JP3180607U - 折板移動装置およびこれを含む折板移動装置セット - Google Patents
折板移動装置およびこれを含む折板移動装置セット Download PDFInfo
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Abstract
【課題】仮設ステージに設置された成形機で成形された折板を少人数で施工場所に移動させることができる折板移動装置およびこれを含む折板移動装置セットを提供する。
【解決手段】折板移動装置3は、屋根材である折板Sをその長尺の方向に直交する方向に移動させるものである。折板移動装置は、細長い基台11と、基台の表面に固定され基台の長手方向に並ぶ複数の固定キャスターと、を有する。固定キャスターは、少なくとも第1のキャスター15及び車輪の径が第1のキャスターの車輪の径より大きな第2のキャスター17で構成される。折板移動装置3は、長手方向の一方の端側において一方の端側から他方の端側に第1のキャスター15及び第2のキャスター17がこの順に並んで配された導入部18を備える。又、折板移動装置3は、導入部よりも他方の端側に、第1のキャスター15が長手方向に複数並ぶ移送部20を備える。
【選択図】図4
【解決手段】折板移動装置3は、屋根材である折板Sをその長尺の方向に直交する方向に移動させるものである。折板移動装置は、細長い基台11と、基台の表面に固定され基台の長手方向に並ぶ複数の固定キャスターと、を有する。固定キャスターは、少なくとも第1のキャスター15及び車輪の径が第1のキャスターの車輪の径より大きな第2のキャスター17で構成される。折板移動装置3は、長手方向の一方の端側において一方の端側から他方の端側に第1のキャスター15及び第2のキャスター17がこの順に並んで配された導入部18を備える。又、折板移動装置3は、導入部よりも他方の端側に、第1のキャスター15が長手方向に複数並ぶ移送部20を備える。
【選択図】図4
Description
本考案は、工場、倉庫、体育館等の一辺が長い屋根の屋根材としてステージ成形(屋上成形)された折板を、施工場所まで移動させる折板移動装置およびこれを含む折板移動装置セットに関する。
従来、厚さ0.6〜1.2mmの細長い鋼板を断面形状が山形となるように成形した折板が、鉄骨造りの建物の屋根材として広く知られている。特にスパン(屋根の一辺)が大きな工場、倉庫、体育館等では、強度および経済性に優れ、それ自体につなぎ目の無いことから、折板が金属屋根の屋根材として多く用いられている。
折板は、必要な長さが、成形工場で製造後に一般道路を経由して搬送することが困難な程長い場合、施工現場においてコイル状の鋼板から成形機により成形加工される。
折板は、必要な長さが、成形工場で製造後に一般道路を経由して搬送することが困難な程長い場合、施工現場においてコイル状の鋼板から成形機により成形加工される。
このような施工現場における折板の成形加工は、通常地上で行われ、成形品である折板は、レッカーにより地上から吊り上げられて屋根葺きに使用される。
しかし、レッカーによる吊り上げ(荷揚)は、折板が長尺になるほど吊り上げに要するワイヤーの本数が増加してバランスをとるのが難しくなり、また長尺になるほど吊りしろ(ワイヤー長さ)が大きくなるので、より大型のレッカーを必要とする。そのため、吊り上げに問題がある長尺(例えば長さが100m)の折板を屋根材に使用する場合には、施工する建屋の軒先に合わせた高さの仮設ステージを設け、その上に成形機を設置して折板を成形加工することが行われている(ステージ成形、屋上成形)(非特許文献1)。
しかし、レッカーによる吊り上げ(荷揚)は、折板が長尺になるほど吊り上げに要するワイヤーの本数が増加してバランスをとるのが難しくなり、また長尺になるほど吊りしろ(ワイヤー長さ)が大きくなるので、より大型のレッカーを必要とする。そのため、吊り上げに問題がある長尺(例えば長さが100m)の折板を屋根材に使用する場合には、施工する建屋の軒先に合わせた高さの仮設ステージを設け、その上に成形機を設置して折板を成形加工することが行われている(ステージ成形、屋上成形)(非特許文献1)。
ステージ成形で製造された折板は、施工場所である隣接する建屋に向けて送り出され、送り出し方向に並ぶ複数の一輪車に載せられて、施工場所まで送られる。
この従来の方法である、成形機から送り出される折板を、それぞれ作業者が支える複数の一輪車で受け、一輪車の移動速度を揃えて施工場所まで折板を移動させる方法では、作業工数が増大し、足場板上の一輪車の移動における安全性に不安がある。
この従来の方法である、成形機から送り出される折板を、それぞれ作業者が支える複数の一輪車で受け、一輪車の移動速度を揃えて施工場所まで折板を移動させる方法では、作業工数が増大し、足場板上の一輪車の移動における安全性に不安がある。
これらの問題については、成形機により成形された折板を、折板受けローラおよび折板落下防止ローラを備えた複数の折板用成型ローラで受け、複数の折板屋根材搬送具に載せ換えた後、施工後の折板の上において折板屋根材搬送具を滑らせて、折板の長手方向に直交する方向に移動させる技術(特許文献1)により、解決が期待できる。
