JP3181082U - 三味線の糸巻きの緩み止め用具及びこれを用いた三味線 - Google Patents

三味線の糸巻きの緩み止め用具及びこれを用いた三味線 Download PDF

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Abstract

【課題】 緩みを防止するための螺子の操作箇所が棹の外側面から露出しないようにすると共に、現在使用している糸巻きをそのまま利用できるようにして、三味線の美感を損なうことなく、且つ低コストで糸巻きの緩みを防止できるようにする。
【解決手段】 本考案は、三味線2の棹2aのテーパー状の差込穴3に糸巻き4を固定するのに使用する糸巻き4の緩み止め用具1である。この用具1を、糸巻き4の先端から糸巻き4の軸方向に沿って埋め込む棒状のナット1aと、この棒状のナット1aに糸巻き4の先端側から捩じ込むネジ1bと、このネジ1bの軸1b1に嵌め挿す鍔付き部材1cと、この鍔付き部材1cがネジ1bの先端側に移動するのを防止するためネジ1bに螺合させるナット状部材1dとで形成する。鍔付き部材1cの鍔8を、上記の差込穴3の内周面に係止する大きさに形成する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、三味線の糸巻きの緩みを防止できるよう形成した三味線の糸巻きの緩み止め用具に関し、更に詳しくは三味線の糸巻きの緩み止め用具及びこれを用いた三味線に関するものである。
従来、三味線の糸巻きは、棹の穴に差し込まれただけで止まっているのが通例である。そのため従来の三味線は、使用するのに連れ、糸巻きが摩耗して穴の内面と糸巻きとの間に隙間が生じ、糸巻きの止まりが悪くなって演奏中、糸巻きが滑って糸が緩んでしまう、という問題があった。
而して、この種の問題を解消する従来品としては、例えば特許文献1に記載されている発明がある。
この特許文献1に記載の糸巻棒は、先端側の付近に堰部が鍔状に形成され、先端に合成樹脂材がはめ込まれて接着されている。合成樹脂材は、その先端側にネジ穴や縦割り部が形成され、ネジ穴の奥側の段差部にナットが圧入されている。
そして、この従来品は、ツマミ付きの空転調整ボルトを合成樹脂材の先端から捩じ込んで糸巻棒を棹の穴に引き寄せ、鍔状の堰部等と、穴のテーパー面との摩擦抵抗を高めて糸巻棒の緩みを防止するものである。
而して、この従来品は、ボルトのツマミを手指で回して操作することができるよう、ツマミが棹の穴の外側に配置され、露出していた。従って、この従来品の場合は、ツマミが目障りになり、三味線の美感を損なう、という問題点があった。
また従来品は、上記の通り、糸巻棒の先端側に鍔状の堰部を形成したり、ナットを組み込むための合成樹脂材を連結する必要があった。
従って、この従来品によると、加工コストや部品コストがかかり、その結果、糸巻棒の値段が高くなるのを避けられない、という問題点があった。
また、従来品は、現在使っている糸巻きに換えて利用するものである。
従って、従来品によると、現在使っている糸巻きをそのまま利用することができず、その分、ユーザーに経済的な負担を強いることになる、という問題点があった。
特開2006−154694号公報
本考案は、このような従来技術の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って、本考案の解決しようとする技術的課題は、緩みを防止するための螺子の操作箇所が棹の外側面から露出しないようにすると共に、現在使用している糸巻きをそのまま利用できるようにして、三味線の美感を損なうことなく、且つ低コストで糸巻きの緩みを防止できるよう形成した三味線の糸巻きの緩み止め用具、及びこれを備えた、糸巻きの緩み防止機能付きの三味線を提供することにある。
本考案は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち、本考案は、図1等に示されるように、三味線2の棹2aのテーパー状の差込穴3に糸巻き4を固定するのに使用する三味線2の糸巻き4の緩み止め用具1であって、糸巻き4の先端から糸巻き4の軸方向に沿って埋め込まれる棒状のナット1aと、この棒状のナット1aに糸巻き4の先端側から捩じ込まれるネジ1bと、このネジ1bの軸1b1に嵌め挿される鍔付き部材1cと、この鍔付き部材1cがネジ1bの先端側に移動するのを防止するためネジ1bに螺合されるナット状部材1dとで形成され、上記の鍔付き部材1cの鍔8が、上記の差込穴3の内周面に係止される大きさに形成されていることを特徴とする(請求項1)。
この場合、棒状のナット1aは、糸巻き4に接着剤等で堅固に固定できるよう、外周面が粗目加工され、接着剤の塗布面積が大きくなるよう、形成されているのが好ましい。なお、鍔付き部材1cは、例えば金属材や合成樹脂材で形成される。
而して、本考案の用具は、鍔付き部材1cが、ネジ1bの頭1b2と接触する側面部1c1に、ネジ1bの頭1b2との摩擦を軽減するための転動体7を軸心周りに環状に複数備えて形成されているのが好ましい(請求項2)。
なぜならこれによると、糸巻き4を回して変調するとき(この場合、鍔付き部材1cは、鍔8が差込穴3の内周面に係止することにより差込穴3に固定されている。そのため、糸巻き4とネジ1bとは一体になって回る)、転動体7の作用でネジ1bの頭1b2と鍔付き部材1cとの摩擦を軽減でき、その分、楽に糸巻き4を操作できるからである。
また本考案は、転動体7に代え、ネジ1bの頭1b2と接触する鍔付き部材1cの側面部1c1が、硬質状に形成されているのでも良い(請求項3)。
なぜならこの場合も、ネジ1bの頭1b2と鍔付き部材1cの側面部1c1との摩擦を軽減できるからである。この本考案は、例えば鍔付き部材1cの全体を金属材や硬質性の合成樹脂材で形成したり、或いはネジ1bの頭1b2と接触する鍔付き部材1cの側面部1c1だけを硬質性の合成樹脂材で形成することで実現される。
また本考案の三味線2としては、請求項1乃至3の何れかに記載の三味線2の糸巻き4の緩み止め用具1を備え、糸巻き4の先端から棒状のナット1aが飛び出された状態で埋め込まれ、この棒状のナット1aの露出端1a1に、割れ目9がナット1aの先端から軸方向に延ばされて且つ180度隔てられて両側に形成され、この割れ目9を介してナット1aの露出端1a1がかしめられていることを特徴とするものがある(請求項4)。
本考案は、このように形成されているから、糸巻きの差込穴の中に鍔付き部材を備えたネジを配置でき、差込穴の中にネジの頭を隠すことができる。
