JP3180648B2 - 広域データベース管理システム - Google Patents

広域データベース管理システム

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JP3180648B2
JP3180648B2 JP00762896A JP762896A JP3180648B2 JP 3180648 B2 JP3180648 B2 JP 3180648B2 JP 00762896 A JP00762896 A JP 00762896A JP 762896 A JP762896 A JP 762896A JP 3180648 B2 JP3180648 B2 JP 3180648B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の地域に分
散配置された地域内データベース管理システムを通信回
線を介して接続してなる広域データベース管理システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5および図6は従来の一般的なデータ
ベース管理システムの構成を例示したものである。これ
らのうち図5に示すものは、データベースのアクセスを
管理するファイルサーバSとクライアントの端末装置C
とをLAN(ローカルエリアネットワーク)1を介して
接続した構成となっている。なお、実際はLAN1に対
し多数の端末装置が接続されるが、図面が煩雑になるた
め、図示が省略されている。この構成において、各クラ
イアントはLAN1およびファイルサーバSを介すこと
により自由にデータベースのアクセスをすることができ
る。
【0003】一方、図6に示すシステムは、地理的に離
れて存在する各クライアントが共通のデータベースをア
クセスし得るようにしたものである。この図6に示す例
では、あるサイト(地域)AではファイルサーバS−A
が設置されており、このファイルサーバS−Aおよび端
末装置C−AがLAN1Aによって接続されている。ま
た、この地域と地理的に離れた別のサイトBにおいては
端末装置C−BがLAN1Bによって接続されている。
そして、各サイト間は通信回線2を介して相互に接続さ
れている。この構成において、サイトAのクライアント
は、LAN1AおよびファイルサーバS−Aを介すこと
によりデータベースのアクセスを行うことができる。一
方、サイトBのクライアントは、通信回線2を介すこと
によりデータベースのアクセスを行うこととなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、上述した各デー
タベース管理システムのうち図5に示すものは、データ
ベースと各クライアントとを結ぶLANの伝送能力が一
般的に高いため、各クライアントはLANを介した情報
伝送の速度の制約を殆ど受けずに、データベースのアク
セスを行うことができる。
【0005】ところが、上記図6に示すような広域のク
ライアントを対象としたデータベース管理システムの場
合、LANのみを介してデータベースをアクセスするこ
とができるのはデータベースの設置されたサイトのクラ
イアントのみであり、このサイト以外のサイトのクライ
アントは通信回線を介してデータベースのアクセスを行
わねばならない。そして、このサイト間を結ぶ通信回線
の伝送能力はサイト内のLANの伝送能力に比べると低
い。このため、データベースから距離的に離れたサイト
のクライアントは満足な応答速度でデータベースをアク
セスすることができないという問題があった。
【0006】この発明は、以上説明した事情に鑑みてな
されたものであり、地理的に離れて存在する各クライア
ントが十分な応答速度でデータベースのアクセスを行う
ことができる広域データベース管理システムを提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
各々複数の地域に分散して配置され、管轄地域内のクラ
イアントを対象とした情報サービスを行う複数の地域内
データベース管理システムを通信回線を介して接続して
なる広域データベース管理システムであって、前記各地
域内データベース管理システムが、当該地域のみで流通
する地域内情報と、当該地域および他の地域で流通する
共通情報とを格納したデータベースと、 前記データベー
スのアクセスを管理するファイルサーバと、 前記クライ
アント及び当該他の地域内データベース管理システムの
前記ファイルサーバに対するアクセスを中継する情報交
換用ゲートウェイとを有し、 前記情報交換用ゲートウェ
イは、 当該地域内の前記クライアントからの情報更新要