インターネット、折板の現場成形要領 屋根材、URL:http://www.tsukiboshi-shoji.co.jp/product_kansai9.html
特許文献1に提案された技術は、依然として折板屋根材搬送具ごとにその移動を作業者が行わねばならず、折板の搬送作業における工数の多さが問題である。
本考案は、上述の問題に鑑みてなされたもので、仮設ステージに設置された成形機で成形された折板を少人数で施工場所に移動させることができる折板移動装置およびこれを含む折板移動装置セットを提供することを目的とする。
本考案は、上述の問題に鑑みてなされたもので、仮設ステージに設置された成形機で成形された折板を少人数で施工場所に移動させることができる折板移動装置およびこれを含む折板移動装置セットを提供することを目的とする。
本考案に係る折板移動装置は、屋根材である折板をその長尺の方向に直交する方向に移動させるためのものである。
折板移動装置は、全体として細長い基台と、基台における一方の帯状の表面に固定され基台の長手方向に並ぶ複数の固定キャスターと、を有する。固定キャスターは、少なくとも第1のキャスターおよび車輪の径が第1のキャスターの車輪の径よりも大きな第2のキャスターの2種類で構成される。
折板移動装置は、全体として細長い基台と、基台における一方の帯状の表面に固定され基台の長手方向に並ぶ複数の固定キャスターと、を有する。固定キャスターは、少なくとも第1のキャスターおよび車輪の径が第1のキャスターの車輪の径よりも大きな第2のキャスターの2種類で構成される。
折板移動装置は、長手方向の一方の端側において一方の端側から他方の端側に第1のキャスターおよび第2のキャスターがこの順に並んで配された導入部を備える。また、折板移動装置は、導入部よりも他方の端側に、第1のキャスターが長手方向に複数並ぶ移送部をも備える。
本考案に係る他の折板移動装置は、固定キャスターは、少なくとも第1のキャスター、車輪の径が第1のキャスターの車輪の径よりも大きな第3のキャスター、および車輪の径が第3のキャスターの車輪の径よりも大きな第2のキャスターの3種類で構成される。
本考案に係る他の折板移動装置は、固定キャスターは、少なくとも第1のキャスター、車輪の径が第1のキャスターの車輪の径よりも大きな第3のキャスター、および車輪の径が第3のキャスターの車輪の径よりも大きな第2のキャスターの3種類で構成される。
この折板移動装置は、長手方向の一方の端側において一方の端側から他方の端側に第1のキャスター、第3のキャスターおよび第2のキャスターがこの順に並んで配された導入部、第2のキャスターに対して他方の端側に隣り合う第3のキャスターによる傾斜部、ならびに傾斜部に対して他方の端側に隣り合い、第1のキャスターが長手方向に複数並ぶ移送部を備える。
また、本考案に係る他の折板移動装置は、前述した傾斜部が、導入部に対して他方の端側に隣り合い、一方の端側から他方の端側に第2のキャスターおよび第3のキャスターがこの順に並んで配される。
本考案に係る折板移動装置セットは、上述したいずれかの折板移動装置と、屋根材である成形された折板を成形機から受け取る折板受け装置と、が組み合わされたものである。
本考案に係る折板移動装置セットは、上述したいずれかの折板移動装置と、屋根材である成形された折板を成形機から受け取る折板受け装置と、が組み合わされたものである。
折板受け装置は、その回転軸回りに回転可能な一対のローラと、このローラの回転軸を保持する台と、を備える。台は、複数の走行用のキャスターを備え「U」字形の帯状凹みを有するレール内を走行可能に形成される。一対のローラは、それぞれの回転軸の延長が台側で交差するように台に対して起立状態で配されており、一対のローラの一方は、台に着脱可能または台に対して姿勢変更が可能である。
好ましくは、台には、一対のローラに対して台側に位置しその回転軸またはその延長がローラのいずれの回転軸もしくはその延長に交差しまたはこれらとの直近距離が等しい第2のローラが回転可能に保持される。
本考案は、仮設ステージに設置された成形機で成形された折板を少人数で施工場所に移動させることができる折板移動装置およびこれを含む折板移動装置セットを提供することができる。
図1は建物の屋根における折板移動装置セット1の設置の様子を示す図、図2は折板受け装置2の平面図、図3は図2におけるA−A矢視断面図、図4は折板移動装置3の概要を示す図である。
図1において、一点鎖線B−Bの上方は平面図、下方は施工後の連結された折板S,…,Sを水平方向から見た図である。また、図4(a)は折板移動装置3の平面図、図4(b)は折板移動装置3の正面図、図5は折板移動装置3における下流端部13近傍の斜視図である。
図1において、一点鎖線B−Bの上方は平面図、下方は施工後の連結された折板S,…,Sを水平方向から見た図である。また、図4(a)は折板移動装置3の平面図、図4(b)は折板移動装置3の正面図、図5は折板移動装置3における下流端部13近傍の斜視図である。
折板移動装置セット1は、折板受け装置2および折板移動装置3からなる。
