JP3180999B2 - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JP3180999B2 JP04459794A JP4459794A JP3180999B2 JP 3180999 B2 JP3180999 B2 JP 3180999B2 JP 04459794 A JP04459794 A JP 04459794A JP 4459794 A JP4459794 A JP 4459794A JP 3180999 B2 JP3180999 B2 JP 3180999B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、並列接続されたインバ
ータ装置間の出力電流のばらつきを一定値以内に抑える
インバータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の並列接続されたインバータ装置を
図6を参照して説明する。図6はインバータ装置の主回
路であり、同図に示すように、インバータ装置10a
は、直流電源7a,インバータ1a,トランス2a,電
流検出器3a,電圧検出器4a,遮断器5a及びフィル
タ8aより構成されている。インバータ1aの直流側は
直流電源7aに接続され、その交流側はトランス2aに
接続されている。また、トランス2aの別の巻線は、フ
ィルタ8a,電流検出器3a,電圧検出器4aに接続さ
れ、さらに遮断器5aの一端に接続されている。遮断器
5aの他端は、電流検出器6を介して負荷11に接続さ
れている。
【0003】また、インバータ装置10aと並列接続さ
れるインバータ装置10bも、インバータ装置10aと
同様の構成となっている。すなわち、インバータ装置1
0bは、直流電源7b,インバータ1b,トランス2
b,電流検出器3b,電圧検出器4b,遮断器5b及び
フィルタ8bより構成されている。インバータ1bの直
流側は直流電源7bに接続され、その交流側はトランス
2bに接続されている。また、トランス2bの別の巻線
は、フィルタ8b,電流検出器3b,電圧検出器4bに
接続され、さらに遮断器5bの一端に接続されている。
遮断器5bの他端は、電流検出器6を介して負荷11に
接続されている。
【0004】したがって、遮断器5aの端子と遮断器5
bの端子とは接続されており、これにより2台のインバ
ータ装置10a,10bは並列接続されている。2台以
上のインバータ装置が並列接続される場合も同様にして
接続される。
【0005】しかして、電流検出器3aおよび電圧検出
器4aは、それぞれインバータ装置10aの出力電流お
よび出力電圧を検出し、電流検出器3bおよび電圧検出
器4bは、それぞれインバータ装置10bの出力電流お
よび出力電圧を検出する。電流検出器6は、並列接続さ
れたインバータ装置全体から負荷11に供給される電流
を検出する。
【0006】また、直流電源7a,7bとしては、鉛蓄
電池等のバッテリ,交流電源に接続された整流器,直流
コンデンサ,直流電源に接続されたチョッパ回路,ある
いはそれらを組み合わせたものを電源としても構わな
い。さらに、並列接続されたインバータ1a,1bが同
一の直流電源としても構わない。
【0007】図7はインバータ装置10aの制御回路図
である。同図において、電圧検出器4aの出力(以下電
圧フィードバックと称する。)は、ベクトル変換器30
と位相検出器26に接続されており、位相検出器26
は、ベクトル変換器30とベクトル逆変換器31に接続
されている。
【0008】位相検出器26の出力は、電圧フィードバ
ック22の位相角29である。ベクトル変換器30の出
力は、電圧基準21から減算され,その偏差が電圧制御
装置23に入力されている。電圧制御装置23は、積分
器24,ゲイン25から構成される比例−積分(PI)
制御装置である。電圧制御装置23の入力は積分器24
に入力され、さらにその出力と加算されゲイン25に入
力されている。ゲイン25の出力が電圧制御装置23の
出力となる。電圧制御装置23の出力は、ベクトル逆変
換器31に入力され、このベクトル逆変換器31の出力
は、ゲート制御装置27に入力され、その出力はゲート
パルス28としてインバータ1aに入力されている。
