JP3181075U - レトラクター固定装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】レトラクター固定装置1は、直線状に形成されたロッド部を有して手術台又は手術台に固定された部材Lに取り付けられる第1支持機構10と、中途部分に屈曲部を有する棒状に形成されたアーム本体を有するアーム部、及びアーム部の一端部を前記ロッド部へ連結する連結機構を有する第2支持機構30と、レトラクター80をアーム部の他端側へ固定するレトラクター固定機構60とを備えている。連結機構は、ロッド部に対してスライド可能且つ回転可能であるとともに、アーム部の一端部を回転自在に支持している。
【選択図】図1
Description
図1は、本実施形態に係るレトラクター固定装置1の使用形態の一例を示す概略図である。図1では、レトラクター固定装置1は、手術対象者である患者Pが横たわる手術台Bに固定されるL字状のスクリーン掛けLに対して固定される。スクリーン掛けLは、手術時に使用される覆布を掛けるためのものである。図2は、第1支持機構10が固定された状態のスクリーン掛けLを示す斜視図である。なお、図2においては、スクリーン掛けLに掛けられる覆布、及び手術台は省略している。
図3から図5は、それぞれ、第1支持機構10の斜視図、正面図、側面図であり、図6は、スクリーン掛けLに第1支持機構10が固定された状態における、スクリーン掛けLの直線部L1の長手方向に対して垂直な断面であって、図4において第1支持機構10がスクリーン掛けLに固定された状態のA−A断面図である。第1支持機構10は、基台部11と、該基台部11に固定されるロッド部12とを備えている。
図7から図9は、それぞれ、第2支持機構の斜視図、正面図、分解斜視図である。第2支持機構30は、アーム部31と、連結機構40とを備えている。
図10は、固定ツマミ60の正面図である。固定ツマミ60は、レトラクター80をアーム部31に固定するためのものである。固定ツマミ60は、アーム連結部61と、ツマミ部65とを備えている。
図11は、レトラクターの概形を示す斜視図である。レトラクター80は、細長い金属製の板状の部材で構成され、その一端側が湾曲している。この湾曲した部分が、患者Pの開創部P1に接触して該開創部P1を広げる開創保持部81を構成する。
レトラクター80を固定する手順について説明する。
以上説明したように、レトラクター固定装置1は、アーム部31をロッド部12へ連結する連結機構40が、ロッド部12に対してスライド可能且つ回転可能となっている。これにより、連結機構40をロッド部12に対してスライドさせることで、アーム部31がロッド部12の長手方向に平行移動し、連結機構40をロッド部12に対して回転させることで、アーム部31が回転移動する。これにより、レトラクター80の可動域が広がるため、患者Pの開創部P1に対するレトラクター80の配置自由度を高めることができる。
第2実施形態に係るレトラクター固定装置1は、第1実施形態に係るレトラクター固定装置と比べて、固定ツマミ60のツマミ部65の構成が異なっている。以下、第1実施形態と異なる点について主に説明し、第1実施形態と同様の構成の説明については、図面において同一の符号を付すことで又は同一の符号を引用して説明することで、省略する。
図13は、第2実施形態に係る固定ツマミを示す正面図である。
第3実施形態に係るレトラクター固定装置1は、第1実施形態及び第2実施形態に係るレトラクター固定装置と比べて、固定ツマミ60のツマミ部65の構成が異なっている。
第3実施形態に係るレトラクター固定装置1のツマミ部65は、弾性機構70がバネ機構で構成されている。
(1)前述の実施形態では、第1部材50及び第2部材51でロッド部12を挟んで保持しているが、この限りでなく、例えば第1部材50を省略した構成において、ロッド部12を、固定用ボルト55の先端部と第2部材51とで挟んで保持する構成であってもよい。
10 第1支持機構
11 基台部
12 ロッド部
30 第2支持機構
31 アーム部
32 アーム本体
34 屈曲部
40 連結機構
60 固定ツマミ(レトラクター固定機構)
80 レトラクター
B 手術台
P 患者(手術対象者)
P1 開創部
L スクリーン掛け(手術台に固定された部材)
Claims (8)