折板受け装置2は、屋根材である折板Sを取り付ける屋根上に配されて、仮設ステージに設置された成形機により成形された折板Sを、最初にかつ直接に受け入れる装置である
。折板受け装置2は、台車21、ベース22、折板受部23等からなる。
台車21は、台部24および4つの固定キャスター25で形成される。台部24は、断面形状「L」字形の4本のアングルを4辺とし四隅が溶接により接合され、全体として矩形に形成されている。矩形である台部24の短辺における両端付近には、固定キャスター25,25,25,25が取り付けられている。固定キャスター25の各車軸は、矩形の台部24の長辺に平行であり、台部24の短辺の両端付近の固定キャスター25の車輪33は、短辺が伸びた方向から見た(図2,3における横方向一方から他方を見た)ときに、重なるように取り付けられている。
折板受け装置2は、屋根材である折板Sを取り付ける屋根上に配されて、仮設ステージに設置された成形機により成形された折板Sを、最初にかつ直接に受け入れる装置である
。折板受け装置2は、台車21、ベース22、折板受部23等からなる。
台車21は、台部24および4つの固定キャスター25で形成される。台部24は、断面形状「L」字形の4本のアングルを4辺とし四隅が溶接により接合され、全体として矩形に形成されている。矩形である台部24の短辺における両端付近には、固定キャスター25,25,25,25が取り付けられている。固定キャスター25の各車軸は、矩形の台部24の長辺に平行であり、台部24の短辺の両端付近の固定キャスター25の車輪33は、短辺が伸びた方向から見た(図2,3における横方向一方から他方を見た)ときに、重なるように取り付けられている。
ベース22は、台部24の対向する2つの長辺におけるその中央付近同士を連結する。ベース22は、断面形状が「コ」字形であり、開放部分が下となるように台部24に溶接により固定されている。
折板受部23は、いずれも断面が円形である、長尺ローラ26、長尺ローラ26に比べて短い同一形状の2つの短尺ローラ27a,27bを有する。長尺ローラ26および短尺ローラ27a,27bの径は略同じである。
折板受部23は、いずれも断面が円形である、長尺ローラ26、長尺ローラ26に比べて短い同一形状の2つの短尺ローラ27a,27bを有する。長尺ローラ26および短尺ローラ27a,27bの径は略同じである。
長尺ローラ26は、その回転軸を台部24の短辺に平行にかつ長辺に直交させて、回転可能にベース22に支持されている。長尺ローラ26は、その長さが、折板受け装置2の搬送対象である折板Sの下方幅W1(図1参照)よりも大きい。但し、長尺ローラ26の長さを折板Sの下方幅W1より小さくしても、折板Sを下方で保持するというその機能は十分発揮される。
短尺ローラ27a,27bは、それぞれの回転軸が、下方ほど互いに近づく様に、台部24の長辺に直交する平面内において水平面に対して互いに逆側に同一傾斜角度αで傾斜しながら起立する。この傾斜角度αは、折板受け装置2の移送対象である折板Sの傾斜角度αに略等しい(図1参照)。
短尺ローラ27a,27bは、長尺ローラ26との関係では、これらの回転軸の台部24側の延長線が正面視(図3)において長尺ローラ26の回転軸と交差し(図3のP3,P4)、短尺ローラ27a,27bのそれぞれの回転軸と長尺ローラ26の回転軸とは、その直近距離(正面視において交差する部分の実際の距離)が等しい。長尺ローラ26の長さを折板Sの下方幅W1より小さくした場合には、短尺ローラ27a,27bのそれぞれの回転軸と長尺ローラ26の回転軸とが交差させることができる。
短尺ローラ27a,27bは、長尺ローラ26との関係では、これらの回転軸の台部24側の延長線が正面視(図3)において長尺ローラ26の回転軸と交差し(図3のP3,P4)、短尺ローラ27a,27bのそれぞれの回転軸と長尺ローラ26の回転軸とは、その直近距離(正面視において交差する部分の実際の距離)が等しい。長尺ローラ26の長さを折板Sの下方幅W1より小さくした場合には、短尺ローラ27a,27bのそれぞれの回転軸と長尺ローラ26の回転軸とが交差させることができる。
短尺ローラ27a,27bは、その全部または大半が長尺ローラ26よりも上に位置する。短尺ローラ27a,27bのそれぞれの周面における他方に直近の母線または母線の延長線(C−C,D−D)と長尺ローラ26の周面の最上の母線とが交わる点(P1,P2)同士の距離は、折板Sの下方幅W1に等しいか、または若干大きい。
一方の短尺ローラ27aの回転軸は、ベース22に固定されたアングル等に固定されて、短尺ローラ27aは、この回転軸回りに回転する。
一方の短尺ローラ27aの回転軸は、ベース22に固定されたアングル等に固定されて、短尺ローラ27aは、この回転軸回りに回転する。
これに対し、他方の短尺ローラ27bは、回転軸28回りに回転可能であるうえに、回転軸28ごとベース22から取り外し可能である。回転軸28は、短尺ローラ27bの軸心を貫通し、軸心の両端で、短尺ローラ27bから抜け出ないように抜け防止具36,36に一体化されている。そして、回転軸28は、短尺ローラ27bの一方の端面(図3における下方の端面)からさらに外方に伸びている。