従って、本考案によれば、緩み止め器具の外部操作部分が棹の外面に露出することによる目障りさを解消でき、糸巻きの美観を損なうことなく、糸巻きの緩みを止めることができる。
また本考案は、糸巻きの先端に棒状のナットを取り付けることで良いから、使用中の糸巻きをそのまま利用して改造できる。
それ故、本考案によれば、低コストで糸巻きの緩みを防止できる。
また本考案の三味線は、上記のように形成されている緩み止め用具を備え、糸巻きの先端から棒状のナットが飛び出された状態で埋め込まれ、この棒状のナットの露出端に、割れ目がナットの先端から軸方向に延ばされて且つ180度隔てられて両側に形成され、この割れ目を介してナットの露出端がかしめられている。
従って、本考案の三味線によれば、緩み止め用具の外部操作部分が外部に露出することのない、糸巻きの緩み止め機能を備えた三味線を提供できる。
またこの本考案品の場合は、棒状のナットの露出端がかしめられている。従って、これによれば、ネジを糸巻きの棒状のナットに、しっかりときつく締め込むことができる。
本考案の好適な一実施形態を示し、Aは要部側面図、Bは三味線の要部断面図である。 本考案の三味線の正面図である。 本考案の要部分解斜視図である。 ネジを締め込んでいる状態を示す要部断面図である。 本考案の要部断面図である。 本考案の三味線の要部正面図である。 本考案の他の実施形態を示す要部側面図である。
以下、本考案を実施するための好適な一実施形態を、添付図面に従って説明する。
本考案の緩み止め用具1は、図1等に示されるように、三味線2の棹2aのテーパー状の差込穴3に糸巻き4を固定するのに使用する。差込穴3は、糸巻き4の外周面との磨耗を防止できるよう、テーパー管状の金属製筒状金具5で形成されている。
緩み止め用具1は、糸巻き4の先端から糸巻き4の軸方向に沿って埋め込まれる棒状のナット1aと、この棒状のナット1aに糸巻き4の先端側から捩じ込まれるネジ1bと、このネジ1bの軸1b1に嵌め挿される鍔付き部材1cと、この鍔付き部材1cがネジ1bの先端側に移動するのを防止するためネジ1bの軸1b1に螺合されるナット状部材1dとで形成されている。
棒状のナット1aは、この実施形態では長さが20mmに選定されている。このナット1aを糸巻き4に埋め込むときは、糸巻き4の軸心に糸巻き4と同心状に丸孔4aを予め形成し、この丸孔4aにナット1aを嵌め込み接着する。そのため、ナット1aは、この実施形態では外周面に、接着剤が入り込み易くなるよう平目加工が施されている。
上記のネジ1bは、軸1b1の長さが、この実施形態では10mmに選定され、頭1b2は六角形のボルト頭状に形成されている。6は、螺子回しである。この螺子回し6は、ネジ1bの頭1b2に嵌合させる六角孔6aを備えて形成されている。
また鍔付き部材1cは、この実施形態では金属材で形成され、ネジ1bの頭1b2と接触する側面部1c1(図3参照)に、ネジ1bの頭1b2との摩擦を軽減するための転動体7を軸心周りに環状に複数備えて形成されている。
上記の鍔付き部材1cの鍔8は、上記の差込穴3の内周面に係止される大きさに形成されている。差込穴3は、通常、テーパー管状の金属製筒状金具5を備えてなる。従って、鍔付き部材1cの鍔8は、差込穴3の内周面としての、この金具5の内周面に係止される直径に形成されている。
上記のナット状部材1dは、この実施形態では合成樹脂材で円形に形成されている。このナット状部材1dは、その中心に、雌螺子を有する螺子孔1d1(図1A参照)が形成されている。
また本考案の三味線2は、上記のように形成されている緩み止め用具1を備えて形成されている。この場合、緩み止め用具1の棒状のナット1aは、図1A、図3等に示されるように、糸巻き4の先端から飛び出された状態で埋め込まれている。
また棒状のナット1aは、その露出端1a1に、割れ目9がナット1aの先端から軸方向に延ばされ、且つ180度隔てられて計2個形成されている。そして棒状のナット1aの露出端1a1は、この割れ目9を介してかしめられている。
次に、この実施形態の本考案の作用を説明する。
先ず使用者は、図1A、図3等に示されるように、糸巻き4の丸孔4aに棒状のナット1aを嵌め込み接着する。そして使用者は、棒状のナット1aの露出端1a1を、割れ目9を左右側にしてかしめる。
次に、使用者は、ネジ1bの軸1b1に鍔付き部材1cを嵌め差す。そして使用者は、この鍔付き部材1cがネジ1bから脱落しないようネジ1bの軸1b1にナット状部材1dを締め込み、鍔付き部材1cを、ネジ1bの頭1b2の側に寄せて取り付ける。
次に、使用者は、鍔付き部材1cを備えたネジ1bを、糸巻き4の棒状のナット1aに捻じ込む。その後、使用者は、この糸巻き4を、三味線2の棹2aの、金属製筒状金具5を備えた一方側の差込穴3(径の大きい方)から他方側の差込穴3(径の小さい方)に向かって差し込む。そして使用者は、鍔付き部材1cの鍔8を、他方側の差込穴3の金属製筒状金具5の内周面に係止させる。これにより、鍔付き部材1cは、他方側の差込穴3の中に固定される。
次に、使用者は、糸巻き4に糸を張った後、図4等に示されるように、棹2aの外側からネジ1bの頭1b2に螺子回し6の六角孔6aを嵌め挿し、ネジ1bを締める。この場合、ネジ1bの頭1b2は転動体7により、摩擦が軽減されるため、ネジ1bを楽に締めることができる。
而して、ネジ1bが締め込まれると、糸巻き4が、差込穴3の中に固定されている鍔付き部材1cの側に引き寄せられる。従って、糸巻き4は、棹2aの一方側の差込穴3(径の大きい方)の金属製筒状金具5の内周面に密着する。これにより、糸巻き4は、差込穴3に、きつく固定され、緩みが防止される。
以上の処において、本考案は、上記の転動体7に代え、図7に示されるように、ネジ1bの頭1b2と接触する鍔付き部材1cの側面部1c1(図3参照)が、硬質状に形成されているのでも良い。
この実施形態では、側面部1c1がポリアセタール樹脂(例えばデュポン社のデルリン(登録商標)など)製の鍔付きのワッシャー部材10で形成されている。鍔付き部材1cは、このワッシャー部材10の間に、例えばフッ素樹脂(例えばデュポン社のテフロン(登録商標)など)製のリング部材11が挟まれて同心状に積層され、一体化されることにより形成されている。
なお、本考案の場合、上記の螺子回し6は、ネジ1bの種類に応じて、例えば六角レンチ型や、先端が+形、或いは−形などに形成されているのでも良い。
1 緩み止め用具
1a 棒状のナット
1b ネジ
1b1 軸
1c 鍔付き部材
1d ナット状部材
2 三味線
2a 棹
3 差込穴
4 糸巻き
8 鍔