【0009】位相検出器26は通常PLLなどで構成さ
れており、インバータ装置10aの出力電圧の位相を検
出する。位相検出器26の入力はインバータ装置10a
の出力電圧以外に、他の系統の電圧等でも構わない。ま
た、一台の位相検出器26の出力29を、並列接続され
た他のインバータ装置(10b,…)のベクトル変換器
30,逆変換装置31に入力しても構わない。
【0010】ベクトル変換器30は、インバータ装置1
0aの電圧フィードバックを電圧ベクトルに同期した座
標(d−q軸)上に、座標変換(d−q変換)する。ベ
クトル逆変換装置31はその逆の作用をする。座標変換
(d−q変換)により基本波成分は等価的に直流量に変
換されるため、制御を精度良く行うことができる。イン
バータ装置10aの出力電圧は、電圧制御装置23によ
り予め設定された電圧基準21の一定範囲以内に保たれ
る。
【0011】上記説明では、インバータ装置10aの制
御回路について説明したが、並列接続される他のインバ
ータ装置10bの制御回路もインバータ装置10aの制
御回路と同様な構成であるので、その説明は省略する。
【0012】ところで、上記構成の従来のインバータ装
置では以下のような問題がある。インバータ装置の制御
回路では、インバータ装置の出力電圧は一定に制御され
るため、負荷には安定に電力が供給される。しかし、並
列接続されたインバータ装置間の電流を制御していない
ため、これらインバータ装置間で電流出力にアンバラン
スが生じ、出力を多く出しているインバータ装置が飽和
することになるので、システム全体として十分な出力が
とれなくなるという問題がある。さらに並列接続された
インバータ装置間で横流が流れ、負荷の大小によらずイ
ンバータ装置が過電流となってしまうという問題があ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解決するためになされたもので、その目的は、並列接続
されたインバータ装置間の電流ばらつきを一定値以内に
抑えるインバータ装置を提供することにある。また他の
目的は、並列接続されたインバータ装置間で横流が流れ
ないインバータ装置を提供することにある。さらに別の
目的は、パルス間隔を十分長くすることで、安定な制御
を行うことができるインバータ装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1は、並列接続された少なくともN
台(N≧2)のインバータ装置と、各インバータ装置の
出力電圧を検出する各電圧検出器と、各インバータ装置
の出力電流を検出する各第1の電流検出器と、並列接続
された前記インバータ装置全体から負荷に供給される電
流を検出する第2の電流検出器と、各インバータ装置の
電圧基準と前記各電圧検出器との偏差を積分する積分器
とこの積分器の出力と前記各インバータ装置の電圧基準
と前記各電圧検出器との偏差とを加算する加算器とこの
加算器の出力にゲインを乗じるゲイン手段とを有する電
圧制御装置とを備えたインバータ装置において、前記第
2の電流検出器の出力を並列接続されたインバータ装置
の台数Nで除算した値から前記第1の電流検出器の出力
を減算したアンバランス電流に応じてパルス状の信号を
出力する電流バランス制御装置と、前記積分器の入力で
ある前記各インバータ装置の電圧基準と前記各電圧検出
器との偏差に前記電流バランス制御装置の出力を加算す
る加算器とを具備したことを特徴とする。
【0015】本発明の請求項2は、請求項1記載のイン
バータ装置において、前記電流バランス制御装置は、
ンバランス電流の絶対値とアンバランス電流許容値とを
比較する比較器と、前記比較器の出力と第2のワンショ
ット回路の出力との論理積を演算するAND回路と、前
記AND回路の出力の立ち上がりに同期して予め設定さ
れた期間論理1のパルスを発生する第1のワンショット
回路と、前記第1のワンショット回路の出力の立ち上が
りに同期して予め設定された期間論理0のパルスを発生
する第2のワンショット回路と、アンバランス電流と前
記第1のワンショット回路の出力を乗算する乗算器とを
有し、前記電流バランス制御装置の出力として、前記乗
算器の出力を出力することを特徴とする。
【0016】本発明の請求項3は、請求項1記載のイン
バータ装置において、前記電流バランス制御装置は、ア