回転軸28における短尺ローラ27bの一方の端面から外方に伸びた部分は、ベース22に溶接により固定された回転軸保持部29に、着脱可能に保持される。回転軸保持部29は、断面が円形の保持孔30を有し、短尺ローラ27bは、回転軸28における外方に伸びた部分が保持孔30に嵌め入れられて回転軸保持部29に保持される。
矩形の台部24における着脱不能な短尺ローラ27a側の長辺には、断面が正方形であって上端が開口し底を備えた筒状のハンドル嵌入部31,31が、離れた2箇所に設けられている。ハンドル嵌入部31,31には、全体が「U」字形に曲げられた円管によるハンドルの両端が嵌め入れられる。
矩形の台部24における着脱不能な短尺ローラ27a側の長辺には、断面が正方形であって上端が開口し底を備えた筒状のハンドル嵌入部31,31が、離れた2箇所に設けられている。ハンドル嵌入部31,31には、全体が「U」字形に曲げられた円管によるハンドルの両端が嵌め入れられる。
台部24は、ベース22の両側でその矩形の長辺間に渡されたアングル32,32で補強されている。
図4を参照して、折板移動装置3は、基台11、搬送部12および下流端部13からなる。
折板移動装置3は、折板受け装置2が搬送した折板Sを受け取り、施工場所により近くまで折板Sを移動させる装置である。
図4を参照して、折板移動装置3は、基台11、搬送部12および下流端部13からなる。
折板移動装置3は、折板受け装置2が搬送した折板Sを受け取り、施工場所により近くまで折板Sを移動させる装置である。
基台11は、帯状の厚板であり、木材で形成される。基台11は、例えばその長さが屋根材である折板Sの幅の略4倍であり、その幅は長さの略10%である。幅が略500mmの折板Sの移動に用いられる折板移動装置3は、その長さが略2000mm、幅が略200mmである。なお、基台11は、強度を有し軽量な他の材料、例えばアルミ材を枠状としたものでもよい。
搬送部12は、2つの第1キャスター14、第1キャスター14よりも車輪の径が大きな多数の第2キャスター15、第2キャスター15よりも車輪の径が大きな6つの第3キャスター16、および第3キャスター16よりも車輪の径が大きな4つの第4キャスター17からなる。第1〜4キャスター14〜17は、いずれも回転軸の方向が変化しない固定キャスターである。
搬送部12における第1〜4キャスター14〜17は、それぞれの回転軸を平行にして基板の長手方向に並ぶ2つの列を形成して、基台11の一方の面に固定されている。
以下、2つの列で構成される搬送部12における第1〜4キャスター14〜17の並びについて説明する。
搬送部12は、基台11の長手方向について一端(図4における左端)側から他端側に向けて導入部18、傾斜部19および移送部20に分けられる。
以下、2つの列で構成される搬送部12における第1〜4キャスター14〜17の並びについて説明する。
搬送部12は、基台11の長手方向について一端(図4における左端)側から他端側に向けて導入部18、傾斜部19および移送部20に分けられる。
導入部18は、基台11の一方の端を起点とする、長手方向内方に基台11の長さの略20%を占める範囲である。導入部18の長手方向における範囲(長さ)は、移動対象である折板Sの幅W2の75〜150%とするのが好ましい。ここで導入部18の「範囲」とは、長手方向における一方の端の固定キャスター(第1キャスター14)の車軸と他方の端の固定キャスター(第4キャスター17)の車軸との距離をいう。
導入部18は、2つの列のいずれもが、基台11の端から内方に向け、第1キャスター14、第2キャスター15、第3キャスター16、第4キャスター17が1つずつこの順に並ぶ。また、2つの列は、基台11を幅方向に二分する面について面対称である。つまり、導入部18は、基台11の端から内方に向けて、車輪の径が徐々に大きくなるように第1〜4キャスター14〜17が幅方向に対になって配されている。
第1〜4キャスター14〜17の回転軸は、車輪の径の大きさに応じて基台11から離れている。そのため、導入部18は、第3キャスター16に近い第4キャスター17の車輪、および第1キャスター14の車輪のいずれにも接する仮想平面が、第1キャスター14側よりも第4キャスター17側で基台11からより離れており、この仮想平面が基台11の表面となす角度β(図4(b))は、略4〜8度である。各列における第1〜4キャスター14〜17は、常に隣り合う車輪の車軸の距離が、折板Sの下方幅W1以下となるように配される。
傾斜部19は、導入部18側から内方に拡がる、基台11の長さの15〜20%を占める範囲である。傾斜部19は、導入部18側から内方に順に並ぶ第4キャスター17、2つの第3キャスター16,16による列2つで形成される。各列における第4キャスター17,17および内方側の第3キャスター16,16は、互いの車軸が同一線上となるように基台11の幅方向に並ぶ。各列の中央の第3キャスター16,16は、一方が他方に対して基台11の長手方向の異なる位置(長手方向にずれた位置)に配されている。傾斜部19は、各キャスター16,17の配置が、列に関わらず、長手方向に隣り合う2つの車輪の車軸の距離が、折板Sの下方幅W1以下となるように配置される。