- 手術台又は手術台に固定された部材に取り付けられる基台部、及び直線状に形成され前記基台部に固定されるロッド部を有する第1支持機構と、
中途部分に屈曲部を有する棒状に形成されたアーム本体を有するアーム部、及び該アーム部の一端部を前記ロッド部へ連結する連結機構を有する第2支持機構と、
手術対象者の開創部を広げるためのレトラクターを前記アーム部の他端側へ固定するレトラクター固定機構とを備え、
前記連結機構は、前記ロッド部が挿通し該ロッド部に対してスライド可能且つ回転可能であるとともに、前記アーム部の一端部を回転自在に支持することを特徴とするレトラクター固定装置。 - 請求項1に記載のレトラクター固定装置であって、
前記連結機構は、
前記ロッド部が挿通される一対の開口部が形成された中空状に形成され、ボルト孔が形成された第1壁部及び該第1壁部に対向するように配置され前記アーム本体の一端部が挿通される貫通孔が形成された第2壁部を有するボックス部材と、
前記一対の開口部に挿通された前記ロッド部へ向かって進行するように、前記ボックス部材の外側から前記ボルト孔に螺合する固定用ボルトとを備え、
前記アーム部の一端部は、前記貫通孔の内径よりも直径の大きな球状に形成され、前記アーム本体の一端部が前記貫通孔に挿通した状態で前記ボックス部材内に配置されるボール部として構成され、
前記連結機構は、前記固定用ボルトが前記ボルト孔へ螺合することにより、該固定用ボルトの先端と前記第2壁部との間で前記ロッド部及び前記ボール部を挟んで保持するように構成されていることを特徴とするレトラクター固定装置。 - 請求項2に記載のレトラクター固定装置であって、
前記連結機構は、
前記ボックス部材内における前記第1壁部と前記ロッド部との間に配置される第1部材と、
前記ボックス部材内において前記ロッド部を挟んで前記第1部材に対向するように配置される第2部材とを備え、
前記連結機構は、前記固定用ボルトが前記ボルト孔へ螺合することにより、前記固定用ボルトの先端が前記第1部材を前記第2部材側へ押圧し前記第1部材と前記第2部材との間で前記ロッド部を挟んで保持するとともに、前記第2部材と前記第2壁部との間で前記ボール部を挟んで保持するように構成されていることを特徴とするレトラクター固定装置。 - 請求項3に記載のレトラクター固定装置であって、
前記第2部材における前記ボール部側の部分には、縁部及び底部の少なくとも一方で該ボール部を前記第2壁部側へ押圧する凹部が形成されていることを特徴とするレトラクター固定装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載のレトラクター固定装置であって、
前記レトラクター固定機構は、前記アーム本体における前記屈曲部よりも他端側の部分であるアーム先端側部が挿通し、該アーム先端側部に対してスライド可能且つ回転可能であるとともに、前記レトラクターを回転自在に支持することを特徴とするレトラクター固定装置。 - 請求項5に記載のレトラクター固定装置であって、
前記レトラクター固定機構は、
前記アーム先端側部が挿通するアーム挿通孔が形成されたアーム連結部と、
前記アーム連結部に螺合するツマミ部とを有し、
前記ツマミ部は、前記アーム先端側部が前記アーム挿通孔に挿通し、且つ前記アーム連結部が前記レトラクターに形成された位置決め孔に挿通した状態で、前記アーム連結部に螺合することにより、前記アーム先端側部及び前記レトラクターを、前記アーム挿通孔の内壁との間で挟んで保持するように構成されていることを特徴とするレトラクター固定装置。 - 請求項6に記載のレトラクター装置であって、
前記ツマミ部は、前記位置決め孔に挿通される際に該位置決め孔によって内側へ押圧されて弾性変形し、前記位置決め孔を通過した後に復元する、前記位置決め孔の内径よりも大きな弾性機構を備え、
前記弾性機構は、前記アーム先端側部及び前記レトラクターを、前記アーム挿通孔の内壁との間で挟んで保持することを特徴とするレトラクター固定装置。 - 請求項7に記載のレトラクター固定装置であって、
前記レトラクターには、長手方向に沿って複数の前記位置決め孔が形成され、
前記ツマミ部が挿入される前記位置決め孔の長手方向の位置によって、該位置決め孔を基準位置とした前記レトラクターの突出長さが決定されることを特徴とするレトラクター固定装置。
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