ンバランス電流の絶対値がアンバランス電流許容値を超
えるとアンバランス電流の符号に合わせて論理出力を出
力するリミッタと、パルス間隔、パルス幅の一定パルス
列を出力するパルス発生器と、前記リミッタの出力と前
記パルス発生器の出力を乗算する乗算器とを有し、前記
電流バランス制御装置の出力として、前記乗算器の出力
を出力することを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明のインバータ装置によると、並列接続さ
れたインバータ装置間の電流のばらつきであるアンバラ
ンス電流に応じて、パルス状の信号を前記積分器の入力
である前記各インバータ装置の電圧基準と前記各電圧検
出器との偏差に加算することにより、並列接続されたイ
ンバータ装置間の電流ばらつきを一定値以内に抑えるこ
とができる。したがって、並列接続された複数のインバ
ータ装置間で横流が流れることがなく、また、パルス間
隔を十分長くすることで安定な制御を行うことができ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の回路図である。同図にお
いて、電流検出器6の出力は、検出電流(総合)41と
してゲイン43に入力される。ここで、ゲイン43は、
並列接続されるインバータ装置の台数nの逆数1/nと
する。電流検出器3aの出力は、検出電流(個別)42
としてゲイン43の出力より減算され、偏差がフィルタ
44に入力される。フィルタ44の出力は、ベクトル変
換器32に入力される。ベクトル変換器32には、さら
に位相検出器26の出力29が入力され、ベクトル変換
器32の出力ΔI(以下、アンバランス電流と称す)
は、電流バランス制御装置40に入力されている。電流
バランス制御装置40は、パルス発生器45,乗算器4
7より構成されている。ベクトル変換器32から電流バ
ランス制御装置40への入力は、パルス発生器45と乗
算器47に入力されている。この乗算器47には、さら
にパルス発生器45の出力が入力され、また乗算器47
の出力は、制御信号48として制御定数50を乗じた
後、電圧制御23の積分器24の入力に加算される。
【0019】上記以外の構成は、既に従来例として説明
した図6,図7のインバータ装置と同じ構成なので、そ
の説明は省略する。図2は本実施例で使用されるパルス
発生器45の構成図であり、このパルス発生器45は、
絶対値検出器61と、比較器62と、論理AND63
と、ワンショット回路64と、ワンショット回路65と
から構成されている。
【0020】同図に示すように、入力信号のアンバラン
ス電流ΔIは、絶対値検出器61に入力されている。絶
対値検出器61の出力は比較器62に入力されており、
また比較器62には、アンバランス電流許容値ΔImax
が入力されている。比較器62の出力は論理AND63
に入力され、また論理AND63の他にはワンショット
回路65の出力が入力されている。論理AND63の出
力はワンショット回路64に入力されている。またワン
ショット回路64は、入力の立ち上がりに同期して予め
設定されたパルス幅To 秒間論理1を出力する。ワンシ
ョット回路64の出力はパルス発生器45の出力であ
り、パルス信号46となる。また、ワンショット回路6
4の他の出力は、ワンショット回路65に入力されてい
る。ワンショット回路65は入力の立ち上がりに同期し
て予め設定されたパルス幅T1 秒間論理0を出力する。
【0021】次に、本実施例の動作を図1,図2および
図3について説明する。インバータ装置全体の出力側に
設置された電流検出器6で検出された出力は、検出電流
(総合)41としてゲイン43に入力され1/n倍され
る。また、インバータ装置10aの出力側に設置された
電流検出器3aの出力は、検出電流(個別)42とし
て、1/n倍された検出電流(総合)41より減算さ
れ、その偏差が求められる。この偏差をベクトル変換器
32により出力電圧と同期した座標上に座標変換(d−
q変換)され、アンバランス電流ΔIが得られる。この
アンバランス電流ΔIは、並列接続されたインバータ装
置10a,10b間の出力電流のばらつきに比例するこ
とになる。従って、アンバランス電流ΔIを一定値以下
に抑えることにより、インバータ装置10a,10b間