求を受け付けた場合には、前記ファイルサーバを介して
前記データベースの情報を更新し、その更新された情報
が前記地域内情報ならば、処理を終了し、その更新され
た情報が前記共通情報ならば、当該共通情報が流通する
地域を検知し、前記通信回線を介して該共通情報につい
て同期が必要な管轄地域の前記情報交換用ゲートウェイ
に対して、該共通情報の更新内容を示す更新情報を送信
するとともに、当該地域外の前記情報交換用ゲートウェ
イから更新情報を受け取った場合には、前記更新情報に
基づいて前記データベース内の当該共通情報を更新する
ことを特徴とする広域データベース管理システムを要旨
とする。
【0008】請求項2に係る発明は、前記情報交換用ゲ
ートウェイは、当該地域内のクライアントから共通情報
の更新要求を受けて当該更新要求に対応した共通情報の
更新を行う場合に、その更新が終了するまで他の地域内
データベース管理システムの情報交換用ゲートウェイが
当該共通情報についての他の更新要求を受け付けるのを
禁止することを特徴とする請求項1記載の広域データベ
ース管理システムを要旨とする。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に理解しやすく
するため、実施の形態について説明する。かかる実施の
形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を
限定するものではなく、本発明の範囲で任意に変更可能
である。
【0011】A.第1の実施形態 図1はこの発明の第1の実施形態である広域データベー
ス管理システムの構成を示すものである。この広域デー
タベース管理システムは、サイトAに設けられた地域内
データベース管理システムとサイトBに設けられた地域
内データベース管理システムとを通信回線2によって接
続してなるものである。ここで、サイトAにおける地域
内データベース管理システムは、データベースD−Aを
保有しており、このデータベースのアクセスを管理する
ファイルサーバS−Aとクライアントの端末装置C−A
とがLAN1−Aを介して接続されている。一方、サイ
トBにおける地域内データベース管理システムも、独自
にデータベースD−Bを保有しており、このデータベー
スのアクセスを管理するファイルサーバS−Bとクライ
アントの端末装置C−BとがLAN1−Bによって接続
されている。
【0012】サイトAの保有するデータベースには、サ
イトA内のクライアントのみがアクセスし、サイトA内
でのみ流通する地域内情報と、サイトAおよびBの両方
のクライアントがアクセスし、サイトAおよびBの両方
のサイトにおいて流通する共通情報が格納されている。
同様に、サイトBの保有するデータベースにも、サイト
B内でのみ流通する地域内情報と、両方のサイトにおい
て流通する共通情報が格納されている。
【0013】また、サイトAおよびBの各地域内データ
ベース管理システムは、情報交換用ゲートウェイG−A
およびG−Bを各々有しており、各サイトのクライアン
トがデータベースをアクセスする際には各情報交換用ゲ
ートウェイを介してクライアントおよびデータベース間
の情報の授受が行われる。また、各情報交換用ゲートウ
ェイは、各々が設けられたサイトのデータベースの更新
状況(情報の削除、追加、変更等)を常時監視する。そ
して、一方のサイトのデータベース内の共通情報の更新
がなされるときには、各情報交換用ゲートウェイが通信
回線2を介して更新内容に関する情報の授受を行うこと
により、データベースの記憶内容の同期化、すなわち、
一方のサイトにおける更新後の共通情報と一致するよう
に他方のサイトの共通情報を更新する処理を行う。
【0014】図2は、サイトA内のクライアントが端末
装置C−Aから情報更新の要求をした場合の処理の流れ
を示している。以下、この図を参照し、本実施形態の動
作を説明する。
【0015】まず、上記情報更新の要求は、サイトA内
の情報交換用ゲートウェイG−Aに引き渡される(ステ
ップS1)。情報交換用ゲートウェイG−Aは、この情
報更新の要求に応答し、ファイルサーバS−Aを介すこ
とにより、データベースD−A内の該当する情報の更新
を行う(ステップS2)。ここで、データベースには自
サイト(サイトA)のみで流通する地域内情報および
A,B両サイトで流通する共通情報が格納されている
が、クライアントの情報更新の要求がいずれの情報を目
的とするかに拘わらず、その要求に対応した情報更新は
このステップS2において行われる。すなわち、クライ
アントは、目的とする情報が地域内情報であるか共通情