傾斜部19の範囲、すなわち長手方向に占める長さは、移動対象である折板Sの幅W2の75〜100%とするのが好ましい。「範囲(長さ)」の意は、導入部18におけるものと同じである。傾斜部19は、第4キャスター17の車輪および移送部20側の第3キャスター16の車輪のいずれにも接する仮想平面と基台11の表面との角度γ(図4(b))が、4〜6度に設定される。
移送部20は、2列に並ぶ多数の第2キャスター15で構成される。各列の第2キャスター15は、傾斜部19側から基台11の他方の端(図4における右端)近くまで、基台11の長手方向に等間隔かつ千鳥状に並ぶ。下流端部13側の端近傍では、各列2つの第2キャスター15,15が、(千鳥状でなく)基板の幅方向に不規則に配されている。隣り合う第2キャスター15,15の間隔は、列の異同を問わず長手方向に並ぶいずれか3つの車輪の車軸が、折板Sの下方幅W1内に収まるように決定される。
導入部18、傾斜部19および移送部20における第1〜4キャスター14〜17の2列の並びは、各列について、基台11の一端側から他端側に直線状につながっている。
図5を参照して、下流端部13は、基台11の移送部20側端面から外方に拡がる板状の係止部35を有する。下流端部13は、アングルにより形成される。
次に、屋根施工時における折板移動装置セット1による折板Sの移動(搬送)について説明する。
図5を参照して、下流端部13は、基台11の移送部20側端面から外方に拡がる板状の係止部35を有する。下流端部13は、アングルにより形成される。
次に、屋根施工時における折板移動装置セット1による折板Sの移動(搬送)について説明する。
図6は折板受け装置2用のレール保持具4の概要を示す図、図7は折板受け装置2の設置の様子を示す図、図8は折板移動装置3の設置の様子を示す図である。図6において、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図および(d)は裏面図である。
折板移動装置セット1は、屋根材である折板Sの長さに応じて、並列に複数が用いられる(図1)。
折板移動装置セット1は、屋根材である折板Sの長さに応じて、並列に複数が用いられる(図1)。
折板受け装置2は、仮設ステージに設置された成形機から送り出され所定の長さに切断された折板Sを受け、施工場所近くまでこれを移動させる装置である。折板受け装置2は、複数のレール保持具4,4が保持する2本のレール上を走行する。
以下、折板受け装置2の走行レールについて説明する。
図6を参照して、レール保持具4は、一対のレール保持部41,41、支持部42および一対の取付部43,43からなる。
以下、折板受け装置2の走行レールについて説明する。
図6を参照して、レール保持具4は、一対のレール保持部41,41、支持部42および一対の取付部43,43からなる。
レール保持部41は、金属の板材がプレス加工されて形成され、断面形状が「U」字形で長さが略200mmである。
支持部42は、所定の長さのアングルである。支持部42における断面「L」字形を形成する一方の表面には、一対のレール保持部41,41が、所定の間隔で互いに平行にかつ支持部42に直交させて固着されている。
支持部42は、所定の長さのアングルである。支持部42における断面「L」字形を形成する一方の表面には、一対のレール保持部41,41が、所定の間隔で互いに平行にかつ支持部42に直交させて固着されている。
取付部43は、板材により断面形状「C」字形に折り曲げられたものであり、支持部42の両端に溶接によって一体化されている。
図1および図7を参照して、レール保持具4は、施工後の折板S,Sの連結部分に取り付けられる。図7における符合6は建物における屋根の梁である。レール保持具4は、取付部43の開口からその「C」字の内部に折板S,Sの連結部分を収容させ、取付部43の雌ねじ穴44(図6(a),(b)参照)に螺合するナット45を締め付けることで、折板S,Sの連結部分に固定される。
図1および図7を参照して、レール保持具4は、施工後の折板S,Sの連結部分に取り付けられる。図7における符合6は建物における屋根の梁である。レール保持具4は、取付部43の開口からその「C」字の内部に折板S,Sの連結部分を収容させ、取付部43の雌ねじ穴44(図6(a),(b)参照)に螺合するナット45を締め付けることで、折板S,Sの連結部分に固定される。
レール保持具4は、一つの折板受け装置2について少なくとも2つ使用され、そのレール保持部41,41の「U」字形の帯状凹みに、断面形状が「U」字形の走行路51を備えたレール5が嵌め入れられ、走行レールが形成される。
さて、折板受け装置2は、走行レールの一方の端において、仮設ステージの成形機で成形された折板Sを受け入れ(図7の符合2a)、走行レールの他方の端、つまり折板Sの施工場所の近くまで作業者によって移動される(図7の符合2b)。屋根には、折板Sの長さに応じた数の走行レール(一対のレール5,5)が、略等間隔に平行に設置される。なお、レール5,5の両端には、走行レールからの折板受け装置2の脱落を防止するためのストッパーが設けられている。