Claims (4)

  1. 三味線の棹のテーパー状の差込穴に糸巻きを固定するのに使用する三味線の糸巻きの緩み止め用具であって、糸巻きの先端から糸巻きの軸方向に沿って埋め込まれる棒状のナットと、この棒状のナットに糸巻きの先端側から捩じ込まれるネジと、このネジの軸に嵌め挿される鍔付き部材と、この鍔付き部材がネジの先端側に移動するのを防止するためネジに螺合されるナット状部材とで形成され、上記の鍔付き部材の鍔が、上記の差込穴の内周面に係止される大きさに形成されていることを特徴とする三味線の糸巻きの緩み止め用具。
  2. 請求項1記載の三味線の糸巻きの緩み止め用具であって、鍔付き部材が、ネジの頭と接触する側面部に、ネジの頭との摩擦を軽減するための転動体を軸心周りに環状に複数備えて形成されていることを特徴とする三味線の糸巻きの緩み止め用具。
  3. 請求項1記載の三味線の糸巻きの緩み止め用具であって、ネジの頭と接触する鍔付き部材の側面部が、硬質状に形成されていることを特徴とする三味線の糸巻きの緩み止め用具。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の三味線の糸巻きの緩み止め用具を備えてなる三味線であって、糸巻きの先端から棒状のナットが飛び出された状態で埋め込まれ、この棒状のナットの露出端に、割れ目がナットの先端から軸方向に延ばされて且つ180度隔てられて両側に形成され、この割れ目を介してナットの露出端がかしめられていることを特徴とする三味線。
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