報であるかとは無関係に、このステップS2の終了を以
て情報更新という目的を達成する。
【0016】次に情報交換用ゲートウェイG−Aは、更
新を行った情報がサイトA,Bの両サイトで流通する共
通情報かサイトA内でのみ流通する地域内情報か否か、
すなわち、データベースの同期化が必要か否かを判断す
る(ステップS3)。この判断結果が「NO」の場合
は、これを以て上記情報更新の要求に対応した全処理が
終了する。
【0017】一方、ステップS3の判断結果が「YE
S」である場合には、情報交換用ゲートウェイG−A
は、共通情報に対して行われた更新内容を表す更新情報
を通信回線2を介してサイトBの情報交換用ゲートウェ
イG−Bに送る(ステップS4)。この更新情報を受け
取った情報交換用ゲートウェイG−Bは、ファイルサー
バS−Bを介すことにより、この更新情報に基づいてデ
ータベースD−B内の共通情報の更新を行い、サイトB
の共通情報の内容をサイトAの共通情報の内容に一致さ
せる(ステップS5)。このようにして両サイトのデー
タベースの同期化が実行され、上記クライアントの情報
更新の要求に対応した全処理が終了する。
【0018】以上のように、本実施形態においては、各
クライアントは、自分の属するサイトのデータベースを
更新することを以て、他のサイトと共有する共通情報の
更新を行うことができ、その後の情報交換用ゲートウェ
イの働きにより、各サイトの共通情報の同期化が行われ
る。従って、クライアントからみた応答速度を犠牲にす
ることなく、広域のクライアントを対象としたデータベ
ース管理を実現することができる。また、各サイトのデ
ータベースが自サイトのみならず他のサイトとの間で流
通する共通情報をも格納しているため、クライアントは
自サイトのファイルサーバにユーザ登録をしておけば、
あらゆるサイトのクライアントとの間で共通情報を授受
を行うことができる。
【0019】B.第2の実施形態 上記第1の実施形態において示したように、本発明に係
る広域データベース管理システムでは、各クライアント
は、各々、自分が属するサイトのデータベースのみをア
クセスすることにより、自サイトのみで流通する地域内
情報のみならず、各サイト間で流通する共通情報のアク
セスをも行うことができる。
【0020】しかしながら、このようにサイトを異にす
る各クライアントが別々のデータベースに格納された同
一の共通情報を独立にアクセスすると、クライアントの
数が多く、かつ、上記共通情報についての情報更新が頻
繁に行われる状況においては、各サイト間で共通情報に
不一致が生じてしまうおそれがある。
【0021】すなわち、例えば上記第1の実施形態にお
いて、サイトAのクライアントとサイトBのクライアン
トがほぼ同時刻にサイトA,B間の共通情報の更新を要
求した場合、サイトAではサイトAのクライアントから
の要求に応じた共通情報の更新が行われた後、サイトB
のクライアントからの要求に応じた共通情報の更新が行
われるのに対し、サイトBではサイトBのクライアント
からの要求に応じた共通情報の更新が行われた後、サイ
トAのクライアントからの要求に応じた共通情報の更新
が行われる、ということがあり得る。このような情報更
新が行われると、最悪の場合、サイトAおよびB間で共
通情報に不一致が生じてしまうのである。
【0022】以下、説明する第2の実施形態は、このよ
うな不都合の発生を防止した広域データベース管理シス
テムを提供するものである。
【0023】図3に本実施形態の構成を示す。この広域
データベース管理システムは、サイトA,B,Cに設け
られた各地域内データベース管理システムを通信回線2
によって接続したものである。上記第1の実施形態と同
様、各サイトの地域内データベース管理システムは、デ
ータベースD−A,D−BおよびD−Cを各々有してい
る。サイトAのデータベースD−Aには、サイトAのみ
で流通する地域内情報、サイトA,Bで流通する共通情
報、サイトA,Cで流通する共通情報、サイトA,B,
Cで流通する共通情報が各々格納されている。他のサイ
トについても同様であり、図示の地域内情報および共通
情報が各データベースに格納されている。各サイトにお
ける情報交換用ゲートウェイG−A,G−BおよびG−
Cは、上記第1の実施形態において説明した機能の他、
自サイト内の端末装置が共通情報を更新する場合に、上
記不都合が生じないように通信回線2を介して他のサイ
トの情報交換用ゲートウェイの制御を行う機能を有して
いる。その他、各地域内データベース管理システムの構
成は、上記第1の実施形態において説明したものと同様
であるので、説明は省略する。
【0024】以下、本実施形態の動作を説明する。ま