さて、折板受け装置2は、走行レールの一方の端において、仮設ステージの成形機で成形された折板Sを受け入れ(図7の符合2a)、走行レールの他方の端、つまり折板Sの施工場所の近くまで作業者によって移動される(図7の符合2b)。屋根には、折板Sの長さに応じた数の走行レール(一対のレール5,5)が、略等間隔に平行に設置される。なお、レール5,5の両端には、走行レールからの折板受け装置2の脱落を防止するためのストッパーが設けられている。
折板受け装置2は、搬送先である移動端で、短尺ローラ27bが回転軸保持部29から抜き出され分離される。この作業は、折板Sの長手方向に並ぶ全ての折板受け装置2について行われる。この作業により、折板Sは、折板受け装置2から取り出し可能となり、折板受け装置2の移動端と施工場所との間に設置された折板移動装置3に移される。
折板受け装置2は、レール5における断面形状が「U」字形の走行路51を固定キャスター25,25の車輪33,33が転動することにより、安定して真っ直ぐに移動する。
そのため、折板受け装置2による長尺の折板Sの搬送において、折板受け装置2ごとに作業者を必要とせず、例えば1列に並ぶ10台の折板受け装置2を使用する折板Sの移動の場合には、両端の2台および内方の1〜2台に搬送のための作業者を割り当てれば足りる。折板受け装置2は、長尺の折板Sの搬送を従来に比べ少ない作業者で行うことができる。
折板受け装置2は、レール5における断面形状が「U」字形の走行路51を固定キャスター25,25の車輪33,33が転動することにより、安定して真っ直ぐに移動する。
そのため、折板受け装置2による長尺の折板Sの搬送において、折板受け装置2ごとに作業者を必要とせず、例えば1列に並ぶ10台の折板受け装置2を使用する折板Sの移動の場合には、両端の2台および内方の1〜2台に搬送のための作業者を割り当てれば足りる。折板受け装置2は、長尺の折板Sの搬送を従来に比べ少ない作業者で行うことができる。
以下、折板移動装置3について説明する。
図8を参照して、折板移動装置3は、下流端部13における係止部35が、より施工場所に近い施工後の折板Sa,Saの連結部分に載せられ、導入部18側の端近傍が、折板Sb,Sbの隣り合う2つの接合部分に置かれた架台7に載せられる。架台7は、折板移動装置3の導入部18における第1キャスター14の車輪および第4キャスター17の車輪のいずれにも接する仮想平面が水平(図8のH−H線)となるように、その高さが決められる。
図8を参照して、折板移動装置3は、下流端部13における係止部35が、より施工場所に近い施工後の折板Sa,Saの連結部分に載せられ、導入部18側の端近傍が、折板Sb,Sbの隣り合う2つの接合部分に置かれた架台7に載せられる。架台7は、折板移動装置3の導入部18における第1キャスター14の車輪および第4キャスター17の車輪のいずれにも接する仮想平面が水平(図8のH−H線)となるように、その高さが決められる。
折板受け装置2で運ばれた折板Sは、その移動端(図1、図7におけるレール5,5の右端)で折板移動装置3に載せ替えられる。
載せ替えられた折板S1は、架台7に載せられたことにより水平となった導入部18で載せ替え時の動きが止められ(折板S1)、その後傾斜部19を通過することで僅かに移動の勢いが付与され(折板S2)、作業者により安全かつ適度な移動速度に調整されて移送部20を移動する。移送部20の端まで移動した折板S3は、下流端部13を保持する折板Sa,Saの連結部分とタイトフレーム8における梁6の直近部分とにかけ渡されたすべり板9(図5参照)を経て、施工場所まで移動される。
載せ替えられた折板S1は、架台7に載せられたことにより水平となった導入部18で載せ替え時の動きが止められ(折板S1)、その後傾斜部19を通過することで僅かに移動の勢いが付与され(折板S2)、作業者により安全かつ適度な移動速度に調整されて移送部20を移動する。移送部20の端まで移動した折板S3は、下流端部13を保持する折板Sa,Saの連結部分とタイトフレーム8における梁6の直近部分とにかけ渡されたすべり板9(図5参照)を経て、施工場所まで移動される。
折板移動装置3は、それ自体が移動せず、基台11に取り付けられた第1〜4キャスター14〜17の車輪の上を折板Sが移動する。この折板Sの移動においては、作業者は折板Sの移動速度が速くなりすぎないように、かつ折板Sの両端で移動速度が異ならないように留意すれば足りる。折板移動装置3は、その設置台数に比べて少ない数の作業者で折板Sの移動を行うことができる。
上述した折板受け装置2における一方の短尺ローラ27bをベース22から取り外し可能とせず、例えば蝶番でベース22と連結することにより、折板受け装置2の移動端において折板Sの折板移動装置3への積み替えに邪魔にならない程度に傾斜可能としてもよい。折板受け装置2において長尺ローラ26を複数設けてもよく、短尺ローラ27a,27bを複数組設けてもよい。
また、折板受け装置2に長尺ローラ26を設けず、折板を一対または複数対の短尺ローラ27a,27bのみで支えるようにすることができる。