の出力電流のばらつきを一定値以下に抑えることができ
る。
【0022】そこで、アンバランス電流ΔIの絶対値
が、アンバランス電流許容値ΔImaxと比較器62にて
比較され、アンバランス電流ΔIの絶対値がアンバラン
ス電流許容値ΔImax を越えると、比較器62の出力が
論理1となる。比較器62の出力の立ち上がりに同期し
て、ワンショット回路64はパルス幅To の論理1のパ
ルスを出力し、これがパルス信号46となる。一方、こ
のパルス信号46の立ち上りに同期し、ワンショット回
路65はパルス幅T1 の論理0のパルスを出力し、論理
AND63の出力をマスクする。パルス信号46は、ア
ンバランス電流ΔIと乗算器47にて乗算され制御信号
48となり、さらに制御定数50を乗ぜられ、電圧制御
装置23の積分器24の入力に加算される。積分器24
の出力は前記パルス信号によりステップ的に変化し、ア
ンバランス電流ΔIを小さくするように作用する。
【0023】パルス信号46は、アンバランス電流ΔI
の絶対値が許容値ΔImax を越えている間出力され、ア
ンバランス電流ΔIを小さくするように作用するため、
アンバランス電流ΔIが一定値以内に抑えられるように
制御される。したがって、並列接続された複数のインバ
ータ装置間の出力電流のばらつきを一定値以内に抑える
ことができる。また、パルス間隔T1 を十分長くするこ
とで、安定な制御を行うことができる。通常、比例−積
分制御の積分項のステップ的な変化は、比例項により瞬
時に補正されるため、出力電圧歪等への悪影響の少ない
制御系が構成できる。
【0024】図4は、本発明の他の実施例の構成図であ
る。本実施例は制御信号48を一定パルス列の符号変調
とした例であり、電流バランス制御装置40は、パルス
発生器45aと、乗算器47と、リミッタ49とから構
成されている。この電流バランス制御装置40の構成が
図1の実施例と異なるのみで、それ以外の構成は、図1
の実施例と同じであるので、同一部分には同一符号を付
してその説明は省略する。
【0025】同図に示すように、リミッタ49は、アン
バランス電流ΔIの絶対値がアンバランス電流許容値Δ
Imax を越えると入力の符号に合わせて、±1を出力す
る。このリミッタ49の出力は乗算器47に入力され
る。またパルス発生器45aは、パルス間隔T2 ,パル
ス幅To の一定パルス列を出力し、この出力が乗算器4
7に入力される。乗算器47の出力48は電流バランス
制御装置40の出力となる。
【0026】図5は、図4の各部の動作波形図である。
同図において、アンバランス電流ΔIがアンバランス電
流許容値ΔImax を越えると、リミッタ49の出力が1
となる。このとき、パルス発生器45がパルスを出力す
ると、制御信号48は正のパルスとなり、さらに制御定
数50を乗ぜられ、電圧制御装置23の積分器24の入
力に加算される。積分器24の出力は前記パルス信号に
よりステップ的に変化し、アンバランス電流ΔIを小さ
くするように作用する。
【0027】アンバランス電流ΔIが負のアンバランス
電流許容値−ΔImax 以下になった場合は、制御信号4
8は負のパルスとなる。その外の動作は上記実施例と同
じであるので、その説明は省略する。
【0028】上述したように、本実施例によると、制御
信号はアンバランス電流ΔIの大きさによらず一定のた
め、安定した応答を得ることができる。また、制御定数
50を選定することにより、アンバランス電流が、一定値
以上の状態で系がバランスしてしまうことを防ぐことが
でき、必ずアンバランス電流ΔIを一定値以内に抑える
ことができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
アンバランス電流を検出してパルス列を発生する方式を
採用しているので、有限整定応答等ディジタル制御手法
が採れる。さらに、アンバランス電流が規定値を越えた
ら一定パルスを発生する方式であるので、系の損失等に
よりアンバランス電流が規定値を越えた状態で安定する
ことなく確実にバランス制御をかけられる。したがっ
て、並列接続されたインバータ装置間の電流ばらつきを
一定値以内に抑えると共にインバータ装置間で横流が流
れないインバータ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図。