ず、サイトA内のある端末装置がサイトAに対応した地
域内情報についての更新要求D1を出力し、その後、サ
イトA内の別の端末装置が同地域内情報についての更新
要求D2を出力する場合の動作について説明する。
【0025】この場合、情報交換用ゲートウェイG−A
は、まず、更新要求D1に応じ、ファイルサーバS−A
を介してデータベースD−A内の地域内情報を更新す
る。この更新が終了した後、情報交換用ゲートウェイG
−Aは、更新要求D2に応じ、ファイルサーバS−Aを
介してデータベースD−A内の地域内情報を更新する。
情報交換用ゲートウェイG−Aは、各更新要求に応じた
地域内情報の更新を行っている期間は地域内情報を目的
とする更新要求は受け付けず、かかる要求を送ってきた
端末装置に対しては待機を指示する。そして、各更新要
求に応じた地域内情報の更新が完了した後、待機中の端
末装置からの要求を受け付ける。
【0026】次に、サイトB内のある端末装置がサイト
B,Cの共通情報についての更新要求D3を出力し、そ
の後僅かに遅れて、サイトC内の端末装置がサイトB,
Cの共通情報についての更新要求D4を出力する場合の
動作について説明する。
【0027】この場合、最初にサイトBの情報交換用ゲ
ートウェイG−Bが、同サイト内の端末装置からの更新
要求D3を受け取る。情報交換用ゲートウェイG−B
は、更新要求D3がサイトB,Cの共通情報を目的とす
るものであることを検知すると、通信回線を介してサイ
トCの情報交換用ゲートウェイG−Cに対し、サイト
B,Cの共通情報を目的とした更新要求を受け付けずに
待機すべき旨の待機要求RQを送る。サイトCでは、上
記の通り、サイトB,Cの共通情報を目的とした更新要
求D4が端末装置から出力されるが、このとき情報交換
用ゲートウェイG−Cは上記待機要求RQを受け取って
いるため、更新要求D4を拒否し、この更新要求を送っ
てきた端末装置に対して待機を指示する。なお、この場
合に情報交換用ゲートウェイG−Cが拒否するのはサイ
トB,Cの共通情報を目的とした更新要求のみであり、
それ以外の情報を目的とした更新要求は情報交換用ゲー
トウェイG−Cによって受理され、更新要求に対応した
情報の更新が行われる。
【0028】一方、サイトB内では、情報交換用ゲート
ウェイG−Bが更新要求D3に基づき、ファイルサーバ
S−Bを介することにより、データベースD−B内のサ
イトB,Cの共通情報の更新を行う。次いで情報交換用
ゲートウェイG−Bは、この更新の内容を示す更新情報
を通信回線2を介しサイトCの情報交換用ゲートウェイ
G−Cへ送る。
【0029】サイトCの情報交換用ゲートウェイG−C
は、この更新情報に基づき、ファイルサーバS−Cを介
することにより、データベースD−B内のサイトB,C
の共通情報の更新を行う。このようにして、サイトBお
よびCの各々が保有する各共通情報について、更新要求
D3に基づく更新処理が完了する。
【0030】サイトCの情報交換用ゲートウェイG−C
は、上記更新処理が完了することにより、端末装置に対
して行っていた待機の指示を解除する。この結果、同端
末装置から再び更新要求D4が出力される。
【0031】情報交換用ゲートウェイG−Cは、この更
新要求D4がサイトB,Cの共通情報を目的とするもの
であることを検知すると、通信回線を介してサイトBの
情報交換用ゲートウェイG−Bに対し、サイトB,Cの
共通情報を目的とした更新要求を受け付けずに待機すべ
き旨の待機要求RQを送る。
【0032】この結果、サイトBでは、その後、サイト
B,Cの共通情報を目的とした更新要求が生じても、そ
の要求が拒否される。そして、サイトCにおいて更新要
求D4に対応した共通情報の更新が行われ、その更新内
容を示す更新情報がサイトCからサイトBへ送られる
と、サイトBにおいても更新要求D4に対応した共通情
報の更新が行われる。この更新が完了することにより、
再び、サイトB,Cの共通情報を目的とした更新要求を
処理可能な状態となる。
【0033】以上、2個のサイトにおいて流通する共通
情報の更新を行う場合を例に説明したが、あるサイトの
端末がサイトA,B,Cの共通情報を目的とする更新要
求を出力した場合においても全く同様である。すなわ
ち、この場合には、当該サイトの情報交換用ゲートウェ
イから他のすべてのサイトの情報交換用ゲートウェイに
対し、サイトA,B,Cの共通情報を目的とする更新要
求を受け付けずに待機すべき旨の要求が送られ、当該サ
イトにおいて更新要求に対応した共通情報の更新が行わ
れた後、他のサイトにおいても共通情報の更新が行わ
れ、その後、待機が解除されるのである。