上述した折板移動装置3は、搬送部12を固定キャスター(第1〜4キャスター14〜17)の並び2列で形成したが、装置の軽量化を図るために固定キャスターの並びを1列としてもよい。第1〜4キャスター14〜17のそれぞれの数は、上述した作用効果を奏する範囲内で任意に変更することができる。また、折板移動装置3に用いる固定キャスターを、上記のような4種類の異なる径の大きさの車輪を有するものではなく、例えば車輪の径の大きさの異なる2種類の固定キャスター、または5種類の固定キャスターとすることができる。車輪の大きさの異なる2種類の固定キャスターで折板移動装置を構成する場合には、導入部における基台11の端側に車輪の小さな固定キャスターを配置し、この長手方向内方に車輪の大きな固定キャスターを配置する。そして、傾斜部では導入部と逆の順に大小の径の車輪の固定キャスターを並べ、移送部には径の小さな車輪の固定キャスターを、基台11の長手方向に並べる。または、導入部として基台11の端側に車輪の小さな固定キャスター、その内方に車輪の小さな固定キャスターを配置し、傾斜部を設けないで、車輪の小さな固定キャスターを基台11の長手方向に並べた移送部を導入部に直接に配してもよい。
上述した折板移動装置3は、搬送部12を固定キャスター(第1〜4キャスター14〜17)の並び2列で形成したが、装置の軽量化を図るために固定キャスターの並びを1列としてもよい。第1〜4キャスター14〜17のそれぞれの数は、上述した作用効果を奏する範囲内で任意に変更することができる。また、折板移動装置3に用いる固定キャスターを、上記のような4種類の異なる径の大きさの車輪を有するものではなく、例えば車輪の径の大きさの異なる2種類の固定キャスター、または5種類の固定キャスターとすることができる。車輪の大きさの異なる2種類の固定キャスターで折板移動装置を構成する場合には、導入部における基台11の端側に車輪の小さな固定キャスターを配置し、この長手方向内方に車輪の大きな固定キャスターを配置する。そして、傾斜部では導入部と逆の順に大小の径の車輪の固定キャスターを並べ、移送部には径の小さな車輪の固定キャスターを、基台11の長手方向に並べる。または、導入部として基台11の端側に車輪の小さな固定キャスター、その内方に車輪の小さな固定キャスターを配置し、傾斜部を設けないで、車輪の小さな固定キャスターを基台11の長手方向に並べた移送部を導入部に直接に配してもよい。
折板移動装置3は、固定キャスター(第1〜4キャスター14〜17)の各車軸が平行であり、基板の長手方向に隣り合う固定キャスターの車軸の距離が所定以下であれば、基台11の長手方向に一線上に並ぶのではなく乱れた並びであってもよい。
その他、折板受け装置2、および折板移動装置3の各構成または全体の構造、形状、寸
法、個数、材質などは、本考案の趣旨に沿って適宜変更することができる。
その他、折板受け装置2、および折板移動装置3の各構成または全体の構造、形状、寸
法、個数、材質などは、本考案の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本考案は、工場、倉庫、体育館等の一辺が長い屋根の屋根材としてステージ成形(屋上成形)された折板を、施工場所まで移動させる作業に利用することができる。
1 折板移動装置セット
2 折板受け装置
3 折板移動装置
11 基台
14 第1キャスター
15 第2キャスター(第1のキャスター)
16 第3キャスター(第3のキャスター)
17 第4キャスター(第2のキャスター)
18 導入部
19 傾斜部
20 移送部
22 ベース(台)
24 台部(台)
26 長尺ローラ(第2のローラ)
27a,27b 短尺ローラ(ローラ)
2 折板受け装置
3 折板移動装置
11 基台
14 第1キャスター
15 第2キャスター(第1のキャスター)
16 第3キャスター(第3のキャスター)
17 第4キャスター(第2のキャスター)
18 導入部
19 傾斜部
20 移送部
22 ベース(台)
24 台部(台)
26 長尺ローラ(第2のローラ)
27a,27b 短尺ローラ(ローラ)
Claims (6)
- 屋根材である折板をその長尺の方向に直交する方向に移動させる折板移動装置であって、
全体として細長い基台と、
前記基台における一方の帯状の表面に固定され前記基台の長手方向に並ぶ複数の固定キャスターと、を有し、
前記固定キャスターは、少なくとも第1のキャスターおよび車輪の径が前記第1のキャスターの車輪の径よりも大きな第2のキャスターの2種類で構成され、
前記長手方向の一方の端側において前記一方の端側から他方の端側に前記第1のキャスターおよび前記第2のキャスターがこの順に並んで配された導入部と、
前記導入部よりも前記他方の端側に、前記第1のキャスターが前記長手方向に複数並ぶ移送部と、を備えた
ことを特徴とする折板移動装置。 - 屋根材である折板をその長尺の方向に直交する方向に移動させる折板移動装置であって、
全体として細長い基台と、
前記基台における一方の帯状の表面に固定され前記基台の長手方向に並ぶ複数の固定キャスターと、を有し、