【図2】図1の制御回路図。
【図3】図1における各部の動作波形図。
【図4】本発明の他の一実施例の構成図。
【図5】図4の各部の動作波形図。
【図6】従来のインバータ装置の構成図。
【図7】図6の従来のインバータ装置の制御回路図。
【符号の説明】
1…インバータ、2…トランス、3…電流検出器、4…
電圧検出器、5…遮断機、6…電流検出器、7…直流電
源、8…フィルタ、10…インバータ装置、11…負
荷、21…電圧基準、22…電圧フィードバック、23
…電圧制御装置、24…積分器、25…ゲイン、26…
位相検出器、27…ゲート制御装置、28…ゲートパル
ス、29…位相角、30…ベクトル変換器、31…ベク
トル逆変換器、32…ベクトル変換器、40…電流バラ
ンス制御装置、41…検出電流(総合)、42…検出電
流(個別)、43…ゲイン、44…フィルタ、45,4
5a…パルス発生器、46…パルス信号、47…乗算
器、48…制御信号、49…リミッタ、50…制御定
数、61…絶対値検出器、62…比較器、63…論理A
ND、64,65…ワンショット回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/48

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列接続された少なくともN台(N≧
    2)のインバータ装置と、 各インバータ装置の出力電圧を検出する各電圧検出器
    と、 各インバータ装置の出力電流を検出する各第1の電流検
    出器と、 並列接続された前記インバータ装置全体から負荷に供給
    される電流を検出する第2の電流検出器と、各インバータ装置の電圧基準と前記各電圧検出器との偏
    差を積分する積分器とこの積分器の出力と前記各インバ
    ータ装置の電圧基準と前記各電圧検出器との偏差とを加
    算する加算器とこの加算器の出力にゲインを乗じるゲイ
    ン手段とを有する電圧制御装置とを備えたインバータ装
    置において、 前記第2の電流検出器の出力を並列接続されたインバー
    タ装置の台数Nで除算した値から前記第1の電流検出器
    の出力を減算したアンバランス電流に応じてパルス状の
    信号を出力する電流バランス制御装置と、 前記積分器の入力である前記各インバータ装置の電圧基
    準と前記各電圧検出器との偏差に前記電流バランス制御
    装置の出力を加算する加算器とを具備したことを特徴と
    するインバータ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインバータ装置におい
    て、前記電流バランス制御装置は、アンバランス電流の絶対値とアンバランス電流許容値と
    を比較する比較器と、 前記比較器の出力と第2のワンショット回路の出力との
    論理積を演算するAND回路と、 前記AND回路の出力の立ち上がりに同期して予め設定
    された期間論理1のパルスを発生する第1のワンショッ
    ト回路と、 前記第1のワンショット回路の出力の立ち上がりに同期
    して予め設定された期間論理0のパルスを発生する第2
    のワンショット回路と、 アンバランス電流と前記第1のワンショット回路の出力
    を乗算する乗算器とを有し、 前記電流バランス制御装置の出力として、前記乗算器の
    出力を出力することを 特徴とするインバータ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のインバータ装置におい
    て、前記電流バランス制御装置は、 アンバランス電流の絶対値がアンバランス電流許容値を
    超えるとアンバランス電流の符号に合わせて論理出力を
    出力するリミッタと、 パルス間隔、パルス幅の一定パルス列を出力するパルス
    発生器と、 前記リミッタの出力と前記パルス発生器の出力を乗算す
    る乗算器とを有し、 前記電流バランス制御装置の出力として、前記乗算器の
    出力を出力することを特徴とするインバータ装置。
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