の枠部21としている。
枠部20は、紙材10の周囲の各辺をそれぞれ2回ずつ本体部15に向かって折り畳むことで形成される。この折り畳まれる部分を枠形成部とし、第1の枠部21を形成する部分を第1の枠形成部16、第2の枠部22を形成する部分を第2の枠形成部17とする。つまり、四角形の紙製額縁1の場合は、展開した状態の紙材10は、絵画や写真などの展示物の背面に接する本体部15を中心にして、周囲の4辺に第1の枠形成部16と第2の枠形成部17とを2カ所ずつ有している。
第1の枠形成部16と第2の枠形成部17には、本体部15に向かって2回折り畳むための折線が備えられており、枠部20が形成されたときに枠部20の内縁になる折線を第1の折線11とし、枠部20が形成されたときに枠部20の外縁になる折線を第2の折線12とする。つまり、展開された状態では、第1の折線11の方が、第2の折線12よりも本体部15から遠い位置にある。なお、第1の折線11や第2の折線12は、基本的には2本の折線で構成されている。これは、折り畳んで重なる2枚の紙材の間に爪部30などの紙材が挟まるために、その挟まれる紙材の厚さを確保するためである。また、第2の枠形成部17には第3の折線13を設けているが、これは、折り畳みやすくするために設けた折線であって、詳細は後述する。なお、図1(a)の展開された紙材10に記されている折線は、全て谷折りとなっている。
本発明は、1枚の紙材10を接着剤を用いないで折り畳むだけで、紙製額縁1を形成することに特徴がある。そして、そのことを実現するために、枠部20を係止するための爪部30が必要となる。爪部30は、展開された紙材10では、第1の枠形成部16の端部に備えられており、紙製額縁1として枠部20を形成したときには、枠部20の四隅に内包されている。爪部30の形状はL字型であり、L字の一方の辺を第1の爪部分30a、もう一方の辺を第2の爪部分30bとし、第1の爪部分30aは第1の枠部21(第1の枠形成部16)に平行な方向を向いており、第2の爪部分30bは第2の枠部22(第2の枠形成部17)に平行な方向を向いていることとする。
図2は、爪部の折り畳み方を説明する平面図である。この例示では、爪部30は紙材を二重に重ねた構成とし、重ねたときの形状がL字型になっている。図2(a)では、第1の枠形成部16の両端に第1の爪部分30aが背中合わせになったような状態でL字型の部分が2つずつ備えられている。この2つのL字型の部分を折り畳むことで、二重に重なった爪部30を4カ所に形成する(図2(b))。なお、二重に重ねるのは、強度や耐久性を高めるためなので、紙材1枚で十分な強度を備えている場合は、特に、二重にする必要はない。その場合は、図2(a)ではなく、図2(b)を最初の展開図と考えるとよい。
次に、図2(b)の状態から、爪部30を第1の枠形成部16に向かって折り畳んで図2(c)の状態とする。このとき、爪部30は、第1の爪部分30aが第1の枠形成部16の表面側に重なり、第2の爪部分30bは第2の枠形成部17に平行な方向に突出する。そして、第2の爪部分30bの先端付近は、第1の枠形成部16の裏面側に重ねることとする。これは、第1の枠形成部16を折り畳む際に、折り畳みやすくするためである。
次に、第1の枠形成部16を折り畳んで第1の枠部21を形成する。図3は、第1の枠部を形成する折り畳み方を説明する平面図である。図3(a)の状態から、第1の枠形成部16を第1の折線11に沿って折り畳むことで図3(b)の状態になる。このとき、爪部30は、第1の爪部分30aが第1の枠形成部16に挟まれ、第2の爪部分30bは第2の枠形成部17に平行な方向で外側に突出している。
さらに、第1の枠形成部16を第2の折線12に沿って折り畳むことで、図3(b)の状態になり、第1の枠部21が形成される。このとき、第2の爪部分30bは、第2の枠形成部17に平行な方向で内側に向かって突出した形状になる。なお、第1の爪部分30aは、そのまま、第1の枠部21に内包されることになる。
図4は、第2の枠部を形成する折り畳み方を説明する平面図であり、図5は、第2の枠部を形成する折り畳み方を説明する断面図である。図4のA−A線断面が図5(a)、B−B線断面が図5(b)、C−C線断面が図5(d)である。