前記固定キャスターは、少なくとも第1のキャスター、車輪の径が前記第1のキャスターの車輪の径よりも大きな第3のキャスター、および車輪の径が前記第3のキャスターの車輪の径よりも大きな第2のキャスターの3種類で構成され、
前記長手方向の一方の端側において前記一方の端側から他方の端側に前記第1のキャスター、前記第3のキャスターおよび前記第2のキャスターがこの順に並んで配された導入部と、
前記第2のキャスターに対して前記他方の端側に隣り合う前記第3のキャスターによる傾斜部と、
前記傾斜部に対して前記他方の端側に隣り合い、前記第1のキャスターが前記長手方向に複数並ぶ移送部と、を備えた
ことを特徴とする折板移動装置。 - 屋根材である折板をその長尺の方向に直交する方向に移動させる折板移動装置であって、
全体として細長い基台と、
前記基台における一方の帯状の表面に固定され前記基台の長手方向に並ぶ複数の固定キャスターと、を有し、
前記固定キャスターは、少なくとも第1のキャスター、車輪の径が前記第1のキャスターの車輪の径よりも大きな第3のキャスター、および車輪の径が前記第3のキャスターの車輪の径よりも大きな第2のキャスターの3種類で構成され、
前記長手方向の一方の端側において前記一方の端側から他方の端側に前記第1のキャスター、前記第3のキャスターおよび前記第2のキャスターがこの順に並んで配された導入部と、
前記導入部に対して前記他方の端側に隣り合い、前記一方の端側から他方の端側に前記第2のキャスターおよび前記第3のキャスターがこの順に並んで配された傾斜部と、
前記傾斜部に対して前記他方の端側に隣り合い、前記第1のキャスターが前記長手方向に複数並ぶ移送部と、を備えた
ことを特徴とする折板移動装置。 - 前記複数の固定キャスターが、前記基台の長手方向に2列に並ぶ
請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の折板移動装置。 - 屋根材である成形された折板を成形機から受け取る折板受け装置と、
請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の折板移動装置と、により構成され、
前記折板受け装置は、
その回転軸回りに回転可能な一対のローラと、
前記ローラの回転軸を保持する台と、を備え、
前記一対のローラは、それぞれの回転軸の延長が前記台側で交差するように前記台に対して起立状態で配されており、
前記台は、複数の走行用のキャスターを備え「U」字形の帯状凹みを有するレール内を走行可能に形成され、
前記一対のローラの一方が前記台に着脱可能または前記台に対して姿勢変更が可能な
ことを特徴とする折板移動装置セット。 - 前記台には、前記一対のローラに対して前記台側に位置しその回転軸またはその延長が前記ローラのいずれの回転軸もしくはその延長に交差しまたはこれらとの直近距離が等しい第2のローラが回転可能に保持された
請求項5に記載の折板移動装置セット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012006269U JP3180607U (ja) | 2012-10-15 | 2012-10-15 | 折板移動装置およびこれを含む折板移動装置セット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012006269U JP3180607U (ja) | 2012-10-15 | 2012-10-15 | 折板移動装置およびこれを含む折板移動装置セット |
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JP (1) | JP3180607U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015059348A (ja) * | 2013-09-19 | 2015-03-30 | 三晃金属工業株式会社 | 折板搬送受具 |
JP2019183616A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-24 | 株式会社長谷川工業所 | 折板屋根材運搬装置並びに折板屋根葺設工法 |
-
2012
- 2012-10-15 JP JP2012006269U patent/JP3180607U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2015059348A (ja) * | 2013-09-19 | 2015-03-30 | 三晃金属工業株式会社 | 折板搬送受具 |
JP2019183616A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-24 | 株式会社長谷川工業所 | 折板屋根材運搬装置並びに折板屋根葺設工法 |
JP7199909B2 (ja) | 2018-03-30 | 2023-01-06 | 株式会社長谷川工業所 | 折板屋根材運搬装置並びに二重折板葺屋根の葺設工法 |
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