【0034】このように本実施形態では、サイトを異に
する各クライアントが頻繁に共通情報の更新要求を各々
出力する状況下においても、各サイトの共通情報は全く
同一の順序で各更新要求に対応した更新処理が施される
ため、各サイトの共通情報の同一性が担保される。
【0035】C.第3の実施形態 上記各実施形態では、各サイトに対し、情報交換用ゲー
トウェイを各々設けた。本実施形態では、図4に例示す
るように、1つのサイトAのみに情報交換用ゲートウェ
イG−Aが設けられている。この構成において、各サイ
トのクライアントからの出力される共通情報についての
更新要求は、すべて情報交換用ゲートウェイG−Aに集
められ、この情報交換用ゲートウェイG−Aにより、各
サイトのデータベースの共通情報の更新が行われる。共
通情報に関しては通信回線を介してアクセスが行われる
ため応答速度は犠牲になるが、共通情報の更新は1台の
情報交換用ゲートウェイが行うので、各サイトが保有す
る共通情報の同一性は確実に担保される。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、各地域においてデータベースを保有し、各地域で共
通の情報については通信回線を介して更新内容の授受を
行うことにより同一性を保つようにしたので、地理的に
離れて存在する各クライアントが十分な応答速度でデー
タベースのアクセスを行うことができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態である広域データ
ベース管理システムの構成を示す図である。
【図2】 同実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】 この発明の第2の実施形態である広域データ
ベース管理システムの構成を示す図である。
【図4】 この発明の第3の実施形態である広域データ
ベース管理システムの構成を示す図である。
【図5】 従来のデータベース管理システムの構成を示
す図である。
【図6】 従来のデータベース管理システムの構成を示
す図である。
【符号の説明】
1……通信回線、S−A,S−B…サイト、C−A,C
−B……端末装置、S−A,S−B……ファイルサー
バ、D−A,D−B……データベース、G−A,G−B
……情報交換ゲートウェイ(情報交換手段)、

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々複数の地域に分散して配置され、管
    轄地域内のクライアントを対象とした情報サービスを行
    う複数の地域内データベース管理システムを通信回線を
    介して接続してなる広域データベース管理システムであ
    って、 前記各地域内データベース管理システムが、当該地域の
    みで流通する地域内情報と、当該地域および他の地域で
    流通する共通情報とを格納したデータベースと、 前記データベースのアクセスを管理するファイルサーバ
    と、 前記クライアント及び当該他の地域内データベース管理
    システムの前記ファイルサーバに対するアクセスを中継
    する情報交換用ゲートウェイとを有し、 前記情報交換用ゲートウェイは、 当該地域内の前記クライアントからの情報更新要求を受
    け付けた場合には、前記ファイルサーバを介して前記デ
    ータベースの情報を更新し、その更新された情報が前記
    地域内情報ならば、処理を終了し、その更新された情報
    が前記共通情報ならば、当該共通情報が流通する地域を
    検知し、前記通信回線を介して該共通情報について同期
    が必要な管轄地域の前記情報交換用ゲートウェイに対し
    て、該共通情報の更新内容を示す更新情報を送信すると
    ともに、当該地域外の前記情報交換用ゲートウェイから
    更新情報を受け取った場合には、前記更新情報に基づい
    て前記データベース内の当該共通情報を更新する ことを
    特徴とする広域データベース管理システム。
  2. 【請求項2】 前記情報交換用ゲートウェイは、当該地
    域内のクライアントから共通情報の更新要求を受けて当
    該更新要求に対応した共通情報の更新を行う場合に、そ
    の更新が終了するまで他の地域内データベース管理シス
    テムの情報交換用ゲートウェイが当該共通情報について
    の他の更新要求を受け付けるのを禁止することを特徴と
    する請求項1記載の広域データベース管理システム。
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