第2の枠形成部17を折り畳むときに、第2の爪部分30bが第2の枠部22に内包されるように折り畳むことで、接着剤がなくても第2の枠部22が固定されることになる。よって、第2の枠形成部17を折り畳むときは、第2の爪部30bを内包しなければならないため、先ず、第2の折線12を折り畳み(図5(b))、その後、第2の枠形成部17の端部を第2の爪部分30bと本体部15の間に差し込みながら(図5(c))、第1の折線11を折り畳むことになる(図5(d))。このとき第1の折線11よりも外側に第3の折線13を設けておくことで、第2の枠形成部17の端部を第2の爪部分30bと本体部15の間に差し込みやすくしている。
そして、第2の枠形成部17の端部を第2の爪部分30bと本体部15の間に押し込めば、第3の折線13は開いて、第2の枠部22が形成される(図5(d))。このように、第2の爪部分30bを第2の枠部22に内包させることで、接着剤を用いなくても、第2の枠部22を固定することができる。また、これによって逆に第2の爪部分30bも固定されるので、第1の枠部21も開かないように固定されることになる。
なお、第2の枠部22が形成されたとき、本体部15と第2の枠部22の下面との間に隙間があるが、この隙間には、絵画や写真などの展示物が挟まれる。また、展示物の表面にアクリル板やガラス板などを備えるときは、展示物と併せてアクリル板等も挟むとよい。
また、図4(c)では、一方の第2の枠部22を形成して、他方は開いたままであるが、この状態のときに、開いている方の側面から、展示物を差し込むことができる。そうして、最後に開いている第2の枠形成部17を折り畳めば、全ての枠部20が形成され、紙製額縁1が完成する。なお、展示物を交換したい場合には、一方の第2の枠部22を展開させて図4(c)の状態にするだけでよいので、展示物の入れ替えを繰り返し容易に行うことができる。
また、第1の枠部21の角付近は、図5(d)と同様の断面となる。つまり、二重に重なった第1の爪部分30aを第1の枠形成部17が内包する構造になる。そうすると、第1の枠部21と第2の枠部22は、重なる紙材の枚数が同じであり、また、枠部20の角部は、第1の枠部21と第2の枠部22が接するように斜めに切れ目が入っているので、同じ厚さで接することとなる。なお、爪部30に第1の爪部分30aがなくても、第2の爪部分30bさえあれば、第2の枠部22を固定することは可能である。ただし、その場合は、角部の厚さに段差ができることになるので、注意が必要である。
本発明は紙製額縁であり、紙製であれば枠部の装飾の自由度が高く、手軽かつ安価に展示物の装飾をすることができる。また、接着剤を用いないで1枚の紙材を折り畳んで紙製額縁を形成するので、展示物の入れ替えを容易に繰り返し行うことができる。
1 紙製額縁
10 紙材
11 第1の折線
12 第2の折線
13 第3の折線
15 本体部
16 第1の枠形成部
17 第2の枠形成部
20 枠部
21 第1の枠部
22 第2の枠部
30 爪部
30a 第1の爪部分
30b 第2の爪部分

Claims (3)

  1. 1枚の紙材を折り畳んで形成された紙製額縁であって、
    前記紙材を展開した状態から各辺をそれぞれ2回ずつ折り畳んで形成される枠部を有し、
    前記枠部のうち角を挟んで隣接する2つの枠部を第1の枠部及び第2の枠部とすると、前記第1の枠部は前記第2の枠部に平行な方向に突出する爪部を有し、前記爪部が前記第2の枠部に内包されていることを特徴とする紙製額縁。
  2. 前記爪部は、前記第1の枠部に内包された部分を有することを特徴とする請求項1に記載の紙製額縁。
  3. 前記爪部は、前記紙材を二重以上に重ねて形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の紙製額縁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022191028A1 (ja) 2021-03-09 2022-09-15 株式会社巴川製紙所 電子部品封止用蓋体

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